JPH07329146A - ポリエステルフィルム、シート - Google Patents
ポリエステルフィルム、シートInfo
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- JPH07329146A JPH07329146A JP6130143A JP13014394A JPH07329146A JP H07329146 A JPH07329146 A JP H07329146A JP 6130143 A JP6130143 A JP 6130143A JP 13014394 A JP13014394 A JP 13014394A JP H07329146 A JPH07329146 A JP H07329146A
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- JP
- Japan
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- ethylene glycol
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- copolyester
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- Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 加熱条件下でもアルデヒドやテトラヒドロフ
ラン(THF)等のガス発生が少ない共重合ポリエステ
ルシート又はフィルムを提供する。 【構成】 テレフタル酸又はそのアルキルエステルをジ
カルボン酸成分の主成分とし、1,4 −ブタンジオールと
エチレングリコールの混合物をジオール成分の主成分と
して、重縮合することによって得られる、ポリマー中の
全ジオール成分に対するエチレングリコール成分のモル
分率が 0.1〜0.4 の範囲である共重合ポリエステルを、
所望により固相重合を行った後、T−ダイ法又はインフ
レーション成形法によって成形する。
ラン(THF)等のガス発生が少ない共重合ポリエステ
ルシート又はフィルムを提供する。 【構成】 テレフタル酸又はそのアルキルエステルをジ
カルボン酸成分の主成分とし、1,4 −ブタンジオールと
エチレングリコールの混合物をジオール成分の主成分と
して、重縮合することによって得られる、ポリマー中の
全ジオール成分に対するエチレングリコール成分のモル
分率が 0.1〜0.4 の範囲である共重合ポリエステルを、
所望により固相重合を行った後、T−ダイ法又はインフ
レーション成形法によって成形する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、1,4 −ブタンジオール
とエチレングリコールを主たるジオール成分としたポリ
アルキレンテレフタレート系ポリエステルを用いた、加
熱条件下でもアルデヒドやテトラヒドロフラン(TH
F)等のガス発生が少ないシート又はフィルムに関する
ものである。
とエチレングリコールを主たるジオール成分としたポリ
アルキレンテレフタレート系ポリエステルを用いた、加
熱条件下でもアルデヒドやテトラヒドロフラン(TH
F)等のガス発生が少ないシート又はフィルムに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】ポリエ
チレンテレフタレート(PET)、ポリブチレンテレフ
タレート(PBT)に代表される芳香族ポリエステル
は、優れた耐熱性、および機械的強度、耐気体透過性等
のバランスのとれた物理特性によりエンジニアリングプ
ラスチックなどとして広い分野で重用されている。最近
では、これらの樹脂を用いたシートやフィルムが食品包
装用途として利用されつつある。ところが、PETでは
製膜時等の溶融プロセスにおいてアセトアルデヒドが、
PBTではテトラヒドロフランが発生し、製品シート又
はフィルム中に含浸されるという問題がある。これらの
低分子量物は、シート又はフィルムを加熱条件下で使用
する際に揮発するため出荷前に充分な加熱乾燥を行う必
要があった。
チレンテレフタレート(PET)、ポリブチレンテレフ
タレート(PBT)に代表される芳香族ポリエステル
は、優れた耐熱性、および機械的強度、耐気体透過性等
のバランスのとれた物理特性によりエンジニアリングプ
ラスチックなどとして広い分野で重用されている。最近
では、これらの樹脂を用いたシートやフィルムが食品包
装用途として利用されつつある。ところが、PETでは
製膜時等の溶融プロセスにおいてアセトアルデヒドが、
PBTではテトラヒドロフランが発生し、製品シート又
はフィルム中に含浸されるという問題がある。これらの
低分子量物は、シート又はフィルムを加熱条件下で使用
する際に揮発するため出荷前に充分な加熱乾燥を行う必
要があった。
【0003】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決すべく
本発明者らは、鋭意検討を重ねた結果、1,4 −ブタンジ
オールとエチレングリコールの両方をジオール成分とし
た共重合ポリエステルが、溶融プロセス時のガス発生量
を著しく低減することを見出し、本発明を完成するに至
ったものである。即ち本発明は、テレフタル酸又はその
アルキルエステルをジカルボン酸成分の主成分とし、1,
4 −ブタンジオールとエチレングリコールの混合物をジ
オール成分の主成分として、重縮合することによって得
られる、ポリマー中の全ジオール成分に対するエチレン
グリコール成分のモル分率が 0.1〜0.4 の範囲である共
重合ポリエステルを、T−ダイ法又はインフレーション
成形法によって成形した、加熱時のガス発生量が少ない
ポリエステルフィルム又はシートである。
本発明者らは、鋭意検討を重ねた結果、1,4 −ブタンジ
オールとエチレングリコールの両方をジオール成分とし
た共重合ポリエステルが、溶融プロセス時のガス発生量
を著しく低減することを見出し、本発明を完成するに至
ったものである。即ち本発明は、テレフタル酸又はその
アルキルエステルをジカルボン酸成分の主成分とし、1,
4 −ブタンジオールとエチレングリコールの混合物をジ
オール成分の主成分として、重縮合することによって得
られる、ポリマー中の全ジオール成分に対するエチレン
グリコール成分のモル分率が 0.1〜0.4 の範囲である共
重合ポリエステルを、T−ダイ法又はインフレーション
成形法によって成形した、加熱時のガス発生量が少ない
ポリエステルフィルム又はシートである。
【0004】以下、本発明を詳細に説明する。本発明で
用いる共重合ポリエステルにおいて、ジカルボン酸成分
の原料であるテレフタル酸又はそのアルキルエステルの
好ましい原料としてはテレフタル酸およびテレフタル酸
ジメチル等が挙げられる。さらに、テレフタル酸又はそ
のアルキルエステル以外のコモノマーを用いて、ジカル
ボン酸成分の改質を行うこともできる。かかる共重合ポ
リエステルを形成するためのコモノマーとしては、例え
ばイソフタル酸、フタル酸、ナフタレンジカルボン酸、
ジフェニルジカルボン酸、シクロヘキサンジカルボン
酸、アジピン酸、セバシン酸、ドデカンニ酸、ダイマー
酸の如き公知のジカルボン酸及びこれらのアルキルエス
テルより選ばれる1種又は2種以上である。これらのコ
モノマーによるジカルボン酸成分の改質は、共重合ポリ
エステルの耐熱性、機械特性等のバランスを保つため、
全ジカルボン酸成分に対して40モル%以下にとどめてお
くことが好ましい。又、本発明で用いる共重合ポリエス
テルにおいては、ジオール成分の主成分として1,4 −ブ
タンジオールとエチレングリコールの混合物が用いられ
る。ここで、1,4 −ブタンジオールとエチレングリコー
ルとの配合比率は、ポリマー中の全ジオール成分に対す
るエチレングリコール成分のモル分率が 0.1〜0.4 とな
るような範囲である。上記モル分率が 0.1未満であると
加熱時のテトラヒドロフラン等のガス発生が多くなり好
ましくない。又、得られる共重合ポリエステルの耐熱
性、機械特性、色調等の見地より、上記モル分率は 0.4
以下であることが好ましい。モル分率が 0.4よりも大き
いと、高重合物が得られず、フィルム又はシートを成形
するのが困難となったり、耐熱性が大きく低下する上に
色調も悪く好ましくない。又、本発明においては、T−
ダイ法又はインフレーション成形法によってフィルム又
はシートに成形するので、上記共重合ポリエステルの23
5 ℃におけるメルトインデックス(MI)は、150 以下
が好ましい。MIが150 を越えるとフィルム又はシート
を成形するのが困難となり好ましくない。又、仕込みモ
ノマー中の全ジカルボン酸成分に対する全ジオール成分
のモル比は、1.2 〜3.0 が好ましい範囲である。この値
が1.2 よりも小さいとジカルボン酸成分の昇華が著し
く、減圧ラインの閉塞や、系の突沸が起こり易く好まし
くない。逆に3.0 よりも大きいと、1,4 −ブタンジオー
ルがテトラヒドロフランになる副反応が生じ、重合ポリ
マー中に残存したテトラヒドロフランが、後工程で発生
ガスとなり好ましくない。本発明で行う溶融重縮合は、
従来公知の方法と同様でよく、公知のエステル交換触媒
や重縮合触媒を利用することができるが、特にテトラブ
トキシチタンなどのチタン化合物を用いると、重縮合反
応速度も速く、かつ、得られたポリマーのテトラヒドロ
フラン発生量低減に効果があり、より好ましい。尚、ジ
カルボン酸成分の原料として、各種ジカルボン酸のメチ
ルエステルを使用する際には、エステル交換反応時の脱
メタノール操作時に、反応釜内の温度が200 ℃以上にな
るとメタノールとエチレングリコールの留出が起こり、
ポリマー中へのエチレングリコール導入率が目標値から
ずれるため、注意が必要である。より好ましい釜内温度
は190 ℃以下であるが、メタノール留出量が理論量の85
%に到達すれば、さらに昇温させても問題はない。
用いる共重合ポリエステルにおいて、ジカルボン酸成分
の原料であるテレフタル酸又はそのアルキルエステルの
好ましい原料としてはテレフタル酸およびテレフタル酸
ジメチル等が挙げられる。さらに、テレフタル酸又はそ
のアルキルエステル以外のコモノマーを用いて、ジカル
ボン酸成分の改質を行うこともできる。かかる共重合ポ
リエステルを形成するためのコモノマーとしては、例え
ばイソフタル酸、フタル酸、ナフタレンジカルボン酸、
ジフェニルジカルボン酸、シクロヘキサンジカルボン
酸、アジピン酸、セバシン酸、ドデカンニ酸、ダイマー
酸の如き公知のジカルボン酸及びこれらのアルキルエス
テルより選ばれる1種又は2種以上である。これらのコ
モノマーによるジカルボン酸成分の改質は、共重合ポリ
エステルの耐熱性、機械特性等のバランスを保つため、
全ジカルボン酸成分に対して40モル%以下にとどめてお
くことが好ましい。又、本発明で用いる共重合ポリエス
テルにおいては、ジオール成分の主成分として1,4 −ブ
タンジオールとエチレングリコールの混合物が用いられ
る。ここで、1,4 −ブタンジオールとエチレングリコー
ルとの配合比率は、ポリマー中の全ジオール成分に対す
るエチレングリコール成分のモル分率が 0.1〜0.4 とな
るような範囲である。上記モル分率が 0.1未満であると
加熱時のテトラヒドロフラン等のガス発生が多くなり好
ましくない。又、得られる共重合ポリエステルの耐熱
性、機械特性、色調等の見地より、上記モル分率は 0.4
以下であることが好ましい。モル分率が 0.4よりも大き
いと、高重合物が得られず、フィルム又はシートを成形
するのが困難となったり、耐熱性が大きく低下する上に
色調も悪く好ましくない。又、本発明においては、T−
ダイ法又はインフレーション成形法によってフィルム又
はシートに成形するので、上記共重合ポリエステルの23
5 ℃におけるメルトインデックス(MI)は、150 以下
が好ましい。MIが150 を越えるとフィルム又はシート
を成形するのが困難となり好ましくない。又、仕込みモ
ノマー中の全ジカルボン酸成分に対する全ジオール成分
のモル比は、1.2 〜3.0 が好ましい範囲である。この値
が1.2 よりも小さいとジカルボン酸成分の昇華が著し
く、減圧ラインの閉塞や、系の突沸が起こり易く好まし
くない。逆に3.0 よりも大きいと、1,4 −ブタンジオー
ルがテトラヒドロフランになる副反応が生じ、重合ポリ
マー中に残存したテトラヒドロフランが、後工程で発生
ガスとなり好ましくない。本発明で行う溶融重縮合は、
従来公知の方法と同様でよく、公知のエステル交換触媒
や重縮合触媒を利用することができるが、特にテトラブ
トキシチタンなどのチタン化合物を用いると、重縮合反
応速度も速く、かつ、得られたポリマーのテトラヒドロ
フラン発生量低減に効果があり、より好ましい。尚、ジ
カルボン酸成分の原料として、各種ジカルボン酸のメチ
ルエステルを使用する際には、エステル交換反応時の脱
メタノール操作時に、反応釜内の温度が200 ℃以上にな
るとメタノールとエチレングリコールの留出が起こり、
ポリマー中へのエチレングリコール導入率が目標値から
ずれるため、注意が必要である。より好ましい釜内温度
は190 ℃以下であるが、メタノール留出量が理論量の85
%に到達すれば、さらに昇温させても問題はない。
【0005】また、本発明の共重合ポリエステルを、製
膜に先立ち、予め固相重合を行うことによりより一層ガ
ス発生量を少なくすることができる。固相重合は通常公
知の方法にて行うことが出来る。即ち、固化、細解した
ポリマーペレットを適当なガス導入口、排気口、真空連
結器等を有した反応器に移し、その融点から5〜60℃低
い温度にて保持し、不活性気流下又は真空中にて固相重
合を行う。反応器はバッチ式、連続式いずれでもよく、
所望の重合度は滞留時間、処理温度等により適宜調節す
ることができる。このようにして得られた共重合ポリエ
ステルをT−ダイ法又はインフレーション成形法によっ
て成形することにより、加熱時のガス発生量が少ないポ
リエステルフィルム又はシートを得ることができる。T
−ダイ法又はインフレーション成形法としては、従来公
知の方法がそのまま適用できる。
膜に先立ち、予め固相重合を行うことによりより一層ガ
ス発生量を少なくすることができる。固相重合は通常公
知の方法にて行うことが出来る。即ち、固化、細解した
ポリマーペレットを適当なガス導入口、排気口、真空連
結器等を有した反応器に移し、その融点から5〜60℃低
い温度にて保持し、不活性気流下又は真空中にて固相重
合を行う。反応器はバッチ式、連続式いずれでもよく、
所望の重合度は滞留時間、処理温度等により適宜調節す
ることができる。このようにして得られた共重合ポリエ
ステルをT−ダイ法又はインフレーション成形法によっ
て成形することにより、加熱時のガス発生量が少ないポ
リエステルフィルム又はシートを得ることができる。T
−ダイ法又はインフレーション成形法としては、従来公
知の方法がそのまま適用できる。
【0006】又、本発明では、特に添加剤を用いなくて
も優れた性能を示すが、更にその性能を向上させるべ
く、必要に応じて酸化防止剤や紫外線吸収剤等の安定
剤、帯電防止剤、難燃剤、難燃助剤、染料や顔料等の着
色剤及び流動性や離型性の改善のための滑剤、潤滑剤、
結晶化促進剤(核剤)、無機物等を添加した樹脂組成物
として使用できる。特に酸化防止剤の添加は耐熱安定性
をより一層高めることができ、好ましいことである。安
定剤としては、ヒンダードフェノール系、アミン系、リ
ン系等の化合物が使用できる。ヒンダードフェノール系
化合物の一例を示せば、2,2'−メチレンビス(4−メチ
ル−6−t−ブチルフェノール)、ヘキサメチレングリ
コールビス(3,5 −ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシヒ
ドロシンナメート)、テトラキス〔メチレン(3,5 −ジ
−t−ブチル−4−ヒドロキシヒドロシンナメート)〕
メタン、トリエチレングリコールビス−3−(3−t−
ブチル−4−ヒドロキシ−5−メチルフェニル)プロピ
オネート、1,3,5 −トリメチル−2,4,6 −トリス(3,5
−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシベンジル)ベンゼ
ン、n−オクタデシル−3−(4’−ヒドロキシ−3',
5' −ジ−t−ブチルフェノール)プロピオネート、4,
4'−メチレンビス(2,6 −ジ−t−ブチルフェノー
ル)、4,4'−ブチリデンビス(6−t−ブチル−3−メ
チルフェノール)、2,2'−チオジエチルビス〔3−(3,
5 −ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピ
オネート、ジステアリル−3,5 −ジ−t−ブチル−4−
ヒドロキシベンジルホスホネート、2−t−ブチル−6
−(3−t−ブチル−5−メチル−2−ヒドロキシベン
ジル)−4−メチルフェニルアクリレートの少なくとも
一種又は二種以上を使用することができる。これらの中
でも、ヘキサメチレングリコールビス(3,5 −ジ−t−
ブチル−4−ヒドロキシヒドロシンナメート)、テトラ
キス〔メチレン(3,5 −ジ−t−ブチル−4−ヒドロキ
シヒドロシンナメート)〕メタン、トリエチレングリコ
ールビス−3−(3−t−ブチル−4−ヒドロキシ−5
−メチルフェニル)プロピオネートは特に好ましい物質
である。アミン系化合物の一例を示せば、N−フェニル
−N’−イソプロピル−p−フェニレンジアミン、N,N'
−ジフェニル−p−フェニレンジアミン、4,4'−ビス
(4−α,α−ジメチルベンジル)ジフェニルアミン、
ジフェニルアミンとアセトンとの縮合反応物、N−フェ
ニルナフチルアミン、N,N'−ジ−β−ナフチルフェニレ
ンジアミンなどである。リン系の化合物の例を示せば下
記一般式で示されるホスホナイト化合物
も優れた性能を示すが、更にその性能を向上させるべ
く、必要に応じて酸化防止剤や紫外線吸収剤等の安定
剤、帯電防止剤、難燃剤、難燃助剤、染料や顔料等の着
色剤及び流動性や離型性の改善のための滑剤、潤滑剤、
結晶化促進剤(核剤)、無機物等を添加した樹脂組成物
として使用できる。特に酸化防止剤の添加は耐熱安定性
をより一層高めることができ、好ましいことである。安
定剤としては、ヒンダードフェノール系、アミン系、リ
ン系等の化合物が使用できる。ヒンダードフェノール系
化合物の一例を示せば、2,2'−メチレンビス(4−メチ
ル−6−t−ブチルフェノール)、ヘキサメチレングリ
コールビス(3,5 −ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシヒ
ドロシンナメート)、テトラキス〔メチレン(3,5 −ジ
−t−ブチル−4−ヒドロキシヒドロシンナメート)〕
メタン、トリエチレングリコールビス−3−(3−t−
ブチル−4−ヒドロキシ−5−メチルフェニル)プロピ
オネート、1,3,5 −トリメチル−2,4,6 −トリス(3,5
−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシベンジル)ベンゼ
ン、n−オクタデシル−3−(4’−ヒドロキシ−3',
5' −ジ−t−ブチルフェノール)プロピオネート、4,
4'−メチレンビス(2,6 −ジ−t−ブチルフェノー
ル)、4,4'−ブチリデンビス(6−t−ブチル−3−メ
チルフェノール)、2,2'−チオジエチルビス〔3−(3,
5 −ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピ
オネート、ジステアリル−3,5 −ジ−t−ブチル−4−
ヒドロキシベンジルホスホネート、2−t−ブチル−6
−(3−t−ブチル−5−メチル−2−ヒドロキシベン
ジル)−4−メチルフェニルアクリレートの少なくとも
一種又は二種以上を使用することができる。これらの中
でも、ヘキサメチレングリコールビス(3,5 −ジ−t−
ブチル−4−ヒドロキシヒドロシンナメート)、テトラ
キス〔メチレン(3,5 −ジ−t−ブチル−4−ヒドロキ
シヒドロシンナメート)〕メタン、トリエチレングリコ
ールビス−3−(3−t−ブチル−4−ヒドロキシ−5
−メチルフェニル)プロピオネートは特に好ましい物質
である。アミン系化合物の一例を示せば、N−フェニル
−N’−イソプロピル−p−フェニレンジアミン、N,N'
−ジフェニル−p−フェニレンジアミン、4,4'−ビス
(4−α,α−ジメチルベンジル)ジフェニルアミン、
ジフェニルアミンとアセトンとの縮合反応物、N−フェ
ニルナフチルアミン、N,N'−ジ−β−ナフチルフェニレ
ンジアミンなどである。リン系の化合物の例を示せば下
記一般式で示されるホスホナイト化合物
【0007】
【化1】
【0008】等があり、式中、R1、R2、R3及びR4は炭素
数1〜25のアルキル基、置換アルキル基、アリール基又
は置換アリール基であり、それぞれ同一であっても異な
っていても良い。これらの例を示せば、メチル基、エチ
ル基、ブチル基、オクチル基、デシル基、ラウリル基、
トリデシル基、ステアリル基、フェニル基、アルキル及
び/又はアルコキシ置換フェニル基などである。また、
R5は炭素数4〜33のアルキレン基、置換アルキレン基、
アリーレン基又は置換アリーレン基を示しており、その
例を示せば、ブチレン基、オクチレン基、フェニレン、
ナフチレン基、ジフェニレン基、次式
数1〜25のアルキル基、置換アルキル基、アリール基又
は置換アリール基であり、それぞれ同一であっても異な
っていても良い。これらの例を示せば、メチル基、エチ
ル基、ブチル基、オクチル基、デシル基、ラウリル基、
トリデシル基、ステアリル基、フェニル基、アルキル及
び/又はアルコキシ置換フェニル基などである。また、
R5は炭素数4〜33のアルキレン基、置換アルキレン基、
アリーレン基又は置換アリーレン基を示しており、その
例を示せば、ブチレン基、オクチレン基、フェニレン、
ナフチレン基、ジフェニレン基、次式
【0009】
【化2】
【0010】で示される基(式中、Y はオキシ基、スル
ホニル基、カルボニル基、メチレン基、エチリデン基、
ブチリデン基、イソプロピレン基、ジアゾ基など)等で
ある。特に好ましいホスホナイト化合物としては、テト
ラキス(2,4 −ジ−t−ブチルフェニル)−4,4'−ジフ
ェニレンホスホナイトが挙げられる。かかる安定剤の添
加量は組成物全量に対し0〜5重量%であり、好ましく
は0.1 〜3重量%である。また難燃剤としては臭素化ポ
リカーボネート、臭素化エポキシ化合物、臭素化ジフェ
ニル、臭素化ジフェニルエーテル等公知のハロゲン含有
化合物系難燃剤が使用できる。また、難燃助剤として
は、三酸化アンチモン、ハロゲン化アンチモン等のアン
チモン化合物の他、亜鉛、ビスマスを含む金属化合物、
水酸化マグネシウム或いはアスベストの如き粘土質珪酸
塩等が使用出来る。また、無機物としては、ガラス繊
維、炭素繊維、セラミック繊維、ボロン繊維、チタン酸
カリウム繊維、アスベスト等の一般無機繊維、炭酸カル
シウム、高分散性珪酸塩、アルミナ、水酸化アルミニウ
ム、タルク、クレー、マイカ、ガラスフレーク、ガラス
粉、ガラスビーズ、石英粉、珪砂、ウォラストナイト、
カーボンブラック、硫酸バリウム、焼石膏、炭化珪素、
アルミナ、ボロンナイトライトや窒化珪素等の粉粒状物
質、板状の無機化合物、ウィスカー等が含まれる。これ
らの無機充填剤は、必要に応じ1種又は2種以上を併用
混合使用出来る。
ホニル基、カルボニル基、メチレン基、エチリデン基、
ブチリデン基、イソプロピレン基、ジアゾ基など)等で
ある。特に好ましいホスホナイト化合物としては、テト
ラキス(2,4 −ジ−t−ブチルフェニル)−4,4'−ジフ
ェニレンホスホナイトが挙げられる。かかる安定剤の添
加量は組成物全量に対し0〜5重量%であり、好ましく
は0.1 〜3重量%である。また難燃剤としては臭素化ポ
リカーボネート、臭素化エポキシ化合物、臭素化ジフェ
ニル、臭素化ジフェニルエーテル等公知のハロゲン含有
化合物系難燃剤が使用できる。また、難燃助剤として
は、三酸化アンチモン、ハロゲン化アンチモン等のアン
チモン化合物の他、亜鉛、ビスマスを含む金属化合物、
水酸化マグネシウム或いはアスベストの如き粘土質珪酸
塩等が使用出来る。また、無機物としては、ガラス繊
維、炭素繊維、セラミック繊維、ボロン繊維、チタン酸
カリウム繊維、アスベスト等の一般無機繊維、炭酸カル
シウム、高分散性珪酸塩、アルミナ、水酸化アルミニウ
ム、タルク、クレー、マイカ、ガラスフレーク、ガラス
粉、ガラスビーズ、石英粉、珪砂、ウォラストナイト、
カーボンブラック、硫酸バリウム、焼石膏、炭化珪素、
アルミナ、ボロンナイトライトや窒化珪素等の粉粒状物
質、板状の無機化合物、ウィスカー等が含まれる。これ
らの無機充填剤は、必要に応じ1種又は2種以上を併用
混合使用出来る。
【0011】
【作用】本発明の如き、ポリマー中の全ジオール成分に
対するエチレングリコール成分のモル分率が規制された
共重合ポリエステルをフィルム又はシートとすることに
よる加熱時のガス発生量の低減効果は、以下のような作
用効果によるものと考えられる。PBT樹脂からのテト
ラヒドロフラン発生ガスの供給源は、ポリマー末端のヒ
ドロキシブチレンオキシ基であると考えられる。そこで
重縮合時、1,4 −ブタンジオール以外のジオール成分を
共重合することでテトラヒドロフランの供給源を少なく
する効果があり、発生テトラヒドロフラン量の低減が期
待できる。特に、重縮合触媒としてテトラブトキシチタ
ンなどのチタン化合物を用いて、エチレングリコールを
共重合すると1,4 −ブタンジオールに対してエチレング
リコールはわずかに重合活性が劣るため、末端がヒドロ
キシエチレンオキシ基であるポリマーの割合が増大し、
発生テトラヒドロフラン量の大幅な低減につながると推
測される。
対するエチレングリコール成分のモル分率が規制された
共重合ポリエステルをフィルム又はシートとすることに
よる加熱時のガス発生量の低減効果は、以下のような作
用効果によるものと考えられる。PBT樹脂からのテト
ラヒドロフラン発生ガスの供給源は、ポリマー末端のヒ
ドロキシブチレンオキシ基であると考えられる。そこで
重縮合時、1,4 −ブタンジオール以外のジオール成分を
共重合することでテトラヒドロフランの供給源を少なく
する効果があり、発生テトラヒドロフラン量の低減が期
待できる。特に、重縮合触媒としてテトラブトキシチタ
ンなどのチタン化合物を用いて、エチレングリコールを
共重合すると1,4 −ブタンジオールに対してエチレング
リコールはわずかに重合活性が劣るため、末端がヒドロ
キシエチレンオキシ基であるポリマーの割合が増大し、
発生テトラヒドロフラン量の大幅な低減につながると推
測される。
【0012】
【実施例】以下、実施例により、本発明を更に具体的に
説明するが、本発明はこれらに限定されるものではな
い。 実施例1 ジメチルテレフタレート(DMT)93.2重量部、1,4 −
ブタンジオール(BD)46.7重量部、エチレングリコー
ル(EG)12.5重量部を留出管を備えた重縮合反応器中
に導入し、所定量の触媒を加え、窒素置換の後、150 ℃
まで加熱する。DMTを溶融後、攪拌を開始し、徐々に
180℃に昇温し、0.5 torr以下まで減圧し、過剰のジオ
ールを留去し、減圧開始から2時間で固有粘度0.83(25
℃のオルソクロロフェノール溶液を用いて測定)の共重
合ポリエステルを得た。この共重合ポリエステルをヘキ
サフルオロイソプロパノールd2 を測定溶媒とした 1H
−NMR測定によりポリマー中のEG導入率を調べたと
ころ、ポリマー中、全ジオール成分に対するEGモル分
率は0.175 であった。また、DSC測定により求めた融
点は 205℃、235 ℃におけるメルトインデックス(M
I)は50.8であった。次いで、この共重合ポリエステル
をT−ダイを備えた押出機により、厚み30μmのフィル
ムとし、発生ガス分析の試料とした。このフィルムを5
g取り、20mlのヘッドスペース中に、150 ℃、1時間放
置した後、発生したガスを、ガスクロマトグラフィーに
よって測定したところ、発生ガスは、ほとんどテトラヒ
ドロフランであり、その発生量は、ポリマー1kg当たり
0.99ミリ当量であった。 実施例2、3 実施例1で用いた共重合ポリエステルを窒素気流下、18
5 ℃の温度で固相重合し、 8.5時間でMI=24.5、20時
間でMI=15.5の2種類の高重合度ポリエステルをそれ
ぞれ得た。それぞれの共重合ポリエステルを実施例1と
同様にフィルム化し、実施例1と同様な評価を行った。
結果を表1に示す。 実施例4 DMT98.1重量部、BD33.8重量部、EG23.3重量部を
実施例1と同様にして重縮合を行い、全ジオール成分に
対するEGモル分率が、0.368 である共重合ポリエステ
ルを得た。得られたポリエステルの235 ℃におけるMI
は52.8であった。次いで、実施例1と同様にしてフィル
ム化し、実施例1と同様にして評価を行った。結果を表
1に示す。 比較例1 DMT77.2重量部、ジメチルイソフタレート(DMI)
11.0重量部、BD61.4重量部を用いて、実施例1と同様
に重縮合を行い、DMI導入率が全カルボン酸成分に対
して12.5モル%の共重合ポリエステルを得た。さらに、
実施例2と同様にして、固相重合を行い、235 ℃におけ
るMIが16.4の高重合度ポリエステルを得た。次いで、
実施例1と同様にしてフィルム化し、実施例1と同様に
して評価を行った。結果を表1に示す。 比較例2〜4 DMT88.2重量部、BD61.4重量部により、ポリブチレ
ンテレフタレート(PBT)を合成し、固相重合によ
り、3種の重合度のPBTを得た。この3種のPBTを
実施例1と同様にして、評価した。結果を表1に示す。 比較例5 DMT98.1重量部、BD20.3重量部、EG17.1重量部を
実施例1と同様にして重縮合を行い、全ジオール成分に
対するEG成分のモル分率は、0.420 であった。また、
235 ℃におけるMIは250 であった。次いで、実施例1
と同様にフィルム化しようとしたが、フィルム化できな
かった。
説明するが、本発明はこれらに限定されるものではな
い。 実施例1 ジメチルテレフタレート(DMT)93.2重量部、1,4 −
ブタンジオール(BD)46.7重量部、エチレングリコー
ル(EG)12.5重量部を留出管を備えた重縮合反応器中
に導入し、所定量の触媒を加え、窒素置換の後、150 ℃
まで加熱する。DMTを溶融後、攪拌を開始し、徐々に
180℃に昇温し、0.5 torr以下まで減圧し、過剰のジオ
ールを留去し、減圧開始から2時間で固有粘度0.83(25
℃のオルソクロロフェノール溶液を用いて測定)の共重
合ポリエステルを得た。この共重合ポリエステルをヘキ
サフルオロイソプロパノールd2 を測定溶媒とした 1H
−NMR測定によりポリマー中のEG導入率を調べたと
ころ、ポリマー中、全ジオール成分に対するEGモル分
率は0.175 であった。また、DSC測定により求めた融
点は 205℃、235 ℃におけるメルトインデックス(M
I)は50.8であった。次いで、この共重合ポリエステル
をT−ダイを備えた押出機により、厚み30μmのフィル
ムとし、発生ガス分析の試料とした。このフィルムを5
g取り、20mlのヘッドスペース中に、150 ℃、1時間放
置した後、発生したガスを、ガスクロマトグラフィーに
よって測定したところ、発生ガスは、ほとんどテトラヒ
ドロフランであり、その発生量は、ポリマー1kg当たり
0.99ミリ当量であった。 実施例2、3 実施例1で用いた共重合ポリエステルを窒素気流下、18
5 ℃の温度で固相重合し、 8.5時間でMI=24.5、20時
間でMI=15.5の2種類の高重合度ポリエステルをそれ
ぞれ得た。それぞれの共重合ポリエステルを実施例1と
同様にフィルム化し、実施例1と同様な評価を行った。
結果を表1に示す。 実施例4 DMT98.1重量部、BD33.8重量部、EG23.3重量部を
実施例1と同様にして重縮合を行い、全ジオール成分に
対するEGモル分率が、0.368 である共重合ポリエステ
ルを得た。得られたポリエステルの235 ℃におけるMI
は52.8であった。次いで、実施例1と同様にしてフィル
ム化し、実施例1と同様にして評価を行った。結果を表
1に示す。 比較例1 DMT77.2重量部、ジメチルイソフタレート(DMI)
11.0重量部、BD61.4重量部を用いて、実施例1と同様
に重縮合を行い、DMI導入率が全カルボン酸成分に対
して12.5モル%の共重合ポリエステルを得た。さらに、
実施例2と同様にして、固相重合を行い、235 ℃におけ
るMIが16.4の高重合度ポリエステルを得た。次いで、
実施例1と同様にしてフィルム化し、実施例1と同様に
して評価を行った。結果を表1に示す。 比較例2〜4 DMT88.2重量部、BD61.4重量部により、ポリブチレ
ンテレフタレート(PBT)を合成し、固相重合によ
り、3種の重合度のPBTを得た。この3種のPBTを
実施例1と同様にして、評価した。結果を表1に示す。 比較例5 DMT98.1重量部、BD20.3重量部、EG17.1重量部を
実施例1と同様にして重縮合を行い、全ジオール成分に
対するEG成分のモル分率は、0.420 であった。また、
235 ℃におけるMIは250 であった。次いで、実施例1
と同様にフィルム化しようとしたが、フィルム化できな
かった。
【0013】
【表1】
【0014】
【発明の効果】本発明の共重合ポリエステルフィルム及
びシートはその製膜時等の溶融プロセス時に、主鎖末端
の切断によって生成するアルデヒドやテトラヒドロフラ
ンの発生量が少なく、結果としてフィルム又はシートに
含浸したこれらの揮発成分が加熱使用条件においてもほ
とんど発生しないことから包装分野、特に食品包装分野
に好適である。
びシートはその製膜時等の溶融プロセス時に、主鎖末端
の切断によって生成するアルデヒドやテトラヒドロフラ
ンの発生量が少なく、結果としてフィルム又はシートに
含浸したこれらの揮発成分が加熱使用条件においてもほ
とんど発生しないことから包装分野、特に食品包装分野
に好適である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B29L 7:00
Claims (2)
- 【請求項1】 テレフタル酸又はそのアルキルエステル
をジカルボン酸成分の主成分とし、1,4 −ブタンジオー
ルとエチレングリコールの混合物をジオール成分の主成
分として、重縮合することによって得られる、ポリマー
中の全ジオール成分に対するエチレングリコール成分の
モル分率が 0.1〜0.4 の範囲である共重合ポリエステル
を、T−ダイ法又はインフレーション成形法によって成
形した、加熱時のガス発生量が少ないポリエステルフィ
ルム又はシート。 - 【請求項2】 請求項1記載の共重合ポリエステルを、
その融点より5〜40℃低い温度で固相重合を行った後、
T−ダイ法又はインフレーション成形法によって成形し
た、加熱時のガス発生量が少ないポリエステルフィルム
又はシート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6130143A JPH07329146A (ja) | 1994-06-13 | 1994-06-13 | ポリエステルフィルム、シート |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6130143A JPH07329146A (ja) | 1994-06-13 | 1994-06-13 | ポリエステルフィルム、シート |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07329146A true JPH07329146A (ja) | 1995-12-19 |
Family
ID=15027005
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6130143A Pending JPH07329146A (ja) | 1994-06-13 | 1994-06-13 | ポリエステルフィルム、シート |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07329146A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002332396A (ja) * | 2001-05-11 | 2002-11-22 | Toray Ind Inc | 良外観ポリエステル樹脂組成物 |
-
1994
- 1994-06-13 JP JP6130143A patent/JPH07329146A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002332396A (ja) * | 2001-05-11 | 2002-11-22 | Toray Ind Inc | 良外観ポリエステル樹脂組成物 |
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