JPH07330205A - 帳票供給装置 - Google Patents

帳票供給装置

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JPH07330205A
JPH07330205A JP14574194A JP14574194A JPH07330205A JP H07330205 A JPH07330205 A JP H07330205A JP 14574194 A JP14574194 A JP 14574194A JP 14574194 A JP14574194 A JP 14574194A JP H07330205 A JPH07330205 A JP H07330205A
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cutting mechanism
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Yoshihiro Matsuki
義宏 松木
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浩 市川
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Toshiba Mechatronics Co Ltd
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Toshiba Seiki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 帳票が印刷された連続用紙を短くできるとと
もに、印刷作業を容易化でき、更に帳票を容易に必要枚
数に分別して供給できるようにすること。 【構成】 帳票が複数列印刷された連続用紙4を第1カ
ッタ16を用いて各列毎に切断する第1切断機構11
と、この第1切断機構にて切断された連続用紙を複数列
重ね合せ、この連続用紙をバーストブレード26を用い
て複数列重合した状態で各帳票に切断する第2切断機構
12と、バッファ部27、分離部28及び分別部30が
順次連設されて上記帳票を所定枚ずつ供給する分離分別
機構13とを有し、上記バッファ部がバッファローラ3
1によって複数枚重ね合せ状態の帳票を一時滞留させ、
上記分離部が、分離ローラ34、35を用いて複数枚重
ね合せ状態の帳票を1枚ずつ分離し、上記分別部が、分
離部にて分離された帳票を所定枚数毎に積み重ねて分別
するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、連続帳票を帳票毎に切
断して所定枚数に分別し供給する帳票供給装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の帳票供給装置には、図7に示すよ
うに、単列の帳票1からなる連続帳票2を用い、この連
続帳票2を横ミシン目3にて帳票1毎に切断し、所定枚
数の帳票1を供給するようにしたものがある(第1従来
例)。
【0003】また、従来の他の帳票供給装置では、図8
に示すように、幅方向に複数列、例えば2列の帳票1が
連接されてなる連続帳票4を用い、この連続帳票4を第
1カッタを使用して中央の切断ライン5に沿って各列毎
に切断して重ね合せ、次に、この重ね合された各列毎の
連続帳票6を、横ミシン目3にて第2カッタを使用して
各帳票1毎に切断し供給している(第2従来例)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述の第1従来例にお
ける帳票供給装置では、単列の帳票1からなる連続帳票
2を用いるため、この連続帳票2の長さが長くなり、こ
の連続帳票2を折り畳んで積み重ねた場合、高さが高く
なって崩れ易く不安定となってしまう。また同様な理由
により、後工程で取り除かれるマージナル部8の長さも
長くなり無駄が多い。更に、帳票1に直列に印刷しなけ
ればならないため、印刷に手間がかかり、印刷作業が煩
雑となる。
【0005】また、上記第2従来例の帳票供給装置で
は、帳票の供給は、各列毎の連続帳票6が重ね合された
枚数を単位としてしか供給できず、連続帳票6がN(図
8ではN=2の場合)枚重ね合された場合には、帳票1
の供給枚数は、Nの倍数となる。従って、供給枚数がN
の倍数でない場合(例えば2枚重ねのときに3枚供給す
る場合)に変更されたときには、印刷せず情報のない帳
票、即ち白紙を入れてNの倍数となるように調整し、そ
の後、次工程でこの白紙を抜き取らなければならない。
【0006】例えば、図8のa部、b部及びc部の帳票
1にA氏の情報を印刷して供給する場合には、供給枚数
がN=2の倍数となるように、d部の帳票1を情報のな
い白紙とし、e部及びf部にB氏の情報を印刷して供給
するよう印刷箇所を調整し、次工程で上記d部の白紙を
取り除く必要がある。
【0007】本発明は、上述の事情を考慮してなされた
ものであり、帳票が連設されてなる連続帳票を短くでき
るとともに、その印刷作業を容易化でき、更に帳票を容
易に必要枚数に分別して供給できる帳票供給装置を提供
することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、幅方向に複数列の帳票が連設されてなる連続帳票を
第1カッタを用いて各列毎に切断する第1切断機構と、
この第1切断機構にて切断された連続帳票を複数列重ね
合せ、この連続帳票を第2カッタを用いて複数列重合し
た状態で各帳票に切断する第2切断機構と、バッファ
部、分離部及び分別部が順次連設されて上記帳票を所定
枚ずつ供給する分離分別機構とを有し、上記バッファ部
は、バッファローラによって、複数枚重ね合せ状態の帳
票を一時滞留させ、上記分離部は、分離ローラを用い
て、複数枚重ね合せ状態の帳票を一枚ずつ分離し、上記
分別部は、上記分離部にて分離された帳票を、所定枚数
毎に積み重ねて分別するようにしたものである。
【0009】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
に記載の分離分別機構のバッファ部が、滞留させるべき
重ね合せ状態の帳票の頭部を、分離部にて分離ローラを
通過していない帳票の尻部に重ね合せるようにして、上
記帳票を滞留させるものである。
【0010】また、請求項3に記載の発明は、幅方向に
複数列の帳票が連接されてなる連続帳票を第1カッタを
用いて各列毎に切断する第1切断機構と、この第1切断
機構にて切断された連続帳票を複数列重ね合わせ、この
連続帳票を第2カッタを用いて複数列重合した状態で各
帳票に切断する第2切断機構と、分離部及び分別部が順
次連接されて上記帳票を所定数ずつ供給する分離分別機
構とを有し、上記分離部は、前記第2切断機構からの複
数枚重ね合わせ状態の帳票を一時停留させるバッファ部
を有すると共に、このバッファ部における帳票を分離ロ
ーラを用いて一枚ずつ分離し、上記分別部は、上記分離
部にて分離された帳票を所定枚数毎に積み重ねて分別す
ることを特徴とするものである。
【0011】
【作用】従って、請求項1、3に記載の帳票供給装置に
よれば、次の、及びの作用がある。
【0012】幅方向に複数列の帳票が連設されてなる
連続帳票を用いることから、連続帳票を短くできるの
で、この連続帳票を積み重ねた場合にも高さが高くなら
ず、荷崩れを防止できる。然も、連続帳票を搬送するた
めに、この連続帳票の両側に形成されたマージナル部の
長さを短くでき、この使用後廃棄されるマ−ジナル部の
長さを短くできる。
【0013】また、幅方向に複数列の帳票が連設され
てなる連続帳票を用いることから、複数列の帳票を一度
に印刷できるので、印刷作業の手間が少なく、印刷作業
を容易化できる。
【0014】更に、分離分別機構の分離部にて帳票を
1枚ずつ分離し、同機構の分別部にて帳票を所定枚数に
分別して供給することから、帳票を容易に必要枚数に分
別して供給できる。この結果、必要供給枚数の変更の度
に白紙を供給し、次工程でこの白紙を抜き取る作業を省
くことができ、作業の省力化を達成できる。
【0015】また、請求項2に記載の発明に係る帳票供
給装置によれば、バッファ部が、分離部に存在する帳票
の尻部に帳票の頭部が若干重なる状態で、この帳票を滞
留させることから、バッファ部と分離部間で帳票の送り
出しタイミングや送り出し速度にずれが生じても、帳票
の端面同士の干渉を防止でき、帳票詰まり等の事故を未
然に防止できる。
【0016】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて説
明する。図1は、本発明に係る帳票供給装置の一実施例
を示す側面図である。図2は、図1の帳票供給装置の一
部を切欠いて示す平面図である。図3は、図1の分離分
別機構を拡大して示す側面図である。図4は、図3のバ
ッファ部を分離部とともに示す側面図である。図5は、
図3の分離部を示す側面図である。
【0017】図1及び図2に示すように、帳票供給装置
10は、第1切断機構11、第2切断機構12及び分離
分別機構13を有し、分離分別機構13に搬出コンベヤ
14が連設して構成される。第2切断機構12、分離分
別機構13及び搬出コンベヤ14は1つのユニットに構
成され、上記第1切断機構11と上記ユニットの第2切
断機構12とが離れて構成される。
【0018】第1切断機構11は、ピントラクタ15及
び第1カッタ16を備えて成る。この第1切断機構11
の傍に、図8に示した連続帳票4が折り畳まれ積み重ね
られた状態で設置される。連続帳票4の両側にはマージ
ナルパンチ穴7が多数穿設され、このマ−ジナルパンチ
穴7が形成されたマ−ジナル部8と帳票1との間がマー
ジナルスリット位置9とされる。ピントラクタ15は、
上記連続帳票4のマージナルパンチ穴7に嵌合して、こ
の連続帳票4を第1カッタ16へ送り込む。
【0019】第1カッタ16は、連続帳票4が幅方向に
2列の帳票1が連設されてなる場合には中央に1個、N
列の帳票1が連設されてなる場合には、この帳票4をN
等分する位置に(N−1)個設置される。この第1カッ
タ16は、2個一対の丸刃カッタであり、この第1カッ
タ16にて連続帳票4は切断ライン5に添って切断さ
れ、各列毎の連続帳票6に分離される。
【0020】連続帳票6に分離された連続帳票4は、第
1切断機構11と第2切断機構12間で用紙ループ部1
7を形成した後、連続帳票6が重ね合されて第2切断機
構12へ供給される。連続帳票4にN列(N≧3)の帳
票1が連設されているときには、マージナル部8が形成
された連続帳票6の間に、マージナル部8が形成されて
いない連続帳票6を挟み込んで重ね合される。
【0021】第1切断機構11と第2切断機構12間に
はループ上端センサ18及びループ下端センサ19が配
置される。各センサ18及び19は透過型光電センサで
あり、第1切断機構11と第2切断機構12間に連続帳
票のループを形成して、これらの第1切断機構11及び
第2切断機構12の処理速度等が不一致の場合にも、連
続帳票4、6に無理な力が作用しないよう設計されてい
る。
【0022】つまり、ループ上端センサ18及びループ
下端センサ19にて連続帳票4、6が検出されないとき
には、第2切断機構12の運転を止め、第1切断機構1
1のみを運転して連続帳票4、6を送り出す。ループ上
端センサ18にて連続帳票4、6が検出されたときに、
第2切断機構12も運転を開始させる。ループ上端セン
サ18及びループ下端センサ19にて連続帳票4、6が
検出されたときには、第1切断機構11の運転を停止
し、第2切断機構12のみを運転させる。ループ下端セ
ンサ19にて連続帳票4、6が検出されなくなったとき
に、第1切断機構11の運転を開始させる。
【0023】上記第2切断機構12はピントラクタ2
0、マージナルカッタ21、バ−スタ22及び端面セン
サ23を備えて構成される。前述のように、第1切断機
構11から第2切断機構12へ送給される重合状態(例
えば2枚重合状態)の連続帳票6は、最初は作業者によ
って重合状態で第2切断機構12のピントラクタ20に
セットされるが、その後は、ピントラクタ20の回転に
より連続的に重合状態でマージナルカッタ21へ送給さ
れる。
【0024】マージナルカッタ21は、第1カッタ16
と同様な構造であり、重合状態の連続帳票6の両側に配
置されて、それぞれがマージナルスリット線9を切断
し、この切断により分離されたマージナル部8を屑とし
て廃棄する。マージナル部8が切断された連続帳票6
は、ピントラクタ20によってバースタ22へ送給され
る。バースタ22は、図3に示すように、上下2個一対
のインフィードローラ24と、同じく上下2個一対のア
ウトフィードローラ25と、これらインフィードローラ
24とアウトフィードローラ25間に配置された第2カ
ッタとしてのバーストブレード26と、を有してなる。
【0025】インフィードローラ24はゴム製のローラ
であり、重合状態の連続帳票6を挟持しながら回転し、
この連続帳票6を送り出す。送り出された連続帳票6
は、バーストブレード26の下方を通り、アウトフィー
ドローラ25へ送り出される。アウトフィードローラ2
5はゴム製ローラであり、上下方向に相対移動して、連
続帳票6の挟持と解放を可能とする。このアウトフィー
ドローラ25の送り速度は、インフィードローラの約1.
6 〜1.8 倍に設定される。
【0026】バーストブレード26は、図3の下方に角
部を有する金属製の部材である。インフィードローラ2
4からアウトフィードローラ25へ送給された重合状態
の連続帳票6は、アウトフィードローラ25にて挟持さ
れると、このアウトフィードローラ25の送り速度がイ
ンフィードローラ24よりも速いために、インフィード
ローラ24とアウトフィードローラ25間で引張られ、
上方へ引き上げられる。このとき、バーストブレード2
6の角部が重合状態の連続帳票6の横ミシン目3(図
8)に当たり、N枚(例えば2枚)重合状態で各帳票1
に切断される。
【0027】上記端面センサ23は、反射型光電センサ
であり、バーストブレード26にて切断され新たに形成
された連続帳票6の先端面を検出する。ここで、図8に
示す連続帳票4の横ミシン目3間の寸法は、連続帳票4
の種類によって一定に定められているので、端面センサ
23の検出信号に基づき、切断された横ミシン目3に隣
接した次の横ミシン目3がバーストブレード26の直下
或いは直下直前に来た時に、アウトフィードローラ25
が挟持状態となるように、その挟持タイミングが制御さ
れる。
【0028】上述のようにして、第1切断機構11及び
第2切断機構12にて切断して形成された重合状態の帳
票1は、分離分別機構13へ供給される。この分離分別
機構13は、バッファ部27、分離部28、送給部29
及び分別部30を有して構成される。
【0029】バッファ部27は、図3に示すように、上
下一対のバッファローラ31、及びバッファセンサ32
を有して構成される。一対のバッファローラ31間に、
第2切断機構12のアウトフィードローラ25から送給
された重合状態の帳票1が挟持されて、一時貯溜され
る。これらのバッファローラ31は、下流側の分離部2
8及び送給部29の搬送ラインよりも上方、望ましくは
10mm程度上方に設定されて、図4に示すように、バッフ
ァローラ31から送り出される重合状態の帳票1を、分
離部28に存在する帳票1の上方にセット可能とする。
【0030】また、上記バッファセンサ32は透過型光
電センサであり、バッファローラ31から引き出された
重合状態の帳票1の頭部を検出する。バッファセンサ3
2は、この検出後、バッファローラ31に挟まれて滞留
された帳票1の頭部が、分離部28にて分離部駆動ロー
ラ34及び分離部固定ローラ35(ともに後述)を通過
していない帳票1の尻部に寸法t(図4)だけ重なり合
うよう、バッファローラ31を回転させて停止させる。
更に、バッファセンサ32は、バッファローラ31から
引き出された重合状態の帳票1の尻部を検出した後、バ
ースタ22を作動させて次の帳票を切り出す。バッファ
ローラ31に挟まれた帳票1の頭部を、分離部28に存
在する帳票1の尻部に寸法tだけ重合させるのは、バッ
ファ部27と分離部28間で帳票1の送り出しのタイミ
ングや送り出し速度がずれても、帳票1同士の端面が干
渉して帳票詰まり等の事故を発生させないようにするた
めである。
【0031】分離部28は、図3に示すように、分離部
送込ローラ33、分離部駆動ローラ34及び分離部固定
ローラ35、並びに分離部第1センサ36及び分離部第
2センサ37を有して構成される。分離部送込ローラ3
3は、アイドルローラ38を介して分離部駆動ローラ3
4により駆動され、バッファ部27からの重合状態の帳
票1を分離部駆動ローラ34及び分離部固定ローラ35
間へ送り込む。
【0032】分離部駆動ローラ34及び分離部固定ロー
ラ35はともにゴム製ローラであり、上下に配置され
る。分離部固定ローラ35は偏心軸39を介して取り付
けられ、この偏心軸39の回転により、分離部駆動ロー
ラ34との隙間が調整可能とされる。この隙間は、帳票
1の1枚分の厚さよりも若干狭くなるよう設定されて、
分離部駆動ローラ34の搬送力が帳票1に確実に伝達さ
れるよう構成される。例えば、帳票1の1枚分の厚さを
約0.08mmとすると、上記分離部駆動ローラ34と分離部
固定ローラ35との隙間は約0.05mmに設定される。
【0033】分離部駆動ローラ34と分離部固定ローラ
35が上記隙間に設定され、分離部駆動ローラ34のみ
が回転駆動されているので、図5に示すように、分離部
駆動ローラ34及び分離部固定ローラ35の直前に存在
する重合状態の帳票1のうち、分離部駆動ローラ34側
の1枚の帳票1が先に送り出され、この帳票1が送り出
された後に、分離部固定ローラ35側の帳票1が送り出
される。
【0034】図3に示すように、上記分離部第1センサ
36及び分離部第2センサ37は、前述のバッファセン
サ32及び後述の分別部センサ44とともに透過型光電
センサである。このうち、分離部第1センサ36は、分
離部送込ローラ33及び分離部駆動ローラ34間に帳票
1が存在することを確認するセンサであり、存在しない
ときには、バッファ部27のバッファローラ31を駆動
させて、重合状態の帳票1をバッファローラ31から送
り出させる。
【0035】また、分離部第2センサ37は、分離部駆
動ローラ34及び分離部固定ローラ35間に重合状態の
最後の1枚の帳票1の頭部がきたときにこれを検出し、
バッファ部27のバッファローラ31を作動させて、重
合状態の帳票1を1組送り出させる。この結果、分離部
28に存在する最後の1枚の帳票1の尻部が、分離部駆
動ローラ34と分離部固定ローラ35間を通過したと同
時或いはその直前に、バッファローラ31から送り出さ
れた重合状態の1組の帳票1の頭部が、分離部駆動ロー
ラ34と分離部固定ローラ35間に届くようになり、バ
ッファ部27と分離部28間で帳票1が隙間なく、且つ
これらの帳票1の端面が干渉することなく送り出され
る。
【0036】前記送給部29は、図3に示すように、分
離部28にて1枚ずつに分離された帳票1を送給する。
この送給部29は、上下一対の送給ローラ40と、帳票
1の搬送方向に延びる送給コンベヤ41と、この送給コ
ンベヤ41の上方に配置されて、送給コンベヤ41上の
帳票1を押える押えローラ42とを備えてなる。
【0037】送給ローラ40は、分離部28の分離部駆
動ローラ34及び分離部固定ローラ35に対し、帳票1
の1枚分よりも短い距離に設定されて、帳票1の受け渡
しの確実化が図られている。また、送給ローラ40の送
り出し速度は、分離部駆動ローラ34及び分離部固定ロ
ーラ35よりも若干速めに設定されている。更に、送給
コンベヤ41は、送給ローラ40からの帳票を1枚ずつ
送給するものであり、送給ローラ40の約2倍の速度に
設定される。これら送給ローラ40及び送給コンベヤ4
1による送り出し速度が順次速く設定されることによっ
て、送り出し中の帳票1の間隔が広げられ、搬出コンベ
ヤ14でのグループ毎の分離が容易化される。
【0038】前記分別部30は、分離部28にて1枚ず
つに分離され、送給部29にて送給された帳票1を、所
定枚数毎に積み重ねてグループ分けし分別する。この分
別部30は、送給部29の送給コンベヤ41における下
流部上方に配置された読取装置としてのバーコードリー
ダ43と、送給コンベヤ41の最下流部に配置された分
離部センサ44とを有して構成される。
【0039】図8に示すように、連続帳票4を構成する
各帳票1にはバーコード1Aがそれぞれ印刷されてい
る。このバーコード1Aに、グループの名称及び同グル
ープの帳票の供給枚数に関する情報が格納されている。
上記バーコードリーダ43は、このバーコード1Aの情
報を読み取る。
【0040】また、分離部センサ44は、バーコードリ
ーダ43にて読み取られた任意の1のグループの最後の
1枚の帳票1が搬出コンベヤ14へ送給されたときに、
この搬出コンベヤ14を運転して移動させ、次のグルー
プの1枚が送給コンベヤ41から搬出コンベヤ14へ送
り出される前に、この搬出コンベヤ14を止める。この
ようにして、搬出コンベヤ14上に、グループ毎に所定
枚数の帳票1が積み重ねられて分別され、次工程へ搬出
される。
【0041】上記実施例によれば、以下の、、及
びの作用効果を奏する。 帳票供給装置10は、幅方向に複数列の帳票1が連設
されてなる連続帳票4を用いることから、帳票1の総供
給枚数が一定ならば連続帳票4を短くできる。このた
め、連続帳票4を積み重ねた場合にも高さが高くなら
ず、荷崩れを防止できる。然も、連続帳票4を搬送する
ために、この連続帳票4の両側に形成されたマージナル
部8の長さを短くでき、この使用後廃棄されるマージナ
ル部8の長さを短くできる。
【0042】また、幅方向に複数列の帳票が連設され
てなる連続帳票4を用いることから、複数列の帳票1を
一度に印刷できるので、印刷作業の手間が少なく、印刷
作業を容易化できる。
【0043】更に、分離分別機構13の分離部28に
て帳票1を1枚ずつ分離し、この分離分別機構13の分
別部30にて帳票1を所定枚数に分別して供給すること
から、帳票1を容易に必要枚数に分別して供給できる。
この結果、必要供給枚数の変更の度毎に、白紙を供給
し、次工程でこの白紙を抜き取る作業を省くことがで
き、作業の省力化を達成できる。
【0044】また、バッファ部27は、分離部28に
ある帳票1の尻部にバッファ部27内の帳票1の頭部が
寸法tだけ若干重なる状態で、この帳票1を滞留させる
ことから、バッファ部27と分離部28間で、帳票1の
送り出しタイミングや送り出し速度にずれが生じても、
帳票1の端面同士の干渉を防止でき、帳票詰まり等の事
故を未然に防ぐことができる。
【0045】尚、上記実施例では上記搬出コンベヤ14
の1回の移動量は、帳票1の各グループ間の間隔が、帳
票の1枚分以上になる必要はなく、各グループが重なり
合うような移動量であっても良い。然し、望ましくは、
各グループの間隔は帳票1の1枚分以上に設定されるの
が良いので、搬出コンベヤ14の移動中に、分離部28
及び送給部29の各ローラを停止させるようにしても良
い。
【0046】また上記実施例では、分離分別機構13に
おける分別部30において、帳票1に付されたバーコー
ド1Aをバーコードリーダ43で読取り、その読取り情
報に基づいて分別するように構成したが、別途設けたカ
ウンタにて帳票の通過数をカウントし、そのカウント値
に基づいて分別するものであっても良い。
【0047】また、上記実施例では、分離分別機構13
における分離部28において、上方に分離駆動ローラ3
4を配置して、重合状態の複数枚の帳票1のうち、上方
側のものから順次送り出すものを述べたが、図6に示す
ように、分離部駆動ローラ34を下方に、分離部固定ロ
ーラ35を上方にそれぞれ配置して重合状態の帳票1の
うち、下方側のものから順次送り出すようにしても良
い。特にこの場合、先に説明した実施例におけるバッフ
ァローラ31を設けずして、例えば図6に示すように、
上面検出センサ45により残量が少なくなったことが検
出された時にバースタ22を駆動し、バースタ22から
切り出された帳票1を連続駆動される送りローラ46に
より分離部駆動ローラ34と分離部固定ローラ35の前
方まで送り、分離部送込ローラ33上に積層させること
で、バッファ機能を持たせるようにしても良い。尚、送
りローラ46から送り出された帳票1は、先端に重り4
7を付けた減速用のテープ状押え48によって減速され
て積層されるようになっている。
【0048】
【発明の効果】以上のように、本発明に係る帳票供給装
置によれば、帳票が連設されてなる連続帳票を短くでき
るとともに、その印刷作業を容易化でき、更に帳票を容
易に必要枚数に分別して供給できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明に係る帳票供給装置の一実施例
を示す側面図である。
【図2】図2は、図1の帳票供給装置の一部を切欠いて
示す平面図である。
【図3】図3は、図1の分離分別機構を拡大して示す側
面図である。
【図4】図4は、図3のバッファ部を分離部とともに示
す側面図である。
【図5】図5は、図3の分離部を示す側面図である。
【図6】図6は、図1に係る帳票供給装置の変形例を示
す要部側面図である。
【図7】図7は、単列の帳票からなる連続帳票を示す正
面図である。
【図8】図8は、幅方向に2列の帳票が連設されてなる
連続帳票を示す正面図である。
【符号の説明】
1 帳票 1A バーコード 4、6 連続帳票 10 帳票供給装置 11 第1切断機構 12 第2切断機構 13 分離分別機構 14 搬出コンベヤ 16 第1カッタ 22 バースタ 23 端面センサ 26 バーストブレード 27 バッファ部 28 分離部 30 分別部 31 バッファローラ 32 バッファセンサ 34 分離部駆動ローラ 35 分離部固定ローラ 37 分離部第2センサ 43 バーコードリーダ 44 分離部センサ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 幅方向に複数列の帳票が連接されてなる
    連続帳票を第1カッタを用いて各列毎に切断する第1切
    断機構と、この第1切断機構にて切断された連続帳票を
    複数列重ね合せ、この連続帳票を第2カッタを用いて複
    数列重合した状態で各帳票に切断する第2切断機構と、
    バッファ部、分離部及び分別部が順次連設されて上記帳
    票を所定枚ずつ供給する分離分別機構とを有し、 上記バッファ部は、バッファローラによって、複数枚重
    ね合せ状態の帳票を一時滞留させ、上記分離部は、分離
    ローラを用いて、複数枚重ね合せ状態の帳票を一枚ずつ
    分離し、上記分別部は、上記分離部にて分離された帳票
    を所定枚数毎に積み重ねて分別することを特徴とする帳
    票供給装置。
  2. 【請求項2】 上記分離分別機構のバッファ部は、滞留
    させるべき重ね合せ状態の帳票を、その頭部が分離部に
    て分離ローラを通過していない帳票の尻部に重なり合う
    ように滞留させる請求項1に記載の帳票供給装置。
  3. 【請求項3】 幅方向に複数列の帳票が連接されてなる
    連続帳票を第1カッタを用いて各列毎に切断する第1切
    断機構と、この第1切断機構にて切断された連続帳票を
    複数列重ね合わせ、この連続帳票を第2カッタを用いて
    複数列重合した状態で各帳票に切断する第2切断機構
    と、分離部及び分別部が順次連接されて上記帳票を所定
    数ずつ供給する分離分別機構とを有し、 上記分離部は、前記第2切断機構からの複数枚重ね合わ
    せ状態の帳票を一時停留させるバッファ部を有すると共
    に、このバッファ部における帳票を分離ローラを用いて
    一枚ずつ分離し、上記分別部は、上記分離部にて分離さ
    れた帳票を所定枚数毎に積み重ねて分別することを特徴
    とする帳票供給装置。
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