JPH07332581A - 配管カバー構造 - Google Patents

配管カバー構造

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Publication number
JPH07332581A
JPH07332581A JP13007394A JP13007394A JPH07332581A JP H07332581 A JPH07332581 A JP H07332581A JP 13007394 A JP13007394 A JP 13007394A JP 13007394 A JP13007394 A JP 13007394A JP H07332581 A JPH07332581 A JP H07332581A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cover member
side plates
pair
pipe
piping
Prior art date
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Pending
Application number
JP13007394A
Other languages
English (en)
Inventor
Yushi Ozasa
雄史 小笹
Koji Takenaga
宏二 竹永
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kajima Corp
Inaba Denki Sangyo Co Ltd
Original Assignee
Kajima Corp
Inaba Denki Sangyo Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Kajima Corp, Inaba Denki Sangyo Co Ltd filed Critical Kajima Corp
Priority to JP13007394A priority Critical patent/JPH07332581A/ja
Publication of JPH07332581A publication Critical patent/JPH07332581A/ja
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  • Protection Of Pipes Against Damage, Friction, And Corrosion (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 蓋部材の上に人や工具を載せても変形し難く
する。 【構成】 左右両側面を形成する一対の側板7間に形成
される配管スペース1の上部を覆う蓋部材9を、上方に
凸状に形成し、一対の側板7の上端部間にわたって、蓋
部材9の内面に沿う形状のチャンネル部材10を取り付
けてあるところにある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、左右両側面を形成する
一対の側板を、左右に間隔をあけて並設し、前記一対の
側板間に形成される配管スペースに配置される配管を支
持自在な支持部材を、前記一対の側板にわたって取り付
け、前記配管スペースの上部を覆う蓋部材を、前記一対
の側板に対して着脱自在に設けてある配管カバー構造に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の配管カバー構造として
は、配管スペースに収容される配管をカバーするだけの
目的によって、左右に間隔をあけて設けた一対の側板の
各上端部間にわたって、板状蓋部材を着脱自在に設けて
あるものがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】当該配管カバーは、前
記配管スペースに設置される配管の系統別に、並設状態
で多数設けられることがあり、例えば、多数の空調配管
を建物の屋上部に配管するような場合、屋上スラブ上に
設けられた設置台の上に、各配管カバーを列をなして設
置するのが一般的である。しかし、配管カバーが多数並
設してあれば、各配管カバー内に収容された配管の点検
・修理・取り替え等のメンテナンス作業を実施する場合
に、配管カバーの上に載らずにその作業を実施するのは
困難となることがある。上述した従来の配管カバー構造
によれば、上述のメンテナンス等の作業時に、板上蓋部
材上に人や工具がのることによって、蓋部材が撓んで変
形したり、その変形に伴って蓋部材が取り付けられてい
る一対の側板が、配管スペース内側へ倒れたりする危険
性がある。前記蓋部材が凹状に変形すれば、雨水が溜っ
て腐食の原因になるという問題が発生し、更には、一対
の側板が内側へ倒れれば、配管スペース内に収容された
配管を圧迫して悪影響を与え易くなるという問題が発生
する。
【0004】従って、本発明の目的は、上記欠点に鑑
み、蓋部材の上を歩いたり、工具を載せても変形し難い
配管カバー構造を提供するところにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
の本発明の配管カバー構造の第一の特徴構成は、左右両
側面を形成する一対の側板間に形成される配管スペース
の上部を覆う蓋部材を、上方に凸状に形成し、前記一対
の側板の上端部間にわたって、前記蓋部材の内面に沿う
形状のチャンネル部材を取り付けてあるところにある。
【0006】本発明の配管カバー第二の構造の特徴構成
は、左右両側面を形成する一対の側板間に形成される配
管スペースの上部を覆う蓋部材を、上方に凸状に形成
し、前記一対の側板の上端部間にわたって、前記蓋部材
の内面に沿う形状の筒部材を取り付けてあるところにあ
る。
【0007】
【作用】本発明の配管カバー構造の第一の特徴構成によ
れば、左右両側面を形成する一対の側板間に形成される
配管スペースの上部を覆う蓋部材を、上方に凸状に形成
してあるから、蓋部材そのものの断面係数が、従来のも
のに比べて高くなり、変形し難くなると共に、仮に、蓋
部材上に荷重が作用して変形するにしても、その初期の
段階では、蓋部材の両側縁の支持部(前記一対の側板上
端部)を離間させる方向に移動させることになり、前記
一対の側板を外側へ倒れる方向に移動させる。従って、
配管スペース内に収容された配管は、側板によって圧迫
され難くなる。また、前記一対の側板の上端部間にわた
って、前記蓋部材の内面に沿う形状のチャンネル部材を
取り付けてあるから、チャンネル部材そのものが、前記
蓋部材への荷重を受けて、変形を抑えることが可能とな
る。更には、一対の両側板どうしの間隔を、前記チャン
ネル部材によって所定の寸法に維持しておくことも可能
となる。そして、前記チャンネル部材は、市販品を少な
い加工でそのまま使用することができ、安価な配管カバ
ーを提供することができる。
【0008】本発明の配管カバー構造の第二の特徴構成
によれば、左右両側面を形成する一対の側板間に形成さ
れる配管スペースの上部を覆う蓋部材を、上方に凸状に
形成してあるから、蓋部材上に荷重が作用して変形する
にしても、その初期の段階では、蓋部材の両側縁の支持
部(前記一対の側板上端部)を離間させる方向に移動さ
せることになり、前記一対の側板を外側へ倒れる方向に
移動させる。従って、配管スペース内に収容された配管
は、側板によって圧迫され難くなる。また、前記一対の
側板の上端部間にわたって、前記蓋部材の内面に沿う形
状の筒部材を取り付けてあるから、筒部材そのものが、
前記蓋部材への荷重を受けて、変形を抑えることが可能
となる。更には、一対の両側板どうしの間隔を、前記筒
部材によって所定の寸法に維持しておくことも可能とな
る。そして、前記筒部材は、例えば、板金を折曲げ加工
によって簡単に形成することが可能となり、高強度に且
つ製作コストを大きく増加させずに、安価な配管カバー
を提供することができる。更には、筒部材を用いること
によって、捩れ難くすることが可能となる。
【0009】
【発明の効果】従って、本発明の配管カバー構造によれ
ば、蓋部材に荷重が作用しても、変形したり、その変形
によって収容してある配管に悪影響を与えることが少な
く、且つ、配管カバーのコストアップを抑制することが
できるようになり、配管カバーの機能性向上を叶えるこ
とが可能となる。
【0010】
【実施例】以下に本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0011】図1は、内部の配管スペース1に複数の空
調配管(配管の一例)2を各別に設置してある複数の配
管カバー3を、建物屋上床S上に設置してある架台4に
取り付けてある状況を示すものである。
【0012】前記空調配管2は、銅管からなる配管本体
5aを発泡樹脂製断熱部材5bで被覆して形成してある
冷媒管5と、ケーブル6とから構成してある。
【0013】前記架台4は、前記配管カバー3を支持す
る門型支持部材4aと、その支持部材4aを建物屋上床
S上に固定するベース部材4bとによって構成してあ
る。
【0014】前記配管カバー3は、図に見られるよう
に、前記配管スペース1の左右両側部に形成された一対
の側板7と、前記配管スペース1に配置される空調配管
2を支持自在な支持部材8と、前記配管スペース1の上
部を覆う蓋部材9と、前記一対の側板7の上端部間にわ
たって取り付けてあるチャンネル部材10とを設けて構
成してある。
【0015】前記側板7は、金属製であり、上面部7a
と、側面部7bと、下面部7cと、前記側面部7bと上
面部7aとの間および側面部7bと下面部7cとの間に
設けられた面取り部7dとから構成してある。また、そ
の断面形状は、長手方向視で略『コ』の字形に形成して
ある。そして、上面部7aには、長手方向の所定位置
に、前記蓋部材9及びチャンネル部材10を取り付ける
ための第一ボルト穴11を設けてある。一方、下面部7
cには、その長手方向に間隔をおいて、前記支持部材8
を取り付けるための第二ボルト穴12を設けてある。
【0016】前記支持部材8は、長手方向に沿って上面
に蟻溝8aを設けれるように金属板を折曲げ形成してあ
り、この蟻溝8aに、前記空調配管2の固定用金具(不
図示)を嵌合できるように構成してある。また、この支
持部材8は、その両端部を前記側板7の下面部7c上に
載置した状態で、前記第二ボルト穴12へボルトを通し
て取付固定してあり、前記配管スペース1に納められた
空調配管2の支持と共に、前記一対の側板7の固定をも
果たせるように構成してある。
【0017】前記蓋部材9は、上方に凸状になるように
金属板を折曲げ形成してあり、詳しくは、図に示すよう
に、前記一対の側板7上端部間にわたって配置した状態
で、前記側板7に形成してある上側の面取り部7d及び
上面部7aに各別に接当する第一接当部9a及び第二接
当部9bを両側部に設けると共に、両第二接当部9b間
で上方に凸状に形成された凸状部9cを、前記第一・第
二接当部9a,9bと一体的に設けて構成してある。そ
して、前記第二接当部9bには、前記側板7の上面部7
aに形成してある第一ボルト穴11に対向する位置に、
第三ボルト穴13を設けてある。
【0018】前記チャンネル部材10は、前記蓋部材9
の内周面に沿うように、両端部の一部を切り欠いて形成
してある。また、チャンネル部材10の両端部には、前
記第一ボルト穴11に対向する位置に第四ボルト穴14
を設けてある。チャンネル部材10を、その溝開口部が
上方に向くように、且つ、両端部を前記両側板7上面部
7aの下面に当接する状態に配置して、前記第四ボルト
穴14、及び、前記第一ボルト穴11、及び、前記第三
ボルト穴13に取付用ボルト15を下方から挿通して、
蓋部材9の上からそのボルト15先端部に、ナット16
を締め付けることによって側板7に対してチャンネル部
材10・蓋部材9を取り付けることができる。前記蓋部
材9とナット16との間には、樹脂製ワッシャ17とス
テンレス鋼製ワッシャ18を介装してボルト締めしてあ
る。尚、蓋部材9の第三ボルト穴13と、チャンネル部
材10の第四ボルト穴14とが同一の上下軸芯上に位置
するように各ボルト穴を設けてあるから、それら各ボル
ト穴に挿通したボルト15、又は、そのボルト15に螺
合させたナット16を、蓋部材9の上面から見るだけ
で、チャンネル部材10が設置してある位置を一目瞭然
に認識することが可能となり、特に、配管カバー3上を
歩行するときに、前記チャンネル部材10によって補強
された部分を選んであるくことができる。
【0019】本実施例の配管カバー3によれば、例え
ば、蓋部材9の上面を歩いても、その荷重は、蓋部材9
のみならずチャンネル部材10によっても受けることが
可能となり、補強性が向上して容易に変形することを防
止できる。よって、狭い屋上に配管カバー3が並列状態
に設置されている場合でも、前記配管カバー3を、点検
やメンテナンス時の歩行路として使用することが可能と
なる。
【0020】〔別実施例〕以下に別実施例を説明する。
【0021】〈1〉 配管は、先の実施例で説明した空
調配管に限るものではなく、例えば、ガス管や水道管や
ケーブル等であってもよく、それらを含めて配管と総称
する。
【0022】〈2〉 本発明の配管カバー構造は、先の
実施例で説明したチャンネル部材10を使用するものに
限定されるものではなく、例えば、図2に示すように、
チャンネル部材10に替えて、筒部材19を使用するも
のであってもよく、筒部材で構成すれば捩れに対する耐
力が増加する。
【0023】尚、特許請求の範囲の項に、図面との対照
を便利にするために符号を記すが、該記入により本発明
は添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の配管カバー構造を示す斜視図
【図2】別実施例の配管カバー構造を示す斜視図
【符号の説明】
1 配管スペース 2 配管 7 側板 8 支持部材 9 蓋部材 10 チャンネル部材 19 筒部材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左右両側面を形成する一対の側板(7)
    を、左右に間隔をあけて並設し、前記一対の側板(7)
    間に形成される配管スペース(1)に配置される配管
    (2)を支持自在な支持部材(8)を、前記一対の側板
    (7)にわたって取り付け、前記配管スペース(1)の
    上部を覆う蓋部材(9)を、前記一対の側板(7)に対
    して着脱自在に設けてある配管カバー構造であって、 前記蓋部材(9)を、上方に凸状に形成し、前記一対の
    側板(7)の上端部間にわたって、前記蓋部材(9)の
    内面に沿う形状のチャンネル部材(10)を取り付けて
    ある配管カバー構造。
  2. 【請求項2】 左右両側面を形成する一対の側板(7)
    を、左右に間隔をあけて並設し、前記一対の側板(7)
    間に形成される配管スペース(1)に配置される配管
    (2)を支持自在な支持部材(8)を、前記一対の側板
    (7)にわたって取り付け、前記配管スペース(1)の
    上部を覆う蓋部材(9)を、前記一対の側板(7)に対
    して着脱自在に設けてある配管カバー構造であって、 前記蓋部材(9)を、上方に凸状に形成し、前記一対の
    側板(7)の上端部間にわたって、前記蓋部材(9)の
    内面に沿う形状の筒部材(19)を取り付けてある配管
    カバー構造。
JP13007394A 1994-06-13 1994-06-13 配管カバー構造 Pending JPH07332581A (ja)

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JP13007394A JPH07332581A (ja) 1994-06-13 1994-06-13 配管カバー構造

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JP13007394A JPH07332581A (ja) 1994-06-13 1994-06-13 配管カバー構造

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JPH07332581A true JPH07332581A (ja) 1995-12-22

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ID=15025352

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JP13007394A Pending JPH07332581A (ja) 1994-06-13 1994-06-13 配管カバー構造

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JP (1) JPH07332581A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4925897A (en) * 1988-01-12 1990-05-15 Basf Aktiengesellschaft Modified polyacetylene

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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