JPH07329430A - 熱転写記録用画像受容シート - Google Patents

熱転写記録用画像受容シート

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JPH07329430A
JPH07329430A JP6129146A JP12914694A JPH07329430A JP H07329430 A JPH07329430 A JP H07329430A JP 6129146 A JP6129146 A JP 6129146A JP 12914694 A JP12914694 A JP 12914694A JP H07329430 A JPH07329430 A JP H07329430A
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JP
Japan
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layer
weight
whiteness
coating layer
parts
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Application number
JP6129146A
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English (en)
Inventor
Takatoshi Nishizawa
孝利 西澤
Akira Iwai
昭 岩井
Fumiko Shibata
文子 柴田
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Yupo Corp
Original Assignee
Yupo Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 白色度が90%以上プロピレン系の微多孔延
伸フィルムを基層(A)と、この基層の表面に白色顔
料、青色顔料、バインダーからなり、白色度が95%以
上、明度(L値)が95以上、色相(a値)が−1.0
〜+1.0、黄度(b値)が−4.0〜−2.0であり、
肉厚が3〜30μmのピグメント塗工層(B)が設けら
れた支持体を用い、この支持体の前記塗工層(B)の表
面に画像受容層(C)が設けられた熱転写記録用画像受
容シート。 【効果】 黄味性が少なく、白色度が高く、印字の階調
もすぐれた熱転写記録用画像受容シートが得られる。
又、この印字物を長期間保管しても白色印字の黄変は少
ない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、たとえば熱転写記録用
画像受容シート、とくにサーマルヘッド等の電気信号に
より文字や画像を受容体上に形成するビデオプリンター
等に用いるカラーコピーに用いられる熱転写画像受容シ
ートに関するものである。本発明の熱転写記録用画像受
容シートを用いて感熱転写された複写は、色調の優れた
鮮やかな画像である。
【0002】
【従来の技術】従来、昇華性又は気化性染料を含有する
転写層を有する転写シートと、受容シートとを重ね合わ
せ、転写シートを加熱して、転写層に含まれる染料を昇
華又は気化させて受容シートに染着させ、受容シート上
に染料画像を形成させる熱転写方法は知られている。具
体的には、サーマルヘッド等の電気信号により制御され
る熱源を用いた転写型感熱記録方式では、図1のように
色材層11と基体12を有する転写体1(インキリボ
ン)と、画像受容層22と支持体21を有する受容シー
ト2をドラム3と熱源(ヘッド)4の間に狭着させて、
電気信号に応じて層11の色材を画像受容層22上に転
写することによりカラーコピーを得ている。画像受容層
22は、用いる色材の内容により異なり、顔料を含む熱
溶融型色材の場合には、支持体21そのものを用いてよ
く、昇華性塩基性染料型色材の場合には活性白土(活性
クレー)層を、昇華性分散染料型色材の場合にはポリエ
ステル等の高分子材料コート層等からなっている。従来
の受容体では支持体の厚みむら、又は表面凹凸のため画
像受容層22の表面は、5〜15μmの凹凸があり、
又、1mm当り10〜20μmのうねりがあった。この
凹凸又はうねりは、スーパーカレンダーによる表面処理
においても多少の改善がなされるだけで限界があった。
このため、色材層22から転写される色材は、画像受容
層22の表面凹凸が3〜5μm以上又はうねりが1mm
当り10μm以上では熱溶融色材は勿論、昇華性色材で
も画像信号に応じて正確に転写されず、画像のドットぬ
け、ドット欠け等の画像品質の乱れを生じ、中間調にザ
ラツキ感を与えていた(特開昭59−214696号公
報)。
【0003】かかる欠点を改良したものとして、支持体
として、表面平滑性の優れる無機微細粉末を40〜50
重量%含有するプロピレン系樹脂の延伸フィルムよりな
る合成紙(特公昭46−40794号)、またはこの合
成紙の表面に白色度及び染着性を高めるため、シリカや
炭酸カルシウム等の無機化合物をバインダーと共に表面
に塗布した塗工合成紙を用い、この表面に画像受容層を
設けた熱転写記録用画像受容シートが用いられている
(特開昭60−245593号、同61−112693
号各公報)。この受容シートは、熱転写された受容シー
トのアフターユース(複写、鉛筆筆記性、保存性等)、
耐水性の面で優れている。このプロピレン樹脂系合成紙
は、ソフト感を出し、印字ヘッドとの密着性、給排紙性
を良好とするため、素材のポリプロピレンの融点よりも
低い温度でフィルムを延伸して内部にマイクロボイド
(微細な孔)を多数形成させている。これら合成紙を支
持体とした熱転写記録用画像受容シートを、例えばカラ
ー又は白黒写真の印画紙として用いる用途において、従
来の銀塩写真の印画紙と同等、それ以上の白色性を出す
ことが要求された。すなわち、市販の合成紙は、色調が
黄味を帯びているために、従来の銀塩写真の印画紙と比
較した場合、印字後の画像において色調が悪い。
【0004】かかる合成紙を支持体とする熱転写記録用
画像受容シートの欠点を改良するものとして、特開平1
−115687号公報は、支持体の表面に画像受容層が
設けられた熱転写記録用画像受容シートにおいて、前記
支持体(合成紙)として、JIS L−1074で測定
した白色度が95%以上であって、JIS Z−873
0の規定による明度(L値)が95以上、色相(a値)
が−1.0〜+1.0、黄度(b値)が−2.0〜+2.0
である無機微細粉末を含有するプロピレン系樹脂フィル
ムの延伸物を用い、かつ、熱転写記録用画像受容シート
の画像受容層側の白色度が94%以上、色相が−1.0
〜+1.0、黄度が−2.5〜+2.5であることを特徴
とする熱転写記録用画像受容シートが提案されている。
かかる合成紙を支持体とした熱転写記録用画像受容シー
トは、印字された白色部分の白色度は、従前のものと比
較してかなり高いものであるが、更にこの白色印字の部
分の黄色味を低下させ、より白色度を向上させることが
印刷業界、電気業界から要求されている。白色印字の黄
色味を低下させる方法として、特開平1−206095
公報には、画像受容層に青色染料と赤色染料と蛍光増白
剤を含有させる手法により、受容層の明度(L値)が9
0以上、色相(a値)が−1.0〜+2.0、黄度(b
値)が−2.0〜−5.0の熱転写記録用画像受容シート
が提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
1−115687号及び特開平1−206095号公報
に記載される熱転写記録用画像受容シートとも、支持体
がプロピレン系樹脂合成紙であるときは、この合成紙製
造時のプロピレン系樹脂が押出機による加熱溶融により
酸化を受けて黄変しやすい(特公昭61−36019号
公報)ので、また、印字時に印字ヘッドより200〜2
30℃の熱を受けるので、完全な解決手段とはなり得な
い。特に、印字物を長期保管する場合には、合成紙への
安定剤の配合による黄変化が見受けられ、好ましくな
い。本発明は、印字されたときは勿論、この印字物を長
期保管したときでも白色印字部分の黄変が少ない熱転写
画像受容シートを提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、白色無機微細
粉末を含有するプロピレン系樹脂フィルムの延伸物より
なる白色度が90%以上の微多孔延伸フィルムを基層
(A)とし、この基層の表面に下記組成(固型分比)の
ピグメント塗工層であって、JIS L−1074で測
定した白色度が95%以上、JIS Z−8730で測
定した明度(L値)が95以上、色相(a値)が−1.
0〜+1.0、黄度(b値)が−4.0〜−2.0であ
り、肉厚が3〜30μmのピグメント塗工層(B)が設
けられた構造の支持体を用い、この支持体の前記塗工層
(B)の表面に画像受容層(C)が設けられた熱転写記
録用画像受容シートを提供するものである。 (ピグメント塗工層の固型分組成) 白色顔料 49.95〜75重量% 青色染料 0.05〜3 重量% 樹脂バインダー 22〜50 重量%。
【0007】以下に、本発明をさらに詳細に説明する。 (発明の概要)基層の微多孔延伸フィルム(A) 支持体の基層(A)は、白色無機微細粉末を含有するプ
ロピレン系樹脂フィルムの延伸物よりなる白色度が90
%以上の微多孔延伸フィルムである。かかる微多孔延伸
フィルムは、フィルム内部に微細なボイドを有する延伸
プロピレン系樹脂フィルムよりなる合成紙であって、そ
の不透明度(JIS P−8138)が85%以上、好
ましくは90%以上で、次式(1)で示される空孔率が
10〜60%、好ましくは15〜45%、肉厚が30〜
250μm、好ましくは50〜160μmのものであ
り、かかる微多孔性の合成紙としては、例えば次の〜
のものが挙げられ、これらは既述の特許公報にその製
法が記載されている。
【0008】
【数1】 空孔率(%)=[(ρ0−ρ)/ρO]×100 ・・・(1) ρ0:延伸前のフィルムの密度 ρ :延伸前のフィルムの密度
【0009】 無機微細粉末又は有機充填剤を8〜6
5重量%の割合で含有する微多孔を有するプロピレン系
樹脂の二軸延伸フィルム(特公昭54−31032号公
報、米国特許第3775521号明細書、米国特許第4
191719号明細書、米国特許第4377616号明
細書、米国特許第4560614号明細書等)。
【0010】 無機微細粉末を5〜40重量%含有す
る二軸延伸プロピレン系樹脂フィルムを基材層(1a)
とし、無機微細粉末を8〜65重量%含有するプロピレ
ン系樹脂の一軸延伸フィルムを紙状層(1b)とする合
成紙(特公昭46−40794号、特開昭57−149
363号、同57−181829号各公報)。この合成
紙は、二層構造であっても、基材層の表裏面に一軸延伸
フィルムの紙状層が存在する三層構造(特公昭46−4
0794号公報)であっても、紙状層と基材層間に他の
樹脂フィルム層が存在する三層〜七層の合成紙(特公昭
50−29738号公報、特開昭57−149363号
公報、同56−126155号公報、同57−1818
29号公報)であっても、裏面がプロピレン・エチレン
共重合体、エチレン・(メタ)アクリル酸共重合体の金
属塩(Na、Li、Zn、K)、塩素化ポリエチレン等
の基材層のプロピレン系樹脂よりも低融点の樹脂よりな
るヒートシール層を有する三層以上の合成紙であっても
よい(特公平3−13973号公報)。三層構造の合成
紙の例としては、無機微細粉末を5〜40重量%含有す
るプロピレン系樹脂フィルムを、該樹脂の融点より低い
温度で一方向に延伸して得られる一軸方向に配向したフ
ィルムの両面に、無機微細粉末を8〜65重量%含有す
るプロピレン系樹脂の溶融フィルムを積層し、次いで前
記方向と直角の方向にこの積層フィルムを延伸すること
により得られる、紙状層が一軸方向に配向し、微細な空
隙を多数有するフィルムであり、基材層は二軸方向に配
向した積層構造物がある。
【0011】 上記の合成紙の紙状層側に、更に、
無機微細粉末を含有しない肉厚0.1〜20μmの透明
なプロピレン系樹脂ラミネート層が設けられた構造の高
い光沢を有する合成紙(特公平4−60437号公報、
同1−60411号公報、特開昭61−3748号公
報)。例えば、熱可塑性樹脂の二軸延伸フィルムを基材
層(1a)とし、無機微細粉末を8〜65重量%含有す
るプロピレン系樹脂の一軸延伸フィルムよりなる表面層
(1b)と裏面層(1c)を有する複層フィルム
(1’)を支持体とし、この支持体の表面層(1b)側
に無機微細粉末を含有しないプロピレン系樹脂の透明フ
ィルム層を設け、更に帯電防止機能を有するプライマー
塗布層(1d)が設けられた合成紙(特開昭61−37
48号公報)、あるいは、熱可塑性樹脂フィルムの二軸
延伸フィルムを基材層(1a)とし、この基材層の少な
くとも片面に、無機微細粉末を8〜65重量%の割合で
含有するプロピレン系樹脂の一軸延伸フィルムよりなる
紙状層(1b)と、プロピレン系樹脂フィルムの一軸延
伸フィルムよりなる表面層(1d)とのラミネート物が
備えられている合成紙であって、前記表面層(1d)の
肉厚(t)は、紙状層に存在する無機微細粉末の平均粒
径を(R)としたとき、次式(2)を満足することを特
徴とする複層樹脂フィルムよりなる合成紙(特公平1−
60411号公報)がある。
【0012】
【数2】R≧t≧1/10×R ・・・(2)
【0013】これら〜の合成紙の表裏面は、帯電防
止性、接着性を良好とするために、ポリエチレンイミ
ン、ポリ(エチレンイミン−尿素)、ポリアミンポリア
ミドのエチレンイミン付加物、ポリアミンポリアミドの
エピクロルヒドリン付加物、三級乃至四級窒素含有アク
リル系樹脂からなる群より選ばれた水溶性のプライマー
を塗布したものであってもよい。合成紙の素材のプロピ
レン系樹脂としては、プロピレン単独重合体、プロピレ
ン・エチレン共重合体、プロピレン・ブテン−1共重合
体、プロピレン・エチレン・ブテン−1共重合体、プロ
ピレン・4−メチルペンテン−1共重合体、プロピレン
・3−メチルペンテン−1共重合体が挙げられる。共重
合体はランダム共重合体であっても、ブロック共重合体
であってもよい。これらプロピレン系樹脂に延伸性を良
好とするためポリエチレン、ポリスチレン、エチレン・
酢酸ビニル共重合体等のポリプロピレンよりも融点が低
い樹脂を3〜25重量%配合してもよい。また、白色無
機微細粉末としては炭酸カルシウム、焼成クレイ、シリ
カ、けいそう土、タルク、酸化チタン、硫酸バリウム
等、粒径が0.03〜16μmのものが使用される。延
伸倍率は縦、横方向とも4〜10倍が好ましく、延伸温
度はプロピレン系樹脂の融点よりも3〜30℃低い温度
である。このような合成紙の白色度は90%以上、L値
が90以上、a値−1.0〜+2.0、b値が−3.0〜
+2.0のものである。合成紙は、パルプ抄造紙と貼合
して合成紙/パルプ抄造紙/合成紙の積層構造としても
よい。
【0014】ピグメント塗工層(B) 基層(A)を隠ぺいするピグメント塗工層は、白色顔料
を49.95〜75重量%、青色染料を0.05〜3重量
%、樹脂バインダーを22〜50重量%含有する(固型
分における)もので、肉厚が3〜30μm、好ましくは
5〜20μmのもので、白色度が95%以上、L値が9
5以上、a値が−1.0〜+1.0、b値が−4.0〜−
2.0を示すものである。白色顔料としては、酸化チタ
ン、酸化亜鉛、炭酸カルシウム、カオリンクレー、焼成
クレイ、シリカ、アルミナホワイト等が利用できる。白
色顔料が塗工層に占める割合が49.95重量%未満で
は、合成紙の隠ぺい性に問題がある。逆に75重量%を
越えると、基層との接着力が低下する。青色染料として
は、カセットブルーN(日本化薬製)、カセットブルー
FR(日本化薬製)、カセットブルーA−CR(日本化
薬製)、カセットブルー714(日本化薬製)、ワクソ
リンブルーAP−FW(ICI社製)、ホロンブリリア
ントブルーS−R(サンド社製)、MSブルー100
(三井東圧化学製)、ダイトーブルーNo.1(大東化学
製)などが用いられ得る。樹脂バインダーとしては、ス
チレン・ブタジエンラバー、スチレン・アクリル酸低級
アルキルエステル共重合体、ポリ酢酸ビニル、アクリル
酸アルキルエステル・メタクリル酸アルキルエステル・
アクリル酸共重合体、スチレン・n−ブチルアクリレー
ト・イタコン酸共重合体、エチレン・酢酸ビニル共重合
体、塩化ビニル・アクリル酸低級アルキルエステル共重
合体の水性ラテックスもしくは水性エマルジョンが使用
される。ラテックス、エマルジョンの樹脂の固型分濃度
は約20〜55重量%が一般である。これら成分の他
に、ドデシルベンゼンスルホン酸ソーダ等の分散剤を
0.05〜2重量%、ポリビニルピロリドン、ポリビニ
ルアルコール、カルボキシメチルセルロース等の増粘剤
を1〜5重量%、蛍光増白剤を0〜3重量%、赤色染料
を0.01〜3重量%含有させてもよい。更に、塗工剤
は必要に応じて水、エチルアルコール、イソプロパノー
ル、トルエン等の溶媒で希釈して、塗布を容易にしても
よい。
【0015】前記蛍光増白剤としては、スチルベン系、
ジスチルベン系、ベンゾオキサゾール系、スチリル・オ
キサゾール系、ピレン・オキサゾール系、クマリン系、
イミダゾール系、ベンゾイミダゾール系、ピラゾリン
系、アミノクマリン系、ジスチリル・ビフェニル系蛍光
増白剤が用いられ、これら蛍光増白剤は、1種類以上混
合して用いることもできる。これら、蛍光増白剤の具体
例としては、チバガイギー社製のUvitex−O5、Uvit
ex−EBF、Uvitex−ERN−P(以上ベンゾオキサ
ゾール系)、Uvitex−EHF(スチリル・オキサゾー
ル系)、Uvitex−EMT、Uvitex−EM−V(以上ピ
レン・オキサゾール系)、Uvitex−ERT(クマリン
系)、Uvitex−AT(イミダゾール系)、Uvitex−B
AC(ベンズイミダゾール系)、Uvitex−WG(ピラ
ゾリン系)、Uvitex−WGS(アミノクマリン系)、
Uvitex−2B、Uvitex−BHT、Uvitex−MST、
Uvitex−CF(以上スチルベン系)、Uvitex−NFW
(ジスチリル・ビフェニル系)、等や新日曹化工株式会
社製のKayacall−BSconc、Kayacall−BIconc、K
ayacall−BIL、Kayacall−BRA、Kayacall−B
RAL、Kayacall−BRBLconc、Kayacall−BU
L、Kayacall−BXconc、Kayacall−BXNL、Kay
acall−BZconc、Kayacall−BZH/C、Kayacall
−BZL、Kayacall−CAconc、Kayacall−CPL、
Kayacall−KTL、Kayacall−PAN、Kayacall−
PKconc、Kayacall−RC、Kayacall−RP、Kayac
all−SR、Kayacall−WC、Kayacall−WS、Kaya
call−WSL−100、Kayacall−E、Kayacall−C
等が挙げられる。更に、Kayalight OSR、Kayaligh
t OS、Kayalight B(以上、日本化薬製)が使用で
きる。また、赤色染料としては、MS Red G(三井東
圧化学製)、Macrolex redviolet r.(バイエル社
製)、CorcssRed TB(バイエル社製)、SKルビン
SECL(住友化学製)などが用いられ得る。
【0016】このピグメント塗工層(B)の肉厚が3μ
m未満であると、基層(A)の合成紙の隠ぺい性が不十
分である。又、肉厚が30μmを越えては経済的に不利
であると共に、印字濃度が低く、また、階調性が悪くな
る。ピグメント塗工層(B)の白色度は、印字された白
色をきわだたせるために95%以上であることが必要で
ある。又、明度を表すL値は色調とは直接関係はない
が、Lが低くなると白さに視覚的な「冴え」がなくなっ
てしまう。したがって、被熱転写シートとして明るい画
像を得るためには、Lは95以上であることが望まし
い。赤味を示す色相(a値)は、この数値が大きい程赤
味が強いことを示し、−(マイナス)になると赤味が不
足していること、いいかえれば緑色味が強いことを示
す。また、aの値が−1.0未満では、視覚的に緑色味
を帯びてしまうので好ましくなく、一方、+1.0を越
えると、視覚的に赤味を帯びてしまうので好ましくな
い。更に、bの値が−4.0未満では、視覚的に青味を
帯びてしまう。一方、−2.0を越えると視覚的に黄色
味を帯びる。
【0017】画像受容層(C) 画像受容層(C)を形成する樹脂としては、オリゴエス
テルアクリレート樹脂、飽和ポリエステル樹脂、塩化ビ
ニル・酢酸ビニル共重合体、アクリルエステル・スチレ
ン共重合体、エポキシアクリレート樹脂等が利用され、
これらはトルエン、キシレン、メチルエチルケトン、シ
クロヘキサノン等に溶解し、塗工液として用いられる。
この塗工液は、耐光性を高めるために紫外線吸収剤およ
び/または光安定化剤を含有することができる。紫外線
吸収剤としては例えば2−(2’−ヒドロキシ−3,
3’−ジ−t−ブチルフェニル)−5−クロロベンゾト
リアゾール、2−(2−ヒドロキシ−3,5−ジ−t−
アミルフェニル)−2H−ベンゾトリアゾール、2−
(2’−ヒドロキシ−3’−t−ブチル−5’−メチル
フェニル)−5−クロロベンゾトリアゾール、2−
(2’−ヒドロキシ−3’,5’−t−ブチルフェニ
ル)−ベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−
3’,5’−ジ−t−アミルフェニル)ベンゾトリアゾ
ール等が挙げられる。光安定化剤としては例えばジステ
アリルペンタエリスリトールジホスファイト、ビス
(2,4−ジ−t−ブチルフェニル)ペンタエリスリト
ールジホスファイト、ジノニルフェニルペンタエリスリ
トールジホスファイト、サイクリックネオペンタンテト
ライルビス(オクタデシルホスファイト)、トリス(ノ
ニルフェニル)ホスファイト、1−[2−[3−(3,
5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピ
オニルオキシ]エチル]−4−[3−(3,5−ジ−t
−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオニルオキ
シ]−2,2,6,6−テトラメチルピベリジン等が挙
げられる。これら紫外線吸収剤、光安定化剤の添加量は
受像層3を構成する樹脂100重量部に対しそれぞれ
0.05〜10重量部、0.5〜3重量部が好ましい。
【0018】又、熱転写シートとの離型性を向上せしめ
るために、画像受容層中に離型剤を含有せしめることが
できる。離型剤としてはポリエチレンワックス、アミド
ワックス、テフロンパウダー等の固型ワックス類;フッ
素系、燐酸エステル系の界面活性剤;シリコーンオイル
等が挙げられるが、シリコーンオイルが好ましい。上記
シリコーンオイルとしては油状のものも用いることがで
きるが、硬化型のものが好ましい。更に、画像受容層の
白色度を向上して転写画像の鮮明度を更に高めるととも
に被熱転写シート表面に筆記性を付与し、かつ転写され
た画像の再転写を防止する目的で、画像受容層中に白色
顔料を添加することができる。白色顔料としては、酸化
チタン、酸化亜鉛、カオリンクレー等が用いられ、これ
らは2種以上混合して用いることができる。酸化チタン
としてはアナターゼ形酸化チタン、ルチル形酸化チタン
を用いることができ、アナターゼ形酸化チタンとしては
例えばKA−10、KA−20、KA−15、KA−3
0、KA−35、KA−60、KA−80、KA−90
(いずれもチタン工業(株)製)等が挙げられ、ルチル形
酸化チタンとしてはKR−310、KR−380、KR
−460、KR−480(いずれもチタン工業(株)製)
等が挙げられる。白色顔料の添加量は画像受容層を構成
する樹脂100重量部に対し5〜50重量部が好まし
い。更に、必要により蛍光増白剤、青色染料、赤色染料
等を樹脂100重量部に対し、0.01〜0.05重量%
の割合で配合してもよい(特開平1−206095号公
報)。画像受容層11の肉厚は、0.2〜20μm、好
ましくは2〜12μmが一般である。
【0019】熱転写画像受容シート 基層(A)の合成紙の表面に、ピグメント塗工剤を塗布
し、乾燥させてピグメント塗工層(B)を形成したもの
を支持体とし、この支持体の表面に、画像受容層形成用
塗工液を塗布し、乾燥して溶媒を飛散させることによ
り、本発明の熱転写画像受容シートが得られる。この画
像受容シートの肉厚は60〜280μmである。
【0020】
【作用】本発明の熱転写記録用画像受容シートは、基層
(A)のプロピレン系合成紙が白色のピグメント塗工層
(B)により隠ぺいされているので、黄色味の低く、白
色度も高いので、これに印字した場合、階調の高い印字
を得ることができる。
【0021】
【実施例】以下、実施例を挙げて本発明を更に詳細に説
明する。多層樹脂延伸フィルムよりなる合成紙の製造例 例1 (1) メルトインデックス(MI)0.8のポリプロピレ
ン80重量%に、比表面積が10,000cm2/gの炭
酸カルシウム20重量%を配合した樹脂組成物(B)を
270℃に設定した押出機にて混練後、シート状に押し
出し、冷却装置により冷却して、無延伸シートを得た。
このシートを、140℃に加熱後、縦方向に5倍延伸し
た。 (2) MI4.0のポリプロピレン45重量%に、比表面
積が15,000cm2/gで、325メッシュ篩残渣が
8ppmであって、白色度が92%、明度(L値)が9
2.2、色相(a値)が+0.8、黄度(b値)が+1.
5の炭酸カルシウム55重量%を混合した表面層用の組
成物(A)を押出機で溶融混練し、押し出したシートを
(1)の5倍延伸シートの片面に積層し、(1)の5倍延伸シ
ートの反対面にMI4.0のポリプロピレン60重量%
に比表面積10,000cm2/gの炭酸カルシウム40
重量%を混合した裏面層用の組成物(C)を別の押出機
で溶融混練し、押出積層し、ついで60℃まで冷却後、
160℃まで加熱し、テンターで横方向に7.5倍延伸
し、165℃でアニーリング処理し、60℃まで冷却
し、耳部をスリットして三層構造(A/B/C:肉厚3
0/90/30μm)の多層樹脂延伸フィルム(合成
紙)を得た。この合成紙の白色度は95.5%、明度が
95.8、色相が+0.2、黄度が+1.7、空孔率31
%であった。
【0022】例2 合成紙として、白色度が95%、明度が95.2%、色
相が−1.0、黄度が+1.0、空孔率が33%である王
子油化合成紙(株)のプロピレン系樹脂合成紙“YUP
O FPG 150”(商品名;肉厚150μm)を用
いた。
【0023】ピグメント塗工剤 例3 ピグメント塗工剤として下記の組成のものを用いた。 スチレン・ブタジエンラバーラテックス(50%濃度) 60部 スチレン・アクリル酸ブチル・イタコン酸共重合体エマルジョン(50%濃度) 140部 酸化チタン 3部 カオリンクレー 92部 炭酸カルシウム 100部 ポリビニルアルコール 5部 ドデシルベンゼンスルホン酸ソーダ 2部 青色塗料(日本化薬製Kayaset Blue−N) 0.6部
【0024】例4 ピグメント塗工剤として下記の組成のものを用いた。 スチレン・ブタジエンラバーラテックス(50%濃度) 100部 スチレン・アクリル酸ブチル・イタコン酸共重合体エマルジョン(50%濃度) 100部 酸化チタン 2部 カオリンクレー 92部 炭酸カルシウム 100部 ポリビニルアルコール 5部 ドデシルベンゼンスルホン酸ソーダ 2部 青色塗料(日本化薬製Kayaset Blue−N) 0.6部 ベンゾオキサゾール系蛍光増白剤(チバガイギー社のユービテックスOB) 0.6部 赤色染色(バイエル社のMarcolex red Violet R) 0.6部
【0025】例5 ピグメント塗工剤として下記の組成のものを用いた。 スチレン・ブタジエンラバーラテックス(50%濃度) 60部 スチレン・アクリル酸ブチル・イタコン酸共重合体エマルジョン(50%濃度) 140部 カオリンクレー 3部 ポリビニルアルコール 1部 ドデシルベンゼンスルホン酸ソーダ 0.5部 青色染料(日本化薬製Kayaset Blue−N) 0.1部 赤色染料(バイエル社のMarcolex red Violet R) 0.1部
【0026】例6 ピグメント塗工剤として下記の組成のものを用いた。 スチレン・ブタジエンラバーラテックス 200重量部 カオリンクレー 200重量部 ポリビニルアルコール 5重量部 ドデシルベンゼンスルホン酸ソーダ 2重量部
【0027】画像受容層形成組成物 例7 下記の組成のものを用いた。 バイロン200(東洋紡製飽和ポリエステル:Tg=67℃) 5.3重量部 バイロン290(東洋紡製飽和ポリエステル:Tg=77℃) 5.3重量部 ビニライトVYHH(ユニオンカーバイド製塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体) 4.5重量部 酸化チタン(石原産業製タイペークA−100) 1.5重量部 KF−393(信越シリコーン製アミノ変性シリコーンオイル) 1.1重量部 X−22−343(信越シリコーン製エポキシ変性シリコーンオイル) 1.1重量部 トルエン 30重量部 メチルエチルケトン 30重量部 シクロヘキサノン 22重量部
【0028】例8 下記の組成のものを用いた。 バイロン200(東洋紡製飽和ポリエステル:Tg=67℃) 5.3重量部 バイロン290(東洋紡製飽和ポリエステル:Tg=77℃) 5.3重量部 ビニライトVYHH(ユニオンカーバイド製塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体) 4.5重量部 酸化チタン(石原産業製タイペークA−100) 1.5重量部 青色染料(日本化薬製Kayaset Blue−N) 0.004部 ベンゾオキサゾール系蛍光増白剤(チバガイギー社のユービテックスOB) 0.004部 赤色染色(バイエル社のMarcolex red Violet R) 0.004部 KF−393(信越シリコーン製アミノ変性シリコーンオイル) 1.1重量部 X−22−343(信越シリコーン製エポキシ変性シリコーンオイル) 1.1重量部 トルエン 30重量部 メチルエチルケトン 30重量部 シクロヘキサノン 22重量部
【0029】実施例1 例1で得た合成紙の片面に、例3で調製したピグメント
塗工剤を塗布し、乾燥して肉厚5μm、表1に示す白色
度、L値、a値、b値を有するピグメント塗工層を設
け、支持体とした。この支持体のピグメント塗工層側
に、例7で調製した画像受容層形成組成物をワイヤーバ
ーコーティングにより乾燥時の厚さが4μmとなる様に
塗布し乾燥させて表2に示す物性の熱転写記録用画像受
容シートを得た。
【0030】実施例2〜6および比較例1〜5 合成紙、ピグメント塗工剤、その肉厚、画像受容層形成
組成物の成分を表1のように代える他は実施例1と同様
にして同表に示す物性の熱転写記録用画像受容シートを
得た。
【0031】評価 熱転写画像受容シートの経時的変化 熱転写画像受容シートの白色度、L値、a値、b値およ
び外観を、受容層形成後、1日経過後と、6カ月経過後
について調査した。結果を表2に示す。印字 この熱転写画像受容シートの表面に、(株)大倉電機社
製印字装置(ドット密度=6ドット/mm、印加電圧=
13V)を用い、印字パルス幅を変えて(0〜15ミリ
秒)印字し、マクベス濃度を調べた。(図2参照) パルス幅8ミリ秒(中間調領域)の時のマクベス濃度を
表1に示す。また、得られた印字の階調について目視
で、次の5段階で評価した。 5;大変良い 4;良い 3;実用上支障はない 2;実用上問題がある 1;不良
【0032】
【表1】
【0033】
【表2】
【0034】
【発明の効果】本発明は上記のように構成したので、黄
味性が少なく、白色度が高く、印字の階調もすぐれた熱
転写記録用画像受容シートが得られる。又、この印字物
を長期間保管しても白色印字の黄変は少ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】熱転写装置およびシートの模式的断面図を示
す。
【図2】印字パルス幅とマクベス濃度の相関を示す。
【符号の説明】
1 転写体 2 熱転写記録用画像受容シート 3 ドラム 4 熱源

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 白色無機微細粉末を含有するプロピレン
    系樹脂フィルムの延伸物よりなる白色度が90%以上の
    微多孔延伸フィルムを基層(A)とし、この基層の表面
    に下記組成(固型分比)のピグメント塗工層であって、
    JIS L−1074で測定した白色度が95%以上、
    JIS Z−8730で測定した明度(L値)が95以
    上、色相(a値)が−1.0〜+1.0、黄度(b値)が
    −4.0〜−2.0であり、肉厚が3〜30μmのピグメ
    ント塗工層(B)が設けられた構造の支持体を用い、こ
    の支持体の前記塗工層(B)の表面に画像受容層(C)
    が設けられた熱転写記録用画像受容シート: (ピグメント塗工層の固型分組成) 白色顔料 49.95〜75重量% 青色染料 0.05〜3 重量% 樹脂バインダー 22〜50 重量%。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006192889A (ja) * 2004-12-14 2006-07-27 Toray Ind Inc 二軸配向白色ポリプロピレンフィルムおよびそれを用いた感熱転写記録用受容シート
JP2011121273A (ja) * 2009-12-10 2011-06-23 Tosoh Corp 感熱転写受像シート
JP2020124892A (ja) * 2019-02-06 2020-08-20 ゼネラル株式会社 感熱転写媒体

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