JPH07332701A - 空気調和機 - Google Patents
空気調和機Info
- Publication number
- JPH07332701A JPH07332701A JP6128577A JP12857794A JPH07332701A JP H07332701 A JPH07332701 A JP H07332701A JP 6128577 A JP6128577 A JP 6128577A JP 12857794 A JP12857794 A JP 12857794A JP H07332701 A JPH07332701 A JP H07332701A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- blowers
- blower
- interval
- air conditioner
- resonance
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Soundproofing, Sound Blocking, And Sound Damping (AREA)
- Air-Conditioning Room Units, And Self-Contained Units In General (AREA)
- Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】送風機１，２の間ａの抵抗を変化させ、送風機
の負荷をそれぞれ変えて送風機の回転数を各々変化させ
る。 【効果】空気調和機に用いられている送風機用電動機の
回転数を電動機側ではなく、ユニットの構造側から簡単
に変化させることができる。
の負荷をそれぞれ変えて送風機の回転数を各々変化させ
る。 【効果】空気調和機に用いられている送風機用電動機の
回転数を電動機側ではなく、ユニットの構造側から簡単
に変化させることができる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、空気調和機の送風機回
転数制御に関し、その方法の簡易化に関する。
転数制御に関し、その方法の簡易化に関する。
【０００２】
【従来の技術】特開昭63−107489号公報によれば、電磁
音の発生を防止するために、コンデンサを用い回転数制
御を行う手法が考案されている。従来技術では、回転数
の制御を行うためにコンデンサという新しい部品を用い
なければならず、コスト面，組立性では、製品として見
た場合、不利な点があった。
音の発生を防止するために、コンデンサを用い回転数制
御を行う手法が考案されている。従来技術では、回転数
の制御を行うためにコンデンサという新しい部品を用い
なければならず、コスト面，組立性では、製品として見
た場合、不利な点があった。
【０００３】また、従来技術以外にも、回転数を制御す
るために、各モータ巻線等の仕様を変えるといった手法
を取っているものもあり、これは、標準化の考え方から
も外れており、製品をシリーズ化していく上では不利な
要因であった。
るために、各モータ巻線等の仕様を変えるといった手法
を取っているものもあり、これは、標準化の考え方から
も外れており、製品をシリーズ化していく上では不利な
要因であった。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】送風機を複数個用いた
空気調和機の場合、それぞれの送風機から発生する騒音
が共鳴し合い、大きな騒音となる場合がある。これを回
避するには、いずれかの送風機の回転数を共鳴しないポ
イントまでずらさなければならない。
空気調和機の場合、それぞれの送風機から発生する騒音
が共鳴し合い、大きな騒音となる場合がある。これを回
避するには、いずれかの送風機の回転数を共鳴しないポ
イントまでずらさなければならない。
【０００５】上記従来技術では送風機電動機の回転数を
制御しようとした場合、コンデンサ容量を変えたり、電
動機自体の仕様を変えるといったように、製品のコス
ト，標準化の面から考えた場合、大変不利な方法をとら
なければならなかった。
制御しようとした場合、コンデンサ容量を変えたり、電
動機自体の仕様を変えるといったように、製品のコス
ト，標準化の面から考えた場合、大変不利な方法をとら
なければならなかった。
【０００６】本発明の目的は、ユニット側の構造を換え
ることで電動機の回転数を変化させ、送風機間で発生す
る騒音の共鳴を簡単に防止できる手段を提供することに
ある。
ることで電動機の回転数を変化させ、送風機間で発生す
る騒音の共鳴を簡単に防止できる手段を提供することに
ある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】空気調和機において、各
送風機の回転数は、それ自体にかかる負荷によって変化
する。この関係を利用し、送風機及び電動機を複数個所
有している場合、各送風機の設置間隔を等間隔とせず、
不均一化することにより、送風機の吸込側の負荷を変化
させ、それぞれの電動機を異なった回転数にできるよう
にしたものである。
送風機の回転数は、それ自体にかかる負荷によって変化
する。この関係を利用し、送風機及び電動機を複数個所
有している場合、各送風機の設置間隔を等間隔とせず、
不均一化することにより、送風機の吸込側の負荷を変化
させ、それぞれの電動機を異なった回転数にできるよう
にしたものである。
【０００８】また、各送風機の風の通路となる部分にそ
れぞれ違った大きさの物体を置き、風の通りに対して異
なった抵抗をつけることにより、各送風機の負荷に変化
をつけ、それぞれの電動機を異なった回転数にできるよ
うにしたものである。
れぞれ違った大きさの物体を置き、風の通りに対して異
なった抵抗をつけることにより、各送風機の負荷に変化
をつけ、それぞれの電動機を異なった回転数にできるよ
うにしたものである。
【０００９】
【作用】送風機に対する負荷が変化すると回転数も変化
することを利用し、送風機の設置間隔を変化させると、
各送風機間の風の流れがそれぞれ違ったものになり、各
送風機の負荷を異なったものにできることから、それぞ
れ違った回転数に設定することができる。
することを利用し、送風機の設置間隔を変化させると、
各送風機間の風の流れがそれぞれ違ったものになり、各
送風機の負荷を異なったものにできることから、それぞ
れ違った回転数に設定することができる。
【００１０】また、送風機間の風の通路となる場所にそ
れぞれ大きさの違った抵抗を設けることにより、風の流
れが変化する。これにより各送風機の負荷を異なったも
のにできるため、それぞれ違った回転数に設定すること
ができる。
れぞれ大きさの違った抵抗を設けることにより、風の流
れが変化する。これにより各送風機の負荷を異なったも
のにできるため、それぞれ違った回転数に設定すること
ができる。
【００１１】
【実施例】以下、本発明の実施例を図１，図２，図３を
用いて説明する。
用いて説明する。
【００１２】まず、図１において、１，２は送風機、
３，４は送風機用電動機であり、シャフト５，６で連結
されている。送風機１，２は、ファンケーシング７，８
で覆われており、送風機用電動機３，４が回転すると送
風機１，２も回転し、矢印のように風は流れる。この
時、送風機１と２の設置間隔ａ1 を換えることにより、
矢印で示した風の流れに影響を受け、設置間隔が狭い
程、多翼送風機にかかる負荷は大きくなり、広い程、負
荷が小さくなる。これにより、設置間隔を変化させるこ
とにより、送風機回転数も自由に可変となる。よって、
送風機を複数個有した空気調和機特有の送風機間の騒音
の共鳴が発生した場合、設置間隔ａ1 に対応する寸法を
変えることにより共鳴ポイントを簡単にずらすことがで
きる。
３，４は送風機用電動機であり、シャフト５，６で連結
されている。送風機１，２は、ファンケーシング７，８
で覆われており、送風機用電動機３，４が回転すると送
風機１，２も回転し、矢印のように風は流れる。この
時、送風機１と２の設置間隔ａ1 を換えることにより、
矢印で示した風の流れに影響を受け、設置間隔が狭い
程、多翼送風機にかかる負荷は大きくなり、広い程、負
荷が小さくなる。これにより、設置間隔を変化させるこ
とにより、送風機回転数も自由に可変となる。よって、
送風機を複数個有した空気調和機特有の送風機間の騒音
の共鳴が発生した場合、設置間隔ａ1 に対応する寸法を
変えることにより共鳴ポイントを簡単にずらすことがで
きる。
【００１３】また、図２に示す、ファンケーシング９の
孔径ｂに対応する寸法を変えることによっても各送風機
の負荷が変化するため、上記と同様の効果が得られる。
孔径ｂに対応する寸法を変えることによっても各送風機
の負荷が変化するため、上記と同様の効果が得られる。
【００１４】また、図３に示すように、各送風機周辺の
風の通路部分（斜線部）に風の抵抗となる異なる物体Ａ
を置くことでも送風機の負荷が変わるため、上記と同様
の効果が得られる。
風の通路部分（斜線部）に風の抵抗となる異なる物体Ａ
を置くことでも送風機の負荷が変わるため、上記と同様
の効果が得られる。
【００１５】
【発明の効果】本発明によれば送風機及びそれと対にな
っている電動機を複数個有する空気調和機において、送
風機設置間隔を不均一とすることにより各々の送風機の
負荷を変化させ、それぞれの回転数を変えることができ
るため、送風機特有の送風機より発生する騒音の共鳴を
電動機の仕様を変更することなく防止することができ
る。
っている電動機を複数個有する空気調和機において、送
風機設置間隔を不均一とすることにより各々の送風機の
負荷を変化させ、それぞれの回転数を変えることができ
るため、送風機特有の送風機より発生する騒音の共鳴を
電動機の仕様を変更することなく防止することができ
る。
【００１６】また、空気調和機において、送風機周辺の
風の通路に抵抗を設けることで上記と同様の効果を得る
ため、送風機特有の送風機より発生する騒音の共鳴を簡
単に防止することができる。
風の通路に抵抗を設けることで上記と同様の効果を得る
ため、送風機特有の送風機より発生する騒音の共鳴を簡
単に防止することができる。
【図１】送風機，ファンケーシング及び電動機の位置関
係の説明図。
係の説明図。
【図２】ファンケーシングの平面図。
【図３】送風機間に置く物体位置の説明図。
【符号の説明】 １，２…送風機、３，４…送風機用電動機、５，６…シ
ャフト、７，８…ファンケーシング。
ャフト、７，８…ファンケーシング。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｇ１０Ｋ 11/178
Claims (1)
- 【請求項１】送風機及びそれに対となる電動機を複数個
有する空気調和機において、送風機設置間隔を不均一と
することにより、前記各送風機に対する負荷を変化さ
せ、それぞれの前記送風機の回転数に差をつけることを
特徴とする空気調和機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6128577A JPH07332701A (ja) | 1994-06-10 | 1994-06-10 | 空気調和機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6128577A JPH07332701A (ja) | 1994-06-10 | 1994-06-10 | 空気調和機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07332701A true JPH07332701A (ja) | 1995-12-22 |
Family
ID=14988196
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6128577A Pending JPH07332701A (ja) | 1994-06-10 | 1994-06-10 | 空気調和機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07332701A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2015033467A1 (ja) * | 2013-09-09 | 2015-03-12 | 三菱電機株式会社 | 空気調和機 |
-
1994
- 1994-06-10 JP JP6128577A patent/JPH07332701A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2015033467A1 (ja) * | 2013-09-09 | 2015-03-12 | 三菱電機株式会社 | 空気調和機 |
| CN104755848A (zh) * | 2013-09-09 | 2015-07-01 | 三菱电机株式会社 | 空气调节机 |
| JP5823064B2 (ja) * | 2013-09-09 | 2015-11-25 | 三菱電機株式会社 | 空気調和機 |
| EP3045827A1 (en) * | 2013-09-09 | 2016-07-20 | Mitsubishi Electric Corporation | Air conditioner |
| EP3045827A4 (en) * | 2013-09-09 | 2017-05-10 | Mitsubishi Electric Corporation | Air conditioner |
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