JPH0732804A - 発光体を備えた自動車のホイール - Google Patents

発光体を備えた自動車のホイール

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JPH0732804A
JPH0732804A JP20113193A JP20113193A JPH0732804A JP H0732804 A JPH0732804 A JP H0732804A JP 20113193 A JP20113193 A JP 20113193A JP 20113193 A JP20113193 A JP 20113193A JP H0732804 A JPH0732804 A JP H0732804A
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JP
Japan
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wheel
light
rotation
circuit
illuminant
Prior art date
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Pending
Application number
JP20113193A
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English (en)
Inventor
Hideaki Shimizu
秀明 清水
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KOKONEROOMU SHOKAI KK
Original Assignee
KOKONEROOMU SHOKAI KK
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Publication date
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Publication of JPH0732804A publication Critical patent/JPH0732804A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 自動車のホイール部分に発光体を設けたもの
において、車輪を停車した場合でも一定時間は発光させ
うるようにして、信号待ちなどの停車時でも車輪部分を
視認できるようにする。 【構成】 ホイール(15)若しくはそのセンターキャッ
プ(10)に発光体(2)を設けるとともに、光センサー
(5)及び回転センサー(7)の検出に応じて発光体
(2)を発光させるとともに、車輪が停止したときでも
その停止後一定時間は発光させるような遅延回路(8)
を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、発光体を備えた自動
車のホイールに関するものである。
【0002】
【従来の技術】夕方の薄暮時や夜間に自動車の車輪の位
置を外部から視認できるようにして、歩行者や自転車の
安全性を向上させるようにしたものは、実開昭60−8
101号公報、実開平1−115901号公報、同3−
8386号公報等に開示されているように従来から公知
である。すなわち、これらは、電池若しくは車輪の回転
によって発電する発電機等の電源と、その電源によって
発光するダイオード若しくはランプ等の発光体をホイー
ル部分に設け、光センサー等によって夕方及び夜間に発
光させるようにしている。
【0003】上記において、電源に電池を用いたもので
は、車輪が回転していない駐車時においても発光させる
ことは電池寿命を大幅に縮めることになるから、車輪の
回転を何らかの手段で検出して回転時にのみ発光させる
ようにしている(例えば実開平2−92344号公報参
照)。他方、車輪の回転に伴って誘導起電力を発生させ
て直接発光体へ電源を供給するものでは、車輪が回転し
ているときにのみ電源が供給されることになるから、そ
のような特別の回転検出手段は不要である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ように車輪の回転時にのみ発光させるようにしたもので
は、信号待ちその他の停車時には、発光体からの発光が
無いため、例えば信号待ちの際に隣接して停車した自転
車やオートバイクが車輪に気付かず、発車の際に巻き込
まれるといった危険を避けることができない欠点があ
る。この発明は、このような従来の欠点を解消して、自
動車のホイール部分に発光体を設けたものにおいて、車
輪を停車した場合でも一定時間は発光させうるようにし
て、信号待ちなどの停車時でも車輪部分を視認できるよ
うにすることを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】すなわち、上記の課題を
解決するため、この発明は、ホイール本体若しくはその
ホイールのキャップへ取付けた発光体と、外部の光量を
検出する光センサーと、車輪の回転状態を検出する回転
センサーと、それら光センサー及び回転センサーの検出
結果に応じて一定光量以下で且つ車輪の回転時に前記発
光体を発光させるスイッチング手段と、車輪の回転停止
後一定時間発光体を発光させる遅延回路とからなること
を特徴とするものである。
【0006】
【作用】一定光量以下で且つ車輪の回転時には、スイッ
チング手段の動作によって発光体に電源が供給されて発
光し、走行時に外部から車輪の位置を視認することがで
きる。また、信号待ちなどで停止すると、前記スイッチ
ング手段が電源回路を開くタイミングを一定時間遅らせ
るか、あるいは、発光体への電源回路中に設けた遅延コ
ンデンサ等によって電源を供給するので、一定時間は発
光されることになる。
【0007】
【実施例】図1は、発光体の発光をON−OFFするた
めの制御回路図を示している。図において(1)は、発
光体(2)を発光させるための電源回路であって、この
回路(1)中に、電源電池(3)、及び、その電源電池
(3)から発光体(2)への電源供給をON−OFFす
るためのスイッチング回路(4)が設けられている。
(5)は、ホイールの外側に取付けられるフォトダイオ
ード等の光センサーであり、この光センサー(5)は光
検出回路(6)に接続されて、この光検出回路(6)か
らスイッチング回路(4)へ検出結果が送られるように
なっている。すなわち、光センサー(5)は、外部の光
量に応じて、例えば光量が一定以下のときは光検出回路
(6)の回路がONとなって、スイッチング回路(4)
の素子又はリレーが通電されるようになっている。他
方、(7)はホイールの回転を検出する回転センサーで
あり、ホイールすなわち車輪が回転するとこの回転セン
サー(7)とスイッチング回路(4)とを結ぶ回路が閉
じられて、同様にスイッチング回路(4)の素子又はリ
レーが通電されるようになっている。
【0008】そして、スイッチング回路(4)では、光
検出回路(6)及び光センサー(7)のそれぞれを結ぶ
回路の双方が閉じられたときに、発光体(2)の電源回
路(1)を閉じて、その発光体(2)に前記電源電池
(3)の電源を供給するようになっている。この場合に
おいて、スイッチング回路(4)には遅延回路(8)が
設けられており、ホイールの回転が停止して光センサー
(7)の回路が遮断された場合であっても、電源回路
(1)をOFFすることなく、その後一定時間は前記電
源電池(3)の電源を発光体(2)側へ供給するように
している。これによって、信号待ち等で停車した場合で
も、一定時間は発光体(2)を発光させて、外部から車
輪部分を視認できる。この遅延時間は、例えば15秒〜60
秒程度に設定される。この種の遅延回路(8)は一般に
軽量で、例えばコンデンサーに蓄電して放出させる場合
に比較して秀れている。
【0009】上記において、発光体(1)としては、例
えば発光ダイオード(LED) 、プラズマ発光素子、或いは
蛍光灯及びフィラメント電球等のランプ類が考えられ
る。また回転センサー(7)としては、遠心力スイッチ
を用いることが考えられる。図2は、このような遠心力
スイッチの概略を示したもので、例えば、ホイールのセ
ンサーキャップ(10)の内周面に一方の端子(11)を固
定し、他方の端子(12)を遠心力によって回動自在に取
付けておき、ホイールキャップ(10)がホイール本体と
ともに回転すると、その遠心力により端子(12)が直径
外方向に移動して、端子(11)に接触してスイッチ閉と
なるようにしたものである。
【0010】図3以下は、上記発光体(1)の取付け構
造の具体例を示すものである。この実施例において、セ
ンターキャップ(10)は正面から見て六角形状に形成さ
れるとともに、ホイール本体(15)の中央部分に、その
ホイール本体(10)の車軸への取付け部分を覆うように
して取付けられている。センターキャップ(10)外周の
6個の平面部(16)(16)…は、この平面部(16)を前
後及び正面等の各方向から見えるように、外側に向かっ
て中央へ傾斜する角度α=30°〜60°の傾斜状とされる
とともに、この平面部(16)の中央に、図7で示すよう
に、外側をガラス又はプラスチック製のレンズ(17)で
覆われた開口(18)が形成されて、この開口(18)の内
側に、前記発光体(2)をそれぞれ取付けている。すな
わち、発光体(1)より発せられた光は、レンズ(17)
を通して倍増された状態で外部へ放出されるから、小さ
な光源であっても充分な視認性を得ることができる。こ
れにより、発光体(1)を消費電量の少ない軽量小型の
ものにして、前記電源電池(3)の消費量を少なくする
ことができる。
【0011】なお、上記において、電源電池(3)はリ
チウム電池、太陽電池その他の各種の電池を用いること
ができる。また、前記ホイール本体(15)若しくはセン
ターキャップ(10)の回転動作によって発電を行なう発
電機を設けた場合において、その出力電流をこの電源電
池(3)へ蓄電させるようにすることも可能である。但
し、ホイール自体は軽量であることが望ましく、この意
味で一般のリチウム電池が最適である。また、上記実施
例では、発光体(1)をセンターキャップ(10)へ取付
けているが、ホイール本体(10)外側の任意の位置へ取
付けることも可能である。
【0012】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、外部
の光量が一定以下になる夕方の薄暮時や夜間において
は、発光体を発光させて、そのホイール部分を外部から
視認させることができるため、そのような夕方や夜間で
の接触事故や巻込み事故を防止できるという効果があ
る。加えて、特にこの発明では、車輪が停止した後も一
定時間は発光体を発光させることができるため、信号待
ち等の停止時においても、そのホイール部分を外部から
視認させることができ、発車した際の巻込み事故や接触
を防止できるという安全性の高いものが得られるととも
に、軽量の遅延回路を用いているので、それ程重量を大
きくすることなく実現できる。なお、実施例のように小
型の発光体を用いるようにし且つリチウム電池を用いる
ことでより軽量化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示す発光体の制御回路図で
ある。
【図2】回転センサーの一例を示すホイールキャップの
裏面の正面図である。
【図3】この発明の発光体を取付けたホイールの正面図
である。
【図4】同じくセンターキャップの斜視図である。
【図5】図3の要部拡大縦断面図である。
【符号の説明】
(1) 発光体 (2) 発光体の電源回路 (3) 電源電池 (4) スイッチング回路 (5) 光センサー (7) 回転センサー (8) 遅延回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホイール本体若しくはそのホイールのキ
    ャップへ取付けた発光体と、外部の光量を検出する光セ
    ンサーと、車輪の回転状態を検出する回転センサーと、
    それら光センサー及び回転センサーの検出結果に応じて
    一定光量以下で且つ車輪の回転時に前記発光体を発光さ
    せるスイッチング手段と、車輪の回転停止後一定時間発
    光体を発光させる遅延回路とからなることを特徴とする
    発光体を備えた自動車ホイール。
JP20113193A 1993-07-20 1993-07-20 発光体を備えた自動車のホイール Pending JPH0732804A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20113193A JPH0732804A (ja) 1993-07-20 1993-07-20 発光体を備えた自動車のホイール

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20113193A JPH0732804A (ja) 1993-07-20 1993-07-20 発光体を備えた自動車のホイール

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0732804A true JPH0732804A (ja) 1995-02-03

Family

ID=16435925

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20113193A Pending JPH0732804A (ja) 1993-07-20 1993-07-20 発光体を備えた自動車のホイール

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JP (1) JPH0732804A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010030419A (ja) * 2008-07-29 2010-02-12 Fiber Cup:Kk ホイールカバー

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010030419A (ja) * 2008-07-29 2010-02-12 Fiber Cup:Kk ホイールカバー

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