JPH0732972Y2 - ボルト - Google Patents

ボルト

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JPH0732972Y2
JPH0732972Y2 JP1989107789U JP10778989U JPH0732972Y2 JP H0732972 Y2 JPH0732972 Y2 JP H0732972Y2 JP 1989107789 U JP1989107789 U JP 1989107789U JP 10778989 U JP10778989 U JP 10778989U JP H0732972 Y2 JPH0732972 Y2 JP H0732972Y2
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JP
Japan
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tool fitting
tool
bolt
nut
neck
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JP1989107789U
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JPH0348107U (ja
Inventor
勝臣 原
Original Assignee
住金精圧品工業株式会社
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  • Details Of Spanners, Wrenches, And Screw Drivers And Accessories (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はボルトに関し、特に、その締付トルクが工具嵌
合部に近接して設けられたネック部の破断によって管理
されるトルクコントロール(トルクシャー)型のボルト
に関する。
〔従来の技術〕
トルクシャー型のボルトはハイテンションボルトに適用
された例が有名であり、その一例を第6図に示す。同図
に示すように、トルクシャー型ハイテンションボルト1
はねじ部2とそのねじ部2の先端に設けられた工具嵌合
部3との境界に、ネック部4が形成されたものである。
かかるボルト1は第7図に示すように、そのねじ部2を
被締着部材5,6に挿通させた後、工具嵌合部3を固定し
てナット7をねじ部2に螺合させ、工具嵌合部3をネッ
ク部4で切断することによって、一定のトルクで被締着
部材5,6を締め付けるようにされている。
〔考案が解決しようとする課題〕
このトルクシャー型のボルト1は工具嵌合部3の切断に
よって締め付けが完了する。このため、たとえば組立建
造物などを解体する必要が生じたとき、工具嵌合部3を
使ってナット7を緩めることができなかった。かりにナ
ット7を緩めることができたとしても、ボルト1をナッ
ト7に対して固定することができないため、ねじ部2に
塗布されている塗料や発生している錆びによって、ナッ
ト7とボルト1とが共回りして、ナット7をボルト1か
ら取り除くことができなかった。
そこで、本考案者はトルクシャー型のボルトを一旦締着
させた後、そのボルトからナットを取り除くことができ
るようにすることを目的に鋭意研究を重ねた結果、本考
案に至ったのである。
〔課題を解決するための手段〕
本考案に係るボルトの要旨とするところは、頭部と、該
頭部から一体的に延び出しねじ部を有する軸部と、前記
ねじ部に続いて一体的に形成されるとともに最大外径が
該ねじ部の谷の径より小さく形成され、且つ外形が締着
工具を嵌合させて回転を規制させ得る断面形状とされた
工具嵌合部と、所定の締付トルクでねじり破断するよう
に最小外径が設定されたネック部とを備えたボルトであ
って、前記工具嵌合部が前記ネック部によって開放端側
の第一の工具嵌合部と前記ねじ部に接続される側の第二
の工具嵌合部とに分割され、該第一の工具嵌合部とネッ
ク部との境界部に最大外径が前記ねじ部の谷の径より小
さく形成され、且つ締着工具の進入を阻止するストッパ
ー部を設けたことにある。
〔作用〕
かかる本考案のボルトによれば、ボルトの軸部を被締着
部材に挿通させた後、ナットがボルトのねじ部に螺合さ
せられる。次いで、締着工具のインナーソケットが開放
端側の第一の工具嵌合部に嵌合させられるとともに、締
着工具のアウターソケットがナットに嵌合させられ、第
一の工具嵌合部をナットに対して相対的に固定しつつナ
ットが回転させられ、被締着部材が締め付けられる。予
め設定された締付トルクに達したとき、トルクは第一の
工具嵌合部とナットとの間に作用させられているため、
第一の工具嵌合部と第二の工具嵌合部との間に設けられ
たネック部でねじり破断し、被締着部材は一定のトルク
で締め付けられる。
締め付けの完了後、建造物の解体などによりボルトから
ナットを取り外す場合、締着工具のインナーソケットを
第二の工具嵌合部に嵌合させるとともに、締着工具のア
ウターソケットをナットに嵌合させ、第二の工具嵌合部
を固定しつつナットを逆回転させて、ナットが緩められ
る。ナットが緩んだ後は、第二の工具嵌合部がインナー
ソケットによって固定されているため、ボルトは共回り
することがなく、ナットがボルトから取り外される。
また、本考案のボルトにおいて、第一の工具嵌合部とネ
ック部との境界部にストッパー部を設けることにより、
締着工具のインナーソケットが第一の工具嵌合部を越え
て第二の工具嵌合部と嵌合させられることがなく、確実
にネック部でねじり破断させることができる。ネック部
で破断させられることにより、ストッパー部を有する第
一の工具嵌合部は除去されるため、その後、第二の工具
嵌合部に締着工具のインナーソケットを嵌合させると
き、ストッパー部によって嵌合が邪魔されることはな
い。
特に、本実施態様においては、第一の工具嵌合部と第二
の工具嵌合部とを絞り加工によって同時に形成した後、
ネック部を転造によって形成することにより、容易にス
トッパー部を形成することができる。また、第一の工具
嵌合部の断面形状と第二の工具嵌合部の断面形状とが同
じであることにより、同一の締着工具で締結と解除を行
うことができる。
〔実施例〕
次に、本考案の実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。
第1図において、符号10はボルト12の頭部であり、丸型
状に成形されている。頭部10から軸部14が一体的に延び
出し、軸部14にはねじ部16が転造などによって成形され
ている。ねじ部16の先端には専用レンチなどの締着工具
を嵌合させる工具嵌合部18が一体的に設けられている。
工具嵌合部18は第2図に断面図を示すようにダブル六角
形状を成しており、その最大外径はねじ部16の谷の径よ
りも小さく形成され、ナットが工具嵌合部18を越えてね
じ部16に達するようにされている。この工具嵌合部18の
中間部にはネック部20が設けられていて、このネック部
20によって工具嵌合部18は開放端側の第一の工具嵌合部
22とねじ部16に接続される側の第二の工具嵌合部24とに
分割されている。
ネック部20は、絞り加工などによって成形されたダブル
六角形状の工具嵌合部18の上から転造によりV字形状に
形成される。このネック部20の最小外径は所定の締付ト
ルクでねじり破断するように設定されている。ネック部
20を転造によって形成する際、転造ダイスにより押し退
けられた工具嵌合部18の体積は第一の工具嵌合部22側と
第二の工具嵌合部24側の境界部にそれぞれ拡径部として
盛り上がる。そこで、ネック部20と第一の工具嵌合部22
との境界部に生じた拡径部をストッパー部26として残
し、他方のネック部20と第二の工具嵌合部24との境界部
の拡径部は切削によって除去される。
なお、ストッパー部(拡径部)26の最大外径はねじ部16
の谷の径より小さいことを要し、ストッパー部26は必要
に応じて他方の拡径部を切除する際にねじ部16の谷の径
より小さくなるように切削される。
以上のように構成された本考案に係るボルト12を使っ
て、たとえば簡易駐車場などの建築物における被締着部
材を締結する場合を例にして説明する。第3図に示すよ
うに、被締着部材28,30に設けられた孔にボルト12を挿
通させた後、ワッシャー32を介してナット34がボルト12
のねじ部16に螺合され、手締めされる。次に、締着工具
36として専用レンチを使用して、そのインナーソケット
38が第一の工具嵌合部22に嵌合させられるとともに、専
用レンチ(36)のアウターソケット40がナット34に嵌合
させられる。インナーソケット38の先端部はネック部20
と第一の工具嵌合部22との境界部に形成されたストッパ
ー部26に当接して、インナーソケット38と第二の工具嵌
合部24とが嵌合させられることはない。次いで、締着工
具36を正転にて作動させると、インナーソケット38に対
してアウターソケット40が回転させられ、第一の工具嵌
合部22とナット34との間に締付トルクが負荷される。締
付トルクが所定の値に達した時、ネック部20がねじり破
断して、一定の締付トルクによる締結が完了させられ
る。
構築された建築物について、その使用目的を達した時や
移築する必要が生じた時など、締結されたボルト12から
ナット34を外して、被締着部材28,30を切断や溶断など
によって破壊しないように解体作業が行われる。この解
体に伴うボルト12からのナット34の取り外し作業は第4
図に示すようにして行われる。すなわち、締結作業にお
いて用いたものと同じ締着工具36を使用し、その締着工
具36のインナーソケット38を第二の工具嵌合部24に嵌合
させるとともに、アウターソケット40をナット34に嵌合
させて、締着工具36が逆転させられるのである。締着工
具36のインナーソケット38とアウターソケット40との間
のトルクは第二の工具嵌合部24とナット34との間に作用
させられ、ナット34はねじ部16から脱落するまで回転さ
せられる。その際、ナット34が第二の工具嵌合部24の方
向へ回転して行き、遂にはナット34がインナーソケット
38を第二の工具嵌合部24から押し出すように押圧する。
したがって、インナーソケット38が第二の工具嵌合部24
から脱落する前に、ナット34がねじ部16から脱落させら
れるように構成されているのが好ましい。なお、ナット
34をねじ部16から完全に脱落させるためには、第二の工
具嵌合部24と不完全ねじ山部を含む長さが、ナット34の
高さと、インナーソケット38と第二の工具嵌合部24とが
少なくとも嵌め合うことのできる長さとの和以上である
ことが好ましい。
より具体的に説明すると、第二の工具嵌合部24の長さは
長ければ長い程、ナット34をねじ部16から完全に取り外
すことができる。その一方で、第二の工具嵌合部24は締
結するという役割を果たさず、構造物における締結部材
の一部としては不要な部分であるため、短い方が好まし
い。また、ねじ部16に打痕傷などがあっても、ナット34
のねじの嵌め合い長さが1〜2山程度にまてレンチなど
で外すことができれば、残りは手でスムーズに外すこと
が可能となる。
したがって、第二の工具嵌合部24の長さは、不完全ねじ
山部を含んだ合計の長さがナット34の高さ以上であり、
ナット34の高さ+0.2Dまで程度となる範囲が最適であ
る。
以上、詳述したところから明らかな通り、工具嵌合部を
ネック部によって分割し、そのネック部のねじり破断に
より締付トルクをコントロールするように構成している
ため、従来と同様の手法で締結作業を行うことができる
とともに、締結の完了後も残された第二の工具嵌合部に
よってナットの取り外し作業を容易に行うことができ
る。
以上、本考案の実施例を詳述したが、本考案は上述の実
施例に限定されるものではなく、その他の形態でも実施
し得るものである。
たとえば、第5図(a)に示すように、ナット42の外周
形状を五角形にしたり、また同図(b)に示すように、
ナット44の外周形状を円周の一部に嵌合凹部46を設けた
形状などにして、既製の締着工具を使用し得ないように
構成しても良い。このようにすれば、締結後にいたずら
などによってナットを緩められることはない。
また、第1図に示す実施例において、転造によるネック
部20の形成によって生じたネック部と第二の工具嵌合部
24との境界部の拡径部は、切削にて除去する以外に転造
によって圧し潰しておいても良い。その他、本考案はそ
の趣旨を逸脱しない範囲内で、当業者の知識に基づき種
々なる改良,修正,変形を加えた形態で実施し得るもの
である。
〔考案の効果〕
かかる本考案のボルトは工具嵌合部をネック部によって
第一の工具嵌合部と第二の工具嵌合部に分割するととも
に、そのネック部で所定の締付トルクでねじり破断させ
て締付トルクのコントロールをするように構成している
ため、ネック部で破断させて第一の工具嵌合部を除去し
た後は、第二の工具嵌合部を用いてナットを締め付けら
れたボルトから取り外すことができ、建築物の解体を容
易に行うことができる。しかも、従来と同様の手法で一
定の締付トルクで被締着部材を締め付けることができ
る。
また、絞り加工などによって、第一の工具嵌合部の断面
形状と第二の工具嵌合部の断面形状を同じにしておくこ
とにより、同一の締着工具を用いて締結と解除を行うこ
とが可能となり、その際第一の工具嵌合部とネック部と
の境界部にストッパー部を設けておくことにより、締着
工具を無造作に工具嵌合部に嵌合させても第一の工具嵌
合部にのみ嵌合することとなる。したがって、確実にネ
ック部で破断させることが保証される。
このように本考案に係るボルトによれは、比較的短期間
で解体される博覧会の建物や簡易駐車場の建築物など、
特に解体を前提として構築される建造物については、構
築及び解体の作業が迅速かつ簡易に行うことができるこ
とになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るボルトの一実施例を示す正面図で
あり、第2図は第1図のII−II断面図である。第3図は
第1図に示すボルトによる締め付け作業における作動を
示す説明図であり、第4図は締め付けられたボルトから
ナットを取り外す作動を示す説明図である。第5図
(a)(b)はいずれも本考案に係るボルトに用いられ
るナットの他の実施例を示す平面図である。 第6図は従来のトルクコントロール型のボルトを示す正
面図であり、第7図は第6図に示すボルトの締め付け時
における形態を示す断面図である。 12;ボルト、10;頭部 14;軸部、16;ねじ部 18;工具嵌合部 22;第一の工具嵌合部 24,48;第二の工具嵌合部 20;ネック部 26;ストッパー部 28,30;被締着部材 34,42,44;ナット 36;締着工具 38;インナーソケット 40;アウターソケット

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】頭部と、該頭部から一体的に延び出しねじ
    部を有する軸部と、前記ねじ部に続いて一体的に形成さ
    れるとともに最大外径が該ねじ部の谷の径より小さく形
    成され、且つ外形が締着工具を嵌合させて回転を規制さ
    せ得る断面形状とされた工具嵌合部と、所定の締付トル
    クでねじり破断するように最小外径が設定されたネック
    部とを備えたボルトであって、前記工具嵌合部が前記ネ
    ック部によって開放端側の第一の工具嵌合部と前記ねじ
    部に接続される側の第二の工具嵌合部とに分割され、該
    第一の工具嵌合部とネック部との境界部に最大外径が前
    記ねじ部の谷の径より小さく形成され、且つ締着工具の
    進入を阻止するストッパー部を設けたことを特徴とする
    ボルト。
JP1989107789U 1989-09-15 1989-09-15 ボルト Expired - Lifetime JPH0732972Y2 (ja)

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JPH0348107U JPH0348107U (ja) 1991-05-08
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20190029189A (ko) * 2017-09-12 2019-03-20 엘에스전선 주식회사 다단 파단볼트, 전력 케이블의 접속구조 및 전력 케이블 도체 접속장치

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61129243A (ja) * 1984-11-29 1986-06-17 Nippon Steel Corp 予備締め可能なトルシア形ボルト

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