JP2007001745A - 搬送物搬送方法及びジャッキ具 - Google Patents
搬送物搬送方法及びジャッキ具 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2007001745A JP2007001745A JP2005185707A JP2005185707A JP2007001745A JP 2007001745 A JP2007001745 A JP 2007001745A JP 2005185707 A JP2005185707 A JP 2005185707A JP 2005185707 A JP2005185707 A JP 2005185707A JP 2007001745 A JP2007001745 A JP 2007001745A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stage
- transport
- transport container
- container
- tool
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65G—TRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
- B65G7/00—Devices for assisting manual moving or tilting heavy loads
- B65G7/02—Devices adapted to be interposed between loads and the ground or floor, e.g. crowbars with means for assisting conveyance of loads
- B65G7/06—Devices adapted to be interposed between loads and the ground or floor, e.g. crowbars with means for assisting conveyance of loads using fluid at high pressure supplied from an independent source to provide a cushion between load and ground
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65G—TRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
- B65G67/00—Loading or unloading vehicles
- B65G67/02—Loading or unloading land vehicles
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65G—TRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
- B65G67/00—Loading or unloading vehicles
- B65G67/02—Loading or unloading land vehicles
- B65G67/04—Loading land vehicles
- B65G67/20—Loading covered vehicles
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65G—TRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
- B65G69/00—Auxiliary measures taken, or devices used, in connection with loading or unloading
- B65G69/006—Centring or aligning a vehicle at a loading station using means not being part of the vehicle
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65G—TRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
- B65G69/00—Auxiliary measures taken, or devices used, in connection with loading or unloading
- B65G69/28—Loading ramps; Loading docks
- B65G69/30—Non-permanently installed loading ramps, e.g. transportable
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
- Loading Or Unloading Of Vehicles (AREA)
Abstract
【解決手段】一対のジャッキ具2a,2bを、シャーシ上の輸送容器(コンテナ)の開口端側の側方から該輸送容器の開口端側の左右の隅金具に向ってそれぞれ移動させて、該左右の隅金具に設けられた係止孔に、一対のジャッキ具2a,2bに昇降可能に設けられた係止ピン15を挿入し、その挿入された係止ピン15を昇降させて輸送容器の高さを調整する第1工程と、その高さ調整された輸送容器の開口端側に対してステージ3の一端側を近接させると共に、輸送容器及びステージ3の床面レベルを一致させる第2工程と、その床面レベルが一致された輸送容器及びステージ3の床面上を、搬送物を載置した搬送具4を走行移動させて、輸送容器及びステージの間で搬送物を搬送する第3工程と、を備える。
【選択図】図1
Description
また、従来のコンテナに対する搬送物の搬入・搬出作業(「バンニング」・「デバンニング」ともいう。)としては、例えば、コンテナを床置き状態で作業をする場合と、コンテナをオンシャーシ状態で作業をする場合の2通りの作業がある。一般的に、重量物を搬送する場合は前者、軽量物を搬送する場合は後者で作業をすることが標準的なものとなっている。ここで、前者では、シャーシに対してコンテナを積み降ろしする必要があり、コンテナハンドリング装置(大型フォークリフト等)を用いる必要がある。従って、作業効率や作業設備費等の観点から、後者、即ち、シャーシ上に搭載されたコンテナに対して搬送物を搬送する方が有利である。しかしながら、シャーシはサスペンションを有するため、搬送物の搬送途中で、コンテナの床面レベルが変化してしまい、コンテナ及びステージ(プラットフォーム等)の間に大きな段差が生じて、搬送物の搬送が困難なものとなる場合があった。さらに、輸送容器の幅方向や長手方向に傾きが生じてしまい、輸送容器内に収納された搬送物(特に、4t以上の重量物)の搬出の際に、その搬送物が輸送容器の床面上を滑って輸送容器から落下してしまう恐れがあった。
上記特許文献1には、シャーシS上のドライコンテナBの高さを調整するための一対のジャッキ具(支持柱72)を一体的に備えるステージが開示されている(特許文献1の図57等参照)。そして、各ジャッキ具に出没可能且つ昇降可能に設けられた係止ピン(係止部材725)を、この係止ピンの出没によって、シャーシ上のコンテナの開口端側の隅金具の係止孔に挿入し、その挿入された係止ピンを上昇してコンテナの開口端側を持ち上げ、次に、その持ち上げられたコンテナ及びステージの床面レベルを一致させ、次いで、その床面レベルが一致されたコンテナ及びステージの床面上を、搬送物を載置した搬送具(搬送車1)を走行移動させて、コンテナ及びステージの間で搬送物を搬送するようになっている(特許文献1の段落番号〔0140〕〜〔0143〕及び図48〜図50等参照)。
また、上記特許文献1では、駆動源(エアモータ726)の駆動で作動されるジャッキ機構(スクリュウジャッキ724)によって係止ピンを昇降させているので、やはりジャッキ具が複雑で且つ高価なものとなり、その結果、高コストな搬送方法となっていた。
さらに、上記特許文献1では、床面へのエア噴射によって搬送物を床面から持ち上げる搬送具(搬送車1)を用いているので、コンテナ及びステージの床面に至って樹脂シートを敷設する必要があり、やはり高コストな搬送方法となっていた。さらに、上記搬送具では、比較的小型な重量物(例えば、コイル鋼材)を好適に搬送できるが、比較的大型な重量物(例えば、金型等)、長尺物、嵩張る貨物(多数の小型貨物の集合体も含む。)等の搬送には適していない。
本発明は、上記搬送方法に好適に用いられる簡易且つ安価な構造のジャッキ具を提供することを他の目的とする。
1.一対のジャッキ具を、シャーシ上の輸送容器の開口端側の側方から該輸送容器の開口端側の左右の隅金具に向ってそれぞれ移動させて、該左右の隅金具に設けられた係止孔に、前記一対のジャッキ具に昇降可能に設けられた係止ピンを挿入し、その挿入された該係止ピンを昇降させて該輸送容器の高さを調整する第1工程と、
その高さ調整された前記輸送容器の開口端側に対してステージの一端側を近接させると共に、該輸送容器及び該ステージの床面レベルを一致させる第2工程と、
その床面レベルが一致された前記輸送容器及び前記ステージの床面上を、搬送物を載置した搬送具を走行移動させて、該輸送容器及び該ステージの間で搬送物を搬送する第3工程と、を備えることを特徴とする搬送物搬送方法。
2.前記ジャッキ具に設けられたジャッキ機構を構成する流体圧シリンダの軸端面側と、該流体圧シリンダの軸端面側を支持する支持部との間に、前記シャーシ高さに応じてスペーサ部材が設けられている上記1.記載の搬送物搬送方法。
3.前記ジャッキ機構は手動式である上記2.記載の搬送物搬送方法。
4.前記第2工程は、前記ステージを、その高さ調整された前記輸送容器の開口端側の前方から該輸送容器の開口端側に向って移動させて、該輸送容器の開口端側と該ステージの一端側とを近接させると共に、前記ステージに設けられた高さ調整手段により該ステージを高さ調整して、前記輸送容器及び前記ステージの床面レベルを一致させる工程である上記1.乃至3.のいずれか一項に記載の搬送物搬送方法。
5.前記ステージは、該ステージに設けられたエアベアリングにより走行移動される上記4.記載の搬送物搬送方法。
6.前記シャーシ上には、該シャーシの長手方向長さより短い長手方向長さを有する前記輸送容器が搭載されており、
前記第2工程は、前記シャーシ上の前記輸送容器の開口端側において該輸送容器が搭載されていない部位に前記ステージを搭載して、該輸送容器の開口端側に対して該ステージの一端側を近接させると共に、該輸送容器及び該ステージの床面レベルを一致させる工程である上記1.乃至3.のいずれか一項に記載の搬送物搬送方法。
7.前記第3工程は、前記ステージ上に待機する前記搬送具を前記輸送容器内に進入させ、その進入された該搬送具を、該輸送容器の床面上に載置された搬送物を積載したパレットの下部開放空間内に進入させ、その進入された該搬送具に昇降可能に設けられた載置体を上昇させて該載置体上に前記パレットを移載させ、その後、該搬送具を該ステージ上に戻して、該輸送容器から搬送物を搬出する工程である上記1.乃至6.のいずれか一項に記載の搬送物搬送方法。
8.前記搬送具に設けられた膨縮部材にエアを供給して該膨縮部材を膨張させて前記載置体を上昇させる上記7.記載の搬送物搬送方法。
9.前記搬送具を前記ステージ上に戻す際に、該ステージ上に設けられたストッパ部材に該搬送具に設けられたエア排出用バルブを当接させて、前記膨縮部材に供給されたエアを排出して該膨縮部材を収縮させて前記載置体を下降させ、該ステージ上に前記パレットを移載する上記8.記載の搬送物搬送方法。
10.前記第3工程は、前記ステージ上に待機し且つ昇降可能に設けられた載置体上に搬送物を積載したパレットが載置された前記搬送具を、前記輸送容器内に進入させ、その進入された該搬送具の該載置体を降下させて該パレットを該輸送容器の床面上に移載させ、その後、該搬送具を該ステージ上に戻して、該輸送容器に搬送物を搬入する工程である上記1.乃至6.のいずれか一項に記載の搬送物搬送方法。
11.前記搬送具に設けられた膨縮部材に供給されたエアを排出して該膨縮部材を収縮させて前記載置体を降下させる上記10.記載の搬送物搬送方法。
12.前記搬送具を前記輸送容器内に進入させた際に、該搬送具に設けられたエア排出用バルブを操作して、前記膨縮部材に供給されたエアを排出して該膨縮部材を収縮させて前記載置体を降下させ、該輸送容器の床面上に前記パレットを移載する上記11.記載の搬送物搬送方法。
13.一対のジャッキ具を、シャーシ上の輸送容器の開口端側の側方から該輸送容器の開口端側の左右の隅金具に向ってそれぞれ移動させて、該隅金具に設けられた係止孔に、前記一対のジャッキ具に昇降可能に設けられた係止ピンを挿入し、その挿入された該係止ピンを昇降させて該輸送容器の高さを調整する第1工程と、
その高さ調整された前記輸送容器の床面上を、搬送物を載置した搬送具を走行移動させて、該輸送容器及び該ステージの間で搬送物を搬送する第2工程と、を備えることを特徴とする搬送物搬送方法。
14.輸送容器の高さを調整するためのジャッキ具であって、
床面上を走行するための走行手段を有するジャッキ具本体と、前記輸送容器の隅金具に形成された係止孔に挿入可能な係止ピンを有する昇降体と、前記ジャッキ具本体に設けられ且つ前記昇降体を昇降させるジャッキ機構と、を備えることを特徴とするジャッキ具。
15.前記ジャッキ具本体に上下方向に延びて設けられ且つ前記昇降体を昇降自在に案内するガイド部を更に備える上記14.記載のジャッキ具。
16.前記ジャッキ機構は、前記昇降体に連結されるラムを摺動自在に支持してなる流体圧シリンダと、該流体圧シリンダに流体圧を供給するためのポンプと、該ポンプを作動させるための作動操作部と、該流体圧シリンダから流体圧を排出するための排出用バルブと、を有する上記14.又は15.に記載のジャッキ具。
17.前記ジャッキ具本体には、前記流体圧シリンダの軸端面側を支持する支持部が設けられており、該流体圧シリンダの軸端面側と前記支持部との間にはスペーサ部材を介装可能である上記16.記載のジャッキ具。
また、前記ジャッキ具に設けられたジャッキ機構を構成する流体圧シリンダの軸端面側と、該流体圧シリンダの軸端面側を支持する支持部との間に前記シャーシ高さに応じてスペーサ部材が設けられている場合は、シャーシの高さに応じて、スペーサ部材の大きさ、個数等を変更すれば係止ピンの高さを迅速に調整でき、様々な高さ寸法の異なるシャーシに迅速に対応できる。
また、前記ジャッキ機構が手動式である場合は、コストをより抑えて搬送物を搬送できる。
また、前記第2工程が、前記ステージを、その高さ調整された前記輸送容器の開口端側の前方から該輸送容器の開口端側に向って移動させて、該輸送容器の開口端側と該ステージの一端側とを近接させると共に、前記ステージに設けられた高さ調整手段により該ステージを高さ調整して、前記輸送容器及び前記ステージの床面レベルを一致させる工程である場合は、一対のジャッキ具によって高さ調整済みの輸送容器に対してステージを近接させることができ、両者の床面レベルをより簡易且つ確実に一致させることができる。
また、前記ステージがエアベアリングにより走行移動される場合は、比較的重量の大きなステージをより確実に走行移動させることができる。
また、前記シャーシ上には、該シャーシの長手方向長さより短い長手方向長さを有する前記輸送容器が搭載されており、前記第2工程が、前記シャーシ上の前記輸送容器の開口端側において該輸送容器が搭載されていない部位に前記ステージを搭載して、該輸送容器の開口端側に対して該ステージの一端側を近接させると共に、前記輸送容器及び前記ステージの床面レベルを一致させる工程である場合は、シャーシ上に搭載可能なより簡易且つ安価なステージを用いることができ、さらにコストを抑えて搬送物を搬送できる。
また、前記第3工程が、前記ステージ上に待機する前記搬送具を前記輸送容器内に進入させ、その進入された該搬送具を、該輸送容器の床面上に載置された搬送物を積載したパレットの下部開放空間内に進入させ、その進入された該搬送具に昇降可能に設けられた載置体を上昇させて該載置体上に前記パレットを移載させ、その後、該搬送具を該ステージ上に戻して、該輸送容器から該搬送物を搬出する工程である場合は、比較的小型な重量物(例えば、コイル鋼材)、比較的大型な重量物(例えば、金型等)、長尺物、嵩張る貨物(多数の小型貨物の集合体も含む。)等の各種搬送物を、シャーシ上の輸送容器からコストを抑えて搬出できる。
また、前記搬送具に設けられた膨縮部材にエアを供給して該膨縮部材を膨張させて前記載置体を上昇させる場合は、より簡易且つ安価な搬送具を用いて、より重量の大きな搬送物を搬出できる。
また、前記搬送具を前記ステージ上に戻す際に、該ステージ上に設けられたストッパ部材に該搬送具に設けられたエア排出用バルブを当接させて、前記膨縮部材に供給されたエアを排出して該膨縮部材を収縮させて前記載置体を下降させ、該ステージ上に前記パレットを移載する場合は、搬送物をステージ上のより正確な搬出位置に位置決め載置でき、より安全に搬出作業を行うことができる。
また、前記第3工程が、前記ステージ上に待機し且つ昇降可能に設けられた載置体上に搬送物を積載したパレットが載置された前記搬送具を、前記輸送容器内に進入させ、その進入された該搬送具の該載置体を降下させて該パレットを該輸送容器の床面上に移載させ、その後、該搬送具を該ステージ上に戻して、該輸送容器に該搬送物を搬入する工程である場合は、比較的小型な重量物(例えば、コイル鋼材)、比較的大型な重量物(例えば、金型等)、長尺物、嵩張る貨物(多数の小型貨物の集合体も含む。)等の各種搬送物を、シャーシ上の輸送容器にコストを抑えて搬入できる。
また、前記搬送具に設けられた膨縮部材に供給されたエアを排出して該膨縮部材を収縮させて前記載置体を降下させる場合は、より簡易且つ安価な搬送具を用いて、より重量の大きな搬送物を搬入できる。
さらに、前記搬送具を前記輸送容器内に進入させた際に、該搬送具に設けられたエア排出用バルブを操作して、前記膨縮部材に供給されたエアを排出して該膨縮部材を収縮させて前記載置体を降下させ、該輸送容器の床面上に前記パレットを移載する場合は、搬送物をコンテナの床面上のより正確な搬入位置に位置決め載置でき、より安全に搬入作業を行うことができる。
また、前記ジャッキ具本体に上下方向に延びて設けられ且つ前記昇降体を昇降自在に案内するガイド部を更に備える場合は、隅金具の係止孔に係止された係止ピンに極めて大きな荷重(偏荷重)がかかっても、係止ピンと共に昇降体がガイド部に案内されつつ昇降されて、輸送容器の高さをより確実に調整できる。
また、前記ジャッキ機構が、前記昇降体に連結されるラムを摺動自在に支持してなる流体圧シリンダと、該流体圧シリンダに流体圧を供給するためのポンプと、該ポンプを作動させるための作動操作部と、該流体圧シリンダから流体圧を排出するための排出用バルブと、を有する場合は、ジャッキ具をより簡易且つ安価な構造とすることができる。
さらに、前記ジャッキ具本体に、前記流体圧シリンダの軸端面側を支持する支持部が設けられており、該流体圧シリンダの軸端面側と前記支持部との間にはスペーサ部材を介装可能である場合は、シャーシの高さに応じて、適宜大きさ、個数等のスペーサ部材を介装すれば、係止ピンの高さを迅速に調整でき、様々な高さ寸法のシャーシに迅速に対応できる。
本発明に係る搬送物搬送方法は、以下に述べる第1工程、第2工程及び第3工程を備えている。この搬送物搬送方法は、後述するジャッキ具、搬送具及びステージを用いてシャーシ上の輸送容器に対して搬送物を搬送する方法である。
上記「搬送物」は、上記輸送容器内に収納可能である限り、その種類、大きさ、重量等は特に問わない。この搬送物の種類としては、例えば、金型、工作機械、自動車、自動車部品、電気製品、コンクリートパイル、プレキャスト・コンクリート、果物類、雑貨等を挙げることができる。また、この搬送物としては、例えば、板状製品、コイル状製品、長尺状製品、棒状製品、塊状製品等を挙げることができる。これらの製品の材質としては、例えば、鋼材、ステンレス鋼材、アルミニウム材、プラスチック材、ガラス材、石材(例えば、墓石等)、木材等を挙げることができる。また、搬送物の重量として、例えば、100kg〜50ton程度が挙げられる。一般的には、1ton〜20ton程度である。また、この搬送物が帯状材又は線状材を巻き回してなるコイル状製品である場合には、このコイル状製品が、その軸心を輸送容器の輸送方向(長手方向)に直交するように輸送容器内に収納されることが好ましい。輸送容器の輸送時に、コイル状製品の巻き体が輸送方向へ飛び出してしまうことを防止できるためである。
上記第1工程におけるジャッキ具の移動形態としては、例えば、(1)ジャッキ具が走行手段により走行移動される形態、(2)ジャッキ具が荷役手段により吊り下げ搬送される形態等を挙げることができる。これらのうち、係止孔に対する係止ピンの挿入性といった観点から、上記(1)形態であることが好ましい。
上記(1)形態における走行手段としては、例えば、転動ボール、走行ローラ、エアベアリング等を挙げることができる。これらのうち、より簡易且つ安価に構成できるといった観点から、転動ボール又は走行ローラであることが好ましい。また、上記(1)形態では、例えば、作業者の補助動作(例えば、押し込み、引張り動作等)を伴ってジャッキ具が走行移動されたり、適宜駆動源(例えば、駆動モータ、シリンダ等)の作動によってジャッキ具が自走移動されたりできる。
上記(2)形態における荷役手段としては、例えば、クレーン、フォークリフト等を挙げることができる。
上記第1工程では、例えば、手動式のジャッキ機構を有するジャッキ具を用いてシャーシ上の輸送容器の高さを調整することができる。
なお、上記「一致」とは、搬送物を円滑に搬送し得る限り、完全に一致していない状態(多少の段差がある状態)も含むものとする。
上記第2工程におけるステージの移動形態としては、例えば、(1)ステージが走行手段により走行移動される形態、(2)ステージが荷役手段により吊り下げ搬送される形態等を挙げることができる。これらのうち、輸送容器に対してステージをより正確に位置決めできるといった観点から、上記(1)形態であることが好ましい。
上記(1)形態における走行手段としては、例えば、エアベアリング、転動ボール、走行ローラ等を挙げることができる。これらのうち、比較的重量の大きなステージをより円滑に移動させ得るといった観点から、エアベアリングであることが好ましい。また、上記(1)形態では、例えば、作業者の補助動作(例えば、押し込み、引張り動作等)を伴ってステージが走行移動されたり、適宜駆動源(例えば、駆動モータ、シリンダ等)の作動によってステージが自走移動されたりできる。
上記(2)形態における荷役手段としては、例えば、クレーン、フォークリフト等を挙げることができる。
この場合、輸送容器及びステージの近接と、輸送容器及びステージの床面レベルの一致とは、同時に行われてもよいが、通常、異なるタイミングで行われる。異なるタイミングで行われる場合、輸送容器及びステージを近接させ、その後、両者の床面レベルを一致させることが好ましい。両者の床面レベルをより簡易且つ確実に一致させることができるためである。
上記輸送容器及びステージの床面レベルを一致させる形態としては、例えば、(1)ステージに設けられた高さ調整手段によりステージの高さを調整して両者の床面レベルを一致させる形態、(2)ステージの下面及びシャーシの搭載面の間にスペーサ部材を介在させて両者の床面レベルを一致させる形態等を挙げることができる。
上記「下部開放空間」は、例えば、上記搬送具又はその一部を挿入するための空間として使用されるが、搬送物を載置部に固定するための固定部材を固定するための空間としたり、又はその他の任意の用途に対して用いたりすることができる。
この場合、例えば、上記搬送具に設けられた膨縮部材にエアを供給して該膨縮部材を膨張させて前記載置体を上昇させることができる。
この場合、例えば、上記搬送具を前記ステージ上に戻す際に、該ステージ上に設けられたストッパ部材に該搬送具に設けられたエア排出用バルブを当接させて(図9参照)、前記膨縮部材に供給されたエアを排出して該膨縮部材を収縮させて前記載置体を下降させ、該ステージ上に前記パレットを移載することができる。さらに、例えば、遠隔操作部81(図11等参照)を操作することによって、膨縮部材に供給されたエアを排出して膨縮部材を収縮させて載置体を下降させ、ステージ上にパレットを移載することができる。
この場合、例えば、上記搬送具に設けられた膨縮部材に供給されたエアを排出して該膨縮部材を収縮させて前記載置体を降下させることができる。
この場合、例えば、上記搬送具を前記輸送容器内に進入させた際に、該搬送具に設けられたエア排出用バルブを操作して、前記膨縮部材に供給されたエアを排出して該膨縮部材を収縮させて前記載置体を降下させ、該輸送容器の床面上に前記パレットを移載することができる。さらに、例えば、遠隔操作部81(図11等参照)を操作することによって、膨縮部材に供給されたエアを排出して膨縮部材を収縮させて載置体を下降させ、該輸送容器の床面上に前記パレットを移載することができる。
上記ジャッキ機構としては、例えば、油圧ジャッキ、エアジャッキ、スクリュウジャッキ、ラックジャッキ等を挙げることができる。また、上記ジャッキ機構は、例えば、手動式であることができる。
上記ジャッキ機構は、例えば、前記昇降体に連結されるラムを摺動自在に支持してなる流体圧シリンダと、該流体圧シリンダに流体圧を供給するためのポンプと、該ポンプを作動させるための作動操作部と、該流体圧シリンダから流体圧を排出するための排出用バルブと、を有することができる。この場合、上記ジャッキ具本体には、上記流体圧シリンダの軸端面側を支持する支持部が設けられており、流体圧シリンダの軸端面側と支持部との間にはスペーサ部材を介装可能であることが好ましい。
上記搬送具は、例えば、予め決められた走行停止位置に対応して設けられたストッパ部材に当接して前記膨出部材に供給されたエアを排気させるエア排気用バルブを更に備えることができる(図9等参照)。
上記搬送具は、例えば、走行領域に対応して設けられた案内手段に案内される被案内部を更に備えることができる(図42等参照)。この前記案内手段は、例えば、搬送物の搬送方向に沿って延びる長尺状の案内本体と、該案内本体を走行させるための走行部と、該案内本体と該走行部との間に設けられ該案内本体を昇降させる昇降部と、を有することができる(図42等参照)。
上記ジャッキ機構としては、例えば、油圧ジャッキ、エアジャッキ、スクリュウジャッキ、ラックジャッキ等を挙げることができる。また、上記ジャッキ機構は、例えば、手動式であることができる。
上記ステージは、例えば、上記輸送容器内に進入された上記搬送具をステージの床面上に引き戻すためのウインチ機構を備えることができる。このウインチ機構としては、例えば、手動式ウインチ機構、動力式ウインチ機構等を挙げることができる。
本発明に係る他の搬送物搬送方法は、以下に述べる第1工程及び第2工程を備えている。この搬送物搬送方法は、後述するジャッキ具及び搬送具を用いてシャーシ上の輸送容器に対して搬送物を搬送する方法である。
なお、上記ジャッキ具及び搬送具としては、例えば、上述の1.搬送物搬送方法で説明した構成を適用することができる。
上記第1工程としては、例えば、上述の1.搬送物搬送方法で説明した構成を適用することができる。
(1)搬送システムの構成
本実施例1に係る搬送システム1は、図1に示すように、一対のジャッキ具2a,2b、ステージ3及び搬送具4を備えて構成される。
上記ジャッキ具2aは、図2及び図3に示すように、矩形台状のジャッキ具本体6を備えている。このジャッキ具本体6の下端側の4隅部には、床面上を走行するためのボールベアリング7が転動自在に支持されている。また、ジャッキ具本体6の側面には、取っ手8が設けられている。また、ジャッキ具本体6の上面には、上下方向に伸びる横断面U字状の支持壁10が立設されている。この支持壁10の一面には、上下方向に伸びるガイド部11が設けられている。このガイド部11には、図4に示すように、複数の板材を溶着してなる第1昇降体12に設けられた上下の案内部12aが昇降自在に案内されている。この第1昇降体12には、連結部材13を介して複数の板材を溶着してなる第2昇降体14が連結されている。この第2昇降体14の水平壁14aの一端縁から下方に向かって延びる垂直壁14bの下端側には、コンテナCの隅金具Nの係止孔Na(図8参照)に挿入可能な丸棒状の係止ピン15が溶着されている。
上記ステージ3は、図5及び図6に示すように、上記搬送具4を搭載可能なステージ本体28を有している。このステージ本体28の下面側の4隅部には、4本の脚部材29a〜29dからなる脚体29が設けられている。また、上記脚部材29a〜29dのうちコンテナ寄りの2本の脚部材29a,29bとステージ本体28との間には、手動式の第1スクリュウジャッキ機構30が設けられている。また、反コンテナ寄りの2本の脚部材29c,29dとステージ本体28との間には、手動式の第2スクリュウジャッキ機構31が設けられている。
なお、図11に示すように、エア排出用当接バルブ62の替わりに(又はエア排出用当接バルブ62と組み合わせて)、遠隔操作部81を操作することによって、膨出部材に対してエアを給排し得るようになっている。
先ず、上記搬送システム1による搬送物の搬出作用について説明する。
図18及び図19に示すように、搬出作業が行われる床面に所定厚さ(例えば、20mm以上)を有し且つその周縁に所定高さ(例えば、30mm以上)のガイドレール63aが設けられた鉄板63が敷設されている。そして、シャーシTC上にコンテナCを搭載したトラックTが所定の搬送位置まで移動された状態で、鉄板63の上には、コンテナCの開口端側の左右の隅金具Nに対向するように各ジャッキ具2a,2bが配設されると共に、コンテナCの開口端側に対向するように搬送具4を搭載したステージ3が配設されている。
なお、上記ジャッキ具2a,2b、ステージ3及び搬送具4の移送は、天井クレーン、フォークリフト等の適宜搬送手段によって行われる。
(1)搬送システムの構成
本実施例2に係る搬送システムでは、上記実施例1と略同じ構成のジャッキ具2a,2bを使用するものとする。また、本実施例2では、上記実施例1のステージ3より広い面域(20フィートコンテナの床面と略同じ面域)のステージ本体を有する以外は、ステージ3と略同じ構成のステージ3’(図36参照)を使用するものとする。また、本実施例2では、上記実施例1の搬送具4より長い長手方向長さ(20フィートコンテナの長手方向長さと略同じ長さ)を有する以外は、この搬送具4と略同じ構成の搬送具4’(図35参照)を使用するものとする。さらに、本実施例2では、搬送物として金型を例示する。
先ず、図36に示すように、上記実施例1と略同様にして、一対のジャッキ具2a,2bによってシャーシTC上のコンテナCの開口端側が持ち上げられると共に、コンテナCの開口端側にステージ3’の一端側が近接されてコンテナC及びステージ3’の床面レベルが一致されている。次に、ステージ3’上の搬送具4’を、コンテナC内を走行移動させて、搬送物が積載されたパレットPの下部開放空間S内に位置させ、その搬送具4’において膨縮部材53にエアを供給して載置体52と共にパレットPを上昇させる。
(1)搬送システムの構成
本実施例3に係る搬送システムでは、図39に示すように、上記実施例1と略同じ構成のジャッキ具2a,2b及び搬送具4を使用するものとする。また、本実施例3では、矩形台状のステージ本体28"からなるステージ3"を使用するものとする。このステージ本体28"には、上記実施例1と略同様にして、渡り板36(図40参照)及びストッパ部材42等が設けられている。
本実施例3に係る搬送作用では、トラックTのシャーシTC(例えば、40フィート用のシャーシ)上の運転部側(前方側)には、このシャーシTCの全長より短い長手方向長さを有するコンテナC(例えば、20フィート用のドライコンテナ)が搭載されている。そして、シャーシTC上の反運転部側(後方側)には、コンテナCが搭載されていない部位Qが存在している。
以上より、本実施例1〜3では、一対のジャッキ具2a,2bによって、コンテナCの開口端側を持ち上げてコンテナC高さを調整し、コンテナCを所定の高さに位置に保持するようにしたので、コンテナC及びステージ3(3’,3")の床面の間に搬送具4(4’)の搬送の障害となり得る大きな段差の発生を防止したり、輸送容器の幅方向や長手方向の大きな傾きを防止したりできる(図49参照)。その結果、シャーシTC上のコンテナCに対して搬送物(特に、4t以上の超重量物)を円滑且つ安全に搬送することができる。また、ステージ3(3’,3")とは別体である一対のジャッキ具2a,2bを人手により走行移動させることによって、コンテナCの隅金具Nの係止孔Naに係止ピン15を挿入するようにしたので、従来(上記特許文献1)のように、係止ピンを水平方向に出没可能に設けてなるものに比べて、ジャッキ具を簡易且つ安価な構造とすることができる。具体的には、上記実施例1及び2に係る搬送システム(ジャッキ具及びステージ)は、従来(上記特許文献1)の搬送システムに比べて、約1/5程度の制作費で作成できる。また、上記実施例3に係る搬送システム(ジャッキ具及びステージ)は、従来(上記特許文献1)の搬送システムに比べて、約1/10程度の制作費で作成できる。その結果、コストを抑えて搬送物を搬送できる。特に、多品種少ロットの貨物を取扱う場所(例えば、海外での貨物の受け手側等)での搬送物の搬送に好適に利用され得る。さらに、ステージ3(3’,3")及び一対のジャッキ具2a,2bをそれぞれ別々に持ち運ぶことができる。さらに、特殊コンテナ(フラットラックコンテナ等)から標準コンテナ(ドライコンテナ)を用いた輸送が可能となり、物流コストを大幅に抑制できる(海上輸送費の約30〜50%コストダウン)。
また、本実施例1〜3では、各ジャッキ具2a,2bに手動油圧式のジャッキ機構17を設けたので、ジャッキ具2a,2bをより簡易且つ安価に構成でき、その結果、コストをより抑えて搬送物を搬送できる。
また、本実施例1〜3では、搬送具4(4’)を、エア供給により膨縮部材53を膨張させて載置体52を上昇させるように構成したので、より重量の大きな搬送物を搬送できる。
また、本実施例1〜3では、搬送物積載パレットが載置された搬送具4(4’)をステージ3(3’,3")上に戻す際に、搬送具4(4’)のエア排出用バルブ62をストッパ部材42に当接させて、膨縮部材53に供給されたエアを排出して膨縮部材53を収縮させて載置体52を下降させ、ステージ3(3’,3")上に搬送物積載パレットPを移載するようにしたので、搬送物をステージ3(3’,3")上のより正確な搬出位置に位置決め載置でき、より安全に搬出作業を行うことができる。
ここで、上記搬送具71及び案内具70の詳細な構成について説明する。この搬送具71は、基本的には上記実施例1〜3の搬送具と同じ構成であるが、図42及び図43に示すように、載置体52の左右側面には案内ローラ72が垂直軸周りに回転自在に支持されている。また、上記案内具70は、長尺状で縦断面略U字状の案内本体73を有しており、この案内本体73の床部73a上を、搬送具71の回転ローラ51が走行可能であると共に、この案内本体73の左右の案内壁73bによって、搬送具71の案内ローラ72が案内されるようになっている。また、この案内本体73の左右の水平壁73cに設けられた支持部75には、昇降軸76が昇降自在に支持されている。各昇降軸76の下端には、床面を走行するための転動ボール77が転動自在に支持された支持部材78が固定されている。また、各支持部材78と各支持部75との間には、支持部材78に対して案内本体73を上方に付勢するバネ部材79が介在されている。そして、案内本体73の床部73aに、搬送物積載パレットを搭載していない搬送具71のみを載置した状態では、バネ部材79の付勢力によって、案内本体73は床面から浮上した状態を保つ一方、案内本体73の床部73aに、搬送物積載パレットを搭載した搬送具71を載置した状態では、バネ部材79の付勢力に抗して、案内本体73は床面に接地するようになっている。
また、上記実施例3に係るステージ3"において、実施例1及び2と略同様にして、ステージ本体の高さを調整するための高さ調整手段(例えば、手動式のスクリュウジャッキ機構)を備えるようにしてもよい。
Claims (17)
- 一対のジャッキ具を、シャーシ上の輸送容器の開口端側の側方から該輸送容器の開口端側の左右の隅金具に向ってそれぞれ移動させて、該左右の隅金具に設けられた係止孔に、前記一対のジャッキ具に昇降可能に設けられた係止ピンを挿入し、その挿入された該係止ピンを昇降させて該輸送容器の高さを調整する第1工程と、
その高さ調整された前記輸送容器の開口端側に対してステージの一端側を近接させると共に、該輸送容器及び該ステージの床面レベルを一致させる第2工程と、
その床面レベルが一致された前記輸送容器及び前記ステージの床面上を、搬送物を載置した搬送具を走行移動させて、該輸送容器及び該ステージの間で搬送物を搬送する第3工程と、を備えることを特徴とする搬送物搬送方法。 - 前記ジャッキ具に設けられたジャッキ機構を構成する流体圧シリンダの軸端面側と、該流体圧シリンダの軸端面側を支持する支持部との間に、前記シャーシ高さに応じてスペーサ部材が設けられている請求項1記載の搬送物搬送方法。
- 前記ジャッキ機構は手動式である請求項2記載の搬送物搬送方法。
- 前記第2工程は、前記ステージを、その高さ調整された前記輸送容器の開口端側の前方から該輸送容器の開口端側に向って移動させて、該輸送容器の開口端側と該ステージの一端側とを近接させると共に、前記ステージに設けられた高さ調整手段により該ステージを高さ調整して、前記輸送容器及び前記ステージの床面レベルを一致させる工程である請求項1乃至3のいずれか一項に記載の搬送物搬送方法。
- 前記ステージは、該ステージに設けられたエアベアリングにより走行移動される請求項4記載の搬送物搬送方法。
- 前記シャーシ上には、該シャーシの長手方向長さより短い長手方向長さを有する前記輸送容器が搭載されており、
前記第2工程は、前記シャーシ上の前記輸送容器の開口端側において該輸送容器が搭載されていない部位に前記ステージを搭載して、該輸送容器の開口端側に対して該ステージの一端側を近接させると共に、該輸送容器及び該ステージの床面レベルを一致させる工程である請求項1乃至3のいずれか一項に記載の搬送物搬送方法。 - 前記第3工程は、前記ステージ上に待機する前記搬送具を前記輸送容器内に進入させ、その進入された該搬送具を、該輸送容器の床面上に載置された搬送物を積載したパレットの下部開放空間内に進入させ、その進入された該搬送具に昇降可能に設けられた載置体を上昇させて該載置体上に前記パレットを移載させ、その後、該搬送具を該ステージ上に戻して、該輸送容器から搬送物を搬出する工程である請求項1乃至6のいずれか一項に記載の搬送物搬送方法。
- 前記搬送具に設けられた膨縮部材にエアを供給して該膨縮部材を膨張させて前記載置体を上昇させる請求項7記載の搬送物搬送方法。
- 前記搬送具を前記ステージ上に戻す際に、該ステージ上に設けられたストッパ部材に該搬送具に設けられたエア排出用バルブを当接させて、前記膨縮部材に供給されたエアを排出して該膨縮部材を収縮させて前記載置体を下降させ、該ステージ上に前記パレットを移載する請求項8記載の搬送物搬送方法。
- 前記第3工程は、前記ステージ上に待機し且つ昇降可能に設けられた載置体上に搬送物を積載したパレットが載置された前記搬送具を、前記輸送容器内に進入させ、その進入された該搬送具の該載置体を降下させて該パレットを該輸送容器の床面上に移載させ、その後、該搬送具を該ステージ上に戻して、該輸送容器に搬送物を搬入する工程である請求項1乃至6のいずれか一項に記載の搬送物搬送方法。
- 前記搬送具に設けられた膨縮部材に供給されたエアを排出して該膨縮部材を収縮させて前記載置体を降下させる請求項10記載の搬送物搬送方法。
- 前記搬送具を前記輸送容器内に進入させた際に、該搬送具に設けられたエア排出用バルブを操作して、前記膨縮部材に供給されたエアを排出して該膨縮部材を収縮させて前記載置体を降下させ、該輸送容器の床面上に前記パレットを移載する請求項11記載の搬送物搬送方法。
- 一対のジャッキ具を、シャーシ上の輸送容器の開口端側の側方から該輸送容器の開口端側の左右の隅金具に向ってそれぞれ移動させて、該隅金具に設けられた係止孔に、前記一対のジャッキ具に昇降可能に設けられた係止ピンを挿入し、その挿入された該係止ピンを昇降させて該輸送容器の高さを調整する第1工程と、
その高さ調整された前記輸送容器の床面上を、搬送物を載置した搬送具を走行移動させて、該輸送容器及び該ステージの間で搬送物を搬送する第2工程と、を備えることを特徴とする搬送物搬送方法。 - 輸送容器の高さを調整するためのジャッキ具であって、
床面上を走行するための走行手段を有するジャッキ具本体と、前記輸送容器の隅金具に形成された係止孔に挿入可能な係止ピンを有する昇降体と、前記ジャッキ具本体に設けられ且つ前記昇降体を昇降させるジャッキ機構と、を備えることを特徴とするジャッキ具。 - 前記ジャッキ具本体に上下方向に延びて設けられ且つ前記昇降体を昇降自在に案内するガイド部を更に備える請求項14記載のジャッキ具。
- 前記ジャッキ機構は、前記昇降体に連結されるラムを摺動自在に支持してなる流体圧シリンダと、該流体圧シリンダに流体圧を供給するためのポンプと、該ポンプを作動させるための作動操作部と、該流体圧シリンダから流体圧を排出するための排出用バルブと、を有する請求項14又は15に記載のジャッキ具。
- 前記ジャッキ具本体には、前記流体圧シリンダの軸端面側を支持する支持部が設けられており、該流体圧シリンダの軸端面側と前記支持部との間にはスペーサ部材を介装可能である請求項16記載のジャッキ具。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005185707A JP4664747B2 (ja) | 2005-06-24 | 2005-06-24 | 搬送物搬送方法 |
PCT/JP2006/312656 WO2006137542A1 (ja) | 2005-06-24 | 2006-06-23 | 搬送物搬送方法及びジャッキ具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005185707A JP4664747B2 (ja) | 2005-06-24 | 2005-06-24 | 搬送物搬送方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007001745A true JP2007001745A (ja) | 2007-01-11 |
JP4664747B2 JP4664747B2 (ja) | 2011-04-06 |
Family
ID=37570559
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005185707A Active JP4664747B2 (ja) | 2005-06-24 | 2005-06-24 | 搬送物搬送方法 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4664747B2 (ja) |
WO (1) | WO2006137542A1 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011168355A (ja) * | 2010-02-17 | 2011-09-01 | Sumitomo Metal Logistics Service Co Ltd | 重量物搬送システム及び重量物搬送方法 |
KR101876720B1 (ko) * | 2017-03-16 | 2018-07-10 | 전현철 | 화물 적재 시스템 |
JP2019064731A (ja) * | 2017-10-05 | 2019-04-25 | 株式会社ロッコーエンジニアリング | コンテナ支持架台 |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102010063309A1 (de) * | 2010-12-16 | 2012-06-21 | Heinz Buse | Hubvorrichtung zum Anheben eines Fahrzeugs gegenüber einer Bodenfläche |
EP3697707A1 (de) * | 2017-10-20 | 2020-08-26 | Dücker Fördertechnik GmbH | Vollautomatisierte stirnseitige beladung eines lkw mittels eines transportwagens |
CN113264292B (zh) * | 2021-06-08 | 2022-10-14 | 江苏徐工工程机械研究院有限公司 | 一种集装箱快速装卸机构 |
US11993329B1 (en) | 2021-07-14 | 2024-05-28 | Government Of The United States, As Represented By The Secretary Of The Army | Rapid underbody kit deployment crate |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5453472A (en) * | 1977-10-03 | 1979-04-26 | Eisgruber Alfred | Conveying apparatus |
JPH0228894U (ja) * | 1988-08-16 | 1990-02-23 | ||
JPH08259200A (ja) * | 1995-01-26 | 1996-10-08 | Lukas Hydraulik Gmbh & Co Kg | 重量物水平移動装置 |
JPH09291000A (ja) * | 1996-04-26 | 1997-11-11 | Advantest Corp | 昇降装置 |
JPH11199058A (ja) * | 1998-01-10 | 1999-07-27 | Takeshi Hayashi | フォーク駆動式荷役装置及び荷役方法 |
JPH11343034A (ja) * | 1998-03-30 | 1999-12-14 | Toyota Steel Center Kk | 輸送容器用重量物搬出入ステ―ジ及び重量物搬出入方法 |
-
2005
- 2005-06-24 JP JP2005185707A patent/JP4664747B2/ja active Active
-
2006
- 2006-06-23 WO PCT/JP2006/312656 patent/WO2006137542A1/ja active Application Filing
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5453472A (en) * | 1977-10-03 | 1979-04-26 | Eisgruber Alfred | Conveying apparatus |
JPH0228894U (ja) * | 1988-08-16 | 1990-02-23 | ||
JPH08259200A (ja) * | 1995-01-26 | 1996-10-08 | Lukas Hydraulik Gmbh & Co Kg | 重量物水平移動装置 |
JPH09291000A (ja) * | 1996-04-26 | 1997-11-11 | Advantest Corp | 昇降装置 |
JPH11199058A (ja) * | 1998-01-10 | 1999-07-27 | Takeshi Hayashi | フォーク駆動式荷役装置及び荷役方法 |
JPH11343034A (ja) * | 1998-03-30 | 1999-12-14 | Toyota Steel Center Kk | 輸送容器用重量物搬出入ステ―ジ及び重量物搬出入方法 |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011168355A (ja) * | 2010-02-17 | 2011-09-01 | Sumitomo Metal Logistics Service Co Ltd | 重量物搬送システム及び重量物搬送方法 |
KR101876720B1 (ko) * | 2017-03-16 | 2018-07-10 | 전현철 | 화물 적재 시스템 |
WO2018169218A1 (ko) * | 2017-03-16 | 2018-09-20 | 전현철 | 화물 적재 시스템 |
JP2020505300A (ja) * | 2017-03-16 | 2020-02-20 | ジョン、ヒョン チョルJEON, Hyeon Cheol | 貨物積載システム |
RU2729154C1 (ru) * | 2017-03-16 | 2020-08-04 | Хён Чхол ЧОН | Погрузочная система |
US10934111B2 (en) | 2017-03-16 | 2021-03-02 | Hyeon Cheol JEON | Cargo loading system |
JP2019064731A (ja) * | 2017-10-05 | 2019-04-25 | 株式会社ロッコーエンジニアリング | コンテナ支持架台 |
JP7032901B2 (ja) | 2017-10-05 | 2022-03-09 | 株式会社ロッコーエンジニアリング | コンテナ支持架台 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4664747B2 (ja) | 2011-04-06 |
WO2006137542A1 (ja) | 2006-12-28 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6105085B2 (ja) | 搬送物の搬送システム及び搬送方法 | |
TW583130B (en) | Device for carrying articles of container, carrying in and carrying out method and pallet for carrying article in and out | |
JP2620707B2 (ja) | リフトスォーク式荷役装置 | |
JP4664747B2 (ja) | 搬送物搬送方法 | |
KR101562449B1 (ko) | 차량 물품 브래킷 및 차량 물품 브래킷 세트 | |
JP3877755B2 (ja) | 搬送物の搬送装置、これを用いた輸送容器からの搬送物の搬出方法、及び輸送容器への搬送物の搬入方法 | |
JP2006001661A (ja) | 重量物移動装置と重量物移動台車および立体駐車場 | |
JP2868964B2 (ja) | 自動倉庫の入出庫設備及びそれを使っての入出庫方法 | |
JP4723126B2 (ja) | ドライコンテナへの搬送物の搬出入システム | |
JP5509833B2 (ja) | 搬出入装置 | |
WO1999046195A1 (en) | Method and loading device for loading and unloading cargo space | |
CN113734826A (zh) | 一种大型钢结构件装卸标准集装箱的装卸装置及装卸方法 | |
JP3790670B2 (ja) | コンテナに対する積載物の搬入装置及び搬出装置並びに搬入方法及び搬出方法 | |
JP4541079B2 (ja) | 長尺物用パレットへの長尺物の積載方法並びに長尺物積載パレットの輸送容器への搬送方法 | |
JPH06345397A (ja) | 移載装置付無人搬送車 | |
JPH0733260A (ja) | 自動バンニングシステム及びそれに用いるバンローダ | |
CN220485245U (zh) | 便携式堆高车 | |
RU2763203C1 (ru) | Погрузочно-разгрузочное устройство для крупнотоннажных контейнеров | |
US20230192425A1 (en) | Apparatus and method for unloading and loading a transport unit | |
JP2003020124A (ja) | 搬送物搬出入用のドライコンテナ移送装置及び搬出入構造体 | |
JP6401643B2 (ja) | 駐車設備 | |
KR100426052B1 (ko) | 화물 적재용 운반차 | |
JPS6190920A (ja) | パレツト積替装置および積替方法 | |
JP2001261165A (ja) | パレットの積降ろし設備及びその積降ろし方法 | |
JP2527714Y2 (ja) | パレット積み物品保管倉庫の入出庫装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070308 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100622 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100823 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20101215 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20110107 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Ref document number: 4664747 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140114 Year of fee payment: 3 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |