JPH07332076A - 二重排気管 - Google Patents

二重排気管

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JPH07332076A
JPH07332076A JP6120002A JP12000294A JPH07332076A JP H07332076 A JPH07332076 A JP H07332076A JP 6120002 A JP6120002 A JP 6120002A JP 12000294 A JP12000294 A JP 12000294A JP H07332076 A JPH07332076 A JP H07332076A
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JP
Japan
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pipe
exhaust gas
exhaust pipe
double
double exhaust
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JP6120002A
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English (en)
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Hitoshi Shimonosono
均 下野園
Satoru Imabetsupu
悟 今別府
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Nissan Motor Co Ltd
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Nissan Motor Co Ltd
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    • F01NGAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; GAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR INTERNAL COMBUSTION ENGINES
    • F01N13/00Exhaust or silencing apparatus characterised by constructional features ; Exhaust or silencing apparatus, or parts thereof, having pertinent characteristics not provided for in, or of interest apart from, groups F01N1/00 - F01N5/00, F01N9/00, F01N11/00
    • F01N13/08Other arrangements or adaptations of exhaust conduits
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01NGAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; GAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR INTERNAL COMBUSTION ENGINES
    • F01N13/00Exhaust or silencing apparatus characterised by constructional features ; Exhaust or silencing apparatus, or parts thereof, having pertinent characteristics not provided for in, or of interest apart from, groups F01N1/00 - F01N5/00, F01N9/00, F01N11/00
    • F01N13/14Exhaust or silencing apparatus characterised by constructional features ; Exhaust or silencing apparatus, or parts thereof, having pertinent characteristics not provided for in, or of interest apart from, groups F01N1/00 - F01N5/00, F01N9/00, F01N11/00 having thermal insulation
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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    • F01NGAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; GAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR INTERNAL COMBUSTION ENGINES
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    • F01N13/141Double-walled exhaust pipes or housings
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L27/00Adjustable joints, Joints allowing movement
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 内管と外管の間の断熱層への排気ガスの流入
を極力抑え、排ガスの保温効果を高める。 【構成】 外管1と、この外管1より薄肉に形成され該
外管1内に隙間をもって挿入された内管2とからなり、
前記内管2内を排気ガスの通路とするエンジンの二重排
気管において、一端が前記内管2の端部外周に嵌合固定
され、他端が前記外管1の端部に固着された筒状の耐熱
布10を備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車の排気ガスの保
温とエンジンルーム内への熱放射の抑制を図ったエンジ
ン等の二重排気管に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車においては、排気管の下流部に触
媒を配置し、排気ガスの浄化を図ることが行われてい
る。この場合、浄化効率の面ではエンジン始動時が問題
となる。エンジン始動時には、触媒及び排気ガスが共に
低温である。よって、触媒温度が活性温度に至らないた
めに、化学変化が起こらず、排気ガス内の未燃成分が十
分に反応しきれない状況が発生する。
【0003】これに対処するため、排気ガスの保温を図
った二重排気管が提案されている(実開昭62−679
22号公報、実開昭56−65123号公報等)。二重
排気管は、外管の内部に隙間を持たせて内管を同心に配
置し、外管と内管との間に中空の断熱層を確保したもの
である。
【0004】二重排気管は、外管で構造上の強度を確保
し、排気ガス通路を構成する内管の肉厚を極力薄くする
ことにより、排気ガスの接触する部分の熱容量を小さく
するができる。また、内管と外管の間に中空の断熱層を
設けていることにより、外管を通しての熱の逃げを減ら
すことができる。従って、エンジンの始動時に、排気管
の内壁の温度を速やかに上昇させることができ、排ガス
の保温効果を高めることができる。
【0005】しかし、二重排気管では、内管と外管との
間に大きな温度差が生じるため、両者の熱膨張差を吸収
しながら外管で内管を保持する構造を取り入れなければ
ならない。
【0006】従来、そのような構造の例としては、実開
昭55−17929号公報あるいは実開昭56−673
18号公報に示されるものが知られている。
【0007】前者は、外管と内管を一端で互いに接合
し、内管の他端に嵌めた複数個の鋼球を外管内面に接触
させることにより、内管と外管の熱膨張差を吸収しなが
ら、内管の他端側を鋼球を介して外管で保持している。
【0008】また、後者は、内管と外管の隙間に、耐熱
性ワイヤーを編んだスペーサを挿入することにより、内
管と外管の熱膨張差を吸収しながら、外管で内管を保持
している。
【0009】また、二重排気管を採用するのとは別に、
従来では、高負荷走行時のエンジンルーム内への放熱を
防止するために、排気管の周囲に遮熱板を装着したり、
遮熱板と排気管の間に断熱材を装着したりすることが行
われている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記のように二重排気
管では、内管と外管の熱膨張差を吸収する必要があるこ
とから、内管と外管の両端を互いに固定することはでき
ず、少なくとも一端は相対的に移動可能な構造とする必
要があった。
【0011】図10はその構造例を示す。図中1は外管
であり、その内部に隙間をもって内管2が挿入され、外
管1と内管2の隙間に中空の断熱層3が確保されてい
る。4は内管2を保持するスペーサ、5は外管1の端部
外周に固定されたフランジである。この図に示すよう
に、外管1と内管2の排気ガス流れ方向(矢印A方向)
下流端を互いに固定した場合でも、上流端は熱膨張差の
吸収のため固定することができず、外管1と内管2との
間に、内管2の熱膨張時の移動を許すため隙間H1を確
保する必要があった。
【0012】したがって、前記隙間H1から、排気ガス
が内管2と外管1の間の断熱層3に流入し、以下の問題
点を生じていた。
【0013】(1)外管1の内周面に高温の排気ガスが
接触することになるため、対流による放熱が行われ、排
気ガス温度が低下する。そして、この低温となった排気
ガスが再び排気ガス通路へ流入し混合することによっ
て、主通路の排気ガス温度を低下させる。 (2)外管1の表面温度が上昇し、排気管の周囲の熱対
策が必要になり、コストや重量が上昇する。また、外管
1にも高温耐久性、耐食性が要求され、材料コストが上
昇する。 (3)内管2と外管1との相対的な移動を可能にするた
めの摺動手段(例えば、ワイヤーを編んだスペーサ4や
鋼球)を内管2と外管1の隙間に設けるが、それらが排
気ガスに曝されることにより、劣化したり機能障害を起
こしたりするおそれがあった。
【0014】また、前記の隙間H1を小さくするため
に、図11に示すように、内管2の端部を、外管1の端
部に形成した縮径部に挿入して、適当なオーバーラップ
分(重ね代)H2を確保することが考えられる。確かに
こうすれば、外管1の縮径部と内管2の外周との間に径
方向の僅かな隙間H3を確保しておけばよくなるので、
断熱層3への排気ガスの流入をある程度は抑えられる。
しかし、径方向の隙間H3があるために、走行中の振動
により内管2と外管1が当たり、異音を発生する可能性
があった。
【0015】また、断熱層3への排気ガスの流入の問題
とは別に、フランジ5の取付部からの放熱やスペーサ4
を通しての放熱の問題も大きかった。この点を図12を
用いて説明する。
【0016】図12(a)に示すように、フランジ5の
外周は低温の空気に曝されているため、排気ガスから伝
わった熱量が対流で放出され(Qa=放出する熱量)、
フランジ5の取付部の内面近傍では(b)図のように壁
温が低くなっている。ここに高温の排気ガスが接触する
ため、対流放熱により熱が逃げ(Qconv=逃げる熱
量)、排気ガス温度の低下を来している。さらにまた、
フランジ5の近傍の外管1と内管2との間に、スペーサ
4を通しての伝導伝熱(Qcond=伝熱する熱量)があ
り、内管2の端部の壁温も低下してしまう。
【0017】また、以上述べた始動時の排気ガスの保温
の問題とは別に、従来の排気管は周囲を遮熱板で覆った
り断熱材で覆ったりしているので、市街地走行時には、
排気ガスが保温されて触媒が活性化し、エンジンから排
出される排気ガスの浄化が促進されるという効果がある
ものの、高速走行や登坂走行等の高負荷走行時には、エ
ンジンが高回転で回るため、保温が効き過ぎて、エンジ
ンから排出される排気ガスの熱量が高くなり過ぎ、触媒
自体の温度が高温となって、触媒の劣化が早まるという
問題もあった。
【0018】そこで請求項の発明は、内管と外管の間の
断熱層への排気ガスの流入を極力抑え、それによる問題
の発生を回避することができ、しかも異音の発生等を防
止しながら、排ガスの保温効果を高めることができるエ
ンジンの二重排気管を提供することを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、外管
と、この外管内に隙間をもって挿入された内管とからな
り、前記内管の少なくとも一方の端部は前記外管に対し
て支持自由とし、前記外管に対する前記内管の熱膨長に
よる相対動を許容可能に保持し、前記内管内を排気ガス
の通路とする二重排気管において、前記内管の支持自由
な端部と外管の端部との間に、筒状の耐熱布を設け、前
記耐熱布の一端を前記内管の端部に固定し、他端を前記
外管の端部に固定したことを特徴とする。
【0020】請求項2の発明は、請求項1記載の二重排
気管であって、前記内管の両方の端部が前記外管に対し
て支持自由であり、前記耐熱布を前記内管の両端部と外
管の両端部との間に設けたことを特徴とする。
【0021】請求項3の発明は、請求項2記載の二重排
気管であって、前記両端部の耐熱布は、前記内管の外周
面を覆うように連続していることを特徴とする。
【0022】請求項4の発明は、請求項1、又は請求項
2、又は請求項3記載の二重排気管であって、前記外管
と内管との隙間に介設され、前記内管と外管との相対的
な移動を許容する状態で前記内管を保持するスペーサ
と、前記外管の端部外周に配設されたフランジとを備
え、前記耐熱布の一端を、前記スペーサと内管の端部外
周とで挟むことにより固定し、且つ他端を、前記外管の
内周側から外周側に折り返して前記フランジと外管の端
部外周とで挟むことにより固定したことを特徴とする。
【0023】請求項5の発明は、請求項1、又は請求項
2、又は請求項3記載の二重排気管であって、前記耐熱
布の一端を、前記内管の外周径よりも内径の小さい内管
側弾性リングにより内管の端部外周に固定し、且つ他端
を、前記外管の内周径よりも外径の大きい外管側弾性リ
ングにより外管の端部内周に固定したことを特徴とす
る。
【0024】請求項6の発明は、請求項1〜5のいずれ
かに記載の二重排気管であって、前記外管の端部が縮径
され、該端部に前記内管の支持自由な端部が重なり代を
もって挿入され、該重なり代に、前記耐熱布が介在して
いることを特徴とする。
【0025】請求項7の発明は、請求項1〜5のいずれ
か記載の二重排気管であって、前記耐熱布は、シリカ繊
維を織って筒状に形成したものであることを特徴とす
る。
【0026】請求項8の発明は、請求項1〜7記載のい
ずれかの二重排気管であって、排気ガス流れ方向の上流
部と下流部とをバイパスすると共に、通過させる排気ガ
スの温度を低下させ得るバイパス通路と、排気ガス温度
が所定温度を下回るとき前記バイパス通路への排気ガス
の流通を遮断し、同上回るとき同流通を許す流路制御手
段とを備えたことを特徴とする。
【0027】請求項9の発明は、請求項8記載の二重排
気管であって、前記流路制御手段は、二重排気管の端部
に固定されて内周側に延設され、前記バイパス通路との
接続口に対向し得る孔を有した薄肉の筒体であり、前記
孔は、排気ガス温度が所定温度を下回るとき前記接続口
から外れ、同上回ると筒体の熱膨長により対向すること
を特徴とする。
【0028】請求項10の発明は、請求項7、又は請求
項8、又は請求項9記載の二重排気管であって、前記バ
イパス通路は、前記二重排気管の下側に設置されている
ことを特徴とする。
【0029】
【作用】請求項1の発明では、筒状の耐熱布により内管
と外管の隙間の端部が塞がれるので、同端部からは内管
と外管の隙間に排気ガスがほとんど流入しなくなる。ま
た、耐熱布と内管の内面とで排気ガスの通路が形成され
るため、外管に対する排気ガスの接触が極力減らされ
る。また、耐熱布は柔軟性を有するので、内管と外管の
熱膨張差を吸収することができる。
【0030】請求項2の発明では、請求項1の発明の作
用に加え、内管と外管の端部間の隙間を小さくしても、
その端部間の隙間に耐熱布が緩衝材として介在すること
になるため、異音の発生が防止される。
【0031】請求項3の発明では、請求項2の発明の作
用に加え、外管の内面がほとんど全部耐熱布で覆われる
ことになるため、外管に対する排気ガスの直接接触がな
くなる。また、耐熱布で内管の全長を覆っているので、
内管から外管への輻射伝熱が抑えられ、内管の断熱効果
が高まる。さらに、耐熱布を介することで、長手方向両
端で外管に対する内管の相対動を自由とすることがで
き、熱膨張差をより確実に吸収することができる。
【0032】請求項4の発明では、請求項1、又は請求
項2、又は請求項3の発明の作用に加え、スペーサと内
管との間に耐熱布が介在し、フランジと外管との間に耐
熱布が介在する。従って、耐熱布の断熱作用により、内
管からスペーサを通しての伝導伝熱、外管からフランジ
を通しての伝導伝熱がそれぞれ減少する。また、フラン
ジの内周側が耐熱布によって排気ガスから熱的に遮蔽さ
れることになるため、低温部分であるフランジを通して
の放熱が減少する。
【0033】請求項5の発明では、請求項1、又は請求
項2、又は請求項3の発明の作用に加え、耐熱布の固定
を次のように行う。即ち、内管の外周に筒状の耐熱布を
被せ、その外側に内管側弾性リングを拡径しながら嵌合
し、嵌合したら拡径させていた力を取り除く。それによ
り、内管側弾性リングが縮径方向に弾性復元して、耐熱
布が内管側弾性リングと内管の端部外周との間に挟まれ
て固定される。また、耐熱布の端部を外管の端部内周に
位置決めし、その状態で耐熱布の内側から外管の端部内
周に外管側弾性リングを縮径しながら嵌合し、嵌合した
ら縮径させていた力を取り除く。それにより、外管側弾
性リングが拡径方向に弾性復元して、耐熱布が外管側弾
性リングと外管の端部内周との間に挟まれて固定され
る。
【0034】請求項6の発明では、請求項1〜5のいず
れかに記載の発明の作用に加え、外管の端部の縮径され
た部分に、内管の端部が重なり代をもって挿入されてい
るので、当該部分における内管と外管の隙間が極めて小
さくなる。従って、たとえ耐熱布を通して排気ガスが漏
れた場合でも、内管と外管の隙間への排気ガスの流入を
できる限り少なくすることができる。また、内管と外管
の重なり部分には、柔軟性を持った耐熱布が介在してい
るので、耐熱布が緩衝材として機能することになり、外
管と内管の当たりによる異音の発生を防止する。また、
内管と外管の間に耐熱布が介在することにより、内管と
外管の熱膨張差を吸収できる状態で、外管の縮径部で内
管を保持することができる。また、フランジとの接触面
積も小さくできフランジを通しての伝導伝熱をより減少
させることができる。
【0035】請求項7の発明では、シリカ繊維を織って
筒状に形成した耐熱布を用いることができる。
【0036】請求項8の発明では、請求項1〜7記載の
何れかの発明の作用に加え、排気ガス温度が低いときに
は、バイパス通路に排気ガスが流通しない。従って、排
気ガスは排気管のみを通り、バイパス通路を通らないこ
とによって放熱が抑制され、排気ガス温度が維持され
て、触媒を活性化させる。また、排気ガス温度が高いと
きには、バイパス通路に排気ガスの一部が流れることに
よって、バイパス通路内で放熱が行われ、排気ガスが低
温化される。この低温化された排気ガスは、排気管の下
流部において、排気管内を流れてきた排気ガスと合流す
る。よって、触媒に流れ込む排気ガス温度が低下し、触
媒の高温劣化を防止する。
【0037】請求項9の発明では、請求項8の発明の作
用に加え、排気ガスの切換えを、孔を有した薄肉の筒体
で行なうことができる。
【0038】請求項10の発明では、エンジンルーム内
において排気管の下側にバイパス通路があるので、バイ
パス通路から排出された熱がエンジンルーム内に流れに
くくなり、エンジンルーム内の雰囲気温の上昇が抑えら
れる。
【0039】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0040】〔第1実施例〕図1は本発明の第1実施例
の二重排気管の断面を示す。外管1の内部には、外管1
よりも長さが短く、しかも薄肉に形成された内管2が隙
間をもって同心状に挿入され、内管2と外管1の隙間に
断熱層3が確保されている。内管2の一方の端部2a寄
りで、内管2と外管3との隙間には、ステンレスメッシ
ュからなるスペーサ4が挿入され、このスペーサ4によ
り、内管2が外管1に保持されている。しかも、スペー
サ4は柔軟性を有しているので、内管2と外管1の長さ
方向および径方向の相対動を吸収するようになってい
る。
【0041】外管1は、両端部に、内管2の外径よりも
やや大きい内径まで絞り込まれた直線部6を有し、この
直線部6の外周にフランジ5が配置されている。内管2
の他方の端部2bは、外管1の直線部6内に挿入固定さ
れている。すなわち、排気ガス流れ方向(矢印A方向)
の下流側の端部2bにおいては、内管2が外管1の直線
部6内に挿入されて接合され、外管1の直線部6の外周
にフランジ5が嵌合されて溶接されている。
【0042】一方、排気ガス流れ方向上流側の端部2a
においては、内管2が外管1の直線部6内に適当な重な
り代(オーバーラップ)をもって挿入されている。ま
た、径方向に若干の隙間をもって挿入されている。そし
て、その径方向の隙間に、シリカ繊維等の耐熱性を有す
る繊維で織られた筒状の耐熱布10が挿入されている。
【0043】この耐熱布10の一端10aは、内管2の
外周に沿って奥へ若干延び、スペーサ4と内管2の端部
外周との間に挟まれて固定されている。耐熱布10の他
端10bは、内管2と外管1の隙間を通って外管1の端
部まで至り、そこで外側に折り返されて、フランジ5と
外管1の外周との間に挟み込まれて固定されている。両
端が固定された耐熱布10の途中には、耐熱布10に無
理な引っ張り力が加わらないように、弛み部11が設け
られている。
【0044】耐熱布10を挟んだ状態でのスペーサ4の
内管2への固定は、数点のスポット溶接で行われてい
る。スポット溶接した箇所では耐熱布10が焼けてしま
うが、数点のみであるので、耐熱布10が切断されてし
まうことはない。耐熱布10を挟んだ上流側のフランジ
5と外管1の固定は、固定用リング7をそれぞれフラン
ジ5および外管1に溶接することにより行われている。
【0045】次に作用を説明する。
【0046】この二重排気管では、内管2と外管1の間
の断熱層3の上流側の端部が、耐熱布10によって塞が
れることになるため、断熱層3へ流れ込む排気ガス量が
大幅に減少する。従って、外管1に接触する排気ガスが
減り、外管1を通しての放熱が減少する。また、内管2
が高温の排気ガスに触れて熱膨張した場合には、外管1
との熱膨張差がスペーサ4および耐熱布10によって吸
収される。
【0047】上流側の外管1の端部は、外周にフランジ
5が配設されているので低温となりやすいが、その部分
の内周面は完全に耐熱布10で覆われている。従って、
排気ガスが低温の管壁に直接接触することがなくなる。
なお、耐熱布10は熱伝導率が小さいので、耐熱布10
を通しての熱移動は非常に小さく、耐熱布10の表面で
の対流放熱が低く抑えられる。
【0048】また、この実施例の場合、内管2とスペー
サ4との間に耐熱布10が介在し、外管1とフランジ5
との間に耐熱布10が介在しているので、内管2→スペ
ーサ4→外管1→外気という経路の熱伝導、および外管
1→フランジ5→外気という経路の熱伝導が低く抑えら
れる。
【0049】以上のことから、この実施例の二重排気管
を用いた場合、排気ガスの保温性能が高まり、それによ
りエンジンの始動時の触媒活性度が高まる。また、外管
1の表面温度を高負荷条件下でも低く保つことができ、
エンジンルーム内の雰囲気温の上昇を抑えることができ
る。よって、部品コストや重量の低減を図ることができ
ると共に、特に熱地での耐熱性能の向上が図れる。
【0050】さらに、外管1と内管2の隙間への排気ガ
スの侵入を抑制できることから、外管1と内管2の隙間
に配したスペーサ4や、外管1の内壁面への排気ガスの
接触を減らすことができ、それにより常にスペーサ4の
摺動性能を良好に維持しながら、内管2と外管1の熱膨
張差を吸収することができると共に、外管1の材質コス
トの低減を図ることができる。
【0051】また、柔軟性を持った耐熱布10が緩衝材
としての役目を果たすので、排気ガスの漏れ抑制のため
に、内管2の端部を外管1の直線部6に大きく挿入し
て、端部の隙間を小さくした場合にも、びびり音などの
異音の発生を防止することができ、商品性を確保しつ
つ、内外管2、1間の隙間への排気ガスの流入を抑える
ことができる。
【0052】〔第2実施例〕次に本発明の第2実施例を
図2を参照しながら説明する。
【0053】上記第1実施例では、一端側において内管
2と外管1を剛的に接合したが、本実施例では、排気管
の両端部において、外管1と内管2を剛的に接合せず、
スペーサ4で内管2を保持している。また、耐熱布10
を内管2の全長よりも長くして、内管2の外周全部を覆
うようにしている。耐熱布10の端部の処理は、上記第
1実施例と同様であり、外管1の端部で折り返して、フ
ランジ5と外管1の外周との間に挟んでいる。また、耐
熱布10が排気管の一端から他端まで連続しているの
で、耐熱布10は、端部より手前の位置で、内管2の外
周にスペーサ4によって挟まれて固定されている。
【0054】次に作用を説明する。
【0055】従来の二重排気管では、一端部において内
管2を外管1に溶接等により固定しないと、内管2の位
置決めができなかったが、本実施例では、内管2と外管
1の隙間の両端部に耐熱布10を介在させ、この耐熱布
10で内管2と外管1を連結しているので、特別に内管
2を外管1に剛的に固定しないでも、内管2の保持が可
能となっている。
【0056】従って、内管2が振動することにより、従
来では、内管2の固定部で繰り返し応力が発生して、亀
裂が入る可能性があったが、本実施例では、剛的に固定
した部分がないので、亀裂発生のおそれがなく、その点
での耐久性の問題が解消されている。
【0057】また、断熱層3の両端が耐熱布10で塞が
れることになるため、断熱層3への排気ガスの流入が確
実に阻止される。また、内管2が全部耐熱布10で覆わ
れているので、内管2と外管1を熱的に遮断することが
でき、内管2から外管1への輻射伝熱を抑え、上記実施
例1の効果を更に高めることができる。
【0058】〔第3実施例〕次に本発明の第3実施例を
図3、図4を参照して説明する。
【0059】上記第1実施例では、耐熱布10の一端1
0aをスペーサ4によって内管2に固定し、他端10b
をフランジ5によって外管1に固定していたが、本実施
例では、2つのCリング(内管側弾性リング、外管側弾
性リング)21、22で耐熱布10をそれぞれ内管2と
外管1に固定している。
【0060】両Cリング21、22はバネ性を有した帯
板をC字状に丸めたもので、内管側Cリング21の内径
は、無応力状態において内管2の端部外径よりも小さく
設定され、外管側Cリング22の外径は、無応力状態に
おいて外管1の端部内径よりも大きく設定されている。
【0061】そして、内管側Cリング21は、耐熱布1
0の外側から内管2の端部外周に嵌合されており、自身
の縮径方向の弾性復元力によって、耐熱布10を、自身
と内管2の端部外周との間に挟んで固定している。ま
た、外管側Cリング22は、耐熱布10の内側から外管
1の端部内周に嵌合されており、自身の拡径方向の弾性
復元力によって、耐熱布10を、自身と外管1の端部内
周との間に挟んで固定している。
【0062】これを組み付ける場合には、図4(a)に
示すように、まず内管2の端部に耐熱布10を巻き付
け、その上から内管側Cリング21を拡径しながら嵌合
し、拡径させている力を解除することにより、内管側C
リング21の弾性復元力で耐熱布10を内管2に固定す
る。その後、図4(c)に示すように、内管2の端部を
外管1内へ挿入し、耐熱布10の内側から、外管側Cリ
ング22を縮径させながら嵌め込み、縮径させている力
を解除することにより、外管側Cリング22の弾性復元
力で耐熱布10を外管1に固定する。
【0063】このように、内管側Cリング21と外管側
Cリング22を用いて耐熱布10を固定することによ
り、内管2→スペーサ4→外管1→フランジ5→外気と
いう伝導伝熱による熱移動経路は遮断することができな
くなるが、耐熱布10の取り付けが容易となって、低コ
ストの二重排気管を提供できるようになる。
【0064】〔第4実施例〕次に本発明の第4実施例を
説明する。
【0065】図5は本発明の排気装置の実施例の全体の
外観を示す側面図であり、図6は図5のVI部の詳細を
示す断面図、図7は図5のVII部の詳細を示す断面図
である。図において、符号31で示すものは二重排気管
であるが、説明上図示は二重にはしていない。この中を
排気ガスが矢印A方向に流れる。二重排気管31の上流
部31Aは、排気マニホールド(ここでは図示せず)に
フランジ32で接続され、二重排気管31の下流部31
Bは、触媒33にフランジ34で接続されている。
【0066】二重排気管31は、図5に示すように、上
流部31Aから下流部31BにかけてL字状に湾曲して
おり、その下側にバイパス通路41が配置されている。
バイパス通路41は、二重排気管31と同材質で、二重
排気管31よりも細い配管(例えば、二重排気管31の
外径が50mmの時、バイパス通路41の外径は10m
m)により構成されており、二重排気管31の上流部3
1Aの管壁に形成した接続口35と、二重排気管31の
下流部31Bの管壁に形成した接続口36に、それぞれ
両端が接続されている。そして、排気ガスは、主として
二重排気管31内を流通し、必要に応じて一部がバイパ
ス通路41内を流通するようになっている。
【0067】上流側接続口35および下流側接続口36
は、それぞれ上流端および下流端のフランジ32、34
よりも20cmくらい離れた位置に形成されている。こ
れら上流側接続口35および下流側接続口36には、そ
れぞれ上流側流路制御手段としての上流側開閉装置5
0、および下流側流路制御手段としての下流側開閉装置
60が配置されている。
【0068】これら上流側開閉装置50および下流側開
閉装置60は、二重排気管31を流通する排気ガスの温
度が低いときに接続口35、36を閉じて、排気ガスが
バイパス通路41に流通するのを阻止し、排気ガス温度
が高いときに接続口35、36を開いて、排気ガスがバ
イパス通路41に流通するのを許す機能のものである。
【0069】そのために、上流側開閉装置50は、図6
に示すように上流端のフランジ32と排気マニホールド
側のフランジ(図示略)との間に挟持される鍔部51
と、この鍔部51に基端52aが固定され先端52bが
二重排気管31の内部に挿入された円筒体52とから構
成されている。円筒体52の先端52bは上流側接続口
35を越えた位置まで延びている。
【0070】円筒体52は、高温の排気ガスによる腐食
に耐えるステンレス等の材質で形成された薄肉(例えば
厚さ0.5mm程度)のもので、外径が二重排気管31
の内径より小さく形成され、二重排気管31に組み付け
られた状態で、二重排気管31の内周との間に微小な隙
間を形成している。そして、円筒体52の周壁で上流側
接続口35を塞いでいる。
【0071】円筒体52の周壁には、上流側接続口35
と同程度の孔53が貫通して形成されている。この孔5
3は、二重排気管31全体が常温で、ほとんど熱膨張し
ていないときに、上流側接続口35と合致しない位置に
あり、排気ガスが高温となり、円筒体52が熱膨張した
ときに、上流側接続口35と合致する位置に形成されて
いる。
【0072】また、下流側開閉装置60は図7に示すよ
うに、上流側開閉装置60と同様の構造のもので、下流
端のフランジ34と触媒33側のフランジ(図示略)と
の間に挟持される鍔部61と、この鍔部61に基端62
aが固定され先端62bが二重排気管31の内部に挿入
された円筒体62とから構成されている。円筒体62の
先端62bは下流側接続口36を越えた位置まで延びて
いる。
【0073】円筒体62は、ステンレス等の薄板からな
るもので、二重排気管31に組み付けられた状態で、二
重排気管31の内周との間に微小な隙間を形成してい
る。そして、その周壁で下流側接続口36を塞いでい
る。
【0074】円筒体62の周壁には、下流側接続口36
と同程度の孔63が貫通して形成されている。この孔6
3は、二重排気管31全体が常温で、ほとんど熱膨張し
ていないときに、下流側接続口36と合致しない位置に
あり、排気ガスが高温となり、円筒体62が熱膨張した
ときに、下流側接続口36と合致する位置に形成されて
いる。
【0075】次に作用を説明する。
【0076】まず、二重排気管31が常温であるときに
は、上流側開閉装置50の円筒体52がほとんど熱膨張
していないので、円筒体52の周壁に設けた孔53の位
置が、上流側接続口35と合致せず、上流側接続口35
が円筒体52の周壁で塞がれている。同様に、下流側開
閉装置60の円筒体62も、ほとんど熱膨張していない
ので、円筒体62の周壁に設けた孔63の位置が、下流
側接続口36と合致せず、下流側接続口36が円筒体6
2の周壁で塞がれている。
【0077】この状態で、エンジンが始動し、二重排気
管31内を排気ガスが流れると、上流側接続口35およ
び下流側接続口36が、上流側開閉装置50および下流
側開閉装置60で塞がれているので、バイパス通路41
には排気ガスが流れ込まず、排気ガスが全部二重排気管
31の方を流れる。よって、バイパス通路41に排気ガ
スが流れた場合、そこで排気ガスの温度が低下させられ
るが、そのようなことがなく、排気ガス温度が通常通り
に維持される。
【0078】次に、市街地走行のように低負荷走行して
いる場合には、排気ガスの熱が、二重排気管31から外
気へ逃げていく。このため、二重排気管31の上流側と
下流側では大きな温度差が生じる。このとき、二重排気
管31の上流側では、上流側開閉装置50の円筒体52
が薄肉であり、かつ二重排気管31の内壁との間に隙間
をもつので、円筒体52が二重排気管31に比べて高温
になって、下流側に熱膨張する。そして、この熱膨張に
より、円筒体52の孔53の位置が下流側に移動して、
上流側接続口35と重なり、接続口35が開く。
【0079】一方、二重排気管31の下流側では、上流
側に比べて排気ガス温度が低いため、下流側開閉装置6
0の薄肉の円筒体62は、上流側の円筒体52に比べて
小さく熱膨張する。よって、孔63の位置は下流側接続
口36に接近するものの、完全には合致しない。
【0080】従って、二重排気管31の上流部31Aを
流れる排気ガスの一部が、円筒体52の孔53を通っ
て、上流側接続口35からバイパス通路41内に流入す
るが、その排気ガスは二重排気管31の下流側接続口3
6で止められることになる。
【0081】ただし、下流側接続口36も、接続口36
と円筒体62の孔63が接近することにより僅かに開く
ため、少量の排気ガスはバイパス通路41を流れて、下
流側接続口36から二重排気管31の下流部31Bを流
れる排気ガスに合流し、触媒33に流入する。しかし、
この場合はバイパス通路41を流通するガス量が僅かで
あるため、排気ガス温度はあまり低下せず、従って触媒
の活性度にほとんど影響を与えるほどではない。
【0082】次に、高速走行や登坂走行等の高負荷走行
時には、排気ガスの流量が多く、かつ温度も高くなるた
め、二重排気管31の表面から熱を放出しても、触媒3
3前の排気ガス温度が高くなってしまう。ところが、こ
のとき二重排気管31の上流側では、市街地走行時と同
様に、上流側開閉装置50の円筒体52が高温の排気ガ
スに触れて熱膨張することにより、上流側接続口35を
開くため、排気ガスがバイパス通路41内に流れ込む。
また、二重排気管31の下流側でも、市街地走行の場合
とは異なり、下流側開閉装置60の円筒体62が、高温
の排気ガスに触れて上流側円筒体52と同様に熱膨張す
る。そして、円筒体62の孔63が下流側接続口36に
完全に重なることで、接続口36が開く。
【0083】従って、バイパス通路41内に流れ込んだ
排気ガスが、下流側接続口36から二重排気管31の下
流部31B内に吸い出されて、二重排気管31内を流れ
る排気ガスと合流する。
【0084】ここで、二重排気管31の断面積に対する
外表面積に比べて、バイパス通路41の断面積に対する
外表面積は数倍以上にもなるため、バイパス通路41を
流れる排気ガスは少量ではあるが、バイパス通路41の
外表面を流れる走行風によって十分に冷やされる。そし
て、下流側接続口36から二重排気管31内に合流した
際に、触媒33に流入する排気ガス温度を低下させ、そ
の結果、触媒33を高温劣化から守る。
【0085】また、この時、バイパス通路41から排出
される熱は、バイパス通路41が二重排気管31より下
側にあるため、エンジンルーム内にはあまり流れ込まな
い。従って、エンジンルーム内の雰囲気温上昇を招くお
それはない。
【0086】〔第5実施例〕次に本発明の第5実施例を
図8を参照しながら説明する。
【0087】この第5実施例として示す排気装置では、
二重排気管31の上流側に設ける流路制御手段を、第4
実施例と違えている。それ以外は同じであるので、上流
側流路制御手段の構成についてのみ説明する。
【0088】図8は二重排気管31の上流部31A周辺
の構成を示している。この実施例にて用いられている上
流側流路制御手段70は、バイパス通路41の上流側接
続口35を開閉する形式のものではなく、次のように構
成されている。
【0089】即ち、この上流側流路制御装置70は、上
流側接続口35からバイパス通路41への排気ガスの流
入を、排気ガス温度が低いときに阻止し、高くなるに従
って許すもので、上流側接続口35の周囲の二重排気管
31の内壁に形成された凹所38と、この凹所38に臨
む周壁位置に排気ガスの流通する孔73を有した円筒体
72とからなる。
【0090】円筒体72は、基端72aが、二重排気管
31の上流端のフランジ32と排気マニホールド側のフ
ランジ(図示略)との間に挟持される鍔部71に固定さ
れ、先端72bが二重排気管31の内部に挿入されてい
る。円筒体72は、排気ガス温度が低く、ほとんど熱膨
張していないときに、自身の先端72bと凹所38の下
流側縁部38aとの間に所定の隙間39を確保し、排気
ガス温度が高いときに、熱膨張することで、前記隙間3
9を閉鎖するように、基端72aから先端72bまでの
寸法が設定されている。また、円筒体72の先端72b
は径方向に湾曲して収縮させられている。
【0091】この実施例の場合、円筒体72の孔73が
凹所38に臨んでいるので、孔73から凹所38に排気
ガスが流入する。ところが、二重排気管31全体の温度
が低いときには、円筒体72の先端72bと凹所38の
下流端縁38aとの間に隙間39が形成されており、し
かも二重排気管31内では、円筒体72の縮径した先端
72bを通過した排気ガスの圧力が低下することになる
ので、凹所38に流れ込んだ排気ガスが、前記隙間39
から二重排気管31側に吸い出され、それによりバイパ
ス通路41への排気ガスの流入が阻止される。よって、
排気ガスは二重排気管31のみを流れ、通常の温度が維
持されて触媒に入る。
【0092】また、排気ガスが高温になり、円筒体72
が熱膨張したときには、円筒体72の先端72bが前記
隙間39を塞ぐことになるため、円筒体72の孔73か
ら凹所38に流れ込む排気ガスは、二重排気管31側に
吸い出されることなく、バイパス通路41側に流れ込
む。このときには、図7に示す下流側開閉装置60が下
流側接続口36を開くので、バイパス通路41内に排気
ガスが流通し、ここで低温化された排気ガスが、下流側
接続口36から二重排気管31内に合流して、触媒に入
る排気ガス温度を低下させ、その結果、触媒を高温劣化
から守る。
【0093】この場合、バイパス通路41の上流側で
は、排気ガスの流れによる吸い出し作用を利用して、バ
イパス通路41への排気ガスの流通を制御するようにし
ているので、円筒体72と二重排気管31の内壁の隙間
に排気ガスが滞留しなくなり、排気ガスの熱の無駄な放
散を少なくすることができる。
【0094】〔第6実施例〕次に、本発明の第6実施例
を図9を参照しながら説明する。
【0095】図9は、二重排気管31の上流部31Aの
周辺の構成を示す。図において、符号90で示すもの
は、二重排気管31の上流部31Aが接続された排気マ
ニホールドである。32は二重排気管31側のフラン
ジ、91は排気マニホールド90側のフランジである。
【0096】この実施例では、排気マニホールド90の
壁面に形成した接続口92と、二重排気管31の上流部
31Aの管壁に形成した接続口93との間に、連通路9
4が接続されており、この連通路94の途中に、バイパ
ス通路41の上流端95が接続されている。
【0097】また、連通路94の二重排気管31側の接
続口93には、二重排気管31を流れる排気ガス温度が
低いときに接続口93を開き、高くなるに従い接続口9
3を閉じる上流側流路制御手段80が配設されている。
下流側については、第4実施例と全く同様である(図7
参照)。
【0098】上流側流路制御手段80は、二重排気管3
1側のフランジ32と排気マニホールド90側のフラン
ジ91との間に挟持された鍔部81と、この鍔部81に
基端82aが固定され先端82bが二重排気管31の内
部に挿入された円筒体82とから構成されている。円筒
体82の基端82aから先端82bまでの寸法は、常温
あるいは低温時に、先端82bが接続口93の手前にあ
り、高温時に熱膨張した先端82bが接続口93を越え
た位置にあるように設定されている。
【0099】本実施例の場合、二重排気管31全体が冷
えている場合、二重排気管31の上流部31Aにある接
続口93は開いており、下流部31Bにある接続口36
(図7参照)は閉じている。従って、排気マニホールド
90から直接連通路92に流入した排気ガスは、二重排
気管31の上流部31Aの接続口93から、二重排気管
31内を流れる排気ガスによって、二重排気管31側に
吸い出され、バイパス通路41には流通しない。
【0100】一方、排気ガスが高温となった時は、上流
側流路制御手段80の円筒体82が熱膨張することによ
り、二重排気管31の上流部31Aの接続口93が閉じ
られ、下流部31Bの接続口36が開かれる。よって、
連通路94内に流れ込んだ排気ガスは、バイパス通路4
1内に流通し、下流部31Bの接続口36から二重排気
管31内に合流して、上記第4実施例と同様に、触媒に
流入する排気ガス温度を低下させ、触媒を高温劣化から
守る。特に、この場合は、排気ガス温度が高い時に、排
気マニホールド90から連通路94に流入した排気ガス
が、直接バイパス通路41内に流れるので、より有効に
放熱が促され、排気ガスの過熱を抑えることができる。
【0101】なお、上記第4〜第6実施例においては、
バイパス通路41に排気ガスを流すかどうかを制御する
流路制御手段として各種のものを示したが、本発明はこ
れらのものに限らず、単にバイパス通路41への排気ガ
スの流通を、排気ガスが低温時に遮断し高温時に許可す
る装置であれば、どのような形式のものを用いてもよ
い。
【0102】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、筒状の耐熱布によって内管と外管の隙間の端部
を塞いでいるため、外管と内管の隙間への排気ガスの侵
入と、排気ガスの外管への接触を極力減らすことができ
る。従って、外管を通しての放熱を減少させて、排気ガ
スの保温性能を高め、それによりエンジン始動時の触媒
活性度を高くすることができる。また、外管の温度上昇
やエンジンルーム内の雰囲気温の上昇も抑えることがで
き、それにより部品コストや重量の低減を図ることがで
きる。さらに、外管と内管の隙間への排気ガスの侵入を
抑制できることから、外管と内管の隙間に配したスペー
サ等の摺動手段への排気ガスの接触を減らすことがで
き、それにより摺動手段を排気ガスから保護することが
でき、常に良好な摺動性能を維持しながら、内管と外管
の熱膨張差を吸収することができる。
【0103】請求項2の発明によれば、請求項1の発明
の効果に加え、柔軟性を持った耐熱布が緩衝材としての
役目を果たすので、排気ガスの漏れ抑制のために内管と
外管の端部の隙間を小さくした場合にも、異音の発生を
防止することができる。
【0104】請求項3の発明によれば、請求項2の発明
の効果に加え、耐熱布によって内管と外管の隙間の両端
部を塞いでいるため、同隙間への排気ガスの侵入と、排
気ガスの外管への接触をほとんど無くすことができる。
また、内管の全長を耐熱布で覆っているので、内管をほ
ぼ全体的に外部から熱的に遮断でき、内管に対する断熱
効果を高めることができる。従って、排気ガスの保温効
果をさらに高めることができ、請求項1の発明と同等以
上の効果を奏することができる。また、耐熱布を介して
内管の保持が可能となるので、外管と内管の剛的な固定
箇所を無くすことができて、熱膨長差をより確実に吸収
することができ、振動等に対する耐久性の向上も図るこ
とができる。
【0105】請求項4の発明によれば、請求項1、又は
請求項2、又は請求項3の発明の効果に加え、スペーサ
と内管との間、およびフランジと外管との間に耐熱布が
挟まっているので、フランジやスペーサを通しての伝導
伝熱を極力減少させることができる。また、特に低温の
管壁となるフランジの内周側を、耐熱布によって熱的に
遮断しているので、フランジからの熱の逃げを有効に抑
えることができ、排ガスの保温効果をさらに高めること
ができる。また、耐熱布の固定をスペーサとフランジで
行うので、その他に耐熱布の固定手段を設ける必要がな
い。
【0106】請求項5の発明によれば、請求項1、又は
請求項2、又は請求項3の発明の効果に加え、内管側弾
性リングおよび外管側弾性リングによって耐熱布を内管
および外管に固定するので、耐熱布の取付けが容易とな
り、コスト低減を図ることができる。
【0107】請求項6の発明によれば、請求項1〜5の
いずれかに記載の発明の効果に加え、外管の端部と内管
の端部の隙間を小さくすることができ、たとえ耐熱布を
通して排気ガスが漏れた場合でも、内管と外管の隙間へ
の排気ガスの流入をできる限り少なくすることができ、
排気ガスの保温性能を高めることができる。また、内管
と外管の重なり部分に介在する耐熱布によって、異音の
発生の防止と共に、内管と外管の熱膨張差の吸収および
内管の保持も可能になる。また、フランジからの伝熱も
より減少させ、排気ガスの保温効果をより高めることが
できる。
【0108】請求項7の発明によれば、シリカ繊維によ
り、耐熱効果を確実に持たせることができる。
【0109】請求項8の発明によれば、請求項1〜7記
載の発明の効果に加え、排気ガスが低温のときには、排
気ガスをバイパス通路に流さないことで、排気ガスの放
熱を抑制し、排気ガス温度を維持して、触媒を活性化さ
せることができ、排気ガスが高温のときには、排気ガス
の一部をバイパス通路に流すことで、排気ガスの放熱を
促して、排気ガス温度を低下させ、触媒の高温劣化を防
止することができる。
【0110】請求項9の発明によれば、請求項8の発明
の効果に加え、流路制御手段を簡単な構造によって達成
することができ、また、温度による応答も確実に行なわ
せることができる。
【0111】請求項10の発明によれば、バイパス通路
を、エンジンルーム内において排気管の下側に配置した
ので、バイパス通路から放散される熱の影響がエンジン
ルーム内に及びにくくなり、エンジンルームの雰囲気温
の上昇を抑制することができる。従って、エンジンルー
ム内の他部品への影響を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の断面図である。
【図2】本発明の第2実施例の断面図である。
【図3】本発明の第3実施例の断面図である。
【図4】本発明の第3実施例における耐熱布の組み付け
手順の説明図であり、(a)は内管に耐熱布を固定した
状態を示す斜視図、(b)は耐熱布を固定した内管を外
管内に挿入し、その上で耐熱布を外管に固定しようとし
ている状態を示す斜視図である。
【図5】本発明の第4実施例の全体側面図である。
【図6】図5のVI部分の詳細を示す拡大断面図であ
る。
【図7】図5のVII部分の詳細を示す拡大断面図であ
る。
【図8】本発明の第5実施例における図6と同じ部分の
断面図である。
【図9】本発明の第6実施例の要部断面図である。
【図10】従来の問題点の説明に用いる二重排気管の一
例を示す断面図である。
【図11】同別の例を示す断面図である。
【図12】従来の二重排気管の問題点の説明図であり、
(a)は二重排気管のサンプルの断面図、(b)は同サ
ンプルにおける壁温の変化の様子を示す図である。
【符号の説明】
1 外管 2 内管 2a 一方の端部 2b 他方の端部 3 断熱層 4 スペーサ 5 フランジ 6 直線部(径方向に収縮させられた部分) 10 耐熱布 10a 一端 10b 他端 21 内管側Cリング(内管側弾性リング) 22 外観側Cリング(外管側弾性リング) 31 二重排気管 31A 上流部 31B 下流部 41 バイパス通路 50 上流側開閉装置 52,62,72,82 円筒体 52a,62a,72a,82a 基端 52b,62b,72b,82b 先端 53,63,73 孔 60 下流側開閉装置 70,80 上流側流路制御手段 38 凹所 38a 下流側端縁 39 隙間 90 排気マニホールド 92,93 接続口 94 連通路 95 上流端

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外管と、この外管内に隙間をもって挿入
    された内管とからなり、前記内管の少なくとも一方の端
    部は前記外管に対して支持自由とし、前記外管に対する
    前記内管の熱膨長による相対動を許容可能に保持し、前
    記内管内を排気ガスの通路とする二重排気管において、 前記内管の支持自由な端部と外管の端部との間に筒状の
    耐熱布を設け、 前記耐熱布の一端を前記内管の端部に固定し、他端を前
    記外管の端部に固定したことを特徴とする二重排気管。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の二重排気管であって、 前記内管の両方の端部が前記外管に対して支持自由であ
    り、前記耐熱布を前記内管の両端部と外管の両端部との
    間に設けたことを特徴とする二重排気管。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の二重排気管であって、 前記両端部の耐熱布は、前記内管の外周面を覆うように
    連続していることを特徴とする二重排気管。
  4. 【請求項4】 請求項1、又は請求項2、又は請求項3
    記載の二重排気管であって、 前記外管と内管との隙間に介設され、前記内管と外管と
    の相対的な移動を許容する状態で前記内管を保持するス
    ペーサと、 前記外管の端部外周に配設されたフランジとを備え、 前記耐熱布の一端を、前記スペーサと内管の端部外周と
    で挟むことにより固定し、且つ他端を、前記外管の内周
    側から外周側に折り返して前記フランジと外管の端部外
    周とで挟むことにより固定したことを特徴とする二重排
    気管。
  5. 【請求項5】 請求項1、又は請求項2、又は請求項3
    記載の二重排気管であって、 前記耐熱布の一端を、前記内管の外周径よりも内径の小
    さい内管側弾性リングにより内管の端部外周に固定し、
    且つ他端を、前記外管の内周径よりも外径の大きい外管
    側弾性リングにより外管の端部内周に固定したことを特
    徴とする二重排気管。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれかに記載の二重排
    気管であって、 前記外管の端部が縮径され、 該端部に前記内管の支持自由な端部が重なり代をもって
    挿入され、 該重なり代に、前記耐熱布が介在していることを特徴と
    する二重排気管。
  7. 【請求項7】 請求項1〜5のいずれか記載の二重排気
    管であって、 前記耐熱布は、シリカ繊維を織って筒状に形成したもの
    であることを特徴とする二重排気管。
  8. 【請求項8】 請求項1〜7記載のいずれかの二重排気
    管であって、 排気ガス流れ方向の上流部と下流部とをバイパスすると
    共に、通過させる排気ガスの温度を低下させ得るバイパ
    ス通路と、 排気ガス温度が所定温度を下回るとき前記バイパス通路
    への排気ガスの流通を遮断し、同上回るとき同流通を許
    す流路制御手段とを備えたことを特徴とする二重排気
    管。
  9. 【請求項9】 請求項8記載の二重排気管であって、 前記流路制御手段は、二重排気管の端部に固定されて内
    周側に延設され、前記バイパス通路との接続口に対向し
    得る孔を有した薄肉の筒体であり、前記孔は、排気ガス
    温度が所定温度を下回るとき前記接続口から外れ、同上
    回ると筒体の熱膨長により対向することを特徴とする二
    重排気管。
  10. 【請求項10】 請求項7、又は請求項8、又は請求項
    9記載の二重排気管であって、 前記バイパス通路は、前記二重排気管の下側に設置され
    ていることを特徴とする二重排気管。
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