JPH07334569A - 工程管理装置及び工程管理方法 - Google Patents

工程管理装置及び工程管理方法

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JPH07334569A
JPH07334569A JP12763694A JP12763694A JPH07334569A JP H07334569 A JPH07334569 A JP H07334569A JP 12763694 A JP12763694 A JP 12763694A JP 12763694 A JP12763694 A JP 12763694A JP H07334569 A JPH07334569 A JP H07334569A
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JP
Japan
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process control
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bar code
product
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Application number
JP12763694A
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English (en)
Inventor
Yutaka Noguchi
野口  裕
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/30Computing systems specially adapted for manufacturing

Abstract

(57)【要約】 【目的】 工業製品を発注、製造、納品まで一貫して管
理する工程管理装置及び工程管理方法に関し、安価に、
かつ、容易に管理が行なえる工程管理装置及び工程管理
方法を提供することを目的とする。 【構成】 営業所のコンピュータ22により契約書21
に基づいた発注情報を収容してなる2次元バーコード2
3aが印刷された発注書23を発行し、工場に郵送し、
工場のコンピュータ32〜36では発注書23に印刷さ
れた2次元バーコード23aを読み込むことにより必要
とする情報を獲得し、製造仕様書33,35、及び出荷
書類37を作成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は工程管理装置及び工程管
理方法に係り、特に工業製品を発注、製造、納品まで一
貫して管理する工程管理装置及び工程管理方法に関す
る。
【0002】近年、工業製品の多様化に伴ない、同一製
造ラインで多種の製品が製造できるようになっている。
しかしながら同一の製造ラインで多種の製品を製造する
場合においては夫々の製品の工程管理を確実に行なう必
要がある。
【0003】製品の工程管理を確実に行なうにはオンラ
イン化されたコンピュータ装置を導入する必要があり、
高価なものになってしまう傾向にある。
【0004】そこで、安価で、かつ、容易にかつ確実に
製品を管理できる装置及び方法が望まれている。
【0005】
【従来の技術】図11に従来の自動車の発注から納品ま
での流れ図を示す。まず、発注する自動車の車種、色、
オプション、納期等の製品の発注情報は書面40に書き
込まれる。
【0006】次に書面40に書き込まれた発注情報を営
業所に設置された発注管理用コンピュータ41に読み込
ませる。発注管理用コンピュータ41は発注した自動車
の発注情報や納品スケジュールを予め決められた発注用
の所定のフォーマットで記憶しておき、発注した自動車
の管理を行なう。このとき、発注情報はディスプレイ4
1a上に表示されたフォーマットを見ながらキーボード
41bを操作することにより入力される。
【0007】発注管理用コンピュータ41に入力された
発注情報はプリンタ41cより発注書42として出力さ
れ、工場へ郵送されるか、電話回線を介して工場に設置
された製造管理用コンピュータ43に入力される。
【0008】工場では発注書42が郵送されてくる場合
に発注書に記載された発注情報を製造管理用コンピュー
タ43にキーボード等により入力し、編集して製造工程
で認識しやすい製造仕様書44を作成する。
【0009】製造仕様書44は製造工程に送られ、各工
程では製造仕様書44に基づいて作業を行なう製品45
を製造する。
【0010】工場では製品が完成すると製造仕様書44
に基づいて出荷書類46を作成し、製品45と共に営業
所に搬送する。
【0011】営業所では製品45が搬送されると出荷書
類46を営業所の発注管理用コンピュータ41の情報と
照合して納品スケジュールの確認や製品の仕様の確認を
行なうと共に、納品スケジュールから納品された製品4
5のスケジュールの消去を行なう。また、同時に納品書
の作成を行なう。
【0012】このとき、仕様等の確認は営業マンが出荷
書類とコンピュータ41の画面を見ながら行っていた。
【0013】また、従来より各製品を識別するための識
別情報を一次元のバーコードに変換して用い製造管理を
行なうものもあった。以上のようなバーコード化された
識別情報により製品管理を行なう場合には、各製造工程
に発注書の情報が記載されたホスト装置にオンライン接
続されたコンピュータ及びバーコード読取装置を設けて
おき、各製品に取り付けられた一次元バーコードをバー
コード読取装置により読み取り、コンピュータによりバ
ーコード読取装置により読み取った識別情報に基づいて
ホスト装置から各工程で必要となるデータを送ってもら
い、コンピュータを出力することにより製品管理を行っ
ていた。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、従来の工業
製品の発注、製造工程、納品などの管理は書面で行われ
ていたため、営業マンが顧客の購入する製品の「型
名」,「色」,「オプション」,「納期」などの発注情
報を書面にして工場に発注を行う場合には、工場での指
示書を作成するために工程管理用コンピュータへの再入
力の作業が発生すると共に、このときに入力ミスが発生
しやすい等の問題点があった。
【0015】また、発注情報を営業所のコンピュータよ
りオンラインで直接、工場のコンピュータに入力する場
合には、営業所及び工場のコンピュータ間の通信に高価
な設備が必要となるため、コスト上昇を招く等の問題点
があった。
【0016】さらに、従来は工場の各工程では、製造仕
様を文書で各工程に指示していたため、書類の管理作業
が発生し、非能率的であり、また、この指示作業をオン
ラインで直接、各工程の端末から出力する場合や、バー
コード化された識別情報に応じてファイル装置より作業
指示を読み出す場合には、LAN通信などの設備が必要
になり、コスト上昇を招く等の問題点があった。特に従
来のバーコードは数字がたかだか10数桁記録できるに
すぎず、コード化されたデータをもとにファイルを検索
して情報を得る必要があった。そのため工程管理装置
は、ファイル装置に接続される必要がある。
【0017】本発明は上記の点に鑑みてなされたもの
で、比較的簡単な構成で、工業製品の発注、製造、納品
の管理が行える製品管理方法を提供することを目的とす
る。
【0018】
【課題を解決するための手段】図1に本発明の原理構成
図を示す。同図中、製品の製造、あるいは流通の各工程
に設置され、工程管理を行なう工程管理装置において、
入力手段1は、工程管理情報が入力される。
【0019】バーコード読取手段2は、工程管理情報が
コード化されたバーコードを読み取る。
【0020】バーコード変換手段3は、前記バーコード
読取手段より読み取られたバーコードデータを、文字情
報に変換する。
【0021】表示手段4は、前記文字情報を表示する。
【0022】更新手段5は、前記入力手段または前記バ
ーコード読取手段3により入力された情報に基づき、工
程管理情報を更新する。
【0023】情報変換手段6は、少なくとも前記更新手
段により更新された工程管理情報をバーコードデータに
変換する。
【0024】印字手段7は、少なくとも前記情報変換手
段6によりバーコード化された工程管理情報が印字され
た工程管理票を出力する。
【0025】請求項2は編集手段8を備え、前記更新手
段5により更新された情報を含む工程管理情報を、所定
のフォーマットに編集する。
【0026】前記印字手段7により、前記情報変換手段
によりバーコード化された工程管理情報とともに、前記
編集手段8により編集された工程管理情報が印字された
工程管理票を出力させる。
【0027】請求項3は前記バーコード読取手段2によ
り二次元バーコードを読み取り、前記変換手段6は、前
記工程管理情報を二次元バーコードデータに変換する。
【0028】
【作用】請求項1によれば、工程管理情報がバーコード
化された工程管理票に基づいて工程管理を行なうことが
でき、各工程では工程管理票に記載されたバーコードを
バーコード読取手段に読み取ることにより工程管理情報
を得ることができるため、工程管理情報は一度入力して
しまえば、再入力する必要がなくなり、該入力を減少さ
せることができると共に、オンライン等が不要のため、
安価に現実できる。
【0029】請求項2によれば、バーコード読取手段で
読み取った工程管理情報を編集手段により編集し、印字
出力することができるため、各工程で扱いやすいフォー
マットに編集することができ、各工程での作業効率を向
上させることができる。
【0030】請求項3によれば、バーコードとして、二
次元バーコードが使用されるため、多量の情報を高密度
に記録することができ、取扱いが容易となる。
【0031】請求項4によれば、管理情報をすべてバー
コードに収容し、各工程に設けられた製品管理装置では
バーコードより管理情報を獲得し、各工程での製品管理
を行なうことができるため、管理情報の入力が不要とな
ると共に高価なオンラインシステム等を用いることな
く、安価に、かつ、容易に管理情報を獲得でき、また、
各工程での作業効率を向上させることができると共に、
入力ミス等を防止できる。
【0032】請求項5によれば、バーコードを読み取る
だけで管理情報を予め決められたフォーマットで編集
し、出力するため、各工程で異なるフォーマットの書類
が必要となる場合においても、編集作業が不要となり各
工程での作業効率を向上させ得ると共に、編集のミスを
防止できる。
【0033】請求項6によれば、2次元バーコードで構
成することにより大容量のデータを高密度に記録できる
ため、管理できる情報量を多くできると共に、バーコー
ドも小型で済む。
【0034】
【実施例】図2に本発明の一実施例の概略構成図を示
す。本実施例は自動車の発注、製造、納品までの製品管
理方法について説明する。
【0035】まず、発注処理について説明する。発注処
理においてはまず、営業マンが顧客と契約書21をかわ
す。契約書21には顧客が要望する自動車の「型名」、
「色」、「オプション製品」、「納期」等の情報が記載
される。
【0036】次に営業マンは契約書21に基づいて製造
に必要な「型名」、「色」、「オプション製品」、「納
期」、「発注No.」等の情報を発注管理用コンピュー
タ22に入力する。発注管理用コンピュータ22はキー
ボード22a、ディスプレイ22b、プリンタ22c、
コンピュータ本体22d、バーコードリーダ22eより
構成され、入力された情報に基づいて納品スケジュール
及び発注書23を作成する。
【0037】図3に発注管理用コンピュータ22の動作
説明図を示す。営業マンにより契約書21のうち製造、
納品管理に必要となる情報がキーボード22aを操作す
ることによりディスプレイ22bに表示されたフォーマ
ットに従い入力される(ステップS1−1)。
【0038】コンピュータ本体22dでは入力された納
期の情報に基づいて発注No.を納品スケジュールに登
録すると共に、型名、色、オプション、納期、発注N
o.等の情報よりなる発注書を作成する(ステップS1
−2,S1−3)。
【0039】次に型名、色等の発注書の情報が後述する
高密度で大容量の情報を収容できる2次元バーコードデ
ータに変換される(ステップS1−4)。
【0040】次にプリンタ22cにより発注書23に発
注情報及び2次元バーコード23aが印刷され、書面と
して出力される(ステップS1−5)。
【0041】図4乃至図6に2次元バーコードを説明す
るための図を示す。ここでは2次元バーコード23aし
てSymbol Technologies社のPDF
417について説明する。
【0042】PDF417なる2次元バーコードは1個
のバーコードラベルに1KB(キロバイト)以上のデー
タを収容できるバーコードシンボルである。データをこ
の2次元バーコードにコード化するにはまず0〜928
のコードワード値と呼ばれる数値に変換した後、変換し
たコードワード値を特定のバーとスペースのパターンを
有するコードワードに変換することにより実現する。
【0043】図3にコードワードの構成図を示す。コー
ドワード24は英数字やバイナリデータを1又は2個以
上表わせる基本単位であり、バー24a及びスペース2
4bの組み合わせで構成されている。
【0044】図3ではバー24aとスペース24bの最
小単位であるモジュール25を17個有し、バー24a
及びスペース24bの大きさは最小1モジュール、最大
6モジュールで規定され、必ずバー24aから始まり、
スペース24bで終わる構成とされている。
【0045】PDF417は図3に示すコードワード2
4を横方向に並べたバーコードの‘行’を縦方向に何段
も積重ねた構成とされている。
【0046】図4に2次元バーコードを単純化したシン
ボル構成図を示す。シンボルの左右両端には特定のバー
及びスペースの組合せでできているスタートパターン2
6、及びストップパターン27を有する。スタートパタ
ーン26とストップパターン27との内側にはローイン
ディケータ28が配置され、ローインディケータ28の
間にデータ用コードワード29が配置されている。ま
た、スタートパターン26及びストップパターン27の
外側にはクワイエットゾーン30が形成される。
【0047】スタートパターン26及びストップパター
ン27はスキャンにおける方向判定用のパターンであ
り、ローインディケータ28はシンボルの構成を定義す
るパターンであり、ローインディケータ28の間に配置
されるデータ用コードワード29が何行目のものか、ま
た、シンボルが何行何列で構成されているかを示してい
る。
【0048】ローインディケータ28の内側に配置でき
るデータ用コードワード29は最大で928個でこのう
ち、1個は総数表示用、2個はエラー検出用に用いら
れ、したがって、ユーザが使用できるコードワードは最
大925個となる。
【0049】また、PDF417はシンボルの縦横比を
自由に設定でき、その制限はコードワード数最大925
個の範囲内において1行当り最大30のコードワード、
行数は最大90行まで設定できる。
【0050】このようにして、PDF417では、英数
文字のみならず1850文字、バイナリのみならば日本
語対応で550文字分、数字のみならば2725桁を表
すことが可能となっている。
【0051】図5に2次元バーコードの具体例の構成図
を示す。両端にスタートバー26及びストップバー27
が設けられ、スタートバー26とストップバー27の内
側にはローインディケータ28が配置され、ローインデ
ィケータ28の間にデータ用コードワードよりなるデー
タ領域31が設けられている。
【0052】ここで、図2に戻って説明を受ける。営業
所に設置された発注管理用コンピュータ22で作成され
2次元バーコード23aが記載された発注書23は郵便
又はファクス(FAX)により工場に送付される。
【0053】工場には製造仕様書作成用コンピュータ3
2、納品管理用コンピュータ36が設置されると共に各
工程毎に工程管理用コンピュータ34が設置されてい
る。製造仕様書作成用コンピュータ32は発注受付部門
に配置されており、キーボード32a、ディスプレイ3
2b、プリンタ32c、コンピュータ本体32d、バー
コードリーダ32eより構成され、製造時に各製造工程
で必要となる情報が容易に認識できる様式(フォーマッ
ト)の製造仕様書を作成する。
【0054】図7に製造仕様書作成用コンピュータ32
の動作説明図を示す。工場では作業員がバーコードリー
ダ32eを用いて営業所から郵送又はFAXで送付され
た発注書23に記載された2次元バーコード23aを読
み取る(ステップS2−1)。
【0055】バーコードリーダ32eで読み取られたバ
ーコードは逆変換され、発注書23の発注情報が取り出
される(ステップS2−2)。これによって、発注情報
が製造仕様書作成用コンピュータに入力される。
【0056】コンピュータ32は変換され再生された発
注情報を工場において各製造工程で確認しやすいフォー
マットに編集して、製造仕様書を作成する(ステップS
2−3,S2−4)。
【0057】また、ステップS2−3,S2−4で得ら
れた作成された製造仕様書情報は前述した2次元バーコ
ードデータに変換され、プリンタ33cにより文字、数
字等により製造仕様書の内容が記載されると共に2次元
バーコード化された製造仕様書情報が33a記載された
製造仕様書33として印刷される(ステップS2−
6)。
【0058】図2に戻って説明を続ける。
【0059】製造仕様書作成用コンピュータ32で作成
された製造仕様書33は最初の製造工程に配布される。
【0060】各工程には工程管理用コンピュータ34が
配置されていて、製造仕様書33の内容に応じて各工程
で行なうべき作業の指示を行なう。
【0061】工程管理用コンピュータ34はキーボード
34a、ディスプレイ34b、プリンタ34c、コンピ
ュータ本体34d、バーコードリーダ34eより構成さ
れる。最初の製造工程では製造仕様書33に印刷された
2次元バーコード33aを各工程に配置された工程管理
用コンピュータ34のバーコードリーダ34eによりコ
ンピュータ本体34dに読み込ませ、工程管理を行な
う。
【0062】図8に工程管理用コンピュータ34の動作
説明図を示す。製造仕様書作成用コンピュータ32で作
成された製造仕様書33は最初の工程に配布される。最
初の工程では設置された工程管理用コンピュータ34の
バーコードリーダ34eにより製造仕様書33に印刷さ
れた2次元バーコード33aをコンピュータ本体34d
に読み込ませる(ステップS3−1)。
【0063】コンピュータ本体34dでは、読み込まれ
た2次元バーコード33aを逆変換して製造仕様書情報
33の内容を得、ディスプレイ34bに表示される(ス
テップS3−2,S3−3)。工程の作業者はディスプ
レイ34bに表示された製造仕様書情報又は配布された
製造仕様書33を見て、その内容に応じた作業を行な
う。例えば、塗装の工程であれば、製造仕様書33に記
載された色に応じた塗装が行なわれるように塗装ロボッ
ト等に対して指示を行なう。
【0064】作業者は作業終了後、工程管理用コンピュ
ータ34のキーボード34aを操作してコンピュータ本
体34dに作業完了を通知する。コンピュータ本体34
dは作業完了通知に応じて、製造仕様書情報に作業完了
を示す作業完了情報を付与する(ステップS3−4,S
3−5)。
【0065】次にコンピュータ本体34dは作業の完了
情報が付与された製造仕様書情報35を2次元バーコー
ド35aデータに変換し、2次元バーコード35aが記
載された製造仕様書35をプリンタ34cより出力する
(ステップS3−6,S3−7)。この製造仕様書には
作業が完了した項目にその旨を記載してもよい。
【0066】図2に戻って説明を続ける。2次元バーコ
ード35aが印刷された製造仕様書35は各工程の完了
毎に発行され、各工程の完了の度に、作業完了情報が更
新されて製造中の製品と共に各工程を移動する。すべて
の工程で作業が終了すると、製造仕様書35は完成した
製品と共に出荷管理部門に送られる。
【0067】出荷管理部門には出荷管理用コンピュータ
36が設置されていて、この出荷管理用コンピュータ3
6により出荷管理が行なわれる。
【0068】出荷管理用コンピュータ36はキーボード
36a、ディスプレイ36b、プリンタ36c、コンピ
ュータ本体36d、バーコードリーダ36eより構成さ
れる。
【0069】図9に出荷管理用コンピュータ36の動作
説明図を示す。出荷管理部門ではまず製品と共に移動し
てきた製造仕様書35に印刷された2次元バーコード3
5aをバーコードリーダ36eによりコンピュータ本体
36dに読み込む(ステップS4−)。
【0070】コンピュータ本体36dは読み込まれたバ
ーコードデータを逆変換し、製造仕様書35の内容に応
じた情報を得る(ステップS4−2)。逆変換して得た
情報はコンピュータ本体36dで出荷書類に対応して予
め決められたフォーマットに編集し直される(ステップ
S4−3,S4−4)。
【0071】次にコンピュータ本体36dは出荷書類に
応じた情報を2次元バーコードデータに変換する(ステ
ップS4−5)。
【0072】次にコンピュータ本体36dはプリンタ3
6cより出荷書類の内容に関する情報が収容された2次
元バーコード37aが記載された出荷書類37を出力す
る(ステップS4−6)。
【0073】出荷書類37は製品38と共に営業所に搬
送される。営業所では製品38を受け取ると出荷書類3
7に印刷された2次元バーコード37aを発注、管理用
コンピュータ22に読み込ませることにより納品処理を
行なう。
【0074】図10に発注管理用コンピュータ22の納
品処理の動作説明図を示す。
【0075】出荷書類37の2次元バーコード37aを
バーコードリーダ22eによりコンピュータ本体22d
に読み込ませる(ステップS5−1)。コンピュータ本
体22dは読み込まれたバーコードを逆変換し、出荷書
類37の内容に応じた情報を得る(ステップS5−
2)。
【0076】次にコンピュータ本体22dはバーコード
を逆変換して得た情報を納品書のフォーマットに編集し
て納品書を作成する(ステップS5−3,S5−4)。
【0077】次にコンピュータ本体22dは製品発注時
に設定された納品スケジュールをバーコードに付与され
た発注No.に基づいて検索し、納品された製品に対応
する納品スケジュールを消去する(ステップS5−
5)。
【0078】次にコンピュータ本体22dはプリンタ2
2cを駆動してステップS5−3,S5−4で作成され
た納品書情報に従って納品書を印刷する(ステップS5
−6)。
【0079】営業マンは製品38に印刷された納品書3
9を付けて顧客に納入する。
【0080】以上のように本実施例によれば、営業所か
ら工場への発注、工場での製造仕様書の作成、各製造工
程での作業指示、出荷書類の作成、営業所での納品書の
作成を高密度で、大容量の2次元バーコードに収容した
情報に基づいて行なうことにより、各部門の管理用コン
ピュータへの入力はバーコードを読み取るだけで済み、
キーボード等による入力作業は不要となるため、同じ情
報のコンピュータへの入力作業が容易に行なえ、作業効
率が向上し、さらに、入力ミス等が発生しない。
【0081】また、2次元バーコードはプリンタにより
書類に容易に印刷できるため、各部門間には郵便又はF
AX又は書類を直接わたすだけで情報を伝達でき、オン
ライン等の高価な設備が不要であるため、コスト増加を
招くことなく導入することができる。
【0082】
【発明の効果】上述の如く、本発明の請求項1によれ
ば、工程管理情報がバーコード化された工程管理票に基
づいて工程管理を行なうことができ、各工程では工程管
理票に記載されたバーコードをバーコード読取手段に読
み取ることにより工程管理情報を得ることができるた
め、工程管理情報は一度入力してしまえば、再入力する
必要がなくなり、該入力を減少させることができると共
に、オンライン等が不要のため、安価に現実できる等の
特長を有する。
【0083】請求項2によれば、バーコード読取手段で
読み取った工程管理情報を編集手段により編集し、印字
出力することができるため、各工程で扱いやすいフォー
マットに編集することができ、各工程での作業効率を向
上させることができる等の特長を有する。
【0084】請求項3によれば、バーコードとして、二
次元バーコードが使用されるため、多量の情報を高密度
に記録することができ、大多量の工程管理情報を取扱う
ことができると共に小型であるため、取扱いが容易とな
る等の特長を有する。
【0085】請求項4によれば、管理情報をすべてバー
コードに収容し、各工程に設けられた製品管理装置によ
りバーコードより管理情報を獲得し、各工程での製品管
理を行なうことができるため、管理情報の入力が不要と
なると共に高価なオンラインシステム等を用いることな
く、安価に、かつ、容易に管理情報を獲得でき、また、
各工程での作業効率を向上させることができると共に、
入力ミス等を防止できる等の特長を有する。
【0086】請求項5によれば、バーコードを読み取る
だけで管理情報を予め決められたフォーマットで編集
し、出力するため、各工程で異なるフォーマットの書類
が必要となる場合においても、編集作業が不要となり各
工程での作業効率を向上させ得ると共に、編集のミスを
防止できる等の特長を有する。
【0087】請求項6によれば、2次元バーコードを用
いることにより大量の管理情報を伝達できると共に、バ
ーコードの大きさも小さくでき、読み取りや移動も容易
に行える等の特長を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理ブロック図である。
【図2】本発明の一実施例の概略説明図である。
【図3】本発明の一実施例の発注管理用コンピュータの
動作説明図である。
【図4】2次元バーコードの説明図である。
【図5】2次元バーコードの説明図である。
【図6】2次元バーコードの説明図である。
【図7】本発明の一実施例の製造仕様書作成用コンピュ
ータの動作説明図である。
【図8】本発明の一実施例の工程管理用コンピュータの
動作説明図である。
【図9】本発明の一実施例の出荷管理用コンピュータの
動作説明図である。
【図10】本発明の一実施例の発注管理用コンピュータ
の納品処理の動作説明図である。
【図11】従来の一例の概略説明図である。
【符号の説明】
1 バーコード 2 製品管理装置 3 編集手段 4 出力手段 21 契約書 22 発注管理用コンピュータ 23 発注書 23a 2次元バーコード 32 製造仕様書作成用コンピュータ 33 製造仕様書 33a 2次元バーコード 34 工程管理用コンピュータ 35 製造仕様書 35a 2次元バーコード 36 出荷管理用コンピュータ 37 出荷書類 37a 2次元バーコード 38 製品

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 製品の製造、あるいは流通の各工程に設
    置され、工程管理を行なう工程管理装置において、 工程管理情報が入力される入力手段(1)と、 工程管理情報がコード化されたバーコードを読み取るバ
    ーコード読取手段(2)と、 前記バーコード読取手段より読み取られたバーコードデ
    ータを、文字情報に変換するバーコード変換手段(3)
    と、 前記文字情報を表示する表示手段(4)と、 前記入力手段または前記バーコード読取手段(3)によ
    り入力された情報に基づき、工程管理情報を更新する更
    新手段(5)と、 少なくとも前記更新手段により更新された工程管理情報
    をバーコードデータに変換する情報変換手段(6)と、 少なくとも前記情報変換手段(6)によりバーコード化
    された工程管理情報が印字された工程管理票を出力する
    印字手段(7)と、 を備えたことを特徴とする工程管理装置。
  2. 【請求項2】 前記更新手段(5)により更新された情
    報を含む工程管理情報を、所定のフォーマットに編集す
    る編集手段(8)を備え、 前記印字手段(7)は、前記情報変換手段によりバーコ
    ード化された工程管理情報とともに、前記編集手段
    (8)により編集された工程管理情報が印字された工程
    管理票を出力することを特徴とする請求項1記載の工程
    管理装置。
  3. 【請求項3】 前記バーコード読取手段(2)は二次元
    バーコードを読み取り、 前記変換手段は、前記工程管理情報を二次元バーコード
    データに変換することを特徴とする請求項2又は3記載
    の工程管理装置。
  4. 【請求項4】 製品を発注し、製造し、出荷し、納入す
    るまでの各工程間で該製品を一貫して管理する製品管理
    方法において、 前記製品の工程管理するのに必要な工程管理情報のすべ
    てを前記バーコードに収容しておき、各工程で、該バー
    コードに収容された工程管理情報を読み出し前記製品の
    工程管理を行なうと共に前記工程管理情報に次工程で必
    要とする情報を付与して、バーコードを作成し、該バー
    コードを次工程に供給することを特徴とする請求項1乃
    至3のいずれか一項記載の工程管理装置を用いた工程管
    理方法。
  5. 【請求項5】 前記バーコードは前記編集手段(8)に
    より前記工程管理情報を予め決められた所定のフォーマ
    ットに編集され、出力されることを特徴とする請求項4
    記載の工程管理方法。
  6. 【請求項6】 前記バーコードは2次元バーコードであ
    ることを特徴とする請求項4又は5記載の工程管理方
    法。
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