JPH0732988U - 電気機器のレ−ルへの固定構造 - Google Patents
電気機器のレ−ルへの固定構造Info
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- JPH0732988U JPH0732988U JP6962393U JP6962393U JPH0732988U JP H0732988 U JPH0732988 U JP H0732988U JP 6962393 U JP6962393 U JP 6962393U JP 6962393 U JP6962393 U JP 6962393U JP H0732988 U JPH0732988 U JP H0732988U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 電気機器をレ−ルに固定する構造において、
電気機器に装着固定する固定具をワンタッチで組込み可
能とし、スプリング部品を使用せずに固定具自体でスプ
リング性を持たせて、電気機器への固定具の組立作業性
を改善し、スプリング部品を省略してコストダウンを計
ったものである。 【構成】 電気機器の上、下面に形成した孔と、該孔内
部両側に形成した受部に固定具の保持部を戴置し、前記
固定部の基部両側に形成した回転軸部と、該回転軸部は
孔内部の凹部に▲かん▼合し、前記固定具の基部中間部
内側に形成した係止部と前記回転軸部は前記係止部より
右方に位置させた構成を有する。
電気機器に装着固定する固定具をワンタッチで組込み可
能とし、スプリング部品を使用せずに固定具自体でスプ
リング性を持たせて、電気機器への固定具の組立作業性
を改善し、スプリング部品を省略してコストダウンを計
ったものである。 【構成】 電気機器の上、下面に形成した孔と、該孔内
部両側に形成した受部に固定具の保持部を戴置し、前記
固定部の基部両側に形成した回転軸部と、該回転軸部は
孔内部の凹部に▲かん▼合し、前記固定具の基部中間部
内側に形成した係止部と前記回転軸部は前記係止部より
右方に位置させた構成を有する。
Description
【0001】
本考案は、制御盤等の盤内で電気機器を固定するために使用する電気機器のレ −ルへの固定構造に関するものである。
【0002】
従来実施されている電気機器のレ−ルへの固定構造の例として図5に示すもの があるが、この構造は電気機器本体1aに設けた凹溝2aに設置したスプリング 3aの力で付勢した▲しゅう▼動子4aをレ−ル5aに係合させる構造を有して いた。この構造では、組立時のスプリング3aの装着作業に手間がかかると共に 、スプリング3aを使用するために部品点数がよけいに必要となる欠点があった 。
【0003】
上記の如く、従来は電気機器の固定のためにスプリングを必要としていたため に発生していた部品点数が多く、組立にくい点を改良するために、固定具を電気 機器本体にワンタッチで組込み可能とし、固定具自身でスプリング作用を持たせ たものである。
【0004】
本考案は、電気機器の上、下面に形成した孔と、該孔の円形両側壁部に形成し た受部と、該受部に戴置する保持部を有する固定具と、該固定具の基部上部両側 に形成した回転軸部と、該回転軸部の内方外側に基部より突出形成した前記保持 部と前記固定部の基部の略中間部内側に形成した係止部と、該係止部の反対側で 基部の底部に形成した引外部と、前記回転軸部は前記係止部より右方に位置させ た構造を有するものである。
【0005】
【考案の作用】 本考案は、電気機器にワンタッチで固定具を組立可能とし、固定具自体でスプ リング作用を持たせることができる。
【0006】
図2〜図4に基づいて説明すると、1は電気機器でレ−ル2に固定され、3は 固定具で電気機器1の底部一方側に組込み保持され、固定具3に対向して電気機 器1の底部他方側に固定部4を形成している。
【0007】 固定具3は図4に示す如く、上部両側に回転軸部5、5を形成し、6、6は保 持部で回転軸部5、5の内側一方に基部7より突出して形成し、9は基部7の略 中間部一方側に形成したレ−ル係合部で、レ−ル係合部9の下部反対側には引外 部10が形成されている。
【0008】 11は電気機器1の底部に有する孔、12、12は孔11の内部両側に形成し た凹部、13、13は凹部12、12に連続して形成した受部で固定具3の保持 部6、6が戴置係止する。14、14は側壁部で孔11の凹部12、12を形成 し、受部13、13の側方に対向して形成され、15、15は側壁部に設けた溝 で固定具3の回転軸部5、5が挿入可能となっている。
【0009】 次に固定具3を電気機器1の孔11より装着する方法について図1により説明 すると、(イ)の状態で固定具3の引外し部10を左上に傾斜させて孔11に挿 入し、(ロ)に示す如く回転軸部5、5を凹部12、12に▲かん▼合し、受部 13、13の上部に保持部6、6を位置した状態とし、(ハ)に示す如く保持部 6、6を受部13、13に戴置する如く引外し部10を湾曲させて、同時に回転 軸部5、5が凹部12、12に▲かん▼合した状態で(ニ)の如く固定具3が電 気機器1に装着固定される。
【0010】 次にレ−ル2に電気機器1を固定する状態を図2により説明すると、(イ)の 如く電気機器1の固定部4をレ−ル2の他方の固定係止部8に係合した状態で上 方より電気機器1をレ−ル2に押圧すると、(ロ)の如く固定具3が回転軸部5 、5を支点に時計方向に回転し、(ハ)の如くレ−ル2の一方のレ−ル係止部8 が固定具3のレ−ル係合部9に入り込み、▲かん▼合状態となり電気機器1がレ −ル2に固定される。この時は、(ニ)に示す如くレ−ル2に固定具3を係合し た状態では、回転軸部5、5を支点に反時計方向の力が固定具3のレ−ル係合部 9に入り込み、電気機器1がレ−ル2に確実に固定できる。
【0011】 次に電気機器1をレ−ル2より外す状態について図3に基づいて説明すると、 電気機器1がレ−ル2に固定されている(イ)の状態から、(ロ)の如く電気機 器1の他方の係合点を支点に時計方向に回転するように引外すと、固定具3の弾 性に固定具3のレ−ル係合部9がレ−ル2の固定停止部8から外れ、(ハ)、( ニ)の如く電気機器1がレ−ル2から外すことができる。
【0012】 図4に示す如く、電気機器1の上面部の孔11の両側の側壁部14、14に設 けた溝15、15に固定具3の回転軸部5、5を挿入すれば、電気機器1の底部 の孔11より固定具3を挿入したのと同様に固定具3を電気機器1に装着できる 。
【0013】
本考案は、以上の如く電気機器に装着した固定具に設けた回転軸部と保持部を 電気機器の凹部と受部で保持する構造とし、電気機器をレ−ルに装着した状態で は、固定具とレ−ルの係合点より固定具の回転軸部の支点が右側に位置させたの で、電気機器のレ−ルの固定が確実であり、固定具は電気機器にワンタッチで組 立ができ、固定具以外に電気機器固定のための部品を使用していないので、電気 機器の固定具の組立が容易でコスト低減を計ることができる。
【図1】電気機器に固定具を装着する状態を説明する
図。
図。
【図2】電気機器をレ−ルに固定する状態を説明する
図。
図。
【図3】電気機器をレ−ルから外す状態を説明する図。
【図4】電気機器と固定具の要部を示す分解斜視図。
【図5】従来の電気機器のレ−ルへの固定構造の図。
1 電気機器 2 レ−ル3 固定具 4 固定部 5、5 回転軸部 6、6 保持部 7 基部 8 固定係止部 9 レ−ル係合部 10 引外部 11 孔 12、12 凹部 13、13 受部 14、14 側壁部 15、15 溝
Claims (2)
- 【請求項1】 電気機器の底部一方に形成し、レ−ルの
固定係止部に係合する固定部と、該固定部に対向する電
気機器の底部に形成した孔と、該孔内部の両側壁部に形
成した凹部と、該凹部の外方内側に形成した受部と、該
受部に戴置する保持部を有する固定具と、該固定具基部
の上部両側に形成した回転軸部と、該回転軸部の内方外
側に基部より突出形成した前記保持部と、前記固定具基
部の側方略中間部に形成したレ−ル係合部と、該レ−ル
係合部の反対側で基部底部に形成した引外部と、前記固
定具の回転軸部は前記凹部に▲かん▼合すると共に前記
レ−ル係止部より右方に位置させた電気機器のレ−ルへ
の固定構造。 - 【請求項2】 電気機器の上部に設けた孔内部両側の側
壁部と、該側壁部に設けた溝に固定具の回転軸部が挿入
可能とした請求項1記載の電気機器のレ−ルへの固定構
造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993069623U JP2510504Y2 (ja) | 1993-12-01 | 1993-12-01 | 電気機器のレ−ルへの固定構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993069623U JP2510504Y2 (ja) | 1993-12-01 | 1993-12-01 | 電気機器のレ−ルへの固定構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0732988U true JPH0732988U (ja) | 1995-06-16 |
JP2510504Y2 JP2510504Y2 (ja) | 1996-09-11 |
Family
ID=13408190
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993069623U Expired - Fee Related JP2510504Y2 (ja) | 1993-12-01 | 1993-12-01 | 電気機器のレ−ルへの固定構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2510504Y2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013514634A (ja) * | 2009-12-17 | 2013-04-25 | フェニックス コンタクト ゲーエムベーハー ウント コムパニー カーゲー | モジュールユニットを支持レールに固定するための装置 |
JP6444576B1 (ja) * | 2018-04-06 | 2018-12-26 | 三菱電機株式会社 | 電気機器筐体及び電気機器 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0242485U (ja) * | 1988-09-19 | 1990-03-23 |
-
1993
- 1993-12-01 JP JP1993069623U patent/JP2510504Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0242485U (ja) * | 1988-09-19 | 1990-03-23 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013514634A (ja) * | 2009-12-17 | 2013-04-25 | フェニックス コンタクト ゲーエムベーハー ウント コムパニー カーゲー | モジュールユニットを支持レールに固定するための装置 |
JP6444576B1 (ja) * | 2018-04-06 | 2018-12-26 | 三菱電機株式会社 | 電気機器筐体及び電気機器 |
WO2019193767A1 (ja) * | 2018-04-06 | 2019-10-10 | 三菱電機株式会社 | 電気機器筐体及び電気機器 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2510504Y2 (ja) | 1996-09-11 |
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---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |