JP5347305B2 - 食品衛生管理システム、サーバ、プログラム - Google Patents
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Description
特許文献1のシステムは、生産者が、生産者名、品種、栽培方法、収穫日、品質情報等の農産物の個体情報を産物の識別子とともにコンピュータから入力し、消費者がコンピュータに購入した農産物の識別子を使用してアクセスすることにより、農産物の個体情報を得られるようにするものである。
1998年5月からHACCP方式の導入企業への優遇措置が制定され、HACCP方式の食品衛生管理システムが構築されつつある(特許文献2)。
これらの端末入力作業は、従来、帳票等への手書き入力を行ってきた作業者にとっては大きな負担となり、時間がかかるとともに誤入力の問題が生じる。
作業者は、この帳票に光学読取機構付きペンによって情報を手書き入力する。手書き入力された情報は、中間加工場の端末からネットワークを介してサーバの手書帳票データ受信手段に送られ、工程管理手段により管理される。
また、中間加工場の端末に接続されたセンサのデータは、ネットワークを介してサーバのセンサデータ収集手段に送られ、工程管理手段により、手書き帳票とともに管理される。
これにより、産物および商品輸送時の温度等の状態管理が可能になる。
これにより、生産者が、産物の個体情報を手書きで入力することが可能になる。
図1は、本実施の形態の食品衛生管理システム1のシステム構成を示す図である。
中間流通/加工場10の管理事務所11は、受入・加工場13および仕分け・出荷場15の作業の事務処理が実行される。
尚、光学読取機能付きペン133は、ボールペン状のペン部分と、このペン部分を収納するペン立部分からなり、ペン立部分が端末131、151に接続されている。
図1には図示されていないが、仕分け・出荷場15の端末151にも各種センサが接続されてもよい。
サーバ41は、食品衛生管理システム1としての工程管理ソフトウエアをASP(Application Serve Provider)として、端末111、131、151に供給する。これについては後で詳述する。
データベース43は、食品衛生管理システム1の工程管理データや、作業指示書(帳票)の書式等が格納される。これについても後述する。
また、サーバ41は、中間流通/加工場10の各作業工程についての作業指示書(帳票)を作成し、ネットワーク80を介して中間流通/加工場10の管理事務所11の端末111に送る。この作業指示書(帳票)は、端末111に接続されているプリンタ113によって印刷され、受入・加工場13や仕分け・出荷場15の作業者に渡され、作業者は、これに従って作業を行う。
中間流通/加工場10の管理事務所11の端末111は、ネットワーク80を介してこの位置情報付き帳票データを受け取り、プリンタ113で位置情報付き帳票137、157として出力する。
作業者は、この位置情報付き帳票137、157に従って作業を行い、作業時に記録すべき情報を光学読取機構付きペン133、153で、それぞれ、位置情報付き帳票137、157に記入する。記入された手書き情報は、端末131、151からネットワーク80を介してサーバ41に送られる。
これにより、産物29の情報を管理するために、上記と同様の帳票データをサーバ41が作成し、プリンタ25によって位置情報付き帳票27として出力させることが可能になる。この位置情報付き帳票27に光学読取機構付きペン23を使用して生産者20が産物29についての情報を記入することにより、産物29の情報がサーバ41に送られ、産物29の情報をサーバ41によって管理することが可能になる。
同様に、中間流通/加工場10から小売店30へ出荷品159が輸送手段70により輸送される際も、位置・温度検出機能付きICタグ71を設置する。位置・温度検出機能付きICタグ71によって測定された温度等の情報は、無線通信によりサーバ41に送られ、サーバ41で管理される。
サーバ40は、制御部201、記憶部202、メディア入出力部203、通信制御部204、入力部205、印刷部206、表示部207等がバス208を介して接続されて構成される。
CPUは、記憶部202、ROM、記録媒体等に格納されるプログラムをRAM上のワークメモリ領域に呼び出して実行し、バス208を介して接続された各装置を駆動制御し、サーバ41が行なう後述する処理を実現する。
ROMは、コンピュータのブートプログラムやBIOS等のプログラム、データ等を恒久的に保持し、RAMは、ロードしたプログラムやデータを一時的に保持するとともに、制御部201が各種処理を行なうために使用するワークエリアを備える。
印刷部206は、プリンタであり、印刷出力処理を行う。
表示部207は、液晶パネル、CRTモニタ等のディスプレイ装置と、ディスプレイ装置と連携して表示処理を実行するための論理回路(ビデオアダプタ等)で構成される。
また、生産者20の端末21のハードウエア構成についても詳述しないが、図2に示したサーバ41のハードウエア構成と同様の、パーソナルコンピュータ等のコンピュータで構成できる。
光学読取機能付きペン23、133、153は、通常のボールペン等の筆記機能を持つとともに、CCDセンサ711を備える。通常のボールペンを使用して紙面上に文字等を書くと、例えば、ペンが接触している部分715(読取部分)の画像をCCDセンサ711が読み取る。
光学読取機構付きペン23、133、153は、このほか、プロセサ721、メモリ723、バッテリ725等を有する。
この光学読取機構付きペン23、133、153としては、例えば、アノト社の「アノトデジタルペン」等を使用することができる。
この複数のドットは、例えば、アノト社の「アノトパターン」であり、この複数のドットパターンから、プロセサ721により位置情報付き帳票27、137、157を一意に識別する情報と、位置情報付き帳票27、137、157上の位置情報が算出され、メモリ723に蓄積される。
位置情報付き帳票27、137、157上に光学読取機構付きペン23、133、153で記入した帳票入力データ730は、まず、光学読取機構付きペン23、133、153のメモリ723に蓄積される。
各手書データ751、752、・・・は、手書きで記入したストロークの位置情報付き帳票27、137、157上での座標データ771、772、773、・・・よりなる。
図5に示すように、位置・温度検出機能付きICタグ61、71は、例えば、マイクロプロセサ615に、温度センサ611、GPSセンサ613、タイマ618、メモリ617、通信機能619等が接続された構成をとる。
所定の時間間隔は、前もってマイクロプロセサ615に設定され、タイマ618により測定される。
検出された温度情報および位置情報は、メモリ617に格納されるとともに、通信機能619により、前もって設定した所定のアドレスに送信される。通信機能619は、例えば、PHS通信機能であり、各所にあるPHS通信基地局を介して所定のアドレスに送信される。
また、位置・温度検出機能付きICタグ61、71に、例えば、湿度センサ等の他のセンサを設けてもよい。
サーバ41は、帳票作成手段410、工程管理手段415、センサデータ収集手段416、手書帳票データ受信手段417、入荷/出荷輸送管理手段418、生産者データ管理手段419よりなる。
帳票作成手段410は、入荷表作成手段411、作業指示書作成手段412、出荷表作成手段413、帳票データ出力手段414よりなる。
図7に示すような帳票(入荷表)の書式310は、予め作成した帳票(入荷表)の枠と項目を帳票フォーマット・データベース433に格納しておく。
工程管理データベース431に格納されるデータは、例えば、受入・加工場13等に設置されたセンサ135によって計測される温度等の計測データや、管理事務所11の端末111から入力される入出荷および作業指示の日付や数量等のデータ、光学読取機構付きペン133、153によって手書き入力された帳票データ等である。
手書帳票データ受信手段417は、受入・加工場13の端末131や仕分け・出荷上15の端末151から送信される図4で説明したような手書きの帳票入力データ730を受信し、帳票識別情報731により帳票を識別し、帳票フォーマット・データベース433の帳票の書式データ310と手書データ751、752、・・・を合成して帳票イメージを作成し、工程管理データベース431に格納する。
また、生産者データ管理手段419は、産物29の個体情報等を手書記入可能な位置情報付き帳票の印刷データを作成し、ネットワーク80を介して生産者20の端末21に送るとともに、この印刷データをプリンタ25により出力して得られる位置情報付き帳票27に生産者20が光学読取機能付きペン23を使用して記入した産物29に関する手書の帳票入力データ730を受け取り、帳票の書式データと合成し、帳票として工程管理データベース431に格納し、管理する。
まず、管理事務所11の端末111から、管理センタ40のサーバ41にアクセスし、入荷予定登録を要求する(ステップ101)。すなわち、生産者20から管理事務所11に入荷の予定が入った際に、この処理を行う。
サーバ41は、この要求を受けて、図10に示すような入荷予定登録画面900を管理事務所11の端末111に表示させる(ステップ102)。
図10に示すように、入荷予定日、品名、入荷元の県名、産地名、規格、在庫期限、加工の有無、伝票枚数等の入力画面が端末111に表示され、この画面から入荷予定の産物29についての情報を登録する(ステップ103)。入荷予定登録画面900は、端末111から、本実施の形態の食品衛生管理システム(トレーサビリティー・システム)1にアクセスし、例えばメインメニューの「登録」の項目のなかから「入荷予定登録」を選択することにより表示される。
入荷表の印刷データは、位置符号ドットパターン330と入荷表の書式310、および、工程管理データベース431に格納された入荷予定データを合成したもので、これを端末111に接続されたプリンタ113で印刷することにより、図11に示すような入荷表910が出力される(ステップ107)。
また、輸送手段60に産物29とともに乗せられた位置・温度検出機能付きタグ61のICタグ番号(例えば「116」)が既に領域912に印刷されている。
作業者が光学読取機構付きペン133を端末131に接続されたペン立てに戻すと、入荷表910に記入された手書き帳票入力データ730がネットワーク80を介してサーバ41に送られる。
図12は、作業指示登録画面920の例を示す図である。
図12に示すように、加工日、商品名、商品の行き先、規格(加工の方法)、発注数(加工数量)、資材(加工に使用する資材)、伝票枚数等の入力画面が端末111に表示され、この画面から加工作業の指示についての情報を登録する(ステップ112)。
ここでは、産地「○○△△」のきゅうりを資材「B3号」の袋に3本ずつ袋詰めして、「○○きゅうり」という商品名で「小売店A」用に「100」袋を作成する作業を行うことを示している。
作業指示書の印刷データは、位置符号ドットパターン330と作業指示書の書式310、および、工程管理データベース431に格納された作業指示データを合成したもので、これを端末111に接続されたプリンタ113で印刷することにより、図13に示すような作業指示書930が出力される(ステップ114)。
作業指示書930は、受入・加工場13の作業者に渡され、作業者は、実際の加工作業の実施データ(例えば、使用本数「305」本、作業時間「7時50分〜8時30分」、不良本数「5」本、確認者名「鈴木」、作業前「OK」等)を光学読取機構付きペン133で作業指示書930上の所定の位置に記入する(ステップ115)。
このほか、受入時に使用した入荷表910に、例えば、加工に使用した産物29の数量等の情報を光学読取機構付きペン133で記入してもよい。
作業者が光学読取機構付きペン133を端末131に接続されたペン立てに戻すと、作業指示書930等に記入された手書き帳票入力データ730がネットワーク80を介してサーバ41に送られる。
作業指示書930に加えて入荷表910等への手書記入があった場合、サーバ41は、受け取った手書帳票入力データ730の帳票識別情報731により、該当する作業指示書および入力表を一意に識別できる。
図14は、出荷登録画面940の例を示す図である。
図14に示すように、出荷先の店舗コード、店舗名称、伝票枚数等の入力画面が端末111に表示され、この画面から出荷情報を登録する(ステップ119)。
出荷表の印刷データは、位置符号ドットパターン330と出荷表の書式310、および、工程管理データベース431に格納された出荷情報を合成したもので、これを端末111に接続されたプリンタ113で印刷することにより、図15に示すような出荷表950が出力される(ステップ121)。
出荷情報として出荷登録画面940に登録した店舗名称「スーパー○○」等が既に出荷表950の領域951に印刷されている。
作業者が光学読取機構付きペン153を端末151に接続されたペン立てに戻すと、出荷表950等に記入された手書き帳票入力データ730がネットワーク80を介してサーバ41に送られる。
以上の処理により、中間流通/加工場10で実施される一連の作業工程の内容や作業工程における手書き入力帳票およびセンサデータ等のデータがサーバ41に収集され、工程管理データベース431に格納される。
工程管理データベース431に格納されたデータは、中間流通/加工場10の端末111、131、151からネットワーク80を介してサーバ41にアクセスすることにより、随時参照することができる。
また、センサデータ等が異常な値を示した場合には、サーバ41から端末111、131、151に異常を示す警報等を送信してもよい。
前述したように、受入・加工場11の作業者は、印刷された入荷表910を産物29の受入時に受け取り、実際の入荷数「875」や荷受者名「田中」を光学読取機構付きペン133で記入し、サーバ41に送る。
サーバ41は、受取時に入荷表910に記入された文字等のイメージデータを帳票データとして工程管理データベース431に格納する。
その後、同一の入荷表910を印刷する場合には、このとき記入された内容(入荷数「875」、荷受者名「田中」)のイメージが入荷表910に印刷される。
サーバ41は、加工時に入力表910に記入された情報も工程管理データベース431に格納する。
この場合、産物29の種類や植え付け日時、農薬散布予定日等の情報を予め端末21から登録しておくことにより、サーバ41が農薬散布用の帳票27の印刷データを作成し、その印刷データを農薬散布予定日に端末21に送る。プリンタ25によりその印刷データを印刷することにより位置情報付き帳票27が得られる。
生産者は、今回の薬剤散布の欄に、日付「2/1」と散布した薬剤名「ABC」を光学読取機構付きペン23で記入する。
記入された入力データは、端末21からネットワーク80を介してサーバ41に送られ、工程管理データベース431に格納される。このとき、今回散布された薬剤名と日付のイメージデータを過去の薬剤散布データとして工程管理データベース431に格納しておく。
2月12日には、今回散布した薬剤名「△×3」と日付「2/12」を光学読取機構付きペン23で記入する。
記入された入力データは、端末21からネットワーク80を介してサーバ41に送られ、今回記入された薬剤散布データが過去の薬剤散布データとして工程管理データベース431に格納され、その次の散布時には、過去の薬剤散布欄にこの散布データが入った位置情報付き帳票27が得られる。
ここでは、生産者20から産物29として入荷される食鳥を中間流通/加工場で処理する場合を例に説明する。
例えば、端末111、131、151に工程管理データを表示させる場合には、端末111、131、151からサーバ41にアクセスし、食品衛生管理システム1を使用する権限があるか否かの認証処理(ユーザ名とパスワードを入力したうえでのログイン)を行なう。その後、メインメニュー1001が表示される。
「監視」は、受入・加工場13に設置されているセンサ135の計測データが正常か否かを監視し、そのデータを表示する。
「データ検索」は、各作業工程でのセンサ135のデータや、手書き記入帳票の内容を表示する。
「各種設定」は、例えば、認証処理に使用するユーザ名やパスワードの設定や、生産者20の識別番号の設定、小売業30の識別番号の設定等を行なう。
「登録」は、前述したような入荷予定登録、作業指示登録、出荷登録等を行なう。
食品衛生管理システム1が監視しているすべての計測データについての監視画面を表示する「モニタリング全体監視」、室温等の温度計測データの監視画面を表示する「環境温度モニタリング」、食鳥の加工作業工程における鶏肉の各部の温度計測データの監視画面を表示する「鶏肉内温度モニタリング」、使用する機材や水等に残留する塩素濃度の監視画面を表示する「残留塩素濃度モニタリング」等を選択するための選択ボタンが表示される。
中間流通/加工場10で監視されているすべての計測データが表示される。
中間流通・加工場10における全作業工程について工程管理データベース431に格納された工程管理データを参照するための「トレーサビリティ」と、各工程の完了/未完了をチェックするための「工程チェック表」を選択するための選択ボタンが表示される。
生産者20の農場、中間流通・加工場10での食鳥を受入・加工・仕分け・出荷の各工程、小売店30の店舗での計測データや手書き入力した帳票を表示するための選択ボタンが表示される。
図23は、手書帳票表示画面1006の例を示す図である。
受入・加工場13では、受入時の作業として食鳥検査が実施され、その際の情報が光学読取機構付きペン133により手書き入力される。検査官名や検査対象羽数、検査実施日、生産者名、受入れた食鳥の種別、羽数、重量、そのなかの死鳥の羽数、重量等が手書き入力される。
手書き入力データは、サーバ41に送られ、工程管理データベース43に格納されている。
指定した日時範囲にセンサ135等の測定および手書き帳票記入がちゃんと行なわれているかをチェックするための画面である。
この工程チェック表では、1月18日以降の手書き帳票がまだ未記入であることを示しており、この工程チェック表の結果から、センサ135等の確認や、手書き帳票への記入の催促が行なえる。
10………中間流通加工場
11………管理事務所
20………生産者
30………小売店
40………管理センタ
41………サーバ
43………データベース
61、71………位置・温度検索機能付きICタグ
80………ネットワーク
111、131、151、21………端末
113、25………プリンタ
133、153、23………光学読取機能付きペン
135………センサ
137、157、27………位置情報付き帳票
410………帳票作成手段
415………工程管理手段
416………センサデータ収集手段
417………手書帳票データ受信手段
Claims (7)
- 生産者が供給する産物に対し、受入、加工、仕分け、出荷からなる作業工程を実施する中間加工場の食品衛生を管理する食品衛生管理システムであって、
前記中間加工場は、端末と、前記端末に接続された前記中間加工場の状態を感知する複数のセンサと、前記端末に接続されたプリンタと、前記端末に接続された光学読取機構付きペンを備え、
前記端末とネットワークを介して接続されたサーバは、
前記プリンタで印刷され、前記作業工程で前記光学読取機構付きペンにより手書き記入するための、少なくとも、入荷表、作業指示書、および、出荷表の帳票書式を有し、前記帳票書式と、位置情報付き用紙データを合成し、位置情報付き帳票の印刷用データを作成する帳票作成手段と、
前記光学読取機構付きペンにより手書き入力された位置情報付き帳票の手書き入力データを受け取る手書帳票データ受信手段と、
前記複数のセンサにより感知されたセンサデータを受け取るセンサデータ収集手段と、
前記手書帳票データ受信手段により受信した前記手書き入力データ、および、前記センサデータ収集手段により収集したセンサデータを格納したうえ管理し、前記中間加工場の前記作業工程を管理する工程管理手段と、
を具備し、
前記帳票作成手段は、以前に前記光学読取機構付きペンにより手書き入力された位置情報付き帳票について前記工程管理手段により格納された前記手書き入力データを合成し、更に追加して手書き入力可能な位置情報付き帳票の印刷用データを作成することを特徴とする食品衛生管理システム。 - 前記生産者と前記中間加工場間の産物輸送時、および、前記中間加工場と出荷先間の商品輸送時に、少なくとも位置および温度を検出する機能と、通信機能を備えたICタグによる測定データを収集し、輸送時の食品衛生を管理する輸送管理手段を更に具備することを特徴とする請求項1記載の食品衛生管理システム。
- 前記サーバとネットワークを介して接続された生産者の端末と、前記生産者の端末に接続された第2のプリンタおよび第2の光学読取機構付きペンを更に備え、
前記サーバは、前記生産者が前記産物についての情報を前記光学読取機能付きペンにより手書き入力するための位置情報付き帳票の印刷用データを作成するとともに、前記生産者が入力した手書き入力データを収集し、前記生産者の前記産物の管理を行う生産者データ管理手段を更に具備することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の食品衛生管理システム。 - 生産者が供給する産物に対し、受入、加工、仕分け、出荷からなる作業工程を実施する中間加工場の端末とネットワークを介して接続されたサーバであって、
前記中間加工場の端末に接続されたプリンタによって印刷され、前記作業工程で前記端末に接続された前記光学読取機構付きペンにより手書き記入される、少なくとも、入荷表、作業指示書、および、出荷表の帳票書式を有し、前記帳票書式と、位置情報付き用紙データを合成し、位置情報付き帳票の印刷用データを作成する帳票作成手段と、
前記光学読取機構付きペンにより手書き入力された位置情報付き帳票の手書き入力データを受け取る手書帳票データ受信手段と、
前記中間加工場の端末に接続された前記中間加工場の状態を感知する複数のセンサにより感知されたセンサデータを受け取るセンサデータ収集手段と、
前記手書帳票データ受信手段により受信した前記手書き入力データ、および、前記センサデータ収集手段により収集したセンサデータを格納したうえ管理し、前記中間加工場の前記作業工程を管理する工程管理手段と、
を具備し、
前記帳票作成手段は、以前に前記光学読取機構付きペンにより手書き入力された位置情報付き帳票について前記工程管理手段により格納された前記手書き入力データを合成し、更に追加して手書き入力可能な位置情報付き帳票の印刷用データを作成することを特徴とするサーバ。 - 前記生産者と前記中間加工場間の産物輸送時、および、前記中間加工場と出荷先間の商品輸送時に、少なくとも位置および温度を検出する機能と、通信機能を備えたICタグによる測定データを収集し、輸送時の食品衛生を管理する輸送管理手段を更に具備することを特徴とする請求項4記載のサーバ。
- 前記生産者の端末にネットワークで接続され、前記生産者の端末に接続された光学読取機構付きペンにより手書き入力するための位置情報付き帳票の印刷用データを作成するとともに、前記生産者が入力した手書き入力データを収集し、前記生産者の前記産物の管理を行う生産者データ管理手段を更に具備することを特徴とする請求項4または請求項5に記載のサーバ。
- コンピュータを請求項4乃至請求項6のサーバとして機能させることを特徴とするプログラム。
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