JPH0732924B2 - 圧延ロールの研削方法 - Google Patents

圧延ロールの研削方法

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JPH0732924B2
JPH0732924B2 JP34056890A JP34056890A JPH0732924B2 JP H0732924 B2 JPH0732924 B2 JP H0732924B2 JP 34056890 A JP34056890 A JP 34056890A JP 34056890 A JP34056890 A JP 34056890A JP H0732924 B2 JPH0732924 B2 JP H0732924B2
Authority
JP
Japan
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grinding
roll
time
rolling
oscillation
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP34056890A
Other languages
English (en)
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JPH04200910A (ja
Inventor
雅弘 米澤
利朗 綾野
明信 中井
Original Assignee
日本鋼管株式会社
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21BROLLING OF METAL
    • B21B28/00Maintaining rolls or rolling equipment in effective condition
    • B21B28/02Maintaining rolls in effective condition, e.g. reconditioning
    • B21B28/04Maintaining rolls in effective condition, e.g. reconditioning while in use, e.g. polishing or grinding while the rolls are in their stands

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Grinding Of Cylindrical And Plane Surfaces (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、オンラインにおいて圧延ロールを研削する
圧延ロールの研削方法に関する。
[従来の技術及び発明が解決しようとする課題] 従来、熱間圧延ラインにおける仕上ワークロールの組替
え頻度の低減、及びSFR(サイクルフリーローリング)
の拡大を目的としてオンラインロールグラインダ設備が
採用されている。
この設備において、ロール研削タイミングとしては一般
に圧延中(材料がロールに噛んでいる状態)ではグライ
ンダーが後退限に退避しており、材料が抜けた後毎、又
は数本おきにグラインダを前進させてロールに接触さ
せ、その後ある時間経過後(t秒後)にオッシレーショ
ンを開始し、研削を行う。この場合に、研削後のロール
表面の表面粗さを小さくすることを目的としてグライン
ダーの押付圧及びオッシレーション回数を調整してい
る。
しかしながら、このような調整を行っても深い傷が発生
し十分に小さい表面粗さが得られない場合がある。
この発明はかかる事情に鑑みてなされたものであって、
オンライン研削によりロール表面の表面粗さを十分に小
さくすることができる圧延ロールの研削方法を提供する
ことを目的とする。
[課題を解決するための手段及び作用] 本願発明者はオンラインで圧延ロールを研削する際に生
ずるロール表面の深い傷の原因について検討した結果、
研削材がロールに接触してからオッシレーションを開始
するまでの時間が長いと初期の押付圧により研削を進行
させてしまうことに起因していることを見出した。この
発明はこのような知見に基づいてなされたものである。
すなわち、この発明に係る圧延ロールの研削方法は、圧
延ライン内に設けられた研削装置によりオンラインで圧
延ロールを研削する圧延ロールの研削方法であって、前
記研削装置の退避位置と研削位置と間の距離、該研削装
置が退避位置から研削位置への移動を開始してからオッ
シレーションを開始するまでの時間及び該研削装置の移
動速度から、研削装置の研削材が前記圧延ロールに接触
してからオッシレーション開始までの時間を把握し、こ
の時間を初期研削量が適切になるような時間に制御する
ことを特徴とする。
この発明においては、オンラインにあって実測が困難な
研削材が圧延ロールに接触してからオッシレーションを
開しするまでの時間を、退避位置と研削位置との間の距
離、研削装置の移動開始からオッシレーション開始まで
の時間及び研削装置の移動速度という実測可能な値から
把握することができる。従って、初期の押付け時間と研
磨量との関係を予め求めておくことにより初期の研削量
を適切なものにすることができ、圧延ロールの表面粗さ
を十分に小さいものとすることができる。
[実施例] 以下、添付図面を参照してこの発明の実施例について詳
細に説明する。
第1図はこの発明を実施するための装置を示す模式図で
ある。圧延機1は一対のワークロール2と一対のバック
アップロール3を有している。各ワークロール2の近傍
には、ワークロールグラインダ(研削装置)4が設けら
れている。このグラインダ4はワークロールの幅方向に
沿って複数の砥石5を有しており、各砥石5はエアシリ
ンダ6により進出・退避自在に支持されている。そし
て、圧延機が圧延中の場合には砥石5が退避位置Aに位
置しており、圧延終了して材料がロール3を抜けた後に
は前進してワークロール3に接触する研削位置Bに位置
することとなる。この際に砥石5は図示しないモータに
より回転されており、砥石が一定時間研削位置に保持さ
れて一定圧力でロールに押付けられた後、ロールの幅方
向に沿って砥石のオッシレーション(往復動)が実施さ
れる。これにより、ワークロールの研削が完了する。
この際に、砥石の初期押付時間tとこれによるロール磨
耗深さとは相関があり、例えば第2図に示すようにな
る。ロール研削後のロール表面プロファイルをなだらか
にするためには(すなわちロールの表面粗さを適当なも
のにするためには)、初期研削深さ(初期ロール磨耗深
さ)がオッシレーション研削時の平均研削深さよりも小
さいことが必要であるから、初期押付時間を初期研削深
さが平均研削深さを超えないような時間に設定すること
が必要である。なお、初期磨耗深さはシリンダの押付圧
により異なり、例えば第2図に示すように高圧設定(30
kg)のほうが低圧設定(15kg)よりも小さく、限界の初
期押付時間は前者が2秒間強(t1)であり後者が4秒間
弱(t2)である。
次に、グラインダーの条件設定について説明する。グラ
インダーの設定位置とワークロールの中心軸及びパスラ
インとの位置関係は常に一定であるが、ワークロール径
及び通板材の厚みは場合によって異なり、これに伴って
ギャップ(GU,GD)も変化する。圧延ラインにはコンピ
ュータ(図示せず)が設置されており、このコンピュー
タにこれらの値を入力できるようになっている。これら
の値から退避位置Aと研削位置Bとの間の距離Lを求
め、砥石の前進・後退速度をvとし、砥石の前進スター
トからオッシレーション開始までの時間をTとすると、
砥石が前記圧延ロールに接触してからオッシレーション
開始までの時間tは以下の式で求めることができる。
t=T−L/v 従って、tが上述のt1又はt2よりも小さくなるように、
各条件を設定することにより、ロールの表面粗さを十分
に小さいものとすることができる。
次に、この発明の方法を用いてワークロールを研削した
結果を従来のオンラインロールグラインダーを用いた場
合と比較して説明する。第3図は研削後のワークロール
の表面プロファイルを示す図であり、同図(a)は本発
明によるもの、(b)は従来の方法によるものを示す。
なお、ここではシリンダ圧力を15kgとし、各コイル毎に
研削を実施しこれを80回繰り返した。この図に示すよう
に、従来の方法ではRmaxが30〜40μmであるのに対し、
本発明の方法ではRmaxが5〜10μmとなり、本発明の効
果が確認された。
[発明の効果] この発明によれば、圧延ロールの表面粗さを十分に小さ
い値にすることができるオンラインにおける圧延ロール
の研削方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明を実施するための装置を示す模式図、
第2図は初期押付時間とロール磨耗深さとの関係を示す
図、第3図は研削後のワークロールの表面プロファイル
を示す図である。 1;圧延機、2;ワークロール、3;バックアップロール、4;
グラインダ、5;砥石、6;シリンダ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−124409(JP,A) 特開 昭60−124410(JP,A) 実開 昭63−90504(JP,U)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】圧延ライン内に設けられた研削装置により
    オンラインで圧延ロールを研削する圧延ロールの研削方
    法であって、前記研削装置の退避位置と研削位置と間の
    距離、該研削装置が退避位置から研削位置への移動を開
    始してからオッシレーションを開始するまでの時間及び
    該研削装置の移動速度から、研削装置の研削材が前記圧
    延ロールに接触してからオッシレーション開始までの時
    間を把握し、この時間を初期研削量が適切になるような
    時間に制御することを特徴とする圧延ロールの研削方
    法。
JP34056890A 1990-11-30 1990-11-30 圧延ロールの研削方法 Expired - Lifetime JPH0732924B2 (ja)

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JPH04200910A JPH04200910A (ja) 1992-07-21
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