JP4558989B2 - バスダクト支持装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、高層ビル等の構造物で電気幹線路を構成するバスダクトに係り、垂直方向に設けられるバスダクトを支持するバスダクト支持装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
高層ビル等に垂直方向に布設されるバスダクトの支持装置に関する従来技術として、特公昭59−26822号と実開昭61−114925号に開示されている垂直バスダクトの床支持装置がある。
【0003】
特公昭59−26822号の垂直バスダクトの床支持装置は、垂直バスダクトの荷重を張力調節可能の弾性部材を介して上下案内棒に受けさせ、その案内棒を張力調節可能の弾性材ブロックを介して床上の固定受枠に支持させ、その弾性材ブロックの受枠に対する当り面の広さを案内棒の断面積に比べて少なくとも数倍大きくした支持機構を建物の各階層床上に設けて垂直バスダクトの荷重を分割支持させ、その各階層の支持機構のバスダクトの垂直荷重を受ける弾性部材並びにその垂直荷重受案内棒の荷重を受ける弾性部材ブロックの弾性張力を調節し、バスダクトの荷重支持、収縮・振動の吸収等の機能を各階層毎に調節可能にしたものである。
【0004】
また、実開昭61−114925号の垂直バスダクトの床支持装置は、垂直バスダクトのフランジ部の外面に固定金具を取り付け、その固定金具を支持部材を介して床に支持させてなる垂直バスダクト床支持装置において、上記垂直バスダクトのフランジ部を、そのフランジ部の縁を跨ぎ、基部側が上記固定金具に締付け固定され、先端側が上記フランジ部の内面に押し当てられるクランプ片によって、上記固定金具に固定したものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、特公昭59−26822号の弾性部材・スプリング受・案内棒・弾性材ブロック・ブロック受板・受枠等や、実開昭61−114925号のスプリング・スプリング受座・支持ボルト・基礎部材等からなるバスダクトを支持する支持手段は、バスダクトの両側面や両フランジ部の外方に突出して配置されるため、垂直バスダクトを支持するために必要な空間が広範囲になるという不具合がある。
【0006】
更に、複数系統並列して配置されるバスダクトを上記従来の床支持装置で支持する場合には、一つのバスダクトを支持する支持手段と前記バスダクトと隣り合うバスダクトを支持する支持手段とが前記バスダクト相互間にそれぞれ突出して配置されるため、バスダクト相互間の布設間隔を長くして広い空間を確保する必要があり、より無駄な空間が生ずるという不具合がある。
【0007】
また、高層ビル等は、各階毎に異なるレイアウトであったり、異なる箇所に設備が配置され固定されていることが多く、例えば、ある階ではバスダクトの両側面や両フランジ部の外方への支持手段の配置及び取り付けを容易に行える場合であっても、他の階では前記設備などが邪魔になってバスダクトの両側面や両フランジ部の外方への支持手段の配置及び取り付けを行うことが困難な場合があり、かような困難な場合であっても施工者が多大な労力を費やして支持手段を配置して取り付ける必要があるという不具合がある。
【0008】
本発明は、上記不具合を解消するために提案するものであって、高層ビル等の構造物で垂直方向に布設されるバスダクトの支持空間を省スペース化することができると共に、容易に施工することができるバスダクト支持装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明のバスダクト支持装置は、構造物に対して支持手段を固設し、該構造物に略垂直方向に布設されるバスダクトを該支持手段で支持するバスダクト支持装置であって、所定高さの該支持手段を該バスダクトの周囲近傍の一箇所に配設することを特徴とする。例えば平面視に於いて略方形のバスダクトの場合等に、支持手段をバスダクトの一側箇所に配設する。尚、本発明に於ける支持手段には、例えば後述の実施例に示すような固定具を有する支持部、固定具を有しない支持部、一若しくは複数の支持部等の概念が含まれる。又、本発明に於ける所定高さには、支持手段が配設される全ての高さ、或いは支持手段が配設される全ての高さの中の一若しくは複数の特定の高さ等の概念が含まれる。また、本発明のバスダクト支持装置は、構造物に対して支持手段を固設し、導体がハウジングで被覆され、前記構造物に略垂直方向に布設されるバスダクトを、前記支持手段で支持するバスダクト支持装置であって、所定高さの前記支持手段を前記バスダクトの周囲近傍の一箇所に配設し、前記支持手段の前記バスダクトに固定される固定具を、前記ハウジングの一方の補強部の外面に接して前記一方側の外面を被覆する基金具と、前記基金具と固定状態となり、平面視に於いて前記一方の補強部以外の前記ハウジングの各外面に接して前記一方側以外の各外面を被覆する被覆金具とから構成することを特徴とする。
【0010】
また、本発明のバスダクト支持装置は、構造物に対して支持手段を固設し、前記構造物に略垂直方向に布設されるバスダクトを前記支持手段で支持するバスダクト支持装置であって、所定高さの前記支持手段を前記バスダクトの周囲近傍の複数箇所に配設し、前記バスダクトの平面視に於いて前記複数箇所が、前記バスダクトの平面視の中心に対して偏倚していることを特徴とする。例えば平面視に於いて略方形のバスダクトの場合等に、平面視のバスダクトの中心点に対して非対称となる位置の二側箇所(例えば隣接する二側箇所)に支持手段を配設する。尚、前記複数箇所には二箇所以上の箇所が含まれる。
【0011】
また、本発明のバスダクト支持装置は、構造物に対して支持手段を固設し、前記構造物に略垂直方向に布設されるバスダクトを前記支持手段で支持するバスダクト支持装置であって、所定高さの前記支持手段を前記バスダクトの周囲近傍の一箇所に配設すると共に、前記支持手段を前記バスダクトの長手方向に複数配設し、前記バスダクトの平面視で相違する位置に設けられる第1の支持手段と前記第1の支持手段の一つ上の第2の支持手段とを有することを特徴とする。例えば平面視に於いて略方形のバスダクトの場合等に、上側の支持手段と下側の支持手段を異なる側箇所に配設する。具体例としては、ビル等の各階毎にバスダクトの一側箇所に支持手段を配設し、任意階の支持手段と前記任意階の一つ上階の支持手段とを異なる側箇所に配設してバスダクトを支持する。好ましくは平面視のバスダクトの中心点に対して対称位置に任意階とその一つ上階の支持手段を配設し、或いは階数の上昇若しくは下降に応じ、前記中心点に対して順次所定角度を付けて配設位置を螺旋状に変化させ、全体として万遍なく全ての側箇所に配設するとよい。
【0012】
また、本発明のバスダクト支持装置は、構造物に対して支持手段を固設し、前記構造物に略垂直方向に布設されるバスダクトを前記支持手段で支持するバスダクト支持装置であって、所定高さの前記支持手段を前記バスダクトの周囲近傍の複数箇所に配設すると共に、前記複数箇所の支持手段を前記バスダクトの長手方向に複数組配設し、前記バスダクトの平面視で相違する位置に設けられる第1の組内の支持手段と前記第1の組の1つ上の第2の組内の支持手段とを有することを特徴とする。例えば平面視に於いて略方形のバスダクトの場合等に、平面視のバスダクトの中心点に対して非対称となる位置の二側箇所(例えば隣接する二側箇所)に支持手段を配設し、上側の組と下側の組とで少なくとも一つの支持手段を異なる側箇所に配設する。上側の組内の二つ以上若しくは全ての支持手段と下側の組の二つ以上若しくは全ての支持手段を異なる箇所に配設してもよい。具体例としては、ビル等の各階毎にバスダクトの中心点に対して非対称位置の二側箇所に配置される支持手段の組を設け、任意階の組と任意階の一つ上階の組とで少なくとも一つの支持手段を異なる側箇所に配設してバスダクトを支持する。好ましくは平面視のバスダクトの中心点に対して対称位置に任意階の組とその一つ上階の組を配設し、或いは階数の上昇若しくは下降に応じ、前記中心点に対して順次所定角度を付けて配設位置を螺旋状に変化させ、全体として万遍なく全ての側箇所に配設するとよい。
【0013】
また、本発明のバスダクト支持装置は、所定高さの支持手段の配置と前記支持手段の一つ上の支持手段の配置とが、前記バスダクトの平面視で前記バスダクトの中心点に対して対称になっていることを特徴とする。上下に配置される二つの支持手段或いは二組の支持手段に於いて、上側の支持手段の配置と下側の支持手段の配置をバスダクトの平面視で該バスダクトの中心点に対して対称にする。
【0014】
また、本発明のバスダクト支持装置は、所定高さの隣り合う前記バスダクト相互間にいずれか一方のバスダクトを支持する前記支持手段を一つだけ設け、前記バスダクト相互間以外の前記バスダクトの周囲近傍箇所に他方のバスダクトを支持する別の前記支持手段を設け、構造物に略垂直方向に複数系統布設されるバスダクトを支持することを特徴とする。また、本発明のバスダクト支持装置は、隣り合うバスダクト相互間に前記支持手段を設けずに、構造物に略垂直方向に複数系統布設されるバスダクトを支持することを特徴とする。隣り合うバスダクト相互間に支持手段を1以下の状態で配設する。
【0015】
【作用】
本発明のバスダクト支持装置は、支持手段をバスダクトの周囲近傍の一箇所に配置することにより、支持手段の配置及び固定が一箇所で済んで施工性を向上することができると共に、バスダクトの支持に必要な空間を狭くすることが可能となり、スペースの有効活用に資する。
【0016】
また、本発明のバスダクト支持装置は、バスダクトの平面視に於いてバスダクトの周囲近傍の偏倚する複数箇所に支持手段を配設することにより、例えば施工が困難な側箇所が存在する場合にも、この側箇所を除く他の二側箇所など複数箇所に支持手段を配設及び固定することが可能であり、施工性を向上することができる。
【0017】
また、本発明のバスダクト支持装置は、バスダクトの平面視で相違する位置に第1の支持手段と第1の支持手段の一つ上の第2の支持手段を設けることで、或いはバスダクトの平面視で相違する位置に設けられる第1の組内の支持手段と第1の組の一つ上の第2の組内の支持手段を有することで、バスダクトの確実な支持を可能とし、長期にわたって安定した電気幹線路を形成することができる。更には、所定高さの支持手段の配置と前記支持手段の一つ上の支持手段の配置とをバスダクトの平面視でバスダクトの中心点に対して対称とすると、より確実なバスダクトの支持が可能となり、形成された電気幹線路の耐久性、安定性を向上することができる。
【0018】
また、本発明のバスダクト支持装置で略垂直方向に複数系統並設された各バスダクトを支持する場合に、隣り合うバスダクト相互間に配設する支持手段を一つだけ、或いは隣り合うバスダクト相互間に支持手段を設けないことにより、バスダクト相互間の空間を狭くすることが可能となり、バスダクト布設空間の省スペース化が実現でき、スペースの有効活用に資する。
【0019】
【発明の実施の形態】
次に、本発明のバスダクト支持装置の実施例を図面に沿って説明するが、本発明はかかる実施例に限定されるものではない。図1から図5までは本発明の第1実施例を示し、図1は第1実施例のバスダクト支持装置を使用してバスダクトを支持している状態を示す正面図、図2は図1の左側面図、図3は図1の平面説明図、図4はバスダクトの側箇所を示す平面説明図、図5はバスダクトと支持手段の配置関係例を示す平面説明図である。
【0020】
前提として、各実施例で支持されるバスダクト30は、複数相からなる絶縁処理された導体31をハウジングで被覆してなるものであり、例えば第1実施例のバスダクト30は、図1乃至図3に示すように、3線からなる絶縁被覆された導体31が隣接して並設され、導体31の幅方向の前後に、バスダクト30の側板33・33間に介在する断面ロ字形のスペーサ32が配設され、導体31及びスペーサ32を両外側から側板33・33で挟持し、ボルト34及びナット35で締着して固定されている。側板33は、平らな基面331の両端縁から外方に略90度に屈曲して延設された第1補強部332と、第1補強部332の外側端縁から互いに向き合うように略90度に屈曲して延設された第2補強部333を有し、バスダクト30の強度が保持されている。バスダクト30は、ビル等の各階の床面40を貫通して垂直方向に布設され、オフィスビル等の下方階から上方階まで電気幹線路を形成する。
【0021】
そして、第1実施例のバスダクト支持装置は、図1乃至図3に示すように、垂直方向に布設されたバスダクト30を支持するものであって、バスダクト30に固定されている固定具10と、構造物に対して固定され、固定具10を介してバスダクト30に接続される支持部20とを備えており、支持部20は左側の側箇所に配設されている。
【0022】
固定具10は、バスダクト30の一方の第2補強部333の外面に接する基金具11と、この基金具11と固定状態となり、平面視に於いて前記一方の第2補強部333以外のバスダクト30の各外面に覆うように接する被覆金具12とを有する。
【0023】
基金具11は、正面視で断面略L字形の形状であり、前記一方の第2補強部333の外面に接し、締着具であるボルトを挿通可能な挿通孔が四隅近傍に八箇所設けられた平面視略方形の基面111と、基面111の下端縁から外方に屈曲して延設され、図に省略した2つの挿通孔が形成され、前記挿通孔に後述する案内棒を挿通して支持部20と接続される支持片112と、バスダクト30の第2補強部333の内面に接して配設される屈曲した4つの持金具113とを有し、基面111の四箇所のボルト挿通孔に挿通されるボルト114及びナット115を締め付け、基面111の内面と持金具113の外面との間に配置される第2補強部333を持し、第2補強部333に固定される。
【0024】
被覆金具12は、バスダクト30の幅方向両側の第1補強部332の外面及びスペーサ32の外面と接する被覆側面121と、被覆側面121の他方の端縁から略90度で屈曲して一体形成され、前記端縁間に架設され他方の第2補強部333の外面に接する架橋面122と、被覆側面121の一方の端縁を互いに離反するように略90度で屈曲して延設され、基金具11の基面111の内面と接して配設される固定片123とを有し、平面視で断面略コ字形の両端縁を互いに略90度で外方に屈曲して延設した形状になっている。
【0025】
前記被覆金具12の固定片123には図に省略したボルト挿通孔が形成されており、前記ボルト挿通孔と基金具11の基面111の持金具113用のボルト挿通孔より外方に形成されたボルト挿通孔に挿通されるボルト124及びナット125を締め付け、基面111と架橋面122間で一方と他方の第2補強部333・333を外方から持することにより、一方の第2補強部333が基金具11の基面111により、他方の第2補強部333が被覆金具12の架橋面122により、両側の第1補強部332及びスペーサ32が被覆側面121により被覆され、平面視でバスダクト30の前後左右の4方向が全て被覆されて、バスダクト30と固定具10とが強固に固定される構成である。
【0026】
また、支持部20は、床面40を貫通するバスダクト30の貫通孔近傍に配設され、床面40に固定されている断面略コ字形のチャンネル部材である基台21に設けられるものであり、ネジ溝が螺刻された上下方向に延びる長尺のボルトであって、ボルト頭部を上にして支持片112の挿通孔に挿通されていると共に、基台21の上面の挿通孔に挿通され、前記ボルトに螺合されている2つのナット23・23を基台21の上面を持するように緊締することにより前記上面に固定されている二本の案内棒22と、前記上面及びナット23の上方に位置し、案内棒22が挿通されて案内棒22の周囲に設けられ、案内棒22に螺合して配設された位置決め用のナット24及びナット24の下方に配設された回り止め用のナット25の上に設けられて所定高さにその下端が位置決めされている弾性材である2つのコイル状のバネ材26を有し、案内棒22のボルト頭部とバネ材26の頂部との間に固定具10の支持片112が位置し、バネ材26の頂部で支持片112を上方に付勢する構成である。
【0027】
固定具10の基金具11の支持片112をバネ材26で支持することにより、固定具10と固定状態になっているバスダクト30が弾性材であるバネ材26で支持される。前記支持状態に於いては、バスダクト30の第1補強部332及び第2補強部333の外面に沿って固定具10の基金具11の基面111、被覆金具12の被覆側面121、架橋面122が配設され、支持片112の挿通孔に案内棒22が貫通されているので、バスダクト30の水平方向への移動が規制される。尚、本実施例では、バスダクト30の上端部を固定することにより、バスダクト30の通電時の伸びをバネ材26の収縮及び支持片112の下降で吸収して下方に逃がす構成としたが、例えば案内棒22のボルト頭部を支持片112の上面より一定距離上方に位置し、バスダクト30の通電時の伸びを上方に逃がす構成や、案内棒22の上端を支持片112に固定する構成など、固定具10及び支持部20の構成は適宜である。
【0028】
上記構成に於いて支持部20及び固定具10の基金具11の支持片112は、左側の側箇所に配設されているが、本発明に於ける側箇所は、例えば図4に示すバスダクト30の平面視の略矩形形状に対して、左側のA側箇所、後側のB側箇所、右側のC側箇所、前側のD側箇所の前後左右の四方向に対応する四箇所等であり、本実施例では図4のA側箇所に支持部20及び支持片112を配設して支持する場合について説明したが(図5(a)参照)、B側箇所(図5(b)参照)、C側箇所(図5(c)参照)、D側箇所(図5(d)参照)の何れの側箇所であってもよく、後述する各実施例についても同様である。更には、バスダクト30の平面視が略矩形以外の多角形の各側箇所や円形の場合の周囲など、バスダクトの周囲近傍に支持部20等の支持手段を設ける構成が本発明に包含される。
【0029】
上記本発明の第1実施例のバスダクト支持装置を使用することにより、支持部20や固定具10の配置及び固定が一箇所で済むため施工性を向上することができると共に、バスダクト30の支持に必要な空間を狭くすることができ、スペースの有効活用を図ることが可能となる。
【0030】
次に、本発明の第2実施例のバスダクト支持装置について、第1実施例と異なる箇所を中心に説明する。第2実施例のバスダクト支持装置は、平面視のバスダクト30の中心に対して偏倚する二側箇所(本実施例では隣接する二側箇所)に支持部20等の支持手段を配設する構成であり、図6から図8までは本発明の第2実施例を示し、図6はバスダクト支持装置を使用してバスダクトを支持している状態を示す正面図、図7は図6の平面説明図、図8はバスダクトと支持手段の配置関係例を示す平面説明図である。
【0031】
第2実施例のバスダクト支持装置に於いて、図6及び図7に示すように、A側箇所に配設される支持部20は第1実施例と同一構成であるが、固定具10については被覆金具12を無くし、且つ基金具11の形状を異ならせている。前記基金具11は、第1実施例と同様に基面111、支持片112、基面111にボルト114及びナット115で取り付けられた持金具113を有すると共に、基面111の平面視前後方向の両側端縁に、バスダクト30の第1補強部332に接するように、前記側端縁から略90度で屈曲して延設されている屈曲片116を有する。前記屈曲片116を有することにより、被覆金具12が無くとも、バスダクト30の幅方向への移動を強固に規制することが可能となる。
【0032】
更に第2実施例のバスダクト支持装置では、前記D側箇所にも別途の支持手段を有する。前記D側箇所には側面視で断面略L字形の別の固定具10が設けられており、前記固定具10は、前記D側箇所に配設された支持部20で支持されている。前記固定具10は、バスダクト30のボルト挿通孔を有する第1補強部332の外面に接し、ボルト挿通孔が左右に2箇所設けられた平面視略方形の基面111と、基面111の下端縁から外方に屈曲して延設され、形成された一つの挿通孔に案内棒22を挿通して支持部20と接続される支持片112を有し、基面111と第1補強部332のボルト挿通孔に挿通されるボルト114及びナット115を締め付け、バスダクト30の第2補強部333に固定されている。又前記固定具10を支持する前記支持部20の構成は、案内棒22及びバネ材26の数を1個にした以外は第1実施例或いはA側箇所の支持部20と同様であり、A側箇所に有する基台21とD側箇所に有する基台21とが、干渉しないように配置されている。
【0033】
また、本実施例では図4のA側箇所及びD側箇所に支持部20及び支持片112を配設して支持する場合について説明したが(図8(a)参照)、A側箇所及びB側箇所(図8(b)参照)、B側箇所及びC側箇所(図8(c)参照)、C側箇所及びD側箇所(図8(d)参照)の何れの2つの側箇所でもよく、後述する各実施例についても同様である。更には、バスダクト30の平面視が略矩形以外の多角形の各側箇所や円形の場合の周囲など、バスダクトの周囲近傍である平面視で偏倚している複数箇所に支持部20等の支持手段を設ける構成が本発明に包含される。
【0034】
上記本発明の第2実施例のバスダクト支持装置を使用し、例えば施工性が困難な側箇所が存在する場合にも、この側箇所を除く他の隣接する二側箇所に支持部20等を配設して、バスダクト30を支持することが可能であり、施工性を向上することができる。
【0035】
次に、本発明の第3実施例のバスダクト支持装置として、高層ビル等にバスダクト30を垂直布設する場合に、第1実施例で使用した支持部20及び固定具10をバスダクト30の長さ方向に複数配設して支持する実施例を説明する。図9は第3実施例のバスダクト支持装置を示し、任意階の支持手段とその一つ上の上階に於ける支持手段の配設位置の例を示す平面説明図である。
【0036】
本実施例では、図9(a)に示すように、図4のA側箇所に任意階で支持部20及び固定具10を配設する場合に、その一つ上の上階では支持部20及び固定具10をB側箇所(図9(b)参照)、C側箇所(図9(c)参照)或いはD側箇所(図9(d)参照)に配設している。 即ち、任意階とその一つ上の上階とで支持部20及び固定具10の配置位置を相違させる構成で、かかる位置を相違する構成で各階毎に支持部20等の支持手段を配設し、高層ビル等に布設したバスダクト30を支持する。
【0037】
好ましくは、任意階でA側箇所に支持部20等を配設する場合には、任意階の一つ上の上階ではC側箇所のように、平面視でA側箇所とバスダクト30の中心点に対して対称な位置に支持部20等を配設する、或いは全ての階に関して万遍なく支持部20等を配設するとよく、例えば下階から順次上階に行くに従い、A→C→Aの順、B→D→Bの順など点対称位置に配設する、或いは下階から順次上階に行くに従い、A→C→B→D→Aの順、A→B→C→D→Aの順などに万遍なく支持部20等を配設すると、一方の側箇所のみに支持力が加わり、バスダクト30が変形する等の不具合を未然に防止することが可能となる。
【0038】
上記本発明の第3実施例のバスダクト支持装置を使用することにより、高層ビル等に垂直布設されるバスダクト30を確実に支持し、長期にわたって安定した電気幹線路を形成することが可能となる。好適には、任意階と任意階の一つ上の上階とで支持部20等の支持手段をバスダクト30の中心点に対して対称な位置に配設する或いは全ての階に関して万遍なく支持手段を配設するとよく、高層ビル等に垂直布設されるバスダクト30をより確実に支持することが可能となり、長期にわたって安定した電気幹線路を形成することができる。
【0039】
次に、本発明の第4実施例のバスダクト支持装置として、高層ビル等にバスダクト30を垂直布設する場合に、第2実施例で使用した支持部20及び固定具10をバスダクト長さ方向に複数配設して支持する実施例について説明する。図10は第4実施例のバスダクト支持装置を示し、任意階の支持手段とその一つ上の上階に於ける支持手段の配設位置の例を示す平面説明図である。
【0040】
本実施例では、図10(a)に示すように、図4のA側箇所及びD側箇所に任意階で支持部20及び固定具10を配設する場合に、その一つ上の上階では支持部20及び固定具10をA側箇所及びB側箇所(図10(b)参照)、B側箇所及びC側箇所(図10(c)参照)、或いはC側箇所及びD側箇所(図10(d)参照)に配設している。即ち、任意階とその一つ上の上階とで、二つの支持部20及び固定具10の内の少なくとも一つの配置位置を相違させる構成であり、かかる位置を相違する構成で各階毎に支持部20等の支持手段を配設し、高層ビル等に布設したバスダクト30を支持する。
【0041】
好ましくは、任意階でA側箇所及びD側箇所に支持部20等を配設する場合には、任意階の一つ上の上階ではB側箇所及びC側箇所のように、平面視でA側箇所及びD側箇所とバスダクト30の中心点に対して対称な位置に支持部20等を配設する、或いは全ての階に関して万遍なく支持部20等を配設するとよく、例えば下階から順次上階に行くに従い、AとD→BとC→AとDの順など点対称位置に配設する、或いは下階から順次上階に行くに従い、AとD→BとC→AとB→CとD→AとDの順、順番に排泄するAとD→AとB→BとC→CとD→AとDの順等で万遍なく支持部20等を配設すると、一定方向のみに支持力が加わりバスダクト30が変形する等の不具合を未然に防止することが可能となる。
【0042】
上記本発明の第4実施例のバスダクト支持装置を使用することにより、第3実施例同様にバスダクト30を確実に支持し、長期にわたって安定した電気幹線路を形成することが可能となる。好適には、任意階とその一つ上の上階とで平面視のバスダクト30の中心点に対して対称な位置に支持部20等を配設する、或いは全ての階に関して万遍なく支持部20等を配設すると、より確実にバスダクト30を支持することが可能となり、長期にわたって安定した電気幹線路を形成することができる。
【0043】
次に、本発明の第5実施例のバスダクト支持装置として、第1実施例で使用した支持部20及び固定具10を使用し、二系統など複数系統並列して垂直布設されるバスダクトを支持する実施例について説明する。図11から図18までは第5実施例のバスダクト支持装置を示しており、図11は第5実施例のバスダクト支持装置を使用してバスダクトを支持している状態を示す正面図、図12は図11の平面説明図、図13は2系統のバスダクトの側箇所を示す平面説明図、図14〜図18はバスダクトと支持手段の配置関係例を示す平面説明図である。
【0044】
本実施例の支持部20及び固定具10は、第1実施例の支持部20及び固定具10と同一構成であり、図11及び図12に示すように、隣り合うバスダクト30・30相互間に他方のバスダクト30を支持する支持部20及び固定具10が配設され、一方のバスダクト30を支持する支持部20及び固定具10が前記一方のバスダクト30の外方に配設され、隣り合うバスダクト30・30相互間には支持部20及び固定具10或いは支持手段が一つだけ配設されている。
【0045】
尚、本実施例の支持部20等の支持手段の配設位置は、図13に示す一方のバスダクト30の支持手段をA側箇所に配設し、他方のバスダクト30の支持手段をバスダクト30・30相互間のC側箇所に配設する場合(図14参照)であるが、本発明は実施例に限定されることなく、図14〜図18に示すように様々な位置に支持手段を配設することが可能である。例えば図15のようにA側箇所とF側箇所に支持手段を設け、バスダクト30・30相互間であるC側箇所に支持手段を設けない構成にしてもよく、図16のようにA側箇所とE側箇所、図17のようにD側箇所とE側箇所、図18のようにD側箇所とG側箇所に設けるなど適宜である。また、任意階のその一つ上の上階に支持手段を設ける第3実施例のバスダクト支持装置に本実施例のバスダクト支持装置を採用すると好適である。
【0046】
本発明の第5実施例のバスダクト支持装置を使用することにより、第1実施例が有する有利性に加え、隣り合うバスダクト30・30相互間に1以下の支持手段を配設した状態にすることから、バスダクト30・30相互間の空間を狭くすることが可能となり、バスダクト30の布設空間の省スペース化を実現でき、スペースの有効活用を図ることを可能にする。又、第3実施例に本実施例を採用した場合には両実施例の有利性を得ることができる。
【0047】
次に、本発明の第6実施例のバスダクト支持装置として、第2実施例で使用した支持部20及び固定具10を使用して二系統など複数系統並列して垂直布設されるバスダクトを支持する場合について説明する。図19から図22は第6実施例に於けるバスダクトと支持手段の配置関係例を示す平面説明図である。
【0048】
本実施例の支持部20及び固定具10は第2実施例の支持部20及び固定具10と同一構成であり、隣り合うバスダクト30・30相互間に支持部20及び固定具10など支持手段が一つだけ配設されるか、或いは支持手段が配設されないバスダクト支持装置である。支持手段の配設位置は、例えば図19から図22に示す様々な位置にすることが可能であり、図19に示すように、図13のA側箇所とB側箇所及びE側箇所とF側箇所に支持手段を配設し、バスダクト30・30相互間であるC側箇所に配設しない構成とし、その他、図20に示すようにB側箇所とC側箇所及びE側箇所とF側箇所に支持手段を配設し、或いは図21に示すようにB側箇所とC側箇所及びF側箇所とG側箇所に支持手段を配設し、或いは図22に示すようにA側箇所とD側箇所及びE側箇所とF側箇所に支持手段を配設するなど適宜である。
【0049】
本発明の第6実施例のバスダクト支持装置を使用することにより、第2実施例の有利性に加えて、バスダクト30・30相互間の空間を狭くすることが可能となり、バスダクト30の布設空間の省スペース化が実現でき、スペースの有効活用を図ることが可能となる。また、第4実施例のバスダクト支持装置に本実施例のバスダクト支持装置を採用するとより好適であり、本実施例及び第4実施例の有利性も更に奏することとなる。
【0050】
以上、本発明のバスダクト支持装置の各実施例について説明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、以下のような拡張及び変形を行うことができる。
【0051】
例えば上記各実施例では、全て同種のバスダクト30を支持する場合について説明したが、バスダクト自体の構成は如何なるバスダクトでも良く、2線式のバスダクトでも、4線式のバスダクトでも、或いは空気絶縁型バスダクト等でも良い。また、バスダクトのハウジング形状が4側面、5側面、6側面等である場合やバスダクトの平面視形状が円形である場合にも対応することができる。例えば円形のバスダクトハウジングに対して、周囲近傍の一箇所に支持手段を配設する構成、或いは円形のバスダクトハウジングに対して、周囲近傍の一箇所に支持手段を配設すると共に、バスダクトの中心点に対して対称位置以外の場所に他の支持手段を配設することにより対応することができる。
【0052】
また、弾性材には上記バネ材26の他にも、耐震性ゴム、パッキン等弾性を有するものは全て含まれ、弾性材の数や位置も同様に上記実施例に限定されるものではない。また、支持部20、固定具10、或いはこれらの固定・接続方式に関しても上記実施例に限定されるものではない。また、基台21は防火処理を施す構造などに対応して様々な構成にすることができ、基台21の形状や個数は適宜であり、又基台21を積み重ねて高さを保持する等適宜の構成を採用できる。また、第5及び第6実施例では、複数系統並列して布設したバスダクト30に関して2系統の場合を説明したが、本発明は3系統以上の複数系統のバスダクト30の支持に適用することができる。
【0053】
また、本発明は各実施例の組み合わせにしてもよく、例えば一の任意階で一側箇所に支持手段を配置し、他の任意階で二側箇所に支持手段を配置して支持する構成など、階によって支持手段の配置箇所や配置数を異ならせる構成等を適宜採用できる。また、例えば第2、第4、第6実施例の固定具の基金具の基面をL字形に屈曲した一体の基面にするなど、各部の所要箇所を一体化すると、部品点数を極力減らすことが可能になって好適である。
【0054】
【発明の効果】
本発明のバスダクト支持装置は、高層ビル等の構造物で略垂直方向に布設されるバスダクトを支持するための空間を省スペース化することができると共に、支持手段などその施工を容易に行うことができる効果を奏する。
【0055】
また、本発明のバスダクト支持装置は、上記効果を維持しながら、高層ビル等に布設したバスダクトを強固且つ確実に支持することが可能であり、長期にわたって安定した電気幹線路を形成することができる。
【0056】
また、本発明のバスダクト支持装置は、2系統以上の複数系統のバスダクトを垂直方向に並列して布設した場合に、バスダクト相互間の空間を狭くしてバスダクトを支持することが可能であり、バスダクト布設空間の省スペース化が実現でき、スペースの有効活用に役立つという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例のバスダクト支持装置を使用してバスダクトを支持している状態を示す正面図。
【図2】図1の左側面図。
【図3】図1の平面説明図。
【図4】第1実施例に於けるバスダクトの側箇所を示す平面説明図。
【図5】(a)第1実施例に於けるバスダクトと支持手段の配置関係の第1例を示す平面説明図、(b)第1実施例に於けるバスダクトと支持手段の配置関係の第2例を示す平面説明図、(c)第1実施例に於けるバスダクトと支持手段の配置関係の第3例を示す平面説明図、(d)第1実施例に於けるバスダクトと支持手段の配置関係の第4例を示す平面説明図。
【図6】本発明の第2実施例のバスダクト支持装置を使用してバスダクトを支持している状態を示す正面図。
【図7】図6の平面説明図。
【図8】(a)第2実施例に於けるバスダクトと支持手段の配置関係の第1例を示す平面説明図、(b)第2実施例に於けるバスダクトと支持手段の配置関係の第2例を示す平面説明図、(c)第2実施例に於けるバスダクトと支持手段の配置関係の第3例を示す平面説明図、(d)第2実施例に於けるバスダクトと支持手段の配置関係の第4例を示す平面説明図。
【図9】(a)本発明の第3実施例のバスダクト支持装置に於いて、任意階の支持手段の配設位置を示す平面説明図、(b)同図(a)の任意階の一つ上の上階に於ける支持手段の配設位置の第1例を示す平面説明図、(c)同図(a)の任意階の一つ上の上階に於ける支持手段の配設位置の第2例を示す平面説明図、(d)同図(a)の任意階の一つ上の上階に於ける支持手段の配設位置の第3例を示す平面説明図。
【図10】(a)本発明の第4実施例のバスダクト支持装置に於いて、任意階の支持手段の配設位置を示す平面説明図、(b)同図(a)の任意階の一つ上の上階に於ける支持手段の配設位置の第1例を示す平面説明図、(c)同図(a)の任意階の一つ上の上階に於ける支持手段の配設位置の第2例を示す平面説明図、(d)同図(a)の任意階の一つ上の上階に於ける支持手段の配設位置の第3例を示す平面説明図。
【図11】本発明の第5実施例のバスダクト支持装置を使用してバスダクトを支持している状態を示す正面図。
【図12】図11の平面説明図。
【図13】第5実施例に於ける2系統のバスダクトの側箇所を示す平面説明図。
【図14】第5実施例に於ける2系統のバスダクトと支持手段の配置関係の第1例を示す平面説明図。
【図15】第5実施例に於ける2系統のバスダクトと支持手段の配置関係の第2例を示す平面説明図。
【図16】第5実施例に於ける2系統のバスダクトと支持手段の配置関係の第3例を示す平面説明図。
【図17】第5実施例に於ける2系統のバスダクトと支持手段の配置関係の第4例を示す平面説明図。
【図18】第5実施例に於ける2系統のバスダクトと支持手段の配置関係の第5例を示す平面説明図。
【図19】第6実施例に於ける2系統のバスダクトと支持手段の配置関係の第1例を示す平面説明図。
【図20】第6実施例に於ける2系統のバスダクトと支持手段の配置関係の第2例を示す平面説明図。
【図21】第6実施例に於ける2系統のバスダクトと支持手段の配置関係の第3例を示す平面説明図。
【図22】第6実施例に於ける2系統のバスダクトと支持手段の配置関係の第4例を示す平面説明図。
【符号の説明】
10 固定具
11 基金具
111 基面
112 支持片
113 狭持金具
116 屈曲片
12 被覆金具
121 被覆側面
122 架橋面
123 固定片
20 支持部
21 基台
22 案内棒
26 バネ材
30 バスダクト
31 導体
32 スペーサ
33 側板
331 基面
332 第1補強部
333 第2補強部
40 床面

Claims (7)

  1. 構造物に対して支持手段を固設し、
    導体がハウジングで被覆され、前記構造物に略垂直方向に布設されるバスダクトを、前記支持手段で支持するバスダクト支持装置であって、
    所定高さの前記支持手段を前記バスダクトの周囲近傍の一箇所に配設し、
    前記支持手段の前記バスダクトに固定される固定具を、
    前記ハウジングの一方の補強部の外面に接して前記一方側の外面を被覆する基金具と、
    前記基金具と固定状態となり、平面視に於いて前記一方の補強部以外の前記ハウジングの各外面に接して前記一方側以外の各外面を被覆する被覆金具とから構成することを特徴とするバスダクト支持装置
  2. 構造物に対して支持手段を固設し、
    前記構造物に略垂直方向に布設されるバスダクトを前記支持手段で支持するバスダクト支持装置であって、
    所定高さの前記支持手段を前記バスダクトの周囲近傍の複数箇所に配設し、
    前記バスダクトの平面視に於いて前記複数箇所が、前記バスダクトの平面視の中心に対して偏倚していることを特徴とするバスダクト支持装置。
  3. 構造物に対して支持手段を固設し、
    前記構造物に略垂直方向に布設されるバスダクトを前記支持手段で支持するバスダクト支持装置であって、
    所定高さの前記支持手段を前記バスダクトの周囲近傍の一箇所に配設すると共に、
    前記支持手段を前記バスダクトの長手方向に複数配設し、
    前記バスダクトの平面視で相違する位置に設けられる第1の支持手段と前記第1の支持手段の一つ上の第2の支持手段とを有することを特徴とするバスダクト支持装置。
  4. 構造物に対して支持手段を固設し、
    前記構造物に略垂直方向に布設されるバスダクトを前記支持手段で支持するバスダクト支持装置であって、
    所定高さの前記支持手段を前記バスダクトの周囲近傍の複数箇所に配設すると共に、
    前記複数箇所の支持手段を前記バスダクトの長手方向に複数組配設し
    前記バスダクトの平面視で相違する位置に設けられる第1の組内の支持手段と前記第1の組の1つ上の第2の組内の支持手段とを有することを特徴とするバスダクト支持装置。
  5. 所定高さの支持手段の配置と前記支持手段の一つ上の支持手段の配置とが、
    前記バスダクトの平面視で前記バスダクトの中心点に対して対称になっていることを特徴とする請求項3又は4記載のバスダクト支持装置。
  6. 所定高さの隣り合う前記バスダクト相互間にいずれか一方のバスダクトを支持する前記支持手段を一つだけ設け、
    前記バスダクト相互間以外の前記バスダクトの周囲近傍箇所に他方のバスダクトを支持する別の前記支持手段を設け、
    構造物に略垂直方向に複数系統布設されるバスダクトを支持する請求項1〜5の何れかに記載のバスダクト支持装置
  7. 隣り合うバスダクト相互間に前記支持手段を設けずに、
    構造物に略垂直方向に複数系統布設されるバスダクトを支持する請求項1〜5の何れかに記載のバスダクト支持装置。
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