JPH07332378A - 密封型スラスト軸受 - Google Patents

密封型スラスト軸受

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JPH07332378A
JPH07332378A JP6122323A JP12232394A JPH07332378A JP H07332378 A JPH07332378 A JP H07332378A JP 6122323 A JP6122323 A JP 6122323A JP 12232394 A JP12232394 A JP 12232394A JP H07332378 A JPH07332378 A JP H07332378A
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seal
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outer ring
case
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Shuichi Ishikawa
修一 石川
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 泥水等がかかっても、摺動部に著しい摩耗が
発生する事を防止する。 【構成】 外輪13に耐食性を有する材料で造られたケ
ース17を外嵌固定する。内輪14の外周縁に外側シー
ルリング21を外嵌固定する。この外側シールリング2
1を構成する第一の外側シールリップ25の外周縁を、
上記ケース17の外側円筒部19の内周面に摺接させ
る。内側フランジ15に内側シールリング28を外嵌固
定する。この内側シールリング28を構成する第一の内
側シールリップ29の先端縁を、上記ケース17の平板
部18に摺接させる。この平板部18の内周縁には内側
円筒部20を形成し、上記第一の内側シールリップ29
の先端縁と平板部18との摺接部を覆う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明に係る密封型スラスト軸受
は、例えば自動車の前輪を支持する懸架装置を構成する
為のストラットに組み込んだ状態で使用する。
【0002】
【従来の技術】操舵輪である自動車の前輪を支持する為
の懸架装置のうち、ストラット式の懸架装置の場合は、
オイルダンパを構成するダンパケースを、車体に対して
昇降自在に支持する。上記前輪は、このダンパケースの
下端部に固設された枢軸に回転自在に支持され、上記オ
イルダンパは車体に対して回転自在に支持される。従っ
て、上記オイルダンパを構成するロッドの上端部と車体
との間には、このロッドを、スラスト荷重を支承しつつ
回転自在に支持する為のスラスト軸受が必要になる。
【0003】この様な部分に使用するスラスト軸受とし
て従来から、例えば実開昭62−179424号公報に
記載された、密封型スラスト軸受が知られている。この
密封型スラスト軸受は、図7に示す様に、それぞれが円
輪状に形成された外輪1及び内輪2と、これら外輪1と
内輪2との間に挟持された複数の転動体3とから構成さ
れている。尚、図示の例では転動体3として玉を使用し
ているが、重量の嵩む車両用のスラスト軸受の場合に
は、テーパころ等、他の転動体を使用する場合もある。
【0004】上記外輪1は、片面(図7の下面)に外輪
軌道4を、外周縁に外側フランジ5を、それぞれ有す
る。又、上記内輪2は、片面(図7の上面)に内輪軌道
6を、内周縁に内側フランジ7を、それぞれ有する。
又、上記複数の転動体3は、上記外輪軌道4と内輪軌道
6との間に転動自在に設けられて、上記外輪1と内輪2
との相対回転を自在とする。
【0005】更に、上記外側フランジ5と内輪2の外周
縁との間には外側シールリング8を、上記内側フランジ
7と外輪1の内周寄り部分との間には内側シールリング
9を、それぞれ設けている。これら各シールリング8、
9は、それぞれ芯金10a、10bと弾性体11a、1
1bとから成る。そして、上記外側シールリング8を構
成する芯金10aを上記外側フランジ5に内嵌固定し、
この芯金10aにより補強された弾性体11aのリップ
12aの先端縁を、上記内輪2の外周縁に摺接させてい
る。又、内側シールリング9を構成し芯金10bにより
補強された弾性体11bを、上記内側フランジ7に外嵌
し、この弾性体11bに形成したリップ12bの先端縁
を、上記外輪1の片面内周寄り部分に摺接させている。
【0006】上述の様に、外輪1と内輪2との間に外
側、内側、両シールリング8、9を設ける事により、上
記複数の転動体3を設置した部分に存在するグリースが
外部に漏洩するのを防止すると共に、この部分に塵芥や
雨水等の異物が進入する事を防止する。又、外側シール
リング8のリップ12aと内輪2の外周縁との係合によ
り、密封型スラスト軸受を所定部位に組み込む以前に於
いても、この内輪2と外輪1とが分離する事を防止す
る。従って、密封型スラスト軸受の構成各部品を一体的
に取り扱える様になって、組立作業の容易化を図れる。
【0007】又、実開平5−79047号公報には、図
8に示す様な構造が記載されている。この図8に記載し
た構造の場合には、外側シールリング8のリップ12a
と内輪2の外周縁とを係合させるだけでなく、内側シー
ルリング9のリップ12bと外輪1の内周縁とを係合さ
せている。この結果、図7に記載した構造に比べて、外
輪1と内輪2との分離防止効果が大きくなる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述の様に
構成され作用する従来の密封型スラスト軸受は、何れの
構造の場合も、次に述べる様な解決すべき点があった。
即ち、何れの構造の場合も、外側フランジ5に支持した
外側シールリング8の弾性体11aのリップ12aが軸
受の外部に露出している。又、図8に示した構造の場合
には、上記外側のリップ12aだけでなく、内側のリッ
プ12bも外部に露出している。
【0009】これら外部に露出しているリップ12a、
12bの先端縁部と相手面(内輪2の内周縁部表面、外
輪1の内周縁部表面)との摺動部には、自動車の走行に
伴って雨水や泥水がかかり易い。そして、かかった泥水
が乾燥した後には、上記摺動部に泥や塵芥等の異物が残
留し、この異物が一種の研磨剤の役目を果たして、上記
リップ12a、12bの先端縁部や相手面を傷付ける可
能性がある。この結果、これらリップ12a、12bの
先端縁部や相手面が早期に摩耗し、転動体設置部分への
雨水や泥水の進入防止効果が早期に失われる可能性があ
る。
【0010】そして、上述の様な摩耗は、上記相手面に
生じた錆により、更に著しくなる場合がある。即ち、懸
架装置用の密封型スラスト軸受に組み込む外輪1及び内
輪2は、全体を炭素鋼により造り、その表面に腐食防止
の為、電気亜鉛メッキ等の表面処理層を形成する場合が
多い。ところが、上述の様に摺動部に進入した異物によ
り摩耗が進むと、上記表面処理層が摩滅して上記炭素鋼
が露出し、この露出部分に錆が発生する。そして、この
錆が上記リップ12a、12bの先端縁部を削り、この
先端縁部の摩耗を更に進行させてしまう。
【0011】本発明の密封型スラスト軸受は、上述の様
な摩耗を防止すべく考えたものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の密封型スラスト
軸受は、片面に外輪軌道を有する円輪状の外輪と、片面
に内輪軌道を、内周縁に円筒状で上記片面側に突出する
内側フランジを、それぞれ有する円輪状の内輪と、上記
外輪軌道と内輪軌道との間に転動自在に設けられた複数
の転動体と、上記外輪の片面と上記内輪の片面との間に
設けられて上記複数の転動体が存在する空間の両端を塞
ぐ密封装置とを備えている。
【0013】特に、本発明の密封型スラスト軸受に於い
ては、上記密封装置は、耐食性を有する板材により全体
を円環状に形成されたケースと、上記内輪の外周縁に外
嵌固定された円環状の外側シールリングと、上記内側フ
ランジの端縁部に嵌合固定された円環状の内側シールリ
ングとを備えている。そして、上記ケースは、円輪状の
平板部の外周縁に上記外輪に外嵌固定自在な外側円筒部
を、この平板部の内周縁に上記外輪の内径寸法よりも十
分に小さな外径寸法を有する内側円筒部を、互いに同方
向に形成し、上記外側円筒部を上記外輪に外嵌する事に
より、この外輪に外嵌固定されたものである。又、上記
外側シールリングは、弾性材により造られ、その外周縁
を上記外側円筒部の内周面に摺接させる外側シールリッ
プを有し、上記内側シールリングは、弾性材により造ら
れ、その先端縁を上記ケースの平板部の内面で、上記外
輪の内周縁よりも直径方向内方に突出した部分に摺接さ
せる内側シールリップを有する。
【0014】
【作用】上述の様に構成される本発明の密封型スラスト
軸受の場合には、外側シールリングの外側シールリップ
が外側円筒部の内周面と摺接する事により、内側シール
リングの内側シールリップが平板部の内面に摺接する事
により、転動体設置部分に雨水や泥水等が進入するのを
防止する。これら各シールリップと相手面との摺動部
は、上記外側円筒部、或は平板部の内周縁に形成された
内側円筒部に覆われて、軸受の外部に露出しない。従っ
て各摺動部に雨水や泥水がかかりにくくなって、上記各
シールリップの先端縁や相手面の摩耗防止を図れる。
【0015】
【実施例】図1は本発明の第一実施例を示している。外
輪13は、炭素鋼等の硬質金属により円輪状に形成され
ており、片面(図1の下面)に外輪軌道4を有する。
又、内輪14は、やはり炭素鋼等の硬質金属により、断
面L字形で全体を円輪状に形成されており、片面(図1
の上面)に内輪軌道6を有する。この内輪14の内周縁
にはその全周に亙って、円筒状の内側フランジ15を形
成している。この内側フランジ15は、上記内輪軌道6
を設けた片面側(図1の上側)に突出している。尚、内
輪14の表面には、耐食性確保の為の表面処理層を形成
している。又、上記外輪軌道4と内輪軌道6との間には
複数の転動体3を転動自在に設けて、上記外輪13と内
輪14との相対回転を自在としている。尚、図示の例で
は、この転動体3として玉を使用しているが、支承すべ
きスラスト荷重が大きい場合には、転動体としてテーパ
ころや円筒ころを使用する事もできる。又、必要に応じ
て保持器を設け、隣り合う転動体同士の接触防止を図る
事もできる。
【0016】更に、上記外輪13の片面と上記内輪14
の片面との間には、本発明の特徴である密封装置を設け
て、上記複数の転動体3が存在する空間16の両端を塞
ぎ、この空間16内に雨水や泥水、更には塵芥等の各種
異物が進入する事を防止している。
【0017】上記外輪13には、この密封装置を構成す
るケース17を外嵌固定している。このケース17は、
SUS430等の耐食性金属板、或はエンジニアリング
プラスチック等の合成樹脂の様に、耐食性及び耐圧縮性
を有する板材により、全体を円環状に形成されている。
尚、ケース17を金属板により造る際には、絞り成形等
の塑性加工により、合成樹脂により造る際には射出成形
により、それぞれ造る。このケース17は、円輪状の平
板部18を有する。この平板部18の外周縁には、外側
円筒部19を、同じく内周縁には内側円筒部20を、互
いに同方向(図1の下方向)に形成している。
【0018】上記各円筒部19、20のうち、外側円筒
部19は、上記外輪13の厚さ寸法Tよりも十分に大き
な幅寸法W(W>T)を有する。又、この外側円筒部1
9の自由状態での内径寸法は、上記外輪13の外径寸法
よりも僅かに小さくしている。又、上記内側円筒部20
は、上記外輪13の厚さ寸法Tよりも小さな幅寸法w
と、上記外輪13の内径寸法よりも十分に小さな外径寸
法とを有する。従って、上記平板部18の内周寄り部分
(図1の右寄り部分)は、上記外輪13の内周縁よりも
直径方向内方に突出している。この様なケース17は、
上記外側円筒部19を上記外輪13に外嵌する事によ
り、この外輪13に外嵌固定されている。
【0019】又、前記内輪14の外周縁には、円環状の
外側シールリング21を外嵌固定している。この外側シ
ールリング21は、断面L字形の芯金22によりシール
材23を補強して成る。上記芯金22は、SPCC等の
冷間圧延鋼板(鋼帯)、その他の金属板により、シール
材23はゴム、エラストマー等の弾性材により、それぞ
れ造られている。この様なシール材23は、上記芯金2
2をモールド成形する事により円環状に形成されるもの
で、上記芯金22にその基端部(図1の右下端部)を結
合した結合部24と、この結合部24の先端部(図1の
左上端部)から二又に分岐した、第一、第二の外側シー
ルリップ25、26とを備える。
【0020】密封型スラスト軸受の組立時に、これら各
外側シールリップ25、26は弾性変形し、それぞれの
外周縁を相手面に弾性的に当接させる。即ち、第一の外
側シールリップ25の外周縁を前記ケース17の外側円
筒部19の内周面中間部に、第二の外側シールリップ2
6の外周縁を前記外輪13の片面外周寄り部分に、それ
ぞれ当接させている。これら各外側シールリップ25、
26の外周縁と相手面とは、上記外輪13と前記内輪1
4との相対回転に伴って互いに摺接する。
【0021】一方、前記内側フランジ15の端縁部に
は、円環状の内側シールリング28を外嵌固定してい
る。この内側シールリング28も、上述した外側シール
リング21と同様に、芯金22aとシール材23aとか
ら構成されている。このうちのシール材23aは、第一
の内側シールリップ29と第二の内側シールリップ30
とを有する。そして、密封型スラスト軸受の組立時に
は、上記第一の内側シールリップ29の先端縁(図1の
上端縁)を、前記ケース17の平板部18の内面内周寄
り部分で、前記外輪13の内周縁よりも直径方向内方に
突出した部分に、弾性的に当接させている。又、上記第
二の内側シールリップ30はその先端縁を、前記外輪1
3の内周縁に、弾性的に当接させている。そして、これ
ら各内側シールリップ29、30の先端縁と相手面と
は、上記外輪13と前記内輪14との相対回転に伴って
互いに摺接する。
【0022】上述の様に構成される本発明の密封型スラ
スト軸受の場合には、外側シールリング21に設けられ
た第一、第二の外側シールリップ25、26が、外側円
筒部19の内周面又は外輪13の片面と摺接する事によ
り、前記転動体3が存在する空間16の外周側開口を塞
ぐ。又、内側シールリング28に設けられた第一、第二
の内側シールリップ29、30が、上記平板部18の内
面又は上記外輪13の内周縁に摺接する事により、上記
空間16の内周側開口を塞ぐ。そして、これら外周側開
口、内周側開口の何れからも、転動体設置部分である上
記空間16内に雨水や泥水等が進入するのを防止する。
【0023】特に、本発明の密封型スラスト軸受の場合
には、これら各シールリップ25、26、29、30と
相手面との摺動部は、上記外側円筒部19、或は上記平
板部18の内周縁に形成された内側円筒部20に覆われ
て、軸受の外部に露出しない。従って各摺動部に雨水や
泥水がかかりにくくなって、上記各シールリップ25、
26、29、30の先端縁や相手面の摩耗防止を図れ
る。又、上方から雨水等がかかった場合にも、この雨水
等はケース17に導かれて流下する為、上記摺動部にこ
の雨水等が付着しにくくなる。又、乾燥した泥等の異物
も、この摺動部に付着しにくくなる。更に、図示の実施
例では、上記外周側開口、内周側開口の何れの部分に
も、シールリップ25、26、29、30が二重に設け
られている。従って、上記空間16内への異物進入防止
効果はより確実になる。尚、上記内側円筒部20は、上
記摺動部を覆う他、前記平板部18の強度を向上させ
て、この平板部18を変形しにくくする機能を持つ。更
にこの内側円筒部20は、スラスト軸受にかかった雨水
等を下方に導き、この雨水等が上記摺動部に達しにくく
する機能も持つ。
【0024】又、第一の外側シールリップ25の外周縁
が摺接する外側円筒部19、並びに第一の内側シールリ
ップ29の先端縁が摺接する平板部18を有するケース
17は、ステンレス鋼板、或は合成樹脂等、耐食性を有
する材料により造られている。この為、上記各シールリ
ップ25、29の端縁が摺接する相手面に錆が発生する
事がなく、錆によってこれら各シールリップ25、29
の端縁の摩耗が著しくなる事はない。第二の外側シール
リップ26及び第二の内側シールリップ30の先端縁が
摺接する外輪13には、従来構造と同様、必要に応じて
表面処理を施す場合もある。但し、これら第二の外側シ
ールリップ26及び第二の内側シールリップ30の先端
縁と外輪13との摺接部よりも外側には、上記第一の外
側シールリップ25及び第一の内側シールリップ29に
よるシール部が存在する。この為、上記第二の外側シー
ルリップ26及び第二の内側シールリップ30の先端縁
と外輪13との摺接部に雨水等が入り込む事は殆どな
い。従って、外輪13を炭素鋼等により造った場合で
も、これら各摺動部に錆が発生する可能性は殆どない。
【0025】尚、上記外側円筒部19の先端は薄肉部と
し、この薄肉部を直径方向内側に折り曲げて、折り曲げ
部27を形成している。この折り曲げ部27の形成作業
は、例えば上記第一、第二の外側シールリップ25、2
6を上記外側円筒部19内に挿入した後に行う。そし
て、この折り曲げ部27を形成した後は、上記第一の外
側シールリップ25の外周縁部と折り曲げ部27との係
合により、前記外側シールリング21並びにこの外側シ
ールリング21を外嵌固定した内輪14と、上記ケース
17を外嵌固定した外輪13との分離防止を図れる。従
って、密封型スラスト軸受を一体的に取り扱えて、部品
管理や組み付け性向上を図れる。尚、第一、第二の外側
シールリップ25、26は弾性変形自在であるから、上
記折り曲げ部27を形成した後、上記第一、第二の外側
シールリップ25、26を外側円筒部19内に挿入する
事もできる。何れにしても、折り曲げ部27を形成され
た外側円筒部19は強度が向上し、変形しにくくなる。
【0026】次に、図2〜6は本発明の第二実施例を示
している。本実施例では、上述した第一実施例に比べて
よりシール性を向上させるべく、外側シールリング21
aと内側シールリング28aとの形状を工夫している。
【0027】先ず、外側シールリング21aに就いて説
明する。この外側シールリング21aを構成する芯金2
2´の中間部には、折れ曲がり角部から外方(図2の左
上方)に突出した突出部31を形成し、この突出部31
によって、シール材23´の結合部24´を補強してい
る。従ってこの結合部24´は、密封型スラスト軸受の
組み立てに伴って第一、第二の外側シールリップ25、
26の外周縁若しくは先端縁が相手面により押された場
合でも、僅かしか弾性変形しない。この結果本実施例の
場合には、上述した第一実施例の場合に比べて、上記第
二の外側シールリップ26の先端縁と外輪13の片面と
の当接圧を十分に確保できる。この点に就いて以下に説
明する。
【0028】前述した第一実施例の場合には、第一の外
側シールリップ25と外側円筒部19の内周面との当接
に基づいて結合部24(図1)が弾性変形し、第二の外
側シールリップ26が外輪13の片面から離れる傾向と
なる。この結果上記第一実施例では、この第二の外側シ
ールリップ26の先端縁と上記外輪13の片面との当接
圧が低くなり、この第二の外側シールリップ26による
シール性が不十分となる可能性がある。又、第二の外側
シールリップ26が上記外輪13の片面に押され、上記
結合部24が弾性変形する結果、第一の外側シールリッ
プ25が上記外側円筒部19の内周面から離れる傾向と
なる。この結果、この第一の外側シールリップ25の先
端縁と上記外側円筒部19の内周面との当接圧が低くな
り、この第一の外側シールリップ25によるシール性が
不十分となる可能性もある。これに対して本実施例の場
合には、上記突出部31により上記結合部24´の弾性
変形を防止しているので、第一の外側シールリップ25
と外側円筒部19の内周面との当接時にも、第二の外側
シールリップ26が上記外輪13の片面から離れる傾向
にはならない。又、第二の外側シールリップ26と外輪
13の片面との当接時にも、第一の外側シールリップ2
5が上記外側円筒部19の内周面から離れる傾向にはな
らない。この結果、この第二の外側シールリップ26の
先端縁と上記外輪13の片面との当接圧、並びに第一の
外側シールリップ25の先端縁と上記外側円筒部19の
内周面との当接圧が十分に確保され、これら第一、第二
の外側シールリップ25、26によるシール性が十分に
なる。
【0029】更に、図示の実施例の場合には、外側シー
ルリング21aの内周縁部に第三の外側シールリップ3
2を設け、この第三の外側シールリップ32の先端縁を
上記外輪13の片面に、弾性的に当接させている。従っ
て、空間16の外周側開口は、第一〜第三の外側シール
リップ25、26、32により三重にシールされた状態
となり、上記空間16内への異物進入防止効果はより確
実になる。
【0030】次に、内側シールリング28aに就いて説
明する。この内側シールリング28aを構成する第一、
第二の内側シールリップ29、30´のうち、第二の内
側シールリップ30´の先端部は二又に分岐して、第一
副リップ33と第二副リップ34とを有する。そして、
このうちの第一副リップ33の先端部側面を、上記外輪
13の内周縁片面側端縁に、第二副リップ34の先端部
側面をこの外輪13の内周縁に、それぞれ弾性的に当接
させている。当接状態でこれら第一、第二、両副リップ
33、34同士の交差角度は、自由状態よりも大きくな
っている。この為、これら各副リップ33、34の先端
部側面と相手面との当接圧は十分に確保される。即ち、
第一副リップ33と外輪13の内周縁との当接に基づ
き、上記第二の内側シールリップ30´が図2で反時計
方向に回動する傾向となるのに対して、第二副リップ3
4と外輪13の内周縁との当接に基づき、上記第二の内
側シールリング30´が図2で時計方向に回動する傾向
となる。この結果、第二の内側シールリング30´が外
輪13の内周縁から離れる傾向とはならず両副リップ3
3、34の先端部側面と外輪13の内周縁との当接圧が
十分大きくなる。従って、第一、第二の内側シールリッ
プ29、30´によるシール部分が三重に設けられる事
と相まって、上記空間16の内周側開口のシール性も十
分に確保され、この空間16内への異物進入防止効果
が、前記第一実施例の場合に比べてより確実になる。
【0031】次に、第二実施例の構造を組み立てる際の
手順に就いて説明する。先ず、図3のに示す様に予め
造られたケース17を、同図のに示す様にやはり予め
造られた外輪13に外嵌し、同図のに示す様に、両部
材17、13を組み合わせた外輪側ユニット35とす
る。
【0032】一方、図4のに示す様に予め造られた内
輪14の外周縁部に、同図のに示す様にやはり予め造
られた外側シールリング21aを外嵌する事により、同
図のに示す様に、これら両部材14、21aを組み合
わせたユニット36とする。そしてこのユニット36
に、同図のに示す様にやはり予め造られた内側シール
リング28aを、内側フランジ15の端縁部に外嵌する
事により組み合わせ、同図のに示す様な内輪側ユニッ
ト37とする。そして、この内輪側ユニット37の内輪
軌道6に、同図のに示す様な転動体3、3を載置し
て、同図のに示す様なユニット38とすると共に、こ
の転動体3、3設置部分及び各シールリップ25、2
6、29、30´部分にグリースを塗布する。
【0033】そして、図5に示す様に、このユニット3
8を受板39に載せると共に、上記外輪側ユニット35
を押し板40の下面に形成したガイド凸部41に外嵌
し、これらユニット38と外輪側ユニット35とを対向
させる。この状態で図示の例の場合には、未だケース1
7の外側円筒部19の先端部には折り曲げ部27(図
2)を形成していない。この折り曲げ部27を予め形成
しておく事もできる事は、前述した第一実施例と同様で
ある。
【0034】この様にユニット38と外輪側ユニット3
5とを対向させたならば、上記受板39と押し板40と
を互いに近づけ合う。この結果、初めは図6(A)に示
す様に互いに離隔していた外輪13と内輪14とが、同
図(B)に示す様に互いに近づき合い、同図(C)に示
す様に、各転動体3、3の転動面と外輪軌道4及び内輪
軌道6とが当接する状態に組み合わされる。そこで、図
6(C)に組み合わされた状態で、上記ケース17の外
側円筒部19の先端部に形成した薄肉部を直径方向内方
に折り曲げ、折り曲げ部27(図2)を形成する。前記
第二副リップ34の外径寸法は、前記内側シールリング
28aの自由状態では、外輪13の内径よりも少し小さ
い。従って、上記ガイド凸部41により案内しつつ組み
合わせ作業を行なえば、外輪13の内周縁部分でこの第
二副リップ34がめくれる事はない。尚、上記折り曲げ
部27を予め形成しておいた場合には、第一、第二の外
側シールリップ25、26を余分に弾性変形させつつ、
組み合わせ作業を行なう。
【0035】
【発明の効果】本発明の密封型スラスト軸受は、以上に
述べた通り構成され作用するので、シールリップの端縁
とこの端縁が摺接する相手面との間に異物が入り込みに
くくなり、異物によるシールリップの端縁や相手面の摩
耗防止を図れる。又、上記端縁が摺接するケースは耐食
性を有する材料により造られている為、上記相手面に錆
が発生する事がなく、錆によってこの端縁の摩耗が著し
くなる事はない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施例を示す部分断面図。
【図2】同第二実施例を示す部分断面図。
【図3】ケースと外輪とを組み合わせて外輪側ユニット
とする状態を工程順に示す断面図。
【図4】内輪と外側シールリング及び内側シールリング
とを組み合わせて内輪側ユニットとし、更に転動体を組
み付ける状態を工程順に示す断面図。
【図5】密封型スラスト軸受の最終組立工程を示す断面
図。
【図6】最終組立工程での各部材の位置関係を順番に示
す断面図。
【図7】従来構造の第1例を示す部分断面図。
【図8】同第2例を示す部分断面図。
【符号の説明】
1 外輪 2 内輪 3 転動体 4 外輪軌道 5 外側フランジ 6 内輪軌道 7 内側フランジ 8 外側シールリング 9 内側シールリング 10a、10b 芯金 11a、11b 弾性体 12a、12b リップ 13 外輪 14 内輪 15 内側フランジ 16 空間 17 ケース 18 平板部 19 外側円筒部 20 内側円筒部 21、21a 外側シールリング 22、22´、22a 芯金 23、23´、23a シール材 24、24´ 結合部 25 第一の外側シールリップ 26 第二の外側シールリップ 27 折り曲げ部 28、28a 内側シールリング 29 第一の内側シールリップ 30、30´ 第二の内側シールリップ 31 突出部 32 第三の外側シールリップ 33 第一副リップ 34 第二副リップ 35 外輪側ユニット 36 ユニット 37 内輪側ユニット 38 ユニット 39 受板 40 押し板 41 ガイド凸部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 片面に外輪軌道を有する円輪状の外輪
    と、片面に内輪軌道を、内周縁に円筒状で上記片面側に
    突出する内側フランジを、それぞれ有する円輪状の内輪
    と、上記外輪軌道と内輪軌道との間に転動自在に設けら
    れた複数の転動体と、上記外輪の片面と上記内輪の片面
    との間に設けられて上記複数の転動体が存在する空間の
    両端を塞ぐ密封装置とを備えた密封型スラスト軸受に於
    いて、上記密封装置は、耐食性を有する板材により全体
    を円環状に形成されたケースと、上記内輪の外周縁に外
    嵌固定された円環状の外側シールリングと、上記内側フ
    ランジの端縁部に嵌合固定された円環状の内側シールリ
    ングとを備え、上記ケースは、円輪状の平板部の外周縁
    に上記外輪に外嵌固定自在な外側円筒部を、この平板部
    の内周縁に上記外輪の内径寸法よりも十分に小さな外径
    寸法を有する内側円筒部を、互いに同方向に形成し、上
    記外側円筒部を上記外輪に外嵌する事により、この外輪
    に外嵌固定されたものであり、上記外側シールリング
    は、弾性材により造られ、その外周縁を上記外側円筒部
    の内周面に摺接させる外側シールリップを有し、上記内
    側シールリングは、弾性材により造られ、その先端縁を
    上記ケースの平板部の内面で、上記外輪の内周縁よりも
    直径方向内方に突出した部分に摺接させる内側シールリ
    ップを有する事を特徴とする密封型スラスト軸受。
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