JP3228582U - 太陽電池パネル用架台、太陽電池パネル把持システム - Google Patents

太陽電池パネル用架台、太陽電池パネル把持システム Download PDF

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Abstract

【課題】太陽電池パネル用架台の設置費用を低減させることが難しい、という問題を解決することが出来る太陽電池パネル用架台を提供する。【解決手段】太陽電池パネル用架台1は、所定の長さを有するフレーム材3と、前記フレーム材を下方から支持する複数のブロック材2と、を備えている。また、太陽電池パネル用架台を構成する構成のうち、フレーム材は、太陽電池パネルを把持する把持機構を備えている。また、ブロック部材は、耐候性を有する塗料が塗付された樹脂部材からなっている。把持用金具31と、取付け用金具32と、把持用金具321と、が、フレーム材と共に把持機構を構成している。【選択図】図1

Description

本考案は、太陽電池パネル用架台に係り、特に、安価に設置可能な太陽電池パネル用架台、太陽電池パネル把持システムに関する。
太陽電池パネルを設置する際に、ブロックを用いた架台を用いることが知られている。
例えば、特許文献1には、太陽電池パネル等の板状態を支持し固定する板状態設置ブロックが記載されている。特許文献1によると、板状態設置ブロックは、一端縁部に沿って、板状態の固定高さ以上の壁面高さを有する堤部を有する。特許文献1によると、このような構成を有することで、強風化において板状態の下面に受ける風圧を抑制することが出来る。
また、例えば、特許文献2には、複数のブロックとブロック上に設けられた複数本のフレーム材とからなる架台本体を具備する太陽電池モジュールの設置用架台が記載されている。特許文献2によると、このような構成により、部材量の削減、工事費の低減、工期の短縮などを達成しながら、風荷重、積雪荷重、地震荷重などに耐えることのできる架台を提供することが出来る。
特開2009―185582号公報 特開平11−177114号公報
特許文献1、2に記載されているように、太陽電池パネル用架台としてブロック材を用いる場合、コンクリートブロックや太陽電池パネル用架台用の専用ブロック用いることが一般的である。
しかしながら、このようなブロックは、比較的高価であることが多い。そのため、このようなコンクリート性のブロックを用いると、太陽電池パネル用架台の設置費用を低減させることが難しくなる。
そこで、本考案の目的は、太陽電池パネル用架台の設置費用を低減させることが難しい、という問題を解決することが出来る太陽電池パネル用架台を提供することにある。
かかる目的を達成するため本考案の一形態である太陽電池パネル用架台は、
所定の長さを有するフレーム材と、
前記フレーム材を下方から支持する複数のブロック材と、
を備え、
前記フレーム材は、太陽電池パネルを把持する把持機構を備えており、
前記ブロック部材は、所定の塗料が塗付された樹脂部材からなる
という構成を採る。
また、上記太陽電池パネル用架台は、
前記ブロック部材は、耐候性を有する塗料が塗付された樹脂部材からなる
という構成を採る。
また、上記太陽電池パネル用架台は、
前記塗料はウレタン塗料である
という構成を採る。
また、上記太陽電池パネル用架台は、
前記フレーム材の前記把持機構は、第1の方向に凹部を有する第1の把持構造と、前記第1の方向とは反対方向に凹部を有する第2の把持構造と、を有しており、
前記第1の把持構造が有する凹部で太陽電池パネルの縁を把持するとともに、隣接する前記支持架台が有する前記第2の把持構造の凹部で、前記第1の把持構造が指示する側とは反対側の太陽電池パネルの縁を把持することで、当該太陽電池パネルを固定可能なよう形成されている
という構成を採る。
また、上記太陽電池パネル用架台は、
前記第1の把持機構の凹部と前記第2の把持機構の凹部とは、前記フレーム材の異なる高さに設けられている
という構成を採る。
また、本考案の他の形態である太陽電池パネル把持システムは、
上述した第1の把持機構の凹部と第2の把持機構とを有する太陽電池パネル用架台である、第1の太陽電池パネル用架台と第2の太陽電池パネル用架台と、を備え、
前記第1の太陽電池パネル用架台が有する前記第1の把持構造で太陽電池パネルの縁を把持するとともに、前記第2の太陽電池パネル用架台が有する前記第2の把持構造で、当該太陽電池パネルのうちの前記第1の把持構造が把持する側とは反対側の縁を把持する
という構成を採る。
本考案は、以上のように構成されることにより、太陽電池パネル用架台の設置費用を低減させることが難しい、という問題を解決することが出来る太陽電池パネル用架台を提供することが可能となる。
本考案の第1の実施形態に係る太陽電池パネル用架台の構成の一例を示す図である。 本考案の第1の実施形態に係る太陽電池パネル用架台の構成の一例を示す平面図である。 図1で示すブロック材の構成の一例を示す図である。 図1で示すフレーム材の構成の一例を示す図である。 図1で示す把持用金具の構成の一例を示す図である。 図1で示す取付け用金具の構成の一例を示す図である。 図1で示す把持用金具の構成の一例を示す図である。 図5乃至7で示す把持用金具・取付け用金具をフレーム材に取り付けた際の構成の一例を示す図である。 本考案の第1の実施形態に係る太陽電池パネル用架台を設置する際の流れの一例を示すフローチャートである。
<実施形態1>
本考案の第1の実施形態を、図1乃至図9を参照して説明する。図1は、太陽電池パネル用架台1の構成の一例を示す図である。図2は、太陽電池パネル用架台1の構成の一例を示す平面図である。図3は、ブロック材2の構成の一例を示す図である。図4は、フレーム材3の構成の一例を示す図である。図5は、把持用金具31の構成の一例を示す図である。図6は、取付け用金具32の構成の一例を示す図である。図7は、把持用金具321の構成の一例を示す図である。図8は、把持用金具31、取付け用金具32、把持用金具321をフレーム材3に取り付けた際の構成の一例を示す図である。図9は、太陽電池パネル用架台1を設置する際の流れの一例を示すフローチャートである。
本考案の第1の実施形態では、太陽電池パネル10を設置する際に用いられる太陽電池パネル用架台1について説明する。本実施形態における太陽電池パネル用架台1は、ブロック材2の上に設置されたフレーム材3に太陽電池パネル10を把持するための後述する把持機構を備えている。また、後述するように、本実施形態におけるブロック材2は、所定の塗料が塗付された樹脂部材から構成されている。
図1を参照すると、本実施形態における太陽電池パネル用架台1は、複数のブロック材2と、フレーム材3と、把持用金具31と、取付け用金具32と、把持用金具321と、アンカーボルト4と、を有している。
図2で示すように、複数のブロック材2が設置されており、当該複数のブロック材2の上部に所定の長さを有するフレーム材3を設置している。換言すると、複数のブロック材2が所定の長さを有するフレーム材3を下方から支持している。また、フレーム材3は、ブロック材2に支持される位置とは異なる位置で、把持用金具31と取付け用金具32と把持用金具321と(フレーム材3と)から構成される把持機構を複数有している。
ブロック材2は、図3で示すように、例えば直方体の形状を有している。また、ブロック材2には、当該ブロック材2の上下方向(高低方向)に貫通する貫通孔が形成されている。ブロック材2は、当該ブロック材2に形成された貫通孔に、地面に設置したアンカーボルト4を挿通することで設置されることになる。
また、本実施形態におけるブロック材2は、例えば、ポリプロピレンやポリエチレンなど(又は、複数種類の混合)からなる樹脂ブロックである。そして、ブロック材2の外表面には、予め所定の塗料である対候性を有する塗料が塗付されている。換言すると、ブロック材2の外表面には、塗料の塗布により対候性を有する層が形成されている。
ブロック材2に塗布される塗料としては、例えば、ウレタン塗料が考えられる。このようにウレタン塗料をブロック材2に予め塗布しておくことで、ブロック材2の耐光性などの対候性を高めることが出来る。
なお、ブロック材2に塗布する塗料は、ウレタン塗料以外であっても構わない。ブロック材2に塗布する塗料は、例えば、シリコン塗料などの対候性を有する他の塗料であっても構わない。
フレーム材3は、所定の長さ(任意の長さで構わない)を有しており、図4で示すように、箱型のうちの一方の面を切除したリップ溝型鋼などにより形成されている。また、フレーム材3のうち、当該フレーム材3をブロック材2の上部に設置した際に、ブロック材2を貫通するアンカーボルト4が位置することになる位置には、高低方向に貫通する貫通孔が形成されている。フレーム材3は、当該フレーム材3に形成された貫通孔に、ブロック材2を貫通したアンカーボルト4を挿通することで、複数のブロック材2をまたがるよう当該複数のブロック材2の上部に設置されることになる。
なお、フレーム材3は、例えば、溝型鋼や四角鋼などリップ溝型鋼以外の形状を有していても構わない。また、フレーム材3のうちの上方の面には、把持用金具31や取付け用金具32を固定する際に用いられる図示しない貫通孔を設けることが出来る。
把持用金具31と、取付け用金具32と、把持用金具321と、は、フレーム材3と共に把持機構を構成している。図2で示すように、把持用金具31と取付け用金具32と把持用金具321とは、図2の上下方向でみて、ブロック材2の位置する位置とは異なる位置に設置されている。例えば、把持用金具31と取付け用金具32と把持用金具321とは、1つの太陽電池パネル10の一方側の縁を2つまたは3つの把持機構により把持可能なよう、太陽電池パネル10の大きさに応じた位置に設置されている。
図5は、把持用金具31の形状の一例を示す図である。図5を参照すると、把持用金具31は、例えば、平板状部分と当該平板状部分の両端部からそれぞれ反対方向に垂直に突出する2つの突出部分とから構成されるZ型の金具である。また、図5で示すように、把持用金具31のうちの一方の突出部分には、ビスやボルト用の貫通孔が設けられている。把持用金具31は、当該貫通孔にビスやボルトなどを挿通して、フレーム材3に固定されることになる。
図6は、取付け用金具32の形状の一例を示す図である。図6を参照すると、取付け金具32は、例えば、把持用金具31と同様の形状のZ型金具であり、把持用金具31よりも大きく形成されている。具体的には、例えば、取付け用金具32は、把持用金具31の1.5倍程度の幅を有している。また、取付け用金具32のうちの平板状部分の長さは、把持用金具31の平板状部分の長さの約1.5倍である。
また、図6で示すように、取付け用金具32のうちの一方の突出部分には、ビスやボルト用の貫通孔が2つ設けられている。取付け用金具32は、当該2つの貫通孔にビスやボルトなどを挿通して、フレーム材3に固定されることになる。また、取付け金具32のうちの2つの貫通孔を有する側とは反対側の突出部分には、1つの貫通孔が設けられている。後述するように、取付け用金具32のうちの1つの貫通孔を有する側の突出部分には、把持用金具321が固定されることになる。
図7は、把持用金具321の形状の一例を示す図である。図7を参照すると、把持用金具321は、把持用金具31や取付け用金具32と同様の形状のZ型金具である。把持用金具321の大きさは、例えば、取付け用金具32より小さく把持用金具31と同等である。
また、図7で示すように、把持用金具321のうちの突出部分の一方には、ビスやボルト用の貫通孔が設けられている。把持用金具321は、当該貫通孔にビスやボルトなどを挿通して、取付け用金具32に固定されることになる。具体的には、把持用金具321は、貫通孔を有さない側の突出部分の突出方向が把持用金具31のうちの貫通孔を有さない側の突出部分の突出方向とは反対方向を向くように、ビスやボルトなどにより取付け金具32に固定されることになる。
上記のような形状の把持用金具31と取付け用金具32と把持用金具321とをフレーム材3や取付け用金具32に固定すると、例えば、図8のようになる。
図8を参照すると、フレーム材3のうちの上側の面(つまり、ブロック材2側とは反対側の面)に、把持用金具31と取付け用金具32とが固定されている。つまり、把持用金具31のうちの貫通孔を有する側の突出部分の下側がフレーム材3のうちの上側の面の上側と密接するような形で、把持用金具31とフレーム材3とが固定されている。また、この際、把持用金具31は、把持用金具31のうちの貫通孔を有さない側の突出部分が、把持用金具31の平板状部分からみて、取付け用金具32が固定される側とは反対方向に突出するように、フレーム材3に固定されている。換言すると、把持用金具31は、把持用金具31のうちの貫通孔を有さない側の突出部分と平板状部分とフレーム材3の上側の面との3つの面により凹部を形成するように、フレーム材3に固定されている。また、取付け用金具32のうちの2つの貫通孔を有する側の突出部分の下側がフレーム材3のうちの上側の面の上側と密接するような形で、取付け用金具32とフレーム材3とが固定されている。この際、取付け用金具32のうちの1つの貫通孔を有する側の突出部分は、取付け用金具32の平板状部分からみて、フレーム3が位置する側とは反対側に向かって突出していることになる。なお、取付け用金具32とフレーム材3とは、フレーム材3のうちの側面と取付け用金具32のうちの平板状部分の少なくとも一部とが密接するような形で固定されることが望ましい。
また、図8で示すように、取付け用金具32のうち下側に位置する突出部分には、把持用金具321が固定されている。つまり、把持用金具321のうちの貫通孔を有する側の突出部分の下側が取付け用金具32のうちの下側に位置する突出部分の上側と密接するような形で、把持用金具321と取り付け用金具32とが固定されている。また、この際、把持用金具321は、把持用金具321のうちの貫通孔を有さない側の突出部分が、把持用金具321の平板状部分からみて、フレーム材3が位置する側とは反対側に向かって突出するよう、取付け用金具32に固定されている。換言すると、把持用金具321は、把持用金具321のうちの貫通孔を有さない側の突出部分と平板状部分と取付け用金具32のうち下側に位置する突出部分との3つの面により凹部を形成するように、取付け用金具32に固定されている。
このように把持用金具31と取付け用金具32と把持用金具321とを固定することで、把持用金具31とフレーム材3とにより、第1の方向(図1や図8の左方向)に凹む凹部が形成されることになる。換言すると、第1の方向に凹部を有する第1の把持構造が形成されることになる。つまり、第1の把持構造は、Z型金具である把持用金具31のうちの高低方向に延びる平板状部分と、当該平板状部分のうちの高さ方向の端部から地面と平行な方向(つまり平板状部分からみて垂直方向)に突出する突出部分と、フレーム材3のうちの上側の面と、の3つの面により構成されている。また、取付け用金具32と把持用金具321とにより、第1の方向とは反対方向(図1や図8の右方向)に凹む凹部が形成されることになる。換言すると、第1の方向とは反対方向に凹部を有する第2の把持構造が形成されることになる。つまり、第2の把持構造は、Z型金具である把持用金具321のうちの高低方向に延びる平板状部分と、当該平板状部分のうちの高さ方向の端部から地面と平行な方向(つまり平板状部分からみて垂直方向)に突出する突出部分と、Z型金具である取付け用金具32のうちの下側の突出部分との3つの面により構成されている。
以上のように、第1の把持構造、及び、第2の把持構造は、例えば、持用金具31と取付け用金具32と把持用金具321とフレーム材3とにより形成される。
なお、上記のように、第1の把持構造は、把持用金具31とフレーム材3とにより形成される。また、第2の把持構造は、取付け用金具32と把持用金具321とにより形成される。そのため、図8で示すように、第1の方向に凹む凹部(第1の把持機構の凹部)と第2の方向に凹む凹部(第2の把持機構の凹部)とは、高さ方向の異なる位置に設けられることになる。具体的には、図8で示す場合、第1の把持機構の凹部は、第2の把持機構の凹部よりも高い位置に設けられている。
アンカーボルト4は、地面や建物の屋上などの太陽電池パネル10の設置箇所に設置される。具体的には、アンカーボルト4は、把持することになる太陽電池パネル10の大きさに応じた位置に設置される。また、上述したように、アンカーボルト4は、ブロック材2やフレーム材3に形成された貫通孔を挿通する。アンカーボルト4にブロック材2やフレーム材3を挿通させた後、ボルトなどで固定することで、ブロック材2やフレーム材3を固定することになる。
以上が、太陽電池パネル用架台1の構成の一例である。本実施形態においては、上記のような構成を有する太陽電池パネル用架台1を少なくとも2列有することで、太陽電池パネル10を把持することになる。
具体的には、図1及び図2で示すように、太陽電池パネル用架台1は、第1の把持構造で太陽電池パネル10の縁を把持するとともに、第2の把持構造で第1の把持構造で把持する太陽電池パネル10とは別の太陽電池パネル10の縁を把持する。従って、図1及び図2で示すように、太陽電池パネル用架台1(第1の太陽電池パネル用架台1)が有する第1の把持機構で太陽電池パネル10の縁を把持するとともに、隣接する別の太陽電池パネル用架台1(第2の太陽電池パネル用架台1)が有する第2の把持機構で上記第1の把持機構が把持する太陽電池パネル10の縁とは反対側の縁を把持することで、太陽電池パネル10を固定することになる。
なお、上述したように、第1の把持機構の凹部と第2の把持機構の凹部とは、高さ方向で異なる位置に設けられている。そのため、図1及び図2で示すように、太陽電池パネル用架台1は、若干の傾斜(任意の角度で構わない。傾斜角は、取付け用金具32のうちの平板状部分の長さを調整することなどにより、調整することが出来る)を有する形で太陽電池パネル10を固定することになる。
続いて、図9を参照して、太陽電池パネル用架台1を設置する際の流れの概要について説明する。
図9を参照すると、太陽電池パネル10の大きさに応じた位置にアンカーボルトを設置する(ステップS101)。また、必要に応じて、アスファルト防水や塗布防水などの防水処置を行う。
続いて、設置したアンカーボルトにブロック材2を設置する(ステップS102)。そして、複数のブロック材2をまたがるように、ブロック材2の上部にフレーム材3を設置する(ステップS103)。
その後、太陽電池パネルを設置する(ステップS104)。そして、フレーム材3に把持用金具31や取付け用金具32、把持用金具321を固定して(ステップS105)、設置した太陽電池パネルを把持する。これにより、太陽電池パネルが固定されることになる。
以上が、太陽電池パネル用架台1を設置する際の流れの概要である。なお、把持用金具31や取付け用金具32、把持用金具321などは、予めフレーム材3に固定されていても構わない。
このように、本実施形態における太陽電池パネル用架台1は、所定の塗料が塗付された樹脂部材からなるブロック材2を有している。ここで、一般に、コンクリート製のブロックや太陽電池パネルを設置する際に用いられるブロックは、樹脂部材からなるブロック材2よりも高価なことが多い。そのため、このようにコンクリート製などのブロック材の代わりに樹脂部材からなるブロック材2を用いることで、太陽電池パネル用架台の設置費用を低減させることが出来る。また、上記のように、ブロック材2には、所定の塗料が塗付されている。そのため、対候性などを高めることができ、コンクリート製のブロック材の代わりに樹脂部材からなるブロック材を用いることにより強度などが不足することを防ぐことが出来る。つまり、上記構成によると、強度を確保しつつ設置費用を低減させることが出来る。
また、本実施形態における太陽電池パネル用架台1は、フレーム材3が備える把持機構により太陽電池パネル10を把持する。また、第1の把持機構の凹部と第2の把持機構の凹部とは、高さ方向で異なる位置に設けられている。このような構造により、架台を設ける際に必要となる費用を低減しつつ、若干の傾斜を有するように太陽電池パネル10を固定することが出来る。
以上、上記各実施形態を参照して本願考案を説明したが、本願考案は、上述した実施形態に限定されるものではない。本願考案の構成や詳細には、本願考案の範囲内で当業者が理解しうる様々な変更をすることが出来る。
1 太陽電池パネル用架台
10 太陽電池パネル
2 ブロック材
3 フレーム材
31 把持用金具
32 取付け用金具
321 把持用金具
4 アンカーボルト

Claims (6)

  1. 所定の長さを有するフレーム材と、
    前記フレーム材を下方から支持する複数のブロック材と、
    を備え、
    前記フレーム材は、太陽電池パネルを把持する把持機構を備えており、
    前記ブロック部材は、所定の塗料が塗付された樹脂部材からなる
    太陽電池パネル用架台。
  2. 請求項1に記載の太陽電池パネル用架台であって、
    前記ブロック部材は、耐候性を有する塗料が塗付された樹脂部材からなる
    太陽電池パネル用架台。
  3. 請求項1または請求項2に記載の太陽電池パネル用架台であって、
    前記把持機構は、第1の方向に凹部を有する第1の把持構造と、前記第1の方向とは反対方向に凹部を有する第2の把持構造と、を有しており、
    前記第1の把持構造が有する凹部で太陽電池パネルの縁を把持するとともに、前記第2の把持構造が有する凹部で、前記第1の把持構造が把持する太陽電池パネルとは別の太陽電池パネルの縁を把持するよう構成されている
    太陽電池パネル用架台。
  4. 請求項3に記載の太陽電池パネル用架台であって、
    前記第1の把持機構の凹部と前記第2の把持機構の凹部とは、前記フレーム材の異なる高さに設けられている
    太陽電池パネル用架台。
  5. 所定の長さを有するフレーム材と、
    前記フレーム材を下方から支持する複数のブロック材と、
    を備え、
    前記フレーム材は、太陽電池パネルを把持する把持機構を備えており、
    前記ブロック部材は、所定の塗料が塗付された樹脂部材からなり、
    前記把持機構は、第1の方向に凹部を有する第1の把持構造と、前記第1の方向とは反対方向に凹部を有する第2の把持構造と、を有しており、
    前記第1の把持構造が有する凹部で太陽電池パネルの縁を把持するとともに、前記第2の把持構造が有する凹部で、前記第1の把持構造が把持する太陽電池パネルとは別の太陽電池パネルの縁を把持するよう構成されており、
    前記第1の把持機構の凹部と前記第2の把持機構の凹部とは、前記フレーム材の異なる高さに設けられており、
    前記第1の把持機構の凹部と前記第2の把持機構の凹部とのうちの一方が前記フレーム材より上方に設けられ、前記第1の把持機構の凹部と前記第2の把持機構の凹部とのうちの他方が、前記フレーム材より下方に設けられている
    太陽電池パネル用架台。
  6. 請求項3から請求項5までのいずれか1項に記載の太陽電池パネル用架台である、第1の太陽電池パネル用架台と第2の太陽電池パネル用架台と、を備え、
    前記第1の太陽電池パネル用架台が有する前記第1の把持構造で太陽電池パネルの縁を把持するとともに、前記第2の太陽電池パネル用架台が有する前記第2の把持構造で、当該太陽電池パネルのうちの前記第1の把持構造が把持する側とは反対側の縁を把持する
    太陽電池パネル把持システム。
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