JPH11115612A - 油圧による車両後方扉の開閉装置 - Google Patents
油圧による車両後方扉の開閉装置Info
- Publication number
- JPH11115612A JPH11115612A JP32191197A JP32191197A JPH11115612A JP H11115612 A JPH11115612 A JP H11115612A JP 32191197 A JP32191197 A JP 32191197A JP 32191197 A JP32191197 A JP 32191197A JP H11115612 A JPH11115612 A JP H11115612A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rear door
- pin
- cylinder
- support fixture
- closing device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Power-Operated Mechanisms For Wings (AREA)
Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【課題】 ダンプの後方扉の開閉を運転席での遠隔操作
によって可能とする開閉装置を提供する。 【解決手段】 後方扉Ａ１は上端の左右にアームＡ２が
固着された逆Ｌ字型を呈し、アームの先端には取り付け
のための穴を有する。中間支持具Ｂ１は逆三角状のプレ
ートが適宣な間隔を置いてピンＰ４によって連結されて
おり、シリンダ収納支持具Ｂ３に取りつけるための穴と
シリンダの先端を取りつけるための穴を有する。中間支
持具Ｂ１と後方扉のアームＡ２はピンＰ３によってシリ
ンダ収納支持具のブラケットに取りつけられ、シリンダ
は下端部がピンＰ１によってシリンダ収納支持具Ｂ３
に、上端部はピンＰ２によって中間支持具Ｂ１に取りつ
けるようになっている。以上の構成によって、運転席か
らの操作によりシリンダが伸びると中間支持具Ｂ１はピ
ンＰ３を中心として回動し、ピンＰ４によって後方扉の
アームＡ２を押し上げ荷降ろしが可能となる。
によって可能とする開閉装置を提供する。 【解決手段】 後方扉Ａ１は上端の左右にアームＡ２が
固着された逆Ｌ字型を呈し、アームの先端には取り付け
のための穴を有する。中間支持具Ｂ１は逆三角状のプレ
ートが適宣な間隔を置いてピンＰ４によって連結されて
おり、シリンダ収納支持具Ｂ３に取りつけるための穴と
シリンダの先端を取りつけるための穴を有する。中間支
持具Ｂ１と後方扉のアームＡ２はピンＰ３によってシリ
ンダ収納支持具のブラケットに取りつけられ、シリンダ
は下端部がピンＰ１によってシリンダ収納支持具Ｂ３
に、上端部はピンＰ２によって中間支持具Ｂ１に取りつ
けるようになっている。以上の構成によって、運転席か
らの操作によりシリンダが伸びると中間支持具Ｂ１はピ
ンＰ３を中心として回動し、ピンＰ４によって後方扉の
アームＡ２を押し上げ荷降ろしが可能となる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、ダンプトラックの
荷降ろしを容易にする後方扉の開閉装置に関するもので
ある。
荷降ろしを容易にする後方扉の開閉装置に関するもので
ある。
【０００２】
【従来の技術】比重の軽い荷物を運ぶ深あおりを架装し
たダンプトラック、特に農業用ダンプにおいて、一般的
に後方扉の開閉は荷台の上昇とともに開いてくる自然開
閉と人の手によって中央から分割して開ける観音開きに
よる開閉のどちらでも出来るような構造になっている場
合が多く、作業内容によって使い分けられている。
たダンプトラック、特に農業用ダンプにおいて、一般的
に後方扉の開閉は荷台の上昇とともに開いてくる自然開
閉と人の手によって中央から分割して開ける観音開きに
よる開閉のどちらでも出来るような構造になっている場
合が多く、作業内容によって使い分けられている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来の自然開閉による
荷降ろしの場合、後方扉の高さが高いとその下端部は接
地し易くなるので前進しながら荷台を上げていく必要が
あり、そのタイミングが悪いと後方扉を破損したりする
為、運転には非常に気を遣う。又、観音開きだと後方扉
が破損したりする心配はないが、運転手が降りて開閉さ
せなければならず、荷降ろしの場所によっては乗り降り
が大変な場合もあり作業能率が低下するなどの問題があ
った。
荷降ろしの場合、後方扉の高さが高いとその下端部は接
地し易くなるので前進しながら荷台を上げていく必要が
あり、そのタイミングが悪いと後方扉を破損したりする
為、運転には非常に気を遣う。又、観音開きだと後方扉
が破損したりする心配はないが、運転手が降りて開閉さ
せなければならず、荷降ろしの場所によっては乗り降り
が大変な場合もあり作業能率が低下するなどの問題があ
った。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に後方扉、中間支持具、ゲートシリンダ、シリンダ収納
支持具からなる開閉装置を運転席からの遠隔操作によっ
て作動させることにより荷降ろし時の後方扉の破損を防
ぐとともに、作業能率の向上と運転手の負担軽減を図
る。
に後方扉、中間支持具、ゲートシリンダ、シリンダ収納
支持具からなる開閉装置を運転席からの遠隔操作によっ
て作動させることにより荷降ろし時の後方扉の破損を防
ぐとともに、作業能率の向上と運転手の負担軽減を図
る。
【０００５】
【実施例】発明の実施例について図面を参照して説明す
る。図１は開閉装置の分解図を示すが、後方扉（Ａ１）
は適度なる高さと車両と同等の幅を有するパネル状の扉
であり、その上部の左右にはアーム（Ａ２）が直角方向
に固着されて逆Ｌ字型を呈し、アーム（Ａ２）の先端に
はシリンダー収納支持具のブラケット（Ｂ３）への取り
付けのための穴（Ｈ１）を有する。
る。図１は開閉装置の分解図を示すが、後方扉（Ａ１）
は適度なる高さと車両と同等の幅を有するパネル状の扉
であり、その上部の左右にはアーム（Ａ２）が直角方向
に固着されて逆Ｌ字型を呈し、アーム（Ａ２）の先端に
はシリンダー収納支持具のブラケット（Ｂ３）への取り
付けのための穴（Ｈ１）を有する。
【０００６】中間支持具（Ｂ１）は逆三角状の２枚のプ
レートがピン（Ｐ４）によってアーム（Ａ２）の幅をも
って結合されたもので、先端にはシリンダ収納支持具の
ブラケット（Ｂ３）への取り付けのための穴（Ｈ２）と
中央付近にはゲートシリンダ（Ｇ）の先端部分取り付け
のための穴（Ｈ３）を有し、ピン（Ｐ２）によって固定
される。
レートがピン（Ｐ４）によってアーム（Ａ２）の幅をも
って結合されたもので、先端にはシリンダ収納支持具の
ブラケット（Ｂ３）への取り付けのための穴（Ｈ２）と
中央付近にはゲートシリンダ（Ｇ）の先端部分取り付け
のための穴（Ｈ３）を有し、ピン（Ｐ２）によって固定
される。
【０００７】シリンダー収納支持具（Ｂ２）は上方を開
放した箱状のもので、上面端部には中間支持具（Ｂ１）
を挟む間隔をもってブラケット（Ｂ３）が固着され、ア
ーム（Ａ２）と中間支持具（Ｂ１）とをピン（Ｐ３）に
よって同軸上に固定する。また、下方にはゲートシリン
ダー（Ｇ）の下端を止めるための穴（Ｈ５）を有し、ピ
ン（Ｐ１）によってゲートシリンダ（Ｇ）を固定する。
放した箱状のもので、上面端部には中間支持具（Ｂ１）
を挟む間隔をもってブラケット（Ｂ３）が固着され、ア
ーム（Ａ２）と中間支持具（Ｂ１）とをピン（Ｐ３）に
よって同軸上に固定する。また、下方にはゲートシリン
ダー（Ｇ）の下端を止めるための穴（Ｈ５）を有し、ピ
ン（Ｐ１）によってゲートシリンダ（Ｇ）を固定する。
【０００８】以上の構成による組み立て図を図２−
（ａ）に示すが、運転席からの操作によってゲートシリ
ンダ（Ｇ）が伸側に作動すると図２−（ｂ）の如く中間
支持具（Ｂ１）はピン（Ｐ３）を中心として回動し、ピ
ン（Ｐ４）によって後方扉と一体となったアーム（Ａ
２）を押し上げる。
（ａ）に示すが、運転席からの操作によってゲートシリ
ンダ（Ｇ）が伸側に作動すると図２−（ｂ）の如く中間
支持具（Ｂ１）はピン（Ｐ３）を中心として回動し、ピ
ン（Ｐ４）によって後方扉と一体となったアーム（Ａ
２）を押し上げる。
【０００９】この様に、ゲートシリンダ（Ｇ）がアーム
（Ａ２）に直接作用せず、中間支持具（Ｂ１）を介して
作用しているため，例えばゲートシリンダ（Ｇ）を作動
させない場合でも後方扉はピン（Ｐ３）を中心にして回
動することが可能な構造であり、今まで通りの自然開閉
とゲートシリンダ（Ｇ）による強制開閉のどちらでも使
用が可能である。
（Ａ２）に直接作用せず、中間支持具（Ｂ１）を介して
作用しているため，例えばゲートシリンダ（Ｇ）を作動
させない場合でも後方扉はピン（Ｐ３）を中心にして回
動することが可能な構造であり、今まで通りの自然開閉
とゲートシリンダ（Ｇ）による強制開閉のどちらでも使
用が可能である。
【００１０】降ろした荷の高さが図３−（ａ）の如くゲ
ートシリンダ（Ｇ）によって持ち上げられる後方扉の下
端（ａ）の高さより高くなった場合でも後方扉の下端は
点線のように（ａ）から（ｂ），（ｃ）へとさらに動く
ことが可能であり、後方扉に無理がかからない。
ートシリンダ（Ｇ）によって持ち上げられる後方扉の下
端（ａ）の高さより高くなった場合でも後方扉の下端は
点線のように（ａ）から（ｂ），（ｃ）へとさらに動く
ことが可能であり、後方扉に無理がかからない。
【００１１】後方扉の回動の中心がアーム（Ａ２）の長
さだけ前方に位置し、強制開放ができることにより図３
−（ｂ）の如く後方扉上面の地上からの高さはアームを
有しない場合に比べて（ｄ）だけ高くなり、降ろした荷
が荷台に残った場合でもよりスムーズな荷降ろしが出来
る。
さだけ前方に位置し、強制開放ができることにより図３
−（ｂ）の如く後方扉上面の地上からの高さはアームを
有しない場合に比べて（ｄ）だけ高くなり、降ろした荷
が荷台に残った場合でもよりスムーズな荷降ろしが出来
る。
【００１２】
【発明の効果】本開閉装置の使用により運転席からの遠
隔操作による後方扉の開閉が可能となり、運転者の負担
が軽減され作業能率も向上する。
隔操作による後方扉の開閉が可能となり、運転者の負担
が軽減され作業能率も向上する。
【図１】本開閉装置の分解図である。
【図２】−ａ本開閉装置作動前の部分側面図である。
【図２】−ｂ本開閉装置を作動させ、後方扉が全開した
部分側面図である。
部分側面図である。
【図３】−ａ本開閉装置を作動させ、荷降ろししたとき
の一実施例である。
の一実施例である。
【図３】−ｂ本開閉装置を作動させ、荷降ろししたとき
の一実施例である。
の一実施例である。
【図４】本開閉装置を装着したダンプトラックの一実施
例を示す側面図である。
例を示す側面図である。
ａ 後方扉を開放し、ダンプしたときの後方扉の先端
の位置 ｂ 降ろした荷によって押し上げられたときの後方扉
の先端の位置 ｃ 更に押し上げられたときの後方扉の先端の位置 ｄ アームを有する場合と有しない場合の後方扉上面
の高さの差 Ａ１ 後方扉 Ａ２ 後方扉のアーム Ｂ１ 中間支持具 Ｂ２ シリンダ収納支持具 Ｂ３ ブラケット Ｇ ゲートシリンダ Ｈ１、Ｈ２、Ｈ３、Ｈ４、Ｈ５、 取り付け用穴 Ｐ１、Ｐ２、Ｐ３ 取り付け用ピン Ｐ４ 連結ピン
の位置 ｂ 降ろした荷によって押し上げられたときの後方扉
の先端の位置 ｃ 更に押し上げられたときの後方扉の先端の位置 ｄ アームを有する場合と有しない場合の後方扉上面
の高さの差 Ａ１ 後方扉 Ａ２ 後方扉のアーム Ｂ１ 中間支持具 Ｂ２ シリンダ収納支持具 Ｂ３ ブラケット Ｇ ゲートシリンダ Ｈ１、Ｈ２、Ｈ３、Ｈ４、Ｈ５、 取り付け用穴 Ｐ１、Ｐ２、Ｐ３ 取り付け用ピン Ｐ４ 連結ピン
Claims (1)
- 【請求項１】 ダンプトラックの後方扉を油圧シリンダ
によって強制的に開閉させる装置であって、逆Ｌ字型の
アームを有する後方扉（Ａ１）と逆三角状の２枚のプレ
ートが連結された中間支持具（Ｂ１）、ゲートシリンダ
（Ｇ）及び上方を開放した箱状のシリンダー収納支持具
（Ｂ２）からなり、ゲートシリンダ（Ｇ）が伸びると中
間支持具（Ｂ１）はピン（Ｐ３）を中心として回動し、
ピン（Ｐ４）によりアーム（Ａ２）を押し上げ後方扉が
開放されるが、ゲートシリンダを作動させないときは今
まで通り、荷台を上げるにしたがって後方扉が開いてく
る自然開閉が可能であることを特徴とする油圧による車
両後方扉の開閉装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32191197A JPH11115612A (ja) | 1997-10-16 | 1997-10-16 | 油圧による車両後方扉の開閉装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32191197A JPH11115612A (ja) | 1997-10-16 | 1997-10-16 | 油圧による車両後方扉の開閉装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11115612A true JPH11115612A (ja) | 1999-04-27 |
Family
ID=18137788
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32191197A Pending JPH11115612A (ja) | 1997-10-16 | 1997-10-16 | 油圧による車両後方扉の開閉装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11115612A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100569981B1 (ko) * | 2003-12-30 | 2006-04-10 | 기아자동차주식회사 | 적재함 게이트의 개폐 장치 |
| CN102191781A (zh) * | 2011-04-11 | 2011-09-21 | 徐庭中 | 超功能铲运装卸多用车 |
| CN102278336A (zh) * | 2011-08-26 | 2011-12-14 | 三一重工股份有限公司 | 工程机械及其油缸座 |
| CN105819384A (zh) * | 2016-04-14 | 2016-08-03 | 北京航天发射技术研究所 | 连杆放大式举升机构 |
| JP2017014889A (ja) * | 2015-05-06 | 2017-01-19 | ヨゼフ フェゲーレ アーゲー | 供給工程のためのリフト装置を有する建設機械 |
-
1997
- 1997-10-16 JP JP32191197A patent/JPH11115612A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100569981B1 (ko) * | 2003-12-30 | 2006-04-10 | 기아자동차주식회사 | 적재함 게이트의 개폐 장치 |
| CN102191781A (zh) * | 2011-04-11 | 2011-09-21 | 徐庭中 | 超功能铲运装卸多用车 |
| CN102278336A (zh) * | 2011-08-26 | 2011-12-14 | 三一重工股份有限公司 | 工程机械及其油缸座 |
| JP2017014889A (ja) * | 2015-05-06 | 2017-01-19 | ヨゼフ フェゲーレ アーゲー | 供給工程のためのリフト装置を有する建設機械 |
| CN105819384A (zh) * | 2016-04-14 | 2016-08-03 | 北京航天发射技术研究所 | 连杆放大式举升机构 |
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