JP3108382B2 - 排気管の冷却装置 - Google Patents

排気管の冷却装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は内燃機関における排
気管の冷却装置に関する。
【0002】
【従来の技術】車両の排気系においては、冷間時の触媒
活性化(触媒作動温度への到達促進)を狙って、触媒の
上流側排気管に断熱性の高い二重管を用いることが多
い。この二重管は、内管と外管の間に設けた空隙(エア
ギャップ)を断熱層として利用するのであるが、エンジ
ンの高負荷時には高温の排気ガスが内管を加熱し内管は
その耐熱限界に近いほどの高温となり、熱歪みを生じて
破損に至るおそれがある。
【0003】これを解決すべく実開昭60−78925
号においては、通常運転時は空隙に強い負圧を導入して
真空状態として保護性を確保し、高負荷時には大気を導
入している。しかし、高負荷時には、大気暴露では内管
を十分に冷却することができない。また、通常運転に戻
った際には、低耐熱である吸気系が高温の空隙内空気を
導入して溶損するなどの問題がある。
【0004】一方、車両の排気系における排気エミッシ
ョン対策として、暖機が完了して触媒が十分な転換作用
を開始するまで、エンジン駆動または電動式のエアポン
プによって強制的に排気管内に二次空気を送り込み、不
足する酸素を補って触媒の活性化を早める技術が実開平
3−65865号公報に開示されている。この技術は上
記二次空気導入と吸気系へのアシストエア導入とを1つ
の電源ポンプを切り替えて行うようにしたものである。
【0005】この実開平3−65865号公報の技術に
ついて図7及び図8により説明する。図8において、加
圧ポンプ1は、アシストエア供給用と排気浄化用二次空
気供給用に兼用される空気ポンプである。加圧ポンプ1
の上流側に第1の空気切替弁2が、下流側に第2の空気
切替弁3が設けられる。
【0006】第1の空気切替弁2は2つの入口と1つの
出口を有する。2つの入口の一方は加圧ポンプ用エアク
リーナ8に接続され、他方は加圧ポンプ用エアフローメ
ータ6に接続されている。出口は加圧ポンプ1に接続さ
れている。
【0007】第2の空気切替弁3は1つの入口と2つの
出口を有する。入口は加圧ポンプ1に接続されている。
2つの出口のうち一方はエアアシストタイプの電子制御
式燃料噴射弁7に接続するエアアシスト導管11に接続
され、他方は排気浄化用の二次空気導管12に接続され
ている。燃料噴射弁7は燃料をエンジン15の吸気系1
4に噴射する。二次空気導管12を通るエアは二次空気
としてエンジンの排気系10に供給される。エンジン排
気系10には、二次空気注入部位より下流に酸素センサ
16が設けられ、それよりさらに下流に触媒コンバータ
17が設けられる。
【0008】第1の空気切替弁2はダイアフラム式弁か
ら成り、その負圧室への負圧の導入のON−OFFは第
1の負圧切替弁4によって行われる。同様に、第2の空
気切替弁3はダイアフラム式弁から成り、その負圧室へ
の負圧の導入のON−OFFは第2の負圧切替弁5によ
って行われる。第1,第2の負圧切替弁4,5は、エン
ジン吸気系の絞り弁18下流に接続され、そこから負圧
をとっており、負圧と大気圧との切り替えは、マグネッ
トにより行われる。
【0009】加圧ポンプ1、第1,第2の負圧切替弁
4,5は、エンジンコントロールユニット(以下、EC
Uという)13として機能するコンピュータに接続され
ており、ECU13の指令に従ってON−OFFする。
ECU13には、各種エンジン運転条件信号、水温(油
温)、エンジン回転数、排気温、酸素センサ、その他の
信号、たとえば車速の信号が入力される。図7におい
て、二次空気導入管12にはチェックバルブ9が設けら
れている。
【0010】図8は、ECU13のセントラルプロセッ
サユニット(CPU)部での演算フローを示している。
図8において、ステップ100で演算をスタートし、ス
テップ101で車速が所定車速(たとえば、40マイル
/時)以下か否かを判断する。所定車速以上ならエアア
シストもエアインジェクションも必要でないので、ステ
ップ103に進み加圧ポンプOFFの信号を加圧ポンプ
1に送って停止させ、ステップ109に移って演算を終
了する。
【0011】ステップ101で車速が所定車速以下なら
ステップ102に進んで加圧ポンプONの信号を加圧ポ
ンプ1に送って加圧ポンプ1を駆動する。この状態はエ
アアシストかエアインジェクションの何れか一方が必要
な状態である。どちらが必要かをステップ104に進ん
で判断する。ステップ104では、エンジン冷却水の水
温が所定温度(たとえば30℃)以下か否かを判断す
る。水温が所定水温以下のときは、エンジン暖機中であ
り、このような場合はエンジンが未だ冷えているから空
燃比A/Fをリッチにして燃焼させなければならないか
ら、排気ガス中にHC,COが多く酸欠状態にありH
C,COを触媒コンバータ17部位で十分に酸化するた
めに排気系に二次空気を導入することが必要になる。
【0012】他方、水温が所定水温以上なら暖機後であ
るから、二次空気導入は必要でなく、燃料噴射弁7にア
シストエアを送って、燃料微粒化を促進させ、燃料改善
をはかることが必要となる。
【0013】ステップ104にて水温が所定温度以下、
すなわちエアインジェクションが必要な時は、ステップ
105に進み、第1の負圧切替弁4をOFFにして第1
の空気切替弁2の負圧室への負圧導入をOFFにし第1
の空気切替弁2をOFFにしてエアクリーナ8側に開と
なるようにし、かつ第2の負圧切替弁5をOFFにして
第2の空気切替弁3の負圧室への負圧導入をOFFにし
第2の空気切替弁3をOFFにして二次空気導管12側
が開となるようにする。この状態で、ステップ106の
エアインジェクションON、エアアシストOFFの状態
が得られ、ステップ109に進んで演算を終了する。
【0014】ステップ104にて水温が所定温度以上、
すなわちエアアシストが必要な時は、ステップ107に
進み、第1の負圧切替弁4をONにして第1の空気切替
弁2をONにし第1の空気切替弁2をエアフローメータ
6側に開とするとともに、第2の負圧切替弁5をONに
して第2の空気切替弁3をONにし第2の空気切替弁3
をエアアシスト導管11側に開とする。この状態でステ
ップ108のエアアシストON、エアインジェクション
OFFが得られ、さらにステップ109に進んで演算を
終了する。
【0015】また、エアクリーナ8、エアフローメータ
6は、加圧ポンプ1に供給するエア用のものであって、
エンジンの吸気系14には、絞り弁18上流に、エンジ
ン吸気用のエアクリーナ、エアフローメータ(図示略)
が設けられる。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】上記実開平3−658
65号公報のものにおいては、その加圧ポンプがエンジ
ンの暖機時と減速時に共用され、それ以外のとき、すな
わち所定の車速以上(高負荷時)のときには加圧ポンプ
は使用されない。
【0017】そこで本発明は、二重排気管において、そ
の内管を強制的に冷却して内管の加熱による上記のよう
な不具合を防止するとともに、上記のように高負荷時に
は使用されない加圧ポンプを有するものにおいては、そ
の加圧ポンプを有効利用して上記従来のような内管の加
熱による不具合を防止する排気管の冷却装置を提供する
ことを目的とするものである。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、請求項1記載の第1の発明は、エンジンの排気管
を、排気通路を形成する内管の外周に所定の空間部を設
けて外管を配設して構成し、前記外管に加圧空気導入口
と加圧空気排出口を設け、前記排気通路には二次空気導
入口を設け、エンジンの運転状況もしくは内管の温度に
応じて加圧空気を、上記加圧空気導入口と二次空気導入
口に選択的に供給するようにしたことを特徴とするもの
である。
【0019】本発明においては、加圧空気が空間部内を
強制的に流通されて外部へ排出されるので、その加圧空
気によって内管が強制的に冷却される。したがって、熱
境界層を破壊するとともに内管表面から積極的に熱が奪
われて管外へ放出される。更に、1個の加圧空気供給源
により、エンジンの低負荷時には二次空気導入側へ加圧
空気を供給し、高負荷時には外管の加圧空気導入口側へ
加圧空気を供給する。通常、低負荷時には排気通路への
二次空気の供給が要求される反面排気管の冷却は要求さ
れず、また、高負荷時には排気通路への二次空気の供給
が要求されない反面排気管の冷却が要求される。そのた
め、1個の加圧空気供給源からの加圧空気を選択的に使
用して二次空気供給の要求と排気管冷却の要求を満たす
ことができる。
【0020】
【0021】
【0022】請求項記載の第の発明は、上記第1の
発明において、加圧空気を、エンジン駆動もしくは電動
機駆動によるポンプにより造るようにしたものである。
【0023】本第の発明においては、加圧ポンプを自
動車に搭載されている既設の駆動源で駆動できる。そし
て、請求項記載の第の発明は、上記第1又は第2の
発明において、空間部に放熱体を配したものである。
【0024】本第の発明においては、放熱体により放
熱面積が大きくなり、内管及び内管内を流通する排気ガ
スの熱の積極的放出作用がより一層高くなる。
【0025】
【発明の実施の形態】図1乃至図6に示す実施例に基づ
いて本発明の実施の形態について説明する。図1に示す
構造は、上記図7に示す従来構造におけるエアアシスト
導管11を排気系冷却用の導管とし、排気系10を冷却
可能構造にした点が相違するもので、その他の構造は上
記図7に示す従来構造と同一である。
【0026】したがって、図1において図7と同一部材
については、重複説明を避けるために同一符号を付して
その説明は省略し、相違部について説明する。図1にお
いて、エンジン15に接続したエキゾーストマニホール
ド21の下流部には排気管22が接続され、該排気管2
2の下流部は触媒コンバータ17を通じて更に下流の排
気系へ接続されている。
【0027】上記排気管22は、内管23の外周に、所
定の空間部24を設けて外管25を配した二重管からな
り、図2に示すようにその内管23の上流端23aと外
管25の上流端25aにはフランジ26が固着され、該
フランジ26は上記エキゾーストマニホールド21のフ
ランジ27と連結されている。そして、内管23内の排
気通路28の上流端28aは上記エキゾーストマニホー
ルド21に連通し、空間部24の上流端24aはフラン
ジ26で閉塞されている。
【0028】また、図3に示すように、内管23の下流
部は上記触媒コンバータ17部へ接続されて排気通路2
8の下流部が触媒コンバータ17へ連通し、外管25の
下流端25bは大気に開口されて排出口を形成し、空間
部24の下流部24bが大気に開口連通している。
【0029】上記外管25の下流部には、該部と内管2
3間に接触するように緩衝材29が設けられており、外
管25の下流部25bを、内外管23,25の熱膨張差
による相対移動を許容して支持している。この緩衝材2
9は例えばステンレスメッシュウール等の耐熱性材料で
形成されている。更に、該緩衝材29は、図4に示すよ
うに、内外管23,25の周方向に部分的に設けられて
おり、該緩衝材29が存在しない部分が加圧空気排出口
24cとなっている。なお、緩衝材29をステンレスメ
ッシュウール等の繊維体で構成した場合には、その繊維
の隙間も加圧空気の排出通路となる。
【0030】また、外管25の上流側には図2に示すよ
うに加圧空気導入口30が形成され、該加圧空気導入口
30が上記空間部24と連通している。図1に示す第2
の切替弁3は、そのOFF作動により加圧ポンプ1から
の加圧空気を二次空気導入管12へ供給し、ON作動に
より加圧ポンプ1からの加圧空気を冷却用導管31へ供
給するように選択切替可能に構成されている。
【0031】上記二次空気導入管12における二次空気
導入口12aはエキゾーストマニホールド21の上流部
に開口されている。また、上記冷却用導管31の下流部
は、チェックバルブ32を介して上記加圧空気導入口3
0に連通されている。
【0032】次に、上記切替弁3の切替制御について図
6のフローチャートにより説明する。図6において、ス
テップ100で演算をスタートし、ステップ101で車
速が所定車速以下(例えば40mph)以下か否かを判
断する。車速が所定車速以下の場合はステップ102で
加速ポンプ1を作動させ、更にステップ104でエンジ
ン冷却水温が30℃以下ならば暖機中と判断してステッ
プ105の処理、すなわち、負圧切替弁4,5及び空気
切替弁2,3をOFF作動して、加圧ポンプ1の加圧空
気を二次空気導入管12へ供給し、排気ガスに二次空気
を導入する。このとき、冷却用導管31へは加圧ポンプ
1からの加圧空気は導入されない。
【0033】ステップ101で車速が所定車速以上なら
ばステップ110に進むが、排気温度が600℃より低
ければ、二次空気の導入及び排気管22の内管23の冷
却も不要と判断してステップ103で加圧ポンプ1を停
止する。
【0034】一方、排気温度が600℃より高ければ、
「所定車速以上かつ排気ガス高温→エンジン高負荷→内
管23の冷却の必要あり」と判断してステップ104に
進む。そして、ステップ104で、エンジン冷却水温が
30℃以上である(非暖機中)ことを確認した上でステ
ップ107の処理、すなわち、負圧切替弁4,5及び空
気切替弁2,3をON作動して、ステップ108によう
に、加圧ポンプ1の加圧空気を冷却用導管31を通じて
排気管22の空間部24に導入し、二次空気導入管12
側への加圧空気の導入を遮断する。
【0035】上記空間部24内に加圧空気が導入される
と、その加圧空気は空間24内を下流側へ流れ、主とし
て緩衝材29が存在しない排出口24cから外部へ放出
される。この加圧空気によって内管23が強制的に冷却
されるため、熱境界層を破壊するとともに内管表面から
積極的に熱を奪って管外へ放出する。そのため、内管2
3の加熱による不具合が防止される。
【0036】なお、上記ステップ101の設定車速、1
04の設定水温、ステップ110の設定排気温は、いず
れも必要に応じて任意に設定するものである。図5は上
記排気管22における内外管23,25の空間部に放熱
体40を設けたものである。該放熱体40は、金属板を
波形に折曲し、その波方向を内管23の周方向に向けて
内管23の外周面に巻設固着したフィンで形成されてお
り、空間部24内を流通する加圧空気の流れを阻害しな
いようにしてある。
【0037】この実施例によれば、放熱体40による放
熱面積が大きくなり、内管23の熱の積極的放出作用が
より一層高くなり、上記の冷却効率が向上する。なお、
放熱体は上記実施例のフィン形状に限定するものではな
く、放熱作用を促進するものであればよく、その断面形
状は任意であり、更にその取付方法や設置範囲も任意で
ある。なお、図1のエキゾーストマニホールド21も上
記排気管22と同様の二重管構造として、その空間部に
上記冷却時における加圧空気を同時に導入して、エキゾ
ーストマニホールド21を冷却するようにしてもよい。
【0038】また、排気管22における加圧空気の排出
口は、外管25の周壁を開口して形成してもよい。更
に、上記加圧ポンプ1は、エンジン駆動によるポンプで
あってもよく、また、電源機駆動によるポンプであって
もよい。
【0039】上記実施例は、エンジンの低負荷時のみ使
用される加圧ポンプを冷却用として活用した例である
が、上記の加圧ポンプとは別に、冷却用の加圧ポンプを
独自に設け、この冷却用のポンプから上記二重管からな
る排気管22の空間部24内へ加圧空気を強制的に導入
するようにして、排気ガスの高温時に加圧空気を導入す
るようにしてもよい。
【0040】
【発明の効果】以上のようであるから、請求項1及び2
記載の発明によれば、排気管の内管を加圧空気により積
極的に冷却することができるため、従来のような内管の
過熱による不具合を防止できる。更に、内管内を流通す
る排気ガスの温度も下げられるので、高温の排気ガスに
起因する触媒の不具合も避けられる。
【0041】更に、エンジンの低負荷時に二次空気を供
給するための加圧空気供給源を設けた制御システムにお
いて、高負荷時には遊休状態にあるその加圧空気供給源
を活用して上記のような内管の強制冷却を実施すること
ができる。そのため、既存の加圧空気供給源や制御シス
テムをそのまま活用し、加圧空気の流れを選択する選択
手段などのわずかな部品の付加で排気管の強制冷却が可
能になり、その強制冷却が、問題とならないわずかな重
量増加とコスト増加で実現できる。
【0042】請求項記載の発明によれば、更に、内管
の冷却効率を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す系統図。
【図2】図1の排気管における上流部の拡大断面図。
【図3】図1の排気管における下流部の拡大断面図。
【図4】図3におけるX−X線断面図。
【図5】本発明における排気管の他の実施例を示す横断
面図。
【図6】図1の装置の作動制御を示すフローチャート。
【図7】従来の装置を示す系統図。
【図8】従来の装置の作動制御を示すフローチャート。
【符号の説明】
1…加圧空気供給源である加圧ポンプ 12…二次空気導入口 22…排気管 23…内管 24…空間部 24c…加圧空気排出口 25…外管 30…加圧空気導入口 40…放熱体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭61−78213(JP,U) 実開 平3−51125(JP,U) 実開 昭63−54813(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F01N 3/02 F01N 3/22 F01N 3/30 F01N 7/08 F01N 7/14

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンの排気管を、排気通路を形成す
    る内管の外周に所定の空間部を設けて外管を配設して構
    成し、前記外管に加圧空気導入口と加圧空気排出口を設
    け、前記排気通路には二次空気導入口を設け、エンジン
    の運転状況もしくは内管の温度に応じて加圧空気を、上
    記加圧空気導入口と二次空気導入口に選択的に供給する
    ようにしたことを特徴とする排気管の冷却装置。
  2. 【請求項2】 加圧空気を、エンジン駆動もしくは電動
    機駆動によるポンプにより造るようにした請求項1記載
    の排気管の冷却装置。
  3. 【請求項3】 空間部に放熱体を配した請求項1又は
    記載の排気管の冷却装置。
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