JPH07329832A - 荷台用あおり戸の開閉補助装置 - Google Patents

荷台用あおり戸の開閉補助装置

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Publication number
JPH07329832A
JPH07329832A JP6159075A JP15907594A JPH07329832A JP H07329832 A JPH07329832 A JP H07329832A JP 6159075 A JP6159075 A JP 6159075A JP 15907594 A JP15907594 A JP 15907594A JP H07329832 A JPH07329832 A JP H07329832A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frame
opening
tilting door
link
coil spring
Prior art date
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Pending
Application number
JP6159075A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshio Watanabe
芳男 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Central Motor Wheel Co Ltd
Chuo Seiki KK
Original Assignee
Central Motor Wheel Co Ltd
Chuo Seiki KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Central Motor Wheel Co Ltd, Chuo Seiki KK filed Critical Central Motor Wheel Co Ltd
Priority to JP6159075A priority Critical patent/JPH07329832A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 小型化する。取付けしやすい形状とする。 【構成】 荷台11の端縁部下部に取付けられるフレー
ム14の奥にコイルバネ17を設ける。このコイルバネ
の奥端から延びるロッド18と、あおり戸13に結合リ
ンク23を介して結合された回動リンク21とを、中間
リンク26で結合させる。この中間リンク26下面をロ
ーラに当て、伝達力の向き等を変化させる。フレーム1
4の先端側に凹部33を形成し、荷台支持フレーム34
に当たらないようにする。中間リンク26の中央部に、
薄部29を形成し、凹部内の荷台支持フレーム34を避
ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、トラック等の荷台のあ
おり戸に取付け、開閉に必要な力を軽減する開閉補助装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】この開閉補助装置は、通常、荷台の端縁
部の下部に取付けられるものである。
【0003】近年、トラックは、補機類を多く使用し、
荷台の下部に空間が少なくなる傾向にある。また、もと
から荷台下部空間の少ない小型トラックにおいて、開閉
補助装置を取付けることが多くなってきた。
【0004】このため、開閉補助装置取付けに当たり、
補機類と干渉し、取付け不能となることがしばしば生じ
るようになった。
【0005】また、トラックの荷台支持フレームの形状
によっては、取付けにあたり、荷台支持フレームを切断
したりすることが必要となる。このため、取付け作業に
手数を要し、またシャシー強度を低下させる恐れがあ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明は、開
閉補助装置を、より小型化し、また取付けしやすい形状
として、従来取付け不能となっていた場合にも使用し得
るようし、また、荷台支持フレームに大きな加工を施す
ことなく、簡便に取付けることができるようにすること
を目的としたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、荷台の端縁部
の下部に取付けられるフレームと、このフレームの奥部
に先端を当接させ、水平に奥部に延びるコイルバネと、
奥端がこのコイルバネの奥部端に結合し、このコイルバ
ネ内を通り、フレーム方向へ延びるロッドと、支点が荷
台の側端縁からわずかに内側に位置する回動リンクと、
この回動リンクの先端とあおり戸の外面とを、回動リン
クの先端方向が、あおり戸の閉鎖時に斜め上方に向き、
開放時に斜め下方に向くよう結合する結合リンクと、前
記ロッドの先端と前記回動リンクの中間部とを結合し、
あおり戸を開いたとき前記コイルバネを圧縮して、あお
り戸に重力を支える補助力を加えさせる中間リンクと、
この中間リンクの下面を接触させ、中間リンクに力の向
き及び/又は大きさを変えて伝達させるローラとを有す
る荷台用あおり戸の開閉補助装置において、フレームの
前端部に、荷台の端縁部に設けられる荷台支持フレーム
を避ける凹部を形成し、中間リンクの中央部に、他の部
分より薄くなり、前記凹部内の荷台支持フレームを避け
ることのできる薄部を形成したことを特徴とする荷台用
あおり戸の開閉補助装置である。
【0008】本発明は、上記装置において、コイルバネ
が当接するフレームの奥部端位置を、あおり戸の閉鎖時
に、中間リンクとロッドとの結合部がコイルバネの内部
に位置するよう設定したことを特徴とする荷台用あおり
戸の開閉補助装置を包含する。
【0009】また本発明は、上記装置において、薄部
は、1の変形しない金属板等の硬質部材よりなるものと
することができる。また、2以上の部材を曲折可能に結
合結合してなるもの、例えばチエン、ローラチエン等で
あってもよい。さらに、折曲げ可能な薄い金属帯材、ワ
イヤロープ等の可撓部材よりなるものとすることもでき
る。
【0010】
【実施例】以下、本発明を図示する実施例について具体
的に説明する。
【0011】この荷台用あおり戸の開閉補助装置10
は、トラックの荷台11の端縁部の下部に設けられる。
この荷台11の端縁には、蝶番12であおり戸13が取
付けられ、上下に回動し開閉される。
【0012】この開閉補助装置10のフレーム14は、
2枚の側板(1枚のみ図示)15と1枚の奥板16を有
し、荷台11の端縁下部に取付けられる。
【0013】コイルバネ17は、先端をフレームの奥板
16に当接させ、水平に奥部へ延びる。
【0014】ロッド18は、奥端において、コイルバネ
17の奥部端を押さえる押さえ板19をナット20,2
0で止め、コイルバネ17内を通り、フレーム14方向
へ延びる。
【0015】回動リンク21は、荷台11の端縁からわ
ずかに内側に位置し、フレームの側板15に支持された
支点22により、回動可能に支持されている。
【0016】結合リンク23は、回動リンク21先端に
ピン24により回動可能に取付けられ、さらにこの結合
リンク23の先端は、あおり戸13の外面にピン25に
より回動可能に結合される。回動リンク21及び結合リ
ンク23は、あおり戸13の閉鎖時には、図1に示すよ
うに、回動リンク21の先端方向が斜め上方を向いて、
結合リンク23があおり戸13の外面にほぼ接するよう
になり、あおり戸13が開くと、回動リンク21先端は
外方へ向くよう回動し、さらにあおり戸13が完全に開
放されると、斜め下方を向くようになる。
【0017】中間リンク26は、1の変形しない直線状
金属板の一方の部分を弧状に曲折し、両端にピンを挿通
することのできる孔部27、28を設けてなり、中央部
は、孔部27、28より厚さ(図中の上下方向長さ)の
薄い薄部29となっている。孔部27はロッド18の先
端とピン30で回動可能に結合され、孔部28は回動リ
ンク21の中間部とピン31で回動可能に結合される。
【0018】ローラ32は、フレームの側板15に支持
され、中間リンク26の薄部29の直線状部分が接触す
る。
【0019】凹部33は、フレーム14の側板15の前
端部に形成されている
【0020】コイルバネ17が当接するフレーム14の
奥部端位置すなわち奥板16位置は、あおり戸の閉鎖時
に(図1に示す)、中間リンク26とロッド18とが結
合するピン30が、コイルバネ17の内部に位置するよ
う設定されている。なお、このピン30部分の孔部27
上端は、あおり戸13の開放により、弧状に上昇するよ
う移動するが、このときコイルバネ17に当たらないよ
うに設定されることはいうまでもない。
【0021】この開閉補助装置10は以上の構成である
から、次のように作動する。
【0022】あおり戸13閉鎖時には、図1に示す状態
にあり、あおり戸を開くと、結合リンク23を介して回
動リンク21が回動し、さらに中間リンク26、ロッド
18を介して、コイルバネ17は圧縮される。このた
め、コイルバネ17の弾発力により、あおり戸13に
は、その重力に抗する力が加えられ、開閉がより少ない
力でできるようになる。なお、この図示例では、ローラ
32は、中間リンク26に、力の向き及び大きさを変え
て伝達させるようになっている。すなわち、あおり戸1
3の閉鎖時、及び開放時には、補助力が小さくなり、あ
おり戸13がほぼ水平に開いたとき最大の補助力が加え
られるようになり、開閉操作全体を通じて快適な使用感
が得られるようになっている。
【0023】この開閉補助装置10は以上の構成である
から、次にように、取付けがしやすくなっている。
【0024】この開閉補助装置10は、フレーム14の
側板15に凹部33を有するから、トラックの荷台支持
フレーム34が、図示のように、C型鋼を使用している
場合でも、フレーム14上端部をこの荷台支持フレーム
33内に入れてボルト35で止めるだけで取付けができ
る。従来は、この凹部がないため、C型鋼の下部を切断
し、除去して取付けていた。
【0025】また、この開閉補助装置10は、中間リン
ク26に薄部29が設けられているから、荷台支持フレ
ーム34のC型鋼が幅広で、その下部が、図示のよう
に、低い位置にあっても中間リンク26の作動に支障を
生じない。
【0026】従来の中間リンク40は、図5〜7に示す
ように、直線の一方を弧状にした形状に切り抜いた板4
1,41を、2枚平行にして、間隙を設けながら合わ
せ、直線状部分の下面当て板42を取付け、両端に孔部
43,44を設けたものである。この中間リンク40の
中央部は、薄部となっていないから、凹部33を設けて
も、そのまま取付けることができるのは、荷台支持フレ
ーム34’のように幅狭C型鋼を使用している場合に限
られる。
【0027】さらにこの開閉補助装置10では、フレー
ム14の奥板16位置は、あおり戸の閉鎖時に、中間リ
ンク26とロッド18とが結合するピン30が、コイル
バネ17の内部に位置するよう設定され、フレーム14
の奥行は極限まで短縮されている。これにより、装置全
体の奥端までの長さは短縮され、全体は小型化されてい
る。したがって、この装置10は、荷台下部の狭い空間
にも容易に取付けることが可能となる。
【0028】上記例は、フレームに凹部を設け、中間リ
ンクに薄部を設ける構成に加えて、中間リンクをコイル
バネ中にまで位置させてフレームを短縮する構成をも備
えているが、後者の構成は省略することもできる。
【0029】中間リンクの薄部は、上記例のもの以外に
も各種の構成とすることができる。すなわち、2以上の
部材を曲折可能に結合結合してなるもの、例えばチエ
ン、ローラチエン等であってもよい。さらに、可撓部
材、例えば折曲げ可能な薄い金属帯材を1ないし複数枚
重ねたもの、ワイヤロープ等であってもよい。
【0030】なお、これらの場合は、中間リンクはてこ
として機能しないから、ローラは、中間リンクにロッド
が加える力の向きを変えて伝達させるだけで、力の大き
さを変えさせることはできない。したがって、あおり戸
の閉鎖時、及び開放時には、補助力が小さくなり、あお
り戸がほぼ水平に開いたとき最大の補助力が加えられる
ようになるよう調節する機能を十分に得るためには、各
部の寸法、配置を別途調整することが必要である。
【0031】
【発明の効果】本発明の荷台用あおり戸の開閉補助装置
は、上述のように、フレームに凹部を有するので、トラ
ックの荷台支持フレームにC型鋼を用いている場合であ
っても、荷台支持フレームを切断除去することなく、容
易に取付けることができる。さらに、中間リンクに薄部
が設けられているので、荷台支持フレームのC型鋼が幅
広で、その下部が低い位置にあっても中間リンクの作動
に支障を生じることがなく、このため、より多くの場合
に容易な取付けが可能となる。
【0032】また、中間リンクの端をコイルバネ内に位
置させ、フレームの奥行を短縮し、装置全長を短くする
と、荷台下部の狭い空間にも容易に設置することが可能
となる。
【0033】さらに中間リンクの薄部を1の硬質部材で
構成すると、構造が単純化され、かつ、作動力の調節が
効果的に得られ、また、2以上の部材を用いて、あるい
は可撓部材で構成すると、この部分を曲げることにより
ローラの配置等の自由度が大きくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の側断面図を示す。
【図2】同例に使用する中間リンクの側面図である。
【図3】同中間リンクの正面図である。
【図4】図2のA−A線に沿う端面図である。
【図5】従来の中間リンクの側面図である。
【図6】同中間リンクの正面図である。
【図7】図5のB−B線に沿う端面図である。
【符号の説明】
10…荷台用あおり戸の開閉補助装置、11…荷台、1
3…あおり戸、14…フレーム、15…側板、16…奥
板、17…コイルバネ、18…ロッド、21…回動リン
ク、22…支点、23…結合リンク、26…中間リン
ク、29…薄部、32…ローラ、33…凹部、34…荷
台支持フレーム。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 荷台の端縁部の下部に取付けられるフレ
    ームと、このフレームの奥部に先端を当接させ、水平に
    奥部に延びるコイルバネと、奥端がこのコイルバネの奥
    部端に結合し、このコイルバネ内を通り、フレーム方向
    へ延びるロッドと、支点が荷台の側端縁からわずかに内
    側に位置する回動リンクと、この回動リンクの先端とあ
    おり戸の外面とを、回動リンクの先端方向が、あおり戸
    の閉鎖時に斜め上方に向き、開放時に斜め下方に向くよ
    う結合する結合リンクと、前記ロッドの先端と前記回動
    リンクの中間部とを結合し、あおり戸を開いたとき前記
    コイルバネを圧縮して、あおり戸に重力を支える補助力
    を加えさせる中間リンクと、この中間リンクの下面を接
    触させ、中間リンクに力の向き及び/又は大きさを変え
    て伝達させるローラとを有する荷台用あおり戸の開閉補
    助装置において、 フレームの前端部に、荷台の端縁部に設けられる荷台支
    持フレームを避ける凹部を形成し、 中間リンクの中央部に、他の部分より薄くなり、前記凹
    部内の荷台支持フレームを避けることのできる薄部を形
    成したことを特徴とする荷台用あおり戸の開閉補助装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 コイルバネが当接するフレームの奥部端位置を、あおり
    戸の閉鎖時に、中間リンクとロッドとの結合部がコイル
    バネの内部に位置するよう設定したことを特徴とする荷
    台用あおり戸の開閉補助装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2において、 薄部が1の硬質部材よりなることを特徴とする荷台用あ
    おり戸の開閉補助装置
  4. 【請求項4】 請求項1又は2において、 薄部が2以上の部材を曲折可能に結合してなることを特
    徴とする荷台用あおり戸の開閉補助装置。
  5. 【請求項5】 請求項1又は2において、 薄部が可撓部材よりなることを特徴とする荷台用あおり
    戸の開閉補助装置。
JP6159075A 1994-06-07 1994-06-07 荷台用あおり戸の開閉補助装置 Pending JPH07329832A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6159075A JPH07329832A (ja) 1994-06-07 1994-06-07 荷台用あおり戸の開閉補助装置

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JP6159075A JPH07329832A (ja) 1994-06-07 1994-06-07 荷台用あおり戸の開閉補助装置

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JPH07329832A true JPH07329832A (ja) 1995-12-19

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ID=15685678

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JP6159075A Pending JPH07329832A (ja) 1994-06-07 1994-06-07 荷台用あおり戸の開閉補助装置

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JP (1) JPH07329832A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100424886B1 (ko) * 2001-09-10 2004-03-27 현대자동차주식회사 트럭의 사이드 게이트 고정장치

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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