JP2510504Y2 - 電気機器のレ−ルへの固定構造 - Google Patents
電気機器のレ−ルへの固定構造Info
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- JP2510504Y2 JP2510504Y2 JP1993069623U JP6962393U JP2510504Y2 JP 2510504 Y2 JP2510504 Y2 JP 2510504Y2 JP 1993069623 U JP1993069623 U JP 1993069623U JP 6962393 U JP6962393 U JP 6962393U JP 2510504 Y2 JP2510504 Y2 JP 2510504Y2
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- Japan
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- rail
- electric device
- fixture
- fixing
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、制御盤等の盤内で電気
機器を固定するために使用する電気機器のレ−ルへの固
定構造に関するものである。
機器を固定するために使用する電気機器のレ−ルへの固
定構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来実施されている電気機器のレ−ルへ
の固定構造の例として図5に示すものがあるが、この構
造は電気機器本体1aに設けた凹溝2aに設置したスプ
リング3aの力で付勢した▲しゅう▼動子4aをレ−ル
5aに係合させる構造を有していた。この構造では、組
立時のスプリング3aの装着作業に手間がかかると共
に、スプリング3aを使用するために部品点数がよけい
に必要となる欠点があった。
の固定構造の例として図5に示すものがあるが、この構
造は電気機器本体1aに設けた凹溝2aに設置したスプ
リング3aの力で付勢した▲しゅう▼動子4aをレ−ル
5aに係合させる構造を有していた。この構造では、組
立時のスプリング3aの装着作業に手間がかかると共
に、スプリング3aを使用するために部品点数がよけい
に必要となる欠点があった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上記の如く、従来は電
気機器の固定のためにスプリングを必要としていたため
に発生していた部品点数が多く、組立にくい点を改良す
るために、固定具を電気機器本体にワンタッチで組込み
可能とし、固定具自身でスプリング作用を持たせたもの
である。
気機器の固定のためにスプリングを必要としていたため
に発生していた部品点数が多く、組立にくい点を改良す
るために、固定具を電気機器本体にワンタッチで組込み
可能とし、固定具自身でスプリング作用を持たせたもの
である。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案は、電気機器の
上、下面に形成した孔と、該孔の円形両側壁部に形成し
た受部と、該受部に戴置する保持部を有する固定具と、
該固定具の基部上部両側に形成した回転軸部と、該回転
軸部の内方外側に基部より突出形成した前記保持部と前
記固定部の基部の略中間部内側に形成した係止部と、該
係止部の反対側で基部の底部に形成した引外部と、前記
回転軸部は前記係止部より右方に位置させた構造を有す
るものである。
上、下面に形成した孔と、該孔の円形両側壁部に形成し
た受部と、該受部に戴置する保持部を有する固定具と、
該固定具の基部上部両側に形成した回転軸部と、該回転
軸部の内方外側に基部より突出形成した前記保持部と前
記固定部の基部の略中間部内側に形成した係止部と、該
係止部の反対側で基部の底部に形成した引外部と、前記
回転軸部は前記係止部より右方に位置させた構造を有す
るものである。
【0005】
【考案の作用】本考案は、電気機器にワンタッチで固定
具を組立可能とし、固定具自体でスプリング作用を持た
せることができる。
具を組立可能とし、固定具自体でスプリング作用を持た
せることができる。
【0006】
【実施例】図2〜図4に基づいて説明すると、1は電気
機器でレ−ル2に固定され、3は固定具で電気機器1の
底部一方側に組込み保持され、固定具3に対向して電気
機器1の底部他方側に固定部4を形成している。
機器でレ−ル2に固定され、3は固定具で電気機器1の
底部一方側に組込み保持され、固定具3に対向して電気
機器1の底部他方側に固定部4を形成している。
【0007】固定具3は図4に示す如く、上部両側に回
転軸部5、5を形成し、6、6は保持部で回転軸部5、
5の内側一方に基部7より突出して形成し、9は基部7
の略中間部一方側に形成したレ−ル係合部で、レ−ル係
合部9の下部反対側には引外部10が形成されている。
転軸部5、5を形成し、6、6は保持部で回転軸部5、
5の内側一方に基部7より突出して形成し、9は基部7
の略中間部一方側に形成したレ−ル係合部で、レ−ル係
合部9の下部反対側には引外部10が形成されている。
【0008】11は電気機器1の底部に有する孔、1
2、12は孔11の内部両側に形成した凹部、13、1
3は凹部12、12に連続して形成した受部で固定具3
の保持部6、6が戴置係止する。14、14は側壁部で
孔11の凹部12、12を形成し、受部13、13の側
方に対向して形成され、15、15は側壁部に設けた溝
で固定具3の回転軸部5、5が挿入可能となっている。
2、12は孔11の内部両側に形成した凹部、13、1
3は凹部12、12に連続して形成した受部で固定具3
の保持部6、6が戴置係止する。14、14は側壁部で
孔11の凹部12、12を形成し、受部13、13の側
方に対向して形成され、15、15は側壁部に設けた溝
で固定具3の回転軸部5、5が挿入可能となっている。
【0009】次に固定具3を電気機器1の孔11より装
着する方法について図1により説明すると、(イ)の状
態で固定具3の引外し部10を左上に傾斜させて孔11
に挿入し、(ロ)に示す如く回転軸部5、5を凹部1
2、12に▲かん▼合し、受部13、13の上部に保持
部6、6を位置した状態とし、(ハ)に示す如く保持部
6、6を受部13、13に戴置する如く引外し部10を
湾曲させて、同時に回転軸部5、5が凹部12、12に
▲かん▼合した状態で(ニ)の如く固定具3が電気機器
1に装着固定される。
着する方法について図1により説明すると、(イ)の状
態で固定具3の引外し部10を左上に傾斜させて孔11
に挿入し、(ロ)に示す如く回転軸部5、5を凹部1
2、12に▲かん▼合し、受部13、13の上部に保持
部6、6を位置した状態とし、(ハ)に示す如く保持部
6、6を受部13、13に戴置する如く引外し部10を
湾曲させて、同時に回転軸部5、5が凹部12、12に
▲かん▼合した状態で(ニ)の如く固定具3が電気機器
1に装着固定される。
【0010】次にレ−ル2に電気機器1を固定する状態
を図2により説明すると、(イ)の如く電気機器1の固
定部4をレ−ル2の他方の固定係止部8に係合した状態
で上方より電気機器1をレ−ル2に押圧すると、(ロ)
の如く固定具3が回転軸部5、5を支点に時計方向に回
転し、(ハ)の如くレ−ル2の一方のレ−ル係止部8が
固定具3のレ−ル係合部9に入り込み、▲かん▼合状態
となり電気機器1がレ−ル2に固定される。この時は、
(ニ)に示す如くレ−ル2に固定具3を係合した状態で
は、回転軸部5、5を支点に反時計方向の力が固定具3
のレ−ル係合部9に入り込み、電気機器1がレ−ル2に
確実に固定できる。
を図2により説明すると、(イ)の如く電気機器1の固
定部4をレ−ル2の他方の固定係止部8に係合した状態
で上方より電気機器1をレ−ル2に押圧すると、(ロ)
の如く固定具3が回転軸部5、5を支点に時計方向に回
転し、(ハ)の如くレ−ル2の一方のレ−ル係止部8が
固定具3のレ−ル係合部9に入り込み、▲かん▼合状態
となり電気機器1がレ−ル2に固定される。この時は、
(ニ)に示す如くレ−ル2に固定具3を係合した状態で
は、回転軸部5、5を支点に反時計方向の力が固定具3
のレ−ル係合部9に入り込み、電気機器1がレ−ル2に
確実に固定できる。
【0011】次に電気機器1をレ−ル2より外す状態に
ついて図3に基づいて説明すると、電気機器1がレ−ル
2に固定されている(イ)の状態から、(ロ)の如く電
気機器1の他方の係合点を支点に時計方向に回転するよ
うに引外すと、固定具3の弾性に固定具3のレ−ル係合
部9がレ−ル2の固定停止部8から外れ、(ハ)、
(ニ)の如く電気機器1がレ−ル2から外すことができ
る。
ついて図3に基づいて説明すると、電気機器1がレ−ル
2に固定されている(イ)の状態から、(ロ)の如く電
気機器1の他方の係合点を支点に時計方向に回転するよ
うに引外すと、固定具3の弾性に固定具3のレ−ル係合
部9がレ−ル2の固定停止部8から外れ、(ハ)、
(ニ)の如く電気機器1がレ−ル2から外すことができ
る。
【0012】図4に示す如く、電気機器1の上面部の孔
11の両側の側壁部14、14に設けた溝15、15に
固定具3の回転軸部5、5を挿入すれば、電気機器1の
底部の孔11より固定具3を挿入したのと同様に固定具
3を電気機器1に装着できる。
11の両側の側壁部14、14に設けた溝15、15に
固定具3の回転軸部5、5を挿入すれば、電気機器1の
底部の孔11より固定具3を挿入したのと同様に固定具
3を電気機器1に装着できる。
【0013】
【考案の効果】本考案は、以上の如く電気機器に装着し
た固定具に設けた回転軸部と保持部を電気機器の凹部と
受部で保持する構造とし、電気機器をレ−ルに装着した
状態では、固定具とレ−ルの係合点より固定具の回転軸
部の支点が右側に位置させたので、電気機器のレ−ルの
固定が確実であり、固定具は電気機器にワンタッチで組
立ができ、固定具以外に電気機器固定のための部品を使
用していないので、電気機器の固定具の組立が容易でコ
スト低減を計ることができる。
た固定具に設けた回転軸部と保持部を電気機器の凹部と
受部で保持する構造とし、電気機器をレ−ルに装着した
状態では、固定具とレ−ルの係合点より固定具の回転軸
部の支点が右側に位置させたので、電気機器のレ−ルの
固定が確実であり、固定具は電気機器にワンタッチで組
立ができ、固定具以外に電気機器固定のための部品を使
用していないので、電気機器の固定具の組立が容易でコ
スト低減を計ることができる。
【図1】電気機器に固定具を装着する状態を説明する
図。
図。
【図2】電気機器をレ−ルに固定する状態を説明する
図。
図。
【図3】電気機器をレ−ルから外す状態を説明する図。
【図4】電気機器と固定具の要部を示す分解斜視図。
【図5】従来の電気機器のレ−ルへの固定構造の図。
1 電気機器 2 レ−ル3 固定具 4 固定部 5、5 回転軸部 6、6 保持部 7 基部 8 固定係止部 9 レ−ル係合部 10 引外部 11 孔 12、12 凹部 13、13 受部 14、14 側壁部 15、15 溝
Claims (2)
- 【請求項1】 電気機器の底部一方に形成し、レ−ルの
固定係止部に係合する固定部と、該固定部に対向する電
気機器の底部に形成した孔と、該孔内部の両側壁部に形
成した凹部と、該凹部の外方内側に形成した受部と、該
受部に戴置する保持部を有する固定具と、該固定具基部
の上部両側に形成した回転軸部と、該回転軸部の内方外
側に基部より突出形成した前記保持部と、前記固定具基
部の側方略中間部に形成したレ−ル係合部と、該レ−ル
係合部の反対側で基部底部に形成した引外部と、前記固
定具の回転軸部は前記凹部に▲かん▼合すると共に前記
レ−ル係止部より右方に位置させた電気機器のレ−ルへ
の固定構造。 - 【請求項2】 電気機器の上部に設けた孔内部両側の側
壁部と、該側壁部に設けた溝に固定具の回転軸部が挿入
可能とした請求項1記載の電気機器のレ−ルへの固定構
造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993069623U JP2510504Y2 (ja) | 1993-12-01 | 1993-12-01 | 電気機器のレ−ルへの固定構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993069623U JP2510504Y2 (ja) | 1993-12-01 | 1993-12-01 | 電気機器のレ−ルへの固定構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0732988U JPH0732988U (ja) | 1995-06-16 |
JP2510504Y2 true JP2510504Y2 (ja) | 1996-09-11 |
Family
ID=13408190
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993069623U Expired - Fee Related JP2510504Y2 (ja) | 1993-12-01 | 1993-12-01 | 電気機器のレ−ルへの固定構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2510504Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102009059014A1 (de) * | 2009-12-17 | 2011-06-22 | Phoenix Contact GmbH & Co. KG, 32825 | Vorrichtung zum Befestigen einer Moduleinheit auf einer Tragschiene |
DE112018007441T5 (de) * | 2018-04-06 | 2021-02-04 | Mitsubishi Electric Corporation | Behältnis für elektrische Betriebsmittel und elektrische Betriebsmittel |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH062305Y2 (ja) * | 1988-09-19 | 1994-01-19 | 日本開閉器工業株式会社 | 電気機器の取付装置 |
-
1993
- 1993-12-01 JP JP1993069623U patent/JP2510504Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0732988U (ja) | 1995-06-16 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |