JPH07328925A - 研磨材噴射装置 - Google Patents

研磨材噴射装置

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JPH07328925A
JPH07328925A JP14540494A JP14540494A JPH07328925A JP H07328925 A JPH07328925 A JP H07328925A JP 14540494 A JP14540494 A JP 14540494A JP 14540494 A JP14540494 A JP 14540494A JP H07328925 A JPH07328925 A JP H07328925A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数のブラストガンから噴射される研磨材の
量を、各ブラストガンごとにステップ状に差異をもた
せ、更に、各ブラストガンごとに制御する。 【構成】 エジェクタタイプのブラストガンを、キャビ
ネット9内に複数個設ける。各ブラストガン11、1
2、13、14に、個別につながる供給路2を設ける。
各供給路2の途中に、供給路内を流動する研磨材の量を
計測する計測手段31、32、33、34を設ける。こ
の計測手段からの信号に基づき、各モータ71、72、
73、74の回転速度を制御する制御手段5を設ける。
モータにて駆動され、各ブラストガンへ研磨材99を供
給する複数個の供給ポンプ81、82、83、84を設
ける。 【効果】 計測手段からの信号により、各供給ポンプか
らの研磨材の吐出量が制御され、各ブラストガンからの
研磨材の噴射量がそれぞれ別個に制御される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数のブラストガンを
一つにまとめ、これら複数のブラストガンから研磨材を
同時に噴射させるようにした、連装式の研磨材噴射装置
に関するものであり、特に、各ブラストガンからの研磨
材の噴射量を、それぞれ別個独立に制御するようにし
た、連装式の研磨材噴射装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の連装式の研磨材噴射装置は、例え
ば、実公平5−29816号公報記載の如く、複数のノ
ズルから高速度にて空気を噴射させ、これによって生成
される負圧にて微粉体状の研磨材を吸引させ、当該吸引
された研磨材を上記高速度の空気流とともに噴射させる
ようにしたものである。そしてこの場合、上記ノズルの
ところへ研磨材を供給する供給路は、元のところは一本
となっており、上記ノズルの近辺において、分岐路ある
いはマニホールド等を介して、上記各ノズルの負圧発生
部へと分岐されるようになっているものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
ものにあっては、各ノズルから噴射される研磨材の量
は、上記ノズルのところに生成される負圧の値によって
決定されるものである。また、上記負圧によって吸引さ
れる研磨材は、上記ノズルの近辺までは、一本の供給路
によって搬送されてくるものであり、そして、上記各ノ
ズルの負圧部付近においてマニホールド等により、各ノ
ズルごとに分配されるようになっているものである。従
って、上記各ノズルにおける負圧の発生状態の如何によ
って、上記マニホールド等にて分配される研磨材の量に
はバラ付きが生ずることとなる。すなわち、各ブラスト
ガンから噴射される研磨材の量を制御することが難かし
いという問題点がある。また、上記ブラストガンからの
研磨材の噴射量を、各ブラストガンごとに個別に制御す
ることができず、ステップ加工等をすることができない
という問題点がある。このような問題点を解決するため
に、各ブラストガンへ供給される研磨材の量を、各ブラ
ストガンごとに別個独立に制御することとした研磨材噴
射装置を提供しようとするのが、本発明の目的(課題)
である。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明においては、次のような手段を講ずることと
した。すなわち、微粉体状の研磨材を加工物(ワーク)
に向って噴射させ、これによってワークの加工を行なう
ブラスト加工装置の、そのブラスト加工装置に用いられ
る研磨材噴射装置に関して、高圧のエア(圧縮空気)を
高速度で噴射させるとともに、当該高速度のエア噴射
(空気噴射)によって生成される負圧にて上記微粉体状
の研磨材を吸引し、更には、当該吸引された研磨材を上
記高速度の空気流に乗せて噴射させるブラストガンを複
数個設け、当該複数個のブラストガンのそれぞれに、上
記研磨材をそれぞれ別個独立に供給する複数個の共給ポ
ンプを設け、当該複数個の供給ポンプをそれぞれ別個独
立に駆動する複数個のモータを設け、更に、上記個々の
共給ポンプと個々のブラストガンとの間を連結する供給
路の途中に、それぞれのブラストガンへの研磨材の共給
量を計測する計測手段を設け、一方、当該計測手段から
の計測結果(データ)に基づき、上記個々の供給ポンプ
を駆動する個々のモータの回転速度を、それぞれ別個独
立に制御する制御手段を設けてなる構成を採ることとし
た。また、上記構成において、上記各供給ポンプを駆動
するモータを一個のモータにて形成させるとともに、当
該モータから上記各供給ポンプへ回転駆動力を伝達する
伝達手段を、各供給ポンプごとにその回転速度の伝達比
率が異なるようにし、これによって、各供給ポンプから
の単位時間当りの研磨材の吐出量を異ならせるようにし
てなる構成を採ることとした。
【0005】
【作用】上記構成を採ることにより、本発明においては
次のような作用を呈することとなる。まず、サイクロン
6にて分級され、回収タンク4に集められた研磨材99
は、図1に示す如く、モータ7にて駆動される各供給ポ
ンプ8にて吸入されるとともに、当該各供給ポンプ8か
ら各供給路2へと吐出されて、各ブラストガン11、1
2、13、14へと供給される。ところで、本ブラスト
加工装置が作動している状態にあっては、上記各ブラス
トガン11、12、13、14からは高圧のエア(圧縮
空気)が噴射されているので、この高圧エアの噴射によ
って、上記各ブラストガン11、12、13、14の一
部には負圧が生成されている。この負圧の作用により、
上記各ブラストガン11、12、13、14に供給され
た研磨材99は、上記負圧によって吸引されるととも
に、上記高速度の空気流に乗って、上記各ブラストガン
11、12、13、14から噴射されることとなる。
【0006】この研磨材99のワークへの噴射によっ
て、ワークの研削(加工)が行なわれることとなる。と
ころで、本発明においては、上記各ブラストガン11、
12、13、14への研磨材99の供給は、別個独立に
設けられた供給ポンプ81、82、83、84及び当該
供給ポンプ81、82、83、84からそれぞれ設けら
れた各供給路2によって行なわれるものである。また、
当該供給路2の一部には、各供給路ごとに研磨材99の
供給量を計測する計測手段31、32、33、34が設
けられており、しかも、この計測手段31、32、3
3、34からの計測結果に基づき、上記各供給ポンプ8
1、82、83、84の回転速度が制御されるようにな
っているものである。
【0007】従って、上記各供給ポンプ81、82、8
3、84ごとの吐出量、すなわち、各ブラストガン1
1、12、13、14への研磨材99の供給量は、個別
に制御されることとなる。これによって、各ブラストガ
ン11、12、13、14からの研磨材99の噴射量が
それぞれ制御されることとなり、従って、それぞれのブ
ラストガンを、例えば、粗加工用、中加工用、細加工
用、仕上げ加工用等と、差別化することができるように
なる。これによって、一連の噴射作用によって、ステッ
プ加工(研削)を行なわせることができるようになり、
上記一群のブラストガン11、12、13、14からな
る噴射装置1を作動させることにより、効率的な研削加
工を行なわせることができるようになる。
【0008】なお、このような研磨材噴射量の制御作用
は、上記計測手段3からの計測データに基づき、作業者
(オペレータ)が制御手段5を手動操作することによっ
て行なわせることもできるが、この外に、図1に示す如
く、上記計測データを直接制御手段5に入力させ、自動
制御方式により、上記各モータ71、72、73、74
の回転速度を制御することによって行なわせることもで
きる。
【0009】また、上記モータ7が一個だけの場合に
は、上記各伝達手段551、552、553、554の
各伝達比率は、あらかじめ設定(セット)されているの
で、この伝達比率を変えることによって、すなわち、伝
達比率をセットしなおすことによって、上記各ブラスト
ガン11、12、13、14への研磨材の供給量の比率
を変更することができる。そして、このような伝達比率
の変更は、バッチ処理にて行なわれることとなる。ま
た、当該伝達比率を変更せずに、上記モータ7の回転速
度を上記制御手段5によって変更する場合には、噴射装
置1全体からの研磨材の噴射量が変更されることとな
る。すなわち、本ブラスト加工装置によるブラスト加工
の加工強度が変更(制御)されることとなる。
【0010】
【実施例】本発明の実施例について、図1ないし図2を
基に説明する。本実施例の構成は、図1に示す如く、高
圧のエア(圧縮空気)を高速度で噴射させるとともに、
当該高速度のエア噴射によって生成される負圧にて微粉
体状の研磨材を吸引させ、更には、当該吸引された研磨
材99を上記高速度の空気流に乗せて噴射させる複数個
のブラストガン11、12、13、14からなる噴射装
置1と、当該噴射装置1を形成する各ブラストガン1
1、12、13、14のそれぞれに、研磨材99を供給
する複数個の供給ポンプ81、82、83、84と、当
該複数個の供給ポンプ81、82、83、84を駆動す
るモータ7と、上記各ブラストガン11、12、13、
14と各供給ポンプ81、82、83、84との間を連
結する供給路2の、それぞれに設けられ、当該供給路2
を流動する研磨材99の量を計測する計測手段31、3
2、33、34と、当該計測手段31、32、33、3
4からの計測結果(データ)を基に、上記各供給ポンプ
81、82、83、84を駆動するモータ7の回転速度
を制御する制御手段5とからなることを基本とするもの
である。
【0011】このような基本構成において、上記モータ
7は電動モータ等からなるものであり、当該モータ7
は、図1に示す如く、各供給ポンプ81、82、83、
84ごとに別個独立に設けられる構成からなる場合と、
一個のモータ7にて上記各供給ポンプ81、82、8
3、84のすべてを駆動する構成からなる場合とがあ
る。前者の場合には、上記各計測手段31、32、3
3、34からの計測データに基づき、上記制御手段5に
よって、上記各モータ71、72、73、74の回転速
度が別個独立に制御されることとなる。これに対して、
後者の場合には、一個のモータ7と各供給ポンプ81、
82、83、84との間を連結する各伝達手段551、
552、553、554の各伝達比率が、それぞれ、初
めから所定の値に設定されているものであり、これによ
って、モータ7を一定回転速度で回転運動させることに
より、各供給ポンプ81、82、83、84の回転速度
がそれぞれに設定されるようになっているものである。
従って、この場合には、各ブラストガン11、12、1
3、14からの研磨材99の噴射量の値の差は、上記各
伝達手段551、552、553、554の伝達比率に
よって設定されることとなる。
【0012】上記構成において、研磨材99をワークに
向って噴射させる噴射装置1は、複数個のブラストガン
11、12、13、14からなるものである。そして、
これら各ブラストガンは、エジェクタタイプのものから
なるものであり、高圧のエア(圧縮空気)をノズルから
高速度で噴射させ、このノズルからの空気の高速度噴射
によってノズル背面部に負圧を生成させ、この負圧を基
礎にして、微粉体状の研磨材99を上記空気流に乗せて
ワークに噴射させるようになっているものである。そし
て、本実施例においては、これら構成からなる複数個
(4個)のブラストガン11、12、13、14が一体
的にまとめられ、ワークに向って研磨材99を噴射させ
るようになっているものである。
【0013】このような構成において、上記噴射装置1
と、当該噴射装置1への研磨材99の供給基地となる回
収タンク4との間の具体的構成は、図2に示すようなも
のからなるものである。すなわち、ワーク等とともにキ
ャビネット9内に収納され、上記ワークに向って研磨材
99を噴射させるブラストガンからなる噴射装置1と、
当該噴射装置(ブラストガン)1に研磨材99を供給す
るチューブ状の供給路2と、当該供給路2につながると
ともに、供給ポンプ8の吐出口とも連通するバッファ装
置25と、当該バッファ装置25に研磨材99を吐出す
る供給ポンプ8と、当該供給ポンプ8を駆動するモータ
7と、当該モータ7からの駆動力を上記供給ポンプ8に
伝達する伝達手段55と、上記供給路2の途中に設けら
れ、当該供給路2内を流動する研磨材99の量を計測す
る計測手段3と、当該計測手段3からの計測結果(デー
タ)を基に、上記モータ7の回転速度を制御する制御手
段5と、上記噴射装置(ブラストガン)1から噴射され
た研磨材等を回収する回収装置95と、当該回収装置9
5にて回収された使用後の研磨材99等を分級するサイ
クロン6と、当該サイクロン6にて分級された研磨材9
9を溜めておくとともに、上記供給ポンプ8へ供給する
役目を果たす回収タンク4とからなるものである。
【0014】このような構成において、上記モータ7と
供給ポンプ8との間に設けられる伝達手段55は、ギヤ
トレーン、あるいは、プーリ及びベルトからなるベルト
伝達機構等からなるものである。そして、上記モータ7
が一個のモータからなるものである場合には、上記伝達
手段55は、各供給ポンプ81、82、83、84ごと
に異なった伝達比率を有するものが設けられることとな
る。すなわち、図1に示す如く、それぞれ異なった伝達
比率を有する個々の伝達手段551、552、553、
554が設けられる構成となる。従って、この場合に
は、各ブラストガン11、12、13、14からの研磨
材99の噴射割合を変えようとすると、上記各伝達手段
551、552、553、554の各伝達比率を変更す
る必要がある。すなわち、上記伝達手段55を形成する
ギヤトレーンのギヤ比、あるいは、ベルト伝達機構のプ
ーリ比等を変更する必要がある。
【0015】また、このような構成において、上記各供
給路2の一部には、ぞれぞれのブラストガン11、1
2、13、14への研磨材99の単位時間当りの供給量
を計測する計測手段31、32、33、34が設けられ
ている構成となっている。これら計測手段の基礎となる
ユニット3は、図2に示す如く、基本的にはレーザ光発
信手段等からなる発光手段331と、当該発光手段33
1からのレーザ光を受信する受光手段333とからなる
ものであり、これらの発光手段331と受光手段333
との間に、供給路2の一部に形成された透明部21が設
置されるようになっているものである。そして、当該透
明部21は、横断面形状が四角形の形態からなるもので
あり、上記発光手段331からの発射光が上記透明部2
1の面に直角に入射されるように成っているものであ
る。また、当該受光手段333のところで検出された計
測結果(データ)は、表示手段339に表示されるよう
になっているものである。従って、作業者(オペレー
タ)は、上記表示手段339に表示された結果を見て、
手動操作等により制御手段5を作動させ、これによっ
て、上記モータ7の回転速度を制御することができる。
また、このような手動制御に代わって、上記計測手段3
からの計測結果(データ)を直接後記制御手段5に入力
させ、これによって自動制御を行なわせることもでき
る。
【0016】次に、上記計測手段3からの信号を受け
て、上記供給ポンプ8を駆動するモータ7の、その回転
速度を制御する制御手段5は、マイクロプロセッサユニ
ット等の演算手段を主体として形成されるマイクロコン
ピュータからなるものである。なお、当該制御手段5に
ついては、上記各計測手段31、32、33、34から
の計測データを基に、当該データを直接入力することに
より、各モータ71、72、73、74の回転速度を個
々に制御する自動制御方式のものと、上記計測結果(デ
ータ)を基に、作業者(オペレータ)の手動操作等によ
り制御を行なわせる手動制御方式のものとが考えられ
る。
【0017】なお、これら構成からなるものにおいて、
上記一連のブラストガン11、12、13、14からな
る噴射装置1等の収納されるキャビネット9の下方部に
は、上記噴射装置1から噴射された研磨材99等を回収
する回収ダクト等からなる回収装置95が設けられてお
り、当該回収装置95はサイクロン6につながるように
なっているものである。そして、当該サイクロン6は、
上記回収装置95にて回収された使用済みの研磨材99
等を分級するようになっているものであり、当該サイク
ロン6には、収塵装置(図示せず)から弱負圧が掛かる
ようになっているものである。
【0018】次に、これら構成からなる本実施例の作動
態様について説明する。本実施例の基本的な作動態様
は、上記作用の欄のところで説明したものと同じであ
る。すなわち、サイクロン6にて分級され、回収タンク
4に集められた研磨材99は、図1に示す如く、モータ
7にて駆動される各供給ポンプ81、82、83、84
に吸入され、供給路2へと吐出される。この供給路2に
供給された研磨材99は、上記各ブラストガン11、1
2、13、14へと吸引され、ワークに向って噴射され
る。このような行程において、上記供給路2の一部に設
けられた各計測手段31、32、33、34からの計測
データに基づき、制御手段5が作動し、モータ7の回転
速度が制御されることとなる。これによって、上記各ブ
ラストガン11、12、13、14からの研磨材99の
噴射量が制御され、噴射装置1全体の研磨材噴射量及び
噴射状態が制御されることとなる。
【0019】
【発明の効果】本発明によれば、微粉体状の研磨材を加
工物(ワーク)に向って噴射させ、これによってワーク
の加工を行なうブラスト加工装置の、そのブラスト加工
装置に用いられる研磨材噴射装置に関して、高圧のエア
(圧縮空気)を高速度で噴射させるとともに、当該高速
度のエア噴射(空気噴射)によって生成される負圧にて
上記微粉体状の研磨材を吸引し、更には、当該吸引され
た研磨材を上記高速度の空気流に乗せて噴射させるブラ
ストガンを複数個設け、当該複数個のブラストガンのそ
れぞれに、上記研磨材をそれぞれ別個独立に供給する複
数個の共給ポンプを設け、当該複数個の供給ポンプをそ
れぞれ別個独立に駆動する複数個のモータを設け、更に
は、上記個々の共給ポンプと個々のブラストガンとの間
を連結する供給路の途中に、それぞれのブラストガンへ
の研磨材の共給量を計測する計測手段を設け、一方、当
該計測手段からの計測結果(データ)に基づき、上記個
々の供給ポンプを駆動する個々のモータの回転速度を、
それぞれ別個独立に制御する制御手段を設けてなる構成
を採ることとしたので、個々のブラストガンからの研磨
材の噴射量が、精度良く制御されることとなり、個々の
ブラストガンにて、粗加工、中加工、細加工、仕上げ加
工等のステップ加工を行なわせることができるようにな
った。従って、一群のブラストガンからなる噴射装置を
作動させることによって、加工効率の向上を図ることが
できるようになった。また、一方、上記モータを一個と
し、当該一個のモータにて駆動される各供給ポンプのと
ころに、それぞれが、異なる伝達比率を有する伝達手段
を設けてなる構成を採ることとしたので、各ブラストガ
ンからの研磨材の噴射量の比率は変えずに、上記モータ
の回転速度を制御することによって、噴射装置全体の噴
射強度を変えることができるようになり、これによっ
て、加工速度を制御し、ワーク加工に対する作業効率の
向上を図ることができるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の全体構成を示すスケルトン図である。
【図2】本発明にかかる研磨材噴射装置の一ユニットの
全体構成を示すスケルトン図である。
【符号の説明】
1 噴射装置 11 ブラストガン 12 ブラストガン 13 ブラストガン 14 ブラストガン 2 供給路 21 透明部 25 バッファ装置 3 計測手段(ユニット) 31 計測手段 32 計測手段 33 計測手段 331 発光手段 333 受光手段 339 表示手段 34 計測手段 4 回収タンク 5 制御手段 55 伝達手段 551 伝達手段 552 伝達手段 553 伝達手段 554 伝達手段 6 サイクロン 7 モータ 71 モータ 72 モータ 73 モータ 74 モータ 8 供給ポンプ 81 供給ポンプ 82 供給ポンプ 83 供給ポンプ 84 供給ポンプ 9 キャビネット 95 回収装置 99 研磨材
【手続補正書】
【提出日】平成6年12月28日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項2
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明においては、次のような手段を講ずることと
した。すなわち、微粉体状の研磨材を加工物(ワーク)
に向って噴射させ、これによってワークの加工を行なう
ブラスト加工装置の、そのブラスト加工装置に用いられ
る研磨材噴射装置に関して、高圧のエア(圧縮空気)を
高速度で噴射させるとともに、当該高速度のエア噴射
(空気噴射)によって生成される負圧にて上記微粉体状
の研磨材を吸引し、更には、当該吸引された研磨材を上
記高速度の空気流に乗せて噴射させるブラストガンを複
数個設け、当該複数個のブラストガンのそれぞれに、上
記研磨材をそれぞれ別個独立に供給する複数個の給ポ
ンプを設け、当該複数個の供給ポンプをそれぞれ別個独
立に駆動する複数個のモータを設け、更に、上記個々の
給ポンプと個々のブラストガンとの間を連結する供給
路の途中に、それぞれのブラストガンへの研磨材の
量を計測する計測手段を設け、一方、当該計測手段から
の計測結果(データ)に基づき、上記個々の供給ポンプ
を駆動する個々のモータの回転速度を、それぞれ別個独
立に制御する制御手段を設けてなる構成を採ることとし
た。また、上記構成において、上記各供給ポンプを駆動
するモータを一個のモータにて形成させるとともに、当
該モータから上記各供給ポンプへ回転駆動力を伝達する
伝達手段を、各供給ポンプごとにその回転速度の伝達比
率が異なるようにし、これによって、各供給ポンプから
の単位時間当りの研磨材の吐出量を異ならせるようにし
てなる構成を採ることとした。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0019
【補正方法】変更
【補正内容】
【0019】
【発明の効果】本発明によれば、微粉体状の研磨材を加
工物(ワーク)に向って噴射させ、これによってワーク
の加工を行なうブラスト加工装置の、そのブラスト加工
装置に用いられる研磨材噴射装置に関して、高圧のエア
(圧縮空気)を高速度で噴射させるとともに、当該高速
度のエア噴射(空気噴射)によって生成される負圧にて
上記微粉体状の研磨材を吸引し、更には、当該吸引され
た研磨材を上記高速度の空気流に乗せて噴射させるブラ
ストガンを複数個設け、当該複数個のブラストガンのそ
れぞれに、上記研磨材をそれぞれ別個独立に供給する複
数個の給ポンプを設け、当該複数個の供給ポンプをそ
れぞれ別個独立に駆動する複数個のモータを設け、更に
は、上記個々の給ポンプと個々のブラストガンとの間
を連結する供給路の途中に、それぞれのブラストガンへ
の研磨材の給量を計測する計測手段を設け、一方、当
該計測手段からの計測結果(データ)に基づき、上記個
々の供給ポンプを駆動する個々のモータの回転速度を、
それぞれ別個独立に制御する制御手段を設けてなる構成
を採ることとしたので、個々のブラストガンからの研磨
材の噴射量が、精度良く制御されることとなり、個々の
ブラストガンにて、粗加工、中加工、細加工、仕上げ加
工等のステップ加工を行なわせることができるようにな
った。従って、一群のブラストガンからなる噴射装置を
作動させることによって、加工効率の向上を図ることが
できるようになった。また、一方、上記モータを一個と
し、当該一個のモータにて駆動される各供給ポンプのと
ころに、それぞれが、異なる伝達比率を有する伝達手段
を設けてなる構成を採ることとしたので、各ブラストガ
ンからの研磨材の噴射量の比率は変えずに、上記モータ
の回転速度を制御することによって、噴射装置全体の噴
射強度を変えることができるようになり、これによっ
て、加工速度を制御し、ワーク加工に対する作業効率の
向上を図ることができるようになった。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 微粉体状の研磨材を加工物(ワーク)に
    向って噴射させるブラスト加工装置の研磨材噴射装置に
    おいて、高圧のエア(圧縮空気)を高速度で噴射させる
    とともに、当該高速度のエア噴射(空気噴射)によって
    生成される負圧にて上記微粉体状の研磨材を吸引し、更
    には、当該吸引された研磨材を上記高速度の空気流に乗
    せて噴射させるブラストガンを複数個設け、当該複数個
    のブラストガンのそれぞれに、上記研磨材をそれぞれ別
    個独立に供給する複数個の共給ポンプを設け、当該複数
    個の供給ポンプをそれぞれ別個独立に駆動する複数個の
    モータを設け、更に、上記個々の共給ポンプと個々のブ
    ラストガンとの間を連結する供給路の途中に、それぞれ
    のブラストガンへの研磨材の共給量を計測する計測手段
    を設け、一方、当該計測手段からの計測結果(データ)
    を基に、上記個々の供給ポンプを駆動する個々のモータ
    の回転速度を、それぞれ別個独立に制御する制御手段を
    設けることとした構成からなることを特徴とする研磨材
    噴射装置。
  2. 【請求項2】 微粉体状の研磨材を加工物(ワーク)に
    向って噴射させるブラスト加工装置の研磨材噴射装置に
    おいて、高圧のエア(圧縮空気)を高速度で噴射させる
    とともに、当該高速度のエア噴射(空気噴射)によって
    生成される負圧にて上記微粉体状の研磨材を吸引し、更
    には、当該吸引された研磨材を上記高速度の空気流に乗
    せて噴射させるブラストガンを複数個設け、当該複数個
    のブラストガンのそれぞれに、上記研磨材をそれぞれ別
    個独立に供給する複数個の共給ポンプを設け、当該複数
    個の供給ポンプを同時に駆動するモータを設け、当該モ
    ータからの回転駆動力を上記個々の共給ポンプに伝達す
    るとともに、上記モータから上記個々の供給ポンプへ伝
    達される上記モータの回転運動の速度(回転速度)を、
    上記個々の供給ポンプごとに異なるようにした構成から
    なる伝達手段を設け、更に、上記個々の供給ポンプと個
    々のブラストガンとの間を連結するそれぞれの供給路の
    途中に、それぞれのブラストガンへの研磨材の共給量を
    計測する計測手段を設け、一方、当該計測手段からの計
    測結果(データ)を基に、上記モータの回転速度を制御
    する制御手段を設けることとした構成からなることを特
    徴とする研磨材噴射装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009166209A (ja) * 2008-01-18 2009-07-30 Macoho Co Ltd ウエットブラスト装置
JP2010069566A (ja) * 2008-09-18 2010-04-02 Disco Abrasive Syst Ltd ウォータージェット加工装置
WO2015131513A1 (zh) * 2014-03-05 2015-09-11 中江机电科技江苏有限公司 水射流切割机

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