JPH0314943Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0314943Y2 JPH0314943Y2 JP3947384U JP3947384U JPH0314943Y2 JP H0314943 Y2 JPH0314943 Y2 JP H0314943Y2 JP 3947384 U JP3947384 U JP 3947384U JP 3947384 U JP3947384 U JP 3947384U JP H0314943 Y2 JPH0314943 Y2 JP H0314943Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cooling
- rotor core
- rotor
- tip
- notch
- Prior art date
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- Expired
Links
- 238000001816 cooling Methods 0.000 claims description 30
- 239000003507 refrigerant Substances 0.000 claims description 13
- 239000007788 liquid Substances 0.000 claims description 7
- 238000009792 diffusion process Methods 0.000 claims description 3
- 239000002826 coolant Substances 0.000 claims description 2
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 claims 1
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 12
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000007664 blowing Methods 0.000 description 1
- 230000000052 comparative effect Effects 0.000 description 1
- 239000007921 spray Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Motor Or Generator Cooling System (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
技術分野
本考案は回転電機の冷却装置、とくに液体冷媒
を用いて行なう回転電機の冷却装置に関する。
を用いて行なう回転電機の冷却装置に関する。
従来技術
液体冷媒を用いて行なう回転電機の従来例を第
１図に示したので、まずこれについて説明する。
図において、１はシヤフト、２は回転子鉄心、３
は鉄心締金、４は回転子鉄心２の端部にバー５を
介して装着したエンドリングである。また、６は
固定子鉄心、７は固定子巻線である。固定子鉄心
６の外側はフレーム８でカバーされている。フレ
ーム８の端部はブラケツト９で支持されている。
１０はボスである。
１図に示したので、まずこれについて説明する。
図において、１はシヤフト、２は回転子鉄心、３
は鉄心締金、４は回転子鉄心２の端部にバー５を
介して装着したエンドリングである。また、６は
固定子鉄心、７は固定子巻線である。固定子鉄心
６の外側はフレーム８でカバーされている。フレ
ーム８の端部はブラケツト９で支持されている。
１０はボスである。
１１は内小蓋で、これに基端部を装着した冷却
用ノズル１２が設けてある。冷却用ノズル１２の
先端は回転子鉄心２及び鉄心締金３に設けた冷却
用穴１３の端部に対向して設けてある。上記冷却
用ノズル１２の基端はブラケツト９の肉厚部を貫
通して設けた冷媒取入孔１５が連通している。こ
の取入孔１５はフレーム８の端部に設けた取入孔
１５ａと連通している。
用ノズル１２が設けてある。冷却用ノズル１２の
先端は回転子鉄心２及び鉄心締金３に設けた冷却
用穴１３の端部に対向して設けてある。上記冷却
用ノズル１２の基端はブラケツト９の肉厚部を貫
通して設けた冷媒取入孔１５が連通している。こ
の取入孔１５はフレーム８の端部に設けた取入孔
１５ａと連通している。
そして、固定子、回転子の各鉄心を冷却するた
めには、冷却用ノズル１２の先端から液体の冷媒
を噴出する。このとき、冷却用ノズル１２から噴
射される液体の冷媒は、回転子鉄心２の端面と冷
却用穴１３の周辺に当り、このとき一部は円周方
向に飛び固定子巻線７を冷却し、また一部は前記
冷却用穴１３を通つて鉄心内部に入り、潜熱を奪
いながら蒸発し、巻線等を冷却する。
めには、冷却用ノズル１２の先端から液体の冷媒
を噴出する。このとき、冷却用ノズル１２から噴
射される液体の冷媒は、回転子鉄心２の端面と冷
却用穴１３の周辺に当り、このとき一部は円周方
向に飛び固定子巻線７を冷却し、また一部は前記
冷却用穴１３を通つて鉄心内部に入り、潜熱を奪
いながら蒸発し、巻線等を冷却する。
しかるに、上記の従来構造ではノズル１２の先
端から噴出される液体冷媒は十分拡散されずに回
転子鉄心２の端面へぶつかるので、その当り方が
不均一となり、固定子鉄心６及び回転子鉄心２の
それぞれの巻線の冷却温度分布が非常に不均等な
るが、これに対する有効な対策がないまま現在に
至つている。例えば、冷却用ノズル１２の本数を
増したり、位置を変えることも試みられているが
効果は少なかつた。
端から噴出される液体冷媒は十分拡散されずに回
転子鉄心２の端面へぶつかるので、その当り方が
不均一となり、固定子鉄心６及び回転子鉄心２の
それぞれの巻線の冷却温度分布が非常に不均等な
るが、これに対する有効な対策がないまま現在に
至つている。例えば、冷却用ノズル１２の本数を
増したり、位置を変えることも試みられているが
効果は少なかつた。
考案の目的
本考案は上記従来の問題点を解消し、ノズルか
ら噴射される液体冷媒が拡散されて回転子鉄心の
端部に噴射され、冷却温度が均等化できる電動機
の冷却装置を提供することを目的とする。
ら噴射される液体冷媒が拡散されて回転子鉄心の
端部に噴射され、冷却温度が均等化できる電動機
の冷却装置を提供することを目的とする。
考案の概要
本考案は、冷却用ノズルの先端を回転子鉄心の
端部に向けてなる電動機において、回転子鉄心の
一端に冷媒拡散用のガイドフアンを取付け、該ガ
イドフアンを構成する円板の中心部には円孔を有
し、該円孔の周縁部に切欠きを設け、該切欠き部
に基端を固着した樋状の案内板を回転子側に突出
させるとともに、案内板と反対のガイドフアン側
面には円弧状の拡散羽根を設け、該ガイドフアン
の回転により前記冷却用ノズルの先端から噴射さ
れる冷媒が円滑に拡散させ、且つ冷媒の一部は半
円状の切欠き部及び案内板を介して回転子鉄心の
冷却用穴に入れ回転子、固定子のそれぞれの各巻
線部分を均等に冷却するようにした回転電機の冷
却装置を特徴とする。
端部に向けてなる電動機において、回転子鉄心の
一端に冷媒拡散用のガイドフアンを取付け、該ガ
イドフアンを構成する円板の中心部には円孔を有
し、該円孔の周縁部に切欠きを設け、該切欠き部
に基端を固着した樋状の案内板を回転子側に突出
させるとともに、案内板と反対のガイドフアン側
面には円弧状の拡散羽根を設け、該ガイドフアン
の回転により前記冷却用ノズルの先端から噴射さ
れる冷媒が円滑に拡散させ、且つ冷媒の一部は半
円状の切欠き部及び案内板を介して回転子鉄心の
冷却用穴に入れ回転子、固定子のそれぞれの各巻
線部分を均等に冷却するようにした回転電機の冷
却装置を特徴とする。
実施例
以下本考案の実施例を第３図〜第５図を参照し
て説明する。なお従来と同一部分には同一符号を
付して説明を省略する。
て説明する。なお従来と同一部分には同一符号を
付して説明を省略する。
しかして、本考案においては、回転子鉄心２の
端部にガイドフアン１４を一体的に固着したこと
が特徴である。すなわち、ガイドフアン１４は、
中心部に比較径の大きい円孔１６を設けた円板１
７を有し、円孔１６の周縁には半円状の切欠部１
８を複数個等間隔で設け、該切欠部１８の周縁に
は樋状の案内板１９の基端を固着して、該案内板
１９の回転子鉄心２に向けて突出させている。さ
らに円板１７の側面で、かつ案内板１９の反対側
には断面円弧状の拡散羽根２０を複数枚、等間隔
で放射状に配設している。
端部にガイドフアン１４を一体的に固着したこと
が特徴である。すなわち、ガイドフアン１４は、
中心部に比較径の大きい円孔１６を設けた円板１
７を有し、円孔１６の周縁には半円状の切欠部１
８を複数個等間隔で設け、該切欠部１８の周縁に
は樋状の案内板１９の基端を固着して、該案内板
１９の回転子鉄心２に向けて突出させている。さ
らに円板１７の側面で、かつ案内板１９の反対側
には断面円弧状の拡散羽根２０を複数枚、等間隔
で放射状に配設している。
そして、このガイドフアン１４の円板１７は回
転子鉄心２のエンドリング４にボルト２１を用い
て固着されていて回転子と一体回転するものであ
り、かつこのとき冷却用ノズル１２の先端は、ガ
イドフアン１４の切欠部１８の回転軌跡上に設け
てある。
転子鉄心２のエンドリング４にボルト２１を用い
て固着されていて回転子と一体回転するものであ
り、かつこのとき冷却用ノズル１２の先端は、ガ
イドフアン１４の切欠部１８の回転軌跡上に設け
てある。
したがつて、上記構成によると、回転子と一体
にガイドフアン１４が第３図矢印の方向に回転
し、このとき冷却用ノズル１２の先端から噴出さ
れる冷媒の一部は拡散羽根２０により積極的に固
定子巻線７に飛散させるとともに、一部は半円状
の切欠き部１８及び案内板１９を介して回転子鉄
心２の冷却用穴１３に入りこれを冷却する。つま
り上記ガイドフアン１４により冷却用ノズル１２
の先端から噴出される冷媒は円滑に拡散されて回
転子と固定子の各巻線を均等にノズルできるもの
である。
にガイドフアン１４が第３図矢印の方向に回転
し、このとき冷却用ノズル１２の先端から噴出さ
れる冷媒の一部は拡散羽根２０により積極的に固
定子巻線７に飛散させるとともに、一部は半円状
の切欠き部１８及び案内板１９を介して回転子鉄
心２の冷却用穴１３に入りこれを冷却する。つま
り上記ガイドフアン１４により冷却用ノズル１２
の先端から噴出される冷媒は円滑に拡散されて回
転子と固定子の各巻線を均等にノズルできるもの
である。
考案の効果
以上のとおりであり、本考案によると、回転子
と一体回転するガイドフアンを設けたことによ
り、回転子の端部でかつ中心部寄りの位置に向け
て噴出される冷媒は、該ガイドフアンにより固定
子巻線側に積極的に、かつ均一に飛ばしてこれを
冷却することができる。また、冷媒の他の一部は
回転子側にも入り、従来同様回転子巻線の冷却効
果は下ることがない。このように、固定子巻線、
回転子巻線の均一冷却ができ、温度分布が均一化
するため全体の構成の小形化が可能となり、経済
設計が可能となるものである。
と一体回転するガイドフアンを設けたことによ
り、回転子の端部でかつ中心部寄りの位置に向け
て噴出される冷媒は、該ガイドフアンにより固定
子巻線側に積極的に、かつ均一に飛ばしてこれを
冷却することができる。また、冷媒の他の一部は
回転子側にも入り、従来同様回転子巻線の冷却効
果は下ることがない。このように、固定子巻線、
回転子巻線の均一冷却ができ、温度分布が均一化
するため全体の構成の小形化が可能となり、経済
設計が可能となるものである。
第１図は従来の冷却装置を有する回転電機の断
面説明図、第２図は本考案に係る冷却装置を有す
る回転電機の断面説明図、第３図はガイドフアン
の一部断面正面図、第４図は第３図Ａ−Ａ線断面
図、第５図は第３図Ｂ−Ｂ線断面図である。
面説明図、第２図は本考案に係る冷却装置を有す
る回転電機の断面説明図、第３図はガイドフアン
の一部断面正面図、第４図は第３図Ａ−Ａ線断面
図、第５図は第３図Ｂ−Ｂ線断面図である。
Claims (1)
- 軸方向に貫通する冷却用穴１３を有する回転子
鉄心２の端部に冷却用ノズル１２の先端を向けて
設け、該ノズル先端から回転子鉄心２の端部に向
けて液体の冷媒を噴出する回転電機の冷却装置に
おいて、回転子鉄心２の端部に冷媒拡散用のガイ
ドフアン１４を取り付け、該ガイドフアン１４を
構成する円板１７の中心部には円孔１６を設け、
円孔１６の周縁には切欠部１８を形成して、該切
欠部１８の縁に基端を固着した樋状の案内板１９
を回転子鉄心側に突出し、案内板１９と反対側の
側面において、円板１７には拡散羽根２０を等間
隔で放射状に配設するとともに、前記冷却用ノズ
ルの先端を切欠部１８に対向させて設けたことを
特徴とする回転電機の冷却装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3947384U JPS60151270U (ja) | 1984-03-19 | 1984-03-19 | 回転電機の冷却装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3947384U JPS60151270U (ja) | 1984-03-19 | 1984-03-19 | 回転電機の冷却装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60151270U JPS60151270U (ja) | 1985-10-08 |
| JPH0314943Y2 true JPH0314943Y2 (ja) | 1991-04-02 |
Family
ID=30547448
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3947384U Granted JPS60151270U (ja) | 1984-03-19 | 1984-03-19 | 回転電機の冷却装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60151270U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015195648A (ja) * | 2014-03-31 | 2015-11-05 | 本田技研工業株式会社 | モータ |
-
1984
- 1984-03-19 JP JP3947384U patent/JPS60151270U/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015195648A (ja) * | 2014-03-31 | 2015-11-05 | 本田技研工業株式会社 | モータ |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60151270U (ja) | 1985-10-08 |
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