JPH0733040Y2 - ガスボンベ収納用のガスキャビネット - Google Patents
ガスボンベ収納用のガスキャビネットInfo
- Publication number
- JPH0733040Y2 JPH0733040Y2 JP14796689U JP14796689U JPH0733040Y2 JP H0733040 Y2 JPH0733040 Y2 JP H0733040Y2 JP 14796689 U JP14796689 U JP 14796689U JP 14796689 U JP14796689 U JP 14796689U JP H0733040 Y2 JPH0733040 Y2 JP H0733040Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cart
- gas cylinder
- gas
- cabinet
- mounting table
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Handcart (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、ガスボンベの交換作業性の向上及び作業時の
安全性の向上を図ったガスキャビネットに関する。
安全性の向上を図ったガスキャビネットに関する。
周知のように、今日、半導体工場やバイオ関連施設等で
は、製品の研究開発，生産で使用する薬品等を充填した
ガスボンベをガスキャビネットに収納している。
は、製品の研究開発，生産で使用する薬品等を充填した
ガスボンベをガスキャビネットに収納している。
而して、通常、水容量47lのガスボンベは重量が約60kg
あるが、斯かるガスボンベを新たなガスキャビネットに
収納するには、従来、カートで搬送してきたガスボンベ
をガスキャビネットの前で一旦カートから降ろし、そし
て、これを作業者が持ち上げてガスキャビネトに収納す
る手順を採っている。
あるが、斯かるガスボンベを新たなガスキャビネットに
収納するには、従来、カートで搬送してきたガスボンベ
をガスキャビネットの前で一旦カートから降ろし、そし
て、これを作業者が持ち上げてガスキャビネトに収納す
る手順を採っている。
又、同様にガスボンベの交換の際にも、古いガスボンベ
と新たなガスボンベを夫々作業者が持ち上げてカートに
積載したり、ガスキャビネットに収納する等していた。
と新たなガスボンベを夫々作業者が持ち上げてカートに
積載したり、ガスキャビネットに収納する等していた。
然し乍ら、上述したようにガスボンベは重量があるた
め、ガスボンベの交換等の際にこれをカートから降ろし
たり、ガスボンベを持ち上げてガスキャビネットに収納
するには多大な労力を必要としていた。又、斯かる作業
時にガスボンベが転倒し易いといった危険性も伴ってい
るため、これらの改善策が要望されていた。
め、ガスボンベの交換等の際にこれをカートから降ろし
たり、ガスボンベを持ち上げてガスキャビネットに収納
するには多大な労力を必要としていた。又、斯かる作業
時にガスボンベが転倒し易いといった危険性も伴ってい
るため、これらの改善策が要望されていた。
本考案は斯かる実情に鑑み案出されたもので、ガスボン
ベの収納，交換作業性の向上と作業時の安全性の向上を
図ったガスボンベ収納用のガスキャビネットを提供する
ことを目的とする。
ベの収納，交換作業性の向上と作業時の安全性の向上を
図ったガスボンベ収納用のガスキャビネットを提供する
ことを目的とする。
斯かる目的を達成するため、本考案に係るガスボンベ収
納用のガスキャビネットは、ガスボンベを搬送するカー
トの荷台を載置し、且つ当該荷台の高さよりも若干高さ
の高いカート載置台と、当該カート載置台に載置された
カートを固定する固定部材とを設けたものである。
納用のガスキャビネットは、ガスボンベを搬送するカー
トの荷台を載置し、且つ当該荷台の高さよりも若干高さ
の高いカート載置台と、当該カート載置台に載置された
カートを固定する固定部材とを設けたものである。
本考案によれば、ガスボンベを積載，固定したカートの
荷台をカート載置台に載置して、固定部材でカートを固
定すれば、カート（ガスボンベ）がカート載置台上に固
定されることとなる。そして、この時、ガスボンベの重
量をカート載置台が受けることとなる。
荷台をカート載置台に載置して、固定部材でカートを固
定すれば、カート（ガスボンベ）がカート載置台上に固
定されることとなる。そして、この時、ガスボンベの重
量をカート載置台が受けることとなる。
又、カートをカート載置台から降ろすには、固定部材を
外せばよい。
外せばよい。
以下、本考案の一実施例を図面に基づき詳細に説明す
る。
る。
第１図に於て、符号１はガスボンベの搬送に使用される
カートで、そのハンドル３に架け渡された上下２枚のプ
レート５には円弧状の支持腕7aを有する略Ｙ字状の支持
具７が取り付けられており、荷台９に搭載したガスボン
ベ11を当該支持具７で支持するようになっている。そし
て、上記各支持腕7aには従来と同様な固定ベルト13が装
着されており、上記支持具７で支持したガスボンベ11
を、当該固定バンド13でカート１に固定するようになっ
ている。尚、図中、符号13aは固定ベルト13に装着され
たシンチバックル、符号15はカート１の車輪である。
カートで、そのハンドル３に架け渡された上下２枚のプ
レート５には円弧状の支持腕7aを有する略Ｙ字状の支持
具７が取り付けられており、荷台９に搭載したガスボン
ベ11を当該支持具７で支持するようになっている。そし
て、上記各支持腕7aには従来と同様な固定ベルト13が装
着されており、上記支持具７で支持したガスボンベ11
を、当該固定バンド13でカート１に固定するようになっ
ている。尚、図中、符号13aは固定ベルト13に装着され
たシンチバックル、符号15はカート１の車輪である。
又、第２図は本考案の一実施例に係るガスキャビネット
17の全体斜視図で、その床面17aには、上記カート１の
荷台９の高さｈよりも若干高さの高い段部19が形成され
ている。そして、当該段部19の正面側端部19aはガスキ
ャビネット17の背面17b側に略凹状に切り欠かれて、正
面側端部19aより後方に引っ込んだカート載置台21が２
つの切欠き23に挟まれて形成されている。そして、第３
図及び第４図に示すようにカート１の両車輪15を上記切
欠き23内に配置し、その車軸15aをカート載置台21の端
部21aに当接させてカート１の荷台９をカート載置台21
に載置すれば、車輪15が床面17aから浮くようになって
いる。
17の全体斜視図で、その床面17aには、上記カート１の
荷台９の高さｈよりも若干高さの高い段部19が形成され
ている。そして、当該段部19の正面側端部19aはガスキ
ャビネット17の背面17b側に略凹状に切り欠かれて、正
面側端部19aより後方に引っ込んだカート載置台21が２
つの切欠き23に挟まれて形成されている。そして、第３
図及び第４図に示すようにカート１の両車輪15を上記切
欠き23内に配置し、その車軸15aをカート載置台21の端
部21aに当接させてカート１の荷台９をカート載置台21
に載置すれば、車輪15が床面17aから浮くようになって
いる。
又、第２図に示すようにガスキャビネット17の背面17b
には、上記支持具７より肉厚な略同一形状の支持具25が
上下２箇所に取り付けられており、カート載置台21に搭
載されたカート１上のガスボンベ11を、当該各支持具25
の円弧状の支持腕25aで支持する構造となっている。そ
して、各支持腕25aには、カート１のハンドル３に係止
可能な略Ｊ字状の係止金具27を有する固定ベルト29が取
り付けられており、第４図に示すようにカート載置台21
に載置したカート１のハンドル３に上記各係止金具27を
係止することによって、カート１が上記支持具25と固定
ベルト29で載置台21に固定されるようになっている。
には、上記支持具７より肉厚な略同一形状の支持具25が
上下２箇所に取り付けられており、カート載置台21に搭
載されたカート１上のガスボンベ11を、当該各支持具25
の円弧状の支持腕25aで支持する構造となっている。そ
して、各支持腕25aには、カート１のハンドル３に係止
可能な略Ｊ字状の係止金具27を有する固定ベルト29が取
り付けられており、第４図に示すようにカート載置台21
に載置したカート１のハンドル３に上記各係止金具27を
係止することによって、カート１が上記支持具25と固定
ベルト29で載置台21に固定されるようになっている。
本実施例はこのように構成されているから、ガスキャビ
ネット17にガスボンベ11を収納するには、第３図の二点
鎖線で示すようにカート１の荷台９に積載したガスボン
ベ11を支持具７と固定ベルト13でカート１に固定して、
ガスキャビネット17まで搬送すればよい。
ネット17にガスボンベ11を収納するには、第３図の二点
鎖線で示すようにカート１の荷台９に積載したガスボン
ベ11を支持具７と固定ベルト13でカート１に固定して、
ガスキャビネット17まで搬送すればよい。
そして、カート１にガスボンベ11を固定したまま、ハン
ドル３でカート１を支えて車輪15を切欠き23内に配置し
乍ら、カート載置台21のコーナ部に荷台９の底面を当接
させてこれを矢印Ａ方向へ移動させれば、カート載置台
21上にカート１が載置する。そして、ガスボンベ11を支
持具25で支持させて固定ベルト29先端の係止金具27をハ
ンドル３に係止すれば、カート載置台21上にカート１
（ガスボンベ11）が固定され、ガスボンベ11の重量をカ
ート載置台21が受けることとなる。
ドル３でカート１を支えて車輪15を切欠き23内に配置し
乍ら、カート載置台21のコーナ部に荷台９の底面を当接
させてこれを矢印Ａ方向へ移動させれば、カート載置台
21上にカート１が載置する。そして、ガスボンベ11を支
持具25で支持させて固定ベルト29先端の係止金具27をハ
ンドル３に係止すれば、カート載置台21上にカート１
（ガスボンベ11）が固定され、ガスボンベ11の重量をカ
ート載置台21が受けることとなる。
しかる後、ガスボンベ11に供給配管31を接続すればよ
い。
い。
又、ガスボンベ11の交換を行なうには、係止金具27をハ
ンドル３から外し、そして、ガスボンベ11を固定したま
まカート１をやや後方にずらし、ハンドル３でカート１
を支え乍らこれを矢印Ｂ方向に移動してカート載置台21
から降ろせばよい。そして、カート１に新たなガスボン
ベを乗せ変え、或いは別のカートに新たなガスボンベを
積載，固定して、ガスキャビネット17に再度搬送すれば
よい。
ンドル３から外し、そして、ガスボンベ11を固定したま
まカート１をやや後方にずらし、ハンドル３でカート１
を支え乍らこれを矢印Ｂ方向に移動してカート載置台21
から降ろせばよい。そして、カート１に新たなガスボン
ベを乗せ変え、或いは別のカートに新たなガスボンベを
積載，固定して、ガスキャビネット17に再度搬送すれば
よい。
このように、本実施例は、ガスキャビネット17にガスボ
ンベ11を収納，交換する際に、従来の如くカートからガ
スボンベを降ろし、これを持ち上げてガスキャビネット
に収納する必要がなくなり、然も、カート載置台21への
カート１の載置や、カート載置台21からのカート１の引
き降ろしが、ハンドル３でカート１を支え乍ら容易に行
なうことができ、又、この時、ガスボンベ11が転倒する
虞もない。
ンベ11を収納，交換する際に、従来の如くカートからガ
スボンベを降ろし、これを持ち上げてガスキャビネット
に収納する必要がなくなり、然も、カート載置台21への
カート１の載置や、カート載置台21からのカート１の引
き降ろしが、ハンドル３でカート１を支え乍ら容易に行
なうことができ、又、この時、ガスボンベ11が転倒する
虞もない。
従って、本実施例によれば、従来の作業に比しガスボン
ベ11の収納，交換時の労力が軽減して作業性が向上する
と共に、ガスボンベの転倒の危険が解消して作業時の安
全性が向上することとなった。
ベ11の収納，交換時の労力が軽減して作業性が向上する
と共に、ガスボンベの転倒の危険が解消して作業時の安
全性が向上することとなった。
又、本実施例にあっては、上述の如くカート１をカート
載置台21に載置，固定した場合、ガスボンベ11の重量を
カート載置台21が受けて車輪15に掛かることがないた
め、カート１にガスボンベ11を固定したままガスキャビ
ネット17に収納しても、車輪15や車軸15aに大きな負担
が掛かることもない。
載置台21に載置，固定した場合、ガスボンベ11の重量を
カート載置台21が受けて車輪15に掛かることがないた
め、カート１にガスボンベ11を固定したままガスキャビ
ネット17に収納しても、車輪15や車軸15aに大きな負担
が掛かることもない。
以上述べたように、本考案に係るガスボンベ収納用のガ
スキャビネットは、ガスボンベを搬送するカートの荷台
を載置し、且つ当該荷台の高さよりも若干高さの高いカ
ート載置台と、当該カート載置台に載置されたカートを
固定する固定部材とを設けたものであるから、本考案に
よれば、ガスボンベの収納，交換時の作業性が向上する
と共に、ガスボンベの転倒の危険が解消して作業時の安
全性が向上することとなった。
スキャビネットは、ガスボンベを搬送するカートの荷台
を載置し、且つ当該荷台の高さよりも若干高さの高いカ
ート載置台と、当該カート載置台に載置されたカートを
固定する固定部材とを設けたものであるから、本考案に
よれば、ガスボンベの収納，交換時の作業性が向上する
と共に、ガスボンベの転倒の危険が解消して作業時の安
全性が向上することとなった。
又、本考案は、カートをカート載置台に載置，固定した
場合、ガスボンベの重量をカート載置台が受けてカート
の車輪に掛かることがないため、カートにガスボンベを
固定したままガスキャビネットに収納しても、車輪や車
軸に大きな負担が掛かることもない。
場合、ガスボンベの重量をカート載置台が受けてカート
の車輪に掛かることがないため、カートにガスボンベを
固定したままガスキャビネットに収納しても、車輪や車
軸に大きな負担が掛かることもない。
第１図はカートの全体斜視図、 第２図はガスキャビネットの全体斜視図、 第３図はガスボンベを固定したカートをカート載置台に
載置した状態の側面図、 第４図はガスボンベを固定したカートをカート載置台に
載置した状態の斜視図である。 〔主要な部分の符号の説明〕 １……カート ３……ハンドル 7,25……支持具 ９……荷台 11……ガスボンベ 13,29……固定ベルト 15……車輪 17……ガスキャビネット 19……段部 21……カート載置台 27……係止金具。
載置した状態の側面図、 第４図はガスボンベを固定したカートをカート載置台に
載置した状態の斜視図である。 〔主要な部分の符号の説明〕 １……カート ３……ハンドル 7,25……支持具 ９……荷台 11……ガスボンベ 13,29……固定ベルト 15……車輪 17……ガスキャビネット 19……段部 21……カート載置台 27……係止金具。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 小田原 健治 東京都中央区銀座８丁目21番１号 株式会 社竹中工務店東京本店内 (72)考案者 若林 裕治 東京都中央区銀座８丁目21番１号 株式会 社竹中工務店東京本店内
Claims (1)
- 【請求項１】ガスボンベを搬送するカートの荷台を載置
し、且つ当該荷台の高さよりも若干高さの高いカート載
置台と、当該カート載置台に載置されたカートを固定す
る固定部材とを設けたことを特徴とするガスボンベ収納
用のガスキャビネット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14796689U JPH0733040Y2 (ja) | 1989-12-22 | 1989-12-22 | ガスボンベ収納用のガスキャビネット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14796689U JPH0733040Y2 (ja) | 1989-12-22 | 1989-12-22 | ガスボンベ収納用のガスキャビネット |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0386300U JPH0386300U (ja) | 1991-08-30 |
| JPH0733040Y2 true JPH0733040Y2 (ja) | 1995-07-31 |
Family
ID=31694435
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14796689U Expired - Lifetime JPH0733040Y2 (ja) | 1989-12-22 | 1989-12-22 | ガスボンベ収納用のガスキャビネット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0733040Y2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0671098A (ja) | 1992-01-29 | 1994-03-15 | Ejnar Jensen & Soen As | アイロンローラなどの洗濯処理ユニットへフラットワーク物品を供給するための装置 |
| CN110345379A (zh) * | 2019-07-04 | 2019-10-18 | 酒泉顺鑫气体股份有限公司 | 一种密封稳定且保护性能好的气体充装装置 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1999002251A2 (en) * | 1997-07-11 | 1999-01-21 | Advanced Delivery & Chemical Systems, Ltd. | Bulk chemical delivery system |
-
1989
- 1989-12-22 JP JP14796689U patent/JPH0733040Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0671098A (ja) | 1992-01-29 | 1994-03-15 | Ejnar Jensen & Soen As | アイロンローラなどの洗濯処理ユニットへフラットワーク物品を供給するための装置 |
| CN110345379A (zh) * | 2019-07-04 | 2019-10-18 | 酒泉顺鑫气体股份有限公司 | 一种密封稳定且保护性能好的气体充装装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0386300U (ja) | 1991-08-30 |
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