JPH07332582A - 配管カバー - Google Patents

配管カバー

Info

Publication number
JPH07332582A
JPH07332582A JP13007494A JP13007494A JPH07332582A JP H07332582 A JPH07332582 A JP H07332582A JP 13007494 A JP13007494 A JP 13007494A JP 13007494 A JP13007494 A JP 13007494A JP H07332582 A JPH07332582 A JP H07332582A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cover member
pipe
protruding parts
lid member
upper face
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP13007494A
Other languages
English (en)
Inventor
Yushi Ozasa
雄史 小笹
Koji Takenaga
宏二 竹永
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kajima Corp
Inaba Denki Sangyo Co Ltd
Original Assignee
Kajima Corp
Inaba Denki Sangyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kajima Corp, Inaba Denki Sangyo Co Ltd filed Critical Kajima Corp
Priority to JP13007494A priority Critical patent/JPH07332582A/ja
Publication of JPH07332582A publication Critical patent/JPH07332582A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Protection Of Pipes Against Damage, Friction, And Corrosion (AREA)
  • Other Air-Conditioning Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 蓋部材の上に人が載ったり歩いても変形し難
くする。 【構成】 左右両側面を形成する一対の側板7間に形成
される配管スペース1の上部を覆う蓋部材9の上面に、
複数の凸条部14を設け、隣合う凸条部14間に形成さ
れる溝部15の端部が外方に解放する状態に複数の凸条
部14を配置してあるところにある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、左右両側面を形成する
一対の側板を、左右に間隔をあけて並設し、前記一対の
側板間に形成される配管スペースに配置される配管を支
持自在な支持部材を、前記一対の側板にわたって取り付
け、前記配管スペースの上部を覆う蓋部材を、前記一対
の側板に対して着脱自在に設けてある配管カバーに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の配管カバーとしては、配
管スペースに収容される配管をカバーするだけの目的に
よって、左右に間隔をあけて設けた一対の側板の各上端
部間にわたって、偏平面を備えた板状蓋部材を着脱自在
に設けてあるものがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】当該配管カバーは、前
記配管スペースに設置される配管の系統別に、並設状態
で多数設けられることがあり、例えば、多数の空調配管
を建物の屋上部に配管するような場合、屋上スラブ上に
設けられた設置台の上に、各配管カバーを列をなして設
置のが一般的である。しかし、配管カバーが多数並設し
てあれば、各配管カバー内に収容された配管の点検・修
理・取り替え等のメンテナンス作業を実施する場合に、
配管カバーの上に載らずにその作業を実施するのは困難
となることがある。しかし、上述した従来の配管カバー
によれば、配管カバー上に人が載れるように構成してな
いから、板状蓋部材上に人が載ったり、その状態で歩く
ことによって、蓋部材が撓んで変形する危険性がある。
また、蓋部材を、偏平面を備えた板状に形成してあるか
ら、雨が降ったような場合、上面に雨水が残り易く、更
には、前記蓋部材が凹状に変形している状態において
は、その凹状部分に雨水が溜り、滑り易くなったり、配
管カバーの腐食の原因になったりする等の問題が発生す
る。
【0004】従って、本発明の目的は、上記欠点に鑑
み、蓋部材の上に人が載ったり歩いても変形し難い配管
カバーを提供するところにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
の本発明の配管カバーの特徴構成は、左右両側面を形成
する一対の側板間に形成される配管スペースの上部を覆
う蓋部材の上面に、複数の凸条部を設け、隣合う凸条部
間に形成される溝部の端部が外方に解放する状態に前記
複数の凸条部を配置してあるところにある。
【0006】また、前記溝部が、その端部に向かって傾
斜させてあることが好ましく、更には、前記蓋部材が板
金製であることが好ましい。
【0007】
【作用】本発明の配管カバーの特徴構成によれば、左右
両側面を形成する一対の側板間に形成される配管スペー
スの上部を覆う蓋部材の上面に、複数の凸条部を設けて
あるから、その凸状部によって、蓋部材そのものを撓み
難い状態に補強することができ、上面に人が載ったり歩
いても、変形し難くすることが可能となる。更には、蓋
部材の上面に降った雨水を、隣合う凸条部間に形成され
る溝部に誘導し、凸条部が雨水で覆われ難くすることが
できるから、蓋部材上に人が載ったり歩く際に、靴の接
地面を、前記凸条部で支持して、前記溝部の水に直接的
に接触するのを防いで、滑り難くすることが可能とな
る。また、平面上を歩くのに比べて、凸条部に対する引
っかかりの摩擦力を期待することができるから、より滑
り難くすることが可能となる。そして、隣合う凸条部間
に形成される溝部の端部が外方に解放する状態に前記複
数の凸条部を配置してあるから、前記溝部内に誘導され
た雨水を、溝部の解放端部から外方に排出して、溝部内
に溜り難くすることができ、上述の凸条部による作用
を、より叶え易くすることができる。
【0008】また、前記溝部が、その端部に向かって傾
斜させてあれば、前記溝部からの水の排除を、よりスピ
ーディーに実施することが可能となる。
【0009】更には、前記蓋部材が板金製であれば、別
の補強部材を蓋部材に付設して蓋の変形を抑制する必要
がなく、板金の折り曲げや、型押し加工等の簡単な加工
によって、前記凸条部・溝部を蓋部材に形成することが
可能となり、しかも、蓋部材の重量はほとんど増加させ
ずにすむから、取扱性のよさを維持しながら補強作用を
叶えることができる。
【0010】
【発明の効果】従って、本発明の配管カバーによれば、
蓋部材に荷重が作用しても、変形し難く、且つ、上面に
水が溜り難くすることが可能となり、より好適に、配管
カバー上の歩行をサポートすることができるようにな
り、配管カバーの機能性向上を叶えることが可能とな
る。
【0011】
【実施例】以下に本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0012】図1は、内部の配管スペース1に複数の空
調配管(配管の一例)2を各別に設置してある複数の配
管カバー3を、建物屋上床S上に設置してある架台4に
取り付けてある状況を示すものである。
【0013】前記空調配管2は、銅管からなる配管本体
5aを発泡樹脂製断熱部材5bで被覆して形成してある
冷媒管5と、ケーブル6とから構成してある。
【0014】前記架台4は、前記配管カバー3を支持す
る門型支持部4aと、その支持部材4aを建物屋上床S
上に固定するベース部4bとによって構成してある。
【0015】前記配管カバー3は、図に見られるよう
に、前記配管スペース1の左右両側部に形成された一対
の側板7と、前記配管スペース1に配置される空調配管
2を支持自在な支持部材8と、前記配管スペース1の上
部を覆う蓋部材9とを設けて構成してある。
【0016】前記側板7は、金属製であり、上面部7a
と、側面部7bと、下面部7cと、前記側面部7bと上
面部7aとの間および側面部7bと下面部7cとの間に
設けられた面取り部7dとから構成してある。また、そ
の断面形状は、長手方向視で略『コ』の字形に形成して
ある。そして、上面部7aには、長手方向の所定位置
に、前記蓋部材9を取り付けるための第一ボルト穴11
を設けてある。一方、下面部7cには、その長手方向に
間隔をおいて、前記支持部材8を取り付けるための第二
ボルト穴12を設けてある。
【0017】前記支持部材8は、長手方向に沿って上面
に蟻溝8aを設けれるように金属板を折曲げ形成してあ
り、この蟻溝8aに、前記空調配管2の固定用金具(不
図示)を嵌合できるように構成してある。また、この支
持部材8は、その両端部を前記側板7の下面部7c上に
載置した状態で、前記第二ボルト穴12へボルトを通し
て取付固定してあり、前記配管スペース1に納められた
空調配管2の支持と共に、前記一対の側板7の固定をも
果たせるように構成してある。
【0018】前記蓋部材9は、上方に凸状になるように
金属板をプレス成形してあり、詳しくは、図に示すよう
に、前記一対の側板7上端部間にわたって配置した状態
で、前記側板7に形成してある上側の面取り部7d及び
上面部7aに各別に接当する第一接当部9a及び第二接
当部9bを両側部に設けると共に、両第二接当部9b間
で上方に凸状に形成された凸状面部9cを、前記第一・
第二接当部9a,9bと一体的に設けて構成してある。
そして、前記第二接当部9bには、前記側板7の上面部
7aに形成してある第一ボルト穴11に対向する位置
に、前記第一ボルト穴11より大径の第三ボルト穴13
を設けてある。また、凸状面部9cには、複数の凸条部
14を設けてある。前記複数の凸状部14は、隣合う凸
条部14間に形成される溝部15の端部が外方に解放す
る状態になるように配置してある。そして、前記溝部1
5は、その端部に向かって傾斜させて形成してある。前
記側板7に対する前記蓋部材9の取り付けは、前記第一
・第二接当部9a,9bが前記両側板7の面取り部7d
及び上面部7aに各別に当接する状態に蓋部材9を配置
して、前記第三ボルト穴13から取付用タッピンネジ1
6を挿通して、前記第一ボルト穴11に締め付けること
によって実施される。尚、前記タッピンネジ16は、そ
の拡径頭部と蓋部材9との間に、樹脂製ワッシャ17と
ステンレス鋼製ワッシャ18を介装して、前記第一ボル
ト穴11にネジ部が食い込んだ状態で締め付けてある。
【0019】本実施例の配管カバー3によれば、例え
ば、蓋部材9の上面を歩いても、その荷重は、前記凸条
部14による補強構造によって受け止めることが可能と
なり、蓋部材の撓みを抑えることができると共に、蓋部
材9上に降り注いだ雨水は、前記溝部15から配管カバ
ー3外方へ速やかに排出されるから、雨水によって滑り
易くなるのを防止することが可能となる。よって、狭い
屋上に配管カバー3が並列状態に設置されている場合で
も、前記配管カバー3を、点検やメンテナンス時の歩行
路として使用することが可能となる。
【0020】〔別実施例〕以下に別実施例を説明する。
【0021】〈1〉 配管は、先の実施例で説明した空
調配管に限るものではなく、例えば、ガス管や水道管や
ケーブル等であってもよく、それらを含めて配管と総称
する。
【0022】〈2〉 前記蓋部材9に設けてある凸条部
14・溝部15は、先の実施例で説明した形状に限定さ
れるものではなく、例えば、蓋部材9の凸状面部9cの
みに設けてあるものの他、凸状面部9c及び第一・第二
接当部9a,9bにわたって設けてあってもよい。そし
て、図2に示すように、凸状面部9cにおける凸条部1
4と溝部15との面積比率が逆転し、凸条部14の方が
溝部15に比べて面積比率を大きくしてあるものであっ
てもよい。
【0023】〈3〉 また、前記凸条部14・溝部15
の形状は、先の実施例で説明した直線状に限るものでは
なく、例えば、図3に示すように、曲線状に丸みをもた
せて形成してあってもよい。
【0024】尚、特許請求の範囲の項に、図面との対照
を便利にするために符号を記すが、該記入により本発明
は添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の配管カバー構造を示す斜視図
【図2】別実施例の配管カバー構造を示す斜視図
【図3】別実施例の配管カバー構造を示す斜視図
【符号の説明】
1 配管スペース 2 配管 7 側板 8 支持部材 9 蓋部材 14 凸条部 15 溝部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左右両側面を形成する一対の側板(7)
    を、左右に間隔をあけて並設し、前記一対の側板(7)
    間に形成される配管スペース(1)に配置される配管
    (2)を支持自在な支持部材(8)を、前記一対の側板
    (7)にわたって取り付け、前記配管スペース(1)の
    上部を覆う蓋部材(9)を、前記一対の側板(7)に対
    して着脱自在に設けてある配管カバーであって、 前記蓋部材(9)の上面に、複数の凸条部(14)を設
    け、隣合う凸条部(14)間に形成される溝部(15)
    の端部が外方に解放する状態に前記複数の凸条部(1
    4)を配置してある配管カバー。
  2. 【請求項2】 前記溝部(15)が、その端部に向かっ
    て傾斜させてある請求項1に記載の配管カバー。
  3. 【請求項3】 前記蓋部材(9)が板金製である請求項
    1または2に記載の配管カバー。
JP13007494A 1994-06-13 1994-06-13 配管カバー Pending JPH07332582A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13007494A JPH07332582A (ja) 1994-06-13 1994-06-13 配管カバー

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13007494A JPH07332582A (ja) 1994-06-13 1994-06-13 配管カバー

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07332582A true JPH07332582A (ja) 1995-12-22

Family

ID=15025375

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13007494A Pending JPH07332582A (ja) 1994-06-13 1994-06-13 配管カバー

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07332582A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010223353A (ja) * 2009-03-24 2010-10-07 Taiyo Nippon Sanso Corp 流体供給設備
JP2020079644A (ja) * 2019-12-11 2020-05-28 因幡電機産業株式会社 長尺体カバー用自在継手

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010223353A (ja) * 2009-03-24 2010-10-07 Taiyo Nippon Sanso Corp 流体供給設備
JP2020079644A (ja) * 2019-12-11 2020-05-28 因幡電機産業株式会社 長尺体カバー用自在継手

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7987647B2 (en) Re-roofing system and a method of installation
US11702842B2 (en) Rooftop equipment support and method of manufacture
US5507126A (en) Corrugated metal plate
US4251972A (en) Interior ceiling panel support
JPH07332582A (ja) 配管カバー
JP4002215B2 (ja) フィルム固定装置
JP6864547B2 (ja) 軒先点検用歩廊
JP2920824B2 (ja) 管状体カバー
CN220203147U (zh) 龙骨连接块及吊装结构
JP3250066B2 (ja) 外囲体
CN221444464U (zh) 表冷器的接水盘组件
CN214245308U (zh) 疏散通道结构及桥梁
JPH0348986B2 (ja)
KR100587234B1 (ko) 통기가능한 금속기와 지붕 시공방법 및 굴곡부가 형성된금속기와와 금속기와용 통기부재
JP2006046025A (ja) 屋根材
CA2562432C (en) A re-roofing system and a method of installation
JPS5915314Y2 (ja) 構造物に使用するパラペット笠木
JP3069435U (ja) 補修屋根・壁構造
JPS6122102Y2 (ja)
JPH0656266U (ja) 長尺パネルの接合構造
JPH0414583Y2 (ja)
JPH09328872A (ja) 折板屋根における取付け架台
JP3838728B2 (ja) 曲がり継手
JPH01268955A (ja) 屋根用連結金具
JPH0420061B2 (ja)