JPH0732769Y2 - 壁組立構造 - Google Patents

壁組立構造

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JPH0732769Y2
JPH0732769Y2 JP1989016405U JP1640589U JPH0732769Y2 JP H0732769 Y2 JPH0732769 Y2 JP H0732769Y2 JP 1989016405 U JP1989016405 U JP 1989016405U JP 1640589 U JP1640589 U JP 1640589U JP H0732769 Y2 JPH0732769 Y2 JP H0732769Y2
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JP
Japan
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bathroom
positioning hole
mounting
placing
piece
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JP1989016405U
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JPH02107663U (ja
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哲也 信田
浩 永冨
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案はユニット化された浴室の壁を組立てる場合の壁
組立構造に関するものである。
[従来の技術] 従来、浴室における壁の組立構造としては第3図に示さ
れるように床パン4に形成された載置部5に壁材1の下
端に設けられたL字状の載置片3を載置し、載置部5の
浴室内9側への出代Aを調整しながら載置片3をビス等
の固着具8によって載置部5に固定するというものであ
った。つまり、出代Aを設けることによって載置部5と
載置片3の接合部分に防水用のコーキング材10を設ける
部分等を確保するためである。
[考案が解決しようとする課題] そして、上述のような従来例にあっては、施工にあたっ
ては、浴室内9側から作業者が接合していく方法と、浴
室外2側から作業者が接合していく方法とがある。前記
のものにあっては、載置部5の浴室内9側への出代Aを
浴室内9側より目で見ながら調節することができ、一人
作業であっても行うことができる。しかし、載置片3を
載置部5に固定する場合には浴室外2側に廻り込む必要
があり、移動している間に位置ずれが生じることがあ
り、作業が複雑であり、この結果、一人では出代Aを合
わせた状態で固定するには作業を行いにくいという問題
がある。また、後記のものにあっては、浴室外2側から
施工するものであるため、出代Aを見ることができず、
このため、浴室内9側に出代Aを見るための作業者がも
う一人必要となり、一人で作業を行うことができないと
いう問題があった。
本考案は上記問題点を解決しようとするものであり、そ
の目的とするところは、壁材と床とを接合する場合に一
人作業であっても、壁材と床との接合部分に確実に出代
を設けた状態で壁材と床とを接合することができる壁組
立構造を提供するにある。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本考案における壁組立構造
は、壁材1の下端に浴室外2側に向けて突出した載置片
3を形成し、床4に形成された載置部5と上記載置片3
とのうち、いずれか一方に位置決め用の位置決め孔6を
設け、他方に位置決め孔6に嵌合される突起7を設け、
嵌合にて載置部5の浴室内9側への出代Aを所定巾で確
保する位置に上記突起7と位置決め孔6を配置し、位置
決め孔6に突起7を嵌合した状態で載置片3を載置部5
に固着具8にて固着したものである。
[作用] 床4に形成された載置部5と壁材1の下端に形成された
載置片3とのうち、いずれか一方に設けた位置決め孔6
に、他方に設けた突起7を嵌合させることで床4の載置
部5に位置決めされた状態で壁材1を仮固定することが
でき、仮固定後、固着具8にて載置片3を載置部5に固
定することで一人作業であっても確実に所定巾の出代A
を設けた状態で床4と壁材1との固定を行うことができ
る。
[実施例] 浴室の壁材1は第1図に示されるようにユニット化され
た浴室の床4に形成された載置部5に下端を載置固定す
るようにして施工されるものである。つまり、壁材1の
下端には浴室外2側に向けて突設されたL型の載置片3
を形成してあり、この載置片3を床パンまたは床ハーフ
の端部に形成された載置部5に固着して施工されるもの
である。床4に形成された載置部5と壁材1の下端に形
成された載置片3のうち、いずれか一方には位置決め用
の位置決め孔6を設けてあり、他方には位置決め孔6に
嵌合される突起7を突設してある。図示された実施例に
あっては、載置部5に突起7を突設してあり、載置片3
に突起7が嵌合される位置決め孔6を設けてある。そし
て載置片3に設けた位置決め孔6に載置部5に突設され
た突起7を嵌合させることで所定位置に位置決めした状
態で載置片3を載置部5に仮止めすることができるよう
にしてある。このとき、突起7の位置は、仮止めした状
態で壁材1が載置部5の浴室内9側の端部よりも浴室外
2側に位置する部分に位置させてあり、つまり、仮固定
状態で載置部5の浴室内9側の端部に出代Aを設けた状
態になる位置に設けてある。そして、この出代Aを利用
して載置部5と載置片3の接合部分には防水のためのコ
ーキング材10を設けることができるようにしてある。そ
して、載置片3を載置部5に仮止めした後に第2図に示
されるように載置片3はビス等の固着具8を介して載置
部5に本固定されるものである。
しかして、施工を行うにあたっては、浴室内9側より壁
材1の載置片3に設けた位置決め孔6を載置部5に突設
された突起7に嵌合させて位置決めされた状態で壁材1
を仮固定し、しかる後、浴室外2側より固着具8を介し
て載置片3を載置部5に固着して本固定するものであ
る。このように位置決め孔6に突起7を嵌合させて仮固
定させてあることにより、本固定時に作業者が浴室内9
側より浴室外2側に廻り込んだとしても載置部5に対し
て載置片3が位置ずれをおこすということがなく、一人
作業であっても本固定時には出代Aを確実に設けた状態
で床4と壁材1とを固定することができる。そして、必
要に応じて浴室内9側より載置片3と載置部5との接合
部分にコーキング材10を設けるようにする。図示した実
施例にあっては、載置部5に突起7を突設し、載置片3
に位置決め孔6を設けた場合を示したが、防水性を考慮
するようにすれば、載置片3に突起7を設け、載置部5
に位置決め孔6を設けるようにしてもよい。
[考案の効果] 本考案は叙述のように壁材の下端に浴室外に向けて突出
した載置片を形成し、床に形成された載置部と上記載置
片とのうち、いずれか一方に位置決め用の位置決め孔を
設け、他方に位置決め孔に嵌合される突起を設け、嵌合
にて載置部の浴室内側への出代を所定巾で確保する位置
に上記突起と位置決め孔を配置し、位置決め孔に突起を
嵌合した状態で載置片を載置部に固着具にて固着してあ
るので、床に形成された載置部と載置片とのうち、いず
れか一方に設けた位置決め孔に、他方に設けた突起を嵌
合させることで、突起と位置決め孔との嵌合によって位
置ずれすることなく所定位置に位置決めされた状態で壁
材の載置片を床に形成された載置部に仮固定することが
でき、この状態で固着具によって載置片を載置部に固着
することで載置片と載置部との接合部分に確実に出代を
設けた状態で本固定することができ、一人作業であって
も出代を確実に設けた状態で床と壁材との接合を行うこ
とができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)(b)は本考案の一実施例の施工状態を示
す部分拡大断面図、第2図は同上の固着具による取付部
分を示す上面図、第3図は従来例の部分拡大断面図であ
って、1は壁材、2は浴室外、3は載置片、4は床、5
は載置部、6は位置決め孔、7は突起、8は固着具、A
は出代である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】浴室の床に形成された載置部に壁材の下部
    が載置固定される壁組立構造において、壁材の下端に浴
    室外に向けて突出した載置片を形成し、床に形成された
    載置部と上記載置片とのうち、いずれか一方に位置決め
    用の位置決め孔を設け、他方に位置決め孔に嵌合される
    突起を設け、嵌合にて載置部の浴室内側への出代を所定
    巾で確保する位置に上記突起と位置決め孔を配置し、位
    置決め孔に突起を嵌合した状態で載置片を載置部に固着
    具にて固着して成る壁組立構造。
JP1989016405U 1989-02-15 1989-02-15 壁組立構造 Expired - Lifetime JPH0732769Y2 (ja)

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JPH02107663U JPH02107663U (ja) 1990-08-27
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JPS5835552U (ja) * 1981-08-31 1983-03-08 松下電工株式会社 浴室ユニツトのプラスチツク製床廻し縁

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JPH02107663U (ja) 1990-08-27

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