JP2017207965A - 塗装製品の生産管理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】塗装ラインに投入する前の被塗物の情報、及び、塗装ラインから出た後の被塗物の情報の両方を容易に管理する。【解決手段】塗装製品の生産管理方法は、プリンタが、塗装製品の種類を識別する製品IDがコード化された情報であるコード情報を印字媒体に印字する処理と、コード情報が印字された印字媒体を被塗物に取り付ける処理と、読取装置が、被塗物に取り付けられた印字媒体に印字されたコード情報から、製品IDを読み取る第1読取処理と、読み取られた製品IDに基づいて、被塗物を塗装する処理と、読取装置が、塗装された被塗物に取り付けられた印字媒体に印字されたコード情報から、製品IDを読み取る第2読取処理と、コンピュータが、記憶装置に、第2読取処理において読み取られた製品IDと、製品IDによって識別される塗装製品の塗装が完了したことを示すステータス情報とを関連付けて記憶する処理と、を含む。【選択図】図12

Description

本発明は、塗装製品の生産管理方法に関する。
従来、塗装製品の生産効率を改善するための生産管理装置が知られている(例えば、特許文献1を参照)。特許文献1は、塗装製品の生産ライン(以下「塗装ライン」という)に被塗物が投入される直前に、作業内容の変更の要否を判断する技術を開示している。
特開平9−156551号公報
一般に、製品の生産効率を改善する方法として、生産ラインに流す材料に、生産に関する情報を付加するためのタグを用いる(つまり、材料及びタグの両方を生産ラインに流す)方法が知られている。この方法では、タグに含まれる情報を読み取ることによって、生産ラインに投入する前の材料だけでなく、生産ラインから出た材料(つまり、最終製品)の情報を管理することができる。
しかしながら、塗装製品の塗装ラインでは、塗料が被塗物に付着する。したがって、塗装ラインから出た後の被塗物の情報を管理することは困難である。
本発明の目的は、塗装ラインに投入する前の被塗物の情報、及び、塗装ラインから出た後の被塗物の情報の両方を容易に管理することである。
本発明の一態様は、
塗装製品の生産管理方法であって、
プリンタが、前記塗装製品の種類を識別する製品IDがコード化された情報であるコード情報を印字媒体に印字する処理と、
前記コード情報が印字された印字媒体を被塗物に取り付ける処理と、
読取装置が、前記被塗物に取り付けられた印字媒体に印字されたコード情報から、前記製品IDを読み取る第1読取処理と、
前記読み取られた製品IDに基づいて、前記被塗物を塗装する処理と、
読取装置が、前記塗装された被塗物に取り付けられた印字媒体に印字されたコード情報から、前記製品IDを読み取る第2読取処理と、
コンピュータが、記憶装置に、前記第2読取処理において読み取られた製品IDと、前記製品IDによって識別される塗装製品の塗装が完了したことを示すステータス情報とを関連付けて記憶する処理と、を含む、
生産管理方法である。
本発明によれば、塗装ラインに投入する前の被塗物の情報、及び、塗装ラインから出た後の被塗物の情報の両方を容易に管理することができる。
第1実施形態の生産管理システムの構成図。 第1実施形態の印字媒体に印字されるコード情報の一例を示す図。 図1の生産管理システムの機能ブロック図。 第1実施形態の受注管理データベースのデータ構造を示す図。 第1実施形態の生産管理データベースのデータ構造を示す図。 第1実施形態の生産管理の全体フローを示す図。 図6の受注オペレーションのフローを示す図。 図7の処理で表示される画面の一例を示す図。 図6の生産計画オペレーションのフローを示す図。 図9の処理で表示される画面の一例を示す図。 図6の塗装オペレーションにおける印字媒体の使用例を示す図。 図6の塗装オペレーションのフローを示す図。 図6の出荷オペレーションのフローを示す図。 第2実施形態の生産管理システムの機能ブロック図。 第2実施形態の生産管理の全体フローを示す図。 図15の媒体チェックオペレーションのフローを示す図。 図16の処理で表示される画面の一例を示す図。
以下、本発明の一実施形態について、図面に基づいて詳細に説明する。なお、実施形態を説明するための図面において、同一の構成要素には原則として同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。
(1)第1実施形態
第1実施形態について説明する。
(1.1)生産管理システムの構成
第1実施形態の生産管理システムについて説明する。図1は、第1実施形態の生産管理システムの構成図である。図2は、第1実施形態の印字媒体に印字されるコード情報の一例を示す図である。図3は、図1の生産管理システムの機能ブロック図である。
図1に示すように、生産管理システム1は、クライアント端末10(10−1〜10−n(nは正の整数))と、ホストコンピュータ30と、プリンタ40と、ハンディターミナル50と、を備える。
クライアント端末10及びホストコンピュータ30は、ネットワーク(例えば、インターネット)NWを介して、互いに通信(例えば、HTTPS(Hypertext Transfer Protocol Secure))を行うことができる。
ホストコンピュータ30、プリンタ40、及び、ハンディターミナル50は、互いに無線通信を行うことができる。
クライアント端末10は、ユーザが使用する情報処理装置の一例である。クライアント端末10は、例えば、スマートフォン、タブレット端末、又は、パーソナルコンピュータである。
ホストコンピュータ30は、生産管理を実行する情報処理装置の一例である。
プリンタ40は、例えば、インクリボンを用いて印字媒体PM(図2)に情報を印字するラベルプリンタである。
印字媒体PMは、例えば、ラベルである。ラベルの表面は、情報が印字可能な印字面である。印字面には、例えば、インクリボンによって情報が印字される。ラベルの裏面は、粘着剤が塗布された粘着面である。印字媒体PMの耐熱温度は、塗装プロセス(後述)における最高温度(具体的には、焼付乾燥ブースBT5(後述)の乾燥室内の温度)以上である。「耐熱温度」とは、印字媒体PMが燃えない温度である。
コード情報は、任意の元情報がコード化された情報であって、かつ、ハンディターミナル50が読取可能な情報である。
図2Aに示すように、印字媒体PMには、複数種類のコード情報(例えば、一次元バーコードCD1、二次元バーコードCD2、及び、暗号化された文字コードCD3)が印字されてもよい。
図2Bに示すように、印字媒体PMには、コード情報(例えば、二次元バーコードCD2)に加えて、複数種類のテキスト(例えば、ロットID「LO001」TXT1と、顧客名「CU1」、製品ID「PR001」、及び、製品名「PR1」を示すテキストTXT2と、全生産数「1000」、吊り掛け数(後述)「20」、及び、ハンガ本数(後述)「50」を示すテキストTXT3との組合せ)が印字されてもよい。
ハンディターミナル50は、コード情報から、コード情報に対応する元情報を読み取る読取装置の一例である。
図3に示すように、クライアント端末10は、記憶装置11と、CPU(Central Processing Unit)12と、入出力インタフェース13と、通信インタフェース14とを備える。
記憶装置11は、プログラム及びデータを記憶するように構成される。記憶装置11は、例えば、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、及び、ストレージ(例えば、フラッシュメモリ又はハードディスク)の組合せである。
プログラムは、例えば、OS(Operating System)のプログラム、情報処理を実行するアプリケーション(例えば、ウェブブラウザ)のプログラム等である。
データは、例えば、情報処理を実行することによって得られるデータ(つまり、情報処理の実行結果)である。
CPU12は、記憶装置11に記憶されたプログラムを起動することによって、アプリケーションの機能を実現するように構成される。
入出力インタフェース13は、クライアント端末10に接続される入力デバイスからユーザの指示を受け付け、かつ、クライアント端末10に接続される出力デバイスに情報を出力するように構成される。
入力デバイスは、例えば、キーボード、ポインティングデバイス、タッチパネル、又は、それらの組合せである。
出力デバイスは、例えば、ディスプレイである。
通信インタフェース14は、クライアント端末10とホストコンピュータ30との間の通信を制御するように構成される。
ホストコンピュータ30は、記憶装置31と、CPU32と、通信インタフェース34とを備える。
記憶装置31は、プログラム及びデータを記憶するように構成される。記憶装置31は、例えば、ROM、RAM、及び、ストレージ(例えば、フラッシュメモリ又はハードディスク)の組合せである。
プログラムは、例えば、OSのプログラム、情報処理を実行するアプリケーションのプログラム等である。
データは、所定のデータベース(後述)、及び、情報処理を実行することによって得られるデータ(つまり、情報処理の実行結果)である。
CPU32は、記憶装置31に記憶されたプログラムを起動することによって、ホストコンピュータ30の機能を実現するように構成される。
入出力インタフェース33は、ホストコンピュータ30に接続される入力デバイスからユーザの指示を受け付け、かつ、ホストコンピュータ30に接続される出力デバイスに情報を出力するように構成される。
入力デバイスは、例えば、キーボード、ポインティングデバイス、タッチパネル、又は、それらの組合せである。
出力デバイスは、例えば、ディスプレイである。
通信インタフェース34は、ホストコンピュータ30と、クライアント端末10、プリンタ40、ハンディターミナル50との間の通信を制御するように構成される。
(1.2)データベース
第1実施形態のデータベースについて説明する。
(1.2.1)受注管理データベース
第1実施形態の受注管理データベースについて説明する。図4は、第1実施形態の受注管理データベースのデータ構造を示す図である。
図4に示すように、受注管理データベースには、顧客の注文内容を示す受注情報が格納される。
受注管理データベースは、「受注ID」フィールドと、「顧客名」フィールドと、「顧客住所」フィールドと、「製品ID」フィールドと、「製品名」フィールドと、「受注日」フィールドと、「希望納期」フィールドと、「受注数」フィールドとを含む。
各フィールドの情報は、互いに関連付けられている。
「受注ID」フィールドには、受注を識別する受注IDが格納される。
「顧客名」フィールドには、受注の対象となる顧客名を示すテキストデータが格納される。
「顧客住所」フィールドには、受注の対象となる顧客の住所を示すテキストデータが格納される。
「製品ID」フィールドには、受注の対象となる製品を識別する製品IDが格納される。
「製品名」フィールドには、受注の対象となる製品名を示すテキストが格納される。
「受注日」フィールドには、受注日(例えば、受注IDが発行された日)を示す情報が格納される。
「希望納期」フィールドには、受注の対象となる製品の納期を示す情報が格納される。
「受注数」フィールドには、受注の対象となる製品の受注数を示す値が格納される。
(1.2.2)生産管理データベース
第1実施形態の生産管理データベースについて説明する。図5は、第1実施形態の生産管理データベースのデータ構造を示す図である。
図5に示すように、生産管理データベースには、塗装プロセスの生産管理に関する生産管理情報が格納される。
受注管理データベースは、「ロットID」フィールドと、「受注ID」フィールドと、「条件」フィールドと、「生産数」フィールドと、「ハンガタイプ」フィールドと、「吊り掛け数」フィールドと、「ハンガ数」フィールドと、「出荷数」フィールドと、「生産予定日」フィールドと、「出荷予定日」フィールドと、「生産日」フィールドと、「出荷日」フィールドと、「検品担当者」フィールドと、「ステータス」フィールドとを含む。
各フィールドの情報は、互いに関連付けられている。
「ロットID」フィールドには、生産管理の単位であるロットを識別するロットIDが格納される。
「受注ID」フィールドには、受注IDが格納される。
「条件」フィールドには、塗装プロセスのプロセス条件(例えば、電着槽に印加する電圧の値、及び、塗装ラインのスピードを示す値)を示すコードが格納される。
「生産数」フィールドには、塗装製品の生産数を示す値が格納される。
「ハンガタイプ」フィールドには、ハンガの種類を識別するコードが格納される。
「吊り掛け数」フィールドには、1本のハンガに収容される被塗物の数を示す情報が格納される。
「ハンガ数」フィールドには、1つの受注IDによって識別される受注に対応する塗装製品の全数を生産するために必要なハンガの数を示す情報が格納される。
「出荷数」フィールドには、検品を通過した塗装製品の数(以下「出荷数」という)を示す情報が格納される。
「生産予定日」フィールドには、ロットが塗装ラインに投入される予定日を示す情報が格納される。
「出荷予定日」フィールドには、ロットに対応する塗装製品を出荷する予定日を示す情報が格納される。
「生産日」フィールドには、ロットが塗装ラインに実際に投入された日を示す情報が格納される。
「出荷日」フィールドには、ロットに対応する塗装製品が実際に出荷された日を示す情報が格納される。
「検品担当者」フィールドには、検品の担当者を識別する担当者コードが格納される。
「ステータス」フィールドには、ロットのステータスを示すコードが格納される。コード「STA1」は、ロットが塗装ラインに投入される前のステータス(以下「第1ステータス」という)を意味する。コード「STA2」は、ロットが塗装ラインに投入されたステータス(以下「第2ステータス」という)ことを意味する。コード「STA3」は、ロットに対する塗装オペレーションが終了したステータス(以下「第3ステータス」という)を意味する。コード「STA4」は、ロットに対応する塗装製品が出荷されたステータス(以下「第4ステータス」という)を意味する。
(1.3)生産管理のフロー
第1実施形態の生産管理のフローについて説明する。
(1.3.1)全体フロー
第1実施形態の生産管理の全体フローについて説明する。図6は、第1実施形態の生産管理の全体フローを示す図である。
図6に示すように、第1実施形態の生産管理は、受注オペレーション(OP1)と、生産計画オペレーション(OP2)と、塗装オペレーション(OP3)と、出荷オペレーション(OP4)とを含んでいる。
(1.3.2)受注オペレーション
第1実施形態の受注オペレーションについて説明する。図7は、図6の受注オペレーションのフローを示す図である。図8は、図7の処理で表示される画面の一例を示す図である。
図7に示すように、クライアント端末10が、注文リクエスト(S100)を実行する。
具体的には、ユーザが、キーボードを用いて所定のURLを入力すると、CPU12は、当該URLによって指定されたウェブサーバと通信することにより、発注画面P100(図8)をディスプレイに表示する。
次に、ユーザが、キーボードを用いて、入力フィールドF100(例えば、「製品ID」欄、「製品名」欄、「数量」欄、「お客様名」欄、「お客様住所」欄、及び、「納品ご希望日」欄)に必要事項を入力し、かつ、マウスを用いて「OK」ボタンB100をクリックすると、CPU12は、通信インタフェース14を介して、注文リクエストをウェブサーバに送信する。注文リクエストは、入力フィールドF100に入力された情報を含む。
ホストコンピュータ30が、注文リクエストの受付(S300)を実行する。
具体的には、CPU32が、ウェブサーバ及び通信インタフェース34を介して、クライアント端末10から注文リクエストを受け付ける。
ホストコンピュータ30が、受注管理データベースの更新(S301)を実行する。
具体的には、CPU32が、S300において受け付けた注文リクエストに基づいて、新たなレコードを受注管理データベース(図4)に追加する。より具体的には、新たなレコードの「受注ID」フィールドには、新たな受注IDが格納される。新たなレコードの「受注日」フィールドには、S301の実行日を示す情報が格納される。新たなレコードの「顧客名」フィールド、「顧客住所」フィールド、「製品ID」フィールド、「製品名」フィールド、「受注数」フィールド、及び、「希望納期」フィールドには、それぞれ、入力フィールドF100の「お客様名」欄、「製品ID」欄、「製品名」欄、「数量」欄、「お客様名」欄、「お客様住所」欄、及び、「納品ご希望日」欄に対応する情報が格納される。
ホストコンピュータ30が、注文リクエストのレスポンス(S302)を実行する。
具体的には、CPU32は、S301の新たなレコードの受注IDをウェブサーバに通知する。ウェブサーバは、通知された受注IDに基づく注文確認画面P101(図8)に対応するHTML(Hyper Text Markup Language)データを生成する。
クライアント端末10が、画面表示(S101)を実行する。
具体的には、CPU12が、S302において生成されたHTMLデータに基づいて、注文確認画面P101(図8)をディスプレイに表示する。注文確認画面P101は、S100において送信された注文リクエストに対応する受注IDを含む。
(1.3.3)生産計画オペレーション
第1実施形態の生産計画オペレーションについて説明する。図9は、図6の生産計画オペレーションのフローを示す図である。図10は、図9の処理で表示される画面の一例を示す図である。
図9に示すように、ホストコンピュータ30は、生産管理情報の受付(S310)を実行する。
具体的には、CPU32は、生産管理情報入力画面P110(図10)をディスプレイに表示する。生産管理情報入力画面P110は、領域A110と、入力フィールドF110a〜F110cと、ボタンB110とを含む。
領域A110には、ロットIDが表示される。このロットIDは、生産管理データベース(図5)に存在しないユニークなID(つまり、新たなロットID)である。
入力フィールドF110aは、受注ID、プロセス条件(例えば、電着槽に印加する電圧の値、及び、塗装ラインのスピードを示す値)、生産数、生産予定日、並びに、出荷予定日を示す情報を入力するためのフィールドである。
入力フィールドF110bは、分割生産の条件(例えば、分割数、生産予定日、及び、出荷予定日を示す情報)を入力するためのフィールドである。分割生産とは、1種類の製品を、複数の日に分割して生産することを意味する。分割生産の条件は、生産予定日毎に入力される。
入力フィールドF110cは、ハンガタイプを示すコード、吊り掛け数、ハンガ数、及び、検品担当者の担当者コードを入力するためのフィールドである。
ユーザが、キーボードを用いて、生産管理情報入力画面P110(図10)の各入力フィールドF110a〜F110cに必要事項を入力し、かつ、マウスを用いて「OK」ボタンB110をクリックすると、CPU32は、入出力インタフェース13を介して、各入力フィールドF110a〜F110cに入力された情報を受け付ける。
ホストコンピュータ30は、生産管理データベースの更新(S311)を実行する。
具体的には、CPU32は、生産管理データベース(図5)に新たなレコードを追加する。
新たなレコードの「ロットID」フィールドには、生産管理情報入力画面P110(図10)の領域A110に表示されたロットIDが格納される。
新たなレコードの「受注ID」フィールド、「条件」フィールド、「生産数」フィールド、「生産予定日」フィールド、及び、「出荷予定日」フィールドには、入力フィールドF110aに入力された情報が格納される。新たなレコードの「ハンガタイプ」フィールド、「吊り掛け数」フィールド、「ハンガ数」フィールド、及び、「検品担当者」フィールドには、入力フィールドF110cに入力された情報が格納される。
新たなレコードの「ステータス」フィールドには、コード「STA1」が格納される。これにより、新たなロットのステータスが、第1ステータスとして登録される。
ホストコンピュータ30は、印字データの作成(S312)を実行する。
具体的には、CPU32は、受注管理データベース(図4)及び生産管理データベース(図5)を参照して、印字データを生成する。印字データは、S311の新たなレコードの情報(例えば、ロットID、担当者コード、生産予定日、出荷予定日、及び、製品ID)に対応するコード情報(例えば、図2Aのコード情報CD1〜CD3)を含む。
次に、CPU32は、通信インタフェース34を介して、印字データをプリンタ40へ送信する。
プリンタ40が、印字(S410)を実行する。
具体的には、プリンタ40は、S312において送信された印字データに対応する情報を、印字媒体PMに印字する。これにより、図2A又は図2Bの印字媒体PMが得られる。
(1.3.4)塗装オペレーション
第1実施形態の塗装オペレーションについて説明する。図11は、図6の塗装オペレーションにおける印字媒体の使用例を示す図である。図12は、図6の塗装オペレーションのフローを示す図である。
以下の塗装オペレーションは、電着塗料を用いる電着塗装のオペレーションである。
図11に示すように、塗装オペレーションでは、ハンガHGが用いられる。
図11Aに示すように、ハンガHGの下部は、複数のラックLCである。各ラックLCは、複数の被塗物CMを収容可能である。
ハンガHGの上部は、ネックNEである。ネックNEは、図11BのハンガレールHRに引っ掛かるように構成される。ハンガレールHRは、塗装ラインの各ブース(例えば、前工程ブースBT1、電着塗装ブースBT2、水洗ブースBT3、エアブローブースBT4、焼付乾燥ブースBT5、及び、吊り降ろしブースBT6)に沿って設けられている。ハンガHGは、ハンガレールHRに沿って移動可能である。
図11Aに示すように、ラックLCとネックNEとの間には、コード情報が印字された印字媒体PMが貼付される。
図12に示すように、塗装ラインにおいて、印字媒体の貼付(S920)が実施される。
具体的には、作業者は、図11Aに示すように、生産管理データベース(図5)の「生産数」フィールドの値に相当する数の被塗物CMが収容されたハンガHGに、図9の印字(S410)において得られた印字媒体PMを貼付する。
ハンディターミナル50が、第1読取(S520)を実行する。
具体的には、担当者がハンディターミナル50を用いて、ハンガHGに貼付された印字媒体PMに印字されたコード情報から、ロットID及び製品IDを読み取る。
次に、ハンディターミナル50は、読み取ったロットID及び製品IDを、ホストコンピュータ30へ送信する。
ホストコンピュータ30が、生産管理データベースの更新(S320)を実行する。
具体的には、CPU32は、生産管理データベース(図5)を参照して、S520において送信されたロットIDに関連付けられたレコードを特定する。
次に、CPU32は、特定したレコードの「ステータス」フィールドに、コード「STA2」を格納する。これにより、当該ロットIDによって識別されるロットのステータスが、第2ステータスとして登録される。
S320の処理が終了すると、塗装プロセス(S921)が実施される。
前工程ブースBT1(図11B)では、ハンガHGに収容された被塗物CMに対して、水洗プロセス、皮膜化プロセス、及び、脱脂湯洗プロセスが実施される。
電着塗装ブースBT2(図11B)では、前工程ブースBT1を通過したハンガHGに収容された被塗物CMが、電着塗料を含む電着槽に浸漬される。その後、電着塗料と被塗物CMとの間に電流を流すことにより、被塗物CMに電着塗料を塗膜する。その後、ハンガHGが電着槽から取り出される。このとき、ハンガHGに貼付された印字媒体PMは、被塗物CMと共に電着槽に浸漬される。
水洗ブースBT3(図11B)では、電着塗装ブースBT2を通過したハンガHGに収容された被塗物CM(つまり、電着塗料が塗膜された被塗物CM)が純水で洗浄される。このとき、ハンガHGに貼付された印字媒体PMも、被塗物CMと共に洗浄される。これにより、電着塗装ブースBT2において印字媒体PMに付着した汚れ(例えば、電着塗料)が除去される。
エアブローブースBT4(図11B)では、水洗ブースBT3を通過したハンガHGに収容された被塗物CM(つまり、水洗された被塗物CM)に気体(例えば、空気)が吹きつけられる。このとき、ハンガHGに貼付された印字媒体PMにも、被塗物CMと共に気体が吹きつけられる。これにより、電着塗装ブースBT2において印字媒体PMに付着した汚れは、さらに除去される。
焼付乾燥ブースBT5(図11B)では、エアブローブースBT4を通過したハンガHGに収容された被塗物CM(つまり、気体が吹き付けられた被塗物CM)が、200℃の乾燥室内で乾燥される。このとき、ハンガHGに貼付された印字媒体PMも、乾燥室内(つまり、200℃の環境下)にある。しかし、印字媒体PMの耐熱温度は200℃以上であるので、印字媒体PMに印字された情報(例えば、コード情報)の画質の劣化は抑制される。
ハンディターミナル50が、第2読取(S521)を実行する。
具体的には、担当者がハンディターミナル50を用いて、焼付乾燥ブースBT5(図11B)を通過したハンガHGに貼付された印字媒体PMに印字されたコード情報から、ロットID及び製品IDを読み取る。
次に、ハンディターミナル50は、読み取ったロットID及び製品IDと、S521の実行日を示す情報とを、ホストコンピュータ30へ送信する。
ホストコンピュータ30が、生産管理データベースの更新(S321)を実行する。
具体的には、CPU32は、生産管理データベース(図5)を参照して、S521において送信されたロットIDに関連付けられたレコードを特定する。
次に、CPU32は、特定したレコードの「生産日」フィールドに、S521の実行日を示す情報を格納する。また、CPU32は、特定したレコードの「ステータス」フィールドに、コード「STA3」を格納する。これにより、当該ロットIDによって識別されるロットのステータスが、第3ステータスとして登録される。
(1.3.5)出荷オペレーション
第1実施形態の出荷オペレーションについて説明する。図13は、図6の出荷オペレーションのフローを示す図である。
図13の検品担当者は、生産管理情報入力画面P110(図10)の入力フィールドF110cに入力された担当者コード(つまり、生産管理データベース(図5)の「検品担当者」フィールドの担当者コード)によって識別される検品担当者である。
図13に示すように、検品担当者が、検品(S930)を実施する。
具体的には、検品担当者が、吊り降ろしブースBT6に到着したハンガHGに収容された被塗物CMのうち、所定の出荷条件を満たす被塗物CMの数(以下「出荷数」という)を確認する。
ハンディターミナル50が、第3読取(S530)を実行する。
具体的には、担当者が、ハンディターミナル50の入力キーを用いて、担当者IDを入力する。
次に、担当者がハンディターミナル50を用いて、検品(S930)が終了したハンガHGに貼付された印字媒体PMに印字されたコード情報から、ロットID及び製品IDを読み取る。
次に、担当者が、ハンディターミナル50の入力キーを用いて、S930において確認した出荷数を入力する。
次に、ハンディターミナル50は、読み取ったロットID及び製品IDと、担当者によって入力された担当者ID及び出荷数と、S530の実行日とを、ホストコンピュータ30へ送信する。
ホストコンピュータ30が、生産管理データベースの更新(S320)を実行する。
具体的には、CPU32は、生産管理データベース(図5)を参照して、S530において送信されたロットIDに関連付けられたレコードを特定する。
次に、CPU32は、特定したレコードの「検品担当者」フィールドに、S530において送信された担当者IDが格納される。また、CPU32は、特定したレコードの「出荷数」フィールドに、S530において送信された出荷数を示す情報が格納される。また、CPU32は、特定したレコードの「出荷日」フィールドに、S530の実行日を示す情報を格納する。また、CPU32は、特定したレコードの「ステータス」フィールドに、コード「STA4」を格納する。これにより、当該ロットIDによって識別されるロットのステータスが、第4ステータスとして登録される。
ホストコンピュータ30が、納品伝票データの作成(S331)を実行する。
具体的には、CPU32は、受注管理データベース(図4)及び生産管理データベース(図5)から、S530において送信されたロットID及び製品IDに関連付けられた情報を取り出す。
次に、CPU32は、取り出した情報を用いて、所定フォーマットの納品伝票データを作成する。
次に、CPU32は、通信インタフェース34を介して、プリンタ40へ納品伝票データを送信する。
次に、プリンタ40は、送信された納品伝票データに基づいて、納品に必要な情報をラベルに印字する。
検品担当者が、出荷(S931)を実施する。
具体的には、検品担当者は、検品(S930)を通過した被塗物CM(つまり、塗装製品)を、梱包材に収納する。
次に、検品担当者は、S331において、納品に必要な情報が印字されたラベルを梱包材に貼付する。
次に、検品担当者は、ラベルが貼付された梱包材を、顧客(つまり、受注管理データベース(図4)の「顧客住所」フィールドの情報が示す住所)に発送する。
以上の処理により、ホストコンピュータ30を用いて、塗装ラインに投入する前の被塗物の情報、及び、塗装ラインから出た後の被塗物の情報の両方を容易に管理することができる。これにより、塗装プロセスの全体を一貫して管理することができる。
具体的には、受注オペレーション(OP1)及び生産計画オペレーション(OP2)の結果に基づいて、塗装オペレーション(OP3)を実施することができる。
また、塗装オペレーション(OP3)の結果に基づいて、出荷オペレーション(OP4)を実施することができる。
(2)第2実施形態
第2実施形態について説明する。第2実施形態は、複数回の塗装オペレーションにおいて印字媒体を繰り返し使用するための例である。
(2.1)生産管理システムの構成
第2実施形態の生産管理システムについて説明する。図14は、第2実施形態の生産管理システムの機能ブロック図である。
図14に示すように、生産管理システム1は、クライアント端末10と、ホストコンピュータ30と、プリンタ40と、ハンディターミナル50と、カメラ16とを備える。クライアント端末10、ホストコンピュータ30、プリンタ40、及び、ハンディターミナル50は、第1実施形態(図3)と同様である。
カメラ60は、画像を撮像し、かつ、撮像した画像に対応する画像データを生成するように構成される。カメラ60は、通信インタフェース34を介して、ホストコンピュータ30と接続される。
CPU32は、通信インタフェース34を介して、カメラ60によって生成された画像データを取得する。
(2.2)生産管理のフロー
第2実施形態の生産管理のフローについて説明する。
(2.2.1)全体フロー
第2実施形態の生産管理の全体フローについて説明する。図15は、第2実施形態の生産管理の全体フローを示す図である。
図15に示すように、第2実施形態の生産管理は、第1実施形態と同様のオペレーション(OP1)〜(OP4)(図6)に加えて、媒体チェックオペレーション(OP5)を含んでいる。
媒体オペレーションOP5は、生産計画オペレーション(OP2)と塗装オペレーション(OP3)との間で実施される。
(2.2.2)媒体チェックオペレーション
第2実施形態の媒体チェックオペレーションについて説明する。図16は、図15の媒体チェックオペレーションのフローを示す図である。図17は、図16の処理で表示される画面の一例を示す図である。
図16に示すように、カメラ60が、画像の撮像(S630)を実行する。
具体的には、カメラ60は、前工程ブースBT1に入る前のハンガHGに添付された印字媒体PMの画像を撮像する。
次に、カメラ60は、撮像した画像の画像データを生成する。
ホストコンピュータ30は、判定(S330)を実行する。
具体的には、CPU32は、通信インタフェース34を介して、S630において生成された画像データを取得する。
次に、CPU32は、取得した画像データと、所定の基準画像に対応する基準画像データとを比較することにより、取得した画像データと基準画像データとの間の画素値の差を計算する。基準画像とは、塗装オペレーション(OP3)において使用可能なコード情報の画像を意味する。画素値とは、画像の輝度、コントラス、又は、それらの組合せを示す値である。画素値の差が大きいほど、S630において撮像された画像(例えば、印字媒体PMのコード情報CD1〜CD3(図2A))が基準画像から乖離していることを意味する。
画素値の差が閾値より大きい場合、CPU32は、印字媒体PMが使用不可能であると判定する。
画素値の差が閾値以下である場合、CPU32は、印字媒体PMが使用可能であると判定する。
ホストコンピュータ30は、判定結果の表示(S331)を実行する。
具体的には、CPU32は、入出力インタフェース33を介して、S330の判定結果を示す画面P200(図17)をディスプレイに表示する。
一例として、出荷オペレーション(OP4)の終了後に印字媒体PMがハンガHGから取り外される場合、S920(図12)において、作業者は、S330で使用可能であると判定された印字媒体PMをハンガHGに再貼付する。
別の例として、出荷オペレーション(OP4)の終了後に印字媒体PMがハンガHGから取り外されない(つまり、印字媒体PMがハンガHGに残っている)場合、S920(図12)において、作業者は、S330で使用不可能であると判定された印字媒体PMを剥がし、新たな印字媒体PMを貼付し直す。
以上の処理により、ハンディターミナル50による読み取りが不可能なコード情報が印字された印字媒体PMの使用を防ぐことができる。塗装オペレーション(OP3)の度に印字媒体PMの表面は変色するので、第2実施形態は特に有用である。
(3)変形例
上述の実施形態の変形例について説明する。
コード情報については、一次元バーコード、二次元バーコード、又は、文字コードを例示したがこれに限られるものではない。コード情報は、ハンディターミナル50が読取可能な形式であって、かつ、プリンタ40が印字可能な形式であれば、どのようなものでもよい。
生産管理データベース(図5)は、被塗物の形状、大きさ、及び、重量を示す情報と、生産計画に関する情報(以下「生産計画情報」という)と、を含んでもよい。
生産計画情報は、塗装オペレーション(OP3)を実施する塗装ラインを識別する情報、塗装オペレーション(OP3)を実施する順番(つまり、ハンガHGを塗装ラインに乗せる順番)を示す情報、1つのハンガHGに収容する複数種類の被塗物CMを識別する情報、ハンガHGに収容する被塗物CMの配置(ハンガHG内におけるラックLCの位置、及び、ラックLC内における被塗物CMの位置)、又は、それらの組合せである。
S311(図9)において、CPU32は、形状、大きさ、及び、重量を示す情報と、「吊り掛け数」フィールドの情報と、予め定められたハンガレールHRのルートとに基づいて、ハンガレールHRに沿って移動する複数のハンガHGに収容された被塗物CM同士が接触しないように、1つのハンガHGにできるだけ多くの被塗物CMを収容するための生産計画情報を決定する。つまり、CPU32は、被塗物CMに関する情報と、ハンガHG内における被塗物CMの配置に関する情報と、ハンガHGの移動経路とを考慮して、生産計画情報を決定する。次に、CPU32は、決定した生産計画情報をロットIDに関連付ける。
これにより、生産効率(例えば、1日に塗装ラインに乗せることができるハンガHGの数)を向上させることができる。
塗装オペレーションは、電着塗装のオペレーションに限定されるものではない。塗装オペレーションは、粉体塗料を被塗物に塗膜する粉体塗装のオペレーションであってもよい。
具体的には、粉体塗料は、溶剤(例えば、VOC(Volatile Organic Compounds))を含んでいる。この溶剤は、有害物質である。
S410において、プリンタ40は、被塗物の量を示すコード情報を印字媒体PMに印字する。
塗装オペレーションを開始する前に、担当者がハンディターミナル50を用いて、ハンガHGに貼付された印字媒体PMに印字されたコード情報から、被塗物の量及び大きさ(例えば、表面積)を読み取る。
CPU32は、ハンディターミナル50によって読み取られた被塗物の量及び大きさの組合せに基づいて、被塗物に吹き付ける粉体塗料の量を決定する。
塗装オペレーションでは、作業者が決定した粉体塗料の量に基づいて、粉体塗料を被塗物に吹き付ける。粉体塗料が吹きつけられた被塗物は、上述の実施形態と同様に、印字媒体PMの耐熱温度以下の温度(例えば、200℃)の乾燥室内で乾燥される。
これにより、被塗物の量及び大きさの組合せに応じて、粉体塗料の量を最適化することができる。その結果、無駄な粉体塗料の使用を防ぎ、かつ、有害物質である溶剤の使用量を抑制することができる。
以上、本発明の実施形態について詳細に説明したが、本発明の範囲は上記の実施形態に限定されない。また、上記の実施形態は、本発明の主旨を逸脱しない範囲において、種々の改良や変更が可能である。また、上記の実施形態および変形例は、組合せ可能である。
1 :生産管理システム
10 :クライアント端末
11 :記憶装置
12 :CPU
13 :入出力インタフェース
14 :通信インタフェース
16 :カメラ
30 :ホストコンピュータ
31 :記憶装置
32 :CPU
33 :入出力インタフェース
34 :通信インタフェース
40 :プリンタ
50 :ハンディターミナル
60 :カメラ

Claims (6)

  1. 塗装製品の生産管理方法であって、
    プリンタが、前記塗装製品の種類を識別する製品IDがコード化された情報であるコード情報を印字媒体に印字する処理と、
    前記コード情報が印字された印字媒体を被塗物に取り付ける処理と、
    読取装置が、前記被塗物に取り付けられた印字媒体に印字されたコード情報から、前記製品IDを読み取る第1読取処理と、
    前記読み取られた製品IDに基づいて、前記被塗物を塗装する処理と、
    読取装置が、前記塗装された被塗物に取り付けられた印字媒体に印字されたコード情報から、前記製品IDを読み取る第2読取処理と、
    コンピュータが、記憶装置に、前記第2読取処理において読み取られた製品IDと、前記製品IDによって識別される塗装製品の塗装が完了したことを示すステータス情報とを関連付けて記憶する処理と、を含む、
    生産管理方法。
  2. 前記塗装する処理は、
    前記印字媒体が取り付けられた被塗物を、電着塗料を含む電着槽に浸漬する工程と、
    前記電着塗料と前記被塗物との間に電流を流すことにより、前記被塗物に前記電着塗料を塗膜する工程と、を含む、
    請求項1に記載の生産管理方法。
  3. 前記塗装する処理は、
    前記電着塗料が塗膜された被塗物を水洗する工程と、
    前記水洗された被塗物に気体を吹き付ける工程と、
    前記気体が吹き付けられた被塗物を所定の温度で乾燥させる工程と、をさらに含み、
    前記印字媒体の耐熱温度は、前記所定の温度以上である、
    請求項2に記載の生産管理方法
  4. 前記塗装する処理は、
    前記印字媒体が取り付けられた被塗物に粉体塗料を吹き付けることにより、前記被塗物に前記粉体塗料を塗膜する工程と、
    前記粉体塗料が塗膜された被塗物を所定の温度で乾燥させる工程と、をさらに含み、
    前記印字媒体の耐熱温度は、前記所定の温度以上である、
    請求項1に記載の生産管理方法。
  5. 顧客が使用するクライアント端末と接続されたコンピュータが、前記クライアント端末から受注情報を受け付ける処理をさらに含み、前記受注情報は、顧客に関する顧客情報と、前記顧客から受注した塗装製品の製品IDと、前記顧客から受注した塗装製品の受注数とを含み、
    コンピュータが、複数の受注情報に基づいて、塗装製品の生産計画に関する生産計画情報を作成する処理をさらに含み、前記生産計画情報は、前記顧客情報と、前記顧客毎の塗装製品の製品IDと、前記顧客毎の生産数と、を含み、
    前記印字する処理は、前記プリンタが、前記顧客情報と、前記顧客毎の製品IDと、前記顧客毎の生産数とがコード化された情報であるコード情報を印字する処理であり、
    前記第1読取処理は、前記読取装置が、前記顧客情報と、前記顧客毎の製品IDと、前記顧客毎の生産数とを読み取る処理であり、
    前記塗装する処理は、前記読み取られた顧客情報、顧客毎の製品ID、及び、顧客毎の生産数に基づいて、前記被塗物を塗装する処理であり、
    前記第2読取処理は、前記読取装置が、前記顧客情報と、前記顧客毎の製品IDと、前記顧客毎の生産数とを読み取る処理であり、
    前記記憶する処理は、前記コンピュータが、前記第2処理において読み取られた顧客情報、顧客毎の製品ID、及び、顧客毎の生産数を関連付けて前記記憶装置に記憶する処理である、
    請求項1〜4の何れかに記載の生産管理方法。
  6. カメラが、前記印字媒体に印字されたコード情報の画像を撮像する処理と、
    コンピュータが、前記撮像された画像と所定の基準画像とを比較することにより、前記印字媒体の使用可否を判定する処理と、
    コンピュータが、前記コンピュータの判定結果をディスプレイに表示する処理と、をさらに含む、
    請求項1〜5の何れかに記載の生産管理方法。
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