JPH07330190A - 記録装置 - Google Patents

記録装置

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JPH07330190A
JPH07330190A JP14528294A JP14528294A JPH07330190A JP H07330190 A JPH07330190 A JP H07330190A JP 14528294 A JP14528294 A JP 14528294A JP 14528294 A JP14528294 A JP 14528294A JP H07330190 A JPH07330190 A JP H07330190A
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JP
Japan
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paper
paper feed
motor
timing
image
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JP14528294A
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English (en)
Inventor
Yoshinori Endo
好則 遠藤
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Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 駆動モータで用紙の給送及び画像形成部の駆
動を行い、順次給送される複数枚の用紙に連続的に画像
形成する記録装置において、用紙無しが検出されたとき
の後処理動作のためのプログラム処理の負担を軽減す
る。 【構成】 給紙開始指令信号が入力された後、給紙セン
サにより検知されるべきタイミングP1で、用紙が検知
されず、かつ、その時点から3秒経過しても用紙が検知
されない場合に(S1:NO,S2:YES)、用紙無
しと確定し、同時に、異常出力のエラー表示を行う(S
4)。次に、直前に給送された用紙が排出されるタイミ
ングP2を経過した後に(S5)、駆動モータの回転を
停止する(S6)。これにより、排紙チェック処理を行
う必要がなくなり、プログラム処理の負担が軽減され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、1つのモータで用紙の
給送及び画像形成部の駆動を行い、かつ、画像形成部に
て順次給送される複数枚の用紙に連続的に画像形成する
記録装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の記録装置、例えば、電子
写真方式の記録装置においては、感光ドラムを帯電させ
て、レーザ露光により潜像を形成し、現像プロセスを経
て記録紙に転写することで画像形成が行われるようにし
ている。この記録装置を使用して、順次給送される複数
枚の用紙に連続的に画像形成(連続印字)している場合
に、画像形成する用紙が無いと判定された時、その時か
ら所定時間経過して、直前に給送された用紙が排出され
るタイミングで異常出力し、上記感光ドラムの除電動作
を行わずに、モータの回転を直ちに停止させるものがあ
る(特公昭60−27980号公報参照)。
【0003】従来の記憶装置の連続印字時において、用
紙無しが検出された時のタイミングチャートを図6に示
す。同図において、P1は給紙センサがONされるべき
タイミング、P2は排紙センサがOFFされるべきタイ
ミングであり、給紙開始から2秒後あるいはP1から1
秒後に用紙無しを確定し、P2のタイミングで異常出力
し、モータの回転を停止するようにしている。ところ
が、このように動作する記録装置の場合、次の画像形成
動作を開始する前に、感光ドラムを除電するための回転
動作が必要となる。これは余分な回転動作となり、これ
は、時間的に損失があるばかりでなく、感光ドラムの回
転数は感光ドラムの寿命に比例するため、感光ドラムの
早期劣化の原因となる。
【0004】上述した問題点を解決すべく、用紙無しが
判定された後に感光ドラムの除電動作を行い、その後、
直前に画像形成された用紙が排出されたことを確認して
からモータの回転を停止する方式が考えられ、この方式
を用いると、次の使用時に直ちに画像形成動作に入れ、
都合が良い。それに加えて、排紙ローラなどの回転中に
感光ドラムも回転して除電動作を行った後、モータの回
転を停止するので、上述したような、感光ドラムを除電
するための余分な回転動作がなくなり、感光ドラムの早
期劣化を抑えることができる。
【0005】この方式を用いて複数枚の用紙を連続的に
画像形成する場合について、図7のフローチャートを参
照して説明する。給紙開始指令信号が入力されると、給
紙センサがONされたか否かがチェックされる(S5
1)。給紙センサがONされたとき(S51:YE
S)、印字処理が開始される(S52)。また、給紙セ
ンサがONされないとき(S51:NO)、1秒経過し
たか否かがチェックされる(S53)。まだ1秒経過し
ていないとき(S53:NO)、処理はS51に戻る。
そして、給紙センサがONして1秒経過したとき(S5
3:YES)、用紙無しと確定する(S54)。このと
き、直ちに異常出力とはしない。次いで、排紙センサが
ONされているか否かがチェックされる(S55)。排
紙センサがON中は(S55:YES)、前の用紙が残
っていることになる。そして、排紙センサがONされて
いる間に、感光ドラムの除電動作が行われる。次に、直
前に画像形成された用紙の後端が排紙センサを通過し、
排紙センサがOFFされると(S55:NO)、用紙無
しの異常出力が発せられる(S56)。具体的には用紙
無しのエラー表示がされる。排紙センサよりも用紙搬送
方向下流に排紙ローラがあるので、確実に排紙するた
め、排紙センサがOFFしてから1秒経過したか否かを
チェックし(S57)、1秒経過してから(S57:Y
ES)、モータの回転を停止させる(S58)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
方式では、排紙センサによる排紙チェック処理と、排紙
センサによる用紙後端検知からモータの回転停止までの
1秒間を計るタイマとが必要になる。それ故、制御手段
の構成が複雑になり、コストアップの原因になる。ま
た、プログラム容量、RAM容量、処理時間の増加を招
き、プログラム処理の負担が増える。
【0007】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたもので、用紙無しと判定された時、直前に給
送された用紙が排紙部に排出されたことをチェックする
ことなしに、該用紙が排出されるべきタイミングの後で
モータの回転を停止させることにより、排紙チェック処
理を省略して、コストダウンを図り、プログラム処理の
負担を軽減した記録装置を提供することを目的とする。
また、本発明は、電子写真方式の記録装置において、用
紙無しと判定された時、帯電された感光ドラムに対して
除電動作を含む後処理を行ってからモータの回転を停止
させることで、次の画像形成動作の開始前に、除電する
ための感光ドラムの余分な回転動作を行う必要をなくし
て、次の画像形成動作を即座に行えるようにし、かつ、
感光ドラムの早期劣化を抑えた記録装置を提供すること
を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1の発明の記録装置は、モータで用紙の給送及
び画像形成部の駆動を行う駆動機構を有し、給紙部から
複数枚の用紙を連続的に画像形成部に給送し、該画像形
成部により用紙に対して画像形成した後、用紙を排紙部
に順次排出する記録装置であって、給紙部から給紙され
る用紙を検知する給紙センサと、給紙開始指令信号が入
力された後、給紙センサにより用紙が検知されるべきタ
イミングで用紙が検知されなかった時、その時から所定
時間後に用紙無しと判定する用紙無し判定手段と、用紙
無し判定手段により用紙無しと判定されたとき、直前に
給送された用紙が画像形成部を経て排紙部に排出される
タイミングの後でモータの回転を停止させるモータ回転
制御手段とを備えたものである。
【0009】また、請求項2の発明の記録装置は、請求
項1記載の記録装置において、画像形成部が、帯電させ
た感光ドラム上に潜像を形成し、この潜像をトナー像に
現像し、このトナー像を用紙に対して転写することで画
像形成するものであって、用紙無し判定手段により用紙
無しと判定された時からモータ回転制御手段によるモー
タの回転停止までの時間で、帯電された感光ドラムに対
して除電動作を含む後処理を行うようにしたものであ
る。更に、請求項3の発明の記録装置は、請求項1又は
請求項2記載の記録装置において、用紙無し判定手段に
より用紙無しと判定された時、異常出力の表示を行うよ
うにしたものである。
【0010】
【作用】上記構成を有する請求項1の発明の記録装置に
よれば、給紙開始指令信号が入力された後、給紙部から
給紙される用紙が給紙センサにより検知されるべきタイ
ミングで用紙が検知されなかった時、所定時間経過した
後に用紙無し判定手段により用紙無しと判定される。こ
の判定時に、異常出力の表示を行うようにしてもよい。
その後、直前に給送された用紙が画像形成部を経て排紙
部に排出されるタイミングの後に、モータ回転制御手段
によりモータの回転が停止される。従って、モータの回
転を停止しても、直前に画像形成された用紙が装置内に
とり残されることがない。また、請求項2の発明の記録
装置においては、用紙無し判定手段による用紙無しの判
定時からモータの回転停止までの時間で、帯電された感
光ドラムに対して除電動作を含む後処理を行うことによ
り、次回に画像形成動作を行うときに、感光ドラムの除
電動作を行う必要がなくなる。更に、請求項3の発明の
記録装置においては、用紙無し判定手段により用紙無し
と判定された時、異常出力を表示する。
【0011】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例について
図面を参照して説明する。図1はレーザプリンタ1の概
略側断面図である。レーザプリンタ1は、本体ケース2
内に、記録プロセスユニット3、定着ユニット4及びレ
ーザスキャナユニット5などが内蔵され、本体ケース2
の上面には給紙カセット6が着脱自在にセットされる。
また、本体ケース2の前面には排紙トレイ7がセットさ
れる。記録プロセスユニット3には、感光体ドラム8
と、転写ローラ9と、現像ローラ17と、感光体ドラム
8に対向して、感光体ドラム8を帯電させるための帯電
器10が設けられている。また、定着ユニット4は、加
熱ローラ11と押圧ローラ12とを有し、レーザスキャ
ナユニット5は、レーザ発光部30と、スキャナモータ
13と、レンズ14と、反射鏡15とを有している。
【0012】さらに、記録プロセスユニット3に隣接し
て現像装置16が設けられ、この現像装置16には感光
体ドラム8に対向して現像ローラ17が配置され、ま
た、現像ローラ17に供給するトナーを収納したトナー
カートリッジ18が装着される。給紙カセット6から搬
出される用紙Pの搬送路に沿って、給紙ローラ19及び
分離パッド20、一対の搬送ローラ21、一対の排紙ロ
ーラ22などが配設されている。さらに、本体ケース2
内には、電源ユニット23、制御回路基板24、レーザ
駆動回路基板25などが配設されている。1つの駆動モ
ータ49(図3参照)で、給紙ローラ19や搬送ローラ
21などを駆動させて用紙Pを給送する動作と、感光体
ドラム8などの画像形成部を駆動させる動作とが行われ
る。
【0013】次に、上記構成のレーザプリンタ1による
プリント動作を説明する。用紙Pは、給紙カセット6か
ら給紙ローラ19によって搬出され、搬送ローラ21に
より感光体ドラム8と転写ローラ9との間に搬入され
る。一方、レーザスキャナユニット5は図示しないパソ
コンから伝送された画像データに基づいて、感光体ドラ
ム8に対してレーザビームを照射し、感光体ドラム8上
に潜像を形成する。この潜像は現像装置16によりトナ
ー像に現像され、転写ローラ9により用紙P上に転写さ
れる。用紙P上に転写された画像は定着ユニット4によ
り定着され、用紙Pは排紙ローラ22によって排紙トレ
イ7に排出される。このレーザプリンタ1において、連
続印字時には、給紙カセット6から複数枚の用紙Pが1
枚ずつ連続的に搬出され、上述したように画像形成され
て、排紙トレイ7に順次排出される。
【0014】図2はレーザプリンタ1の給紙部付近及び
排紙部付近のブロック構成図である。レーザプリンタ1
の給紙部付近には、記録媒体である用紙Pを供給する給
紙カセット6と、給紙ローラ19と、給紙ソレノイド3
1と、給紙カセット6から給紙される用紙Pを検知する
給紙センサ32と、給紙用のレジストクラッチ33と、
搬送ローラ21とが設けられている。給紙ソレノイド3
1は、給紙カセット6にセットされた用紙Pを1枚ずつ
搬出する断面D型状の給紙ローラ19の回転を開始させ
るためのソレノイドである。前記駆動モータが回転して
いる状態で、給紙ソレノイド31に所定時間(例えば
0.2秒間)だけ電流を流すことにより、図示しない爪
がクラッチ機構から外れて、駆動モータ49の駆動力が
伝達されるようになり、D型給紙ローラ19が約3秒間
で1回転すると、再び爪がクラッチ機構と係合して駆動
モータ49の駆動力の伝達が切られることによって給紙
ローラ19は停止する。この1回転によって1枚の用紙
Pだけが搬出され、この用紙Pは給紙センサ32を通過
して、搬送ローラ21に付き当てられ、更に所定時間
後、搬送ローラ21に挟まれ搬送される。
【0015】レジストクラッチ33は、用紙Pの角度ず
れを修正するための搬送ローラ21を停止するクラッチ
である。給紙ローラ19により給紙された用紙Pが給紙
センサ32を通過してから所定時間後、レジストクラッ
チ33に所定時間電流を流すことにより、駆動モータ4
9の駆動力が遮断されて搬送ローラ21の回転が停止さ
れる。用紙Pの角度ずれが修正されるタイミングでレジ
ストクラッチ33の電流を遮断し、搬送ローラ21を回
転させて、印字のための搬送を開始する。また、レーザ
プリンタ1の排紙部付近には、排紙トレイ7に排出され
る用紙Pを検知する排紙センサ34と、排紙トレイ7に
排出させるための一対の排紙ローラ22とを設けてい
る。給紙カセット6は本体ケース2の上方にあり、か
つ、給紙カセット6から給紙センサ32までの距離を短
く設定しているので、給紙センサ32によって給紙カセ
ット6から給紙される用紙Pを検知することができ、給
紙カセット6に収納される用紙Pの有無も検出すること
ができる。
【0016】次に、本レーザプリンタ1の制御部につい
て図3を参照して説明する。制御部は、全体の制御を行
うマイクロプロセッサであるCPU41と、CPU41
により実行される各種プログラムを記憶させたROM4
2と、時間を計時するタイマ43や各種データを記憶す
るメモリなどからなるRAM44等から構成されてい
る。また、CPU41には、前記ROM42、RAM4
4、給紙センサ32、排紙センサ34が接続されている
他、各駆動回路45〜48を介して、駆動モータ49、
給紙ソレノイド31、帯電器10、レーザ発光部30が
それぞれ接続されている。更に、CPU41には、図示
しないパソコン等の外部装置からデータを受け取るイン
ターフェース50が接続されている。なお、駆動モータ
49は、図示しない伝達機構を介して、給紙ローラ1
9、搬送ローラ21、感光体ドラム8、加熱ローラ1
1、排紙ローラ22等を回転駆動する。
【0017】次に、このように構成されたレーザプリン
タ1における用紙検出処理のタイミングチャートについ
て図4を参照して説明する。まず、印字制御処理が開始
されると、駆動モータ49が回転駆動され、給紙開始指
令がなされると、給紙ソレノイド31がONされ、爪が
クラッチ機構から外れて駆動モータ49の駆動力が給紙
ローラ19に伝達されるようになり、給紙カセット6か
ら用紙Pが1枚ずつ給紙される。その後、給紙カセット
6から給紙される用紙Pは、先端がタイミングP1にて
給紙センサ32まで達し、給紙センサ32がONされ
る。そして、駆動モータ49の回転に基づいて、搬送ロ
ーラ21、感光体ドラム8等が回転するので、用紙Pは
印字されつつ送られる。すると、その用紙Pの先端が排
紙センサ34に達して排紙センサ34がONとなり、さ
らに用紙Pが送られると用紙Pの後端が排紙センサ34
を通過して(排紙センサ34がOFF)、用紙Pが排紙
トレイ7に排出される。図4に示すタイミングP2は、
前記タイミングP1にて給紙センサ32のONする用紙
Pよりも1つ前に給紙された用紙の後端が通過すること
により、排紙センサ34がOFFになるタイミングを示
すものである。なお、これらタイミングP1,P2は、
レーザプリンタ1の構造及び用紙サイズにより決定され
る値である。
【0018】また、タイミングP1で、給紙センサ32
により用紙Pが検知されなかったとき、その時から所定
時間(例えば、2秒、図4の1目盛は1秒を示す)経過
した後のタイミングAで、用紙無しと確定されると同時
に、異常出力のエラー表示が行われる。そして、直前に
給紙された用紙Pが排紙ローラ22により排紙トレイ7
に排出されるタイミングP2の後に、タイミングBにて
制御回路基板24に設けられたCPU41により駆動モ
ータ49の回転が停止される。以上述べたような各タイ
ミングに設定するためには、駆動モータ49の回転を停
止するタイミングBから逆算して、1秒前にタイミング
P2がくるようにし、また、5秒前にタイミングP1が
くるように設定すればよい。そして、タイミングP1か
ら2秒後にタイミングAを設定すればよい。そして、こ
れらの各タイミングはROM42に格納されている。
【0019】なお、用紙無しと確定されるタイミングA
から、駆動モータ49の回転が停止されるタイミングB
までの時間は、この例では3秒間であって、この間に帯
電された感光体ドラム8に対して除電動作を含む後処理
を行う。このように、用紙無し判定時、感光体ドラム8
の除電動作を行うことにより、次回に画像形成動作を行
う前に感光体ドラム8を除電する必要がなくなり、次回
の画像形成動作を即座に行えるようになる。さらに、排
紙ローラ22などの回転中に感光体ドラム8も回転して
除電動作を行った後、駆動モータ49の回転を停止する
ので、除電のための感光体ドラム8の余分な回転動作を
なくすことができ、感光体ドラム8の早期劣化を防止す
ることができる。
【0020】次に、このように構成されたレーザプリン
タ1における給紙開始から駆動モータの回転停止までの
動作について図5を参照して説明する。まず、印字制御
処理の開始に伴い、駆動モータ49が回転する。そし
て、給紙開始指令がなされると、給紙ソレノイド31が
ONされ、爪がクラッチ機構から外れて駆動モータ49
の駆動力が給紙ローラ19に伝達される。また、給紙開
始指令に伴って、タイマ43がリセットされて計時され
る。一方、給紙開始指令が出されると、給紙センサ32
がONされたか否かが判断される(S1)。タイマ43
がタイミングP1(1秒)に達していないときは、給紙
センサ32はOFF状態であり(S1:NO)、給紙開
始指令後3秒経過したか否かがタイマ43に基づいて判
定される(S2)。そして、給紙センサ32がONされ
るか(S1:YES)、あるいは給紙開始指令から3秒
経過する(S2:YES)までは、前記S1及びS2を
繰り返し実行する。
【0021】その後、タイミングP1になると、通常は
給紙センサ32がONされるので(S1:YES)、印
字処理(S3)が可能になる。また、タイミングP1に
なっても給紙センサ32がONしないときには、給紙カ
セット6での用紙Pのセット状態や給紙ローラ19と用
紙Pとの摩擦度合等を考慮して、直ちに「用紙無し」と
は判定しない。さらに、時間が経過して、給紙開始指令
から3秒(タイミングA)経過しても給紙センサ32が
ONされない場合には(S1:NO,S2:YES)、
始めて「用紙無し」が確定されると同時に、異常出力
(用紙ジャム)のエラー表示が行われる(S4)。次い
で、除電動作処理を含む後処理のため、そのまま3秒間
駆動モータ49を回転させつづけ、感光体ドラム8の表
面電位をクリア(除電動作)した後(S5)、タイミン
グBで駆動モータ49の回転を停止させる(S6)。こ
のとき、直前に給紙された用紙Pは、タイミングP2で
排紙センサ34を通過しているので、従来技術のよう
に、給紙部分での用紙ジャムの場合に必要とされた、排
紙センサ34による直前の用紙の排出の確認処理が必要
なくなるので、判断処理のための構成を簡素化できて、
コストダウンが図れ、プログラム容量、RAM容量、処
理時間の増加を抑え、プログラム処理の負担を軽減する
ことができる。また、本発明の用紙無し判定手段はCP
U41から構成され、図5のS1,S2及びS4に相当
し、また、モータ回転制御手段はCPU41から構成さ
れ、図5のS5及びS6に相当する。
【0022】なお、本発明は上記実施例に限られず種々
の変形が可能であり、上記レーザプリンタに限られず、
その他の種類のプリンタ、コピー、ファクシミリなどの
記録装置であってもよい。また、図4において説明した
タイミングP1,P2は、上記レーザプリンタの構造に
より決定される値であって、レーザプリンタの構造に応
じて種々の適正値をとり得る。また、上記実施例におい
ては、「用紙無し」の判断の時間的起点を給紙開始指令
がなされた時にしているが、その起点を実際に給紙ロー
ラ19が回転し始める時にしてもよい。さらに、1つの
モータで各ローラを駆動していたが、複数のモータで駆
動制御するようにしてもよい。
【0023】
【発明の効果】以上のように請求項1の発明の記録装置
によれば、給紙部から給紙される用紙が給紙センサによ
り検知されるべきタイミングで用紙が検知されなかった
時、その時から所定時間後に用紙無しと判定し、直前に
給送された用紙が排紙部に排出されるタイミングの後
に、排紙チェックすることなしに、モータの回転を停止
する。従って、モータの回転を停止しても、直前に給送
された用紙が装置内にとり残されることがない。さら
に、排紙チェック処理を省略できるので、コストダウン
が図れ、プログラム処理の負担を軽減することができ
る。
【0024】また、請求項2の発明の記録装置によれ
ば、用紙無しの判定時からモータの回転停止までの時間
で、帯電された感光ドラムに対して除電動作を含む後処
理を行うので、次回に画像形成動作を行う前に、感光ド
ラムの除電動作を行う必要がなくなり、次回の画像形成
動作を即座に行える。また、従来は、感光ドラムを除電
するために感光ドラムの回転動作を余分に行わなければ
ならなかったのに対して、本発明の記録装置によれば、
排紙ローラなどの回転中に感光ドラムも回転して除電動
作を行った後、モータの回転を停止するので、余分な回
転動作が不必要になり、感光ドラムの早期劣化を防止す
ることができる。さらに、請求項3の発明の記録装置に
よれば、用紙無し判定時に、異常出力の表示を行うの
で、ユーザが用紙無しを早期に知ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるレーザプリンタの概略
側断面図である。
【図2】レーザプリンタの給紙部付近及び排紙部付近の
ブロック構成図である。
【図3】レーザプリンタの制御部を示すブロック図であ
る。
【図4】用紙無し時における各処理のタイミングを示し
たタイミングチャートである。
【図5】給紙開始指令からモータ回転停止までの動作の
手順を示すフローチャートである。
【図6】従来の用紙無し時における各処理のタイミング
を示したタイミングチャートである。
【図7】従来の給紙開始指令からモータ回転停止までの
動作の手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】 1 レーザプリンタ 8 感光体ドラム 32 給紙センサ 34 排紙センサ 41 CPU 42 ROM 43 タイマ 49 駆動モータ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータで用紙の給送及び画像形成部の駆
    動を行う駆動機構を有し、給紙部から複数枚の用紙を連
    続的に画像形成部に給送し、該画像形成部により前記用
    紙に対して画像形成した後、前記用紙を排紙部に順次排
    出する記録装置において、 前記給紙部から給紙される用紙を検知する給紙センサ
    と、 給紙開始指令信号が入力された後、前記給紙センサによ
    り前記用紙が検知されるべきタイミングで前記用紙が検
    知されなかった時、その時から所定時間後に用紙無しと
    判定する用紙無し判定手段と、 前記用紙無し判定手段により用紙無しと判定されたと
    き、直前に給送された用紙が前記画像形成部を経て前記
    排紙部に排出されるタイミングの後で前記モータの回転
    を停止させるモータ回転制御手段とを備えたことを特徴
    とする記録装置。
  2. 【請求項2】 前記画像形成部は、帯電させた感光ドラ
    ム上に潜像を形成し、この潜像をトナー像に現像し、こ
    のトナー像を前記用紙に対して転写することで画像形成
    するものであって、 前記用紙無し判定手段により用紙無しと判定された時か
    ら前記モータ回転制御手段によるモータの回転停止まで
    の時間で、帯電された前記感光ドラムに対して除電動作
    を含む後処理を行うようにしたことを特徴とする請求項
    1記載の記録装置。
  3. 【請求項3】 前記用紙無し判定手段により用紙無しと
    判定された時、異常出力の表示を行うようにしたことを
    特徴とする請求項1又は請求項2記載の記録装置。
JP14528294A 1994-06-03 1994-06-03 記録装置 Pending JPH07330190A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14528294A JPH07330190A (ja) 1994-06-03 1994-06-03 記録装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14528294A JPH07330190A (ja) 1994-06-03 1994-06-03 記録装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07330190A true JPH07330190A (ja) 1995-12-19

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ID=15381541

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JP14528294A Pending JPH07330190A (ja) 1994-06-03 1994-06-03 記録装置

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JP (1) JPH07330190A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003087493A (ja) * 2001-09-07 2003-03-20 Canon Electronics Inc 画像読取装置、その制御方法、およびプログラム

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JP2003087493A (ja) * 2001-09-07 2003-03-20 Canon Electronics Inc 画像読取装置、その制御方法、およびプログラム

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