JPH0732965B2 - 回転鋸の製造方法 - Google Patents

回転鋸の製造方法

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JPH0732965B2
JPH0732965B2 JP36053192A JP36053192A JPH0732965B2 JP H0732965 B2 JPH0732965 B2 JP H0732965B2 JP 36053192 A JP36053192 A JP 36053192A JP 36053192 A JP36053192 A JP 36053192A JP H0732965 B2 JPH0732965 B2 JP H0732965B2
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JP
Japan
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saw
saw blade
inner peripheral
peripheral portion
carbide tip
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JP36053192A
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JPH06297242A (ja
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一 鈴木
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Tenryu Saw Manufacturing Co Ltd
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Tenryu Saw Manufacturing Co Ltd
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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23DPLANING; SLOTTING; SHEARING; BROACHING; SAWING; FILING; SCRAPING; LIKE OPERATIONS FOR WORKING METAL BY REMOVING MATERIAL, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23D61/00Tools for sawing machines or sawing devices; Clamping devices for these tools
    • B23D61/02Circular saw blades
    • B23D61/025Details of saw blade body
    • B23D61/026Composite body, e.g. laminated

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Harvester Elements (AREA)
  • Crushing And Pulverization Processes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、二重に形成された合わ
せのこ身の外周に超硬チップ固着してなる回転鋸の製造
方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の技術として図6〜図9に示すもの
があった。まず図6および図7に示すように、円板状に
かつ中心部に取付け孔3が形成された二枚の鋼板製のの
こ身板2を互いに重ね合わせ、各のこ身板2の内周部お
よび外周部に多数のスポット溶接4をして両者を一体的
に固着し、合わせのこ身1を形成する。次いで、この合
わせのこ身1を熱処理して歪み取りした後、図8に示す
ように、上記合わせのこ身1の外周を歯切り加工して多
数の歯台5を形成する。次いで上記合わせのこ身1の歪
みを修正した後、図9に示すように、上記歯台5に超硬
チップ6をロウ接し、該超硬チップ6を研磨して切刃を
形成し、回転鋸7を完成する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のものは、各
のこ身板2の内周部および外周部に多数のスポット溶接
4をして合わせのこ身1を形成するようにしていたた
め、のこ身板2が溶接熱で不規則に歪み、この歪みの修
正に多大な手数および熟練を要する欠点があった。さら
に、各のこ身板2が強固に固着され、合わせのこ身1の
剛性が高くなって騒音が発生し易くなる欠点があった。
本発明は、上記欠点を解消した新規な回転鋸の製造方法
を得ることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために以下の如く構成したものである。即ち、複
数枚の鋼板製ののこ身板を重ね合わせるとともに、両者
をその外周部にてスポット溶接により一体的に固着して
合わせのこ身を形成し、該合わせのこ身の外周を歯切り
加工して多数の歯台を形成し、次いで前記合わせのこ身
の両面を研磨して各のこ身板にその内周部が互いに離間
する方向の歪みを発生させ、次いで前記歯台に超硬チッ
プをロウ接する構成にしたものである。
【0005】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に基いて説明す
る。図面において、図1〜図5は本発明による主な製造
工程を示す。まず図1および図2に示すように、円板状
にかつ中心部に取付け孔12が形成された複数枚、例え
ば二枚の鋼板製ののこ身板11を互いに重ね合わせ、各
のこ身板11の外周部に一周のスポット溶接13をして
両者を一体的に固着し、これにより合わせのこ身10を
形成する。次いで、この合わせのこ身10を熱処理して
歪み取りした後、図3に示すように、上記合わせのこ身
10の外周を歯切り加工して多数の歯台14を形成す
る。
【0006】次いで、図4に示すように、上記合わせの
こ身10の上面10aと下面10bとをペーパー16に
より研磨し、上記スポット溶接13の焼跡を薄くすると
ともに、のこ身10の上面10aおよび下面10bを研
削応力により各のこ身板11にその内周部11aが互い
に上下に離間する方向の歪みを発生させ、これにより上
記のこ身11の外周部つまり歯台14をスポット溶接1
3部を中心として厚さ方向に接近させ、両側に対面する
歯台14同志を圧接させる。
【0007】次いで、図5に示すように、上記歯台14
に超硬チップ15をロウ接した後、該超硬チップ15を
研磨して切刃15aを形成し、また合わせのこ身10の
上面10aと下面10bとに所定の塗料16を塗布して
回転鋸Aを完成する。
【0008】上記実施例によれば、のこ身10は、複数
枚ののこ身板11の外周部をスポット溶接13と超硬チ
ップ15を固着するロウとにより固着して形成されるた
め、外周部は各のこ身板11が強固に固着されて剛性が
高くなる。この場合、超硬チップ15を歯台14に固着
する際に、のこ身10の内周部11aに互いに離間する
方向の歪みを発生させ、両側に対面する歯台14同志を
圧接させて上記超硬チップ15を固着するようにしたの
で、超硬チップ15の歯台14への固着力が増大すると
ともに、両側で対面する歯台14同志、即ち各のこ身板
11の外周端部の固着力も増大することになる。
【0009】一方、のこ身10の内周部は、上記各のこ
身板11が取付孔12の周縁部にて回転装置の締結具
(図示省略)により挾持されて圧着されるのみとなり、
該のこ身10の内周部の剛性は比較的小さくなる。この
ため、超硬チップ15部、即ちのこ身10の外周部で発
生した振動がのこ身10の内周部に伝播されると、上記
各のこ身板11の内周部が互いに異なった振動を生気
し、互いに打ち消し合うことになる。
【0010】
【発明の効果】以上の説明から明らかな如く、本発明
は、スポット溶接の量が少なくなるので、熱歪みが低減
して歪み修正が容易になる。また、のこ身の外周部にス
ポット溶接するとともに、両側の歯台を互いに厚さ方向
に圧接させてこの部に超硬チップをロウ接するようにし
たので、のこ身の外周部の剛性が高くなって切削性能が
高なるとともに、内周部の剛性が低くなって騒音が低減
する等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による合わせのこ身の断面図である。
【図2】本発明による合わせのこ身の側面図である。
【図3】本発明による合わせのこ身を歯切りした状態の
断面図である。
【図4】本発明による合わせのこ身を研磨した状態の要
部拡大断面図である。
【図5】本発明による回転鋸の要部拡大断面図である。
【図6】従来による合わせのこ身の断面図である。
【図7】従来による合わせのこ身の側面図である。
【図8】従来による合わせのこ身を歯切りした状態の断
面図である。
【図9】従来による回転鋸の断面図である。
【符号の説明】
A 回転鋸 10 合わせのこ身 10a 上面 10b 下面 11 のこ身板 11a 内周部 12 取付孔 13 スポット溶接 14 歯台 15 超硬チップ 15a 切刃 16 ペーパー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数枚の鋼板製ののこ身板を重ね合わせ
    るとともに、両者をその外周部にてスポット溶接により
    一体的に固着して合わせのこ身を形成し、該合わせのこ
    身の外周を歯切り加工して多数の歯台を形成し、次いで
    前記合わせのこ身の両面を研磨して各のこ身板にその内
    周部が互いに離間する方向の歪みを発生させ、次いで前
    記歯台に超硬チップをロウ接したことを特徴とする回転
    鋸の製造方法。
JP36053192A 1992-12-29 1992-12-29 回転鋸の製造方法 Expired - Lifetime JPH0732965B2 (ja)

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JPH06297242A JPH06297242A (ja) 1994-10-25
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2780018B2 (ja) * 1995-10-31 1998-07-23 関西鋼業株式会社 丸 鋸
KR100541598B1 (ko) * 2002-03-27 2006-01-16 주식회사 다이아피플 소우 생크 구조

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