JP6612480B1 - 乾燥装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】被乾燥物を短時間で低含水率となるように乾燥させることができる乾燥装置を提供する。【解決手段】乾燥装置10は、筐体12と、ヒーター16と、クーラー18と、水蒸気供給手段22と、排気手段24と、送風機26と、制御部28とを備えている。ヒーター16は、ヒーター用熱交換器64と、第1水蒸気供給管66と、第1開閉弁30aとを有している。クーラー18は、クーラー用熱交換器72と、冷却液供給管74と、第2開閉弁30bとを有している。水蒸気供給手段22は、第1水蒸気供給管66から分岐して配管された第2水蒸気供給管84と、第3開閉弁30cとを有している。排気手段24は、排気管88と、第4開閉弁30dとを有している。制御部28は、各開閉弁30a〜30dの開閉動作を制御することによって、「熱風乾燥運転」、「除湿乾燥運転」および「殺菌運転」を切り換えて実行する。【選択図】図1

Description

本発明は、食品などの被乾燥物を低含水率となるように乾燥させる乾燥装置に関する。
従来の乾燥装置として、熱風を用いて被乾燥物を乾燥させる熱風乾燥装置がある。しかしながら、一般的な熱風乾燥装置では、高温の熱風を用いるため、熱変性温度が低い被乾燥物の乾燥には適さないという問題があった。また、熱風の湿度は外気の湿度の影響を受け易いため、被乾燥物の含水率を低くすることが困難であるという問題があった。そこで、特許文献1に記載されているような除湿乾燥装置が用いられることがあった。
特開2003−121072公報
従来の除湿乾燥装置(特許文献1)によれば、外部から取り込んだ外気に含まれる水蒸気や、被乾燥物から発生した蒸発物を、冷却器で凝縮させて液体として排出することができるので、被乾燥物を低温で乾燥させることができるとともに、被乾燥物の含水率を低くすることができる。しかしながら、除湿乾燥装置では、熱風乾燥装置に比べて乾燥に長時間を要するという問題があった。
本発明は、上記問題に対処するためになされたものであり、被乾燥物をより短時間で低含水率となるように乾燥させることができる、乾燥装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る乾燥装置の特徴は、被乾燥物を収容する筐体と、前記筐体の内部の空気を加熱するヒーターと、前記筐体の内部の空気を冷却するクーラーと、前記筐体の内部に水蒸気を供給する水蒸気供給手段と、前記筐体の内部の空気および水蒸気を排出する排気手段と、前記筐体の内部の空気および水蒸気を循環させる送風機とを備え、前記ヒーターは、熱媒体として水蒸気を用いるヒーター用熱交換器と、前記ヒーター用熱交換器に水蒸気を供給する第1水蒸気供給管と、前記第1水蒸気供給管の管路を開閉する第1開閉弁とを有しており、前記クーラーは、熱媒体として冷却液を用いるクーラー用熱交換器と、前記クーラー用熱交換器に冷却液を供給する冷却液供給管と、前記冷却液供給管の管路を開閉する第2開閉弁とを有しており、前記水蒸気供給手段は、前記第1水蒸気供給管から分岐して配管され、前記筐体の内部に連通する第2水蒸気供給管と、前記第2水蒸気供給管の管路を開閉する第3開閉弁とを有しており、前記排気手段は、前記筐体の内部に連通する排気管と、前記排気管の管路を開閉する第4開閉弁とを有していることにある。
この構成では、第1開閉弁を開状態にし、第2開閉弁を閉状態にし、第3開閉弁を閉状態にし、第4開閉弁を開状態にする熱風乾燥運転と、第1開閉弁を開状態にし、第2開閉弁を開状態にし、第3開閉弁を閉状態にし、第4開閉弁を閉状態にする除湿乾燥運転と、第2開閉弁を閉状態にし、第3開閉弁を開状態にする殺菌運転とを切り換えて実行することができる。また、水蒸気供給手段の第2水蒸気供給管は、ヒーターの第1水蒸気供給管から分岐して配管されているので、水蒸気供給手段およびヒーターに対して水蒸気の発生源は1つでよく、製造コストを低く抑えることができる。
本発明に係る乾燥装置の他の特徴は、前記筐体の内部に空気を取り入れる吸気手段を備え、前記吸気手段は、前記筐体の内部に連通する吸気管と、前記吸気管の管路を筐体の内部へ向かう方向にのみ開く逆止弁とを有していることにある。
この構成では、吸気管から筐体の内部に空気を取り入れることができるので、筐体の内部に満たされた水蒸気が急速に凝縮された場合でも、筐体が変形することを抑制できる。また、吸気管には逆止弁が設けられているので、吸気管から水蒸気が漏れることを抑制できる。
本発明に係る乾燥装置の他の特徴は、前記クーラーで冷却されることによって凝縮された凝縮液を受けるように前記クーラー用熱交換器の下方に設けられた受け皿を有する凝縮液回収手段を備えることにある。
この構成では、クーラーで冷却されることによって凝縮された凝縮液を受け皿で受けることができるので、被乾燥物から蒸発した蒸発物を凝縮液として回収できる。
本発明に係る乾燥装置の他の特徴は、前記第1開閉弁、前記第2開閉弁、前記第3開閉弁および前記第4開閉弁のそれぞれの開閉動作を制御する制御部を備え、前記制御部は、前記第1開閉弁を開状態に制御し、前記第2開閉弁を閉状態に制御し、前記第3開閉弁を閉状態に制御し、前記第4開閉弁を開状態に制御する熱風乾燥運転と、前記第1開閉弁を開状態に制御し、前記第2開閉弁を開状態に制御し、前記第3開閉弁を閉状態に制御し、前記第4開閉弁を閉状態に制御する除湿乾燥運転と、前記第2開閉弁を閉状態に制御し、前記第3開閉弁を開状態に制御する殺菌運転と、を切り換えて実行することにある。
この構成では、「熱風乾燥運転」、「除湿乾燥運転」および「殺菌運転」を制御部で切り換えて実行することができる。
本発明に係る乾燥装置の他の特徴は、前記制御部は、前記熱風乾燥運転を実行して前記被乾燥物の温度を上昇させた後、前記除湿乾燥運転を実行することにある。
この構成では、除湿乾燥運転を実行する前に、熱風乾燥運転を実行して被乾燥物の温度を急速に上昇させることができるので、被乾燥物を低含水率となるまで短時間で乾燥させることができる。
本発明に係る乾燥装置の他の特徴は、前記筐体の内部の温度を測定する室温センサーを備え、前記ヒーターは、前記ヒーター用熱交換器の内部の水蒸気を排出する排気管と、前記排気管の管路を開閉する第5開閉弁とを有しており、前記制御部は、前記室温センサーの測定温度が予め設定された乾燥温度を越えたときに前記第1開閉弁を閉状態に制御するとともに、前記第5開閉弁を開状態に制御し、前記室温センサーの測定温度が前記乾燥温度よりも低くなったときに前記第1開閉弁を開状態に制御するとともに、前記第5開閉弁を閉状態に制御することにある。
この構成では、第1開閉弁を閉状態に制御するとともに、第5開閉弁を開状態に制御することによって、ヒーター用熱交換器の内部の水蒸気を速やかに排出でき、筐体の内部の温度上昇を効果的に抑制できる。したがって、筐体の内部の温度を上昇させる際には、予め設定された乾燥温度を越えるオーバーシュートを抑制できる。
本発明に係る乾燥装置の他の特徴は、前記筐体の内部の温度を測定する室温センサーを備え、前記制御部は、前記殺菌運転において、まず、前記第4開閉弁を開状態に制御し、前記室温センサーの測定温度が予め設定された設定温度を越えたときに前記第4開閉弁を閉状態に制御することにある。
この構成では、殺菌運転の初期段階において、第4開閉弁を開状態に制御しているので、筐体の内部の空気を第4開閉弁から速やかに排気することができる。第4開閉弁を閉状態に制御した後は、筐体の内部を水蒸気で満たして効果的に加熱することができる。
本発明に係る乾燥装置の他の特徴は、前記クーラーは、前記クーラー用熱交換器の内部の冷却液を重力により排出する排液管と、前記排液管の管路を開閉する第6開閉弁とを有しており、前記制御部は、前記殺菌運転において、前記第6開閉弁を開状態に制御することにある。
この構成では、殺菌運転において、第6開閉弁を開状態に制御することによって、クーラー用熱交換器の内部の冷却液を排液管から排出するので、クーラー用熱交換器を加熱し易い。
本発明に係る乾燥装置の他の特徴は、前記送風機は、回転軸と、前記回転軸に設けられた複数の羽根車と、前記回転軸を回転駆動させるモーターとを有しており、前記制御部は、回転方向を切り換えながら前記回転軸を回転させるように前記モーターの回転動作を制御することにある。
この構成では、羽根車で送られる空気または水蒸気の送風方向を切り換えることができるので、被乾燥物Wに当たる熱風や水蒸気の方向を切り換えることができ、被乾燥物Wをむら無く乾燥させることができる。
実施形態に係る乾燥装置の構成を模式的に示す正面図である。 実施形態に係る乾燥装置の制御システムを示すブロック図である。 乾燥装置の制御動作を示すフロー図である。 殺菌運転における乾燥装置の制御動作を示すフロー図である。 熱風乾燥運転における乾燥装置の制御動作を示すフロー図である。 除湿乾燥運転における乾燥装置の制御動作を示すフロー図である。
以下、本発明に係る乾燥装置の実施形態について図面を参照しながら説明する。図1は、実施形態に係る乾燥装置10の構成を模式的に示す正面図である。図2は、乾燥装置10の制御システムMを示すブロック図である。図3は、乾燥装置10の制御動作を示すフロー図である。なお、本実施形態の説明で用いる「前・後・上・下」の各方向は、図1中に矢印で示すこれらの方向と一致する。
(乾燥装置10の構成)
図1に示すように、乾燥装置10は、筐体12、吸気手段14、ヒーター16、クーラー18、凝縮液回収手段20、水蒸気供給手段22、排気手段24、送風機26および制御部28を備えている。
図2に示すように、乾燥装置10の動作を制御する制御システムMは、制御部28と、制御部28に対して電気的に接続された後述する第1開閉弁30a、第2開閉弁30b、第3開閉弁30c、第4開閉弁30d、第5開閉弁30e、第6開閉弁30f、第7開閉弁30g、モーター32、室温センサー34、品温センサー36および操作パネル38とを備えている。
図1に示すように、筐体12は、食品などの被乾燥物Wを収容する乾燥室Qを構成するものであり、前面に開口40が設けられた直方体状の本体部42と、開口40を開閉する蓋部44と、乾燥室Qを区分する仕切り壁46とを有している。
仕切り壁46は、本体部42の後壁42aに対して平行に設けられた第1壁46aと、第1壁46aの上端縁から前方に延びて本体部42の上壁42bに対して平行に設けられた第2壁46bとを有している。これにより、乾燥室Qにおける第1壁46aの前方であって第2壁46bの下方に位置する領域には、第1室Q1が構成されており、第1壁46aの後方に位置する領域および第2壁46bの上方に位置する領域には、第2室Q2が構成されている。第1壁46aの下部には、第2室Q2に溜まったドレンを第1室Q1に流すためのドレン流路48が構成されている。
また、第1壁46aの中央部には、第1室Q1と第2室Q2とを連通させる円形の貫通孔50が形成されており、第2壁46bの前端縁と蓋部44(すなわち筐体12の前壁)との間には、第1室Q1と第2室Q2とを連通させる連通口52が構成されている。これにより、第2室Q2は、第1室Q1の空気および水蒸気を循環させるための逆L字状の循環路となっている。
筐体12の内部の第1室Q1には、被乾燥物Wが載置されるトレー54と、空気および水蒸気の温度(すなわち乾燥室Qの室温)を測定する室温センサー34と、被乾燥物Wの温度を測定する品温センサー36とが設けられている。筐体12の下壁となる本体部42の下壁42cには、筐体12の内部(本実施形態では第1室Q1)に溜まったドレンを排出するドレン管58が接続されており、ドレン管58には、その管路を開閉する第7開閉弁30gが設けられている。
吸気手段14は、筐体12の内部に空気を取り入れるものであり、筐体12の内部(本実施形態では第2室Q2)に連通する吸気管60と、吸気管60の管路を筐体12の内部へ向かう方向にのみ開く逆止弁62とを有している。吸気管60は、筐体12の後壁となる本体部42の後壁42aに接続されている。
ヒーター16は、筐体12の内部の空気を加熱するものであり、熱媒体として水蒸気を用いるヒーター用熱交換器64と、ヒーター用熱交換器64に水蒸気を供給する第1水蒸気供給管66と、第1水蒸気供給管66の管路を開閉する第1開閉弁30aとを有している。第1水蒸気供給管66の上流側端部は、水蒸気発生装置のような水蒸気の発生源(図示省略)に接続されている。
また、ヒーター16は、ヒーター用熱交換器64の内部の水蒸気を排出する排気管68と、蒸気トラップ70と、第5開閉弁30eとを有している。排気管68は、その管路を筐体12の外部で分岐させる2つの分岐管68a,68bを有しており、一方の分岐管68aに蒸気トラップ70が設けられており、他方の分岐管68bに第5開閉弁30eが設けられている。
クーラー18は、筐体12の内部の空気を冷却するものであり、熱媒体として冷却液(本実施形態では水)を用いるクーラー用熱交換器72と、クーラー用熱交換器72に冷却液を供給する冷却液供給管74と、冷却液供給管74の管路を開閉する第2開閉弁30bとを有している。冷却液供給管74の上流側端部は、給水タンクのような冷却液供給源(図示省略)に接続されている。
また、クーラー18は、クーラー用熱交換器72の内部の冷却液を排出する第1排液管76と、クーラー用熱交換器72の内部の冷却液を重力により排出する第2排液管78と、第2排液管78の管路を開閉する第6開閉弁30fとを有している。
凝縮液回収手段20は、クーラー18で冷却されることによって凝縮された凝縮液を受けるようにクーラー用熱交換器72の下方に設けられた受け皿80と、受け皿80に溜まった凝縮液を重力により回収する凝縮液回収管82とを有している。
水蒸気供給手段22は、筐体12の内部に水蒸気を供給するものであり、筐体12の内部(本実施形態では第1室Q1)に連通する第2水蒸気供給管84と、第2水蒸気供給管84の管路を開閉する第3開閉弁30cと、複数の蒸気噴出口86aが設けられた水蒸気噴出部86とを有している。水蒸気噴出部86は、筐体12の内部における第1室Q1の下部に配置されている。
第2水蒸気供給管84の下流側端部は、水蒸気噴出部86に接続されており、第2水蒸気供給管84の上流側端部は、第1水蒸気供給管66における第1開閉弁30aよりも上流側の部分に接続されている。つまり、第2水蒸気供給管84は、第1水蒸気供給管66から分岐して配管されており、第2水蒸気供給管84の上流側端部は、第1水蒸気供給管66を介して水蒸気の発生源(図示省略)に接続されている。
排気手段24は、筐体12の内部の空気および水蒸気を排出するものであり、筐体12の内部(本実施形態では第2室Q2)に連通する排気管88と、排気管88の管路を開閉する第4開閉弁30dとを有している。排気管88は、筐体12の上壁となる本体部42の上壁42bに接続されている。
送風機26は、筐体12の内部の空気および水蒸気を循環させるものであり、回転軸90と、回転軸90に設けられた複数の羽根車92と、回転軸90を回転駆動させるモーター32とを有している。複数の羽根車92は、第1壁46aに形成された貫通孔50に配置されており、モーター32は、筐体12の外部において本体部42の後壁42aに取り付けられている。
制御部28は、CPU、ROM、RAM等からなるマイクロコンピュータであり、ROMには、「熱風乾燥運転」、「除湿乾燥運転」および「殺菌運転」のそれぞれに関する制御プログラムが格納されている。制御部28に電気的に接続された開閉弁30a〜30gや、送風機26のモーター32は、制御プログラムに従ってその動作が制御される。制御部28は、筐体12から独立して設けられた制御盤94に組み込まれている。
(乾燥装置10の動作)
図3は、乾燥装置10の制御動作を示すフロー図である。図4、図5および図6のそれぞれは、「殺菌運転」、「熱風乾燥運転」および「除湿乾燥運転」のそれぞれにおける乾燥装置10の制御動作を示すフロー図である。
図1に示す乾燥装置10を用いて被乾燥物Wを乾燥させるとき、作業者は、まず、蓋部44を開いて乾燥室Qに配置されたトレー54に被乾燥物Wを載置する。続いて、作業者は、操作パネル38(図2)のボタンを操作して各種の運転条件を入力し、その後、操作パネル38の運転開始スイッチを押す。ここで、運転条件とは、後述する設定温度、殺菌のタイミング、殺菌温度、殺菌時間、第1乾燥温度、第2乾燥温度および設定含水率などである。殺菌のタイミングを入力する方法としては、(a)乾燥運転の前段階での殺菌運転を実行するか、(b)乾燥運転の後段階での殺菌運転を実行するか、を選択する方法が採用されている。
運転開始スイッチが押されると、制御部28は、図3に示すフロー図に従って乾燥装置10の制御動作を実行する。すなわち、制御部28は、まず、ステップ1において「乾燥運転の前段階での殺菌運転」を選択したか否かを判断し、YESと判断すると、ステップS2において「殺菌運転」(図4)を実行し、NOと判断すると、ステップS3において「熱風乾燥運転」(図5)を実行した後、ステップS4において「除湿乾燥運転」(図6)を実行する。「除湿乾燥運転」が終了すると、制御部28は、ステップS5において「乾燥運転の後段階での殺菌運転」を選択したか否かを判断し、YESと判断すると、ステップS6において「殺菌運転」(図4)を実行し、NOと判断すると、制御動作を終了する。
(殺菌運転の動作)
図3に示すステップS2,S6の「殺菌運転」が開始されると、図4に示すように、制御部28は、まず、ステップS11において各開閉弁30a〜30gの開閉動作を制御する。すなわち、制御部28は、第1開閉弁30aを閉状態、第2開閉弁30bを閉状態、第3開閉弁30cを開状態、第4開閉弁30dを開状態、第5開閉弁30eを開状態、第6開閉弁30fを開状態、第7開閉弁30gを開状態に制御する。これにより、筐体12の内部(乾燥室Q)には、水蒸気供給手段22の水蒸気噴出部86から水蒸気が供給され、筐体12の内部の空気は、水蒸気に押されて排気手段24の排気管88から外部に排出される。
また、制御部28は、ステップS12においてモーター32の回転動作を制御して送風機26を駆動させる。本実施形態において、制御部28は、回転方向を切り換えながら回転軸90を回転させるように、モーター32の回転動作を制御する。これにより、羽根車92で送られる空気または水蒸気の送風方向を切り換えることができるので、筐体12の内部の全体をむら無く加熱することができる。
次のステップS13において、制御部28は、室温センサー34の測定温度(すなわち乾燥室Qの室温。以下、同じ。)が予め設定された設定温度を越えたか否かを判断し、YESと判断すると、ステップS14において第4開閉弁30dを閉状態に制御し、NOと判断すると、測定温度(室温)が設定温度を越えるまでその運転状態を保持する。
ここでの設定温度は、筐体12の内部の空気の排出が進んで水蒸気の割合が多くなる温度であり、本実施形態では、60℃に定められている。なお、設定温度は60℃に限定されるものではなく、作業者が操作パネル38(図2)を操作することによって、適宜変更されてもよい。
次のステップS15において、制御部28は、室温センサー34の測定温度(室温)が予め設定された殺菌温度を越えたか否かを判断し、NOと判断すると、ステップS16において第3開閉弁30cを開状態に制御する。一方、YESと判断すると、ステップS17において第3開閉弁30cを閉状態に制御し、乾燥室Qに対する水蒸気の供給を停止する。すると、乾燥室Qの室温は予め設定された殺菌温度(100℃)に近づくように低下する。
殺菌温度は、菌を死滅させることのできる温度であり、本実施形態では、100℃に定められている。なお、殺菌温度は100℃に限定されるものではなく、作業者が操作パネル38(図2)を操作することによって、適宜変更されてもよい。ステップS15において、制御部28が最初にYESと判断した時点が殺菌処理の開始時点であり、この時点からタイマー(図示省略)によって殺菌処理の実行時間が計測される。
次のステップS18において、制御部28は、殺菌処理の実行時間が予め設定された殺菌時間を経過したか否かを判断し、YESと判断すると、殺菌運転を終了する。一方、NOと判断すると、ステップS15に戻り、乾燥室Qの室温を100℃に保持しながら、殺菌処理の実行時間が予め設定された殺菌時間を越えるまで殺菌処理を続行する。
殺菌時間は、菌を死滅させることのできる時間であり、本実施形態では、30分に定められている。なお、殺菌時間は30分に限定されるものではなく、作業者が操作パネル38(図2)を操作することによって、適宜変更されてもよい。ただし、菌を確実に死滅させるためには、殺菌時間を30分以上に設定することが望ましい。
(熱風乾燥運転の動作)
図3に示すステップS3の「熱風乾燥運転」が開始されると、図5に示すように、制御部28は、まず、ステップS21において各開閉弁30a〜30gの開閉動作を制御する。すなわち、制御部28は、第1開閉弁30aを開状態、第2開閉弁30bを閉状態、第3開閉弁30cを閉状態、第4開閉弁30dを開状態、第5開閉弁30eを閉状態、第6開閉弁30fを閉状態、第7開閉弁30gを閉状態に制御する。これにより、筐体12の内部の空気および被乾燥物Wがヒーター16によって加熱される。また、加熱された空気および被乾燥物Wから蒸発した蒸発物が、排気手段24の排気管88から外部に排出される。
また、制御部28は、ステップS22においてモーター32の回転動作を制御して送風機26を駆動させる。本実施形態において、制御部28は、回転方向を切り換えながら回転軸90を回転させるように、モーター32の回転動作を制御する。これにより、羽根車92で送られる空気の送風方向を切り換えることができるので、被乾燥物Wに当たる熱風の方向を切り換えることができ、被乾燥物Wをむら無く乾燥させることができる。
次のステップS23において、制御部28は、室温センサー34の測定温度(室温)が予め設定された第1乾燥温度を越えたか否かを判断し、NOと判断すると、ステップS24において第1開閉弁30aを開状態に制御するとともに、第5開閉弁30eを閉状態に制御する。一方、YESと判断すると、ステップS25において第1開閉弁30aを閉状態に制御するとともに、第5開閉弁30eを開状態に制御する。第5開閉弁30eを開くと、ヒーター用熱交換器64の内部の水蒸気が分岐管68bを通して一気に排出されるため、乾燥室Qの室温上昇を効果的に抑制でき、オーバーシュートを小さく抑えることができる。
第1乾燥温度は、被乾燥物Wを熱風により速やかに乾燥させることができる温度であり、本実施形態では、80℃に定められている。なお、第1乾燥温度は、80℃に限定されるものではなく、作業者が操作パネル38(図2)を操作することによって、適宜変更されてもよい。ただし、被乾燥物Wを変質させることなく速やかに乾燥させるためには、第1乾燥温度を60〜100℃の範囲で設定することが望ましい。
次のステップS26において、制御部28は、品温センサー36の測定温度(品温)が予め設定された設定温度を越えたか否かを判断し、YESと判断すると、熱風乾燥運転を終了する。一方、NOと判断すると、ステップS23に戻り、乾燥室Qの室温を第1乾燥温度(本実施形態では80℃)に保持しながら、品温が設定温度を越えるまで熱風乾燥運転を続行する。
ここでの設定温度は、含水率が減少したと考えられる被乾燥物Wの温度であり、本実施形態では、被乾燥物Wの種類などに応じて40〜90℃の範囲内で定められている。なお、設定温度は、作業者が操作パネル38(図2)を操作することによって、適宜変更されてもよい。
(除湿乾燥運転の動作)
図3に示すステップS4の「除湿乾燥運転」が開始されると、図6に示すように、制御部28は、まず、ステップS31において各開閉弁30a〜30gの開閉動作を制御する。すなわち、制御部28は、第1開閉弁30aを開状態、第2開閉弁30bを開状態、第3開閉弁30cを閉状態、第4開閉弁30dを閉状態、第5開閉弁30eを閉状態、第6開閉弁30fを閉状態、第7開閉弁30gを開状態に制御する。これにより、筐体12の内部の空気および被乾燥物Wがヒーター16で加熱される。また、加熱された空気および被乾燥物Wから蒸発した蒸発物が、クーラー18で冷却されて凝縮され、その凝縮液が受け皿80で受けられた後、凝縮液回収管82に通して回収される。
また、制御部28は、ステップS32においてモーター32の回転動作を制御して送風機26を駆動させる。本実施形態において、制御部28は、回転方向を切り換えながら回転軸90を回転させるように、モーター32の回転動作を制御する。これにより、羽根車92で送られる空気の送風方向を切り換えることができるので、被乾燥物Wに当たる空気の方向を切り換えることができ、被乾燥物Wをむら無く乾燥させることができる。
次のステップS33において、制御部28は、室温センサー34の測定温度(室温)が予め設定された第2乾燥温度を越えたか否かを判断し、NOと判断すると、ステップS34において第1開閉弁30aを開状態に制御するとともに、第5開閉弁30eを閉状態に制御する。一方、YESと判断すると、ステップS35において第1開閉弁30aを閉状態に制御するとともに、第5開閉弁30eを開状態に制御する。第5開閉弁30eを開くと、ヒーター用熱交換器64の内部の水蒸気が分岐管68bを通して一気に排出されるため、乾燥室Qの室温上昇を効果的に抑制でき、オーバーシュートを小さく抑えることができる。
第2乾燥温度は、被乾燥物Wを除湿により速やかに乾燥させることができる温度であり、本実施形態では、20〜60℃の範囲内で定められている。なお、第2乾燥温度は、作業者が操作パネル38(図2)を操作することによって、適宜変更されてもよい。
次のステップS36において、制御部28は、被乾燥物Wの含水率が予め設定された設定含水率より低くなったか否かを判断し、YESと判断すると、除湿乾燥運転を終了する。一方、NOと判断すると、ステップS33に戻り、乾燥室Qの室温を第2乾燥温度に保持しながら、含水率が設定含水率より低くなるまで除湿乾燥運転を続行する。
本実施形態では、第2乾燥温度における乾燥時間と含水率との関係がデータとして制御部28(図2)のROMに予め格納されており、制御部28は、当該データと実際の乾燥時間とに基づいて含水率を求める。乾燥時間と含水率との関係に関する上記のデータは、実験により取得することができる。
(乾燥装置10の効果)
本実施形態によれば、上記構成により以下の各効果を奏することができる。すなわち、図3に示すように、「熱風乾燥運転」、「除湿乾燥運転」および「殺菌運転」を制御部28で切り換えて実行することができる。また、水蒸気供給手段22の第2水蒸気供給管84は、ヒーター16の第1水蒸気供給管66から分岐して配管されているので、水蒸気供給手段22およびヒーター16に対して水蒸気の発生源は1つでよく、製造コストを低く抑えることができる。
図1に示す吸気手段14の吸気管60から筐体12の内部に空気を取り入れることができるので、殺菌運転時に筐体12の内部に満たされた水蒸気が急速に凝縮された場合でも、筐体12が変形することを抑制できる。また、吸気管60には逆止弁62が設けられているので、殺菌運転時に吸気管60から水蒸気が漏れることを抑制できる。
図1に示す受け皿80により、クーラー18で冷却されることによって凝縮された凝縮液を受けることができるので、被乾燥物Wから蒸発した蒸発物を凝縮液として凝縮液回収管82に通して回収できる。
図3に示すように、「除湿乾燥運転」を実行する前に、「熱風乾燥運転」を実行して被乾燥物Wの温度(品温)を速やかに上昇させることができるので、被乾燥物Wを低含水率となるまで短時間で乾燥させることができる。
図5および図6に示すように、「熱風乾燥運転」および「除湿乾燥運転」では、第1開閉弁30aを閉状態に制御するとともに、第5開閉弁30eを開状態に制御することによって、ヒーター用熱交換器64の内部の水蒸気を速やかに排出でき、筐体12の内部の温度上昇を効果的に抑制できる。したがって、筐体12の内部の温度を上昇させる際には、予め設定され乾燥温度(第1乾燥温度および第2乾燥温度)を越えるオーバーシュートを抑制できる。
図4に示すように、「殺菌運転」の初期段階において、第4開閉弁30dを開状態に制御しているので、筐体12の内部の空気を第4開閉弁30dから速やかに排出することができる。また、第4開閉弁30dを閉状態に制御した後は、筐体12の内部を水蒸気で満たして効果的に加熱することができる。
図4に示すように、「殺菌運転」では、第6開閉弁30fを開状態に制御することによって、クーラー用熱交換器72の内部の冷却液を第2排液管78から排出するので、液溜まり等のコールドポイントが発生することを抑制でき、クーラー用熱交換器72を加熱し易い。
図1に示す送風機26を駆動させるとき、制御部28は、回転方向を切り換えながら回転軸90を回転させるようにモーター32の回転動作を制御するので、羽根車92で送られる空気または水蒸気の送風方向を切り換えることができる。したがって、被乾燥物Wに当たる熱風や水蒸気の方向を切り換えることができ、被乾燥物Wをむら無く乾燥させることができる。
(変形例)
本発明の実施にあたっては、上記実施形態に限定されず、本発明の目的を逸脱しない限りにおいて種々の変更が可能である。例えば、上記実施形態では、図3に示すフロー図に従って乾燥装置10の制御動作が実行されるが、この制御動作とは別に、「殺菌運転」、「熱風乾燥運転」および「除湿乾燥運転」が単独で実行されてもよい。また、これらの2つ以上が組み合わせて実行されてもよい。
上記実施形態では、熱風乾燥運転のステップS26(図5)で用いられる品温(被乾燥物Wの温度)が、品温センサー36で測定されているが、当該品温は、乾燥時間に基づいて制御部28によって求められてもよい。つまり、第1乾燥温度における乾燥時間と品温との関係がデータとして制御部28(図2)のROMに予め格納され、当該データと実際の乾燥時間とに基づいて制御部28によって品温が求められてもよい。
上記実施形態では、除湿乾燥運転のステップS36(図6)で用いられる含水率が、乾燥時間と含水率との関係に関するデータと実際の乾燥時間とに基づいて求められているが、乾燥室Qに設けられた含水率センサー(図示省略)によって含水率が測定されてもよい。
上記実施形態では、「熱風乾燥運転」と「除湿乾燥運転」と「殺菌運転」とを切り換えて実行するために、各開閉弁30a〜30gが制御部28によって自動的に操作されるが、各開閉弁30a〜30gが作業者によって手動で操作されてもよい。
Q1…第1室、Q2…第2室、Q…乾燥室、W…被乾燥物、10…乾燥装置、
12…筐体、14…吸気手段、16…ヒーター、18…クーラー、
20…凝縮液回収手段、22…水蒸気供給手段、24…排気手段、26…送風機、
28…制御部、30a〜30g…開閉弁、32…モーター、34…室温センサー、
36…品温センサー、38…操作パネル、60…吸気管、62…逆止弁、
64…ヒーター用熱交換器、66…第1水蒸気供給管、68…排気管、
70…蒸気トラップ、72…クーラー用熱交換器、74…冷却液供給管、
76…第1排液管、78…第2排液管、80…受け皿、82…凝縮液回収管、
84…第2水蒸気供給管、86…水蒸気噴出部、88…排気管、90…回転軸、
92…羽根車。

Claims (9)

  1. 被乾燥物を収容する筐体と、
    前記筐体の内部の空気を加熱するヒーターと、
    前記筐体の内部の空気を冷却するクーラーと、
    前記筐体の内部に水蒸気を供給する水蒸気供給手段と、
    前記筐体の内部の空気および水蒸気を排出する排気手段と、
    前記筐体の内部の空気および水蒸気を循環させる送風機とを備え、
    前記ヒーターは、熱媒体として水蒸気を用いるヒーター用熱交換器と、前記ヒーター用熱交換器に水蒸気を供給する第1水蒸気供給管と、前記第1水蒸気供給管の管路を開閉する第1開閉弁とを有しており、
    前記クーラーは、熱媒体として冷却液を用いるクーラー用熱交換器と、前記クーラー用熱交換器に冷却液を供給する冷却液供給管と、前記冷却液供給管の管路を開閉する第2開閉弁とを有しており、
    前記水蒸気供給手段は、前記第1水蒸気供給管から分岐して配管され、前記筐体の内部に連通する第2水蒸気供給管と、前記第2水蒸気供給管の管路を開閉する第3開閉弁とを有しており、
    前記排気手段は、前記筐体の内部に連通する排気管と、前記排気管の管路を開閉する第4開閉弁とを有している、乾燥装置。
  2. 前記筐体の内部に空気を取り入れる吸気手段を備え、
    前記吸気手段は、前記筐体の内部に連通する吸気管と、前記吸気管の管路を前記筐体の内部へ向かう方向にのみ開く逆止弁とを有している、請求項1に記載の乾燥装置。
  3. 前記クーラーで冷却されることによって凝縮された凝縮液を受けるように前記クーラー用熱交換器の下方に設けられた受け皿を有する凝縮液回収手段を備える、請求項1または2に記載の乾燥装置。
  4. 前記第1開閉弁、前記第2開閉弁、前記第3開閉弁および前記第4開閉弁のそれぞれの開閉動作を制御する制御部を備え、
    前記制御部は、
    前記第1開閉弁を開状態に制御し、前記第2開閉弁を閉状態に制御し、前記第3開閉弁を閉状態に制御し、前記第4開閉弁を開状態に制御する熱風乾燥運転と、
    前記第1開閉弁を開状態に制御し、前記第2開閉弁を開状態に制御し、前記第3開閉弁を閉状態に制御し、前記第4開閉弁を閉状態に制御する除湿乾燥運転と、
    前記第2開閉弁を閉状態に制御し、前記第3開閉弁を開状態に制御する殺菌運転と、を切り換えて実行する請求項1ないし3のいずれか1項に記載の乾燥装置
  5. 前記制御部は、前記熱風乾燥運転を実行して前記被乾燥物の温度を上昇させた後、前記除湿乾燥運転を実行する、請求項4に記載の乾燥装置。
  6. 前記筐体の内部の温度を測定する室温センサーを備え、
    前記ヒーターは、前記ヒーター用熱交換器の内部の水蒸気を排出する排気管と、前記排気管の管路を開閉する第5開閉弁とを有しており、
    前記制御部は、前記室温センサーの測定温度が予め設定された乾燥温度を越えたときに前記第1開閉弁を閉状態に制御するとともに、前記第5開閉弁を開状態に制御し、前記室温センサーの測定温度が前記乾燥温度よりも低くなったときに前記第1開閉弁を開状態に制御するとともに、前記第5開閉弁を閉状態に制御する、請求項4または5に記載の乾燥装置。
  7. 前記筐体の内部の温度を測定する室温センサーを備え、
    前記制御部は、前記殺菌運転において、まず、前記第4開閉弁を開状態に制御し、前記室温センサーの測定温度が予め設定された設定温度を越えたときに前記第4開閉弁を閉状態に制御する、請求項4ないし6のいずれか1項に記載の乾燥装置。
  8. 前記クーラーは、前記クーラー用熱交換器の内部の冷却液を重力により排出する排液管と、前記排液管の管路を開閉する第6開閉弁とを有しており、
    前記制御部は、前記殺菌運転において、前記第6開閉弁を開状態に制御する、請求項4ないし7のいずれか1項に記載の乾燥装置。
  9. 前記送風機は、回転軸と、前記回転軸に設けられた複数の羽根車と、前記回転軸を回転駆動させるモーターとを有しており、
    前記制御部は、回転方向を切り換えながら前記回転軸を回転させるように前記モーターの回転動作を制御する、請求項4ないし8のいずれか1項に記載の乾燥装置。

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