JP2002154543A - 物品の運搬方法及びパレット台車 - Google Patents

物品の運搬方法及びパレット台車

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JP2002154543A
JP2002154543A JP2000348315A JP2000348315A JP2002154543A JP 2002154543 A JP2002154543 A JP 2002154543A JP 2000348315 A JP2000348315 A JP 2000348315A JP 2000348315 A JP2000348315 A JP 2000348315A JP 2002154543 A JP2002154543 A JP 2002154543A
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pallet
truck
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Tokihiro Tsuchiya
時博 土屋
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Kiso Kogyo KK
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Kiso Kogyo KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 作業者の労力負担が少く、作業時間を短くし
得る、物品の運搬方法を提供する。 【解決手段】 物品の載せ面2Aと、フォークリフトL
のフォーク差込み部2Bを有するパレット3に車輪1
1、および物品を載せ面2Aに載せ降ろしするスロープ
手段4を設けたパレット台車1に、物品を載せた台車2
0、21、22を載せてパレット台車を手動又はフォー
クリフトにて運搬する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は物品の運搬方法
と、この運搬方法に用いるパレット台車に関する。
【0002】
【従来の技術】たとえば、自動車は多くの部品の組付け
により構成させていて、各部品および加工部品を一つの
工場で製造されることはなく、ビス、スプリング、樹脂
成形品、金属プレス品などの単一の部品をある程度組付
けした加工品の状態で別の工場に運搬し、最終的には自
動車に組立てられる。このため、加工された加工部品は
中間部品として次の加工又は組付けのための運搬が各所
で行なわれる。
【0003】具体的には、図6に示す加工工程の場合、
各箱体51、52、53に収められた3つの部品54、
55,56は作業台A、B、Cにおいて加工してその加
工品54A、55A、56Aを別の箱体57、58、5
9に収めている。一つの工場内には、通常このような加
工工程が複数あり各種の加工品が製造される。これら各
工程の加工品54A、55A、56Aは箱体57、5
8、59に詰めた状態で特定の作業者により集められ、
図7に示すように台車60に手作業で載せられ、次工程
へ運搬される。次工程が遠方の場合はフォークリフトL
のパレット62上に手作業で載せかえられ、図8に示す
ように、これらのパレット62が所定部所に運ばれ、い
くつか集められフォークリフトLでトラックに載せられ
て別工場に運搬される。
【0004】別工場ではフォークリフトLによりパレッ
ト62ごとトラックから降ろされ、手作業により台車6
0に載せかえられる(図7の状態参照)。そして工場内
を運搬され、さらなる加工工程に加工用の部品として手
作業により置かれていく。以上のような運搬作業が繰返
えされ、最終的に自動車が完成する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
は物品(部品、加工品を含む)の運搬が多く、それに伴
う手作業による物品の載せ変え作業が多く、作業者の負
担が大きかった。また、運搬作業に多くの時間を要し
た。
【0006】そこで、本発明の課題は、前述した従来の
部品など物品の運搬方法の欠点を解消しようとしたもの
で、作業者の労力負担が少く、作業時間を短くし得る、
物品の運搬方法を提供することにある。
【0007】また、本発明の他の課題は、物品の運搬に
おいて運搬作業の労力負担が少く、作業時間を短縮する
に役立つ、パレット台車を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記した課題を解決する
ための請求項1に記載の物品の運搬方法の発明は、物品
の載せ面とフォークリフトのフォーク差込み部を有する
パレットに、車輪、および物品を載せ面に載せ降ろしす
るスロープ手段を設けたパレット台車により物品を運搬
することを特徴とする。
【0009】この請求項1の発明において、物品、とく
に重量物品はスロープ手段を利用して載せ面に載せ得る
ので載せ易い。パレット台車はそのまま手動で移動させ
得ることより、パレット台車に載せた物品の運搬は台車
に積みかえて運搬する必要がなく、その分の作業者の負
担が少く、またその分の作業時間を短くし得る。
【0010】請求項2に記載の物品の運搬方法の発明
は、台車を載せたパレット台車を手動又はフォークリフ
トにて運搬することを特徴とする。
【0011】この請求項2の発明では、台車に物品を載
せることができる。台車は作業者の手動により運ぶこと
ができ、また、この台車はパレット台車に載せて手動又
はフォークリフトにて運搬することができる。このた
め、物品の運搬がし易く、かつ運搬の作業時間を短くし
得る。
【0012】請求項3に記載のパレット台車の発明は、
物品の載せ面とフォークリフトのフォーク差込み部を有
するパレットに、物品の載せ降ろしするスロープ手段と
車輪を設け、手動又は前記フォークリフトにて運搬可能
な構造としたことを特徴とする。
【0013】この請求項3の発明において、スロープ手
段は物品、とくに重量物品の載せ面への載せ降ろしに都
合がよい。物品は台車ごと載せ面に載せることもでき
る。このパレット台車は手動の運搬と、フォークリフト
による運搬が可能であり、運搬作業の能率化をなし得
る。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明における物品には機械など
の部品、加工部品、装置、半製品、製品などの各種の品
物が含まれる。なお、パレットの載せ面に載せる台車も
物品となり得る。
【0015】パレットは物品の載せ面を有し、かつフォ
ークリフトのフォークの差込み部を有する各種構造のも
のが採用される。
【0016】スロープ手段はパレットの一側辺に設けた
可動側板によるものに限らず、他のスロープ形成手段に
よってもよいし、パレットにスロープを固設してもよ
い。
【0017】次に、本発明の実施例を図1〜図5に基づ
いて説明する。まず、図2(A)(B)により、本実施
例において使用するパレット台車1の構造を説明する。
このパレット台車1は物品の載せ面2Aと、フォークリ
フトLのフォークFが挿入可能なフォーク差込み部2B
を有するパレット3の前端に可動側板4、後端に固定側
板10を取付け、かつパレット3の下面に車輪11〜1
1を取り付けた台車状をなす。可動側板4は図2(A)
に示すように、パレット3の前端にヒンジ5により取付
けられ、可動側板4を下傾したときは先端辺を接地して
台車(または重量物品)をパレット3に載せるためのス
ロープの作用をなし得る。また、可動側板4は垂直状に
立ててパレット3の側面の可動フック6を、可動側板4
側面のピン7に取外し可能に係止させてたて向きに固定
することができる。
【0018】固定側板10は格子状(板状であってもよ
い。)に形成され、パレット3に立設されている。固定
側板10を押すことによりパレット台車1を搬送するこ
とができる。パレット3は中空の筒状に形成されてい
て、前後方向のフォーク差込み部2BよりフォークFを
挿入して押し搬送あるいは必要により持ち上げ得る。
【0019】この実施例は、図5に示すように、供給し
た部品を加工工程の作業台A、B、Cにおいて各々加工
して加工部品とし、自動車本体(図示せず。)に組み付
けるため別工場に運搬する場合である。各作業台A、
B、Cには加工する部品13、14,15を収めた箱体
16、17,18が図1に示すように台車20、21、
22により供給されそのまま置かれている。
【0020】作業台A、B、Cの近傍にはスペアの台車
20、21、22が置かれていて、加工部品13A、1
4A、15Aは各々スペアの台車20、21、22のス
ペアの箱体16、17、18内に収められる。加工部品
13A、14A、15Aの箱体16、17、18は台車
20、21、22とともに図3および図5に示すよう
に、パレット台車1の載せ面2Aに載せられる。加工部
品13A、14A、15Aを載せたパレット台車1は、
別工場での組付けのため出荷場に運搬する。この運搬は
図3に示すように、パレット台車1で行われる。
【0021】作業台A、B、Cの加工部品13A、14
A、15Aは、図1のように、箱体16、17、18に
入れた状態で台車20、21、22に載せられているの
で、箱体16、17、18を一つづつ載せかえる必要は
なく、図3のように可動側板4を下傾させたスロープを
利用して簡単にパレット台車1の載せ面2Aに載せるこ
とができる。各台車20、21、22を載せた後は可動
側板4をたて向きにし、可動フック6をピン7に係合さ
せて可動側板4をたて向きに固定する。なお、台車2
0、21、22及びその上載した各箱体16、17、1
8は固定側板10と、たて向きに固定した可動側板4に
より保持されて落下防止される。
【0022】次いで、このパレット台車1は作業者の手
押しにより出荷場へ運ばれる。出荷場において、台車2
0、21、22を載せたパレット台車1はパレット3の
フォーク差込み部2BにフォークリフトLのフォークF
を差し込み、トラック(図示せず。)の荷台に載せられ
る。なお、従来は図7の台車60の箱体57、58、5
9をフォークリフト用のパレット62(図8参照。)に
作業者の手作業により載せかえられていたが、本実施例
ではその手間および時間が不要である。
【0023】一方、トラックが到着した別工場では、パ
レット台車1がフォークリフトLによりトラックから降
ろされ、図4に示すように、そのままフォークリフトL
で工場内の所定の組付け工程へ運搬される。この場合、
従来と異なり箱体の載せ換え作業が要らない。さらに組
付け工程では図3のようにパレット台車1の可動側板4
が下傾され、このスロープを利用してパレット台車1の
各台車20、21、22が降ろされるため、作業性が良
い。そして、パレット台車1から降ろされた台車20、
21、22(図1参照。)はそのまま組付け工程の加工
済の加工部品13A、14A、15Aとして配置され、
自動車本体に組付けされる。
【0024】以上のように、従来は加工工程から台車、
台車からパレットというように作業者の手作業により、
加工部品を入れた箱体を一つづつ載せかえる必要があっ
たが、本実施例によれば、そのような作業は不要とな
り、全て台車による運搬で済ませることができ、作業者
の負担が少さく、かつ作業時間の短縮が可能である。
【0025】パレット台車1は可動側板4のスロープに
より台車20、21、22(または重量物品)をパレッ
ト台車1の載せ面2Aに簡単に載せ降ろしできて都合が
よい。
【0026】この実施例においては、部品13、14、
15または加工部品13A、14A、15Aを収めた箱
体16、17、18を台車20、21、22に載せ、こ
れをパレット台車1に積んだが、台車20、21、22
またはパレット台車1には直接に部品13、14、15
又は加工部品13A、14A、15Aを載せ、これを運
搬するようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例において、部品又は加工部品を
収めた箱体を運ぶ台車の概略図である。
【図2】パレット台車を示し、(A)は側面図、(B)
は後面図である。
【図3】各台車を載せたパレット台車の側面概略図であ
る。
【図4】台車を載せたパレット台車をフォークリフトへ
運ぶ状態図である。
【図5】部品を加工する加工工程を示す略体図である。
【図6】従来の加工工程図の略体図である。
【図7】部品又は加工部品を収めた箱体を運ぶ従来台車
の概略図である。
【図8】パレットに部品又は加工部品を収めた箱体を載
せてフォークリフトで運ぶ従来図である。
【符号の説明】
1 パレット台車 2A 載せ面 2B フォーク差込み部 3 パレット 4 可動側板 10 固定側板 11 車輪 13〜15 部品 13A〜15A 加工部品 20、21、22 台車 L フォークリフト F フォーク

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物品の載せ面とフォークリフトのフォー
    ク差込み部を有するパレットに、車輪、および物品を載
    せ面に載せ降ろしするスロープ手段を設けたパレット台
    車により物品を運搬する、物品の運搬方法。
  2. 【請求項2】 台車を載せたパレット台車を手動又はフ
    ォークリフトにて運搬する請求項1に記載の物品の運搬
    方法。
  3. 【請求項3】 物品の載せ面とフォークリフトのフォー
    ク差込み部を有するパレットに、物品の載せ降ろしする
    スロープ手段と車輪を設け、手動又は前記フォークリフ
    トにて運搬可能な構造としたパレット台車。
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