JP4505023B2 - 多段スタックモールド装置 - Google Patents

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    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/26Moulds
    • B29C45/32Moulds having several axially spaced mould cavities, i.e. for making several separated articles
    • B29C45/322Runner systems for distributing the moulding material to the stacked mould cavities

Description

本発明は射出成形に関し、より詳細には、モールド、ホットランナ、スプルーバー、スプリットスプルーバー、移行ブシュ、及び溶融物流路を有する、バランス化(均衡のとれた)多段スタックモールドに関し、当該バランス化多段スタックモールドはそれぞれ、内部に少なくとも1つのキャビティを有する複数の第1のプレートと、少なくとも1つのコア又はコアインサート付きの複数の第2のプレートとを有し、第1のプレートは第2のプレートと同時に嵌合することで、複数のキャビティを画定し、また、第1のプレートは全て同じ方向に向いており、したがって、第2のプレートも全て同じ方向を向いていることで、同じ方向に向いているプラスチック部品を製造する。
[発明の背景]
ストックモールドは従来技術において一般に知られており、射出成形機と共に用いられてプラスチック部品を製造する。たいていの射出成形機は、スタックモールドを開閉するように油圧式、機械式、及び/又は電動式に作動する型締機を有する。
たいていのスタックモールドは2つの段又は3つの段を有し、各段は、射出成形機の型締機が閉位置に移動したときに合わさる2つの相補的なプレートを有する。相補的なプレートは通常、内部に少なくとも1つのキャビティを有するプレートと、少なくとも1つのコア又はコアインサート付きのプレートとを含む。これらのプレートが嵌合すなわち合わさると、キャビティ及びコアが協働して、成形すべきプラスチック部品の形状の少なくとも1つのキャビティを画定する。溶融プラスチックがキャビティに射出され、次いで、キャビティ内に形成された得られたプラスチック部品を取り出すために、モールドが移動して開位置に来る。
2段、3段、又は4段のスタックモールド構成を用いることの明白な利点は、単一段のモールド構成に比して生産性が高いことである。しかしながら、2段、3段、又は4段のスタックモールド構成の不都合点は、キャビティプレート、ひいては、コアプレート又はコアインサート付きプレートの全てが同じ方向に向いているわけではなく、そのため、得られたプラスチック部品を取り出して処理するのに複雑な処理システム(handling systems)を必要とすることである。プラスチック部品が射出成形機から取り出す際に同じ方向に向いていないため、プラスチック部品を取り出して処理する処理システムが複雑な措置を行う必要がある。この結果、非効率となりコストが上がる。
Schad他に付与された米国特許第5,185,119号は、射出成形機と共に使用するスタックモールドを開示している。モールドステーションのそれぞれがキャビティプレートを有し、キャビティプレートは全て同じ方向を向いており、したがって、コアプレートも全て同じ方向を向いている。Schad他特許は、従来技術における不都合点をいくつか克服しており、射出成形機から取り出されるプラスチック部品を処理するのに必要とされる処理システムを単純化している。しかしながら、Schad他特許における不都合点は、その処理システムが、同時にではなく、順次にモールドを開き、閉じ、且つ充填するタンデム機であるという点である。Schad他特許は、タンデム機での順次プロセスを用いているため、生産高が最大ではない。Schad他特許はまた、最適ではない非バランス化溶融物分配システムを教示している。
本発明は、上記の課題及び不都合点のうちの1つ又は複数を克服すること、及び、キャビティプレートが同じ方向に向いており、モールドのキャビティが溶融プラスチックを同時に充填されることで、同じ方向に向いているプラスチック部品を製造し、それにより、下流側処理システムの複雑性を減らすように構成される、バランス化多段スタックモールドを提供することを対象とする。
[発明の概要]
本発明は、同じ方向に面しているキャビティプレートを有することで、取り出し時に同じ方向を向くであろうプラスチック部品を製造し、それにより、プラスチック部品を処理するのに必要とされる下流側処理システム(downstream handling system)の複雑性を減らす、多段スタックモールドである。本発明はまた、同時に開閉すると共に、各段のモールドのキャビティ内で溶融プラスチックを同時に受け入れる、多段スタックモールドを含む。
本発明はまた、溶融プラスチックの流路がほぼ同じ長さ、直径、及び移動のターン(turns:曲がり目)を有するようにバランス化された多段スタックモールドを含む。
本発明は、モールド、ホットランナシステム、スプルーバー、スプリットスプルーバー、移行ブシュ、及び溶融物流路を組み込んで、各段のモールドのキャビティに等量の溶融プラスチックを分配する、多段スタックモールドである。
本発明は、本発明のいずれもの記載した特徴又は利点のうち1つ又は複数を満たさねばならない装置に限定されることを意図しないことに留意することが重要である。また、本発明は、本明細書に記載されている好適な、例示的な、又は主要な実施形態(複数可)に限定されないことに留意することが重要である。当業者による変更及び置換は、本発明の範囲内にあるものと考えられ、添付の特許請求の範囲による以外に限定されるものではない。
本発明のこれらの特徴及び利点並びに他の特徴及び利点は、図面と共に以下の詳細な説明を読むことによってよりよく理解されるであろう。
[好適な実施形態の詳細な説明]
次に、本発明をいくつかの実施形態において説明する。ここで、図面、最初に図1を参照すると、本発明に従って構成される多段スタックモールドが符号10で示されている。以下の詳細な説明は、本発明を3段スタックモールドに関連して説明するが、本発明は3段スタックモールドに限定されず、任意の数又は段のスタックモールドを用いて実施されることができる。
多段スタックモールド10は、標準射出成形機(図示せず)の型締機22内に動作可能に取り付けられる。型締機22は、一端に固定プラテン16、その対向端に可動プラテン18を有する。
複数のモールド24、26、28が、固定プラテン16と可動プラテン18との間に動作可能に取り付けられ、タイバー80の長手方向軸82に沿って移動可能に取り付けられる。複数のホットランナシステム36、38、40がそれぞれ、複数のモールド24、26、28に隣接している。ホットランナシステム36、38、40はそれぞれ、マニホルド42、44、46、マニホルドプレート48、50、52、バッキングプレート54、56、58、及びノズル60を含むがこれらに限定されない。ホットランナシステム36、38、40は、スプルーバー74から複数のモールド24、26、28への分配の際に溶融プラスチックを高温に保つ。
好適な実施形態では、3つのモールド24、26、28が3段スタックモールド10として型締機22内に動作可能に配置されると共にタイバー80の長手方向軸82に沿って移動可能である。固定プラテン16から可動プラテン18へ移動する際、3段スタックモールド10は以下のように配置される。第1のホットランナ36が固定プラテン16に動作可能に取り付けられる。第1のモールド24のキャビティプレート30の第1の側72が第1のホットランナ36に動作可能に取り付けられる。コアプレート又はコアインサート付きプレート(以下、まとめて「コアプレート32」と呼ぶ)が、型締機22の動きによってキャビティプレート30に対して係合及び係脱するように移動する。動作の際、プラスチック部品を製造するように、キャビティプレート30及び相補的なコアプレート32が協働して係合することで、溶融プラスチックを受け入れるキャビティ34を画定する。第1のホットランナ36のノズル60がキャビティ34と流体接続する。第1のモールド24及び第1のホットランナ36は、3段スタックモールド10の第1の段66を画定し、これは型締機22が閉位置にある場合に見られる。
第1の段66から可動プラテン18へ移動する際、第2のホットランナ38が第1のモールド24のコアプレート32に動作可能に取り付けられる。第2のモールド26のキャビティプレート30の第1の側72が第2のホットランナ38に動作可能に取り付けられる。第2のモールド26のコアプレート32が第3のホットランナ40に動作可能に取り付けられ、型締機22の動きによって第2のモールド26のキャビティプレート30に対して係合及び係脱するように移動する。動作の際、プラスチック部品を製造するように、キャビティプレート30及び相補的なコアプレート32は協働して係合することで、溶融プラスチックを受け入れるキャビティ34を画定する。第2のホットランナ38のノズル60がキャビティ34と流体接続する。第2のモールド26及び第2のホットランナ38は、3段スタックモールド10の第2の段68を画定し、これは型締機22が閉位置にある場合に見られる。
第2の段68から可動プラテン18へ移動する際、第3のホットランナ40が第2のモールド26のコアプレート32に動作可能に取り付けられる。第3のモールド28のキャビティプレート30の第1の側72が第3のホットランナ40に動作可能に取り付けられる。第3のモールド28のコアプレート32が可動プラテン18に動作可能に取り付けられ、型締機22の動きによって第3のモールド28のキャビティプレート30に対して係合及び係脱するように移動する。動作の際、プラスチック部品を製造するように、キャビティプレート30及び相補的なコアプレート32は協働して係合することで、溶融プラスチックを受け入れるキャビティ34を画定する。第3のホットランナ40のノズル60がキャビティ34と流体接続する。第3のモールド28及び第3のホットランナ40は、3段スタックモールド10の第3の段70を画定し、これは型締機22が閉位置にある場合に見られる。
動作の際、型締機22は、可動プラテン18を固定プラテン16へタイバー80の長手方向軸82に沿って移動させ、それにより、コアプレート32の全てが3段66、68、70全てのキャビティプレート30と同時に係合するか又は合わさるようにする。スプルーバー74もまたその時点で射出成形機の射出ノズル(図示せず)と係合することになる。溶融プラスチックが射出成形機及びホットランナシステム36、38、40を介してモールド24、26、28のキャビティ34に射出された後(より詳細に以下に説明する)、型締機22は可動プラテン18をタイバー80の長手方向軸82に沿って固定プラテン16から遠くに離し、それにより、コアプレート32の全てが同時に係脱するか又は3段66、68、70全てのキャビティプレート30から同時に分離することで、得られたプラスチック部品を露呈するようにする。型締機22が開いている場合、スプルーバー74もまたその時点で射出成形機の射出ノズルから分離する。
スプルーバー74は、第2のホットランナシステム38に動作可能に接続されると共に流体接続する。そのため、可動プラテン18がタイバー80に沿って固定プラテン16の方向に移動すると、スプルーバー74が移動して射出成形機のノズルと係合する。可動プラテン18がタイバー80に沿って固定プラテン16から遠くに離れると、スプルーバー74が射出成形機のノズルから離れて当該射出成形機のノズルとの係合から外れる。スプルーバー74は流路84を有し、この流路84は、スプルーバー74が射出成形機のノズルから分離したときに射出成形機のノズルから当該スプルーバー74に溶融プラスチックが流れないようにする垂れ落ち防止(anti-drool:ドルーリング防止)ブシュ/ボール逆止弁のコンボ(combo:組み合わせ)又は芯棒(core stem)で閉塞され得る。
次に、図2を参照すると、本発明の好適な実施形態による3段スタックモールド10内の溶融プラスチック流路が点線及び矢印で示されている。図2は、閉位置すなわちクランプ位置(clamped position:型締位置)での好適な実施形態を示す。明確にするため、射出成形機のノズルからモールド24、26、28のキャビティ34への溶融プラスチック流路を示すのに限られた数の構成部品しか図示していない。マニホルド42、44、46のそれぞれにつながり、次いで、マニホルド42、44、46のそれぞれの内部でキャビティ34のそれぞれにつながる流路の長さ及び直径は各自、溶融プラスチックの流れが3段スタックモールド10中でバランス化するように、また、キャビティ34のそれぞれにほぼ等量の溶融プラスチックが同時に供給されるようにほぼ等しいことに留意されたい。この流路によりバランス化システムが保証される。
溶融プラスチックは、3段スタックモールド10が型締機22によって閉位置すなわちクランプ位置(図2)にあるときに射出成形機のノズルからスプルーバー74に送達される。スプルーバー74の流路84は、第1の流路Aに沿って第2のマニホルド44に溶融プラスチックを導く。第1のマニホルド42、第1のマニホルドプレート48、及び第1のバッキングプレート54のカットアウト88により、スプルーバー74を先に第1のマニホルド42に通さずに第2のマニホルド44と流体接続させることができる。
第2のマニホルド44は、「T」字状であると共に、スプルーバー74の流路84から3つのキャビティプレート30全てにほぼ等量の溶融プラスチックを導く内部溶融物流路100を有する。第2のマニホルド44は、第2の流路B、第3の流路C、及び第4の流路Dに沿って溶融プラスチックを導く。第2の流路Bに沿って移動中の溶融プラスチックは、第2のマニホルド44の内部溶融物通路100を通ってスプリットスプルーバー92、114の内部溶融物通路94(第1のマニホルド42の内部溶融物通路96につながっている)に導かれる。次いで、第1のマニホルド42の内部溶融物通路96が複数の溶融物流路レイアウト(layouts)又は流路に分岐し、これらの溶融物流路レイアウト又は流路は、溶融プラスチックの流れを2−、4−、6−、8−、12−、16−、18−、24−、32−、48−等のドロップシステム(drop systems)(当該技術分野において一般に知られている)にバランス化する。これらの流路は、キャビティ34への溶融プラスチックの流れをバランス化し、対称的なマニホルドを得やすくするのに用いられる。例えば、4つのクラスタ内に4ドロップを有する16ドロップシステムを供給する流路は、溶融プラスチックの流れをバランス化すると共に等しく分配するように「X」又は「H」字形状とすることができる。
第2のマニホルド44はまた、第3の流路Cに沿って溶融プラスチックを導く。第3の流路Cに沿って移動中の溶融プラスチックは、第2のマニホルド44の内部溶融物通路100を通って移行ブシュ102の内部溶融物通路104(第2のマニホルド44の第2の部品106の内部通路108につながっている)に導かれる。次いで、第2のマニホルド44の内部通路108が複数の溶融物流路レイアウト又は流路に分岐し、これらの溶融物流路レイアウト又は流路は、溶融プラスチックの流れを2−、4−、6−、8−、12−、16−、18−、24−、32−、48−等のドロップシステム(当該技術分野において一般に知られている)にバランス化する。これらの流路は、キャビティ34への溶融プラスチックの流れをバランス化し、対称的なマニホルドを得やすくするのに用いられる。例えば、4つのクラスタ内に4ドロップを有する16ドロップシステムを供給する流路は、溶融プラスチックの流れをバランス化すると共に等しく分配するように「X」又は「H」字形状とすることができる。
第2のマニホルド44はまた、第4の流路Dに沿って溶融プラスチックを導く。第4の流路Dに沿って移動中の溶融プラスチックは、第2のマニホルド44の内部溶融物通路100を通ってスプリットスプルーバー112、116の内部溶融物通路110(第3のマニホルド46の内部溶融物通路114につながっている)に導かれる。次いで、第3のマニホルド46の内部溶融物通路114が複数の溶融物流路レイアウト又は流路に分岐し、これらの溶融物流路レイアウト又は流路は、溶融プラスチックの流れを2−、4−、6−、8−、12−、16−、18−、24−、32−、48−等のドロップシステム(当該技術分野において一般に知られている)にバランス化する。これらの流路は、キャビティ34への溶融プラスチックの流れをバランス化し、対称的なマニホルドを得やすくするのに用いられる。例えば、4つのクラスタ内に4ドロップを有する16ドロップシステムを供給する流路は、溶融プラスチックの流れをバランス化すると共に等しく分配するように「X」又は「H」字形状とすることができる。
図2は、同じ方向に向いているホットランナシステム34、36、38のノズル60の全てを示す。ノズル60の先端86は、3段66、68、70全てのキャビティプレート30のキャビティ34と流体接続し、そのため、キャビティプレート30も同じ方向を向いており、これにより、同じ方向に向いているプラスチック部品を製造する。先に説明したように、取り出し時に同じ方向に向いているプラスチック部品を製造することにより、下流側処理システムの複雑性が減る。
図3は、図2に示す本発明の好適な実施形態を示すが、ただし、開位置すなわちアンクランプ位置(unclamped position:型締解除位置)でのものである。3段スタックモールド10が型締機22によって開位置すなわちアンクランプ位置(図3)になると、射出成形機のノズルからスプルーバー74の流路84への溶融プラスチックの流れが止まる。3段スタックモールド10を図2に示すクランプ位置すなわち閉位置から型締機22により図3に示すアンクランプ位置すなわち開位置に移動する際、スプルーバー74は、第2の段68が型締機22によって射出成形機から離れることにより、射出成形機のノズルから離れる。スプルーバー74は、第2の段68の第2のホットランナシステム38に動作可能に接続されるため、3段スタックモールド10の第2の段68と共に移動する。スプルーバー74が射出成形機のノズルから離れることにより、スプルーバー74への溶融プラスチックの流れが止まる。具体的には、溶融プラスチックの流れは当該技術分野において既知の装置によって停止される。例えば、スプルーバー74の流路84は垂れ落ち防止ブシュ/ボール逆止弁のコンボ、又は芯棒で閉塞され得る。スプルーバー74が射出成形機のノズルから離れることのほかに、スプリットスプルーバー92、114、及び112、116が分離して、それぞれ、第1のマニホルド42と第2のマニホルド44との間の流路B、及び第2のマニホルド44と第3のマニホルド46との間の流路Dの接続を断つ。流路B、Dに沿った溶融プラスチックの流れは、当該技術分野において既知の装置によって停止される。例えば、スプリットスプルーバー92、114、及び112、116は、接続が断たれると各自の内部通路を閉塞して溶融プラスチックの流れを停止するようにする弁棒又はブシュ/ボール逆止弁のコンボ(図示せず)を有する。
要するに、3段スタックモールド10は、キャビティプレート30の全てが同じ方向に向いていると共に、コアプレート32の全てが同じ方向に向いているように射出成形機の型締機22内に組み立てられる。型締機22はキャビティプレート30及びコアプレート32を同時に移動させて係合させる、すなわち閉位置すなわちクランプ位置にする。射出成形機のノズルは、スプルーバー74の流路84に溶融プラスチックを分配する。次いで、溶融プラスチックは図2に関して先に説明したように分配され、バランス化分配系となる。その後、キャビティプレート30及びコアプレート32が同時に分離することで、得られたプラスチック部品(全て同じ方向に向いている)を取り外すことができる。本発明は、モールドを同時に開閉し、キャビティ34に溶融プラスチックを同時に射出し、且つ、同じ方向に向いているプラスチック部品を製造する、バランス化システムである。
図4は、本発明の代替的な実施形態による3段スタックモールド10内の溶融プラスチック流路を点線及び矢印で示す。図4は、閉位置すなわちクランプ位置での代替的な実施形態を示す。明確にするため、射出成形機のノズルからモールド24、26、28のキャビティ34への溶融プラスチック流路を示すのに限られた数の構成部品しか図示していない。代替的な実施形態では、それぞれ、3段スタックモールド10の各段66、68、70に2つずつのマニホルド42a、42b、44a、44b、46a、46bがある。マニホルド42a、42b、44a、44b、46a、46bのそれぞれにつながり、次いで、マニホルド42a、42b、44a、44b、46a、46bのそれぞれの内部でキャビティ34のそれぞれにつながる流路の長さ及び直径は、溶融プラスチックの流れが3段スタックモールド10中でバランス化するように、また、キャビティ34のそれぞれがほぼ等量の溶融プラスチックを同時に供給されるようにほぼ等しいことに留意されたい。この流路によりバランス化システムが保証される。
3段スタックモールド10が型締機22によって閉位置すなわちクランプ位置(図4)にある場合に、溶融プラスチックは射出成形機のノズルからスプルーバー74に分配される。スプルーバー74は第2の段68の移行マニホルド118と流体接続する。スプルーバー74の流路84は、第1の流路Aに沿って溶融プラスチックを移行マニホルド118に導く。移行マニホルド118は、溶融プラスチックを流路B、Cに分岐する内部溶融物流路120、122を有する。流路Bに沿って移動中の溶融プラスチックは3つの流路D、E、Fに分岐し、流路Dに沿って移動中の溶融プラスチックは3つの流路G、H、Iに分岐する。流路D、E、F、G,H、Iのそれぞれは互いとは独立しており、同じ長さ及び直径を有し、バランス化されており、ほぼ等量の溶融プラスチックを全てのノズル60ひいてはキャビティ34のそれぞれに分配するようになっている。
流路Dに沿って移動中の溶融プラスチックは、スプリットスプルーバー128の内部溶融物通路124を通って、第3のマニホルド46aの内部通路130に導かれ、次いで、溶融物流路レイアウト又は流路に分岐し、これらの溶融物流路レイアウト又は流路は、溶融プラスチックの流れを2−、4−、6−、8−、12−、16−、18−、24−、32−、48−等のドロップシステム(当該技術分野において一般に知られている)にバランス化する。これらの流路は、キャビティ34への溶融プラスチックの流れをバランス化し、対称的なマニホルドを得やすくするのに用いられる。例えば、4つのクラスタ内に4ドロップを有する16ドロップシステムを供給する流路は、溶融プラスチックの流れをバランス化すると共に等しく分配するように「X」又は「H」字形状とすることができる。
流路Eに沿って移動中の溶融プラスチックは、スプリットスプルーバー132の内部溶融物通路126を通って、第2のマニホルド44aの内部通路134に導かれ、次いで、溶融物流路レイアウト又は流路に分岐し、これらの溶融物流路レイアウト又は流路は、溶融プラスチックの流れを2−、4−、6−、8−、12−、16−、18−、24−、32−、48−等のドロップシステム(当該技術分野において一般に知られている)にバランス化する。これらの流路は、キャビティ34への溶融プラスチックの流れをバランス化し、対称的なマニホルドを得やすくするのに用いられる。例えば、4つのクラスタ内に4ドロップを有する16ドロップシステムを供給する流路は、溶融プラスチックの流れをバランス化すると共に等しく分配するように「X」又は「H」字形状とすることができる。
流路Hに沿って移動中の溶融プラスチックは、スプリットスプルーバー138の内部溶融物通路136を通って、第2のマニホルド44bの内部通路140に導かれ、次いで、溶融物流路レイアウト又は流路に分岐し、これらの溶融物流路レイアウト又は流路は、溶融プラスチックの流れを2−、4−、6−、8−、12−、16−、18−、24−、32−、48−等のドロップシステム(当該技術分野において一般に知られている)にバランス化する。これらの流路は、キャビティ34への溶融プラスチックの流れをバランス化し、対称的なマニホルドを得やすくするのに用いられる。例えば、4つのクラスタ内に4ドロップを有する16ドロップシステムを供給する流路は、溶融プラスチックの流れをバランス化すると共に等しく分配するように「X」又は「H」字形状とすることができる。
流路Iに沿って移動中の溶融プラスチックは、スプリットスプルーバー144の内部溶融物通路142を通って、第1のマニホルド42bの内部通路146に導かれ、次いで、溶融物流路レイアウト又は流路に分岐し、これらの溶融物流路レイアウト又は流路は、溶融プラスチックの流れを2−、4−、6−、8−、12−、16−、18−、24−、32−、48−等のドロップシステム(当該技術分野において一般に知られている)にバランス化する。これらの流路は、キャビティ34への溶融プラスチックの流れをバランス化し、対称的なマニホルドを得やすくするのに用いられる。例えば、4つのクラスタ内に4ドロップを有する16ドロップシステムを供給する流路は、溶融プラスチックの流れをバランス化すると共に等しく分配するように「X」又は「H」字形状とすることができる。
流路Fに沿って移動中の溶融プラスチックは、スプリットスプルーバー150の内部溶融物通路148を通って、第3のマニホルド46bの内部通路152に導かれ、次いで、溶融物流路レイアウト又は流路に分岐し、これらの溶融物流路レイアウト又は流路は、溶融プラスチックの流れを2−、4−、6−、8−、12−、16−、18−、24−、32−、48−等のドロップシステム(当該技術分野において一般に知られている)にバランス化する。これらの流路は、キャビティ34への溶融プラスチックの流れをバランス化し、対称的なマニホルドを得やすくするのに用いられる。例えば、4つのクラスタ内に4ドロップを有する16ドロップシステムを供給する流路は、溶融プラスチックの流れをバランス化すると共に等しく分配するように「X」又は「H」字形状とすることができる。
流路Gに沿って移動中の溶融プラスチックは、スプリットスプルーバー156の内部溶融物通路154を通って、第1のマニホルド42aの内部通路158に導かれ、次いで、溶融物流路レイアウト又は流路に分岐し、これらの溶融物流路レイアウト又は流路は、溶融プラスチックの流れを2−、4−、6−、8−、12−、16−、18−、24−、32−、48−等のドロップシステム(当該技術分野において一般に知られている)にバランス化する。これらの流路は、キャビティ34への溶融プラスチックの流れをバランス化し、対称的なマニホルドを得やすくするのに用いられる。例えば、4つのクラスタ内に4ドロップを有する16ドロップシステムを供給する流路は、溶融プラスチックの流れをバランス化すると共に等しく分配するように「X」又は「H」字形状とすることができる。
図4は、同じ方向に向いているホットランナシステム34、36、38のノズル60の全てを示す。ノズル60の先端86は、3段66、68、70全てのキャビティプレート30のキャビティ34と流体接続し、そのため、キャビティプレート30も同じ方向を向いており、これにより、同じ方向に向いているプラスチック部品を製造する。先に説明したように、取り出し時に同じ方向に向いているプラスチック部品を製造することにより、下流側処理システムの複雑性が減る。
図5は、図4に示す本発明の代替の実施形態を示すが、ただし、開位置すなわちアンクランプ位置でのものである。3段スタックモールド10が型締機22によって開位置すなわちアンクランプ位置(図5)になると、射出成形機のノズルからスプルーバー74の流路84への溶融プラスチックの流れが止まる。3段スタックモールド10を図4に示すクランプ位置すなわち閉位置から型締機22により図5に示すアンクランプ位置すなわち開位置に移動する際、スプルーバー74は、第2の段68が型締機22によって射出成形機から離れることにより射出成形機のノズルから離れる。スプルーバー74は、第2の段68の第2のホットランナシステム38に動作可能に接続されるため、3段スタックモールド10の第2の段68と共に移動する。スプルーバー74が射出成形機のノズルから離れることにより、スプルーバー74への溶融プラスチックの流れが止まる。具体的には、溶融プラスチックの流れは当該技術分野において既知の装置によって停止される。例えば、スプルーバー74の流路84は垂れ落ち防止ブシュ/ボール逆止弁のコンボ、又は芯棒で閉塞され得る。スプルーバー74が射出成形機のノズルから離れることのほかに、スプリットスプルーバー128、132、及び138、144が互いに分離する。さらに、スプリットスプルーバー150及び156が移行マニホルド118から分離する。これらのスプリットスプルーバー128、132;138,144;150;及び156は、接続が断たれるすなわち分離が行われると各自の内部通路を閉塞して溶融プラスチックの流れを停止するようにする弁棒又はブシュ/ボール逆止弁のコンボ(図示せず)を有する。
要するに、3段スタックモールド10は、キャビティプレート30の全てが同じ方向に向いていると共に、コアプレート32の全てが同じ方向に向いているように射出成形機の型締機22内に組み立てられる。型締機22はキャビティプレート30及びコアプレート32を同時に移動させて係合させる、すなわち閉位置すなわちクランプ位置にする。射出成形機のノズルは、スプルーバー74の流路84に溶融プラスチックを分配する。次いで、溶融プラスチックは先に図4に関して説明したように分配され、バランス化分配系となる。その後、キャビティプレート30及びコアプレート32が同時に分離することで、得られたプラスチック部品(全て同じ方向に向いている)を取り出すことができる。本発明は、モールドを同時に開閉し、キャビティ34にプラスチックを同時に射出し、且つ、同じ方向に向いているプラスチック部品を製造する、バランス化システムである。
さらに別の実施形態では、3段スタックモールド10は、キャビティプレート30の全てが同じ方向に向いていると共に、コアプレート32の全てが同じ方向に向いているように射出成形機の型締機22内に組み立てられる。射出成形機のノズルは、スプルーバー74の流路84に溶融プラスチックを分配する。しかしながら、溶融プラスチックは3段66、68、70全てのマニホルド42、44、46に不均一に分配される。そのため、マニホルド42、44、46は、溶融プラスチックがキャビティ34に到達する前に分配システムをバランス化するように構成される。一実施形態では、内部流路のサイズ(例えば直径、長さ)は、流れをバランス化するように構成される。さらに別の実施形態では、内部流路は、複数の内部流路になるように分岐し、キャビティ34への溶融プラスチックの流れをバランス化するようにし得る。これらの実施形態は非バランス化システムからバランス化システムに転換するように構成される。これらの実施形態は、同時に開閉されるモールドを有し、溶融プラスチックを同時に射出されるキャビティ34を有し、且つ、同じ方向に向いているプラスチック部品を製造する、多段スタックモールド10において使用されることができる。
添付図面に概略的に図示したすなわちまとめて示した個々の構成部品は全て、射出成形の技術分野においてよく知れられているため、各自の具体的な構成及び動作は本発明を実施するための動作又は最良の形態にとって重要ではない。本発明はホットランナシステムに関して説明しているため、溶融物流路、ブシュ、マニホルド、通路、ノズル、流路、スプルーバー、スプリットスプルーバー、及び他の構成部品は溶融プラスチックを流れやすくする温度に加熱又は維持されることを理解されたい。
本発明を、好適な実施形態であると現時点で考えられることに関して説明してきたが、本発明は開示の実施形態に限定されないことを理解されたい。これとは逆に、本発明は、添付の特許請求の範囲の精神及び範囲内に含まれる様々な変更形態及び均等構成を包含することが意図される。添付の特許請求の範囲は、かかる全ての変更形態及び均等構造並びに機能を包含するように広く解釈されるものとする。
本発明による多段スタックモールドの斜視図である。 本発明による溶融プラスチックの流路を示す、閉位置すなわちクランプ位置での多段スタックモールドのマニホルド、スプルーバー、スプリットスプルーバー、移行ブシュ、溶融物流路、及びノズルの斜視図である。 本発明による開位置すなわちアンクランプ位置での、図2に示す構成部品の斜視図である。 本発明の代替的な実施形態による溶融プラスチックの流路を示す、閉位置すなわちクランプ位置での、多段スタックモールドのマニホルド、スプルーバー、スプリットスプルーバー、移行ブシュ、溶融物流路、及びノズルの斜視図である。 本発明の代替的な実施形態による、開位置すなわちアンクランプ位置での、図4に示す構成部品の斜視図である。

Claims (9)

  1. 複数の段を有する多段スタックモールドであって、
    該複数の段を有する多段スタックモールドは、
    複数のキャビティプレートであって、該複数のキャビティプレートはそれぞれ該キャビティのある第1の側を有し、該第1の側は全て第1の方向に向いている、複数のキャビティプレートと、
    複数のコアプレート又はコアインサート付きプレートであって、該コア又はコアインサートは前記コアプレートの第1の側から延び、該第1の側は全て第2の方向に向いている、複数のコアプレート又はコアインサート付きプレートと
    を備え、
    前記複数のコアプレート又はコアインサート付きプレートは、使用の際、前記複数のキャビティプレートと同時に係合し、
    前記複数の段を有する多段スタックモールドは、
    等量の溶融プラスチックを受け入れると共に複数のキャビティに分配し、それにより、プラスチック部品を製造するための複数のホットランナシステムであって、前記複数のコアプレート、前記複数のキャビティプレート、前記複数のコアインサート付きプレートのうちの少なくとも二つの間において、前記複数のホットランナシステムのうちの少なくとも二つの間には空間が設けられており、前記複数のホットランナシステムはそれぞれ複数のノズルの一部を含み、該複数のノズルはそれぞれ同じ方向を向いており、前記複数のキャビティプレートも同じ方向を向くように、前記複数のノズルの先端は前記複数のキャビティプレートの前記複数のキャビティと流体接続可能である、複数のホットランナシステム
    を備える、複数の段を有する多段スタックモールド。
  2. 前記複数のコアプレート又はコアインサート付きプレートは、前記複数のキャビティプレートと係合すると、複数のキャビティが溶融プラスチックを受け入れるように画定される、請求項1に記載の複数の段を有する多段スタックモールド。
  3. 等量の溶融プラスチックを受け入れると共に前記複数のキャビティに分配し、それにより、プラスチック部品を製造するための前記複数のホットランナシステムと流体接続するスプリットスプルーバーをさらに有する、請求項2に記載の複数の段を有する多段スタックモールド。
  4. 前記複数のホットランナシステム及び前記スプリットスプルーバー内に複数の流通路をさらに有し、前記複数の段のそれぞれの該流通路は、前記複数のキャビティに等量の溶融プラスチックを分配するようにほぼ等しい長さを有する、請求項3に記載の複数の段を有する多段スタックモールド。
  5. 前記複数のホットランナシステムに前記溶融プラスチックを供給するように、前記多段スタックモールドの前記複数の段のうち第2の段と流体接続する流路を有するスプルーバーをさらに有する、請求項4に記載の複数の段を有する多段スタックモールド。
  6. 前記複数のキャビティが前記溶融プラスチックを受け入れた後、前記複数のコアプレート又はコアインサート付きプレートは同時に移動して前記複数のキャビティプレートとの係合から外れる、請求項5に記載の複数の段を有する多段スタックモールド。
  7. 製造されたプラスチック部品は同じ方向に向いている、請求項3に記載の複数の段を有する多段スタックモールド。
  8. 前記多段スタックモールドは3段スタックモールドである、請求項7に記載の複数の段を有する多段スタックモールド。
  9. 前記3段スタックモールドの3段はそれぞれ、前記複数のホットランナシステムの少なくとも1つを有して構成され、該複数のホットランナシステムはそれぞれ、前記3段全てに等量の前記溶融プラスチックを導くマニホルドを有する、請求項8に記載の複数の段を有する多段スタックモールド。
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