JP3574698B2 - 弛み止めナット - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、弛み止めナットの改良に関するものであり、工作機械や建設機械、輸送機械等の振動の多い箇所で、ボルトとの組合せにより被締結部材を固定する場合に使用するものである。
【0002】
【従来の技術】
弛み止めナットとしては、従前から図6に示す如き構成の二重ナットが多く使用されている。
しかし、当該二重ナットは、所定の締付けトルクで各ナット51,51を締付けするのが困難であり、ナット51、51に弛みが生じたり、或いは過度なナットの締付けによりボルト52に剪断を生じると云う問題がある。
また、当該二重ナットの使用に際しては、先ず下のナット51を締めてから次に上のナット51を締付け、更に下のナット51を戻さなければならず、締込みに手数が掛り、作業性が悪いと云う問題もある。
【0003】
一方、上述の如き問題を解決するため、出願人は先きに図7に示す如き構造の弛み止めナットを開発し、これを実公平1─38325号として公開している。
即ち、前記図7の弛み止めナットは、中央部に向って順次縮径するテーパ状内周面61aとこれに連設して形成された雌螺子61bを有し、略中間部に所定の締付けトルクで剪断される略環状の薄肉部61cを形成したナット本体61と、このナット本体61のテーパ状内周面61aに嵌合されるテーパ状外周面62aと内周面に前記雌螺子61bと同一寸法に形成された雌螺子62bを有し、且つ周壁に軸芯方向に沿って割り溝62cを形成した筒状の割りナット62とから構成されている。
【0004】
また、当該弛み止めナットの使用に際しては、図8に示す如く、先ずナット本体61のテーパ状内周面61aに割りナット62を嵌合し、この割りナット62側からボルト63に螺合する。次に、ナット本体61をスパナ等で順次締付けて行く。
そうすると、割りナット62は、そのテーパ状内周面62a及びナット本体61のテーパ状内周面61aにより縮径して行き、ボルト63の外周面に強く圧着して弛み止め効果を発揮する。
ナット本体61を更に締付けて行くと、ナット本体61の薄肉部61cが所定の締付けトルクになったときに剪断され、ナット本体61は上下に分割される。その後は、上下に分割されたナット本体61の上方側のみを回転させて下方側へ密着させ、この時点でナット本体61の締付けを止める。
【0005】
上記、図7の弛み止めナットは、ナットの締付けトルクが所定の値になるとナット本体61の薄肉部61cが剪断されるため、所謂ナットの締付けトルクを一定に保持することができる。その結果、従前の二重ナット方式の場合のように、ナットの締込み過ぎによるボルトの剪断や締込み不足による弛みの発生を完全に防止することができる。
また、ナットの締付け時に割りナット62が縮径してボルト63に強く圧着するため、従前の二重ナットの場合よりも優れた弛み止め効果を発揮することができ、優れた実用的効果を奏するものである。
【0006】
しかし乍ら、この図7に示すの弛み止めナットにも、未だ解決すべき問題が多く残されている。
先ず、第1の問題は製造コストの問題である。即ち、ナット本体61の他に割りナット62を必要とするうえ、ナット本体61にテーパ状内周面61aを形成しなければならないため、弛み止めナットそのものの製造コストが上昇し、その引き下げを図り難いと云う問題がある。
第2の問題はナットの挿着並びにその締込み作業に手数が掛かるという点である。即ち、ナット本体61内へ割りナット62を挿入し、両者61、62の組立体をボルト63へ挿着することが困難で、ナットの挿着に手数がかかるという問題がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記従来の問題に鑑みてなされたものであって、製作が簡単で製造コストの大幅な引下げが可能であり、しかもボルトへのナットの挿着を簡単に行え、第1ナット部と第2ナット部及び各ナット部とボルトの圧接作用により強力な弛み止め効果が得られるようにした弛み止めナットを提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記目的を達成するためになされたものであって、請求項1の弛み止めナットは、雌ねじを備えた第1ナット部と、雌ねじを備えた第2ナット部との間に、一定のテーパ角度をもった切り込みが形成されており、この切り込みにて連設部が形成されている弛み止めナットであって、前記連設部が、第1ナット部に対して第2ナット部を強制的に締める方向に回転したときに、剪断されて、前記第1ナット部と第2ナット部の切り込み対向面が圧接され、且つ前記第1ナット部と第2ナット部が螺合されたボルトに対してボルトの軸心側に向けて圧接される構造とし、剪断される連設部を、切り込みの末端側に設けるようにしている。
【0009】
請求項2の弛み止めナットは前記切り込みのテーパ角度が2度〜8度の範囲内である。
【0010】
請求項3の弛み止めナットは、前記切り込みのギャップ幅が、0.5mm〜1.2mmの範囲内である。
【0011】
請求項4の弛み止めナットは、前記第1ナット部に対して第2ナット部を強制的に締める方向に回転したときに、回転開始から第1ナット部に第2ナット部が圧接するまでの回転角度が1/6回転以内である。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、ボルトに組み付けた状態として、図を参照しつつ説明する。
図1はボルトに組み付けた本発明に係る弛み止めナットの締め付け前の状態を示し、図2は弛み止めナットの一定のテーパ角度の切り込みに沿って切断した状態を示すものである。また、図3は第1ナット部に対して第2ナット部を強制的に締める方向に所定角度回転して切り込みの末端部の連設部を剪断した状態を示し、図4は図3の平面図である。更に、図5は2枚の板材をボルトと弛み止めナットで締め付け固定した時の縦断面図である。
【0014】
本実施形態の弛み止めナット1には、図1に示すように、雌ねじを備えた第1ナット部1Aと、雌ねじを備えた第2ナット部1Bとの間に、一定のテーパ角度をもった切り込み2が形成されており、図2にも示すように、この切り込み2の末端部に連設部3が形成されている。
【0015】
そして、図3,図4に示すように、連設部3が、第1ナット部1Aに対して第2ナット部1Bを強制的に締める方向に回転したときに剪断され、図5に示すように、第1ナット部1Aと第2ナット部1Bのテーパ状の切り込み対向面1a,1bが圧接され、且つ第1ナット部1Aと第2ナット部1Bが螺合されたボルト4の軸心側に向けて圧接されるようになっている。
【0016】
即ち、図5に示すように、第1ナット部1Aと第2ナット部1Bのテーパ状の切り込み対向面1a,1bは、ボルトにかかる引張り力Fの反力によって圧接され、また、第1ナット部1Aは矢符H1で、第2ナット部1Bは矢符H2で夫々示すように、ボルト4の軸心側に向けて圧接される。
従って、第1ナット部1Aと第2ナット部1Bは、これらの圧接状態によって、弛みが防止され、強力な弛み止め効果が得られる。
【0017】
例えば、図5に示すように、2枚の金属製板材5,6の貫通孔5a,6aにボルト4を挿入し、ボルト4の先端のねじ部4aに弛み止めナット1を螺合し、第1ナット部1Aに対して第2ナット部1Bを強制的に締め込み方向に回転する。第2ナット部1Bに加わる締め込み力が設定値以上になると、連設部3が剪断され、引き続き第2ナット部1Bが第1ナット部1Aに対して所定角度回転したときに、上記した各圧接作用が生じる。その結果、第1ナット部1Aと第2ナット部1Bは弛みが防止され、2枚の金属製板材5,6を強力に締め付け固定することができる。
【0018】
次に、上記した圧接作用が生じるための条件を列記すると、第1に切り込み2のテーパ角度αが2度〜8度の範囲内であること、第2に切り込みのギャップ幅gが0.5mm〜1.2mmの範囲内であること、第3に第1ナット部1Aに対して第2ナット部1Bを強制的に締める方向に回転したときに、回転開始から第1ナット部1Aに第2ナット部1Bが圧接するまでの回転角度が約1/6回転位いであること、第4に連設部3と切り込み2のテーパ方向の寸法比が、1/8〜1/11位いであることが好ましい。
【0019】
【実施例】
以下に示す表、数式、各数値を用いて本発明に係る弛み止めナットを製作し、且つこれを用いて弛み止め試験を実施した結果、極めて良好且つ強力な弛み止め効果が得られた。
【0020】
表1は試験に供した弛み止めナット1の大きさ(呼び・M3〜M30)、各ナット1のピッチp、有効径d、リード角β、2面幅B(図2参照)、C寸法(図2参照)、E寸法(図2参照)、切り込み2のギャップ幅gが1.0mmのときの切り込み2のテーパ角度α1 、切り込み2のギャップ幅g、切り込み2のテーパ角度αを表示するものである。
【0021】
【表1】
Figure 0003574698
【0022】
上記表1におけるリード角βは、次の数式によって求めたものである。
β=tan−1(P/πd)
また、C寸法は、次の数式によって求めたものである。
C=B×(1/cos30°)
更に、E寸法は、次の数式によって求めたものである。
E=B×tan30°
【0023】
第2ナット部1Bを強制的に回転して連設部3を剪断した後、第2ナット部1Bの締め付け方向への回転が1/6回転(60°)以下に於いて、両ナット部1B、1Aの切り込み対向面が圧接される切り込み2のテーパ角度αは、次の数式により求められる。
E=tanα≧g(但し、gは切り込み2のギャップ幅)
α≧tan−1(g/E)
即ち、 g=1.0mmのとき
α=tan−1(1/E)
又、 g=0.5mmのとき
α=tan−1(0.5/E)
【0024】
また、連設部3の断面積は次の数式によって求められる。
剪断力F≒(2×T×10)/C
〔厳密には:F=20T/(C−2/3h)〕
(但し、hは連設部3の幅寸法、Tは締付けトルクkg−cmを示す)
剪断応力τ=F/A(kg/cm
連設部3の断面積をAcmとすると、
Figure 0003574698
【0025】
次に、一例として、呼びM30の場合について上記数式によって計算した数値をあげて説明する。
この場合の剪断応力τ=2400kg/cmとし、
締付けトルクT=5173kg− cmとすると、
h=(2000×5173×tan30°)/(53.1×2400)=6.8mm
即ち、h(連設部3の幅寸法・図2参照)は6.8mmとなる。
【0026】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の弛み止めナットは、雌ねじを備えた第1ナット部と雌ねじを備えた第2ナット部との間に、一定のテーパ角度をもった切り込みを形成するだけで製作できるので、この製作が簡単で製造コストの大幅な引下げが可能となる。また、第1ナット部と第2ナット部を連設部を介して一体となった状態でボルトに螺合することができるので、ボルトへのナットの挿着を簡単に行える。
【0027】
更に、第1ナット部に対して第2ナット部を強制的に締める方向に回転したときに、連設部が剪断されて第1ナット部と第2ナット部の切り込み対向面が圧接され、且つ第1ナット部と第2ナット部が螺合されたボルトに対してボルトの軸心側に向けて圧接されるので、より強力な弛み止め効果が得られる。
特に、第2ナット部の回転開始から第1ナット部に第2ナット部が圧接するまでの回転角度が1/6回転以内であるので、回転締め付け作業を容易且つ迅速に行うことができる。
また、第2ナット部の締付けトルクTと連設部の幅寸法h(即ち、連設部の断面積Acm)とが比較的単純な関係にあるため、締付けトルクTの設定を極めて容易に且つ正確に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る弛み止めナットの一例をボルトに螺合した実施の形態を示す正面図である。
【図2】図1の弛み止めナットを切り込みのテーパ角度に沿って切断した状態の横断面図である。
【図3】図1の弛み止めナットの第2ナット部を回転して連設部を剪断して圧接した状態を示す正面図である。
【図4】図3の弛み止めナットとボルトの平面図である。
【図5】2枚の金属製板材をボルトと弛み止めナットによって締め付け固定したときの縦断面図である。
【図6】従来の弛み止め構造の一例である二重ナット構造を示す一部を省略した正面図である。
【図7】従来の弛み止めナットの一例を示す縦断面図である。
【図8】図7の弛み止めナットによる上下の鍔部の締め付け固定状態を示す縦断面図である。
【符号の説明】
1 弛み止めナット
1A 第1ナット部
1a 切り込み対向面
1B 第2ナット部
1b 切り込み対向面
2 切り込み
3 連設部
4 ボルト

Claims (4)

  1. 雌ねじを備えた第1ナット部と、雌ねじを備えた第2ナット部との間に、一定のテーパ角度をもった切り込みが形成されており、この切り込みにて連設部が形成されている弛み止めナットであって、前記連設部が、第1ナット部に対して第2ナット部を強制的に締める方向に回転したときに、剪断されて、前記第1ナット部と第2ナット部の切り込み対向面が圧接され、且つ前記第1ナット部と第2ナット部が螺合されたボルトに対してボルトの軸心側に向けて圧接される構造とし、剪断される連設部を、切り込みの末端側に設けるようにした弛み止めナット。
  2. 前記切り込みのテーパ角度が2度〜8度の範囲内である請求項1に記載の弛み止めナット。
  3. 前記切り込みのギャップ幅が、0.5mm〜1.2mmの範囲内である請求項1に記載の弛み止めナット。
  4. 前記第1ナット部に対して第2ナット部を強制的に締める方向に回転したときに、回転開始から第1ナット部に第2ナット部が圧接するまでの回転角度が1/6回転以内である請求項1に記載の弛み止めナット。
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