JP3434459B2 - 足場用壁つなぎ取付ボルト - Google Patents

足場用壁つなぎ取付ボルト

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JP3434459B2 JP30094298A JP30094298A JP3434459B2 JP 3434459 B2 JP3434459 B2 JP 3434459B2 JP 30094298 A JP30094298 A JP 30094298A JP 30094298 A JP30094298 A JP 30094298A JP 3434459 B2 JP3434459 B2 JP 3434459B2
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【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は足場用壁つなぎ取付
ボルトに関し、特に足場解体時にトラブルのないように
した足場用壁つなぎ取付ボルトに関する。
【0002】
【従来の技術】建築物構築時、あるいは建築物補修時な
どにおいて、作業員が高所作業を安全に行なうため、建
築物回りに足場を仮設することが行なわれている。従
来、このような仮設足場は定尺のパイプを連結金具で継
ぎ足ししながら立ち上げていくのであるが、座屈や風荷
重による倒壊防止のため、あるいは揺れ止めのため、要
所毎に建築物側に連結していく。ただし、この場合、建
築物側への連結は建築物の構築を邪魔しないように、ま
た外壁などを傷付けないようにしなければならない。図
10はこの仮設足場における壁つなぎ構造の要部を示し
ており、図中50は山形鋼や軽量溝形鋼などからなる胴
縁、51は胴縁50を利用して固定した外壁材、52は
外壁材51同士の目地である。仮設足場側は、壁つなぎ
金具53を介して建築物に連結するが、その場所は目地
部など非常に限られたものとなる。壁つなぎ金具53の
連結先端側は軸径の大きなボルトでしかも軸端は穿孔能
力などないから、この場合、足場用壁つなぎ取付ボルト
54が使用されるのである。
【0003】前記足場用壁つなぎ取付ボルト54は、図
11にも示すように、壁つなぎ金具53の雄ねじ部53
aを螺着させる雌ねじ部55aをナット一端側に有し,
この雌ねじ部55aと同一軸心上であって雌ねじ部55
aより小径に形成された雌ねじ部55bをナット他端側
に有した長ナット55と、鋼材穿孔部56aを先端に有
し穿孔後の穴にねじ立て50aしながらねじ込まれるタ
ップ兼用雄ねじ部56bおよびこのタップ兼用雄ねじ部
56bを前記長ナット55の他端側雌ねじ部55bに螺
着させる雄ねじ部56cを前記タップ兼用雄ねじ部56
b終端から一体に延設させたドリルタップ型ねじ軸56
と、を備えた構成となっている。そして、前記足場用壁
つなぎ取付ボルト54は、長ナット55を回転工具で掴
み、所定位置の目地52からドリルタップ型ねじ軸56
を差し込み、胴縁50に鋼材穿孔部56aが当接した状
態で回転させ、まずその外径による下穴を開設し、それ
をそのまま押し付けて回転続行させることで、タップ兼
用雄ねじ部56bが下穴にタップを立て込みしながらね
じ込まれ胴縁50にしっかりと螺着されることになる。
その後、前記壁つなぎ金具53の雄ねじ部53aを長ナ
ットの雌ねじ部55aに螺着させることで、仮設足場を
建築物に強固に連結させることができるのである。仮設
足場の解体時は、略前記の逆工程により行なうことにな
る。このように、足場用壁つなぎ取付ボルト54は、長
ナット55を介し強い回転力でドリルタップ型ねじ軸5
6を胴縁50にねじ込み,ねじ戻しするから、長ナット
55だけが空回りしないように、図11に示すように、
長ナット外周面をポンチングし雄ねじ部56cをカシメ
て回り止め57を設けている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような足場用壁つ
なぎ取付ボルトでは、胴縁50に下穴もなく穿孔部56
aで直接穿孔し、さらに、タップ兼用雄ねじ部56bは
タップ立て込みしながらねじ込みするから、ドリルタッ
プ型ねじ軸56は、浸炭焼き入れなどの熱処理が施され
非常に硬質となったものが使用されている。しかしなが
ら、従来の足場用壁つなぎ取付ボルトでは、長ナット外
周面をポンチングして雄ねじ部分をカシメているので、
雄ねじ部回りはきつくはなっているものの、ねじ部が圧
壊したりナット材と圧接状態となっている訳ではなく、
ねじ戻し方向力や繰り返し応力を受けている間に緩んで
長ナットのみが空回りし、両者一体のねじ戻しができな
くなるものがあるという問題があった。尚、前記回り止
めを強硬にするため、ポンチングを強くすると、ドリル
タップ型ねじ軸56と長ナット55同士の軸心が狂って
しまって電動回転工具では使用できなくなるという問題
も生じる。
【0005】本発明は、かかる従来の問題点を解決する
ためになされたものであって、その目的とするところ
は、ねじ戻し方向力や繰り返し応力を与えても長ナット
とドリルタップ型ねじ軸同士が緩まない、また精度のよ
い足場用壁つなぎ取付ボルトを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に本発明請求項1記載の足場用壁つなぎ取付ボルトで
は、足場用壁つなぎの雄ねじ部を螺着させる雌ねじ部を
ナット本体一端側に有し該雌ねじ部と同一軸心上であっ
て前記雌ねじ部より小径に形成された雌ねじ部をナット
本体他端側に有した長ナットと、鋼材穿孔部を先端に有
し穿孔後の穴にねじ立てしながらねじ込まれるタップ兼
用雄ねじ部およびこのタップ兼用雄ねじ部の終端から延
設され前記長ナットの他端側雌ねじ部に螺着された雄ね
じ部が一体に設けられたドリルタップ型ねじ軸と、を備
えた足場用壁つなぎ取付ボルトにおいて、前記ドリルタ
ップ型ねじ軸には前記タップ兼用雄ねじ部と長ナット螺
着側雄ねじ部との間であって外周方向に変位した切欠面
を設けたフランジ状ストッパを一体に有し、かつ前記長
ナット他端側には、前記雌ねじ部と同一軸心上に予め設
けた略円筒状凹部に少なくとも前記フランジ状ストッパ
の厚さ方向の一部を格納した状態で、前記長ナット一端
側外周部の少なくとも一部を前記切欠面に沿うようにな
るまでカシメて形成した回り止め部を有することを特徴
とする。
【0007】請求項2記載の足場用壁つなぎ取付ボルト
では、請求項1記載の足場用壁つなぎ取付ボルトにおい
て、前記フランジ状ストッパが六角ナット状に形成さ
れ、かつ前記回り止め部が前記フランジ状ストッパの六
角ナット状外周の切欠面に沿うようになるまで長ナット
他端側外周部をさらに小形の六角ナット状にカシメて形
成されていることを特徴とする。
【0008】請求項3記載の足場用壁つなぎ取付ボルト
では、請求項1記載の足場用壁つなぎ取付ボルトにおい
て、前記フランジ状ストッパが六角ナット状に形成さ
れ、かつ前記回り止め部が前記フランジ状ストッパの六
角ナット状外周の切欠面に沿う ようになるまで長ナット
他端側外周部をフランジ状ストッパの外周に形成された
前記切欠面に向けポンチングすることにより形成されて
いることを特徴とする。
【0009】
【作用】請求項1記載の足場用壁つなぎ取付ボルトで
は、長ナットの一端側を回転工具で掴みドリルタップ型
ねじ軸のタップ兼用雄ねじ部を所定位置で胴縁にねじ込
むようにして取付ける。この取付時は、ドリルタップ型
ねじ軸の雄ねじ部が長ナットの雌ねじ部に対して締め付
け状態となるから、この場合は緩むことはない。また、
ねじ戻し方向については、長ナット外周部の一部がフラ
ンジ状ストッパの外周に設けた切欠面に沿うようになる
までカシメられているから、ドリルタップ型ねじ軸をね
じ戻し時、長ナットのカシメ部が雄ねじ部の緩み方向で
フランジ状ストッパの切欠面に当接し、ドリルタップ型
ねじ軸が長ナットから緩むのを阻止することになる。前
記カシメ部は、フランジ状ストッパの外周位置で切欠面
のねじ戻し側回転方向に向いた面を受ければよく、長ナ
ットと雄ねじ部同士の軸心がずれるような過大な変形方
法は不要となるから、この構造を採用することにより軸
心同士が一致した精密な足場用壁つなぎ取付ボルトを得
ることができる。
【0010】請求項2記載の足場用壁つなぎ取付ボルト
では、まず凹部に格納したフランジ状ストッパの外周側
を六角ナット状にカシメるのであるから、六角ナット状
の外形を有するフランジ状ストッパは、全周でもって均
等に固定されることになる。足場用壁つなぎ取付ボルト
のいずれの回転方向にも効果的な回り止めを行なうこと
ができる。また、ドリルタップ型ねじ軸と長ナットの心
ずれのない精度のよい製品を製造することができる。
【0011】請求項3記載の足場用壁つなぎ取付ボルト
では、フランジ状ストッパの角形状側面が回転方向で当
接するように長ナット外周をポンチングするのであるか
ら、軸心を変位させるような過大な力を加えなくてもフ
ランジ状ストッパの外周を的確に受けるように形成さ
れ、このため確実に固定することができる。また、ポン
チングマシンは従来のものにて対応することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明第1の実施の形態を
図面に基づいて詳細に説明する。図1は本実施の形態の
足場用壁つなぎ取付ボルトを示す平面図、図2は同底面
図、図3は同正面図、図4は同背面図、図5(イ)は同
左側面図、(ロ)は同右側面図、図6は図1のA−A線
における断面図、図7は図1のB−B線における断面図
である。尚、壁つなぎと建築物の構成については図10
にて記載した符号を使用する。
【0013】まず、構成を説明すると、本第1の実施の
形態の足場用壁つなぎ取付ボルト1は、長ナット2と、
ドリルタップ型ねじ軸3と、回り止め部4とを主要な構
成としている。前記長ナット2は、足場用壁つなぎ金具
53の雄ねじ部53aを螺着させる雌ねじ部11をナッ
ト本体の一端側に有し、この雌ねじ部11と同一軸心上
であって雌ねじ部11より小径に形成された雌ねじ部1
2をナット本体の他端側に有すると共に、六面を有する
ように形成されている。
【0014】前記ドリルタップ型ねじ軸3は、鋼材穿孔
部13を先端に有し穿孔後の穴にねじ立て50aしなが
らねじ込まれるタップ兼用雄ねじ部14と、このタップ
兼用雄ねじ部14を前記長ナット2の他端側に突設させ
るため前記ナット他端側雌ねじ部12に螺着させる雄ね
じ部15を前記タップ兼用雄ねじ部14の終端から一体
に延設させている。そして、前記ドリルタップ型ねじ軸
3には、前記タップ兼用雄ねじ部14と長ナットの雌ね
じ部12に螺着させる雄ねじ部15との間であって軸心
方向に適宜厚さを設けた六角ナット型のフランジ状スト
ッパ16を一体に有している。
【0015】回り止め部4は、前記長ナット2におい
て、予め前記雌ねじ部12と同一軸心上であって、前記
フランジ状ストッパ16における最大外形寸法より少し
大きな内径とフランジの厚みよりやや浅い深さを有して
ナット一端側に設けた略円筒状凹部19に、前記フラン
ジ状ストッパ16の厚さ方向の一部を格納した状態で、
前記ナット一端側外周部をフランジ状ストッパ16の外
周、つまり六角面17に沿うようになるまで六角状にカ
シメることにより、設けられている。図中18がその六
角状のカシメ部である。尚、前記略円筒状凹部19は、
このカシメ作用により既に六角形に変形している部分を
指している。また、図中20はゴムクッションであり、
この足場用壁つなぎ取付ボルト1を壁面材を貫通して取
り付ける場合、あるいは目地が狭い場合、金属面の接触
あるいは締め付け過ぎによりその壁面材を傷付けないよ
うにするものである。
【0016】次に作用を説明する。前記足場用壁つなぎ
取付ボルト1では、長ナット2の一端側を回転工具で掴
みドリルタップ型ねじ軸3のタップ兼用雄ねじ部14を
所定位置の目地52から差し込み、胴縁50に鋼材穿孔
部13が当接した状態で回転させ、まずその外径による
下穴を開設し、それをそのまま押し付けて回転を続行さ
せることで、タップ兼用雄ねじ部14が下穴にタップを
立て込み50aしながらしっかりと螺着されることにな
る。その後、前記壁つなぎ金具53の雄ねじ部53aを
長ナットの雌ねじ部11に螺着させることで壁つなぎ金
具53を胴縁側に固定し、仮設足場を建築物に強固に連
結させることができるのである。
【0017】このドリルタップ型ねじ軸3の雄ねじ部1
5は、長ナット2の雌ねじ部12に対して締め付け側と
なり、緩むことはない。また、ねじ戻し方向について
は、回り止め部4のフランジ状ストッパ16が長ナット
他端側の凹部19に格納され、その状態で前記ナット外
周部がフランジ状ストッパ16の外周に設けた六角面
に沿うようになるまでカシメられているから、ドリル
タップ型ねじ軸3をねじ戻し時、長ナットのカシメ部1
8が雄ねじ部15の緩み方向でフランジ状ストッパ16
の六角面に当接して空回りを阻止し、ドリルタップ型ね
じ軸3が長ナット2から緩むのを阻止することになる。
【0018】以上説明してきたように、本第1の実施の
形態の足場用壁つなぎ取付ボルト1では、ドリルタップ
型ねじ軸3の六角ナット型フランジ状ストッパ16が、
六角型にカシメた回り止め部4に固定されることから、
ねじ戻し方向力や繰り返し応力が作用してもカシメ部が
緩む事がなく確実にねじ戻しすることができる。カシメ
部18はフランジ状ストッパ16の外周位置で切欠面の
ねじ戻し側回転方向に向いた面を受ければよく、長ナッ
ト2と雄ねじ部12同士の軸心がずれるような過大な変
形方法は不要となり、軸心同士が一致した精密な足場用
壁つなぎ取付ボルトを得ることができる。
【0019】次に、第2の実施の形態の足場用壁つなぎ
取付ボルトを説明する。尚、本実施の形態では、前記第
1の実施の形態と同一構成部分には同一の符号を付して
その具体的な説明は省略する。図8は本第2の実施の形
態の足場用壁つなぎ取付ボルトを示す正面図、図9は回
り止め部を示す断面図である。本実施の形態の足場用壁
つなぎ取付ボルト5は、長ナット2の表面をポンチング
して回り止め部6を設けたことに特徴がある。図中21
はポンチ跡、22はこのポンチングにて凹部19の内部
側に突出したカシメ部である。このように構成した足場
用壁つなぎ取付ボルト5では、長ナット2の外周を従来
のようにポンチングするが、フランジ状ストッパ16の
外周切欠面17の回転方向でカシメ部が当接するように
設けたものであるから、軸心を変位させるような過大な
力を加えなくてもフランジ状ストッパ16の外周を的確
に受け、確実に固定することができる。また、ポンチン
グマシンは従来のものを使用することができる。
【0020】以上、本発明の実施の形態を説明してきた
が、本発明の具体的な構成は本実施の形態に限定される
ものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更
等があっても本発明に含まれる。例えば、フランジ状ス
トッパ16は六角ナット状に形成するとしたが、これに
限らず、四角形などの多角形状、あるいは円形状で外周
一部に切欠部を設けたものでもよい。長ナット外周のカ
シメ形状も任意である。ポンチングマシンでカシメると
きは、1カ所に限らず複数カ所設けることができる。
【0021】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明請求項
1記載の足場用壁つなぎ取付ボルトにあっては、前記構
成としたため、長ナット外周のカシメによる回り止め部
がフランジ状ストッパを完全に固定し、ねじ戻し方向力
や繰り返し応力などが作用してもカシメ部が緩むような
事がなく、常に長ナットとドリルタップ型ねじ軸とを一
体にして確実にねじ戻しすることができる。また、長ナ
ットと雄ねじ部同士の軸心がずれるような過大な変形方
法は不要となり、軸心同士が一致した精密な足場用壁つ
なぎ取付ボルトを製造することができるなどの効果が得
られる。
【0022】請求項2記載の足場用壁つなぎ取付ボルト
にあっては、前記構成としたため、ドリルタップ型ねじ
軸のいずれの回転方向にも効果的な回り止めを行なうこ
とができる。ドリルタップ型ねじ軸と長ナットの心ずれ
のない精度のよい製品を製造することができるなどの効
果が得られる。
【0023】請求項3記載の足場用壁つなぎ取付ボルト
にあっては、前記構成としたため、従来と同様位置でフ
ランジ状ストッパの角形状側面が回転方向で当接するよ
うにポンチングするのであるから、軸心を変位させるよ
うな過大な力を加えなくてもフランジ状ストッパの外周
を的確に受け確実に固定することができる。また、ポン
チングマシンは従来のものを使用でき経済的であるなど
の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態の足場用壁つなぎ取付ボルト
を示す平面図である。
【図2】同上の足場用壁つなぎ取付ボルトを示す底面図
である。
【図3】同上の足場用壁つなぎ取付ボルトを示す正面図
である。
【図4】同上の足場用壁つなぎ取付ボルトを示す背面図
である。
【図5】(イ)同上の足場用壁つなぎ取付ボルトを示す
左側面図である。 (ロ)同上の足場用壁つなぎ取付ボルトを示す右側面図
である。
【図6】図1のA−A線における断面図である。
【図7】図1のB−B線における断面図である。
【図8】第2の実施の形態の足場用壁つなぎ取付ボルト
を示す平面図である。
【図9】第2の実施の形態の回り止め部を示す断面図で
ある。
【図10】従来の足場用壁つなぎ取付ボルトの使用状態
を示す説明図である。
【図11】従来の足場用壁つなぎ取付ボルトを示す断面
図である。
【符号の説明】
1,5 足場用壁つなぎ取付ボルト 2 長ナット 3 ドリルタップ型ねじ軸 4,6 回り止め部 11 長ナットの壁つなぎ連結側雌ねじ部 12 長ナットのドリルタップ型ねじ軸側雌ねじ部 13 鋼材穿孔部 14 タップ兼用雄ねじ部 15 ドリルタップ型ねじ軸の長ナット取付側雄ねじ部 16 フランジ状ストッパ 18 カシメ部 19 長ナットの円筒状凹部 21 ポンチング 22 ポンチングによるカシメ部 53 足場用壁つなぎ金具(足場用壁つなぎ)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 足場用壁つなぎの雄ねじ部を螺着させる
    雌ねじ部をナット本体一端側に有し該雌ねじ部と同一軸
    心上であって前記雌ねじ部より小径に形成された雌ねじ
    部をナット本体他端側に有した長ナットと、 鋼材穿孔部を先端に有し穿孔後の穴にねじ立てしながら
    ねじ込まれるタップ兼用雄ねじ部およびこのタップ兼用
    雄ねじ部の終端から延設され前記長ナットの他端側雌ね
    じ部に螺着された雄ねじ部が一体に設けられたドリルタ
    ップ型ねじ軸と、を備えた足場用壁つなぎ取付ボルトに
    おいて、 前記ドリルタップ型ねじ軸には前記タップ兼用雄ねじ部
    と長ナット螺着側雄ねじ部との間であって外周方向に変
    位した切欠面を設けたフランジ状ストッパを一体に有
    し、 かつ前記長ナット他端側には、前記雌ねじ部と同一軸心
    上に予め設けた略円筒状凹部に少なくとも前記フランジ
    状ストッパの厚さ方向の一部を格納した状態で、前記長
    ナット一端側外周部の少なくとも一部を前記切欠面に沿
    うようになるまでカシメて形成した回り止め部を有する
    ことを特徴とする足場用壁つなぎ取付ボルト。
  2. 【請求項2】 前記フランジ状ストッパが六角ナット状
    に形成され、かつ前記回り止め部が前記フランジ状スト
    ッパの六角ナット状外周の切欠面に沿うようになるまで
    長ナット他端側外周部をさらに小型の六角ナット状にカ
    シメて形成されていることを特徴とする請求項1記載の
    足場用壁つなぎ取付ボルト。
  3. 【請求項3】 前記フランジ状ストッパが六角ナット状
    に形成され、かつ前記回り止め部が前記フランジ状スト
    ッパの六角ナット状外周の切欠面に沿うようになるまで
    長ナット他端側外周部をフランジ状ストッパの外周に形
    成された前記切欠面に向けてポンチングすることにより
    形成されていることを特徴とする請求項1記載の足場用
    壁つなぎ取付ボルト。なぎ取付ボルト。
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