JPH07328290A - 衣類乾燥機 - Google Patents

衣類乾燥機

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JPH07328290A
JPH07328290A JP6127758A JP12775894A JPH07328290A JP H07328290 A JPH07328290 A JP H07328290A JP 6127758 A JP6127758 A JP 6127758A JP 12775894 A JP12775894 A JP 12775894A JP H07328290 A JPH07328290 A JP H07328290A
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JP
Japan
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temperature
water
amount
heat
heat exchanger
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Application number
JP6127758A
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English (en)
Inventor
Hiroari Matsui
宏有 松井
Shunji Imai
俊次 今井
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 衣類等から蒸発した水分を水で冷却し除湿す
る熱交換器を備えた水冷除湿式の衣類乾燥機において、
供給される水温とヒータなど熱源の熱量の規模の変化に
応じて最適の水量を熱交換器に供給し、所望する除湿性
能を最小限の水量で実現する。 【構成】 衣類を収容する回転ドラム2に空気経路16
を通して乾燥用空気を循環し、、この空気経路16の途
中に衣類を乾燥させるヒータ7を配設し、空気経路16
に連通して熱交換器11を配設して乾燥用空気と水を熱
交換する。熱交換器11の入口水温を検知する第1温度
検知手段24と、乾燥機の動作を制御する制御手段とを
備え、制御手段は、第1温度検知手段24の出力とヒー
タ7の熱量により熱交換器11に供給する冷却水量を制
御するように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、衣類等から蒸発した水
分を水で冷却し除湿する熱交換器を備えた水冷除湿式の
衣類乾燥機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の水冷除湿式の衣類乾燥機
は、ヒータなどの加熱手段で乾燥用空気を生成し、乾燥
用空気を循環する空気経路内にファンなどの送風手段に
よって循環させ、衣類などからの湿気を多量に含んだ加
湿空気を乾燥用空気経路内に設けた熱交換器で冷却除湿
するようにし、この加湿空気を冷却し除湿する手段とし
て、熱交換器に水道水を冷却水として通し、加湿空気と
熱交換することで空気中の水分を凝縮させて除去するも
ので、この熱交換器への冷却水の供給は水道水からの入
口に電動の給水弁を備え、この給水弁を運転時に開にす
ることで給水を制御するのが一般的な構成であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来の構成では、熱交換器に供給される冷却水量
は当初設定された一定の量である。しかし、供給される
水道水の水温は季節により変化する、また、ヒータなど
の熱源の熱量についても使用者の選択または衣類の種
類、空気経路内の目詰まりなどによって変化するもので
ある。したがって、冬季などの水温が低い場合、あるい
は前述したように使用条件によっては熱源の熱量が小さ
い場合には、冷却水を必要以上に消費するという問題が
あった。また逆に、夏季などの水温が高い場合、あるい
は熱源の熱量が大きい場合には、適切な除湿に必要な水
量を確保できず、所望するの除湿性能を得ることができ
ないという問題を有していた。
【0004】また、水道水の水圧の変化によって、ある
いは給水弁などの流量制御部品の流量ばらつきによって
熱交換器に供給する水量が変化し、その結果、所望する
水量と除湿性能を得ることができないという問題を有し
ていた。
【0005】また、熱交換器の入口水温によって出口の
最適な目標水温を設定し、出口水温がこの目標水温にな
るよう流量制御を機器の運転開始から終了まで一貫して
行うと、運転初期と運転後期では出口水温は目標水温に
対して非常に低いため、水量を必要以上に少なく制御
し、結果乾燥庫内の温度は上昇し、乾燥時間が長くなる
という問題を有していた。
【0006】本発明は上記課題を解決するもので、供給
される水温とヒータなど熱源の熱量の規模の変化に応じ
て最適の水量を熱交換器に供給し、所望する除湿性能を
最小限の水量で実現することを第1の目的としている。
【0007】また、水道水の水温に加え水圧の変動、あ
るいは給水弁などの給水制御部品の流量ばらつきにも対
応して、熱交換器に供給する水量をより高い精度で適切
に制御するようにすることを第2の目的としている。
【0008】また、上記第2の目的を異なる方式で実現
することを第3の目的としている。また、運転初期およ
び後期における乾燥性能の向上を図り、より高い精度で
水量制御を行うことを第4の目的としている。
【0009】また、水温センサを1個で水量の制御を行
い構成を簡単にし、安価にすることを第5の目的として
いる。
【0010】さらに、乾燥庫内において効率よく衣類に
付いた雑菌あるいはダニなどを死滅させることを第6の
目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は上記第1の目的
を達成するために、衣類を収容する乾燥庫と、乾燥用空
気を循環する空気経路と、この空気経路途中に配設した
衣類を乾燥させる熱源と、前記空気経路に連通して配設
し前記乾燥用空気と水を熱交換する熱交換器と、前記熱
交換器の入口水温を検知する第1温度検知手段と、乾燥
機の動作を制御する制御手段とを備え、前記制御手段
は、前記第1温度検知手段の出力と前記熱源の熱量によ
り前記熱交換器に供給する冷却水量を制御するようにし
たことを第1の課題解決手段としている。
【0012】また、第2の目的を達成するために、上記
第1の課題解決手段に加えて、熱交換器に供給する冷却
水量を検知する流量検知手段を備え、制御手段は、第1
温度検知手段の出力と熱源の熱量により目標冷却水量を
設定し、この目標冷却水量と前記流量検知手段からの流
量によって冷却水量を制御するようにしたことを第2の
課題解決手段としている。
【0013】また、第3の目的を達成するために、上記
第1の課題解決手段に加えて、熱交換器の出口水温を検
知する第2温度検知手段を備え、制御手段は、第1温度
検知手段の出力と熱源の熱量により前記熱交換器の出口
の目標水温を設定し、前記第2温度検知手段の出力が前
記目標水温になるよう冷却水量を制御するようにしたこ
とを第3の課題解決手段としている。
【0014】また、第4の目的を達成するために、上記
第1の課題解決手段に加えて、乾燥庫からの排気温度を
検知する排気温度検知手段と、前記熱交換器の出口水温
を検知する第2温度検知手段とを備え、制御手段は、第
1温度検知手段の出力と熱源の熱量により前記熱交換器
の出口の目標水温を設定し、前記目標水温と前記出口水
温の差が一定温度以下、あるいは前記乾燥庫からの排気
温度が所定温度以上になった時点から、前記排気温度が
別の所定温度以上になる時点まで、前記第2温度検知手
段の出力が前記目標水温になるよう冷却水量を制御する
ようにしたことを第4の課題解決手段としている。
【0015】また、第5の目的を達成するために、衣類
を収容する乾燥庫と、乾燥用空気を循環する空気経路
と、この空気経路途中に配設した衣類を乾燥させる熱源
と、前記空気経路に連通して配設し前記乾燥用空気と水
を熱交換する熱交換器と、前記熱交換器の出口水温を検
知する第2温度検知手段と、前記乾燥庫からの排気温度
を検知する排気温度検知手段と、乾燥機の動作を制御す
る制御手段とを備え、前記制御手段は、始動時の前記第
2温度検知手段の出力と前記熱源の熱量により前記熱交
換器の出口の目標水温を設定し、運転時の冷却水量を制
御するようにしたことを第5の課題解決手段としてい
る。
【0016】また、第6の目的を達成するために、上記
第1から第5の課題解決手段に加えて、乾燥庫からの排
気温度を検知する排気温度検知手段を備え、制御手段
は、排気温度が一定温度以上になったときより所定時間
経過するまで、冷却水の供給を停止するようにしたこと
を第6の課題解決手段としている。
【0017】
【作用】本発明は上記した第1の課題解決手段により、
運転と同時に熱交換器に供給する冷却水の水温と、乾燥
に供する乾燥空気を加熱する熱源の熱量の検知を開始
し、この2つの値に基づき、所望する熱交換性能を発揮
するために必要な水量を制御する。この水量の制御は、
水温と熱量に対して予め設定した給水弁の開閉時間、あ
るいは比例流量弁の開度を制御するなどの手段で実現す
る。このように制御することで、冷却水の水温と熱源の
熱量の変化に応じて水量を制御でき、適切な熱交換能力
を発揮し、所望する除湿性能を実現することができる。
【0018】また、第2の課題解決手段により、実際の
供給水量を流量センサで検知し、水温と熱量に基づき設
定した目標水量と比較し、流量制御手段に対して状況に
応じて、流量を制御することができる。したがって、水
道水の水圧が変化した場合などで、予め設定した流量に
比べ実際の流量が適切かどうか流量センサにより判断す
ることができ、より精度の高い流量制御が実現できる。
【0019】また、第3の課題解決手段により、上記第
1の課題解決手段と同様に、熱交換器の入口水温と熱源
の熱量に基づき、予め設定した流量制御を行い、さら
に、熱交換器の出口水温を検知する温度センサを設ける
ことにより、入口水温と熱量に基づき制御した水量が、
実際に適切か否かを予め設定した目標出口水温と実際の
出口水温を比較することによって判断でき、流量に対し
てのフィードバック制御が可能となる。これにより、よ
り精度の高い流量制御が実現できる。
【0020】また、第4の課題解決手段により、上記第
3の課題解決手段の場合の流量制御を運転開始から終了
まで一貫して行うのに代えて、実際に流量制御を行う時
期をより有効な時期に規制することができる。すなわ
ち、運転直後は、衣類あるいは衣類に含まれる水分を加
熱するために熱量が消費されるため、入口水温と熱量か
ら設定する目標出口水温に対して実際の出口水温は低い
ため、水量を少なくなるように制御する。この結果、乾
燥庫内の温度は急激に上昇し、衣類を高温から守るため
に熱源の熱量を下げる必要がある。このような動作を行
うと、本来乾燥に必要な熱量を確保できず、乾燥時間を
長くなる可能性がある。そこで、出口水温と目標出口水
温の差が一定値以下になった時点から、流量制御を開始
することで、運転初期の乾燥効率の低下を防止できる。
【0021】同様に、乾燥後期には、衣類の乾燥に伴
い、庫内の温度は上昇する、そこで前述したように熱源
の熱量を下げる動作を一般的には行う。すると出口水温
は下がり、目標出口水温と出口水温の差は大きくなり水
量を低下するよう制御が働く。その結果、水量は節約さ
れるが、庫内の温度はより上昇しより熱源の熱量を低下
しなければならず、結果的に乾燥時間が長くなる可能性
がある。そこで、庫内温度、すなわち庫内からの排気温
度がある一定の温度に達した時点から冷却水の制御を停
止することで、庫内温度の必要以上の上昇を抑え、乾燥
時間延長を防止することができる。このように水量を制
御する時期を規制することで、より乾燥効率の向上が図
れる水量制御が実現できる。
【0022】また、第5の課題解決手段により、冷却水
として水道水を用いた場合、機器の運転中に水温が大き
く変動することはないため、熱交換器入口水温検知用の
温度センサを廃止し、代わりに運転初期に出口水温セン
サで水道水の水温を検知することで、入口水温センサな
しで上記第4の課題解決手段とほぼ同様の作用を得るこ
とができ、機器を安価にすることができる。
【0023】さらに、第6の課題解決手段により、乾燥
庫内の温度を冷却水の水量によって、制御できることを
雑菌、ダニの死滅に積極的に利用するものである。雑
菌、ダニの死滅には55℃以上の温度でかつ湿度は高い
程、効果的であると確認されている。そこで、このよう
に殺菌効果を期待する場合には、運転初期から冷却水の
供給を停止し、庫内温度の上昇速度を促進し、庫内温度
が55℃まで上昇した時点から一定時間この温度を維持
するように水量を制御する。この期間中に殺菌を行い、
その後は上記第1〜5の課題解決手段により、通常の乾
燥のための水量制御を行う。このことにより、雰囲気温
度、水温が低く通常の水量制御運転では庫内温度が殺菌
に有効な温度にまで上昇しない場合においても、水量を
少なく制御することで可能となる。
【0024】
【実施例】以下、本発明の第1の実施例を図1および図
2を参照しながら説明する。
【0025】図1に示すように、乾燥機本体1は、内部
に回転ドラム(乾燥庫)2を後面で回転自在に軸支し、
前面で円環状のドラム前支持板3の外周フランジ部で摺
動支持している。回転ドラム2は、電動機4、ドラムベ
ルト5によって駆動される。乾燥機本体1の前面に衣類
投入口6を設けている。ヒータ7は、回転ドラム2内に
流入する乾燥用空気を加熱するもので、回転ドラム2の
後部に設けたケーシング8内にファン9を配設し、この
ファン9を電動機4、ファンベルト10によって回転駆
動するようにしている。このファン9は乾燥機本体1内
における加熱循環空気の送風機能を有している。
【0026】熱交換器11は、冷却水で循環空気を冷却
除湿するもので、熱伝導率の高い冷却パイプ12とこれ
に直角に挿入した冷却フィン13より構成して熱交換器
ケース14内に収納配置している。ケーシング8と熱交
換器ケース14をダクト15で連通して、ファン9から
の循環空気がケーシング8、ダクト15、熱交換器ケー
ス14を通りヒータ7に至る空気経路16を構成してい
る。フィルター17は、回転ドラム2の後面に設置し、
糸屑などを除去する。裏板18は乾燥機本体1の後面を
覆うものである。排水口19は、熱交換器ケース14の
下部に形成され、熱交換器11の熱交換作用によって生
じた凝縮水を排出する。
【0027】熱交換器11には冷却水入口20より冷却
水を流入し、冷却水出口21より流出させる。排気温度
検知手段22は、ケーシング8内に設け、回転ドラム2
からの排気温度を検知する。給水弁23は、熱交換器1
1の冷却水入口19に接続され、熱交換器11への給水
を制御する。第1温度検知手段24は、この給水弁23
と冷却水入口20の途中に設け、熱交換器12に入る冷
却水の水温を検知する。制御装置25は、乾燥器本体1
の前面に設け、電動機4、ヒータ7などの通電を制御し
て乾燥機の動作を制御する。
【0028】制御装置25は、図2に示すように構成し
ており、制御手段26は、乾燥機の運転を制御するもの
で、パワースイッチング手段27を介して電動機4、ヒ
ータ7、給水弁23などの動作を制御する。入力設定手
段28は、使用者により運転前に衣類の量、素材により
ヒータ7の熱量を選択し、入力するものである。記憶手
段29は、制御手段26が制御踏査をするのに必要なデ
ータを記憶している。なお、30は電動機4の進相用コ
ンデンサ、31は電源スイッチである。
【0029】制御手段26は、第1温度検知手段24の
出力とヒータ7の熱量により熱交換器11に供給する冷
却水量を制御するようにしている。
【0030】上記構成において動作を説明すると、電源
スイッチ31をオンして運転を開始した場合、ファン9
の送風機能によりヒータ7で加熱された空気が回転ドラ
ム2内に入り、湿った衣類と接触することで高湿の空気
に変化し、ファン9を通過した後、熱交換器11の冷却
フィン13を通過することによって冷却、熱交換され、
空気中の湿気が凝縮されてヒータ7で再加熱され、再び
回転ドラム2内に導入される。以上の運転サイクルを繰
り返しておこなうことにより、回転ドラム2内に収容さ
れている衣類の乾燥が進行する。
【0031】水冷除湿式乾燥機に求められる性能は、冷
却水の水温、水圧などの使用環境、また、使用者が選択
するヒータ7の熱量の大きさ、衣類の量などの使用条件
が変化した場合においても、必要最小限の熱量と水量で
効率的に乾燥することである。そのため、前述した使用
環境、使用条件などの変化に対して冷却水の水量を最適
に制御するかがポイントとなる。
【0032】制御手段26は、運転と同時に、第1温度
検知手段24により検知した熱交換器11の入口水温を
入力し、かつ入力設定手段28から使用者が入力したヒ
ータ7の状態(熱量)を検知する。つぎに、この入口水
温(第1温度検知手段24の出力)とヒータ7の状態
(熱量)から熱交換器11に供給する水量を設定して給
水弁23を制御する。
【0033】この給水弁23を制御する方法を図3およ
び図4を参照しながら説明する。図3は、熱交換器11
の入口水温と機器が所望する除湿性能を確保するために
必要な水量の関係を示したもので、水温が高くなるほ
ど、また、ヒータ7の熱量が大きいほど、同じ熱交換熱
量を発揮するために水量は多く必要になる。そして、こ
の水量を制御する方法として、本実施例では一定時間の
中で給水弁23を開放する時間の比率を変えようにして
いる。たとえば、給水弁23の開放状態での水量が1リ
ッター/分とし、一定時間をたとえば10秒間とする
と、水温が20℃の場合、10秒間の内5秒間開放し、
残り5秒間閉止すれば0.5リッター/分の水量を供給
することができる。
【0034】図4は、水量と給水弁23の10秒間に占
める開放時間の関係を示したもので、実際には制御手段
26により前述した一連の動作を機器の運転と同時に行
う。すなわち、熱交換器11の入口水温とヒータ7の状
態(熱量)を検知し、最適な水量を供給するために予め
設定された給水弁23の開閉する時間を、制御手段26
で判断し、運転終了まで制御を行う。この結果、季節に
より水道水の温度が変化にしても、あるいは使用者が選
択するヒータ7の熱量にが変化しても、その変化に応じ
て最適な水量を供給でき、ひいては必要最小限の水量で
所望する除湿性能を発揮することができる。
【0035】つぎに、本発明の第2の実施例を図5を参
照しながら説明する。なお、上記第1の実施例と同じ構
成のものは同一符号を付して説明を省略する。
【0036】図に示すように、流量検知手段32は、熱
交換器11に供給する冷却水量を検知するもので、給水
弁23と熱交換器11の冷却水入口20の間に設け、そ
の出力を制御手段33に入力している。制御手段33
は、第1温度検知手段24の出力とヒータ7の熱量によ
り目標冷却水量を設定し、この目標冷却水量と流量検知
手段32からの流量によって冷却水量を制御するように
している。
【0037】上記構成において動作を説明すると、ま
ず、上記第1の実施例と同様に、使用者により運転前に
衣類の量、素材により、ヒータ7の熱量を入力設定手段
28により選択、入力する。運転と同時に、制御手段3
3は、第1温度検知手段24により検知した熱交換器1
1の入口水温を入力し、かつ入力設定手段28から使用
者が選択したヒータ7の状態(熱量)を検知する。
【0038】つぎに、この入口水温(第1温度検知手段
24の出力)とヒータ7の状態(熱量)から熱交換器1
1に供給する目標水量を設定して、これに応じて給水弁
23の開閉時間を制御する。その後、流量検知手段32
にて実際に給水している水量を検知し、この水量と冷却
に必要な目標水量を比較して、多い場合は給水弁23の
開放時間を減少し、少ない場合は開放時間を増加するよ
う制御する。この動作を運転開始から、終了まで連続し
て行う。
【0039】このように本実施例によれば、実際の水量
を流量検知手段32で検知し最適な水量になるようフィ
ードバック制御するため、水道水の水圧の変動、あるい
は流量制御部品である給水弁23の部品ばらつきによる
水量の変化を流量検知手段32で検知し、給水弁23の
開閉時間を補正することができる。したがって、より高
い精度の流量制御により、所望する除湿性能を実現でき
るすることができる。
【0040】つぎに、本発明の第3の実施例を図1およ
び図6を参照しながら説明する。なお、上記第1の実施
例と同じ構成のものは同一符号を付して説明を省略す
る。
【0041】図に示すように、第2温度検知手段34
は、熱交換器11の出口水温を検知するもので、熱交換
器11の冷却水出口21のあとに設け、その出力を制御
手段35に入力している。制御手段35は、第1温度検
知手段14の出力とヒータ7の熱量により熱交換器11
の出口の目標水温を設定し、第2温度検知手段34の出
力が目標水温になるよう冷却水量を制御するようにして
いる。
【0042】上記構成において動作を説明すると、まず
使用者がヒータの熱量を入力設定手段28により選択、
入力する。運転と同時に、制御手段35は、第1温度検
知手段24にて検知した熱交換器11の入口水温を入力
し、かつ入力設定手段28から使用者が選択したヒータ
7の状態(熱量)を検知し、この入口水温(第1温度検
知手段24の出力)とヒータ7の状態(熱量)に応じて
給水弁23の運転初期の開閉時間を設定し制御を開始す
る。ここまでの動作は上記第1の実施例と同様である。
そして、この後、第2の実施例では目標とする流量を設
定しこの目標流量になるよう流量制御を行ったのに対
し、本実施例では、熱交換に必要な水量を供給した場
合、その結果である熱交換器11から排出する水温に目
標値を設定し、この目標水温と実際の出口水温の差によ
って流量制御する。
【0043】動作の詳細を図7(a)(b)により説明する。
図7(a)は運転時間とともに給水量を制御する給水弁2
3の開閉時間Aの挙動の一例を示し、図7(b)は、熱交
換器11の入口水温Bおよび出口水温C、前述した入口
水温とヒータ7の熱量から設定する目標出口水温D、回
転ドラム2からの排気温度Eの各挙動の一例を示したも
のである。まず、運転開始と同時に、入口水温Bとヒー
タ7の熱量から目標出口水温Dと初期の給水弁23の開
放時間Aを設定し、給水を開始する。
【0044】運転が進むにつれ、ヒータ7によって回転
ドラム2内の温度、すなわち回転ドラム2からの排気温
度Eと出口水温Cは上昇する。乾燥初期の予熱乾燥期間
T1においては、出口水温Cは目標出口温度Dに対して
低いため、水量を減少するよう制御する。具体的には、
給水弁23の開放時間Aを減少する。すると熱交換熱量
が低下するため、排気温度Eおよび出口水温Cは上昇
し、そして目標出口水温を越える。このころから出口水
温Cを目標出口水温Dに近づけるため、水量は増減を繰
り返し、出口水温Cと目標出口水温Dはほぼ一致した時
点から各温度は平衡状態になり、その結果、給水量もほ
ぼ一定になる。
【0045】この恒率乾燥期間T2では、ヒータ7の熱
量と衣類からの蒸発に必要な潜熱量と熱交換器11での
熱交換熱量が一致した期間といえる。そして、さらに乾
燥が進行するにつれ、ヒータ7の熱量が一定であれば衣
類の水分が減った分乾燥に必要な潜熱は減少する減率乾
燥期間T3に入る。この期間では、衣類の水分に奪われ
る潜熱が減少するため、排気温度Eは上昇し、逆に水量
が一定であれば出口水温Cは低下する。しかし、目標出
口水温Dに出口水温Cを一致するよう水量制御が働き、
結果的には冷却水量は減少する方向で制御が行われ、乾
燥運転を終了する。
【0046】このように、本実施例によれば、入口水温
とヒータ7の熱量に応じて必要な熱交換熱量を確保する
ために、必要な水量を熱交換器11に供給した場合の目
標出口水温を予め求めておき、実際の出口水温をこの目
標水温になるよう水量を制御することで、上記第2の実
施例と同様、水圧の変動あるいは給水弁23の流量ばら
つきによる変動を結果的に補正することができる。した
がって、より高い精度の流量制御により、所望する除湿
性能を実現できる。
【0047】つぎに、本発明の第4の実施例について説
明する。図6における制御手段35は、第1温度検知手
段24の出力とヒータ7の熱量により熱交換器11の出
口の目標水温を設定し、この目標出口水温と出口水温の
差が所定温度以下、あるいは回転ドラム2からの排気温
度が所定温度以上になった時点から、排気温度が別の所
定温度以上になる時点まで、出口水温が目標出口水温に
なるよう冷却水量を制御するようにしている。他の構成
は上記第3の実施例と同じである。
【0048】上記構成において図8(a)(b)を参照しなが
ら動作を説明すると、運転開始と同時に入口水温Bとヒ
ータ7の熱量から目標出口水温Dと給水弁23の開閉時
間Aを設定する。その後、上記第3の実施例では、出口
水温Cと目標出口水温Dを比較し水量の制御を即座に行
ったが、本実施例では、出口水温Cと目標出口水温Dの
差が所定温度T0以下になる時点t1までは水量の制御を
行なわない。乾燥機には一般的に衣類また機器自体を必
要以上の熱から保護するために、排気温度が温度調節温
度Tmax以上になると、ヒータ7を切るなどの手段で、
熱量の調節を行っているが、このことは乾燥速度の低下
につながる。そこで、上記のように運転開始直後は水量
の制御を行わず、排気温度Eの急激な上昇を抑制するこ
とで、熱量の遮断を極力避け、乾燥速度の低下を防止す
ることができる。
【0049】乾燥後期においては、乾燥が進行するにつ
れ、衣類の水分に奪われる潜熱が減少するため、時点t
2より排気温度Eは上昇する。このとき、水量が一定で
あれば出口水温Cは低下する。そこで、時点t2より出
口水温が目標出口水温になるよう冷却水量を制御するこ
とにより、目標出口水温Dに出口水温Cを一致するよう
水量制御が働き、結果的には冷却水量は減少する方向で
制御は行われる。その結果、冷却熱量が減少するため、
排気温度Eはより上昇し、温度調節温度Tmaxに到達す
る。その後は上記したようにヒータ7の熱量を低下する
ため熱交換量は低下し、その結果、給水量をより低下す
る方向で制御が進み、乾燥速度の低下を招くことにな
る。そこで、排気温度Eが温度調節温度Tmaxに達した
時点t3以降は水量増減の制御を停止し、それまでの水
量を維持することで、排気温度Eの上昇を少しでも抑制
し、衣類に熱量を有効に作用させることができる。
【0050】このように本実施例によれば、運転初期と
後期において、給水量の制御を抑制することで、より乾
燥効率を向上することができる。
【0051】つぎに、本発明の第5の実施例を図9を参
照しながら説明する。なお、上記第1の実施例と同じ構
成のものは同一符号を付して説明を省略する。
【0052】図に示すように、制御手段36は、始動時
の第2温度検知手段34の出力とヒータ7の熱量により
熱交換器11の出口の目標水温を設定し、運転時の冷却
水量を制御するようにしている。
【0053】上記構成において動作を説明すると、運転
初期に一定時間ヒータ7を動作せず、給水のみを行い、
この期間で第2温度検知手段34により供給される水温
を検知する。そして、この水温を入口水温に置き換え、
目標出口水温と初期の水量である給水弁23の開閉時間
を設定し、上記第3または第4の実施例と同様に、給水
制御を開始する。
【0054】このように本実施例によれば、運転中の水
温の急激な変動が少ない一般的な使用条件においては、
水圧の変動あるいは給水弁23の部品ばらつきによる流
量変動には、上記第3または第4の実施例と同様に、補
正することができる。加えて第1温度検知手段を設けな
いことで、より安価に所望する除湿性能を発揮するする
ことができる。
【0055】つぎに、本発明の第6の実施例について説
明する。図2における制御手段は、排気温度が一定温度
以上になったときより所定時間経過するまで、冷却水の
供給を停止し、その後前述した実施例と同様の水量制御
を行うようにしている。他の構成は上記第1の実施例と
同じである。なお、上記第2から第5の実施例の各制御
手段についても同様である。
【0056】上記構成において動作を説明すると、使用
者が入力設定手段28により、衣類に付着した雑菌およ
びダニの死滅させる運転行程を使用者が選択すると、給
水のみ停止した状態で、ヒータ7は通常に運転を開始す
る。このため、熱交換器11での冷却がなく、回転ドラ
ム2内の温度は急激に上昇し、かつ湿度も非常に高い状
態を実現することができる。排気温度が一定温度(55
℃程度)に達した時点からは、衣類の量に応じて所定時
間(10〜30分程度)この温度を維持するよう冷却水
の制御を行う。その後は、衣類の乾燥を目的に、前述し
た第1〜5の実施例と同様の制御を行なう。
【0057】このように本実施例によれば、通常の乾燥
行程では使用雰囲気温度や水温が低くく、回転ドラム2
内の温度が雑菌の死滅に必要な温度にまで達しない場合
にも、かならず上昇することができ、使用者の選択によ
り衣類の殺菌およびダニの駆除を確実に行うことができ
る。
【0058】なお、前述した各実施例は、水冷の熱交換
器をドラム式の衣類乾燥機に利用した場合の例を示した
が、吊り下げ式の乾燥機その他の機器においても前述し
た熱交換器を用いる場合には利用は可能である。
【0059】また、上記各実施例では給水量を制御する
手段として、給水弁23の開閉時間の比率を変えるよう
にしているが、ニードルの開度を可変することで流量を
制御する比例流量制御弁などを用いても同様の効果を得
ることができることはいうまでもない。
【0060】
【発明の効果】以上のように本発明は、衣類を収容する
乾燥庫と、乾燥用空気を循環する空気経路と、この空気
経路途中に配設した衣類を乾燥させる熱源と、前記空気
経路に連通して配設し前記乾燥用空気と水を熱交換する
熱交換器と、前記熱交換器の入口水温を検知する第1温
度検知手段と、乾燥機の動作を制御する制御手段とを備
え、前記制御手段は、前記第1温度検知手段の出力と前
記熱源の熱量により前記熱交換器に供給する冷却水量を
制御するようにしたから、季節により変化する冷却水の
水温と、使用者が選択する熱源の熱量の変化に応じて水
量を調整でき、所望する除湿性能を実現するすることが
できる。
【0061】また、熱交換器に供給する冷却水量を検知
する流量検知手段を備え、制御手段は、第1温度検知手
段の出力と熱源の熱量により目標冷却水量を設定し、こ
の目標冷却水量と前記流量検知手段からの流量によって
冷却水量を制御するようにしたから、水道水圧の変化や
給水弁など部品のばらつきにより流量が変動した場合な
どでも、予め設定した流量に比べ実際の流量が適切かど
うか流量検知手段により判断し流量を補正することがで
き、水道水圧の変動、部品のばらつきなどの使用条件の
変化に対応できるより精度の高い流量制御が実現でき
る。
【0062】また、熱交換器の出口水温を検知する第2
温度検知手段を備え、制御手段は、第1温度検知手段の
出力と熱源の熱量により前記熱交換器の出口の目標水温
を設定し、前記第2温度検知手段の出力が前記目標水温
になるよう冷却水量を制御するようにしたから、熱交換
器の入口水温と熱源の熱量に基づき、予め設定した流量
制御を行い、この入口水温と熱量に基づき制御した水量
が実際に適切か否かを予め設定した目標出口水温と実際
の出口水温を比較することによって判断でき、流量に対
してのフィードバック制御が可能となる。これにより、
水道水圧の変動、部品のばらつきなどの使用条件の変化
に対応できるより精度の高い流量制御が実現できる。
【0063】また、乾燥庫からの排気温度を検知する排
気温度検知手段と、前記熱交換器の出口水温を検知する
第2温度検知手段とを備え、制御手段は、第1温度検知
手段の出力と熱源の熱量により前記熱交換器の出口の目
標水温を設定し、前記目標水温と前記出口水温の差が一
定温度以下、あるいは前記乾燥庫からの排気温度が所定
温度以上になった時点から、前記排気温度が別の所定温
度以上になる時点まで、前記第2温度検知手段の出力が
前記目標水温になるよう冷却水量を制御するようにした
から、運転初期と運転後期の出口水温が目標出口水温に
対して非常に低い期間に、水量を必要以上に少なく制御
することを防止し、乾燥庫内の温度上昇を抑制すること
で、熱源の中断による乾燥効率の低下を防止することが
できる。換言すれば、冷却水の流量制御を行う期間を限
定することで、乾燥初期および後期における乾燥効率の
向上が図れる。
【0064】また、、衣類を収容する乾燥庫と、乾燥用
空気を循環する空気経路と、この空気経路途中に配設し
た衣類を乾燥させる熱源と、前記空気経路に連通して配
設し前記乾燥用空気と水を熱交換する熱交換器と、前記
熱交換器の出口水温を検知する第2温度検知手段と、前
記乾燥庫からの排気温度を検知する排気温度検知手段
と、乾燥機の動作を制御する制御手段とを備え、前記制
御手段は、始動時の前記第2温度検知手段の出力と前記
熱源の熱量により前記熱交換器の出口の目標水温を設定
し、運転時の冷却水量を制御するようにしたから、運転
中の水温の急激な変動が少ない一般的な使用条件におい
ては、水圧の変動あるいは給水弁の部品ばらつきによる
流量変動には上記と同様の効果を得ることができる。加
えて第1温度検知手段を設けないことで、より安価に所
望する除湿性能を発揮する冷却水の水量制御を実現でき
る。
【0065】また、乾燥庫からの排気温度を検知する排
気温度検知手段を備え、制御手段は、排気温度が一定温
度以上になったときより所定時間経過するまで、冷却水
の供給を停止するようにしたから、通常の乾燥行程では
使用雰囲気温度や水温が低くく、乾燥庫内温度を雑菌の
死滅に必要な温度にまで上昇できない場合にも、冷却水
による循環空気の低下を抑制し、強制的に庫内温度を上
昇することができる。したがって、使用者の選択によ
り、通常の乾燥行程とは別に衣類の殺菌およびダニの駆
除を低温、低水温の条件下においても確実に行うことが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の衣類乾燥機の縦断面図
【図2】同衣類乾燥機のブロック回路図
【図3】同衣類乾燥機の水温と必要冷却水量の関係を示
す特性図
【図4】同衣類乾燥機の必要冷却水量と給水弁の弁開時
間の関係を示す特性図
【図5】本発明の第2の実施例の衣類乾燥機のブロック
回路図
【図6】本発明の第3の実施例の衣類乾燥機のブロック
回路図
【図7】(a) 同衣類乾燥機の給水弁の開閉時間−運転
時間特性図 (b) 同衣類乾燥機の各部の温度−運転時間特性図
【図8】(a) 本発明の第4の実施例の衣類乾燥機の給
水弁の開閉時間−運転時間特性図 (b) 同衣類乾燥機の各部の温度−運転時間特性図
【図9】本発明の第5の実施例の衣類乾燥機のブロック
回路図
【符号の説明】
2 回転ドラム(乾燥庫) 7 ヒータ(熱源) 11 熱交換器 16 空気経路 24 第1温度検知手段 26 制御手段

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 衣類を収容する乾燥庫と、乾燥用空気を
    循環する空気経路と、この空気経路途中に配設した衣類
    を乾燥させる熱源と、前記空気経路に連通して配設し前
    記乾燥用空気と水を熱交換する熱交換器と、前記熱交換
    器の入口水温を検知する第1温度検知手段と、乾燥機の
    動作を制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、前
    記第1温度検知手段の出力と前記熱源の熱量により前記
    熱交換器に供給する冷却水量を制御するようにした衣類
    乾燥機。
  2. 【請求項2】 熱交換器に供給する冷却水量を検知する
    流量検知手段を備え、制御手段は、第1温度検知手段の
    出力と熱源の熱量により目標冷却水量を設定し、この目
    標冷却水量と前記流量検知手段からの流量によって冷却
    水量を制御するようにした請求項1記載の衣類乾燥機。
  3. 【請求項3】 熱交換器の出口水温を検知する第2温度
    検知手段を備え、制御手段は、第1温度検知手段の出力
    と熱源の熱量により前記熱交換器の出口の目標水温を設
    定し、前記第2温度検知手段の出力が前記目標水温にな
    るよう冷却水量を制御するようにした請求項1記載の衣
    類乾燥機。
  4. 【請求項4】 乾燥庫からの排気温度を検知する排気温
    度検知手段と、前記熱交換器の出口水温を検知する第2
    温度検知手段とを備え、制御手段は、第1温度検知手段
    の出力と熱源の熱量により前記熱交換器の出口の目標水
    温を設定し、前記目標水温と前記出口水温の差が一定温
    度以下、あるいは前記乾燥庫からの排気温度が所定温度
    以上になった時点から、前記排気温度が別の所定温度以
    上になる時点まで、前記第2温度検知手段の出力が前記
    目標水温になるよう冷却水量を制御するようにした請求
    項1記載の衣類乾燥機。
  5. 【請求項5】 衣類を収容する乾燥庫と、乾燥用空気を
    循環する空気経路と、この空気経路途中に配設した衣類
    を乾燥させる熱源と、前記空気経路に連通して配設し前
    記乾燥用空気と水を熱交換する熱交換器と、前記熱交換
    器の出口水温を検知する第2温度検知手段と、前記乾燥
    庫からの排気温度を検知する排気温度検知手段と、乾燥
    機の動作を制御する制御手段とを備え、前記制御手段
    は、始動時の前記第2温度検知手段の出力と前記熱源の
    熱量により前記熱交換器の出口の目標水温を設定し、運
    転時の冷却水量を制御するようにした衣類乾燥機。
  6. 【請求項6】 乾燥庫からの排気温度を検知する排気温
    度検知手段を備え、制御手段は、排気温度が一定温度以
    上になったときより所定時間経過するまで、冷却水の供
    給を停止するようにした請求項1〜5のいずれか1項に
    記載の衣類乾燥機。
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