JP2920824B2 - 管状体カバー - Google Patents

管状体カバー

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、ビルの屋
上の個別室外機に配管された冷媒管等の管状体を保護す
るための管状体カバーにおいて、その施工を容易にする
ための技術に関する。
【0002】
【従来の技術】ビルの空調設備では、各戸毎あるいは各
フロア毎に個別の室外機を屋上に設置して、各室内機と
各室外機との間を冷媒管でそれぞれ接続している。この
配管工事は、各室内機からの冷媒管をビル内を高さ方向
に貫通する配管ダクト内で合流させて屋上の決まった場
所にまとめて引出してから、各室外機へ個別に接続して
いる。
【0003】このように配管される冷媒管は一般的にそ
の外周が断熱材によって覆われているが、この断熱材は
長い間直射日光を受けたり雨や雪等の水分を吸収すると
変質して断熱効果が低下してしまうので、冷媒管を直射
日光や雨等から保護する必要がある。
【0004】このため、従来では、図9に示すような管
状体カバー10によって、各室外機に個別に配管された
一対の冷媒管1a、1b(以下、これらをまとめて冷媒
管1と呼ぶ)を保護するようにしていた。この管状体カ
バー10は、薄い板金を冷媒管1に巻き付けるように曲
げ加工(ラッキング加工と称する)したものであり、こ
の工事の際には管状体カバー10を床面側から支持し
て、冷媒管1に荷重がかからないようにしている。な
お、符号2は冷媒管1とともに配線される電源ケーブル
である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
たように現場で板金曲げ加工によって冷媒管1をカバー
する方法では専門の加工技術が必要であり、その加工に
熟練した専門業者に依頼しなければならず、経費がかさ
むという問題がある。
【0006】また、曲げ加工のし易さから薄い板金しか
使えないので、外力を受けると簡単にへこんでしまい見
苦しくなってしまうという問題がある。
【0007】また、一度工事してしまうと冷媒管の取替
やメンテナンスが困難であるという問題がある。
【0008】本発明は、これらの問題を解決し、専門業
者でなくとも簡単に取り付けができ、外力による変形を
少なくでき、管状体の取替やメンテナンスが容易に行な
える管状体カバーを提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明の管状体カバーは、床に沿って配管された管
状体に上から被せられるように、側面が長さ方向に沿っ
て開口されたカバーダクトと、下部を床に固定される脚
と、該脚の上部に取り付けられ、前記カバーダクトの開
口部の両縁部を上方から受け入れて該カバーダクトをそ
の側方への移動を規制した状態で下方から支持するダク
ト受けと有し、該ダクト受けの高さを可変できるように
形成されたダクト支持具と、前記ダクト支持具のダクト
受けに着脱自在に取り付けられ、該ダクト受けに対する
前記カバーダクトの少なくとも上方への移動を規制する
ダクト押さえとを備えている。
【0010】このように構成したため、管状体の下方位
置でダクト支持具の脚を床に固定し、そのダクト受けの
高さを調整し、カバーダクトを管状体に被せて、ダクト
押さえをダクト支持具に取り付けることにより、管状体
に被せられたカバーダクトの側方および上方への移動を
規制した状態で取り付けることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の一
実施形態を説明する。図1は、ビルの屋上へ集中的に引
き出された複数組の冷媒管を支持する支持架台15から
屋上に設置された各個別室外機16へ床に沿ってそれぞ
れ個別に配管された冷媒管1を一実施形態の管状体カバ
ー20、20′で保護した状態を上方から示した図であ
る。ここで、管状体カバー20は冷媒管1の直線部分を
保護するためのもので、管状体カバー20′は冷媒管1
の曲がり部分を保護するためのものである。
【0012】図2〜図4は、この冷媒管1の直線部分を
保護するための管状体カバー20を示している。これら
の図に示するように、管状体カバー20は、所定長さの
カバーダクト21と、ダクト支持具22と、ダクト押さ
え43と、下敷き板46によって構成されている。
【0013】カバーダクト21は、上板21aと、上板
21aの両縁に設けられた側板21b、21cとからな
る下面が開口した断面逆U字状のダクトであり、開口幅
(側板同士の間隔)が、冷媒管1全体の幅より僅かに大
きく設定されたステンレス製のものである。このカバー
ダクト21は、定尺の長さのものを予め用意しておき、
これを現場の状況に合わせて定尺のものと切断したもの
とを組み合わせて使用する。
【0014】ダクト支持具22は、下部側を床に固定さ
れる脚23とその脚23の上部に取り付けられたダクト
受け35とによって構成されている。
【0015】脚23は、ベース金具24、リップ溝形鋼
27および支持金具30によって構成されている。ベー
ス金具24は、略長方形状の基部24aと、基部24a
の中間部の縁から上方に延びたボルト固定片24bと、
ボルト固定片24bの両端から基部上方側へ互いに対向
するように延びた側片24c、24dとによって、略L
字状に形成されている。基部24aの中央およびボルト
固定片24bの上部中央にはボルト挿通用のボルト穴2
5、26が設けられている。なお、側片24c、24d
は、リップ溝型鋼27を両側から挟んで、リップ溝型鋼
27に対するベース金具24の上下移動をガイドすると
ともに、ベース金具24をボルト止めする際のリップ溝
型鋼27に対するベース金具24の回転を防止するため
のものである。
【0016】リップ溝形鋼27は、その溝27a側の面
をベース金具24のボルト固定片24bの内側に接し、
側片24c、24dの間に挟まれた状態で、ボルト固定
片24bのボルト穴26からリップ溝形鋼27の溝27
a内へ通されたボルト28を、リップ溝形鋼27の内側
に配置された板状ナット29のネジ穴29aへ締め付け
ることによって、ベース金具24に固定される。なお、
板状ナット29はリップ溝形鋼27の長さ方向に移動自
在で且つリップ溝形鋼27内での回転が規制される大き
さの長方形状に形成されている。
【0017】支持金具30はリップ溝形鋼27の上部に
固定されている。支持金具30は、平板状の固定片30
aと支持片30bとで略逆L字状に形成され、固定片3
0aの両側には、支持片30bの下方側へ互いに対向す
るように延びた側片30c、30dが設けられている。
固定片30aおよび支持片30bの中央にはボルト穴3
1、32がそれぞれ設けられている。支持金具30は、
側片30c、30dの間にリップ溝型鋼27を受入れ、
固定片30aのボルト穴31からリップ溝形鋼27の溝
27a内へ通したボルト33を、前記同様の板状ナット
34のネジ穴34aに締め付けることによって、支持片
30bがほぼ水平な状態でリップ溝形鋼27に固定され
る。なお、側片30c、30dは、リップ溝型鋼27を
両側から挟んで、リップ溝型鋼27に対する支持金具3
0の上下移動をガイドするとともに、支持金具30をボ
ルト止めする際のリップ溝型鋼27に対する支持金具3
0の回転を防止する。
【0018】脚23の下部は、図3に示しているよう
に、屋上の床18にセメント19によって固定されてい
る。なお、脚23の固定の方法は、このセメント固定だ
けでなく種々の方法を採用できる。例えば、ベース金具
24の基部24aのボルト穴25に、床18に立設した
アンカボルトを固定したり、コンクリート製の基礎ブロ
ックにボルトで固定するようにしてもよい。
【0019】支持金具30の支持片30bの上には、カ
バーダクト21を下方から支持するためのダクト受け3
5が取り付けられている。ダクト受け35は、カバーダ
クト21の側板21b、21cの間隔より僅かに短い長
さの偏平なリップ溝形鋼36と、リップ溝形鋼36の両
端に固定された受け板37、37とによって構成されて
いる。
【0020】各受け板37は、平板状の固定片37aと
支持片37bとでL字状に屈曲形成されており、支持片
37bがリップ溝形鋼36の側方側に突出し互いに対向
する状態で、固定片37aがリップ溝形鋼36の底板3
6aの両端部にそれぞれ接するように固定されている。
リップ溝形鋼36の底板36aの中央にはボルト穴38
が設けられ、各受け板37の支持片37bの中央にはネ
ジを締め付けるためのネジ穴39が設けられている。ダ
クト受け35は、リップ溝形鋼36のボルト穴38と脚
23の支持金具30のボルト穴32を挿通するボルト4
0をナット41に締め付けることによって、脚23の上
部にほぼ水平な状態で固定される。
【0021】なお、脚23のベース金具24にリップ溝
形鋼27を固定しているボルト28およびリップ溝形鋼
27に支持金具30を固定しているボルト33は、リッ
プ溝形鋼27の長さ方向に連続する溝27aを通って板
状ナット29、34にそれぞれ締め付けられているの
で、このボルト28、33を緩めれば、ベース金具24
に対するリップ溝鋼27の上下移動およびリップ溝鋼2
7に対する支持金具30の上下移動が可能になり、支持
金具30に取り付けられているダクト受け35の高さ位
置を変えることができる。
【0022】脚23の上部に固定されたダクト受け35
は、リップ溝形鋼36の両端と各受け板37の支持37
bとの隙間にカバーダクト21の側板21b、21cの
下縁を受け入れて、カバーダクト21をその幅方向に移
動できないように仮支持する。
【0023】ダクト押さえ43は、帯状の板金をカバー
ダクト21の外周にほぼ適合するように逆U字状に屈曲
して形成されており、その両端部43a、43bにはネ
ジ挿通用のネジ穴44がそれぞれ設けられている。ダク
ト押さえ43は、各ネジ穴44を通してダクト受け35
の受け板37のネジ穴38に締め付けられるネジ45に
よってダクト受け35に固定され、ダクト受け35に下
方から支持されているカバーダクト21の上方への移動
を規制する。
【0024】下敷き板46は、カバーダクト21の下面
側を塞いで、鳥等による冷媒管1への悪戯による断熱材
の劣化を防ぐためのものであり、カバーダクト21の側
板21b、21cの間隔より僅かに狭い幅と所定の長さ
の長方形状に合成樹脂で形成されている。
【0025】次に、この配管カバー20の取り付け作業
について説明する。始めに、図2に示したように、ダク
ト支持具22を、予め配管された冷媒管1の長さ方向と
ダクト受け35とがほぼ90°に交差するようにして所
定の間隔で床に立て、その脚23の下部を床に固定す
る。このとき、冷媒管1の垂れ下がりを防ぎ、且つ、冷
媒管1に下方から強い外力を与えないように、リップ溝
形鋼27および支持金具30の高さを変えてダクト受け
35の高さを調整して、ダクト受け35のリップ溝形鋼
36の上面から冷媒管1の下端の間に下敷き板46の厚
さ分の隙間があくようにする。なお、冷媒管1の床から
の高さによっては、脚23のリップ溝形鋼27を長いも
のに交換したり、短く切断して用いる。
【0026】そして、各ダクト受け35のリップ溝形鋼
36と冷媒管1との隙間に下敷き板46を差し込み、カ
バーダクト21を冷媒管1の上方から被せて、その側板
21b、21cの下縁部を各ダクト受け35のリップ溝
形鋼36の両端と受け板37の支持片37bとの隙間に
入れて、カバーダクト21を下方から支持させる。
【0027】さらに、このカバーダクト21の上からダ
クト押さえ43をそれぞれ嵌めて、その両端部43a、
43bを各ダクト受け35の受け板37にネジ45で固
定する。
【0028】この取り付け作業によって、カバーダクト
21は、その幅方向にも上方にも移動できない状態でダ
クト支持具22に支持される。
【0029】上記の作業を冷媒管1の直線部について各
カバーダクト21の端同士が当接するように連続的に行
うことで冷媒管1の直線部を図1に示したように保護す
ることができる。
【0030】また、冷媒管1の曲がり部分をカバーする
管状体カバー20′では、図5に示すように、直線状の
短いダクトをほぼ90°に連結したカバーダクト21′
を用い、これを前記同様のダクト支持具22で支持し
て、ダクト押さえ43で固定する。なお、この場合に
は、図5に示しているように、この管状体カバー20′
と連続する管状体カバーの下敷き板46としてカバーダ
クト21より長いものを使用すればよく、また、カバー
ダクト21′の開口部に適合するようにくの字状に形成
した下敷き板(図示せず)を用いてもよい。
【0031】このようにして、各管状体カバー20、2
0′によって保護された冷媒管1を交換あるいはメンテ
ナンスする場合には、ネジ45を外してダクト押さえ4
3をダクト受け35から外せば、カバーダクト21をダ
クト受け35から簡単に外すことができ、だれでも簡単
に冷媒管1の交換作業やメンテナンス作業を行なうこと
ができる。
【0032】このように、この管状体カバー20、2
0′は、冷媒管の下方位置でダクト支持具22の脚を床
に固定し、冷媒管の上方からカバーダクト21、21′
を被せその下縁部をダクト受け35で受けてカバーダク
ト21、21′を支持し、ダクト押さえ46をネジ止め
するという簡単な作業で、冷媒管を保護することがで
き、特に専門業者に依頼しなくても済み、そのための経
費を削減できる。
【0033】また、板金の曲げ加工が不要なので、カバ
ーダクトの厚さを任意に厚くすることができ、外力によ
る変形を防止することができる。
【0034】なお、前記実施形態では、断面が逆U字状
のカバーダクトを用いていたが、カバーダクトの形状は
この実施形態に限定されるものでなく、例えば断面が円
弧状や多角形状のカバーダクトを用いてもよい。また、
図6の(a)、(b)に示すカバーダクト51、52の
ように、開口部の両縁部に折り曲げ部51a、52aを
設けて、強度を増すようにしてもよい。
【0035】また、前記実施形態のダクト受け35は、
リップ溝形鋼36の両端にL字状の受け板37、37を
固定して形成していたが、図7に示すダクト受け55の
ように、長方形状の基部55aと、ダクト押さえ43を
支持するために基部55aの短辺側の縁から上方に延び
た支持片55b、55cと、基部55aの上方位置で下
敷き板(あるいは冷媒管)を安定に受けるために基部5
5aの長辺側の縁から上方側へL字状に延びた受け片5
5d、55eとを有し、1枚の板金をプレス加工して形
成したものを用いてもよい。なお、図7において符号5
6はこのダクト受け55を脚23にボルト固定するため
のボルト穴、符号57は、ダクト押さえ43をネジ止め
するためのネジ穴である。
【0036】また、前記実施形態の脚23の支持金具3
0は、リップ溝型鋼27に対する支持金具30の上下移
動をガイドするとともに、ボルト止めの際に支持金具3
0がリップ溝型鋼27に対して回転しないように側片3
0c、30dを設けていたが、図8に示すように単に帯
状材をL字状に屈曲して形成した支持金具30′を用い
てもよい。
【0037】また、前記実施形態では、カバーダクト2
1の外周形状に適合するように逆U字状に屈曲形成され
たダクト押さえ43で、カバーダクト21の上方への移
動を規制するようにしていたが、ダクト押さえの形状
は、ダクト支持具で下方から支持されたカバーダクトの
上方への移動を規制でき、その規制を簡単な操作で解除
できるようにダクト受けに対して着脱自在なものであれ
ば、どのような形状であってもよい。例えば、一端側を
掛け止め式にして、他端側のみをネジで固定できるよう
にしたり、可撓性のあるベルト(金属製あるいは合成樹
脂製)や伸縮性のあるベルトでダクト押さえを構成して
その両端をダクト受けの腕部に掛け止めするようにして
もよい。
【0038】また、前記実施形態では、カバーダクト2
1、21′の下面側を下敷き板46によって塞いで鳥等
による冷媒管への悪戯による断熱材の劣化を防いでいた
が、このような被害が発生する恐れのない場所では、こ
の下敷き板46を省略してもよい。
【0039】また、前記実施形態では、冷媒管を保護す
る場合について説明したが、冷媒管以外の管状体を保護
する場合にも本発明を同様に適用できる。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の管状体カ
バーは、床に沿って配管された管状体に上から被せられ
るように、側面が長さ方向に沿って開口されたカバーダ
クトと、下部を床に固定される脚と、その脚の上部に設
けられカバーダクトの開口部の両縁部を上方から受け入
れてカバーダクトをその側方への移動を規制した状態で
下方から支持するダクト受けとからなり、そのダクト受
けの高さを可変できるように形成されたダクト支持具
と、ダクト支持具のダクト受けに着脱自在に取り付けら
れ、ダクト受けに対するカバーダクトの少なくとも上方
への移動を規制するダクト押さえとを備えている。
【0041】このため、管状体の下方位置でダクト支持
具の脚を床に固定し、そのダクト受けの高さを調整し、
カバーダクトを管状体に被せて、ダクト押さえをダクト
支持具に取り付けるという簡単な作業で取り付けること
ができ、特に専門業者に依頼しなくても済み、そのため
の経費を削減できる。
【0042】また、板金の曲げ加工等が一切不要なの
で、カバーダクトとして外力で変形しない十分な厚さの
ものを使用でき、外力で変形して見苦しくなることがな
い。
【0043】また、ダクト押さえを外すだけでカバーダ
クトを簡単に取り外せるので、管状体の取替やメンテナ
ンスを容易に行なえる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の管状体カバーによって屋
上に配管された冷媒管を保護した例を示す概略平面図
【図2】直線部用の管状体カバーの分解斜視図
【図3】図1のA−A線拡大断面図
【図4】一実施形態の要部の分解斜視図
【図5】曲がり部分用の管状体カバーの分解斜視図
【図6】カバーダクトの変形例を示す斜視図
【図7】ダクト受けの変形例を示す斜視図
【図8】脚の支持金具の変形例を示す斜視図
【図9】従来の管状体カバーを示す斜視図
【符号の説明】
1 冷媒管 20 管状体カバー 21 カバーダクト 22 ダクト支持具 23 脚 24 ベース金具 27 リップ溝形鋼 30 支持金具 35 ダクト受け 36 リップ溝形鋼 37 受け板 43 ダクト押さえ 46 下敷き板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 桜井 宏 東京都江戸川区中央1丁目3番3号 株 式会社ブレスト工業研究所内 (56)参考文献 特開 平8−158618(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F16L 57/00 F24F 5/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】床に沿って配管された管状体に上から被せ
    られるように、面が長さ方向に沿って開口された開口
    部を有するカバーダクト(21)と、 下部を床に設置される脚(23)と、該脚(23)の上
    部に高さを可変できるように取り付けられ、前記カバー
    ダクト(21)前記開口部の両縁部を上方から受け入
    れて該カバーダクト(21)をその側方への移動を規制
    した状態で下方から支持する受け板(37)、(37)
    を両側に有するダクト受け(35)とを備えたダクト支
    持具(22)と、 前記ダクト支持具(22)のダクト受け(35)の前記
    受け板(37)、(37)両端部(43a)、(43
    b)が着脱自在に取り付けられ、該ダクト受け(35)
    に対する前記カバーダクト(21)の少なくとも上方へ
    の移動を規制するダクト押さえ(43)とを具備し 前記管状体を前記ダクト支持具(22)で支持し、前記
    カバーダクト(21)を前記管状体に上方から被せて、
    カバーダクト(21)の前記開口部の両縁部をダクト支
    持具(22)のダクト受け(35)の両側の前記受け板
    (37)、(37)で側方への移動を規制した状態で受
    け入れ、前記カバーダクト(21)の上方への移動を規
    制するようにカバーダクト(21)に前記ダクト押さえ
    (43)を被せて、前記ダクト支持具(22)のダクト
    受け(35)の受け板(37)、(37)に前記ダクト
    押さえ(43)の両端部(43a)、(43b)を固定
    するようにしたことを特徴とする 管状体カバー。
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