JPH06346728A - 内燃機関の排気マニホールド及び排気管 - Google Patents

内燃機関の排気マニホールド及び排気管

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JPH06346728A
JPH06346728A JP13843793A JP13843793A JPH06346728A JP H06346728 A JPH06346728 A JP H06346728A JP 13843793 A JP13843793 A JP 13843793A JP 13843793 A JP13843793 A JP 13843793A JP H06346728 A JPH06346728 A JP H06346728A
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pipe
inner pipe
exhaust
flange
cylinder head
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Satoru Imabetsupu
悟 今別府
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Nissan Motor Co Ltd
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    • F01N13/08Other arrangements or adaptations of exhaust conduits
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    • F01N13/141Double-walled exhaust pipes or housings

Abstract

(57)【要約】 【目的】 排気ガスの保温効果を高め、特に始動時の昇
温特性の向上を図ることができ、しかも内管と外管の熱
膨張差の吸収を確実に行い得る内燃機関の排気マニホー
ルドを提供する。 【構成】 エンジンのシリンダヘッド(10)に連結さ
れた内燃機関の排気マニホールド(30)において、外
管(32)内にそれより薄肉の内管(34)が同心に配
置された二重管構造をなし、前記外管(32)は、その
端部に設けられたフランジ(36)により前記シリンダ
ヘッド(10)の排気口(14)に固定され、前記フラ
ンジ(36)の内周部とシリンダヘッド(10)の端面
との間にはリング状の凹所(40)が確保され、前記内
管(34)は、外管(32)との間に介在された断熱部
材(33)により保持され、前記内管(34)の端部に
は、前記凹所(40)に収容され非昇温時にシリンダヘ
ッド(10)と非接触となりかつ昇温時にシリンダヘッ
ド(10)と当接する鍔部(46)が形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、内管と外管からなる二
重管で構成された内燃機関の排気マニホールド及び排気
管に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車においては、排気管の下流部に触
媒を配置し、排気ガスの浄化を図ることが行われてい
る。この場合、浄化効率の面ではエンジン始動時が問題
となる。エンジン始動時には、触媒及び排気ガスが共に
低温である。よって、触媒温度が活性温度に至らないた
めに、化学変化が起こらず、排気ガス内の未燃成分が十
分に反応しきれない状況が発生する。
【0003】これに対処するため、現在では、比較的低
温でも活性状態になる高価な触媒を装着したり、あるい
は排気マニホールド直下に触媒を装着したりしている。
しかし、排気マニホールド直下に触媒を装着すると、高
速走行時に高温となる触媒からの伝熱が周囲の部品に悪
影響を与えるおそれがあるため、遮熱板の性能をアップ
させたり、冷却ファンの容量を増大させたりする等の別
の問題を引き起こす。そこで、これらの問題を回避し、
エンジン始動時の触媒の活性を向上させるために、二重
管構造の排気管が使用されている(実開昭62−679
22号、実開昭56−65123号参照)。
【0004】図12は、実開昭62−67922号公報
に記載された従来の二重管構造の排気管を示す。この排
気管1は、外管3の内部に内管5を同心に配置し、外管
3と内管5との間に中空の断熱層7を確保したものであ
る。この排気管1においては、内管5と外管3の接続を
一端では溶接とし、他端では圧入嵌合とすることで、内
管5と外管3の熱膨張の差を吸収するようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、排気ガスの
保温効果を高めるためには、排気管の内壁の温度を速や
かに上昇させる事がポイントとなる。これを支配するの
は、排気管における熱容量である。二重管を用いた場合
の、内管の肉厚をパラメータとした始動時の排気ガスの
温度変化を図13に示す。この図から分かるように、内
管の肉厚を薄くするほど、温度の立ち上がりは早くな
る。
【0006】しかしながら、十分な効果を得るために
は、内管の肉厚を0.5mm以下にする必要がある。一
方、排気管全体の強度を保持するためには、外管の肉厚
を少なくとも1.5mm以上にする必要がある。このた
め、内管と外管の肉厚と温度の差により、内管と外管の
熱膨張が大きく異なり、内管が湾曲するおそれが生じ
る。
【0007】また、内管と外管を特にシリンダヘッド部
側で連結した場合には、内管から外管を経由して、シリ
ンダヘッド内ウォータージャケットの冷却水へ熱が伝わ
り、排気ガスの保温効果が低下してしまうという問題も
ある。
【0008】以上の点から図12の従来例を見てみる
と、従来の排気管は内管と外管の一端が溶接で接合さ
れ、他端が嵌合された構造であるため、内管から外管へ
の伝熱を十分抑制することができず、始動時の昇温特性
を向上することができない。また、一端を圧入嵌合する
ことで熱膨張差を吸収するようにしているが、内管と外
管の温度差がかなり大きくなった場合には、熱膨張差を
十分吸収できないおそれもある。
【0009】本発明は、上記事情を考慮し、排気ガスの
保温効果を高め、特に始動時の昇温特性の向上を図るこ
とができ、しかも内管と外管の熱膨張差の吸収を確実に
行い得る内燃機関の排気マニホールド及び排気管を提供
することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明による排
気マニホールドは、外管内にそれより小径で薄肉の内管
が挿入された二重管構造をなし、前記外管は、その端部
に設けられたフランジにより前記シリンダヘッドの排気
口に固定され、前記フランジの内周部とシリンダヘッド
の端面との間にリング状の凹所が形成され、前記内管
は、外管との間に介在された断熱部材により保持され、
前記内管の端部には、前記凹所に収容され非昇温時にシ
リンダヘッドと非接触となりかつ昇温時に内管の熱膨張
によりシリンダヘッド側へ移動する鍔部が形成されてい
ることを特徴としている。
【0011】請求項2の発明による排気管は、外管内に
それより小径で薄肉の内管が挿入された二重管構造をな
し、前記内管は外管との間に介在された内管保持部材に
より保持され、前記外管の端部にはフランジが設けら
れ、このフランジには、鍔部と該鍔部の内周に一体化さ
れ内管側へ延びる筒部とからなるキャップの前記鍔部が
固定され、このキャップの前記筒部の先端と前記内管の
端部とが排気ガスの流れ方向に重なっていることを特徴
としている。
【0012】請求項3の発明による排気管は、請求項2
記載の排気管であって、前記キャップの円筒部と前記内
管の端部との間に、非昇温時に径方向の隙間が確保され
ていることを特徴としている。
【0013】請求項4の発明による排気管は、請求項2
記載の排気管であって、前記キャップの円筒部が前記内
管の内周側に挿入され、内管の長さが、熱膨脹時にも内
管の端部が前記キャップと非接触となる寸法に設定され
ていることを特徴としている。
【0014】請求項5の発明による排気管は、請求項4
記載の排気管であって、前記キャップが、前記内管と同
材料または内管より熱膨脹の小さい材料から構成されて
いることを特徴としている。
【0015】請求項6の発明による排気管は、請求項2
記載の排気管であって、前記内管保持部材が、断熱性を
有するとともに振動を吸収可能な弾性材料で構成されて
いることを特徴としている。
【0016】
【作用】請求項1の発明の排気マニホールドにおいて
は、エンジン始動時のまだ管壁が十分に昇温していない
間は、内管の端部の鍔部がシリンダヘッドと非接触状態
にあるので、内管の熱がシリンダヘッド側に逃げない。
また、内管は断熱部材を介して外管に保持されているの
で、内管の熱が他へ逃げにくい。よって、薄肉ゆえに熱
容量の小さい内管は速やかに昇温する。また、鍔部は外
管とシリンダヘッドとの間の凹所に収容されているの
で、この鍔部により内管と外管の隙間へ排気ガスが流入
するのが抑制される。従って、以上のことからエンジン
始動時の排気ガス温度の散逸が抑制され、保温効果が高
まる。一方、通常走行時や高負荷走行時には、排気ガス
の温度及び排気マニホールドの温度が高くなることで、
内管が熱膨脹する。この熱膨脹は、鍔部とシリンダヘッ
ドとの間に予め確保されている間隙により吸収され、十
分熱膨脹した状態で鍔部がシリンダヘッドに近接あるい
は当接する。そして、これにより内管と外管の隙間が略
閉じた状態に保たれ、同隙間への排気ガスの流入がほぼ
遮断されるようになり、外管への伝熱が極力抑えられ、
排気ガスの保温効果が高まる。
【0017】請求項2の発明の排気管においては、内管
と外管の隙間の端部をキャップで塞いでいるので、同隙
間への排気ガスの流入を防ぐことができ、外管への伝熱
量を減らすことができる。また、キャップと内管は、排
気ガスの流れ方向に重なっているだけであるから、内管
の熱膨脹を十分吸収することができる。
【0018】請求項3の発明の排気管においては、キャ
ップと内管の端部との間に径方向の隙間が確保されてい
るので、内管とキャップとを非接触に保つことができ、
内管の熱がキャップを通して逃げるのを確実に防止する
ことができる。また、径方向の隙間が確保されているこ
とにより、内管の径方向の熱膨脹を十分吸収することが
できる。
【0019】請求項4の発明の排気管においては、キャ
ップの円筒部が内管の内周側に挿入されているので、内
管が径方向に大きく熱膨張した場合でも、内管とキャッ
プの干渉を避け、熱膨脹を吸収することができる。ま
た、排気ガスの流れ方向の膨脹については、内管が熱膨
脹してもキャップと接触しないように内管の長さが設定
されているので、全く干渉のおそれはない。
【0020】請求項5の発明の排気管においては、キャ
ップが内管と同等かそれ以下の程度しか熱膨脹しないの
で、昇温時に両者の干渉が確実に回避される。
【0021】請求項6の発明の排気管においては、内管
保持部材が断熱性と振動吸収性を有する弾性材料で構成
されているので、内管から外管への伝熱量を減らすこと
ができる上、遮音効果を高めることもできる。また、内
管が大きく熱膨脹しても安定して保持することができ
る。
【0022】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0023】まず、請求項1の発明の排気マニホールド
の第1実施例について説明する。図1は、第1実施例の
排気マニホールドの取付状態を示す半断面図である。図
において、10はシリンダヘッド、20はフロントチュ
ーブ、30は排気マニホールドである。シリンダヘッド
10内にはウォータージャケット12が設けられてい
る。14は排気口である。
【0024】排気マニホールド30は、外管32の内部
に、それより薄肉の内管34を適当な間隔を存した状態
で同心に配設した二重管構造をなしており、全体が約9
0度に湾曲している。内管34の内径は、シリンダヘッ
ド10の排気口14の内径及びフロントチューブ20の
内径と略等しく設定され、外管32の径は、内管34を
基準にして、両者の間に適当な間隔を確保できる程度に
大きめに設定されている。外管32の肉厚は、強度部材
としての機能を発揮し得る程度に設定され、内管34の
肉厚は、熱容量を小さくできるよう外管32よりもかな
り薄く、例えば約0.5mm以下に設定されている。
【0025】内管34と外管32との間の隙間35に
は、弾性を有するグラスウール等の断熱部材33が充填
され、この断熱部材33によって、内管34は外管32
に保持されている。
【0026】外管32の両端部にはフランジ36、38
が設けられている。外管32は、これらフランジ36、
38によって、シリンダヘッド10の端面及びフロント
チューブ20のフランジ22に、それぞれ図示しないボ
ルトで接続されている。
【0027】フランジ36、38の内周側には切欠36
a、38aが形成されている。シリンダヘッド10の端
面とフランジ36との間には、前記切欠36aによって
リング状の凹所40が確保されている。また、フロント
チューブ20のフランジ22と外管32のフランジ38
との間には、前記切欠38aによってリング状の凹所4
2が確保されている。
【0028】内管34の両端部には外管32の内径より
も大きな外径の鍔部46、48が形成され、これら鍔部
46、48は前記凹所40、42内に収容されている。
常温時における鍔部46、48を含めた内管34の長さ
は、フランジ36、38を含めた外管32の長さよりも
短く設定されており、排気マニホールド30が冷えてい
るとき(非昇温時)、つまり熱膨張していないとき、内
管34の両端の鍔部46、48が、シリンダヘッド10
の端面、及びフロントチューブ20のフランジ22に対
して適当な間隔をおいて非接触となる。
【0029】また、通常走行時に排気マニホールド30
が昇温して十分熱膨脹したとき、内管34と外管32の
熱膨脹差により内管34の両端の鍔部46、48が、シ
リンダヘッド10の端面、及びフロントチューブ20の
フランジ22と当接するように、内管34の長さが設定
されている。
【0030】なお、この二重管構造の排気マニホールド
30を作る方法としては、例えば図4に示すように、湾
曲した内管34の外周に半割りした外管32a、32b
を被せて溶接する方法が考えられるが、この方法では溶
接が外側からのみとなり、また溶接部が長くなるため、
ガス漏れの恐れが生じる。
【0031】そこで、この実施例では、ガス漏れ防止と
加工工数低減のため、図3に示すように、外管32の内
部に内管34を挿入すると共に、内管34と外管32の
隙間に断熱部材33(図1参照)を充填し、その上で曲
げ加工することにより、屈曲二重管を製作している。こ
うすることにより、曲げ加工された内管34と外管32
は、充填された断熱部材33によって固定され、内管3
4と外管32が直接接触することによる排気ガス保温効
果の低下が回避される。
【0032】この場合、内管34と外管32の直接接触
を回避することができれば、必ずしも内管34と外管3
2の隙間35の全域に亘って断熱部材33を充填する必
要はない。しかし、断熱部材33は内管34と外管32
の隙間35に排気ガスが流入するのを防ぐ目的で設けて
もいるから、少なくとも隙間の両端に断熱部材33を充
填する必要はある。
【0033】次に作用を説明する。
【0034】エンジン停止直後を除き、エンジン始動前
においては、排気マニホールド30の外管32と内管3
4の温度は共に外気温と同じである。この状態から、エ
ンジンを始動すると、内管34の中を流れる排気ガスに
よって、まず内管34が暖められる。そして、内管34
の壁温が上昇し、内管34に与えた熱量だけ排気ガスの
温度が低下する。内管34は肉厚を薄くすることで熱容
量を少なくしてあるから、排気ガスから内管34への伝
熱量は少なく、排気ガスの温度低下は小さく抑えられ
る。
【0035】また、内管34は断熱部材33により保持
されているだけであり、他の部分と非接触とされている
から、内管34から、外管32やその他の部分への伝熱
が抑えられる。さらに、鍔部46、48の存在と断熱部
材33の存在により、内管34と外管32の隙間35へ
の排気ガス流入が抑制されるため、隙間35に排気ガス
が流通することによる排気ガス温度の低下が極力抑えら
れる。
【0036】従って、内管34が速やかに昇温し、これ
によりフロントチューブ20の後ろに設置してある触媒
の入口排気ガス温度が上昇し、始動時に速やかに触媒が
活性状態に移行する。
【0037】エンジン始動から時間が経つと、排気ガス
や排気マニホールド30、フロントチューブ20が十分
に暖まる。この状態では、内管34と外管32が、その
温度及び熱容量の違いにより別々に熱膨張する。外管3
2に比べて内管34は高温になるため、排気ガスの流れ
る方向に大きく膨張する。この実施例では内管34が完
全に熱膨張した場合には、図2に示すように、内管34
の鍔部46がシリンダヘッド10の端面に当接する。ま
た、もう一方の鍔部48がフロントチューブ20のフラ
ンジ22に当接する。
【0038】そして、これにより内管34は、シリンダ
ヘッド10と外管23によって確実に保持される。ま
た、隙間35が完全に塞がれた状態になり、内管34と
外管32の間に、排気ガスの流入しない断熱層が形成さ
れることになる。このため、排気ガスが隙間35に流入
する場合に比べて、排気ガスから外管32への伝熱量が
減少し、外管32の表面温度が下がって、その結果、対
流や輻射によるエンジンルーム内への熱散逸が防止され
る。
【0039】また、内管34が熱膨張してシリンダヘッ
ド10に接触している状態では、排気ガスからの熱量は
内管34から鍔部46を経由してシリンダヘッド10へ
伝わるが、内管34の熱容量が少ないため、伝わる熱量
は少ない。一方、熱容量が大きい外管32と内管34の
間の隙間35は閉じた空間となっており、ここが断熱層
として機能するので、外管32の温度はあまり上昇せ
ず、シリンダヘッド10への伝熱が低下する。この結
果、ウォータージャケット12内の冷却水への放熱量が
低下することになり、ラジエータのファン風量を低減す
ることができると共に、エンジンルーム内への空気温度
を低下することができる。
【0040】なお、上記実施例のリング状の凹所40の
形状を、図5に示す第2実施例のように変更することも
できる。この第2実施例では、シリンダヘッド10の端
面側に、外周に行くほど深くなるテーパ状の切欠16を
形成し、この切欠16とフランジ36側の切欠36aと
で、リング状の凹所50を確保している。従って、この
凹所50は、排気ガスの流れに垂直な方向を基準とした
場合、それよりもシリンダヘッド10側に切り込む形状
になっている。そして、この凹所50内に、切欠16の
テーパ壁面と平行に対向する姿勢で鍔部52が収容され
ている。この第2実施例の場合、凹所50を形成するテ
ーパ壁面と鍔部52とが、排気ガスの流れ方向に逆行す
る方向を向いているので、低温時における隙間35への
排気ガス流入をより効果的に防止することができる。従
って、排気ガスの温度低下をさらに一層抑制する効果が
ある。また、熱膨張して鍔部52がシリンダヘッド10
に当接する場合は、切欠16のテーパ壁面に当接するこ
とになるので、内管6の保持をさらに強化することがで
きる。
【0041】次に、請求項2〜6の発明の排気管の実施
例について説明する。
【0042】図6、図7は、排気管の第1実施例の取付
状態を示す。この排気管100は、外管102の内部
に、所定の間隔を存して同心に内管104を配設した二
重管構造をなしている。外管102は、排気管全体の強
度部材となるように肉厚が厚く形成されており、フラン
ジ106に直接溶接にて固着されている。このフランジ
106は、その背面の内周部に外管102の端面が当接
された状態で、外管102と一体化されている。内管1
04は、肉厚が外管102に比べて薄く、例えば0.5
mmの肉厚で形成されている。また、110はキャッ
プ、100Aは排気管100の内部を示す。
【0043】キャップ110は、鍔部112とその内周
にアール部113を介して連続形成された円筒部114
とからなる断面L字形をなしており、鍔部112がガス
ケット116を介してフランジ106に合わせられ、図
示していないガスケットを介してエンジンもしくは他の
排気管にボルトで共締めされるようになっている。円筒
部114の先端は、排気管100の内部に向かって延び
ており、内管104の内周側に挿入されている。この円
筒部114の先端部と内管104の端部は、排気ガスの
流れ方向に重なっている。
【0044】内管104の長さは、外管102の長さと
フランジ106の厚さを加えた寸法よりも短くなってお
り、外管102、内管104、フランジ106で排気管
100を構成した状態で、フランジ106の端面と内管
104の端部との間に、隙間部108が形成されてい
る。この隙間部108の排気ガスの流れ方向の寸法は、
内管104が常温から高速走行時の内管温度、例えば最
高で1000度になった状態で熱膨脹する以上の長さに
設定されている。つまり十分に熱膨張しても内管104
の端部がキャップ110に接触しないだけの長さに設定
されている。
【0045】外管102と内管104の隙間105に
は、内管保持部材103が介在されており、内管104
はこの内管保持部材103により保持され、外管10
2、フランジ106、キャップ110とは直接には固着
していない。この内管保持材103は断熱効果があり、
音や振動を吸収するグラスウール等の弾性材料で構成さ
れている。
【0046】キャップ110の円筒部114は、排気管
100全体が常温状態に長く置かれている状況で、内管
104との間に径方向の隙間を持っている。この隙間に
は円筒状ガスケット118が挿入され、この隙間を通し
て内管104と外管102の隙間103内に排気ガスが
流入するのをできるだけ遮断するようになっている。キ
ャップ110は、内管104と同じ材料か、もしくは内
管104より熱膨張率が同じか低い材料で形成されてい
る。例えばセラミックで形成してもよい。また肉厚は、
内管104よりも厚くなっている。
【0047】次に作用を説明する。
【0048】エンジン停止直後を除き、エンジン始動前
においては、排気管100の外管102と内管104の
温度は共に外気温と同じである。この状態から、エンジ
ンを始動すると、内管6の中を流れる排気ガスによっ
て、まず内管6が暖められる。そして、内管104の壁
温が上昇し、内管104に与えた熱量だけ排気ガスの温
度が低下する。内管104は肉厚を薄くすることで熱容
量を少なくしてあるから、排気ガスから内管3への伝熱
量は少なく、排気ガスの温度低下は小さく抑制される。
【0049】また、内管104を保持している内管保持
部材103の断熱効果により、内管104から外管10
2への伝熱が抑えられる。また、内管104と外管10
2の隙間の端部がキャップ110で塞がれ、キャップ1
10の円筒部114が内管104と重なっており、しか
もその隙間に円筒状ガスケット118が挿入されている
ため、排気ガスの流れ込みが抑制され、排気ガスの持つ
熱量が外管102やフランジ106へ伝わりにくくな
り、排気ガスの温度低下が抑制される。なお、キャップ
110をセラミック製とした場合には、キャップ110
からフランジ106への伝熱量が減少するため、排気ガ
ス昇温効果が一層顕著になる。従って、排気管100の
後部に設置してある触媒の入口排気ガス温が上昇し、始
動時に速やかに触媒が活性状態に移行する。
【0050】エンジン始動から時間が経って、排気ガス
や排気管100が十分に暖まった状態では、内管104
と外管102の温度、及び肉厚の差による熱容量が異な
るため、熱膨張に差が生じる。外管102は直接排気ガ
スにさらされず、また肉厚が厚いため熱容量が大きく、
熱膨脹は内管104に比べて少ない。一方、内管104
は高温の排気ガスに直接さらされ、また肉厚が薄く熱容
量が小さいため高温となり、排気ガスの流れ方向及び径
方向に大きく熱膨脹する。
【0051】排気ガスと排気管100が高温となった時
の状態を図2に示す。実線は高温時の状態、点線は低温
時の状態を示している。高温となった内管104は、径
方向への熱膨張により、熱膨脹の少ない外管102側に
近付き、外管102と内管104の隙間が縮まるが、グ
ラスウール等の弾性を有する内管保持材103により内
管104の片寄りは回避される。また、内管保持材10
3としてグラスウール等の弾性材料を用いた場合は、振
動吸収効果もあるため、遮音性能の向上にも寄与する。
【0052】内管104の排気ガス流れ方向の熱膨脹に
より、内管104は、隙間部108をキャップ110の
鍔部112に向かって延びる。しかし、隙間部108の
寸法は、内管104が十分に熱膨脹してもキャップ11
0に接触しないだけ確保されているため、内管104と
キャップ110が接触して、内管104もしくはキャッ
プ110が破損するおそれはない。
【0053】また、高温時のキャップ110の熱膨脹
は、径方向では広がる方向に、排気ガス流れ方向では排
気管100の内部へ向かう方向に生じるが、キャップ1
10は内管104に比べて熱膨脹が少ないので、内管1
04と接触して、破損するようなこともない。また、高
温時、排気ガスに直接さらされていない外管102及び
フランジ106は、その表面温度が低くなっている。従
って、対流や輻射によるエンジンルーム内への熱放散が
防止される。
【0054】また、内管104が高温になって熱膨張し
た状態でも、内管104はフランジ106やキャップ1
10へ直接接触しないため、内管104からエンジンへ
伝わる熱量は極めて少ない。また、熱容量が大きい外管
102は、内管保持部材103や隙間部108を介して
内管104と隔たっているから、外管102を介してシ
リンダヘッドへ伝わる熱量も少ない。この結果、冷却水
放熱量が低下し、ラジエータへの風量を確保するための
ファンの駆動力を削減できると共に、エンジンルーム内
への空気温度を低下することできる。
【0055】なお、上記実施例の排気管100は、外管
102の端部に設けたフランジ106とキャップ110
の鍔部112とを、間にガスケット116を挟んでエン
ジンもしくは他の排気管にボルトで共締めするため、ガ
ス漏れを確実に回避することができる。
【0056】次に、その他の各実施例について説明す
る。なお、以下の説明においては、上記実施例と同一構
成要素については、図6と同一符号を付してその説明を
省略する。
【0057】図8の第2実施例の排気管200では、内
管104の端部124が、フランジ106方向に向かっ
て若干延ばされると共に、外側にわずかに拡開してい
る。この形状によれば、製作誤差や取付誤差により、も
し内管104が膨脹してキャップ110と接触した場合
にも、内管104の先端がキャップ110のアール部1
13に沿って外側へ広がる。よって、内管104の破損
防止を果たすことができる。また、内管104をキャッ
プ110側に延ばしているので、内管104と円筒部1
14との隙間から排気ガスが漏れた場合にも、外管10
2側への流れ込みを抑制することができる。
【0058】図9の第3実施例の排気管300では、キ
ャップ110の円筒部114を、内管104の外周側に
挿入して、排気ガスの流れ方向に重ねている。そして、
内管104と円筒部114との間に径方向の間隙を確保
し、その隙間に円筒状ガスケット118を挿入してい
る。この実施例は、排気ガスの流れ方向が、図中矢印方
向の場合に有効である。この場合、内管104と円筒部
114の隙間が排気ガスの流れ方向の下流側を向いてい
るので、排気ガスが隙間から侵入しにくくなる効果があ
る。
【0059】図10の第4実施例の排気管400では、
フランジ106と外管102の接合の仕方が、図6に示
した第1実施例の排気管100と異なるだけで、他は同
じである。この実施例の場合、フランジ106が外管1
02の端部外周に嵌合され、その状態で溶接にて接合さ
れている。そして、外管102の端面を覆うようにガス
ケット116が内周側に延長されている。この実施例に
よれば、外管102とフランジ106の接合部がガスケ
ット116で覆われているので、当該接合部分に万一不
良箇所があっても、そこから外部へ排気ガスが漏れ出な
いという効果がある。
【0060】図11の第5実施例の排気管500では、
図6の第1実施例の排気管100におけるキャップ11
0の円筒部114の先端の内周エッジ部分を斜めにカッ
トしている。この実施例によれば、円筒部の先端の内周
エッジ部分がなくなるので、流路抵抗が小さくなり、同
部分付近での渦流の発生が抑制される。従って、渦流の
発生による異音等を防ぐことができる。
【0061】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、請求項1
の発明による排気マニホールドでは、エンジン始動時等
の非昇温時に、内管が断熱部材により外管に保持されて
いるだけで、他の部分へ接触しないようになっているの
で、内管からの熱の逃げが極めて少ない。また、その際
に鍔部と断熱部材により、排気ガスが外管側へできるだ
け回らないようになっているので、外管への伝熱も少な
い。従って、エンジン始動時の排気ガスの保温効果を向
上することができ、触媒を速やかに活性状態に移行させ
ることができる。
【0062】また、昇温時に内管が熱膨脹するが、鍔部
とシリンダヘッドとの間には、予め両者を非接触の状態
に保つだけの間隔が確保されているので、熱膨張を十分
に吸収することができる。よって、内管の湾曲や破損の
おそれもない。また、十分に熱膨脹した状態で鍔部がシ
リンダヘッドに当接するようになっているので、昇温時
に外管と内管の隙間が閉じられ、この隙間が排気ガスの
流入しない断熱層として機能し、外管への伝熱を抑制す
る。従って、排気ガスの保温効果を高めることができる
と共に、シリンダヘッド側への伝熱量を抑制し、エンジ
ンの冷却水温度を低下させることができる。
【0063】請求項2の発明による排気管によれば、内
管と外管の隙間がキャップで塞がれているので、外管側
への伝熱量を減らすことができ、排気ガスの保温効果を
高めることができる。また、キャップと内管は重なって
いるだけであるから、内管の熱膨脹を十分吸収すること
ができ、内管の変形や破損のおそれを少なくすることが
できる。
【0064】請求項3の発明による排気管によれば、キ
ャップと内管の端部との間に径方向の隙間を確保したの
で、内管とキャップとを非接触に保ち、内管からキャッ
プへの伝熱量を減らして排気ガスの保温効果を高めるこ
とができる。また、内管の径方向の熱膨脹をも十分吸収
することができ、変形や破損をより確実に防止すること
ができる。
【0065】請求項4の発明による排気管によれば、内
管が径方向に大きく熱膨張した場合でも、それを吸収す
ることができる。また、内管が排気ガスの流れ方向に大
きく膨脹した場合でも、内管とキャップは全く干渉する
おそれがない。
【0066】請求項5の発明による排気管によれば、昇
温時にも両者の干渉を確実に回避することができ、内管
の破損の問題を解消することができる。
【0067】請求項6の発明による排気管によれば、内
管から外管への伝熱量を減らすことができ、排気ガスの
保温効果を向上させることができる上、遮音効果も高め
ることができる。また、内管が大きく熱膨脹しても安定
して保持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1の発明の排気マニホールドの第1実施
例の要部断面図である。
【図2】同実施例の熱膨張時の要部断面図である。
【図3】同実施例の二重管の製造方法の説明図である。
【図4】同実施例の二重管の製造方法の比較例を示す断
面図である。
【図5】請求項1の発明の排気マニホールドの第2実施
例の要部断面図である。
【図6】請求項2の発明の排気管の第1実施例の要部断
面図である。
【図7】同実施例の熱膨脹時の要部断面図である。
【図8】請求項2の発明の排気管の第2実施例の要部断
面図である。
【図9】請求項2の発明の排気管の第3実施例の要部断
面図である。
【図10】請求項2の発明の排気管の第4実施例の要部
断面図である。
【図11】請求項2の発明の排気管の第5実施例の要部
断面図である。
【図12】従来の排気管の断面図である。
【図13】二重管の内筒(内管)の薄肉化による保温効
果の特性図である。
【符号の説明】
10 シリンダヘッド 14 排気口 30 排気マニホールド 32 外管 33 断熱部材 34 内管 35 隙間 10 シリンダヘッド 14 排気口 30 排気マニホールド 32 外管 33 断熱部材 34 内管 35 隙間 36,38 フランジ 40,42 リング状の凹所 46,48 鍔部 100,200,300,400,500 排気管 102 外管 103 内管保持部材 104 内管 105 隙間 106 フランジ 110 キャップ 112 鍔部 114 円筒部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンのシリンダヘッドに連結された
    内燃機関の排気マニホールドにおいて、外管内にそれよ
    り小径で薄肉の内管が挿入された二重管構造をなし、前
    記外管は、その端部に設けられたフランジにより前記シ
    リンダヘッドの排気口に固定され、前記フランジの内周
    部とシリンダヘッドの端面との間にリング状の凹所が形
    成され、前記内管は、外管との間に介在された断熱部材
    により保持され、前記内管の端部には、前記凹所に収容
    され非昇温時にシリンダヘッドと非接触となりかつ昇温
    時に内管の熱膨張によりシリンダヘッド側へ移動する鍔
    部が形成されていることを特徴とする内燃機関の排気マ
    ニホールド。
  2. 【請求項2】 外管内にそれより小径で薄肉の内管が挿
    入された二重管構造をなし、前記内管は外管との間に介
    在された内管保持部材により保持され、前記外管の端部
    にはフランジが設けられ、このフランジには、鍔部と該
    鍔部の内周に一体化され内管側へ延びる筒部とからなる
    キャップの前記鍔部が固定され、このキャップの前記筒
    部の先端と前記内管の端部とが排気ガスの流れ方向に重
    なっていることを特徴とする内燃機関の排気管。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の内燃機関の排気管であっ
    て、前記キャップの円筒部と前記内管の端部との間に
    は、非昇温時に径方向の隙間が確保されていることを特
    徴とする内燃機関の排気管。
  4. 【請求項4】 請求項2記載の内燃機関の排気管であっ
    て、前記キャップの円筒部は前記内管の内周側に挿入さ
    れ、内管の長さは熱膨脹時にも内管の端部が前記キャッ
    プと非接触となる寸法に設定されていることを特徴とす
    る内燃機関の排気管。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の内燃機関の排気管であっ
    て、前記キャップは、前記内管と同材料または内管より
    熱膨脹の小さい材料から構成されていることを特徴とす
    る内燃機関の排気管。
  6. 【請求項6】 請求項2記載の内燃機関の排気管であっ
    て、前記内管保持部材は、断熱性を有するとともに振動
    を吸収可能な弾性材料で構成されていることを特徴とす
    る内燃機関の排気管。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20010028336A (ko) * 1999-09-21 2001-04-06 이계안 차량의 이중관 배기 매니폴드
US6523343B2 (en) * 2000-11-01 2003-02-25 Daimlerchrysler Ag Air gap insulated exhaust manifold assembly for an internal combustion engine and a method of making same
FR2912464A1 (fr) * 2007-02-13 2008-08-15 Renault Sas Conduit d'echappement a double paroi comportant un moyen de diffusion.
US9790836B2 (en) 2012-11-20 2017-10-17 Tenneco Automotive Operating Company, Inc. Loose-fill insulation exhaust gas treatment device and methods of manufacturing

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KR20010028336A (ko) * 1999-09-21 2001-04-06 이계안 차량의 이중관 배기 매니폴드
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FR2912464A1 (fr) * 2007-02-13 2008-08-15 Renault Sas Conduit d'echappement a double paroi comportant un moyen de diffusion.
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