JPH0337651Y2 - - Google Patents

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JPH0337651Y2
JPH0337651Y2 JP1985072753U JP7275385U JPH0337651Y2 JP H0337651 Y2 JPH0337651 Y2 JP H0337651Y2 JP 1985072753 U JP1985072753 U JP 1985072753U JP 7275385 U JP7275385 U JP 7275385U JP H0337651 Y2 JPH0337651 Y2 JP H0337651Y2
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JP
Japan
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reel
boss
slot machine
electric slot
drive shaft
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JP1985072753U
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JPS61188791U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は電動式スロツトマシンのリールユニツ
トに関する。さらに詳しくは、適切な時に回転駆
動される簡単な構成の冷却用フアンを備えたリー
ルユニツトに関する。
〔従来の技術〕
ゲーム用のスロツトマシンとして、近時電動モ
ータで複数個のリールを回転させる電動式スロツ
トマシンが広く用いられている。そのようなスロ
ツトマシンには、その外周に種々の絵柄を表示し
たリールが通常3〜5個用いられている。それぞ
れのリールとそのリールを駆動するためのステツ
ピングモータなどの駆動モータとは、モータの軸
とリールとを連結するためのボスと共にリールユ
ニツトを構成している。
前記スロツトマシンには、リール駆動用のモー
タのほか、スロツトマシンに投入され、また景品
としてスロツトマシンから送り出されるコインの
蓄積排出装置用のホツパ、あるいは前記モータや
ソレノイドを制御するための電気回路基板および
その電源など、各種の熱発生源となる機器が内蔵
されている。従来はそのような電動式スロツトマ
シンには、スロツトマシンの内部と外部を通ずる
換気用フアンが設けられているほかはとくに冷却
手段が設けられていない。
なお実開昭57−170790号公報には、リールをカ
ゴ状に構成することにより、リールの慣性を小さ
くしたものが開示されている。しかしこのもの
は、軸方向に風を生ずるものではなく、しかも絵
柄テープがあるために放射方向にも風を生じな
い。
〔考案が解決しようとする問題点〕
近時、スペースの節約のために電動式スロツト
マシンの小型化およびエレクトロニクス化が進め
られている。そのため小さいフレーム内に多くの
モータにどの発熱機器やICが詰め込まれ、熱で
ICやホツパ用モータ、あるいはリール用モータ
などに作動不良が生じやすくなつている。
本考案はそのような問題を解決するためになさ
れたものであり、別個に新たな駆動用モータを加
えることなく、電動式スロツトマシンの内部に簡
単な構成の冷却手段を設けることを目的としてい
る。
〔問題を解決するための手段〕
本考案の電動式スロツトマシンのリールユニツ
トは、電動式スロツトマシンのケース内に、同心
状に複数個配列されるリールユニツトであつて、
リール駆動用モータと、該モータの駆動軸に連結
されたボスと、該ボスにスポークを介して連結さ
れたリールとからなり、前記ボスがその外周に放
射状に一体に形成された、リールの回転軸心の方
向に風を送るための複数枚の羽根からなるフアン
手段を有することを構成上の特徴としている。
〔作用〕
電動式スロツトマシンにコインが投入されてゲ
ーム開始用のスイツチが入ると、すべてのリール
が一斎に同一方向に回転をはじめる。遊技者の停
止ボタン操作などによつて順次リールの回転が停
止していく。
ボスに設けられているフアン手段はリールが回
転するたびに回転軸に沿つて一方向に空気流を生
ぜしめ、電動式スロツトマシン内の空気を還流さ
せ、ICやモータなどから生ずる熱を冷却し、あ
るいは外部に放散する。
〔実施例〕
つぎに図面を参照しながら本考案のリールユニ
ツトを説明する。
第1図は本考案のリールユニツトの一実施例の
組み立て前の状態を示す斜視図、第2図は第1図
に示されるボスの正面図、第3図は第1図に示さ
れるリールユニツトの組み立て後の状態を示す要
部縦断面図、第4図は本考案のリールユニツトを
複数個備えた電動式スロツトマシンの一例を示す
概略断面図である。
第1図において1は電動式スロツトマシン(例
えば第4図参照)のリールである。通常はリール
1の外周表面には周方向等間隔に果物や動物など
の絵柄が表示されているが、第1図では省略され
ている。
通常1台の電動式スロツトマシンには3〜5個
のリール1が同軸に並列的に配置されている。1
個のリール1はリールの駆動および停止を行なう
ように制御される1個のステッピングモータ2な
どのモータと連結される。リール1のスポーク1
aには周方向等間隔にボルト孔1bが形成されて
いる。
第1〜3図において3はステッピングモータ2
の駆動軸4とリール1を連結するためのボスであ
る。
ボス3の一端には円板状のフランジ部5が一体
に設けられており、フランジ部5には前記ボルト
孔1bと対応するボルト孔5aが形成されてい
る。なおフランジ部5にはボルト孔1b、5aを
貫通したねじ6と螺合するナツト7を回転しない
ように支持しうる補強用のリブ8が設けられてい
る。第1図のリールユニツトにおいては、フアン
手段としてフランジ部5の外周に多数の羽根5b
が一体に形成されている。羽根5bはたとえばリ
ール1の回転によりステッピングモータ2側に風
を送る方向にねじられている。
第1図においてはボス3とナツト7とが別体で
あるが、ナツト7をボス3にインサート成形など
により固着するようにしてもよく、ボス3に直接
タツプを立ててもよい。なおボス3側には単に下
孔をあけておき、ねじ6としてタツピングスクリ
ユーなどを用いてもよい。
ボスとリールとを連結する手段は、前記フラン
ジ部やねじに限定されるものではなく、接着剤な
ど他の手段を採用してもよい。
円柱状の駆動軸4には中心軸と平行の平坦面9
がトルク伝達面として形成されており、それによ
り駆動軸4は断面D字状を呈している。平坦面9
は複数個所に形成してもよい。
前記ボス3には駆動軸4と嵌合する孔10が形
成されている。孔10は貫通孔であつても盲孔で
あつてもよい。さらにボス3には孔10と連通す
る通連部として、U字状の切り欠き部11が中心
軸を含む平面に沿つて設けられている。第1図の
ばあいはボス3を成形する金型の都合で、連通部
としてボスの端面に開口する切り欠き部11が採
用されているが、セツトスクリユー12を挿入し
うるものであれば、たとえば中心軸に対して半径
方向に形成された孔であつてもよい。
第2図に示すようにボス3には切り欠き部11
と交わる方向にスリツト13が形成されている。
スリツト13はナツト部材として採用されている
板ナツト14がしつかりと圧入される程度の幅お
よび大きさであるのが好ましい。なお板ナツト1
4はボス3にインサート成形されていてもよい。
前記フランジ部5および羽根5bを含むボス3
はポリカーボネート、ポリアセタールなどの機械
的強度の高い合成樹脂から一体に形成されている
のが好ましく、ガラス繊維、カーボン繊維などの
補強繊維あるいは粉末状のフイラーなどの補強材
を含むものであるのがさらに好ましい。
前記それぞれの部分は、たとえばつぎの手順で
組みつけられる。
まず前記ネジ6とナツト7によりリール1とボ
ス3のフランジ部5とを固定する。つぎに第3図
に示すように、スリツト13内に板ナツト14を
圧入し、さらに孔10内に駆動軸4を嵌入する。
駆動軸4の平坦面9は孔10内に設けられた平坦
面9と対応する平坦面15(第2図参照)に合わ
せられている。なお駆動軸4に形成されるトルク
伝達面としては前記平坦面9のほか、セレーシヨ
ンやキー溝状のものなども種々選択しうるが、単
なる平坦面が加工しやすいため好ましい。
駆動軸4を孔10内に嵌入したのち、セツトス
クリユー12が板ナツト14のねじ孔16に螺入
され、セツトスクリユー12の先端が駆動軸4の
表面、好ましくは平坦面9に強く押圧される。
叙上のごとく連結することにより、駆動軸4と
ボス3、およびボス3とリール1とは、平坦面
9,15同士の係合およびセツトスクリユー12
の先端と平坦面9の摩擦力などにより、きわめて
強固に連結され、トルク伝達および抜け止め作用
が奏される。
さらに羽根5bを含むボス3が合成樹脂から一
体に形成されているため、ステッピングモータ2
にかかる回転方向の慣性負荷が小さくなり、リー
ル1の回転角度の制御が一層正確になる。またフ
アン手段を構成する羽根5bがボス5と一体に形
成されているため、リールユニツト全体の組み立
て作業が簡単である。
第4図は叙上のごとく構成されるリールユニツ
ト22を複数個同心状に、かつ並列的に配列した
電動式スロツトマシンの一例を示している。
それぞれのリールユニツト22に設けられるフ
アン手段23は、送風方向が同一方向となるよう
に組み合わせるのが好ましく、それにより大きい
送風量をうることができる。なお、そのようにリ
ールユニツト22を複数個同心状に配列したとき
には、先に停止したリールがまだ回転しているフ
アン手段23の送風を妨げることがないよう、リ
ールユニツト22同士の間隔を充分にあけておく
のが好ましい。
前記フアン手段23によつて発生した空気の流
れは、スロツトマシンの内部全体を循環し、ホツ
パ24や、配線基板25などを冷却し、適切な換
気口26などから外部に流出する。それにより
ICやモータなどの温度の上昇が抑制される。
〔考案の効果〕
本考案のリールユニツトは、新たに駆動モータ
などを付加することなく、電動式スロツトマシン
の内部に簡単な構成の冷却手段を設けうるもので
あり、それによりICやモータなどの動作不良を
事前に防止しうるというすぐれた効果を奏しう
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のリールユニツトの一実施例の
組み立て前の状態を示す斜視図、第2図は第1図
に示されるボスの正面図、第3図は第1図に示さ
れるリールユニツトの組み立て後の状態を示す要
部縦断面図、第4図は本考案のリールユニツトを
複数個備えた電動式スロツトマシンの一例を示す
概略断面図である。 図面の主要符号、1:リール、1a:スポー
ク、2:ステッピングモータ、3:ボス、4:駆
動軸、5:フランジ部、5b:羽根、22:リー
ルユニツト、23:フアン手段。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 電動式スロツトマシンのケース内に、同心状に
    複数個配列されるリールユニツトであつて、 リール駆動用モータと、該モータの駆動軸に連
    結されたボスと、該ボスにスポークを介して連結
    されたリールとからなり、前記ボスがその外周に
    放射状に一体に形成された、リールの回転軸心の
    方向に風を送るための複数枚の羽根からなるフア
    ン手段を有する電動式スロツトマシンのリールユ
    ニツト。
JP1985072753U 1985-05-16 1985-05-16 Expired JPH0337651Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985072753U JPH0337651Y2 (ja) 1985-05-16 1985-05-16

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985072753U JPH0337651Y2 (ja) 1985-05-16 1985-05-16

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Publication Number Publication Date
JPS61188791U JPS61188791U (ja) 1986-11-25
JPH0337651Y2 true JPH0337651Y2 (ja) 1991-08-08

Family

ID=30611459

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JP1985072753U Expired JPH0337651Y2 (ja) 1985-05-16 1985-05-16

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Families Citing this family (4)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2666936B2 (ja) * 1987-11-13 1997-10-22 株式会社シグマ スロットマシンのリール駆動装置
JP2729306B2 (ja) * 1988-10-11 1998-03-18 株式会社三共 弾球遊技機
JP2719771B2 (ja) * 1995-10-11 1998-02-25 株式会社三共 弾球遊技機
JP2719772B2 (ja) * 1995-11-08 1998-02-25 株式会社三共 弾球遊技機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6138633Y2 (ja) * 1981-04-24 1986-11-07

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JPS61188791U (ja) 1986-11-25

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