JPH0733075B2 - タグピン集合体の製造方法 - Google Patents

タグピン集合体の製造方法

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JPH0733075B2
JPH0733075B2 JP4295832A JP29583292A JPH0733075B2 JP H0733075 B2 JPH0733075 B2 JP H0733075B2 JP 4295832 A JP4295832 A JP 4295832A JP 29583292 A JP29583292 A JP 29583292A JP H0733075 B2 JPH0733075 B2 JP H0733075B2
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runner
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    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/26Moulds
    • B29C45/27Sprue channels ; Runner channels or runner nozzles
    • B29C45/2701Details not specific to hot or cold runner channels
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29DPRODUCING PARTICULAR ARTICLES FROM PLASTICS OR FROM SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE
    • B29D21/00Producing hair combs or similar toothed or slotted articles
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/26Moulds
    • B29C2045/2683Plurality of independent mould cavities in a single mould
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    • G09EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
    • G09FDISPLAYING; ADVERTISING; SIGNS; LABELS OR NAME-PLATES; SEALS
    • G09F3/00Labels, tag tickets, or similar identification or indication means; Seals; Postage or like stamps
    • G09F3/08Fastening or securing by means not forming part of the material of the label itself
    • G09F3/12Fastening or securing by means not forming part of the material of the label itself by pins, staples, or the like

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の技術分野】本発明は商品に値札を取付る際に使
用する係止片集合体、即ちタグピン集合体の改良に関
し、特に密接配置されたタグピン集合体を正確に製造す
る方法に方法に関する。
【0002】
【従来の技術】タグピンは商品に値札を取付ける部材で
あって、係止片とも称されており、横向きの板状の頭部
と、この頭部の中央より直交して延長されたフイラメン
ト部と、このフイラメント部の端部に直交して配置され
た横棒部から成り、全体的にH形に形成されており、こ
れを連結部を介して1本の連結棒上に50〜200 本程度の
ものを植立した集合体としてナイロンやポリプロピレン
等の分子配向性の合成樹脂によって一体成形し、その後
フイラメント部を延伸して完成品としている。
【0003】このタグピンに関して例えば、特公昭45-3
7100号公報や特公昭52-20240号公報等が提案されてい
る。特公昭45-37100号公報の発明は、「金型内延伸」に
関する技術である。金型内にナイロンを射出して成形し
たばかりのタグピンの集合体の粗材は、フイラメント部
が未延伸で、太く、分子は無定形で未だ十分な強度を有
しておらず、タグピンとしての特性を有していない。従
って、この粗材を延伸機に装填してフイラメント部を3
〜4倍程度延伸することによってブリッスルのように細
く、そして強度と靭性を増して完成品としている。
【0004】しかし、成形した集合体粗材を金型からい
ったん取出し、これを別の延伸機に装填してフイラメン
ト部を延伸する方法は、成形工程と延伸工程の2つの工
程が必要となり、その間に繊細な構造を持つタグピン集
合体の粗材を移送する必要があることから不良品を発生
しやすいという問題がある。そこでこの発明は、成形に
使用した金型をフイラメント部において左右に2分して
一方に対して他方が移動できるように形成して成形工程
と延伸工程とを連続して行うようにした優れた方法であ
る。
【0005】特公昭52-20240号公報の発明は、頭部間の
もつれを防止できる「連結ピン」を提供するものであ
る。タグピン集合体は前記のように多数のタグピンを1
本の連結棒上に連結部を介して植立したものであって、
全体はあたかも櫛形に形成されており、通常は頭部が分
離して互いに移動出来る状態である。従って、梱包や使
用に際して複数のタグピン集合体を1つ箱に収納すると
互いに頭部が入り組み、もつれを生ずるために取付機に
装填して使用する際には、このもつれを一々分離しなけ
ればならない。この発明このような頭部同士のもつれの
問題を一挙に解決するために、頭部どうしを簡単に切断
できる連結部材で連結して頭部を塊状とした優れた技術
である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前記特許公報の添付図
を見て分かるように、金型に掘られているキヤビテイは
頭部の厚さ程度の、十分な間隔をおいて横並びに配列さ
れている。このタグピン集合体はナイロンやポリプロピ
レン樹脂によって成形されるが、この際の射出成形圧力
は約700 〜1500Kg/cm2もの高圧を必要としている。
【0007】従って、キヤビテイ間にはこの圧力に耐え
るだけの壁が必要である。具体的には、SKD61の金
型用鋼を使用してタグピン集合体用のキヤビテイを設け
た金型の場合にはタグピンの間に形成される間隙、即ち
壁の厚みは、従来のゲート数を有する金型の場合には、
最小でも約 1.0〜1.2 mm程度が必要であり、この制約
からタグピンのピッチを縮小することが困難となってい
る。
【0008】一方、梱包・輸送を容易にすること、取付
機への装填を容易にすること、頭部および横棒部の間隔
を狭くしてタグピン集合体をコンパクトにするする方法
が検討されている。しかし、前記のようにタグピン集合
体を形成する個々のキヤビテイの間には 1.0〜1.2 mm
程度の間隔、即ちキヤビテイを区画する壁の厚みが必要
であり、これより薄い壁の場合には注入される樹脂の圧
力で破壊される可能性が大きく、破壊されない場合でも
繰り返し応力には耐えられなく、耐久性に劣ることにな
る。
【0009】通常、タグピン集合体を製造するために使
用される金型は、その製造コストの関係からショット回
数が約1000万回程度は耐えるものでなければコスト
的な問題から、工業的には使用できない。別の問題とし
てタグピン集合体の連結棒は成形の際の樹脂が大量に通
過するランナー部に相当するものであり、この連結棒用
に注入された樹脂が分岐して個々のタグピンのキャビテ
ィに注入されるものである。
【0010】従来の大量に販売されているタグピン集合
体のように、タグピンが連結棒上に約2mm程度のピッ
チで配置されている場合には、溶融樹脂は個々のタグピ
ンのキヤビテイにほぼ平均して流入し、フイラメント部
に樹脂が不足したものを発生することは余りなく、不良
率は小さいことが確認されている。しかし、タグピンの
間隔を狭めていくとフイラメント部に流入する樹脂の量
にアンバランスを発生してこの部分に不良が発生し、場
合によっては樹脂の途切れが発生することがある。
【0011】これを図面を参照して具体的に説明する
と、図11はタグピン集合体を製造するための金型の平
面図、図12は同側断面図である。キャビティCは、タ
グピン集合体Pの形状に合わせて、頭部1とフイラメン
ト部2と横棒部3からなるタグピンpを連結部4を介し
て連結棒5に直交するように櫛形に形成している。そし
てこの連結棒5の中央部とランナー部6(主流路)との
間をサブランナー部7で接続し、このランナー部6に射
出成形機から吐出される樹脂の流路であるスプール8に
接続されている。通常の金型においては、ランナー部6
の両側にキヤビテイCが各4ケ程度配置されており、一
挙に8ケのタグピン集合体Pの粗材を成形することがで
きるようになっている。
【0012】なお、図12において10は上型、11は
下型であり、頭部1と横棒部2の両端には突出しピン1
2,13が配置されており、これらのピン12,13の
ピストン運動を利用して成形後のタグピン集合体Pをラ
ンナー部6、スプール8と共に一斉に金型から外すよう
に構成されている。射出成形機より吐出された溶融樹脂
は、スプール8、ランナー部6を経由して矢印a,b,
d,d’へと流れ、連結棒5より一斉にe,fの如くタ
グピンpのキャビティへと流入して全体的に充填される
ことになる。従来のタグピンの粗材のようにタグピンp
の間隔が2mm程度の場合にはタグピンp1 ,p2 ・・
nのキャビティには殆んど誤差なく流入しており、フ
イラメント部2を一斉に延伸してもこれが切断すること
がない。
【0013】近時、タグピン集合体の長さを短縮してコ
ンパクト化し、頭部の間のもつれを防止し、取付機より
突出する長さを短くすることによって取扱性を向上し、
更に連結棒を短縮することによって材料を節約するため
に「密接ピン」が開発されつつある。この密接ピンを製
造するためには、タグピンp1 ,p2 ・・pn のキャビ
ティを接近させる必要があるが、そのためにはキャビテ
ィ間の壁の厚みを薄くしなければならないという問題が
ある。ところが、前記のようにこのキヤビテイには高圧
の溶融樹脂が注入されるので少しでも流れに遅れがある
と並列したキヤビテイの一方のキヤビテイの圧力が高ま
る時間が早くなり、その結果、この壁面に高圧が衝撃的
に作用することになる。
【0014】しかしながらキヤビテイに溶融樹脂が注入
される時間は極めて短時間であり、その瞬時に同時にキ
ヤビテイ全体にわたって均等に樹脂が注入されることが
重要であり、この樹脂の流動状態によってキヤビテイの
間を仕切っている壁を薄くすることができるのであり、
これを実現するのが当業者の夢でもある。このように壁
を薄くすることは、タグピンのピッチを狭めることにな
り、各種の特徴を持つ「密接ピン」集合体を製造するこ
とができるものである。 本発明は、前記従来技術の欠
点を解消し、密接ピン集合体を製造することができる成
形方法を提供することを目的とするものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の本発明に係るタグピン集合体の製造方法は、頭部1と
フイラメント部2と横棒部3とからなるタグピンp複数
本を連結部4を介して1本の連結棒5上に櫛形に連結し
てなるタグピン集合体Pのキヤビテイを有する金型内に
溶融合成樹脂を注入してフイラメント部2が未延伸のタ
グピン集合体の粗材を成形する方法において、タグピン
集合体Pの粗材を成形するためのキヤビテイは、射出成
形機の溶融樹脂流路に接続されるメインランナー部30
と、このメインランナー部30より分岐された多数の第
1サブランナー部31と、この第1サブランナー部31
に接続され、2つに分岐した第2サブランナー部32
と、この第2サブランナー部32の先端に形成されたゲ
ート33を介して前記連結棒5にそれぞれ接続されてお
り、更に前記ゲート33は連結部4の中間位置に接続さ
れていることを特徴とするものである。
【0016】本発明の基本的な技術思想は、複数の溶融
樹脂の流路の圧力を均等化し、複数のタグピンのキヤビ
テイに実質的に同時に溶融樹脂が注入されることであ
り、そのために流路をカスケードとして次々に分岐し、
最終的にはタグピン2本に対して1本の流路としてい
る。
【0017】
【作 用】メインランナー部30より流入する溶融樹脂
は第1サブランナー部31に分岐され、この第1サブラ
ンナーバー31は第2サブランナーバー32において分
岐され、更にこの第2サブランナー部32は2本のタグ
ピンの中間位置に配置されており、溶融樹脂は分岐を繰
り返しながら複数本のタグピンpのキヤビテイに流入す
るので、各タグピンpのキヤビテイには一斉に溶融樹脂
が流入することになる。一斉に溶融樹脂が流入すること
によってキヤビテイを形成している薄い壁の両面に同時
に圧力が作用することになり、この壁を破壊する力が発
生し難い。従って、タグピンpを密接状態に配列しても
金型は耐久性があり、密接状態をタグピン集合体を効率
的に製造することができる。
【0018】
【実 施 例】次に図面を参照して本発明の実施例を説
明する。図1は密接型のタグピン集合体のフイラメント
部2を延伸しない粗材の1例を示す正面図、図2は同側
面図であり、タグピンpは頭部1とフイラメント部2と
横棒部3とからなり、連結部4を介して連結棒5上に櫛
形に植立されている。
【0019】この連結部4の横棒部5に近い部分は縮小
部4aが形成してあり、この部分に取付機に設けたナイ
フを当てがって簡単に切断できるようになっている。な
お、この全体構成については従来のタグピン集合体と同
様であるが、タグピンのピッチp(タグピンの中心間距
離)が従来のものより狭い点が相違する。本発明の実施
例においては、タグピンpのピッチdは1.2 mm、100
本で構成されている。頭部1の幅Bは9.62mm、厚さt
は0.7 mmに構成されている。
【0020】横棒部3の太さは 1.0mm、フイラメント
部2の太さは0.95mmであり、横棒部3同士とフイラメ
ント部2同士の間の間隙は 0.2〜0.25mm程度しかな
く、タグピン集合体Pを成形する金型としては従来の方
法では到底実現できない『超精密金型』に属する。図3
はタグピンpを拡大して示す側面図であって、図2と図
3とを参照してわかるように、フイラメント部2の両端
に略三角形の肉が形成されており、これによって両端が
太く、中央部が細く形成されている。このフイラメント
部2の形によって、金型の分割線PLより一方の金型が
他方の金型に対して後退することによってフイラメント
部2が延伸されるが、この延伸時に作用する張力によっ
てフイラメント部2の中間部より延伸が開始され、この
延伸は頭部1と横棒部3側に次第に移動していくように
構成されている。なお、図4は図3におけるM部の、図
5はN部の、図6はO部の、図7はQ部のそれぞれの断
面を示している。
【0021】図8はタグピン集合体Pの粗材、あるいは
金型に形成されるキヤビテイを示す正面図であって、ス
プール8に連通するメインランナー部30の両側にタグ
ピン集合体Pの粗材のキヤビテイが配置されている。こ
の実施例においては、スプール8を中心として左右と上
下に合計4本の同一寸法の集合体Pが1時に成形される
ようになっている。
【0022】図9はメインランナー部30の両側に1本
構成の第1サブランナー部31が設けられ、更にこれに
第2サブランナー部32が配置され、この第2サブラン
ナー部32の先端に形成されたゲート33を経由して連
結棒5に接続されている。この第2サブランナー部32
の根本部には突出部35が形成されているが、これは突
出しピン36を受けるためのものである。
【0023】本発明の特徴は、メインランナー部30よ
り連結棒5に至る溶融樹脂の通路に1本の第1サブラン
ナー部31、2本に分岐した第2サブランナー部32
と、この第2ブランナー部32の先端に形成されたゲー
ト33を経由して連結棒5に接続されていることであ
る。そしてこのゲート33は2本の連結部4の中間位置
に設けられている。従って、1本のメインランナー部3
1が2本の第2サブランナー部32に、そしてこの第2
サブランナー部32がゲート33を介して連結棒5に接
続されており、このゲート33に対して左右に等間隔に
2本の連結部4が配置されており、1本の第1サブラン
ナー部31に対して4本のタグピンpが配置されている
ことになる。
【0024】実際の金型の製作の際には、メインランナ
ー部30はスプール8の根本部から離れるにしたがって
断面が細くなっており、第1サブランナー部31と第2
サブランナー部32もスプール8からの距離によって微
妙に変化させてある。図8、図9と図11と対応して理
解できるように、図11においては1個のタグピン集合
体Pに対して1本のサブランナー部7が接続されている
のに対して、本発明においては2本のタグピンpに対し
て1本の第2サブランナー部32が接続されている。従
って、2本のタグピンpに対して1本の第2サブランナ
ー部32から溶融樹脂が注入されることになる。
【0025】本発明において、スプール8−第1サブラ
ンナー部31−2本の第2サブランナー部32−ゲート
33−連結棒5−4本のタグピンpとカスケード式に分
離しながら注入される点に特徴がある。本発明は最終的
には2本のタグピンpに対して、その中間位置に1本の
ゲート33と接続されるように構成しており、このよう
に大量のゲート33を配置して金型全体として溶融樹脂
が流動にバランスを図った結果、タグピンpのピッチd
を 1.1〜1.3 mm程度に狭めることができ、その際のキ
ヤビテイを区画する壁の厚さは 0.3〜0.6 mmと極めて
薄いものとなり、密間隔のタグピン集合体Pを形成する
ことができる。
【0026】前記のように金型を構成することにより、
1.2 mmピッチの超精密なタグピン集合体Pを500万
回成形したが、キヤビテイの隅部の形状や寸法に狂いは
殆ど発生していないことが確認されている。なお、50
0万回の成形において異常が認められない場合には、1
000万回の成形も十分に可能であることが経験的に確
認されている。
【0027】
【発明の効果】本発明に係るタグピン集合体の製造方法
は、頭部1とフイラメント部2と横棒部3とからなるタ
グピンp複数本を連結部4を介して1本の連結棒5上に
櫛形に連結してなるタグピン集合体Pのキヤビテイを有
する金型内に溶融合成樹脂を注入してフイラメント部2
が未延伸のタグピン集合体の粗材を成形する方法におい
て、タグピン集合体Pの粗材を成形するためのキヤビテ
イは、射出成形機の溶融樹脂流路に接続されるメインラ
ンナー部30と、このメインランナー部30より分岐さ
れた多数の第1サブランナー部31と、この第1サブラ
ンナー部31に接続され、2つに分岐した第2サブラン
ナー部32と、この第2サブランナー部32の先端に形
成されたゲート33を介して前記連結棒5にそれぞれ接
続されており、更に前記ゲート33は連結部4の中間位
置に接続されている。
【0028】従って、タグピンpを『密間隔』に配列し
たキヤビテイを持つ超精密金型を使用し、高圧の溶融樹
脂を注入した際、このキヤビテイを構成する壁が薄くて
も、その壁の両面に殆ど同時に充填されることになるた
め、この薄い壁が破壊されることなく、耐久性を向上さ
せることができる。また、溶融樹脂がタグピンpのフイ
ラメント部2及び頭部に至る際にメインランナー部6か
らカスケード式にサブランナー部31,32を分岐し、
2本のタグピンpに対して1本の第2サブランナーバー
32が接続されていることになり、各タグピンp間に樹
脂の充填不足などの欠点を発生することがない。本発明
によれば、超密間隔のタグピンを簡単に製造することが
できるので、取扱の際に頭部同士が入り込まず、連結棒
の長さが短縮されて取扱性に優れ、コンパクトなタグピ
ン集合体を製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】タグピン集合体のフイラメント部が未延伸状態
の粗材の正面図である。
【図2】同側面図である。
【図3】タグピン集合体の要部を拡大して示す正面図で
ある。
【図4】図3のM部の断面図である。
【図5】図3のN部の断面図である。
【図6】図3のO部の断面図である。
【図7】図3のQ部の断面図である。
【図8】同時に複数の種類のタグピン集合体を成形する
ための金型の正面図である。
【図9】樹脂の流路を示す要部の正面図である。
【図10】図9と同様な部分を示す側面図である。
【図11】従来の金型のキヤビテイを示す平面図であ
る。
【図12】同側断面図である。
【符号の説明】
1 頭部 2 フイラメント部 3 横棒部 4
連結部 5 連結棒 6 メインランナー部 7 サブラン
ナー部 8 スプール 10 上型 11 下型 12,
13 突出しピン 30 メインランナー部 31 第1サブランナー部 32 第2サブランナー部 33 ゲート

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 頭部1とフイラメント部2と横棒部3と
    からなるタグピンp複数本を連結部4を介して1本の連
    結棒5上に櫛形に連結してなるタグピン集合体Pのキヤ
    ビテイを有する金型内に溶融合成樹脂を注入してフイラ
    メント部2が未延伸のタグピン集合体の粗材を成形する
    方法において、 タグピン集合体Pの粗材を成形するためのキヤビテイ
    は、射出成形機の溶融樹脂流路に接続されるメインラン
    ナー部30と、このメインランナー部30より分岐され
    た多数の第1サブランナー部31と、この第1サブラン
    ナー部31に接続され、2つに分岐した第2サブランナ
    ー部32と、この第2サブランナー部32の先端に形成
    されたゲート33を介して前記連結棒5にそれぞれ接続
    されており、更に前記ゲート33は連結部4の中間位置
    に接続されていることを特徴とするタグピン集合体の製
    造方法。
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