JPH0733379A - 長尺材移載装置 - Google Patents
長尺材移載装置Info
- Publication number
- JPH0733379A JPH0733379A JP18406793A JP18406793A JPH0733379A JP H0733379 A JPH0733379 A JP H0733379A JP 18406793 A JP18406793 A JP 18406793A JP 18406793 A JP18406793 A JP 18406793A JP H0733379 A JPH0733379 A JP H0733379A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pallet
- carriage
- transfer
- long material
- support arm
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Load-Engaging Elements For Cranes (AREA)
- Specific Conveyance Elements (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 長尺材を保管するためのパレットの中から長
尺材のみを、搬送台車等の後面設備へ移載することので
きる装置を提供する。 【構成】 走行レール(6)に沿って移動可能な移載台
車(7)に、下端に水平な把持部(9a)を形成したL
字状の支持アーム(9)を両側に対向して複数設置し、
前記各支持アーム(9)を前記把持部(9a)が移載台
車(7)の側面に平行な位置から直角な位置に回動する
ように回転させる支持アーム開閉装置(8)を設けた、
長尺材移載装置。 【効果】 パレット内の長尺材のみの取り出しが可能と
なったことで、空になったパレットは所定のポジション
へすぐに返送でき、且つ、搬送台車等による次工程への
供給も待ち時間が発生することなく、無人で長尺材の移
載が可能となり、稼働率の向上を図ることができる。
尺材のみを、搬送台車等の後面設備へ移載することので
きる装置を提供する。 【構成】 走行レール(6)に沿って移動可能な移載台
車(7)に、下端に水平な把持部(9a)を形成したL
字状の支持アーム(9)を両側に対向して複数設置し、
前記各支持アーム(9)を前記把持部(9a)が移載台
車(7)の側面に平行な位置から直角な位置に回動する
ように回転させる支持アーム開閉装置(8)を設けた、
長尺材移載装置。 【効果】 パレット内の長尺材のみの取り出しが可能と
なったことで、空になったパレットは所定のポジション
へすぐに返送でき、且つ、搬送台車等による次工程への
供給も待ち時間が発生することなく、無人で長尺材の移
載が可能となり、稼働率の向上を図ることができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、線材や鋼管等の長尺材
の移載を行う装置に関するものである。
の移載を行う装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、パレットに入った長尺材が立体自
動倉庫から出庫されてきた場合、天井クレーンやホイス
トクレーンを使用し、パレットの中の長尺材(束として
結束している場合は複数束で入れる場合と、複数本の長
尺材を無結束で入れる場合もある)を作業者が玉掛け作
業を行い、次工程の搬送装置あるいは二次加工機械へ供
給していたが、パレットの中の長尺材を玉掛けする時に
手間が掛り、かつ、工場の棟間を搬送する場合、長尺材
を天井クレーンで吊り変え作業を行う時のロス時間等、
機械稼働率の低下を余儀無くされていた。
動倉庫から出庫されてきた場合、天井クレーンやホイス
トクレーンを使用し、パレットの中の長尺材(束として
結束している場合は複数束で入れる場合と、複数本の長
尺材を無結束で入れる場合もある)を作業者が玉掛け作
業を行い、次工程の搬送装置あるいは二次加工機械へ供
給していたが、パレットの中の長尺材を玉掛けする時に
手間が掛り、かつ、工場の棟間を搬送する場合、長尺材
を天井クレーンで吊り変え作業を行う時のロス時間等、
機械稼働率の低下を余儀無くされていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決すべき課
題は、長尺材を保管するためのパレットの中から長尺材
のみを、搬送台車等の後面設備へ移載することのできる
装置を提供することにある。
題は、長尺材を保管するためのパレットの中から長尺材
のみを、搬送台車等の後面設備へ移載することのできる
装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明の長尺材移載装置は、走行レールに沿って移
動可能な移載台車に、下端に水平な把持部を形成したL
字状の支持アームを両側に対向して複数設置し、前記各
支持アームを前記把持部が移載台車の側面に平行な位置
から直角な位置に回動するように回転させる支持アーム
開閉装置を設けたものである。
め、本発明の長尺材移載装置は、走行レールに沿って移
動可能な移載台車に、下端に水平な把持部を形成したL
字状の支持アームを両側に対向して複数設置し、前記各
支持アームを前記把持部が移載台車の側面に平行な位置
から直角な位置に回動するように回転させる支持アーム
開閉装置を設けたものである。
【0005】
【作用】まず、立体自動倉庫内の指定された棚からスタ
ッカークレーンが充パレット(長尺材が積載されたパレ
ット)を取り出し、パレットリフター上へ積載する。こ
のとき、移載台車の支持アームの把持部が側部に後退し
ている状態で、パレットリフターを上昇させ、次いで、
移載台車内支持アームの把持部を回動させて“閉”状態
にすることで充パレット内の長尺材のみを積んだ後、搬
送台車の移載ポジションまで移動する。次に搬送台車の
クレードルが上昇した所へ移載台車内支持アームの把持
部を側部に後退させ、“開”状態にすることで搬送台車
のクレードル内へ長尺材を渡し、搬送台車のクレードル
が下降した後、次工程へ供給する。
ッカークレーンが充パレット(長尺材が積載されたパレ
ット)を取り出し、パレットリフター上へ積載する。こ
のとき、移載台車の支持アームの把持部が側部に後退し
ている状態で、パレットリフターを上昇させ、次いで、
移載台車内支持アームの把持部を回動させて“閉”状態
にすることで充パレット内の長尺材のみを積んだ後、搬
送台車の移載ポジションまで移動する。次に搬送台車の
クレードルが上昇した所へ移載台車内支持アームの把持
部を側部に後退させ、“開”状態にすることで搬送台車
のクレードル内へ長尺材を渡し、搬送台車のクレードル
が下降した後、次工程へ供給する。
【0006】
【実施例】以下、本発明を実施例を参照しながら具体的
に説明する。図1は本発明の実施例を示す正面図、図2
(a)はその側面図、(b)はその平面図であり、移載
台車内支持アーム9が長尺材14を取り込んだ後、搬送
台車12の移載ポジションまで移動した状態を示してい
る。図中、1はパレットリフト用シリンダ、2は昇降ガ
イドロッド、3はパレットリフター、4はパレット、5
は移載装置用架台、6は移載台車走行レール、7は移載
台車、8は移載台車内支持アーム開閉レバー、9は移載
台車内支持アーム、9aは同支持アーム9の下端に設け
られた把持部、10は移載台車内支持アーム開閉用シリ
ンダ、11は搬送台車クレードル、12は搬送台車、1
3は搬送台車走行用レール、14は長尺材である。
に説明する。図1は本発明の実施例を示す正面図、図2
(a)はその側面図、(b)はその平面図であり、移載
台車内支持アーム9が長尺材14を取り込んだ後、搬送
台車12の移載ポジションまで移動した状態を示してい
る。図中、1はパレットリフト用シリンダ、2は昇降ガ
イドロッド、3はパレットリフター、4はパレット、5
は移載装置用架台、6は移載台車走行レール、7は移載
台車、8は移載台車内支持アーム開閉レバー、9は移載
台車内支持アーム、9aは同支持アーム9の下端に設け
られた把持部、10は移載台車内支持アーム開閉用シリ
ンダ、11は搬送台車クレードル、12は搬送台車、1
3は搬送台車走行用レール、14は長尺材である。
【0007】図3はパレット4の実施例の斜視図であ
る。
る。
【0008】次に、長尺材14が移載される工程を順に
説明する。
説明する。
【0009】 立体自動倉庫内のスタッカークレーン
(図示せず)が充パレット4を出庫し、パレットリフタ
ー3の移載ポジションまで搬送後、パレットリフター3
上へ充パレット4を積載する。
(図示せず)が充パレット4を出庫し、パレットリフタ
ー3の移載ポジションまで搬送後、パレットリフター3
上へ充パレット4を積載する。
【0010】 パレットリフター3へ積載された充パ
レット4は移載台車7の移載高さまでパレットリフター
3で上昇後停止するが、その時、移載台車7はパレット
リフター3上の移載ポジションで支持アーム9の把持部
9aが側部に後退して“開”状態になって待機しており
(図4(a)参照)、充パレット4内の長尺材を移載台
車7が受け取る時に開閉レバー8を駆動して支持アーム
9の把持部を“閉”とする(図4(b)参照)。このと
き、支持アーム9の把持部9a上面と長尺材14の下面
には支持アーム9の把持部9aが無負荷で開閉できるよ
う、隙間をあけている(図3参照)。ついで、支持アー
ム9の把持部9aが長尺材を取り込んだ状態となった
後、パレットリフター3は下限、すなわちスタッカーク
レーンからのパレット移載高さまで下降する(図4
(c)参照)。これによって移載台車7が移動可能とな
り、搬送台車12の移載ポジションまで移載台車7が移
動する。
レット4は移載台車7の移載高さまでパレットリフター
3で上昇後停止するが、その時、移載台車7はパレット
リフター3上の移載ポジションで支持アーム9の把持部
9aが側部に後退して“開”状態になって待機しており
(図4(a)参照)、充パレット4内の長尺材を移載台
車7が受け取る時に開閉レバー8を駆動して支持アーム
9の把持部を“閉”とする(図4(b)参照)。このと
き、支持アーム9の把持部9a上面と長尺材14の下面
には支持アーム9の把持部9aが無負荷で開閉できるよ
う、隙間をあけている(図3参照)。ついで、支持アー
ム9の把持部9aが長尺材を取り込んだ状態となった
後、パレットリフター3は下限、すなわちスタッカーク
レーンからのパレット移載高さまで下降する(図4
(c)参照)。これによって移載台車7が移動可能とな
り、搬送台車12の移載ポジションまで移載台車7が移
動する。
【0011】 移載台車7の中の長尺材14は搬送台
車のクレードル11が内蔵されたリフター(搬送台車の
クレードル11の中に入っているため図示せず)によっ
て上昇されるが、このとき、支持アーム9の把持部9a
が無負荷で開閉できるように長尺材14を持ち上げ、把
持部9aの上面と長尺材14の下面に隙間ができた所で
停止する。
車のクレードル11が内蔵されたリフター(搬送台車の
クレードル11の中に入っているため図示せず)によっ
て上昇されるが、このとき、支持アーム9の把持部9a
が無負荷で開閉できるように長尺材14を持ち上げ、把
持部9aの上面と長尺材14の下面に隙間ができた所で
停止する。
【0012】 次に、開閉レバー8を駆動することに
より支持アーム9の把持部9aを“閉”状態から“開”
状態にし、搬送台車のクレードル11が下降できる状態
となるので搬送台車のクレードル11は下降する。この
とき、長尺材14は搬送台車のクレードル11内へ入り
込みながら下降して行く。クレードル11が下限位置で
停止すると、搬送台車12が走行できる状態になる。そ
こで、長尺材14を搭載した搬送台車12は要求のあっ
た次工程まで走行後停止し、長尺材を供給する。
より支持アーム9の把持部9aを“閉”状態から“開”
状態にし、搬送台車のクレードル11が下降できる状態
となるので搬送台車のクレードル11は下降する。この
とき、長尺材14は搬送台車のクレードル11内へ入り
込みながら下降して行く。クレードル11が下限位置で
停止すると、搬送台車12が走行できる状態になる。そ
こで、長尺材14を搭載した搬送台車12は要求のあっ
た次工程まで走行後停止し、長尺材を供給する。
【0013】このようにして、支持アーム9の回転動作
のみで把持部9aが長尺材14を持ち上げたり下ろした
りすることができる。
のみで把持部9aが長尺材14を持ち上げたり下ろした
りすることができる。
【0014】なお、本実施例においては、長尺材の移載
をパレットリフターによるパレット昇降、および搬送台
車内リフターの昇降により行ったが、移載台車本体内に
リフターを配設すれば、パレットリフターと搬送台車内
リフターは配設する必要がない。
をパレットリフターによるパレット昇降、および搬送台
車内リフターの昇降により行ったが、移載台車本体内に
リフターを配設すれば、パレットリフターと搬送台車内
リフターは配設する必要がない。
【0015】
【発明の効果】上述したように、本発明によれば、パレ
ット内の長尺材のみの取り出しが可能となったことで、
空になったパレットは所定のポジションへすぐに返送で
き、且つ、搬送台車等による次工程への供給も待ち時間
が発生することなく、無人で長尺材の移載が可能とな
り、稼働率の向上を図ることができる。
ット内の長尺材のみの取り出しが可能となったことで、
空になったパレットは所定のポジションへすぐに返送で
き、且つ、搬送台車等による次工程への供給も待ち時間
が発生することなく、無人で長尺材の移載が可能とな
り、稼働率の向上を図ることができる。
【図1】 本発明の実施例を示す正面図である。
【図2】 (a)は本実施例の側面図、(b)はその平
面図である。
面図である。
【図3】 パレットの実施例の斜視図である。
【図4】 支持アームによる長尺材の把持の様子を示す
説明図である。
説明図である。
1 パレットリフト用シリンダ、2 昇降ガイドロッ
ド、3 パレットリフター、4 パレット、5 移載装
置用架台、6 移載台車走行レール、7 移載台車、8
移載台車内支持アーム開閉レバー、9 移載台車内支
持アーム、10 移載台車内支持アーム開閉用シリン
ダ、11 搬送台車クレードル、12 搬送台車、13
搬送台車走行用レール、14 長尺材
ド、3 パレットリフター、4 パレット、5 移載装
置用架台、6 移載台車走行レール、7 移載台車、8
移載台車内支持アーム開閉レバー、9 移載台車内支
持アーム、10 移載台車内支持アーム開閉用シリン
ダ、11 搬送台車クレードル、12 搬送台車、13
搬送台車走行用レール、14 長尺材
Claims (1)
- 【請求項1】 走行レールに沿って移動可能な移載台車
に、下端に水平な把持部を形成したL字状の支持アーム
を両側に対向して複数設置し、前記各支持アームを前記
把持部が移載台車の側面に平行な位置から直角な位置に
回動するように回転させる支持アーム開閉装置を設けた
ことを特徴とする長尺材移載装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18406793A JPH0733379A (ja) | 1993-07-26 | 1993-07-26 | 長尺材移載装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18406793A JPH0733379A (ja) | 1993-07-26 | 1993-07-26 | 長尺材移載装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0733379A true JPH0733379A (ja) | 1995-02-03 |
Family
ID=16146806
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18406793A Pending JPH0733379A (ja) | 1993-07-26 | 1993-07-26 | 長尺材移載装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0733379A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100785761B1 (ko) * | 2005-11-16 | 2007-12-18 | 정경수 | 주차장용 차단장치 |
-
1993
- 1993-07-26 JP JP18406793A patent/JPH0733379A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100785761B1 (ko) * | 2005-11-16 | 2007-12-18 | 정경수 | 주차장용 차단장치 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN110817212A (zh) | 拉链染色自动化生产线 | |
FI111157B (fi) | Menetelmä ja sovitelma paperi-, kartonki- ja sellurullien lastaamiseksi kuljetusvälineeseen | |
JPH07215665A (ja) | パレタイザーおよび空パレット供給装置 | |
JPH0733379A (ja) | 長尺材移載装置 | |
JP2592199B2 (ja) | シールド工法用資機材の自動搬送装置 | |
JP2644150B2 (ja) | シールド工法用資機材の自動搬送装置 | |
JP2513527Y2 (ja) | コンテナ搬送装置 | |
US12091266B2 (en) | Device for handling pallets | |
JP2540557B2 (ja) | ティ―チング方式によるドラム缶搬送方法 | |
JPH02122014A (ja) | 高能率脱ガス装置 | |
CA2351919C (en) | Installation for hardening tubular concrete workpieces | |
JP2527714Y2 (ja) | パレット積み物品保管倉庫の入出庫装置 | |
JP2560184B2 (ja) | シールド工法用資機材の自動保管搬送装置 | |
JP3158028U (ja) | 物品積み下ろしシステム | |
JP2747370B2 (ja) | 搬入出装置付き管体格納設備 | |
JPS636101Y2 (ja) | ||
JP2544310Y2 (ja) | コンテナ移載装置 | |
JPH0577906A (ja) | 自動倉庫 | |
JP3029076B2 (ja) | シールド工法用資機材の自動移載保管装置 | |
JP2002019916A (ja) | コンテナ貯蔵装置 | |
JP2592200B2 (ja) | シールド工法用資機材の立坑内垂直搬送装置 | |
JPH06286811A (ja) | 移載装置 | |
CN116395426A (zh) | 伴生放射性废渣包自动卸料堆叠系统 | |
JPH06129198A (ja) | シールド工法用資機材の立坑内垂直搬送装置 | |
JPH08198406A (ja) | 自動倉庫設備 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19990305 |