JPH07334385A - 保守診断機能の検証方法 - Google Patents

保守診断機能の検証方法

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JPH07334385A
JPH07334385A JP6123440A JP12344094A JPH07334385A JP H07334385 A JPH07334385 A JP H07334385A JP 6123440 A JP6123440 A JP 6123440A JP 12344094 A JP12344094 A JP 12344094A JP H07334385 A JPH07334385 A JP H07334385A
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JP
Japan
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maintenance
program
failure
fault
register
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JP6123440A
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English (en)
Inventor
Kenji Toi
健司 戸井
Yoshifumi Baba
與志文 馬場
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Hitachi Ltd
Hitachi Information Systems Ltd
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Hitachi Ltd
Hitachi Information Network Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 保守診断機能全体を確実に検証し、検証結果
の信頼度を向上させる。 【構成】 保守診断プログラム、疑似障害発生レジスタ
および障害報告レジスタを含むハードウェア部から成る
保守診断機能の前記疑似障害発生レジスタに対して障害
要因を疑似的に注入し、障害報告レジスタから保守診断
プログラムに障害の発生報告を行わせ、その障害発生報
告によって起動された保守診断プログラムによって生成
される保守コードを検査し、該保守コードが期待値であ
れば正常、期待値でなければ不正常として判定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、データ処理装置やネッ
トワークの中継機等の装置に内蔵させた保守診断機能を
検証する検証方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、データ処理装置やネットワークの
中継機等においては、自装置内で発生した障害を自装置
内で診断する保守診断機能を設けたものがある。
【0003】このような保守診断機能を設けた装置にあ
っては、保守診断機能自体が正常に動作するか否かを製
品出荷前に検証しておくことが必要になる。
【0004】そこで、その検証方法として図5に示すよ
うな検証方法が従来から実施されている。すなわち、検
証対象装置1に検証プログラム10をローディングし、
その検証プログラム10からハードウェアで構成された
疑似障害発生レジスタ11に疑似的に障害要因をセット
する。すると、障害要因を保守診断プログラムに通知す
べく、障害要因がハードウェア上で障害報告レジスタ1
2にセットされるので、検証プログラム10は障害報告
レジスタ12にセットされた障害要因を読み込み、その
障害要因が期待値になっているかどうかによって保守診
断機能の正否を判定する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、保守診断機
能は、疑似障害発生レジスタ11および障害報告レジス
タ12を含むハードウェア部と保守診断プログラムとに
よって構成され、保守診断プログラムは障害報告レジス
タ12に障害要因がセットされたならば、その障害要因
の情報に基づいて障害内容を診断し、診断結果をコンソ
ール装置等に表示したり、上位装置等に通知するもので
ある。
【0006】ところが、上記の検証方法にあっては、保
守診断プログラムは全く起動されていないため、検証プ
ログラム10は疑似障害発生レジスタ11および障害報
告レジスタ12を含むハードウェア部のみの機能を検証
していることになる。すなわち、保守診断プログラムを
含めた保守診断機能全体を検証していないことになり、
検証結果の信頼度が低いという問題がある。
【0007】本発明の目的は、保守診断機能全体を確実
に検証し、検証結果の信頼度を向上させることができる
保守診断機能の検証方法を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、基本的には、疑似障害発生レジスタおよ
び障害報告レジスタを含むハードウェア部と保守診断プ
ログラムとから成る保守診断機能の前記疑似障害発生レ
ジスタに対して障害要因を疑似的に注入し、障害報告レ
ジスタから保守診断プログラムに障害の発生報告を行わ
せ、その障害発生報告によって起動された保守診断プロ
グラムによって生成される保守コードを検査し、該保守
コードが期待値であれば正常、期待値でなければ不正常
として判定することを特徴とする。
【0009】
【作用】上記手段によると、障害要因を注入すると、ハ
ードウェア部から障害報告割込みが発生して保守診断プ
ログラムが起動され、この保守診断プログラムによって
保守コードが生成される。そこで、この保守診断コード
が期待値であるかどうかによって保守診断機能の正否を
判定する。
【0010】従って、保守診断プログラムを含めた保守
診断機能全体の機能を検証したことになり、検証結果の
信頼度を向上させることができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明を図示する実施例により詳細に
説明する。
【0012】図1は、本発明の概念を示す説明図であ
り、保守診断プログラム13、疑似障害発生レジスタ1
1および障害報告レジスタ12を含むハードウェア部1
5から成る保守診断機能の疑似障害発生レジスタ11に
対して障害要因を疑似的に注入し、障害報告レジスタ1
2から保守診断プログラム13に障害の発生報告を行わ
せ、その障害発生報告によって起動された保守診断プロ
グラム13によって生成される保守コード14を検査
し、該保守コード14が期待値であれば正常、期待値で
なければ不正常として判定することを示している。
【0013】図2は、本発明の検証方法を実施する検証
対象装置1の一実施例を示す詳細構成図であり、検証対
象装置1には検証に関わる各種指示や結果を入出力する
コンソール装置16が接続されている。
【0014】検証対象装置1は、オペレーティングシス
テム(以下、OS)18の下で動作する装置制御プログ
ラム17が組み込まれ、さらに検証時にみ使用する検証
プログラム10が組み込まれている。検証対象の保守診
断プログラム13は、装置制御プログラム17の一部と
して組み込まれている。
【0015】検証プログラム10は、テスト制御部10
0の下でマルチタスク形式で保守診断機能を検証する複
数のテストタスクTS1〜TSnと、各テストタスクに
対応した保守コードの期待値を格納した保守コード期待
値テーブル19を備えている。この検証プログラム10
は、保守診断機能の検証時にローディングされる。
【0016】また、保守診断プログラム13が生成した
保守コードを順次格納する保守コードログテーブル20
が設けられている。
【0017】図3は、保守コード期待値テーブル19の
詳細構成図であり、テストタスク番号190、障害要因
データ191、期待保守コード192、期待時間193
の各情報を格納する領域がタスク番号別に設けられてい
る。
【0018】ここで、テストタスク番号190とはテス
トタスクTS1〜TSnの番号「1」〜「n」を示し、
障害要因データ191とは疑似障害発生レジスタ11に
注入する障害要因データを意味する。また、期待保守コ
ード192とは、注入した障害要因に対し保守診断プロ
グラム13が生成する保守コードの期待値を示し、さら
に期待時間193とは期待保守コード192が生成され
る時間の期待値を示すものである。
【0019】図4は、本発明の検証方法の手順を示すフ
ローチャートであり、テスト作業者は検証対象装置1を
通常の運用状態と同様に立ち上げる。この時、検証プロ
グラム10は起動されない。
【0020】しかし、保守診断機能を検証する場合、コ
ンソール装置16からの指示に従って起動される。
【0021】検証プログラム10が起動されると、テス
ト制御部100がコンソール装置16の画面上に疑似障
害テスト項目の一覧を表示させる。この状態でテスト制
御部100はテスト作業者からのテスト実行番号入力待
ちとなる。
【0022】そこで、テスト作業者がコンソール装置1
6に表示された疑似障害テスト項目の一覧の中から所望
のテスト項目番号を選択すると、テスト制御部100は
選択されたテスト項目番号を解析し、当該テスト項目番
号に対応したテストタスクTSnを選択する(ステップ
400)。
【0023】例えば、テストタスクTS1を選択する。
すると、テストタスクTS1は、図3の保守コード期待
値テーブル19からテストタスクTS1に対応した障害
要因データD1を読出し、この障害要因データD1をハ
ードウェア部15の疑似障害発生レジスタ11に対して
セットする(ステップ401)。
【0024】この後、テストタスクTS1は障害発生待
ち状態となる(ステップ402)。
【0025】これに対し、ハードウェア部15は内部ロ
ジックによって障害報告レジスタ12に対し発生した障
害の内容を障害報告レジスタ12にセットした後、保守
診断プログラム13に対し障害報告割込みを発生させ
る。
【0026】保守診断プログラム13は障害報告割込み
に対し、障害報告レジスタ12から障害内容を読み込
み、障害内容を解析し、障害情報の収集を行う。そし
て、収集した障害情報を保守コードに編集する(ステッ
プ420)。
【0027】保守コードとは、検証対象装置1の実際の
設置場所の保守員が障害の内容を認識し、解析するため
の情報である。
【0028】保守診断プログラム13は保守コードを編
集したならば、この保守コードを保守コードログテーブ
ル20に格納する(ステップ421)。
【0029】テストタスクTS1は、保守診断プログラ
ム13が生成した保守コードを保守コードログテーブル
20から読み出す。この時、障害発生待ち状態となって
から期待時間t1(図3)を経過したタイミングで保守
コードログテーブル20をアクセスし、保守コードを読
み出す。そして、保守コード期待値テーブル19に格納
されているテストタスクTS1に対応する期待保守コー
ドC1と一致しているかどうかを比較し、一致している
場合は正常としてテストタスクTS1による検証作業を
終了し、制御をテスト制御部100に戻す(ステップ4
03,405)。
【0030】不一致の場合は、保守診断機能が不正常で
あることになるので、エラー処理を行ってコンソール装
置16にその旨を表示させる(ステップ406)。
【0031】このように本実施例によれば、障害要因を
注入し、ハードウェア部15から障害報告割込みを発生
させて保守診断プログラム13を起動させ、この保守診
断プログラム13によって生成された保守コードが期待
値であるかどうかによって保守診断機能の正否を判定す
るので、保守診断プログラム13を含めた保守診断機能
全体の機能を検証したことになり、検証結果の信頼度を
向上させることができる。
【0032】また、テスト作業者は障害テスト項目番号
を選択するのみの操作を行うだけであるので、検証作業
を効率良く行うことができる。
【0033】さらに、検証プログラム10が保守コード
を検査する際、保守診断プログラム13からの割込みに
よって保守コードを読み出すのではなく、期待時間tを
経過してから保守コードを読み出しているので、保守診
断プログラム13は実際の製品と全く同じものを使用す
ることができる。すなわち、検証のために検証プログラ
ム10に対する割込み機能を追加しておく必要がない。
従って、検証対象装置1の保守診断機能を実製品と全く
同じ構成で検証することができる。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、障
害要因を注入し、ハードウェア部から障害報告割込みを
発生させて保守診断プログラムを起動させ、この保守診
断プログラムによって生成された保守コードが期待値で
あるかどうかによって保守診断機能の正否を判定するの
で、保守診断プログラムを含めた保守診断機能全体の機
能を検証したことになり、検証結果の信頼度を向上させ
ることができる。
【0035】また、検証のために保守診断プログラムか
ら検証プログラムに対する割込み機能を追加しておく必
要がないので、検証対象装置の保守診断機能を実製品と
全く同じ構成で検証することができるなどの効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の概念を示す説明図である。
【図2】検証対象装置の一実施例を示す詳細構成図であ
る。
【図3】保守コード期待値テーブルの構成図である。
【図4】保守診断機能の検証手順を示すフローチャート
である。
【図5】従来の検証方法の説明図である。
【符号の説明】
1…検証対象装置、10…検証プログラム、11…疑似
障害発生レジスタ、12…障害報告レジスタ、13…保
守診断プログラム、14…保守コード、15…ハードウ
ェア部、16…コンソール装置、17…装置制御プログ
ラム、19…保守コード期待値テーブル、20…保守コ
ードログテーブル。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データ処理装置等に内蔵させた疑似障害
    発生レジスタおよび障害報告レジスタを含むハードウェ
    ア部と保守診断プログラムとから成る保守診断機能を検
    証する方法であって、前記疑似障害発生レジスタに対し
    て障害要因を疑似的に注入し、障害報告レジスタから前
    記保守診断プログラムに障害の発生報告を行わせ、その
    障害発生報告によって起動された前記保守診断プログラ
    ムによって生成される保守コードを検査し、該保守コー
    ドが期待値であれば保守診断機能は正常、期待値でなけ
    れば不正常として判定することを特徴とする保守診断機
    能の検証方法。
  2. 【請求項2】 注入障害要因に対応して予め設定された
    期待時間の経過後に、前記保守診断プログラムによって
    生成された保守コードを取得して検査することを特徴と
    する請求項1記載の保守診断機能の検証方法。
JP6123440A 1994-06-06 1994-06-06 保守診断機能の検証方法 Pending JPH07334385A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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