JP2775492B2 - パチンコスロットゲーム機の図柄ドラム - Google Patents
パチンコスロットゲーム機の図柄ドラムInfo
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- drum
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Description
り返しながら遊戯するパチンコスロットゲーム機の図柄
ドラムに関する。
ータによって回転駆動し、その停止時において、各図柄
ドラムの図柄が所定位置に揃った状態となったときに大
量のゲーム球を一挙に放出するよに動作する。
遊戯者の射幸心を不当に煽ることがないように、電気的
に精密に制御されている。すなわち、図柄ドラムは、そ
れに直結されているパルスモータを介して駆動され、所
定位置に停止されるが、その停止精度は、パルスモータ
の制動トルクと図柄ドラムの慣性モーメントによってほ
ぼ決定される。そこで、パルスモータの制動トルクに対
して図柄ドラムの慣性モーメントが過大であると、図柄
ドラムの停止に際して惰性回転量が過大となり、図柄ド
ラムを所定位置に正確に停止させることができないとい
う問題が生じる。
を表示するための環状周枠と、図柄ドラムをパルスモー
タの出力軸に取り付ける軸固定部と、両者を連結する必
要最小限のスポーク部材とによってベルトプーリ状に形
成するものが多用されている。
性モーメントを極小にするために、合成樹脂材料による
一体成形品とし、各部の肉厚を最小に抑えなければなら
ないから、頻繁な起動停止に対して十分な機械的強度を
実現することが困難であった。すなわち、図柄ドラムに
は、環状周枠が必要不可欠であり、外周部が重い重量配
分となるために、十分な機械的強度を維持しながら慣性
モーメントを小さくするには限界があるからである。
いることによって、十分な機械的強度と小さい慣性モー
メントの双方を簡単に両立させることができるパチンコ
スロットゲーム機の図柄ドラムを提供することにある。
の構成は、発泡スチロール樹脂からなる厚肉円板形のド
ラム本体と、ドラム本体の周側に添着し、所定の図柄を
表示したフィルムとを備えてなり、フィルムは、環状の
収縮性フィルムからなることをその要旨とする。
円板形のドラム本体と、ドラム本体の周側に添着し、所
定の図柄を表示したフィルムとを備えてなり、フィルム
は、透明な環状の収縮性フィルムによって保護すること
をその要旨とする。
発泡スチロール製であるから、従来の一般的な合成樹脂
材料に較べて極端に低密度であり、軽量化のために格別
な措置を施さないでも、その慣性モーメントを極端に低
減することができる。また、図柄ドラムの図柄は、図柄
を表示したフィルムをドラム本体の周側に添着して表示
するので、これによる慣性モーメントの増加が殆どな
く、欠損し易いドラム本体の周側をフィルムによって補
強することができる。また、フィルムは、収縮性フィル
ムであるから、その収縮性を利用することにより、接着
剤等を介することなく、ドラム本体に緊密に添着するこ
とができる。
ムは、透明な収縮性フィルムによって保護されているか
ら、汚れが付着し難い上、ドラム本体を一層効果的に補
強することができる。
板形のドラム本体10と、ドラム本体10に添着するフィル
ム20とを備えてなる(第1図)。
を連結する複数のスポーク部12、12…とによって形成さ
れている。ドラム本体10は、発泡スチロール樹脂によっ
て一体成形され、厚肉円板形の外周部寄りを規則的に肉
抜きして形成されている。
取付け孔11b、11b…とが設けられており、アタプタディ
スク32を介して駆動用のパルスモータ31に連結すること
ができる。アダプタディスク32には、中心コア部11の取
付け孔11b,11b…に対応してねじ孔32b、32b…が設けら
れ、中心位置には、パルスモータ31の出力軸31aに固定
するためにボス32aが設けられている。ボス32aには、止
めねじ32cがねじ込まれている。
a、20a…を表示したフィルム20が添着されている。な
お、フィルム20は、適度な加熱によって収縮する環状の
収縮性フィルムからなっている。リム部13、中心コア部
11は、スポーク部12、12…を介し、中心コア部11の中心
孔11aと同心となるように一体化されており、図柄ドラ
ム30は、その全体として、周側の重量ができるだけ軽く
なっている。
ィスク32に取り付ける(第1図、第2図)。ただし、各
小ねじ35は、中心コア部11の取付け孔11bに挿着するカ
ラー33を介してアダプタディスク32のねじ孔32bにねじ
込まれ、小ねじ35の頭部側には、大径のワッシャ34が装
着されている。なお、カラー33の外径は、取付け孔11b
の内径に適合するものとし、カラー33の長さは、ドラム
本体10の肉厚ほぼ同一に定めるものとする。すなわち、
ドラム本体10は、小ねじ35、35…によってアダプタディ
スク32に固定する際、小ねじ35、35…を十分に締め付け
ても部分的に陥没したりするおそれがない。
料とし、周側を十分に肉抜きしているので、その慣性モ
ーメントを従来製品の1/3ないし1/4程度にまで小さくす
ることができ、パルスモータ31の起動停止特性に対する
影響を最小にすることができる。なお、ドラム本体10に
添着するフィルム20は、その質量が軽微であり、フィル
ム20により慣性モーメントは無視して差支えない。
シャ36を介して取り付けることができる(第3図)。リ
ングワッシャ36は、小ねじ35、35…の頭部近傍でけでな
く、小ねじ35、35…の中間部分をも連続的に押えること
ができ、中心コア部11の端面が陥没して変形することを
一層少なくすることができる。
…を描くフィルム21aと、それを保護する透明な環状の
収縮性フィルム21との組合せに代えることができる(第
4図)。なお、フィルム21aは、収縮性フィルム21とド
ラム本体10との間に挾み込まれている。また、収縮性フ
ィルム21に図柄20a、20a…を直接描いてもよく、その場
合には、収縮性フィルム21の全長をドラム本体10の外周
部とほぼ同一長さとし、収縮性フィルム21の収縮変形範
囲を極小に抑えることによって各図柄20aの実質的な変
形を支障のない範囲に止めることができる。さらに、収
縮性フィルム21は、収縮時においてドラム本体10の肉厚
より大きい幅にすることによって、欠損し易いドラム本
体10の外周部を保護し、全体強度を向上させることがで
きる。
(第5図)。このときのドラム本体10は、一対の部分ド
ラム10a、10aを貼り合わせた分割構造とし、カラー33
は、鍔33aを部分ドラム10a、10a間に挾み込むことによ
って固定されている。カラー33は、鍔33aが抜け止めと
して作用するので、ワッシャ34やリングワッシャ36を省
略することができ、ドラム本体10の全体慣性モーメント
を低減することができる。なお、鍔33aは、カラー33、3
3…に共通のリングワッシャ状に形成し、鍔33aを介して
カラー33、33…を一体化することにより、ドラム本体10
を一層安定に固定することができる。また、各カラー33
は、鍔33aを越える一方の側を省略してもよい(第6
図)。カラー33に加えて、取付け用の小ねじ35の軽量化
を図ることができる。
図)。なお、鍔33bは、ドラム本体10の抜けを防ぐこと
ができる限り、図示以外の任意の形状にすることができ
る。
ドラム本体10に対して着脱自在に取り付けることができ
る。すなわち、取付け孔11bの変形孔とし、腕33c、33c
を挿通し得るガイド部11c、11cと、内部において腕33
c、33cを回転し得る扇形部11d、11dとを形成すれば、カ
ラー33を取付け孔11bに差し込み、腕33c、33cを扇形部1
1d、11d内に回転させることによって、カラー33をドラ
ム本体10に掛合することができ、逆の順に抜き取ること
ができる。
12…は、中心コア部11とリム部13とを必要な強度により
連結する。そこで、スポーク部12、12…は、その形状や
個数を任意に変更することができ、たとえば、ドラム本
体10を貫通する肉抜きをするに代えて、両側から肉厚を
大きく減少させるようにして形成してもよい。
発明によれば、厚肉円板形のドラム本体を発泡スチロー
ル樹脂製とすることによって、全体強度を不当に低下さ
せることなく、慣性モーメントを極端に小さくすること
ができるので、パルスモータの起動停止動作に対する追
従性がよく、その停止精度を格段に向上させることがで
きるという優れた効果がある。
第2図は要部組立断面図である。 第3図ないし第7図は、それぞれ別の実施例を示し、第
3図は要部斜視図、第4図は要部拡大断面図、第5図は
第2図相当図、第6図は要部断面図、第7図はカラーの
斜視図である。 第8図と第9図はさらに他の実施例を示し、第8図はカ
ラーと取付け孔の斜視説明図、第9図は第6図相当図で
ある。 10……ドラム本体 20、21a……フィルム 21……収縮性フィルム 30……図柄ドラム
Claims (2)
- 【請求項1】発泡スチロール樹脂からなる厚肉円板形の
ドラム本体と、該ドラム本体の周側に添着し、所定の図
柄を表示したフィルムとを備えてなり、該フィルムは、
環状の収縮性フィルムからなることを特徴とするパチン
コスロットゲーム機の図柄ドラム。 - 【請求項2】発泡スチロール樹脂からなる厚肉円板形の
ドラム本体と、該ドラム本体の周側に添着し、所定の図
柄を表示したフィルムとを備えてなり、該フィルムは、
透明な環状の収縮性フィルムによって保護することを特
徴とするパチンコスロットゲーム機の図柄ドラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1275359A JP2775492B2 (ja) | 1989-10-23 | 1989-10-23 | パチンコスロットゲーム機の図柄ドラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1275359A JP2775492B2 (ja) | 1989-10-23 | 1989-10-23 | パチンコスロットゲーム機の図柄ドラム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03136680A JPH03136680A (ja) | 1991-06-11 |
JP2775492B2 true JP2775492B2 (ja) | 1998-07-16 |
Family
ID=17554375
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1275359A Expired - Lifetime JP2775492B2 (ja) | 1989-10-23 | 1989-10-23 | パチンコスロットゲーム機の図柄ドラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2775492B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0742455Y2 (ja) * | 1990-03-23 | 1995-10-04 | 高砂電器産業株式会社 | スロットマシン用リール |
JPH0513485U (ja) * | 1991-08-01 | 1993-02-23 | 高砂電器産業株式会社 | スロツトマシン用リール |
JP2006014812A (ja) * | 2004-06-30 | 2006-01-19 | Heiwa Corp | 遊技装置用の回転表示体 |
JP4869705B2 (ja) * | 2005-12-20 | 2012-02-08 | 株式会社平和 | 遊技機の可変表示装置 |
JP5416880B2 (ja) * | 2005-12-20 | 2014-02-12 | 株式会社平和 | 遊技機の可変表示装置の回転球体 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6138633Y2 (ja) * | 1981-04-24 | 1986-11-07 | ||
JPS5889088U (ja) * | 1981-12-10 | 1983-06-16 | 株式会社ユニバ−サル | スロツトマシン用リ−ル |
JPS6083679U (ja) * | 1983-11-14 | 1985-06-10 | 株式会社ユニバーサル | スロツトマシン用リ−ル |
-
1989
- 1989-10-23 JP JP1275359A patent/JP2775492B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03136680A (ja) | 1991-06-11 |
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