JPH07330607A - セフィキシム組成物 - Google Patents

セフィキシム組成物

Info

Publication number
JPH07330607A
JPH07330607A JP7126029A JP12602995A JPH07330607A JP H07330607 A JPH07330607 A JP H07330607A JP 7126029 A JP7126029 A JP 7126029A JP 12602995 A JP12602995 A JP 12602995A JP H07330607 A JPH07330607 A JP H07330607A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pharmaceutical composition
suspension
weight
cefixime
particle size
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7126029A
Other languages
English (en)
Inventor
Joachim Bolz
ボルツ ヨハヒム
Gertraud Wagner
ヴァグナー ゲルトラウド
Eckhard Oelrich
エールリッヒ エックハルト
Dirk Radtke
ラッケ ディルト
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Merck Patent GmbH
Original Assignee
Merck Patent GmbH
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Merck Patent GmbH filed Critical Merck Patent GmbH
Publication of JPH07330607A publication Critical patent/JPH07330607A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K9/00Medicinal preparations characterised by special physical form
    • A61K9/0087Galenical forms not covered by A61K9/02 - A61K9/7023
    • A61K9/0095Drinks; Beverages; Syrups; Compositions for reconstitution thereof, e.g. powders or tablets to be dispersed in a glass of water; Veterinary drenches
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K31/00Medicinal preparations containing organic active ingredients
    • A61K31/33Heterocyclic compounds
    • A61K31/395Heterocyclic compounds having nitrogen as a ring hetero atom, e.g. guanethidine or rifamycins
    • A61K31/54Heterocyclic compounds having nitrogen as a ring hetero atom, e.g. guanethidine or rifamycins having six-membered rings with at least one nitrogen and one sulfur as the ring hetero atoms, e.g. sulthiame
    • A61K31/542Heterocyclic compounds having nitrogen as a ring hetero atom, e.g. guanethidine or rifamycins having six-membered rings with at least one nitrogen and one sulfur as the ring hetero atoms, e.g. sulthiame ortho- or peri-condensed with heterocyclic ring systems
    • A61K31/545Compounds containing 5-thia-1-azabicyclo [4.2.0] octane ring systems, i.e. compounds containing a ring system of the formula:, e.g. cephalosporins, cefaclor, or cephalexine
    • A61K31/546Compounds containing 5-thia-1-azabicyclo [4.2.0] octane ring systems, i.e. compounds containing a ring system of the formula:, e.g. cephalosporins, cefaclor, or cephalexine containing further heterocyclic rings, e.g. cephalothin
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P31/00Antiinfectives, i.e. antibiotics, antiseptics, chemotherapeutics
    • A61P31/04Antibacterial agents

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Pharmacology & Pharmacy (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Communicable Diseases (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Oncology (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Medicinal Preparation (AREA)
  • Cephalosporin Compounds (AREA)
  • Medicines Containing Material From Animals Or Micro-Organisms (AREA)
  • Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)
  • Food Preservation Except Freezing, Refrigeration, And Drying (AREA)
  • Cosmetics (AREA)
  • Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 セフィキシムを含有する非水性懸濁液の形態
を有するシロップ状の特徴を有し、容易に再分散可能な
かつ化学的に安定な医薬品用の懸濁液の製造方法を提供
する。 【構成】 懸濁液は増粘剤を含有せず、その粒径分布が
直径32μmより小さい径のものの占める割合が少なく
とも80重量%であり、かつその径が50μmより大き
な直径を有する粒子の占める割合が最大でも5重量%で
ある充填剤の微粉体粉末を含有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はシロップ状の特徴を有
し、かつセフィキシムを含有する懸濁液状の医薬品組成
物に関する。
【0002】
【従来の技術】セフィキシムは経口投与可能な抗生物質
であって、その構造、抗菌スペクトルおよびベータラク
タメース安定性に関しては、セフォタキシムタイプの第
3世代の非経口投与可能なセファロスポリン類に似てい
る。
【0003】このクラスの物質のすべての代表物質と同
様に、この物質は殺菌作用を持っている。セフィキシム
の作用メカニズムは細菌の細胞壁合成の阻害にある。セ
フィキシムの急性毒性は無視できる程度に低い。
【0004】したがって、その活性物質はセフィキシム
に敏感に反応する病原体が引き起こす異なった重篤度の
急性および慢性感染の処置に適しており、かつ経口治療
に使用しやすい。
【0005】セフィキシムは殺菌効果を有し、例えば、
下記の病原菌に有効である:ストレプトコッカス ニュ
ーモニアエ、ストレプトコッカス パイオジーンス、ス
トレプトコッカス アガラクティアエ、ヘモフィラス
インフルエンザ、ネイセリアゴノリョアエ、エチェリチ
ア コリ、プロテウス ミラビリス、プロテウスブルガ
リス、クレプシエラ ニューモニアエ、クレプシエラ
オキシトカ、エンテロバクター スピーシーズ パスチ
ュレラ ムルトシダ、プロビィデンシアスピーシーズ、
サルモネラ スピーシーズ、シゲラ スピーシーズ、シ
トロバクター アマロナチクス、シトロバクター ディ
ベルスス セラチア マルセセンス セフィキシムを含有する組成物は今までは通常錠剤、カ
プセル、顆粒、粉剤のような固形の投与形態でのみ使用
されてきた。しかしながら、例えば懸濁液状の液状組成
物は、セフィキシムの特異な作用モード、特に血清中濃
度を急速に形成する点に関しては有利である。使用前
に、例えば水中で市販の固形投与形態を懸濁することお
よびこの形態で摂取することも可能である。しかしなが
ら、これらは短時間だけ(最大2週間)安定であるに過
ぎない。懸濁液状のセフィキシム含有最終医薬製品を製
造する試みは今日まで成功しておらず、その理由は長時
間安定性を有する懸濁液は慣用の補助物質では得られて
なかったからであり、活性物質が水溶液中で加水分解を
受けやすいからである。加うるに、このタイプの懸濁液
中では固体が短時間の後に沈澱し、凝集し、その結果あ
る場合には再懸濁が不可能になる。更に、これらの懸濁
液は物理的安定性が欠けているのみならず、化学的安定
性もなく、その結果、保存、短時間の保存さえも不可能
であった。
【0006】米国特許4,079,138は加水分解を
受けやすい活性物質のための賦形剤として非水性原料に
よる耐久懸濁液を記述しており、その全ての実施例は抗
生物質としてアモキシシリンおよびアンピシリンに視点
を絞っている。更に、これら組成物は他の補助物質の外
に常に珪酸塩を原料とする増粘剤を含有している。しか
しながら、増粘用の珪酸塩の添加は不可避的に折出速度
の大増加を引き起こし、析出した懸濁液中で沈降物のセ
メント状接合を促進し、その結果満足できる再懸濁は不
可能になる。
【0007】さらに、この文書は活性物質および充填剤
の粒径分布については全く言及してなく、そのことは活
性物質の分布の一様性が保証されてないことを示してい
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明はセフィキシム
を含有する懸濁液の形態で医薬品組成物の安定化のため
の方法を発見することおよび最終医薬品として適当な安
定組成物を発見することを目標とすることとしている。
【0009】非水性原料によるこれらの医薬品懸濁液の
処方のために妥当な添加剤を選択することが懸濁粒子の
沈降を防止し、あるいは少なくとも沈降を出来るだけ少
なくなるように保っている。本発明は組成物が均一のま
まであり、それゆえに長時間の保存の後でも使用可能で
あることを保証している。沈降が時間の経過によって起
こるならば、沈降物の満足な再懸濁が保証されてなくて
はならない。さらに、経口投与のために懸濁液は出来る
だけ美味しいあるいは少なくとも無味でなくてはならな
い。特に、個体含有物あるいは固体粒子は摂取の際に不
愉快に感じさせてはならないという方法で導入しなくて
はならなく、このことは高い粘性を考慮しなくてはなら
ない。水性懸濁液の場合には、上記の特性は通常はグリ
セリン、プロパンジオール、ソルビトール溶液及び/ま
たは液体のポリエチレングリコールのような粘性を増加
する液体を添加することによって達成することが可能で
ある。非水性懸濁液の場合には、粘性は懸濁剤および増
粘剤を添加することによって増加することもできる。粘
性を増大するこのタイプの薬品は通常は例えば、カルボ
キシメチルセルロース、メチルセルロースのような高分
子量のセルロース誘導体あるいはポリサッカライドガム
あるいはその他に例えばカルボシル(Carbosil 登録商
標)あるいはシロイド(Syloid 登録商標)のような珪
酸塩である。
【0010】これらの添加剤はしかしながら上記の欠点
を持っており、その結果医薬品懸濁液の製造技術におい
て極めて普通の懸濁剤および増粘剤をテストした多くの
実験で証明出来たように、その添加は本発明の目的を満
足するように達成することは出来ない。
【0011】
【課題を解決するための手段】安定な、徐々に沈降す
る、セメント状接合しなくかつ同時に美味な投与味覚を
有するセフィキシム懸濁液を開発する目的を達成するた
めには増粘剤なしで済ますことが必要であり、充填剤の
特異な粒径分布を保証することが必要である。活性物質
の分散の均一性およびしたがってたとえスプーンで摂取
した場合でも振盪後には正確な一回の投与量は保証され
ている。
【0012】驚くべきことに、この組成物を作製すると
きに活性物質を微粉末状にし、かつこれら組成物中で使
用する微細粉末状の充填剤の粒径分布が32μmより小
さい粒子径のものを少なくとも80重量%有し、かつ5
0μmよりも大きな粒子径のものの含有量がを最高でも
2重量%であって、そして同時に増粘剤をなしで済ます
ならば、セフィキシムを含有する懸濁液の形態での安定
な組成物を得ることができることが見出だされた。
【0013】したがって、本発明はシロップ状の特徴を
有する非水性の懸濁液の形態をした医薬組成物に関し、
その特徴とするところは増粘補助剤を含有せず、その粒
径分布において直径32μmより小さい粒子径のものの
占める割合が少なくとも80重量%であり、かつその粒
子径が50μmより大きな直径を有する粒子の占める割
合が最大でも5重量%である充填剤の微粉末を含有して
いる。このタイプの懸濁剤は再分散可能であり、かつ化
学的には安定である。
【0014】さらにこの発明は懸濁液が微粉末状の活性
物質を0.1ないし5%含有し、かつ該微粉末が中程度
の分子鎖の長さの脂肪酸のトリグリセライド中に懸濁さ
れているこのタイプの組成物に関する。
【0015】本発明はさらに0.01重量%ないし1重
量%間の濃度の湿潤剤をさらに含有する組成物に関す
る。
【0016】組成物は活性物質を0.1と5重量%、好
ましくは0.5と3、特に好ましくは1と2.5重量%
との間の濃度で微粉末状で含有している。
【0017】特に好ましい活性物質はセフィキシムであ
る。さらに本発明による組成物は非水性媒質中で安定で
ある他の活性物質を含有してもよい。しかしながら、特
に好ましい物質は例えば、セファレキシン、セフラディ
ンあるいはセフォタキシムのようなセファロスポリン系
に属する物質である。
【0018】適当な非水性懸濁媒質は例えば、落花生油
あるいはごま油、ポリエチレングリコールの脂肪酸エス
テルあるいはその他の中程度のあるいは長い分子鎖の飽
和あるいは不飽和脂肪酸のモノ、ディあるいはトリグリ
セライドのような油性のある、粘性のある天然産あるい
は合成による液体である。トリグリセライドエステルが
特に好ましい。12ないし20個の炭素原子を有する中
程度の分子鎖を有する脂肪酸のトリグリセライドが特に
好ましい。油の濃度は40ないし80重量%であり、特
に50ないし75重量%との間であり、特に60および
70重量%との間である。天然産および/または合成に
よる油性液体の混合物を使用することも可能である。
【0019】適当な充填剤は活性物質の分布の均一性が
保証されているような、実質的に一定の粒径分布を有す
る微細粉末の形態にある砂糖あるいは砂糖代替物であ
る。充填剤の微細粉末は少なくとも粒子の95重量%は
50μmの平均粒径を越えておらず、少なくとも80重
量%が32μmより小さい粒径を有していると言う構成
になっていなければならない。この方法によってのみ十
分な粘性を達成することが可能であり、その結果増粘補
助剤の添加はなしですませることが可能であり、かつ同
時に満足な物理的なおよび化学的な安定性が得られる。
【0020】充填剤の特に有利な粒径分布は50ないし
90重量%が30μmより小さい粒径を有しており、1
0ないし50重量%が30μmと50μmとの間の粒径
を有しており、その場合は安定性に関して好ましくない
作用は無く、かつ50ないし100μmとの間の粒径を
有するものの含有量が2重量%を越えない懸濁液の特徴
を有している。80重量%が32μmより小さい粒径を
有していて、最高でも5重量%までが50μmより大き
な粒径を有するが、その他の粒子は32と50μmとの
間の大きさの粒径である充填剤が特に好ましい。
【0021】好ましい充填剤はショ糖あるいは砂糖代替
物 イソマルトール(パラティニット Palatinit 登
録商標)である。しかしながら、上記の粒径分布が考慮
されているかぎり、充填剤のその他の適当な実施例は乳
糖、グルコース、ソルビトール、マンニトール、キシリ
トールあるいはラクチトールあるいはこれらの混合物で
ある。
【0022】充填剤の含有量は10と40重量%の間に
ある。25と35重量%との間の濃度が好ましい。
【0023】添加剤および補助剤のその他の可能な実施
例は湿潤剤であり、これはしかしながら、0.01と1
重量%、好ましくは0.02と0.1重量%との間の濃
度でのみ存在する。適当な湿潤剤は公知の界面活性剤で
あり、それは例えば、アルキルベンゼンスルフォネー
ト、アルカンスルフォネート、脂肪アルコール硫酸エス
テル、脂肪アルコールエーテルサルフェート、脂肪アル
コールエトキシレート、アルキルフェノールエトキシレ
ート、あるいはアルキルフォスフォネート類に属してい
る。ポリソルベート類が特に好ましく、特にポリソルベ
ート80が好ましい。
【0024】その他の可能な添加剤は例えば、ステアリ
ン酸マグネシウムのようないわゆる反凝結剤および懸濁
液を味覚を改良するための香味剤である。しかしなが
ら、これら添加剤は本発明の本質には何等の影響も示さ
なく、かつ1重量%以下、好ましくは0.25重量%以
下の濃度で使用される。保存剤の添加は不必要であっ
て、本発明による懸濁液の安定性および保存可能性には
全く影響を及ぼさない。
【0025】本発明による懸濁液は成分を混合およびホ
モジナイジングするという公知の方法によって製造す
る。ポリソルベートのような湿潤剤を使用するならば、
これを先ず疎水性の溶媒に溶解しあるいは懸濁し、その
後にその他の成分を連続撹拌しながら添加する。それら
はついで医薬懸濁液の製造に普通の充填容器、例えば、
瓶、飲用アンプルあるいは経口投与用の分液パッキング
のような充填手段を満たすために使用することができ
る。活性物質は長期間の保存期間中(少なくとも5年
間)に分散されたままであり、不可逆的な沈降をせず、
凝集せず、容器の壁面に析出しない。この長い保存期間
後に振盪することによって活性物質を極めて簡単に懸濁
することができる。
【0026】本発明による懸濁液の医学的な使用の範囲
はセフィキシムおよび/またはその他のセファロスポリ
ン類を含有する公知の投与形態の範囲と完全に酷似して
いる。本発明による懸濁液はセフィキシムに敏感に反応
する病原体が引き起こし、かつ経口投与が適用可能な種
々の重篤度の急性あるいは慢性の感染症の処置に適して
いる。 処置の例: 上部および下部気道の感染症 例えば、中耳の炎症(中耳炎)、副鼻洞炎症(副鼻腔
炎)のような耳鼻咽喉領域の感染症、扁桃腺の感染症、
咽頭領域の感染症(扁桃炎、咽頭炎、喉頭炎) 腎臓および尿管の感染症 胆管の感染症 急性の淋疾尿道炎 下記の投与形態を推奨できる。
【0027】12才未満の子供は一日当たりセフィキシ
ム8mg/体重kgを摂取する。推奨する一日量は全量
を一回であるいは2回の単回投与に分けて(午前と夕方
にセフィキシム4mg/体重kg)投与してもよい。一
日量をセフィキシム2×6mg/体重kgに増加するこ
とは感染の重篤度およびその部位に応じて可能である。
【0028】成人および12才以上の子供は毎日セフィ
キシム400mgを摂取してもよい。推奨できる一日量
は全量を一回であるいは2回の単回投与に分けて(午前
及び夕方)投与してもよい。
【0029】顕著な腎機能障害を有する患者には投与量
を減少しなくてはならない。
【0030】
【実施例】下記の実施例は発明を詳細に説明するもので
あって、発明を制限するものではない。 実施例1 mg/5ml 重量% セフィキシム(微粉末) 100.0 1.82 ポリソルベート80 2.5 0.05 果物香味(キイチゴ) 4.0 0.07 ステアリン酸マグネシウム 8.5 0.16 庶糖(微細粉末) 1700.0 31.03 中程度の分子鎖の脂肪酸のトリグリセライド 3663.0 66.87 5478.0 100.00 実施例2 mg/5ml 重量% セフィキシム(微粉末) 136.6 2.50 ポリソルベート80 2.5 0.05 果物香味(オランダイチゴ) 3.0 0.05 庶糖(微細粉末) 1650.0 30.19 中程度の分子鎖の脂肪酸のトリグリセライド 3673.0 67.21 5465.1 100.00 実施例3 mg/5ml 重量% セフィキシム(微粉末) 100.0 1.82 ポリソルベート80 2.5 0.05 果物香味(バナナ) 4.0 0.07 ステアリン酸マグネシウム 8.5 0.16 イソマルトール(微細粉末) 1700.0 31.03 中程度の分子鎖の脂肪酸のトリグリセライド 3663.0 66.87 5478.0 100.00 実施例4 mg/5ml 重量% セフィキシム(微粉末) 136.6 2.50 ポリソルベート80 2.5 0.05 果物香味(キイチゴ) 3.0 0.05 マンニトール(微細粉末) 1650.0 30.19 中程度の分子鎖の脂肪酸のトリグリセライド 3673.0 67.21 5465.1 100.00 以下の記載は本発明による懸濁液の安定性を示してい
る。
【0031】再分散性 再分散性を求めるために、製造直後の瓶および保存後
(5年までの期間)の瓶を振盪し、各1mlを10部分
分析(セフィキシムmg/懸濁液5ml)した。 製造直後 60月後 第 1回取り出し 97.1 95.2 第 2回取り出し 97.2 95.6 第 3回取り出し 97.3 95.4 第 4回取り出し 97.4 95.5 第 5回取り出し 97.0 95.1 第 6回取り出し 97.0 95.3 第 7回取り出し 97.3 95.5 第 8回取り出し 96.9 95.3 第 9回取り出し 97.7 94.9 第10回取り出し 97.1 95.1 開封後の保管可能性 開封後の保管可能性を検証するために、懸濁液5あるい
は10mlを瓶(内容量100ml )から毎日14日間にわ
たり取り出した。第1日、第5日、第10日、第14日
に取り出した量のセフィキシム含量を求めた。 第 1日 104.4mg/5 ml 第 5日 105.2mg/5 ml 第10日 105.1mg/5 ml 第14日 105.2mg/5 ml 化学的安定性 23℃、50%の相対湿度で保管 保存時間 外観 セフィキシム 減成2 減成3 開始時 白色ないし 102.6mg 1.1mg 0.1mg 淡黄色の 懸濁液 6月後 実質的に無変化 99.0mg 1.4mg 0.2mg 12月後 実質的に無変化 99.4mg 1.9mg 0.3mg 18月後 実質的に無変化 99.8mg 1.8mg 0.3mg 24月後 実質的に無変化 96.5mg 1.8mg 0.5mg 60月後 実質的に無変化 95.3mg 2.4mg 1.0mg
フロントページの続き (72)発明者 ヨハヒム ボルツ ドイツ連邦共和国 64293 ダルムシュタ ット フランクフルター シュトラーセ 250 エー.メルク内 (72)発明者 ゲルトラウド ヴァグナー ドイツ連邦共和国 64293 ダルムシュタ ット フランクフルター シュトラーセ 250 エー.メルク内 (72)発明者 エックハルト エールリッヒ ドイツ連邦共和国 64293 ダルムシュタ ット フランクフルター シュトラーセ 250 エー.メルク内 (72)発明者 ディルト ラッケ ドイツ連邦共和国 64293 ダルムシュタ ット フランクフルター シュトラーセ 250 エー.メルク内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 増粘剤を含有しないことを特徴とするシ
    ロップ状の特徴を有するセフィキシム含有非水性懸濁液
    の形態をしている容易に再分散可能な化学的に安定な医
    薬品組成物。
  2. 【請求項2】 上記懸濁液は、その粒径分布が直径32
    μmより小さい粒子径のものの占める割合が少なくとも
    80重量%であり、かつその粒子径が50μmより大き
    な直径を有する粒子の占める割合が最大でも5重量%で
    ある充填剤の微細粉末を含有することを特徴とする請求
    項1による医薬品組成物。
  3. 【請求項3】 上記懸濁液が微粉末状の活性物質を0.
    1ないし5重量%含有することを特徴とする請求項1に
    よる医薬品組成物。
  4. 【請求項4】 上記微粉末状の活性物質が中程度の分子
    鎖の長さの脂肪酸のトリグリセライド中に懸濁すること
    を特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項による医
    薬品組成物。
  5. 【請求項5】 上記懸濁液はさらに0.01と1重量%
    との間の濃度の湿潤剤を含有することを特徴とする請求
    項1による医薬品組成物。
  6. 【請求項6】 ポリソルベート80を湿潤剤として使用
    することを特徴とする請求項1による医薬品組成物。
  7. 【請求項7】 急性および慢性の感染症の処置のために
    請求項1ないし6のいずれか1項による医薬品組成物を
    使用する方法。
JP7126029A 1994-05-31 1995-05-25 セフィキシム組成物 Pending JPH07330607A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE4418957/5 1994-05-31
DE4418957A DE4418957A1 (de) 1994-05-31 1994-05-31 Cefixim-Zubereitung

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07330607A true JPH07330607A (ja) 1995-12-19

Family

ID=6519407

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7126029A Pending JPH07330607A (ja) 1994-05-31 1995-05-25 セフィキシム組成物

Country Status (25)

Country Link
US (1) US5776926A (ja)
EP (1) EP0685232B1 (ja)
JP (1) JPH07330607A (ja)
KR (1) KR950031077A (ja)
CN (1) CN1117383A (ja)
AT (1) ATE190844T1 (ja)
AU (1) AU694201B2 (ja)
CA (1) CA2150442A1 (ja)
CO (1) CO4410174A1 (ja)
CZ (1) CZ138595A3 (ja)
DE (2) DE4418957A1 (ja)
DK (1) DK0685232T3 (ja)
ES (1) ES2146265T3 (ja)
FI (1) FI952629A (ja)
GR (1) GR3033704T3 (ja)
HU (1) HU218217B (ja)
IL (1) IL113917A0 (ja)
NO (1) NO952138L (ja)
NZ (1) NZ272216A (ja)
PE (1) PE18796A1 (ja)
PL (1) PL308838A1 (ja)
PT (1) PT685232E (ja)
SK (1) SK72795A3 (ja)
TW (1) TW301610B (ja)
ZA (1) ZA954427B (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016527222A (ja) * 2013-07-18 2016-09-08 サンド・アクチエンゲゼルシヤフト 抗生物質のドライシロップ製剤用の粉末混合物

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DK0890359T3 (da) * 1996-02-29 2002-07-01 Fujisawa Pharmaceutical Co Beta-Lactam-antibiotikumholdige tabletter og fremgangsmåde til fremstilling deraf
TW200404550A (en) * 2002-07-08 2004-04-01 Sankyo Co Cepharospolin formulation for oral use
WO2005107703A1 (en) * 2004-05-10 2005-11-17 Lupin Ltd. Novel pharmaceutical formulation of cefixime for enhanced bioavailability
US9233112B2 (en) 2006-04-13 2016-01-12 Lupin Limited Pharmaceutical compositions of cefixime
US9241905B2 (en) 2006-04-13 2016-01-26 Lupin Limited Pharmaceutical compositions of Cefixime
CN103301068B (zh) * 2013-07-08 2014-09-10 广东彼迪药业有限公司 一种头孢克肟干混悬剂剂及其制备方法
US11793783B2 (en) 2015-08-05 2023-10-24 Cmpd Licensing, Llc Compositions and methods for treating an infection
US11684567B2 (en) 2015-08-05 2023-06-27 Cmpd Licensing, Llc Compositions and methods for treating an infection
US11173163B2 (en) * 2015-08-05 2021-11-16 Cmpd Licensing, Llc Topical antimicrobial compositions and methods of formulating the same
US11446236B2 (en) 2015-08-05 2022-09-20 Cmpd Licensing, Llc Topical antimicrobial compositions and methods of formulating the same

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3996355A (en) 1975-01-02 1976-12-07 American Home Products Corporation Permanent suspension pharmaceutical dosage form
DE3804841A1 (de) * 1988-02-17 1989-08-31 Hoechst Ag Cephalosporinderivate und verfahren zu ihrer herstellung
US5409917A (en) * 1991-03-05 1995-04-25 Marvin S. Towsend Topical treatment of acne with cephalosporins

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016527222A (ja) * 2013-07-18 2016-09-08 サンド・アクチエンゲゼルシヤフト 抗生物質のドライシロップ製剤用の粉末混合物

Also Published As

Publication number Publication date
CA2150442A1 (en) 1995-12-01
HU218217B (hu) 2000-06-28
AU2033595A (en) 1995-12-07
IL113917A0 (en) 1995-08-31
EP0685232A2 (de) 1995-12-06
DE4418957A1 (de) 1995-12-07
CZ138595A3 (en) 1996-04-17
US5776926A (en) 1998-07-07
TW301610B (ja) 1997-04-01
NO952138L (no) 1995-12-01
PL308838A1 (en) 1995-12-11
PT685232E (pt) 2000-08-31
PE18796A1 (es) 1996-06-04
AU694201B2 (en) 1998-07-16
EP0685232A3 (de) 1996-05-08
NO952138D0 (no) 1995-05-30
HU9501570D0 (en) 1995-07-28
FI952629A0 (fi) 1995-05-30
CN1117383A (zh) 1996-02-28
CO4410174A1 (es) 1997-01-09
FI952629A (fi) 1995-12-01
GR3033704T3 (en) 2000-10-31
ES2146265T3 (es) 2000-08-01
SK72795A3 (en) 1996-01-10
EP0685232B1 (de) 2000-03-22
HUT74421A (en) 1996-12-30
ZA954427B (en) 1996-01-24
KR950031077A (ko) 1995-12-18
NZ272216A (en) 1996-05-28
ATE190844T1 (de) 2000-04-15
DK0685232T3 (da) 2000-08-21
DE59508024D1 (de) 2000-04-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5272137A (en) Aqueous pharmaceutical suspension for pharmaceutical actives
AU2007253083B2 (en) Stable aqueous suspension having palatable taste
WO2012098562A2 (en) Liquid oral compositions of lanthanum salts
WO2006020962A2 (en) Palatable suspending vehicle for pharmaceutical ingredients
JPH07330607A (ja) セフィキシム組成物
JP2000516243A (ja) 治療薬耐性ストレプトコッカス・ニューモニエのための薬剤の製造におけるアモキシシリンおよびクラブラン酸塩の組み合せの使用
NO335273B1 (no) Blanding omfattende cefuroxim axetil i partikulær form samt farmasøytisk blanding for oral administrering
JP2001504091A (ja) 病原性生物による鼻咽腔のコロニー形成に関連する細菌感染の治療のための薬剤の製造のためのミュピロシンの使用
JP4731777B2 (ja) 経口医薬組成物
JPH11504911A (ja) アモキシシリンおよびクラブラン酸含有の組成物
JPH11501044A (ja) アルギン酸ナトリウム及び炭酸水素カリウムを含む液体水性医薬組成物
JP4745573B2 (ja) 抗菌医薬組成物
KR101452721B1 (ko) 안정한 수성현탁액
WO1993000898A1 (en) Pharmaceutical formulation of a beta-lactam antibiotic and clavulanic acid or a water-soluble salt thereof
JPH04502623A (ja) 食用油に基礎を置く液体経口投薬組成物
FR2730163A1 (fr) Nouvelle composition pharmaceutique contenant la trimebutine et son procede de preparation
EP1166800B1 (en) Pharmaceutical compositions containing antibiotics and fructan mixtures
RU2343931C2 (ru) Фармацевтические препараты, содержащие амоксициллин и клавуланат
JP2005035973A (ja) 安定なアジスロマイシン非二水和物経口懸濁剤
JP2003300885A (ja) 抗菌性医薬組成物
WO2023042900A1 (ja) スクラルファート含有ゼリー状医薬組成物
KR101162682B1 (ko) 폴리스티렌설폰산금속염 함유 약학 조성물 및 이의 제조 방법
KR20120013285A (ko) 폴리스티렌설폰산금속염 함유 약학 조성물 및 이의 제조 방법
MXPA97006661A (en) Improvements in organic or related compositionswith