JP2012119369A - 太陽電池モジュール、太陽電池支持構造、太陽電池支持構造の施工方法、及び太陽光発電システム - Google Patents

太陽電池モジュール、太陽電池支持構造、太陽電池支持構造の施工方法、及び太陽光発電システム Download PDF

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Abstract

【課題】太陽電池モジュール等の構造物の取付け作業が容易でありかつ部品点数が少ない太陽電池モジュールを提供する。
【解決手段】太陽電池パネル18と、太陽電池パネル18の端部の少なくとも一部を覆う被覆部材21とを備え、被覆部材21は、太陽電池パネル18端部の少なくとも下面に重なる部分において、外側面の摩擦係数が太陽電池パネル18端部に接する内側面の摩擦係数よりも小さくなるように、外側面及び内側面の少なくとも一方に加工が施されている。
【選択図】図3

Description

本発明は、太陽光を光電変換する太陽電池モジュール、太陽電池支持構造、太陽電池支持構造の施工方法、及び太陽光発電システムに関する。
この種の太陽光発電システムにおいては、太陽電池モジュールを架台上に固定支持している。例えば、特許文献1では、複数の桟と複数の支持部材を井桁状に組み合わせ、各桟の間に複数の太陽電池モジュールを架け渡して、各太陽電池モジュールを支持している。また、桟上の複数箇所にそれぞれの固定用フックを設け、太陽電池モジュールのフレームの複数箇所に係合凹所を形成し、太陽電池モジュールのフレームの各係合凹所を桟上の各固定用フックに係合させて、太陽電池モジュールを固定している。
このような架台では、太陽電池モジュール毎に、太陽電池モジュールをその設置位置まで搬送し、太陽電池モジュールを持ち上げて各桟の間に架け渡しているが、太陽電池モジュールが重いため、その搬送や持ち上げの作業が容易ではなく、これが作業効率低下の原因になっていた。
特許平9−235844号公報
上述のように従来は、太陽電池モジュールが重いため、太陽電池モジュールをその設置位置まで搬送し、太陽電池モジュールを持ち上げて各桟の間に架け渡すという作業が容易ではなく、これが作業効率低下の原因になっていた。
特許文献1では、太陽電池モジュールを屋根等の狭いスペースに設置し、また各桟の高さが低いので、太陽電池モジュールを搬送したり持ち上げたりする作業が不可能ではない。しかしながら、広い敷地で高い各桟上に多数の太陽電池モジュールを架け渡して設置する場合は、そのような作業の困難性が極めて大きくなる。
また、特許文献1では、複数の桟と複数の支持部材を井桁状に組み合わせて、太陽電池モジュールの架台を構築し、かつ太陽電池モジュールそのものをフレームで補強して、架台及び太陽電池モジュールのいずれにも十分な強度を持たしているが、太陽光発電システム全体で見ると部品点数が無駄に多くなっていた。
そこで、本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなされたものであり、設置作業が容易であり、また部品点数が少ない太陽電池モジュール、太陽電池支持構造、太陽電池支持構造の施工方法、及び太陽光発電システムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の太陽電池モジュールは、太陽電池パネルと、前記太陽電池パネル端部の少なくとも一部を覆う被覆部材とを備え、前記被覆部材は、前記太陽電池パネル端部の少なくとも下面に重なる部分において、外側面の摩擦係数が前記太陽電池パネル端部に接する内側面の摩擦係数よりも小さくなるように、外側面及び内側面の少なくとも一方に加工が施されている。
このように太陽電池パネル端部の少なくとも下面に重なる被覆部材の部分において、被覆部材の外側面の摩擦係数が太陽電池パネル端部に接する内側面の摩擦係数よりも小さく設定されている場合は、太陽電池パネル端部の被覆部材が桟に載せられたときに、小さな摩擦係数の被覆部材の外側面が桟に接することから、太陽電池モジュールを桟上で容易にスライドさせることができ、かつ大きな摩擦係数の被覆部材の内側面が太陽電池パネル端部に接することから、太陽電池パネル端部に対する被覆部材の取付け位置のずれが生じず、太陽電池パネル端部からの被覆部材の脱落等が防止される。これにより、太陽電池モジュールを桟上で長い距離スライドさせることが可能になり、太陽電池モジュールを桟上の設置位置まで容易に移動させることができ、地上での太陽電池モジュールの搬送作業を簡略化することができる。
また、本発明の太陽電池モジュールにおいては、前記太陽電池パネルの対向2辺端部にそれぞれの前記被覆部材が設けられており、前記対向2辺端部の少なくとも一方の端部に設けられた前記被覆部材は、前記太陽電池パネルの端面に重なる部分において、外側面の摩擦係数が前記太陽電池パネル端部に接する内側面の摩擦係数よりも小さくなるように、外側面及び内側面の少なくとも一方に加工が施されている。
ここで、太陽電池パネルの対向2辺端部を2本の平行な桟上に載せて、太陽電池パネルを傾斜させた場合は、太陽電池パネルが傾斜下方にずれ落ちて、太陽電池パネルの傾斜下方の端部が桟に接する。このため、対向2辺端部の少なくとも一方の端部(傾斜下方の端部)の端面に重なる被覆部材の外側面の摩擦係数を小さくして、傾斜下方の端部と桟との間の摩擦力を小さくしている。これにより、傾斜した太陽電池モジュールを各桟上で容易にスライドさせることが可能になる。
更に、本発明の太陽電池モジュールにおいては、前記被覆部材に対する加工が外側面に施されており、前記外側面の加工は、前記外側面に対する合成樹脂テープの接着であり、前記合成樹脂テープの表面の摩擦係数が前記被覆部材の内側面の摩擦係数よりも小さい。
これにより、被覆部材の外側面の摩擦係数を小さくすることができ、小さな摩擦係数の被覆部材の外側面を桟上で滑動させることが可能になる。
例えば、前記合成樹脂テープは、フッ素樹脂からなるテープの裏面に粘着剤もしくは接着剤を塗布したものである。
フッ素樹脂の適用により、被覆部材の外側面の摩擦係数を効果的に小さくすることができる。
また、本発明の太陽電池モジュールにおいては、前記被覆部材に対する加工が外側面に施されており、前記外側面の加工は、前記外側面に対する合成樹脂層のコーティングもしくは塗布であり、前記合成樹脂層の表面の摩擦係数が前記被覆部材の内側面の摩擦係数よりも小さい。
これにより、被覆部材の外側面の摩擦係数を小さくすることができ、小さな摩擦係数の被覆部材の外側面を桟上で滑動させることが可能になる。
例えば、前記合成樹脂層は、フッ素樹脂を含む層である。
フッ素樹脂の適用により、被覆部材の外側面の摩擦係数を効果的に小さくすることができる。
また、本発明の太陽電池モジュールにおいては、前記被覆部材は、U字型の断面形状を有しており、前記被覆部材のU字型の断面形状の内側に前記太陽電池パネル端部を挟み込んでいる。
これにより、被覆部材を太陽電池パネル端部に確実に取付けることができる。
また、本発明の太陽電池モジュールにおいては、前記被覆部材に対する加工が内側面に施されており、前記内側面の加工は、前記太陽電池パネル端部に対する前記内側面の接着もしくは係止である。
これにより、被覆部材の内側面の摩擦係数を大きくもしくは無限大に設定することができ、太陽電池パネル端部に対する被覆部材の取付け位置のずれが確実に防止される。接着は、粘着剤もしくは接着剤を被覆部材の内側面と太陽電池パネル端部間に介在させることによりなされる。また、係止は、例えば太陽電池パネル端部に凹凸部材を接着して、被覆部材の内側面の形状を凹凸部材に係止するように形成し、太陽電池パネル端部の凹凸部材を被覆部材の内側面の形状に係止させることによりなされる。
また、本発明の太陽電池モジュールにおいては、前記太陽電池パネルは、長方形であり、前記太陽電池パネルの長い方の対向2辺端部にそれぞれの前記被覆部材を付設している。
この場合は、太陽電池パネルの長い方の対向2辺端部が2本の平行な桟上に載せられ、太陽電池パネルの短い方の対向2辺の方向で、太陽電池モジュールが各桟間に架け渡される。太陽電池パネルの長い方の対向2辺の方向での撓み量が短い方の対向2辺の方向での撓み量よりも大きいことから、長い方の対向2辺の方向よりも短い方の対向2辺の方向で、太陽電池モジュールを各桟間に架け渡した方が強度的に優れる。これにより、太陽電池モジュールの補強部材を簡略化して、部品点数を削減し、コストを低減することができる。
また、本発明の太陽電池モジュールにおいては、前記太陽電池パネルの短い方の対向2辺端部にそれぞれの保護部材を付設している。
各太陽電池パネルの短い方の対向2辺が隣り合うように各太陽電池モジュールを並設したときに、各太陽電池パネルの短い方の対向2辺端部が直接接触すると、太陽電池パネルの欠けや割れが生じるので、太陽電池パネルの短い方の対向2辺端部にそれぞれの保護部材を付設して、各太陽電池パネル間に各保護部材が挟み込まれるようにしている。
また、本発明の太陽電池モジュールにおいては、前記太陽電池パネルは、透光性基板と、前記透光性基板上に形成された光電変換層と、光電変換層側に配置された保護板とを備え、前記太陽電池モジュールは、前記被覆部材を前記太陽電池パネルの端部に設けたフレームレスタイプである。
このようなフレームレスタイプの太陽電池モジュールは、太陽電池パネルの各端部全体を保護するための矩形状の金属フレームを備えず、構造が簡単であるという利点があるものの、透光性基板と保護板の周縁端部(太陽電池パネルの各端部)が露出することから、その端部に欠けや割れ等が生じ易い。被覆部材は、先に述べたように桟上での太陽電池モジュールのスライドを可能にするだけではなく、そのような太陽電池パネルの端部を効果的に保護することができ、フレームレスタイプの太陽電池モジュールの施工を容易にする。
次に、本発明の太陽電池支持構造は、太陽電池モジュールを支持する太陽電池支持構造であって、前記太陽電池モジュールは、太陽電池パネルと、前記太陽電池パネル端部の少なくとも一部を覆う被覆部材とを備え、前記被覆部材の少なくとも一部の外側面の摩擦係数が前記太陽電池パネル端部に接する内側面の摩擦係数よりも小さくなるように、外側面及び内側面の少なくとも一方に加工が施されたものであり、桟上に案内レールを設け、前記太陽電池パネル端部を前記桟上に載せて、前記太陽電池パネル端部の被覆部材の摩擦係数が内側面より小さくされた外側面を前記桟の上面及び前記案内レールにスライド可能に当接させている。
このような本発明の太陽電池支持構造においても、上記本発明の太陽電池モジュールと同様の作用効果を奏する。また、桟の上面及び案内レールにより太陽電池パネル端部を確実に案内することができ、太陽電池モジュールの落下等の事故を防止することができる。
また、本発明の太陽電池支持構造においては、2本の前記桟並びに前記案内レールを平行に配置し、前記太陽電池パネルの対向2辺端部にそれぞれの前記被覆部材を設け、前記太陽電池パネルの対向2辺端部を前記各桟に載せて、前記対向2辺端部の各被覆部材の摩擦係数が内側面より小さくされた外側面を前記各桟の上面及び前記案内レールにスライド可能に当接させている。
この場合は、太陽電池パネルの対向2辺端部の被覆部材を2本の平行な桟上に載せて、太陽電池モジュールを各桟上で容易に移動させることができる。
また、本発明の太陽電池支持構造においては、前記太陽電池パネルは、長方形であり、前記太陽電池パネルの長い方の対向2辺端部にそれぞれの前記被覆部材を付設し、前記太陽電池パネルの長い方の対向2辺端部を前記各桟に載せて、前記対向2辺端部の各被覆部材の摩擦係数が内側面より小さくされた外側面を前記各桟の上面及び前記案内レールにスライド可能に当接させている。
太陽電池パネルの長い方の対向2辺の方向で、太陽電池パネルを各桟に架け渡すよりも、短い方の対向2辺の方向で、太陽電池パネルを各桟に架け渡した方が強度的に優れ、太陽電池モジュールの補強部材を簡略化して、部品点数を削減し、コストを低減することができる。
また、本発明の太陽電池支持構造においては、前記太陽電池パネルの短い方の対向2辺端部にそれぞれの保護部材を付設している。
各太陽電池パネルの短い方の対向2辺が隣り合うように各太陽電池モジュールを並設したときに、各太陽電池パネルの短い方の対向2辺端部が直接接触すると、太陽電池パネルの欠けや割れが生じるので、太陽電池パネルの短い方の対向2辺端部にそれぞれの保護部材を付設している。
また、本発明の太陽電池支持構造においては、前記桟上に載せられた前記太陽電池パネル端部の被覆部材を押え付けて固定する押え部材を備えている。
この押え部材により、太陽電池モジュールを確実に固定することができる。
次に、本発明の施工方法は、上記本発明の太陽電池支持構造の施工方法であって、2本の前記桟並びに前記案内レールを平行に配置し、対向2辺端部のそれぞれに前記被覆部材が設けられた前記太陽電池パネルの前記対向2辺端部を前記各桟に載せて、前記対向2辺端部の各被覆部材の摩擦係数が内側面より小さくされた外側面を前記各桟の上面及び前記案内レールにスライド可能に当接させ、前記太陽電池モジュールを前記各桟上でスライドさせて位置決めしている。
このような施工方法では、各桟の一端側で、複数の太陽電池モジュールを各桟上に順次載せてスライドさせて行き、複数の太陽電池モジュールを各桟上に並設するという作業が可能になり、作業効率が向上する。
また、本発明の施工方法においては、前記桟上に載せられた前記太陽電池パネル端部の被覆部材を押え付けて固定する押え部材と、前記押え部材と前記桟の間に介在して、前記押え部材を前記桟から離間させるバネ部材とを設け、前記バネ部材により前記押え部材を前記桟から離間させた状態で、前記太陽電池モジュールを前記各桟上でスライドさせて位置決めし、この後に前記バネ部材の弾性力に抗して、前記押え部材を前記桟上に載せられた前記太陽電池パネル端部の被覆部材に押し付けて固定している。
このようにバネ部材により押え部材を桟から離間させておけば、太陽電池モジュールの被覆部材を各桟上で押え部材に引っ掛けることなく、太陽電池モジュールをスライドさせることができる。また、押え部材を桟に予め取付けておくことが可能になり、現場での施工作業を簡略化することができる。
次に、本発明の太陽光発電システムは、太陽電池モジュールを備える太陽光発電システムであって、前記太陽電池モジュールは、太陽電池パネルと、前記太陽電池パネルの対向2辺端部に設けられて前記太陽電池パネル端部の少なくとも一部を覆う被覆部材とを備え、前記被覆部材の少なくとも一部の外側面の摩擦係数が前記太陽電池パネル端部に接する内側面の摩擦係数よりも小さくなるように、前記各被覆部材の外側面及び内側面の少なくとも一方に加工が施されたものであり、2本の桟を平行に配置して、前記各桟上にそれぞれの案内レールを設け、前記太陽電池パネルの対向2辺端部を前記各桟に載せて、前記対向2辺端部の各被覆部材の摩擦係数が内側面より小さくされた外側面を前記各桟の上面及び前記案内レールにスライド可能に当接させ、押え部材により前記桟上に載せられた前記太陽電池パネル端部の被覆部材を押え付けて固定している。
このような太陽光発電システムにおいても、上記本発明の太陽電池モジュール及び太陽電池支持構造と同様の作用効果を奏する。
本発明によれば、太陽電池パネル端部の少なくとも下面に重なる被覆部材の部分において、被覆部材の外側面の摩擦係数が太陽電池パネル端部に接する前記部分の内側面の摩擦係数よりも小さく設定されている。この場合は、太陽電池パネル端部の被覆部材が桟に載せられたときに、小さな摩擦係数の被覆部材の外側面が桟に接することから、太陽電池モジュールを桟上で容易にスライドさせることができ、かつ大きな摩擦係数の被覆部材の内側面が太陽電池パネル端部に接することから、太陽電池パネル端部に対する被覆部材の取付け位置のずれが生じず、太陽電池パネル端部からの被覆部材の脱落等が防止される。これにより、太陽電池モジュールを桟上で長い距離スライドさせることが可能になり、太陽電池モジュールを桟上の設置位置まで容易に移動させることができ、地上での太陽電池モジュールの搬送作業を簡略化することができる。
例えば、桟の一端側で、複数の太陽電池モジュールを桟上に順次載せてからスライドさせて行き、複数の太陽電池モジュールを桟上に並設するという作業が可能になり、作業効率が向上する。
また、太陽電池パネルの短い方の対向2辺の方向で、太陽電池モジュールを各桟間に架け渡しているので、強度的に優れ、太陽電池モジュールの補強部材を簡略化して、部品点数を削減し、コストを低減することができる。
本発明の太陽電池支持構造の第1実施形態を適用した架台を用いて、複数の太陽電池モジュールを支持してなる太陽光発電システムを示す斜視図である。 太陽電池モジュールを示す斜視図である。 (a)は被覆部材及び太陽電池パネルの長い方の端部を拡大して示す斜視図であり、(b)は被覆部材の溝に太陽電池パネルの端部が嵌め入れた状態を示す斜視図である。 保護部材及び太陽電池パネルの短い方の端部を拡大して示す斜視図である。 図1の架台におけるベース桟、アーム、及び縦桟からなる三角構造を示す斜視図である。 縦桟を示す斜視図である。 横桟を示す斜視図である。 横桟を示す断面図である。 横桟を縦桟に接続固定するのに用いられる取付け金具を示す斜視図である。 図9の取付け金具を縦桟に取付けた状態を示す斜視図である。 横桟と縦桟の接続構造を示す断面図である。 太陽電池パネルの端部、横桟、及び押え金具等を拡大して示す斜視図である。 太陽電池パネルの端部、横桟、及び押え金具等を拡大して示す断面図である。 押え金具と横桟の主板間に被覆部材が挟み込まれて固定された状態を示す斜視図である。 押え金具と横桟の主板間に被覆部材が挟み込まれて固定された状態を示す断面図である。 各横桟の一端側において、太陽電池モジュールを持ち上げて各横桟間に架け渡し、各横桟上で太陽電池モジュールをスライドさせる工程を示す斜視図である。 本発明の太陽電池支持構造の第2実施形態を適用した架台を示す斜視図である。 本発明の太陽電池支持構造の第2実施形態を適用した架台を示す側面図である。 (a)、(b)は、図17の架台における縦桟を示す斜視図及び断面図である。 (a)、(b)は、図17の架台における横桟を示す斜視図及び断面図である。 複数の横桟を連結するための外部連結部材を示す斜視図である。 複数の横桟を連結するための内部連結部材を示す斜視図である。 2本の横桟の連結構造を示す分解斜視図である。 2本の横桟の連結構造を示す断面図である。 横桟を縦桟に接続固定するための取付け金具を示す斜視図である。 縦桟に対する横桟の接続構造を示す斜視図である。 図17の架台における押え金具を示す斜視図である。 押え金具と横桟の主板間に太陽電池モジュールの被覆部材を挟み込んで固定した状態を示す断面図である。 複数の横桟と複数の補助桟を井桁状に組み合わせた構造物を示す平面図である。
以下、本発明の実施形態を添付図面を参照しつつ詳細に説明する。
図1は、本発明の太陽電池支持構造の第1実施形態を適用した架台を用いて、複数の太陽電池モジュールを支持してなる太陽光発電システムを示す斜視図である。
この太陽光発電システムは、発電所としての適用を前提としたものであり、多数の太陽電池モジュールを備えている。
図1に示すように太陽光発電システムでは、複数のコンクリート基礎11を等間隔に地面上に敷設し、各コンクリート基礎11の上面11−1にそれぞれのベース桟12を固定して、これらのベース桟12を等間隔に並設し、各ベース桟12の後端部にそれぞれのアーム13を接続して立設し、各ベース桟12の先端部と各アーム13の上端部にそれぞれの縦桟14を斜めに架け渡して固定し、4本の横桟15を各縦桟14と直交するように配して、各横桟15を各縦桟14上に平行に並べかつ相互に異なる高さに配置し、各横桟15間に複数の太陽電池モジュール16を架け渡して傾斜させ、各横桟15上に設けられた複数の押え金具17により各太陽電池モジュール16の両端部を固定支持している。
このような構成の太陽光発電システムにおいては、下側から1番目の横桟15と2番目の横桟15の間、2番目の横桟15と3番目の横桟15の間、及び3番目の横桟15と4番目の横桟15の間のいずれにも、複数の太陽電池モジュール16を横一列に並べて搭載している。従って、4本の横桟15上に、複数の太陽電池モジュール16が3列に並べて搭載されている。
尚、図1において、各コンクリート基礎11が並ぶ方向をX方向(左右方向)とし、このX方向と直交する方向をY方向(前後方向)としている。
図2は、太陽電池モジュール16を示す斜視図である。図2に示すように太陽電池モジュール16は、長方形の太陽電池パネル18と、太陽電池パネル18の長い方の対向2辺端部18aに2個ずつ設けられた被覆部材21と、短い方の対向2辺端部18bに1個ずつ設けられた保護部材22とを備えている。
太陽電池パネル18は、例えば2枚のガラス板の間に、透明電極膜、光電変換層(半導体層)、及び裏面電極膜を順次積層してなる太陽電池セルを挟み込んで、各ガラス板の端部を封止したものである。この太陽電池パネル18についてより詳細に説明すれば、透光性基板であるガラス基板に透明電極と、半導体層からなる光電変換層と、裏面電極層とをこの順に積層して、太陽電池セルを形成し、裏面電極層側に保護板である透光性のガラス基板を貼り合わせて、各ガラス基板間を封止した構成である。あるいは、1枚のガラス板と保護層の間に太陽電池セルを挟み込んで封止したものでもよい。
太陽電池モジュール16は、そのような太陽電池パネル18の各端部18a、18bに各被覆部材21や各保護部材22だけを設けたものであり、太陽電池パネル18の各端部全体を保護するための矩形状の金属フレームを備えず、透光性基板と保護板の周縁端部(太陽電池パネル18の各端部)が露出した形態のいわゆるフレームスタイプの薄膜太陽電池モジュールと呼ばれているものである。
図3(a)は、被覆部材21及び太陽電池パネル18の長い方の端部18aを拡大して示す斜視図である。図3(a)に示すように被覆部材21の主体は、U字型の断面形状を有する弾性部材のゴム材21aであり、被覆部材21の外側の側面21b及び外側の下面21cがフッ素樹脂テープ23の表面となっている。従って、被覆部材21は、ゴム材21aとフッ素樹脂テープ23からなる。
フッ素樹脂テープ23は、PTFE(ポリテトラフルオロエチレン(4フッ化))、FEP(テトラフルオロエチレン・ヘキサフルオロプロピレン共重合体(4.6フッ化))、PFA(テトラフルオロエチレン・パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体)等のフッ素樹脂からなるテープの裏面に粘着剤もしくは接着剤を塗布したものである。このフッ素樹脂テープ23をゴム材21aの外側の側面及び外側の下面に貼り付けて、被覆部材21の外側側面21b及び外側下面21cを形成している。
被覆部材21の内側は、図3(b)に示すように溝21dとなっており、被覆部材21の溝21dに太陽電池パネル18の端部18aが嵌め入れられて、被覆部材21が太陽電池パネル18の端部18aに取付けられ、被覆部材21により太陽電池パネル18の端部18aの端面、下面、及び上面が覆われる。端部18aの端面とは、太陽電池パネル18のガラス等の切断面であり、上面とは太陽電池パネル18の受光側の面であり、下面とは上面に対向する面である。ここで、被覆部材21の側面(外側側面21bを含む)が太陽電池パネル18の端部18aの端面を覆い、被覆部材21の下面(外側下面21cを含む)が太陽電池パネル18の端部18aの下面を覆うことになる。換言すれば、被覆部材21の側面が太陽電池パネル18の端部18aの端面に重なり、被覆部材21の下面が太陽電池パネル18の端部18aの下面に重なることになる。
被覆部材21の外側側面21b及び外側下面21cの摩擦係数は、フッ素樹脂テープ23の素材であるフッ素樹脂の非常に小さな摩擦係数である。代表的なフッ素樹脂材料の摩擦係数を例示すると、PTFEでは静摩擦係数が0.08〜0.12で動摩擦係数が0.04〜0.08、FEPでは静摩擦係数0.08〜0.12で動摩擦係数が0.04〜0.08、PFAでは静摩擦係数が0.08〜0.14で動摩擦係数が0.05〜0.10である。フッ素樹脂テープ23としては静摩擦係数及び動摩擦係数のいずれも0.15以下のものが好ましい。
また、被覆部材21の溝21dの内側面の摩擦係数は、ゴム材21aの素材であるゴムの大きな摩擦係数である。EPDM(エチレン・プロピレン・ジエン共重合系合成ゴム)等の一般的なゴム材料であれば前述のフッ素樹脂より十分に摩擦係数が大きく、代表的なゴム材料のEPDMでは静摩擦係数及び動摩擦係数のいずれも0.7以上である。
被覆部材21の外側側面21b及び外側下面21cの摩擦係数と被覆部材21の溝21dの内側面の摩擦係数との差を大きくするのがよく、フッ素樹脂テープ23の材質やゴム材21aの材質の選択により、被覆部材21の内側面の摩擦係数を外側側面21b及び外側下面21cの摩擦係数の10倍以上に設定するのが好ましい。
従って、被覆部材21の外側側面21b及び外側下面21cの摩擦係数が被覆部材21の溝21dの内側面の摩擦係数よりも小さい。
図4は、保護部材22及び太陽電池パネル18の短い方の端部18bを拡大して示す斜視図である。保護部材22は、U字型の断面形状を有する弾性部材であるゴム材のみからなり、保護部材22の内側の溝22aに太陽電池パネル18の端部18bが嵌め入れられて、保護部材22が太陽電池パネル18の端部18bに取付けられる。
保護部材22の材質としては、耐衝撃性の観点からは弾性部材を用いることが好ましく、また太陽電池パネル18外周端面での電気的絶縁性の観点からは絶縁性部材を用いることが好ましく、これらの理由からゴム材を用いている。
第1実施形態の太陽電池支持構造を適用した架台は、図1に示すコンクリート基礎11、ベース桟12、アーム13、縦桟14、横桟15、及び押え金具17を備えて構成される。
各コンクリート基礎11は、地面上に型枠を形成し、この型枠にコンクリートを流し込んで固めたものである。各コンクリート基礎11は、等間隔に配置され、それらの上面11−1が水平かつ同一高さで面一となっている。
これらのコンクリート基礎11の上面11−1が水平な基礎面として用いられ、この基礎面上に各ベース桟12が等間隔にかつ平行に固定され、更に各ベース桟12、各アーム13、各縦桟14、及び各横桟15等が連結されて組立てられる。勿論、複数のコンクリート基礎11の代わりに、コンクリートを架台の設置域全体に一様に流し込んでなるベタ基礎など他の構造の基礎を適用しても構わない。
図5は、ベース桟12、アーム13、及び縦桟14からなる三角構造を示す斜視図である。図5に示すようにコンクリート基礎11の上面11−1にベース桟12を固定し、ベース桟12の後端部12−1にアーム13の下端部13−2を接続して、アーム13を立設し、ベース桟12の先端部12−2とアーム13の上端部13−1に縦桟14を斜めに架け渡して固定し、ベース桟12、アーム13、及び縦桟14からなる三角構造を構築している。
図6は、縦桟14を示す斜視図である。図6に示すように縦桟14は、主板14b、主板14bの両側で折り曲げられた各側板14a、及び各側板14aの一辺で外側に折り曲げられたそれぞれの鍔14cを有しており、その断面形状が概ねハット型となっている。縦桟14の主板14bの4箇所には、一対のT字形孔14dがそれぞれ形成されている。
図7及び図8は、横桟15を示す斜視図及び断面図である。図7及び図8に示すように横桟15は、主板15b、主板15bの両側で折り曲げられた各側板15a、及び各側板15aの一辺で外側に折り曲げられたそれぞれの鍔15cを有している。主板15bの中央には、凸状に突出した案内レール15dが形成されている。案内レール15dは、横桟15全体に形成され、横桟15と同一の長さを有する。また、案内レール15dにおける各押え金具17の取付け箇所には、それぞれの穿孔15eが形成されている。更に、横桟15の各鍔15cには、各縦桟14の配置間隔を開けてそれぞれの長径孔15fが形成されている。
尚、横桟15がX方向に極めて長く、横桟15を単一の部材で作製するのは困難であるため、横桟15を複数の桟部材を接続して構成している。
次に、横桟15を縦桟14に接続固定するための構造について説明する。
図9は、横桟15を縦桟14に接続固定するのに用いられる取付け金具31を示す斜視図である。図9に示すように取付け金具31は、主板31a、主板31aの両側で折り曲げられた各側板31c、主板31aの前後で2重に折り返された各側板31d、及び各側板31dの中央からそれぞれ突出したT字型の各支持片31eを有している。主板31aには、2つのネジ孔31bが形成されている。
図5及び図6に示すように縦桟14の主板14bの4箇所には、一対のT字形孔14dがそれぞれ形成されている。この一対のT字形孔14d毎に、取付け金具31を縦桟14の主板14bに取付けて、縦桟14の主板14bの4箇所にそれぞれの取付け金具31を配置する。
図10に示すように取付け金具31の各支持片31eの頭部をそれぞれのT字形孔14dのスリット14gに挿し込み、各支持片31eをそれぞれのT字形孔14dの係合孔14hへと移動させて、各支持片31eの頭部をそれぞれのT字形孔14dの係合孔14hに引っ掛けて、取付け金具31を縦桟14の主板14bに取付ける。
図11に示すように横桟15を縦桟14と直交するように縦桟14の主板14b上に載せ、横桟15の各鍔15cを取付け金具31の各支持片31eの頭部間に配置する。そして、横桟15の各鍔15cの長形孔15fを縦桟14の主板14bの各T字形孔14dを介して取付け金具31の各ネジ孔31bに重ね、各ボルト32を横桟15の各鍔15cの長形孔15f及び縦桟14の主板14bの各T字形孔14dを介して取付け金具31の各ネジ孔31bにねじ込んで仮止めする。
この仮止めの状態では、各ボルト32を横桟15の各鍔15cの長形孔15fに通していることから、横桟15を各長形孔15fに沿って(図1のX方向に)移動させて、横桟15のX方向の位置を調節することができる。
また、取付け金具31を縦桟14の主板14bの各T字形孔14dに沿って(縦桟14の長手方向に)移動させることができ、この取付け金具31と共に横桟15も移動させることができる。この縦桟14の長手方向への横桟15の移動により、縦桟14上に配置された4本の横桟15の間隔を調節したり、各横桟15を平行にする。このとき、図1に示すような各横桟15の案内レール15d間のスペースの幅Swが図2に示すような太陽電池モジュール16の幅Tw(短い方の辺に沿う長さ)よりも僅かに長くなるか幅Twと略一致するように、各横桟15の間隔を設定する。太陽電池モジュール16の幅Twは、長い方の対向2辺の端部18aに設けられた各被覆部材21を含む幅である。
こうして4本の横桟15のX方向の位置を調節し、各横桟15の間隔を調節した後、それぞれの取付け金具31の各ボルト32を締め付けて、各横桟15を縦桟14上に固定する。
次に、太陽電池パネル18の長い方の対向2辺端部18aを2本の横桟15に載せて支持するための構造について説明する。
先に述べたように各横桟15の案内レール15d間のスペースの幅Swが太陽電池モジュール16の幅Twよりも僅かに長くなるか幅Twと略一致するように、各横桟15の間隔を設定したことから、図1に示すように太陽電池パネル18の短い方の対向2辺の方向で、太陽電池モジュール16を各横桟15間に架け渡して、太陽電池パネル18の長い方の対向2辺端部18aを各横桟15の主板15b上に載せることができる。
図12及び図13は、太陽電池パネル18の長い方の端部18a、横桟15、及び押え金具17等を拡大して示す斜視図及び断面図である。図12及び図13に示すように、太陽電池パネル18の長い方の端部18aが横桟15の主板15bに載せられ、端部18aに取付けられた被覆部材21の外側側面21b及び外側下面21cが横桟15の主板15b及び案内レール15dの側壁に当接している。従って、太陽電池モジュール16は、各被覆部材21の外側側面21b及び外側下面21cのみで横桟15と接触する。
被覆部材21の外側側面21b及び外側下面21cは、小さな摩擦係数のフッ素樹脂テープ23の表面である。このため、被覆部材21の外側下面21cと横桟15の主板15b間の摩擦力が小さく、かつ被覆部材21の外側側面21bと横桟15の案内レール15dの側壁間の摩擦力が小さい。よって、太陽電池パネル18の長い方の対向2辺端部18aの各被覆部材21と各横桟15間の摩擦力が小さい。このため、太陽電池パネル18の長い方の対向2辺端部18aを各横桟15上でX方向(図1に示す)に容易にスライドさせることができる。
図1に示すように各太陽電池モジュール16のいずれも、2本の横桟15の間に配置され、長い方の対向2辺端部18aが各横桟15上に載せられていることからX方向へのスライドが可能である。
また、図1に示すように各縦桟14が傾斜していることから、各横桟15の高さが異なり、各横桟15間に架け渡された太陽電池モジュール16がその自重で傾斜下方にずれ落ちようとするが、太陽電池パネル18の長い方の対向2辺端部18aのうちの少なくとも傾斜下方の端部18aの各被覆部材21が横桟15の案内レール15dの側壁に当接するので、太陽電池モジュール16がずれ落ちることはない。
更に、被覆部材21の溝21dの内側面の摩擦係数がゴムの大きな摩擦係数であり、太陽電池パネル18の端部18aと被覆部材21間の摩擦力が大きい。このため、太陽電池モジュール16が各横桟15上でスライドされて、太陽電池パネル18の端部18aの被覆部材21にスライド方向の力が作用しても、太陽電池パネル18の端部18aに対する被覆部材21の取付け位置がずれることはなく、太陽電池パネル18の端部18aから被覆部材21が脱落することもない。これにより、太陽電池モジュール16を各横桟15上で極めて長い距離スライドさせることが可能になる。
また、太陽電池パネル18の長い方の対向2辺端部18aが各横桟15上に載せられて、太陽電池パネル18の短い方の対向2辺の方向で、太陽電池モジュール16が各横桟15に架け渡されている。太陽電池パネル18の長い方の対向2辺の方向での撓み量が短い方の対向2辺の方向での撓み量よりも大きいことから、長い方の対向2辺の方向よりも短い方の対向2辺の方向で、太陽電池モジュール16が各横桟15間に架け渡された方が、強度的に優れる。これにより、太陽電池モジュール16の補強部材を簡略化して、部品点数を削減し、コストを低減することができる。
一方、押え金具17は、太陽電池モジュール16を固定するためのものであるが、その固定前には、図12及び図13に示すように横桟15の案内レール15dから上方に離間して浮かされている。このため、押え金具17と太陽電池モジュール16の各被覆部材21間に充分な隙間が形成され、押え金具17が、横桟15上でスライドされる太陽電池モジュール16の各被覆部材21に接触することはなく、太陽電池モジュール16のスライドを阻害することもない。
図12及び図13に示すように押え金具17は、ボルト33、コイルバネ34、及び補強金具35と共に横桟15に取付けられる。押え金具17は、矩形状の金属板であって、その中央に穿孔を有している。補強金具35は、断面形状がU字型になるように矩形状の金属板の両側部分を折り曲げたものであり、その中央にボルト33がねじ込まれるネジ孔を有している。ボルト33を押え金具17の中央の穿孔及びコイルバネ34に通し、更にボルト33を横桟15の案内レール15dの穿孔15eに通して横桟15の内側に配置された補強金具35のネジ孔にねじ込んでいる。
太陽電池モジュール16の固定前は、コイルバネ34を短縮させない程度にボルト33が補強金具35にねじ込まれ、コイルバネ34により押え金具17が横桟15の案内レール15dから上方に離間して浮かされる。
各横桟15においては、各太陽電池モジュール16が並設されたときに、各押え金具17が各太陽電池モジュール16のそれぞれの被覆部材17に重なるように、各押え金具17の位置(案内レール15dの各穿孔15eの位置)が予め決められている。
また、横桟15の主板15bからの案内レール15dの高さh1及び被覆部材21の高さh2は、h1<h2となるように、つまり高さh1が高さh2よりも低くなるように、予め設定されている。このため、ボルト33が締め付けられると、図14及び図15に示すように押え金具17と横桟15の主板15b間に被覆部材21が挟み込まれて固定される。同時に、押え金具17と横桟15の主板15b間に被覆部材21を介して太陽電池パネル18の長い方の端部18aが挟み込まれて固定される。
次に、第1実施形態の太陽電池支持構造の施工方法を説明する。
図16に示すように各コンクリート基礎11、各ベース桟12、各アーム13、各縦桟14、各横桟15、及び各押え金具17からなる架台を構築した後、4本の横桟15の一端側に、全ての太陽電池モジュール16を搬送して配置する。
そして、4本の横桟15の一端側に最も近いそれぞれの押え金具17のボルト33を抜いて、4組の押え金具17、ボルト33、コイルバネ34、及び補強金具35を取外しておく。これは、4本の横桟15の一端側近傍において、各横桟15の主板15b上に、太陽電池モジュール16を上方から載せることができるようにするためである。
引き続いて、隣り合う一対の横桟15の一端側近傍において、1枚目の太陽電池モジュール16を持ち上げて、太陽電池パネル18の短い方の対向2辺の方向で、太陽電池モジュール16を各横桟15間に架け渡して、太陽電池パネル18の長い方の対向2辺端部18aを各横桟15の主板15b上に載せる。このとき、対向2辺端部18aの各被覆部材21の外側下面21cが横桟15の主板15bに当接する。また、太陽電池モジュール16が傾斜下方にずれ落ちようとすることから、対向2辺端部18aのうちの少なくとも傾斜下方の端部18aの各被覆部材21の外側側面21bが横桟15の案内レール15dの側壁に当接する。この状態では、対向2辺端部18aの各被覆部材21と横桟15間の摩擦力が小さく、各横桟15上で太陽電池モジュール16を容易にスライドさせることができ、太陽電池モジュール16を該各横桟15の一端側から他端側まで容易に移動させることができる。また、各押え金具17は、横桟15の案内レール15dから上方に離間して浮かされているので、横桟15上でスライドされる太陽電池モジュール16の各被覆部材21に接触せず、太陽電池モジュール16のスライドを阻害しない。
次に、2枚目の太陽電池モジュール16を持ち上げて各横桟15間に架け渡し、各横桟15上で太陽電池モジュール16を該各横桟15の一端側から既に搭載された1枚目の太陽電池モジュール16までスライドさせて移動させる。このとき、各太陽電池モジュール16の太陽電池パネル18の短い方の対向2辺端部18bにそれぞれの保護部材22を取付けていることから、各太陽電池パネル18間に各保護部材22が挟み込まれ、各太陽電池パネル18の短い方の対向2辺端部18bが直接接触することはなく、太陽電池パネル18の欠けや割れが生じることがない。
3枚目以降の太陽電池モジュール16についても、太陽電池モジュール16を持ち上げて各横桟15間に架け渡し、各横桟15上で太陽電池モジュール16を該各横桟15の一端側から既に搭載された太陽電池モジュール16までスライドさせて移動させる。
これにより、隣り合う一対の横桟15間に、複数の太陽電池モジュール16が横一列に並んで搭載される。
下側から1番目の横桟15と2番目の横桟15の間、2番目の横桟15と3番目の横桟15の間、及び3番目の横桟15と4番目の横桟15の間のいずれにも、複数の太陽電池モジュール16を横一列に並べて搭載する。
この後、各横桟15において、各押え金具17のボルト33を締め付けて、各押え金具17と横桟15の主板15b間に各太陽電池モジュール16の各被覆部材21を挟み込んで固定し、同時に各太陽電池モジュール16をも固定する。
また、4本の横桟15の一端側に最も近い4組の押え金具17、ボルト33、コイルバネ34、及び補強金具35を取外しておいたので、各ボルト33を各押え金具17の穿孔、各コイルバネ34、及び横桟15の案内レール15dの各穿孔15eを介して各補強金具35のネジ孔にねじ込で締め付け、各押え金具17と横桟15の主板15b間に各太陽電池モジュール16の各被覆部材21を挟み込んで固定する。
このような施工方法では、各横桟15の一端側に、全ての太陽電池モジュール16を搬送しておき、各太陽電池モジュール16を順次持ち上げて各横桟15間に架け渡しスライド移動させて行くと、全ての太陽電池モジュール16を配列することができ、この後に各押え金具17のボルト33を締め付けるだけなので、施工作業が容易であり、作業効率が向上する。
また、コイルバネ34により押え金具17を横桟15から離間させて浮かしているので、太陽電池モジュール16の各被覆部材21を各横桟15上で押え金具17に引っ掛けることなく、太陽電池モジュール16をスライドさせることができる。また、押え金具17を横桟15に予め取付けておくことが可能になり、現場での施工作業を簡略化することができる。
次に、本発明の太陽電池支持構造の第2実施形態を適用した架台について説明する。この架台は、第1実施形態の架台と比較すると、縦桟や横桟の構造が異なり、また横桟と直交する補助桟が設けられた点等が異なる。
図17及び図18は、本発明の太陽電池支持構造の第2実施形態を適用した架台を示す斜視図及び側面図である。この架台では、複数の支柱41を等間隔に配して突設し、各支柱41の上端部にそれぞれの縦桟42の中央部を接続して、各縦桟42を傾斜させて固定し、4本の横桟43を各縦桟42と直交するように配して、各横桟43を各縦桟42上に平行に並べかつ相互に異なる高さに配置し固定している。
各横桟43の複数箇所には、太陽電池モジュール16(図2に示す)の両端部を固定支持するための各押え金具44が設けられている。
また、各横桟43と直交する複数の補助桟45を配して、各補助桟45を各横桟43の底面に固定し、各横桟43と各補助桟45を井桁状に組み合わせている。後で述べるように各横桟43と各補助桟45を井桁状に組み合わせた後に、各横桟43を各縦桟42に載せて固定する。
このような架台において、下側から1番目の横桟43と2番目の横桟43の間、2番目の横桟43と3番目の横桟43の間、及び3番目の横桟43と4番目の横桟43の間のいずれにも、複数の太陽電池モジュール16を横一列に並べて搭載し、各横桟43上に設けられた複数の押え金具44により各太陽電池モジュール16の両端部を固定支持する。従って、4本の横桟43上に、複数の太陽電池モジュール16が3列に並べて搭載される。
また、太陽電池パネル18(図2に示す)の短い方の対向2辺の方向で、太陽電池モジュール16を各横桟43間に架け渡して、太陽電池パネル18の長い方の対向2辺端部18aを各横桟43上に載せている。
尚、図17において、各支柱41が並ぶ方向をX方向(左右方向)とし、このX方向と直交する方向をY方向(前後方向)としている。
支柱41は、図17及び図18に示すように相互に対向する一対のフランジ及び各フランジを連結するウェブからなるH字形断面形状の鋼材を適宜の長さに切断してなり、地面に打ち込まれている。
図19(a)、(b)は、縦桟42を示す斜視図及び断面図である。図19(a)、(b)に示すように縦桟42は、側板42a、及び側板42aの両側で折り曲げられた天板42bと底板42cを有しており、その断面形状が概ねC型となっている。天板42bの一端には、上側に折り曲げられたストッパー片42dが設けられている。また、4本の横桟43が連結される天板42bのそれぞれの箇所には、穿孔42eが形成されている。更に、側板42aの略中央には、4つの長形孔42fが形成されており、各長形孔42fが縦桟42の長手方向に対して斜め方向の2列に並べて形成されている。
ここで、図17及び図18に示すように支柱41のウェブの上端部には、4つの長形孔41cが形成されており、ウェブの上端部に縦桟42の側板42aの中央部が重ね合わせられて、ウェブの上端部の各長形孔41cと縦桟42の側板42aの中央の各長形孔42fにそれぞれのボルトが通され、各ボルトにそれぞれのナットがねじ込まれて締め付けられ、支柱41の上端部に縦桟42の中央部が接続固定される。このとき、縦桟42の側板42aの各長形孔42fが縦桟42の長手方向に対して斜め方向の2列に並べて形成されていることから、ウェブの上端部の各長形孔41cと縦桟42の側板42aの中央の各長形孔42fとが重ね合わされると、縦桟42が傾斜し、この状態で縦桟42が支柱41に固定される。
また、支柱41のウェブの上端部の各長形孔41cが垂直方向に長いことから、各ボルトのナットを緩めれば、縦桟42を上下に移動させたり回転させて、縦桟42の高さ及び傾斜角度を調節することができる。また、縦桟42の側板42aの各長形孔42fが縦桟42の長手方向に長いことから、各ボルトのナットを緩めれば、縦桟42を縦桟42の長手方向に移動させることができ、縦桟42のY方向の位置を調節することができる。
図20(a)、(b)は、横桟43を示す斜視図及び断面図である。図20(a)、(b)に示すように横桟43は、主板43b、主板43bの両側で折り曲げられた各側板43a、及び各側板43aの一辺で内側に折り曲げられ、更に上方に折り曲げられてなるそれぞれの補強縁部43cを有している。主板43bの中央には、凸状に突出した案内レール43dが形成されている。案内レール43dは、横桟43全体に形成され、横桟43と同一の長さを有する。また、案内レール43dの複数箇所には、押え金具44を取付けるための1つの穿孔43eと一対のスリット43fが形成されている。
ここで、横桟43をX方向に極めて長く設ける必用があるものの、そのような長さを単一の部材で実現するのは困難である。このため、複数の横桟43を連結して、そのような長い横桟43を形成している。
図21及び図22は、複数の横桟43を連結するための外部連結部材51及び内部連結部材52を示す斜視図である。図21に示すように外部連結部材51は、主板51b、及び主板51bの両側で折り曲げられた各側板51aを有しており、その断面形状が概ねC型となっている。主板51bの中央には、穿孔51cが形成されている。また、各側板51aの一辺中央には、外部連結部材51の中央位置を示す切り込み51dが形成されている。
外部連結部材51の各側板51aの内側の間隔は、横桟43の各側板43aの外側の幅と同一か僅かに長くされ、外部連結部材51の各側板51aの内側に横桟43の各側板43aを挿入して抱え込むことができるようにされている。
また、図22に示すように内部連結部材52は、主板52b、主板52bの対向2辺で上方に折り曲げられた各側板52a、各側板52aとは鋭角をなすように該各側板52aの一辺で外側に折り曲げられたそれぞれの嵌合板52c、及び主板52bの他の対向2辺で下方に折り曲げられた各補強板52dを有している。主板52bの中央には、ネジ孔52eが形成されている。
内部連結部材52の主板52bは、外部連結部材51の主板51bよりも長くされており、外部連結部材51の主板51bを内部連結部材52の主板52bの各補強板52dの内側に配置して、主板51bを主板52bに重ねることができるようにされている。
図23及び図24は、2本の横桟43の連結構造を示す分解斜視図及び断面図である。図23及び図24に示すように2本の横桟43の端部同士を突合せ、各横桟43の内側に内部連結部材52を配置して、内部連結部材52の各嵌合板52cを各横桟43両側の補強縁部43cの内側に差込む。このとき、内部連結部材52の中心が各横桟43の継ぎ目に略重なるように内部連結部材52の位置を調節して、内部連結部材52の片側半分が一方の横桟43内側に配置され、かつ内部連結部材52の他の片側半分が他方の横桟43内側に配置されるようにする。そして、外部連結部材51を各横桟43の下側に被せて、外部連結部材51の各側板51aを横桟43の各側板43aに重ね合わせ、外部連結部材51の主板51bを内部連結部材52の各補強板52dの内側に嵌め入れて、外部連結部材51の主板51bを内部連結部材52の主板52bに重ね、主板51bの穿孔51cを主板52bのネジ孔52eに重ね合わせる。この後、ボルト53をワッシャ及び主板51bの穿孔51cに通して主板52bのネジ孔52eにねじ込んで締め付ける。これにより、外部連結部材51の主板51bと内部連結部材52の主板52bとが相互に密接して固定され、外部連結部材51の主板51bと内部連結部材52の各嵌合板52cとの間に各横桟43両側の補強縁部43cが挟み込まれて固定され、2本の横桟43の端部が外部連結部材51及び内部連結部材52を介して連結される。このようにして横桟43は連結されるため、横桟43上に形成された案内レール43dが、横桟43を連結するための各連結部材51、52により干渉されることなく、連結されることとなる。
次に、横桟43を縦桟42に接続固定するための構造について説明する。
図25は、横桟43を縦桟42に接続固定するための取付け金具を示す斜視図である。図25に示すように取付け金具54は、主板54b、主板54bの対向2辺で上方に折り曲げられた各側板54a、各側板54aとは鋭角をなすように該各側板54aの一辺で外側に折り曲げられたそれぞれの嵌合板54c、及び主板54bの他の対向2辺で下方に折り曲げられた各補強板54dを有している。主板54bの中央には、ネジ孔54eが形成されている。
取付け金具54の主板54bは、縦桟42の天板42bの幅よりも長くされており、縦桟42の天板42bを取付け金具54の各補強板54dの内側に配置して、主板54bを天板42bに重ねることができるようにされている。
図26は、縦桟42に対する横桟43の接続構造を示す斜視図である。図26に示すように横桟43を縦桟42上に載せて、横桟43の各補強縁部43cの内側に縦桟42の天板42bの穿孔42eが来るように横桟43の位置を調節する。そして、横桟43の内側に取付け金具54を配置し、縦桟42の主板42bを取付け金具54の各補強板54dの内側に嵌め入れて、取付け金具54の主板54bを縦桟42の天板42bに重ね、取付け金具54の各嵌合板54cを横桟43の各補強縁部43cの内側に差込み、主板42bの穿孔42eを主板54bのネジ孔54eに重ね合わせる。この後、ボルト55をワッシャ及び主板42bの穿孔52eに通して主板54bのネジ孔54eにねじ込んで締め付ける。これにより、縦桟42の天板42bと取付け金具54の主板54bとが相互に密接して固定され、縦桟42の天板42bと取付け金具54の各嵌合板54cとの間に各横桟43の各補強縁部43cが挟み込まれて固定され、横桟43が縦桟42に接続固定される。
このような取付け金具54を用いることにより接続構造の部品点数を節減することができる。また、縦桟42の主板42bが取付け金具54の各補強板54dの内側に嵌め入れられることにより取付け金具54に対する縦桟42の向きが決まり、かつ取付け金具54の各嵌合板54cが横桟43の各補強縁部43cの内側に差込まれることにより取付け金具54に対する横桟43の向きが決まり、また取付け金具54の各補強板54dと各嵌合板54cが相互に直交していることから、縦桟42と横桟43間の角度が自動的に直角に設定される。
次に、太陽電池パネル18の長い方の端部18aを固定するための押え金具44について説明する。図27は、押え金具44を示す斜視図である。図27に示すように押え金具44は、主板44a、及び主板44aの両側で下方に折り曲げられたそれぞれの差込片44bを有している。主板44aの中央には、穿孔44cが形成されている。
図24に示すように押え金具44は、ボルト56、コイルバネ57、及び補強金具58と共に横桟43に取付けられる。補強金具58は、断面形状がU字型になるように矩形状の金属板の両側部分を折り曲げたものであり、その中央にボルト56がねじ込まれるネジ孔を有している。ボルト56を押え金具44の中央の穿孔44c及びコイルバネ57に通し、更にボルト56を横桟43の案内レール43dの穿孔43eに通して横桟43の内側に配置された補強金具58のネジ孔にねじ込んでいる。押え金具44の各差込片44bは、案内レール43dの各スリット43fに差し込まれる。
各横桟43においては、各太陽電池モジュール16が並設されたときに、各押え金具44が各太陽電池モジュール16のそれぞれの被覆部材17に重なるように、各押え金具44の位置(案内レール43dの各穿孔43e及び各スリット43fの位置)が予め決められている。
また、太陽電池モジュール16の固定前は、コイルバネ57を短縮させない程度にボルト56が補強金具58にねじ込まれ、コイルバネ57により押え金具44が横桟43の案内レール43dから上方に離間して浮かされる。この状態で、太陽電池モジュール16の各被覆部材21が押え金具44に接触することなく、太陽電池モジュール16が横桟43上でスライドされる。
太陽電池モジュール16が横桟43上で位置決めされた後、ボルト56が締め付けられると、図28に示すように押え金具44と横桟43の主板43b間に被覆部材21が挟み込まれて固定され、太陽電池パネル18の長い方の端部18aが横桟43上で固定される。
次に、第2実施形態の太陽電池支持構造の施工方法を説明する。
まず、図17に示すように各支柱41を等間隔に配して突設し、各支柱41の上端部にそれぞれの縦桟42の中央部を接続して、各縦桟42を傾斜させて固定しておく。
また、図23及び図24に示すような連結構造により複数の横桟43を連結して、4本の長い横桟43を形成し、各横桟43を平行に並べる。そして、図29に示すように各横桟43と直交する複数の補助桟45を配して、各補助桟45を各横桟43の底面に固定し、各横桟43と各補助桟45を井桁状に組み合わせる。更に、複数の作業員が、各補助桟45をそれぞれの手に持ち、井桁状に組み合わせられた各横桟43と各補助桟45を持ち上げて、各横桟43を各縦桟42と直交するように配して、各横桟43を各縦桟42上に載せ、各横桟43を平行に並べかつ相互に異なる高さに配置する。この後、図26に示すような固定構造により各横桟43を各縦桟42に接続固定する。
また、各横桟43の複数箇所に、太陽電池モジュール16の両端部を固定支持するための各押え金具44を取付け、各押え金具44をそれぞれのコイルバネ57により横桟43の案内レール43dから上方に離間させて浮かしておく。更に、各横桟43の一端側に最も近い4個の押え金具44を取外しておく。
一方、各横桟43の一端側に、全ての太陽電池モジュール16を搬送して配置する。そして、隣り合う一対の横桟43の一端側近傍において、1枚目の太陽電池モジュール16を持ち上げて、太陽電池パネル18の短い方の対向2辺の方向で、太陽電池モジュール16を各横桟43間に架け渡して、太陽電池パネル18の長い方の対向2辺端部18aを各横桟43の主板43b上に載せる。このとき、各横桟43の一端側近傍の縦桟42と補助桟45を、太陽電池モジュール16を仮置きするためのテーブルとして用いる。これにより、重い太陽電池モジュール16を各横桟43間に架け渡す作業が容易になる。
そして、各横桟43上で太陽電池モジュール16をスライドさせて、太陽電池モジュール16を該各横桟43の一端側から他端側まで移動させる。
次に、2枚目の太陽電池モジュール16を持ち上げて各横桟43間に架け渡し、各横桟43上で太陽電池モジュール16を該各横桟43の一端側から既に搭載された1枚目の太陽電池モジュール16までスライドさせて移動させる。
3枚目以降の太陽電池モジュール16についても、同様の手順で各横桟43間に架け渡し、既に搭載された太陽電池モジュール16までスライドさせて移動させ、複数の太陽電池モジュール16を横一列に並べて搭載する。
下側から1番目の横桟43と2番目の横桟43の間、2番目の横桟43と3番目の横桟43の間、及び3番目の横桟43と4番目の横桟43の間のいずれにも、複数の太陽電池モジュール16を横一列に並べて搭載する。
この後、各横桟43において、各押え金具44のボルト56を締め付けて、各押え金具44と横桟43の主板43b間に各太陽電池モジュール16の各被覆部材21を挟み込んで固定し、同時に各太陽電池モジュール16も固定する。
また、各横桟43の一端側に最も近い4個の押え金具44を取外しておいたので、これらの押え金具44を取付けて、これらの押え金具44によっても各太陽電池モジュール16を固定する。
尚、上記第1及び第2実施形態の太陽電池支持構造においては、次のような変形例を適用することができる。例えば、太陽電池パネル18の対向2辺の各端部18aの被覆部材21のいずれについても、外側側面21b及び外側下面21cにフッ素樹脂テープ23を貼り付けているが、太陽電池パネル18の傾斜上方に位置する被覆部材21については、外側側面21bが横桟の案内レールに接触しないかあるいは接触する頻度が少なく、外側側面21bの接触が太陽電池モジュール16の円滑なスライド動作を妨げることは殆どないため、外側側面21bのフッ素樹脂テープ23を省略してもよい。勿論、太陽電池パネル18の傾斜下方に位置する被覆部材21については、外側側面21b及び外側下面21cの両方にフッ素樹脂テープ23を貼り付けることが好ましい。
また、被覆部材21にフッ素樹脂テープ23を貼り付けて、被覆部材21の外側側面21b及び外側下面21cの摩擦係数を小さくしているが、フッ素樹脂テープ23の代りに、摩擦係数が小さな他の種類の合成樹脂テープを貼り付けてもよい。また、被覆部材21にフッ素樹脂テープや合成樹脂テープを貼り付ける代わりに、被覆部材21の外側側面21b及び外側下面21cに小さな摩擦係数の合成樹脂層をコーティングもしくは塗布しても構わない。この合成樹脂層として、フッ素樹脂を含むものを適用すれば、摩擦係数を効果的に小さくすることができる。また、十分に小さな摩擦係数を得られるならば、アルミ等の金属箔からなるテープの裏面に粘着剤もしくは接着剤を塗布した金属テープを用いても良い。
また、合成樹脂テープ、金属テープ、合成樹脂層は、被覆部材21の外側面全体を覆っても構わない。
また、被覆部材21の素材として、摩擦係数の小さなものを適用しても構わない。この場合は、被覆部材21が横桟上で滑り易くなるだけではなく、太陽電池パネル18の端部18aに対しても被覆部材21が滑り易くなって、被覆部材21の位置がずれ、太陽電池パネル18の端部18aから被覆部材21が脱落することがあり得るので、被覆部材21の内側面を太陽電池パネル18の端部18aに接着する。あるいは、太陽電池パネル18の端部18aに凹凸部材を接着し、被覆部材21の内側面の形状を凹凸部材に係止するように形成して、被覆部材21の内側を太陽電池パネル18の端部18aの凹凸部材に係止させる。これにより、被覆部材21の内側面の摩擦係数が大きくもしくは無限大に設定され、被覆部材21の脱落が防止される。
あるいは、被覆部材21として、摩擦係数の小さな材質からなり、U字型の断面形状を有する外側部材と、摩擦係数の大きな材質からなり、U字型の断面形状を有する内側部材とを重ねて接着した2層構造のものを適用しても構わない。例えば、フッ素樹脂をU字型の断面形状に成形した外側部材と、ゴム材をU字型の断面形状に成形した外側部材とを重ねて接着する。
また、被覆部材21の外側面や内側面に対する加工は、上述した施工における太陽電池モジュール16のスライド動作が円滑に行えるのであれば、外側面全体や内側面全体に施されていなくても良い。ここで、被覆部材21の外側下面21cの一部のみに対して摩擦係数が低減するような加工を施しても、外側下面21c全体の平均的な摩擦係数を低減させて、外側下面21cの摩擦係数を被覆部材21の溝21dの内側面の摩擦係数よりも小さくすることができ、被覆部材21を横桟上で円滑にスライドさせかつ太陽電池パネル18の端部18aに対する被覆部材21の取付け位置のずれを防止することが可能である。
また、被覆部材21の材質について、ゴム材21aに限定されるものではないが、耐衝撃性の観点からは弾性部材を用いることが好ましく、また太陽電池モジュール16外周端面での電気的絶縁性の観点からは絶縁性部材を用いることが好ましく、これらの理由からゴム材21aを用いている。
また、全ての横桟に案内レールを設けているが、横桟上に太陽電池モジュール16を設置しないのであれば、横桟の案内レールの全て又は一部を省略してもよい。例えば、図16の構成において、一番上(下側から4番目)の横桟15の案内レール15dを省略しても良い。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態及び変形例について説明したが、本発明は係る例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと解される。
11 コンクリート基礎
12 ベース桟
13 アーム
14、42 縦桟
15、43 横桟
15d、43d 案内レール
16 太陽電池モジュール
17、44 押え金具
18 太陽電池パネル
21 被覆部材
22 保護部材
23 フッ素樹脂テープ
31、54 取付け金具
32、33 ボルト
34 コイルバネ
35 補強金具
41 支柱
45 補助桟
51 外部連結部材
52 内部連結部材

Claims (19)

  1. 太陽電池パネルと、
    前記太陽電池パネル端部の少なくとも一部を覆う被覆部材とを備え、
    前記被覆部材は、前記太陽電池パネル端部の少なくとも下面に重なる部分において、外側面の摩擦係数が前記太陽電池パネル端部に接する内側面の摩擦係数よりも小さくなるように、外側面及び内側面の少なくとも一方に加工が施されたことを特徴とする太陽電池モジュール。
  2. 請求項1に記載の太陽電池モジュールであって、
    前記太陽電池パネルの対向2辺端部にそれぞれの前記被覆部材が設けられており、
    前記対向2辺端部の少なくとも一方の端部に設けられた前記被覆部材は、前記太陽電池パネル端面に重なる部分において、外側面の摩擦係数が前記太陽電池パネル端部に接する内側面の摩擦係数よりも小さくなるように、外側面及び内側面の少なくとも一方に加工が施されたことを特徴とする太陽電池モジュール。
  3. 請求項1又は2に記載の太陽電池モジュールであって、
    前記被覆部材に対する加工が外側面に施されており、
    前記外側面の加工は、前記外側面に対する合成樹脂テープの接着であり、
    前記合成樹脂テープの表面の摩擦係数が前記被覆部材の内側面の摩擦係数よりも小さいことを特徴とする太陽電池モジュール。
  4. 請求項3に記載の太陽電池モジュールであって、
    前記合成樹脂テープは、フッ素樹脂からなるテープの裏面に粘着剤もしくは接着剤を塗布したものであることを特徴とする太陽電池モジュール。
  5. 請求項1又は2に記載の太陽電池モジュールであって、
    前記被覆部材に対する加工が外側面に施されており、
    前記外側面の加工は、前記外側面に対する合成樹脂層のコーティングもしくは塗布であり、
    前記合成樹脂層の表面の摩擦係数が前記被覆部材の内側面の摩擦係数よりも小さいことを特徴とする太陽電池モジュール。
  6. 請求項5に記載の太陽電池モジュールであって、
    前記合成樹脂層は、フッ素樹脂を含む層であることを特徴とする太陽電池モジュール。
  7. 請求項1〜6のいずれか1つに記載の太陽電池モジュールであって、
    前記被覆部材は、U字型の断面形状を有しており、前記被覆部材のU字型の断面形状の内側に前記太陽電池パネル端部を挟み込んだことを特徴とする太陽電池モジュール。
  8. 請求項1〜7のいずれか1つに記載の太陽電池モジュールであって、
    前記被覆部材に対する加工が内側面に施されており、
    前記内側面の加工は、前記太陽電池パネル端部に対する前記内側面の接着もしくは係止であることを特徴とする太陽電池モジュール。
  9. 請求項1〜8のいずれか1つに記載の太陽電池モジュールであって、
    前記太陽電池パネルは、長方形であり、前記太陽電池パネルの長い方の対向2辺端部にそれぞれの前記被覆部材を付設したことを特徴とする太陽電池モジュール。
  10. 請求項9に記載の太陽電池モジュールであって、
    前記太陽電池パネルの短い方の対向2辺端部にそれぞれの保護部材を付設したことを特徴とする太陽電池モジュール。
  11. 請求項1〜10のいずれか1つに記載の太陽電池モジュールであって、
    前記太陽電池パネルは、透光性基板と、前記透光性基板上に形成された光電変換層と、光電変換層側に配置された保護板とを備え、
    前記太陽電池モジュールは、前記被覆部材を前記太陽電池パネルの端部に設けたフレームレスタイプであることを特徴とする太陽電池モジュール。
  12. 太陽電池モジュールを支持する太陽電池支持構造であって、
    前記太陽電池モジュールは、太陽電池パネルと、前記太陽電池パネル端部の少なくとも一部を覆う被覆部材とを備え、前記被覆部材の少なくとも一部の外側面の摩擦係数が前記太陽電池パネル端部に接する内側面の摩擦係数よりも小さくなるように、外側面及び内側面の少なくとも一方に加工が施されたものであり、
    桟上に案内レールを設け、前記太陽電池モジュールの端部を前記桟上に載せて、前記太陽電池パネル端部の被覆部材の摩擦係数が内側面より小さくされた外側面を前記桟の上面及び前記案内レールにスライド可能に当接させたことを特徴とする太陽電池支持構造。
  13. 請求項12に記載の太陽電池支持構造であって、
    2本の前記桟並びに前記案内レールを平行に配置し、
    前記太陽電池パネルの対向2辺端部にそれぞれの前記被覆部材を設け、
    前記太陽電池パネルの対向2辺端部を前記各桟に載せて、前記対向2辺端部の各被覆部材の摩擦係数が内側面より小さくされた外側面を前記各桟の上面及び前記案内レールにスライド可能に当接させたことを特徴とする太陽電池支持構造。
  14. 請求項13に記載の太陽電池支持構造であって、
    前記太陽電池パネルは、長方形であり、前記太陽電池パネルの長い方の対向2辺端部にそれぞれの前記被覆部材を付設し、前記太陽電池パネルの長い方の対向2辺端部を前記各桟に載せて、前記対向2辺端部の各被覆部材の摩擦係数が内側面より小さくされた外側面を前記各桟の上面及び前記案内レールにスライド可能に当接させたことを特徴とする太陽電池支持構造。
  15. 請求項13又は14に記載の太陽電池支持構造であって、
    前記太陽電池パネルの短い方の対向2辺端部にそれぞれの保護部材を付設したことを特徴とする太陽電池支持構造。
  16. 請求項13〜15のいずれか1つに記載の太陽電池支持構造であって、
    前記桟上に載せられた前記太陽電池パネル端部の被覆部材を押え付けて固定する押え部材を備えたことを特徴とする太陽電池支持構造。
  17. 請求項12に記載の太陽電池支持構造の施工方法であって、
    2本の前記桟並びに前記案内レールを平行に配置し、
    対向2辺端部のそれぞれに前記被覆部材が設けられた前記太陽電池パネルの前記対向2辺端部を前記各桟に載せて、前記対向2辺端部の各被覆部材の摩擦係数が内側面より小さくされた外側面を前記各桟の上面及び前記案内レールにスライド可能に当接させ、
    前記太陽電池モジュールを前記各桟上でスライドさせて位置決めすることを特徴とする太陽電池支持構造の施工方法。
  18. 請求項17に記載の太陽電池支持構造の施工方法であって、
    前記桟上に載せられた前記太陽電池パネル端部の被覆部材を押え付けて固定する押え部材と、前記押え部材と前記桟の間に介在して、前記押え部材を前記桟から離間させるバネ部材とを設け、
    前記バネ部材により前記押え部材を前記桟から離間させた状態で、前記太陽電池モジュールを前記各桟上でスライドさせて位置決めし、この後に前記バネ部材の弾性力に抗して、前記押え部材を前記桟上に載せられた前記太陽電池パネル端部の被覆部材に押し付けて固定することを特徴とする太陽電池支持構造の施工方法。
  19. 太陽電池モジュールを備える太陽光発電システムであって、
    前記太陽電池モジュールは、太陽電池パネルと、前記太陽電池パネルの対向2辺端部に設けられて前記太陽電池パネル端部の少なくとも一部を覆う被覆部材とを備え、前記被覆部材の少なくとも一部の外側面の摩擦係数が前記太陽電池パネル端部に接する内側面の摩擦係数よりも小さくなるように、前記各被覆部材の外側面及び内側面の少なくとも一方に加工が施されたものであり、
    2本の桟を平行に配置して、前記各桟上にそれぞれの案内レールを設け、前記太陽電池パネルの対向2辺端部を前記各桟に載せて、前記対向2辺端部の各被覆部材の摩擦係数が内側面より小さくされた外側面を前記各桟の上面及び前記案内レールにスライド可能に当接させ、押え部材により前記桟上に載せられた前記太陽電池パネル端部の被覆部材を押え付けて固定したことを特徴とする太陽光発電システム。
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