JPH07327227A - 画像伝送装置 - Google Patents

画像伝送装置

Info

Publication number
JPH07327227A
JPH07327227A JP14110894A JP14110894A JPH07327227A JP H07327227 A JPH07327227 A JP H07327227A JP 14110894 A JP14110894 A JP 14110894A JP 14110894 A JP14110894 A JP 14110894A JP H07327227 A JPH07327227 A JP H07327227A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image data
compression
data
serial
image
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP14110894A
Other languages
English (en)
Inventor
Haruo Togashi
治夫 富樫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP14110894A priority Critical patent/JPH07327227A/ja
Publication of JPH07327227A publication Critical patent/JPH07327227A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【構成】 伝送部1において、圧縮符号化した複数の画
像データをパケット化した際に、例えば1フィールドの
データ長となるように、該画像データをそれぞれ1/N
エンコーダ11〜Nで1/N(Nはエンコーダの数)に
圧縮符号化し、これらをパラレル/シリアル変換回路1
4でパケット化してシリアル伝送する。このシリアル伝
送された画像データは、シリアル/パラレル変換回路1
5でバラレル化され、各N倍デコーダ16〜Mに供給さ
れる。上記各N倍デコーダ16〜Mは、上記1/Nに圧
縮符号化された画像データをN倍に伸長復号化処理し、
モニタ装置等に供給する。 【効果】 複数の画像データを1本のデータラインでシ
リアル伝送することができ、画像データの伝送に必要な
データラインの本数を1本に削減してローコスト化を図
ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばテレビ会議シス
テム,テレビ電話装置及び放送システム等に用いて好適
な画像伝送装置に関し、特に、複数の画像データをパケ
ット化して所定単位毎にシリアル伝送することにより、
伝送路の軽減等を図った画像伝送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】今日において、伝送部に設けられた圧縮
符号化回路により画像データを圧縮符号化して伝送し、
これを受信部に設けられた伸長復号化回路で受信して伸
長復号化して再生する画像伝送装置が知られている。
【0003】具体的には、例えばカメラ装置やビデオテ
ープレコーダ装置等から供給される画像データの伝送を
行う場合、該画像データは上記伝送部の圧縮符号化回路
に供給される。上記圧縮符号化回路は、前フレームの画
像データと現在フレームの画像データとの差分を検出
し、この差分をいわゆるディスクリート・コサイン・変
換処理(DCT処理)するとともに量子化処理する。そ
して、上記量子化処理した画像データを、所定の単位毎
に可変長符号化処理することにより、フレーム間圧縮符
号化した画像データを形成する。
【0004】また、上記フレーム間圧縮符号化した画像
データを復号化するためには、元となる画像データが必
要なため、上記圧縮符号化回路は、例えば15フレーム
に1回、現在の画像データを前フレームの画像データと
の差分をとることなく、そのまま上記DCT処理,量子
化処理及び可変長符号化処理してフレーム内圧縮符号化
した画像データを形成する。
【0005】このようにフレーム間圧縮符号化された画
像データ及びフレーム内圧縮符号化された画像データ
は、伝送ケーブルを介して上記受信部に供給される。
【0006】上記受信部は、上記各画像データが供給さ
れるとこれを受信し、上記伸長復号化回路に供給する。
上記伸長復号化回路は、上記圧縮符号化された画像デー
タから該圧縮符号化前の画像データを再生するものであ
り、該圧縮符号化された画像データが供給されると、可
変調復号化処理を施すとともに、上記量子化処理の際の
量子化係数に基づいて逆量子化処理を施し、逆ディスク
リート・コサイン・変換処理(IDCT処理)を施すこ
とにより、上記圧縮符号化された画像データを伸長復号
化処理して出力する。
【0007】このような画像伝送装置は、画像データを
圧縮符号化して伝送することができることから伝送路の
軽減或いは記録するデータ量の削減等を図ることができ
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の画像伝
送装置は、一度に複数の画像データを伝送することがで
きなかった。一度に複数の画像データを伝送する場合、
上述のような画像伝送装置を複数設け、各圧縮符号化回
路及び各伸長復号化回路をそれぞれ伝送ケーブルで接続
することが考えられるが、この場合、例えば8つの画像
伝送装置を設けると、各圧縮符号化回路及び各伸長復号
化回路を接続するには8本の伝送ケーブルが必要とな
り、ケーブル量が増えてコスト高となる問題がある。
【0009】本発明は上述の問題点に鑑みてなされたも
のであり、複数の画像データを一度に1本のケーブルで
伝送することができ、ケーブル量の削減を通じてローコ
スト化を図ることができるような画像伝送装置の提供を
目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明に係る画像伝送装
置は、外部から供給される複数の画像データを所定のデ
ータ長に圧縮符号化して出力する複数の圧縮符号化手段
と、上記各圧縮符号化手段からそれぞれ供給される上記
各画像データを、所定の1伝送単位毎にパケット化して
シリアル伝送するパラレル/シリアル変換手段とを有す
る。
【0011】また、上記パラレル/シリアル変換手段か
らのパケット化された画像データを、上記圧縮符号化さ
れた各画像データ毎にパラレル化して出力するシリアル
/パラレル変換手段と、上記シリアル/パラレル変換手
段によりパラレル化された各画像データを伸長復号化し
て再生する伸長復号化手段とを有する。そして、上記各
圧縮符号化手段は、該各圧縮符号化手段で圧縮符号化さ
れた全画像データをパケット化した際に、上記所定の1
伝送単位の画像データが形成されるように、各画像デー
タをそれぞれ所定のデータ長に圧縮符号化する。
【0012】また、本発明に係る画像伝送装置は、上記
圧縮符号化された各画像データをパケット化した際に上
記1伝送単位を越えないように、上記各圧縮符号化手段
の圧縮率をそれぞれ可変制御する圧縮率可変制御手段と
を有する。
【0013】また、本発明に係る画像伝送装置は、上記
パラレル/シリアル変換手段は、パケット化してシリア
ル伝送する画像データが1フィールドのデータ長となる
ように、或いは、1フレームのデータ長となるように上
記圧縮符号化された各画像データをパケット化する。
【0014】
【作用】本発明に係る画像伝送装置は、複数の圧縮符号
化手段を有しており、この各圧縮符号化手段により、外
部から供給される複数の画像データをそれぞれ所定のデ
ータ長に圧縮符号化し、これらをパラレル/シリアル変
換手段に供給する。上記パラレル/シリアル変換手段
は、上記各圧縮符号化手段からそれぞれ供給される各画
像データを、所定の1伝送単位毎にパケット化してシリ
アル伝送する。
【0015】すなわち、上記各圧縮符号化手段は、該各
圧縮符号化手段で圧縮符号化された全画像データをパケ
ット化した際に、例えば1フィールドのデータ長或いは
1フレームのデータ長の画像データが形成されるよう
に、各画像データをそれぞれ所定のデータ長に圧縮符号
化し、これをパラレル/シリアル変換手段に供給する。
【0016】具体的には、上記圧縮符号化手段として例
えば8つの圧縮符号化手段が設けられているとすると、
この各圧縮符号化手段は、それぞれ供給される画像デー
タを1フィールド分の伝送データのデータ長の1/8の
データ長となるように圧縮符号化し、これをパラレル/
シリアル変換手段に供給する。
【0017】上記パラレル/シリアル変換手段は、上記
圧縮符号化処理された各画像データをパケット化するこ
とにより、上記1フィールド或いは1フレームのデータ
長の伝送データを形成し、これをシリアル/パラレル変
換手段にシリアル伝送する。
【0018】上記シリアル/パラレル変換手段は、上記
パラレル/シリアル変換手段からのパケット化された画
像データを、上記圧縮符号化された各画像データ毎にパ
ラレル化し、これらを伸長復号化手段に供給する。上記
伸長復号化手段は、上記シリアル/パラレル変換手段に
よりパラレル化された各画像データを伸長復号化して再
生する。
【0019】このように、1単位の伝送データ長に応じ
て、各圧縮符号化手段で画像データを圧縮符号化し、パ
ラレル/シリアル変換手段で、各圧縮符号化手段からの
画像データをパケット化して伝送することにより、複数
の画像データを1本の伝送ケーブルを介してまとめて伝
送することができる。このため、必要な伝送ケーブルの
本数を、最低限の一本に削減することができ、ローコス
ト化に大きく貢献することができる。
【0020】次に、本発明に係る画像伝送装置は、上記
各圧縮符号化手段の圧縮率を固定とするのではなく、別
に圧縮率可変制御手段を設け、該圧縮率可変制御手段に
より可変制御するようにしたものである。
【0021】すなわち、上記圧縮率可変制御手段は、上
記圧縮符号化された各画像データをパケット化した際に
上記1伝送単位(例えば、1フィールドの伝送データ
長、或いは、1フレームの伝送データ長)を越えないよ
うに、例えば上記圧縮符号化された各画像データのデー
タ長に応じて、或いは、ユーザの指示に応じて、上記各
圧縮符号化手段の圧縮率をそれぞれ可変制御する。
【0022】これにより、上述のように必要な伝送ケー
ブルの本数を、最低限の一本に削減することができ、ロ
ーコスト化に大きく貢献することができるうえ、例えば
所望の画像データの圧縮率を大きくする或いは小さくす
る等のように、その画像データに応じて圧縮率を適宣変
更することができ、再生画像の画質向上を図ることがで
きる。
【0023】
【実施例】以下、本発明に係る画像伝送装置の好ましい
実施例について図面を参照しながら詳細に説明する。
【0024】本発明に係る画像伝送装置は、図1に示す
ように伝送部1と受信部2とで構成されている。上記伝
送部1は、画像データの圧縮符号化を行う複数の第1〜
第Nの1/Nエンコーダ11〜Nと、上記各1/Nエン
コーダ11〜Nからパラレル的に供給される各画像デー
タを1フィールドのデータ長にパケット化(フィールド
内多重)してシリアル伝送するパラレル/シリアル変換
回路14とで構成されている。
【0025】上記受信部2は、上記パケット化されシリ
アル伝送された画像データをパラレル化(フィールド内
分離)して出力するシリアル/パラレル変換回路15
と、上記パラレル化された各画像データをそれぞれ伸長
復号化する上記各1/Nエンコーダ11〜Nに対応して
設けられる複数の第1〜第MのN倍デコーダ16〜Mと
で構成されている。
【0026】ここで、米国映画テレビ技術者協会(SM
PTE:Society of Motion Picture and Television E
ngineers)の勧告259Mにおいて、画像データのシリ
アルデジタルインターフェースが規格化されている。こ
の勧告259Mの概要は、伝送する画像データがコンポ
ーネントデータの場合、ビットレートが270Mb/
s、伝送符号(チャンネルコード)がスクランブルドN
RZI(Non Return to Zero Inverted )、生成多項式
がG=(X9 +X4 +1)(X+1)、シリアル同期信
号が3FF000000、符号器出力レベルが800m
V±10%(75Ω)、オーディオチャンネル数が8チ
ャンネルとなっている。
【0027】また、伝送する画像データがコンポジット
データの場合、ビットレートが143.18Mb/s、
伝送符号(チャンネルコード)がスクランブルドNRZ
I(Non Return to Zero Inverted )、生成多項式がG
=(X9 +X4 +1)(X+1)、シリアル同期信号が
3FF000000、符号器出力レベルが800mV±
10%(75Ω)、オーディオチャンネル数が4チャン
ネルとなっている。
【0028】当該画像伝送装置はこの勧告259Mに則
って画像データをシリアル伝送するようになっている。
すなわち、図1において、伝送しようとする例えばコン
ポーネントデータは、入力端子19〜22を介してそれ
ぞれ第1〜第Nの1/Nエンコーダ11〜Nに供給され
る。上記各1/Nエンコーダ11〜Nは、図2に示す圧
縮符号化部及び後に説明する259M変換部とで構成さ
れており、上記各1/Nエンコーダ11〜Nは、フレー
ム間の差分を圧縮符号化することによりフレーム間画像
データを形成し、或いは、フレーム間の差分をとること
なく、そのまま圧縮符号化することによりフレーム内画
像データを形成して出力する。
【0029】具体的には、上記フレーム内画像データを
形成する場合、入力端子30を介して上記圧縮符号化部
に供給される画像データは、フレーム間の差分がとられ
ることなく、減算器31を介してそのままディスクリー
ト・コサイン・変換回路(DCT回路)32に供給され
る。上記DCT回路32は、上記画像データを周波数軸
上に変換してDCT係数を形成し、これを量子化回路3
3に供給する。上記量子化回路33は、後述する圧縮率
に応じて量子化係数を可変して上記DCT係数を量子化
し、これを可変長符号化回路34に供給する。上記可変
長符号化回路34は、上記量子化処理されたDCT係数
(量子化DCT係数)毎に可変調符号化処理を施し、こ
れを出力端子35を介して出力する。
【0030】このようなフレーム内画像データは、例え
ば15フレームに1回形成され出力される。
【0031】一方、フレーム間画像データを形成する場
合、上記減算器31に、以下に説明するように形成され
た前フレームの画像データ(或いは、後フレームの画像
データ)が供給される。上記減算器31は、現在フレー
ムの画像データと、前フレームの画像データとの差分を
検出する。この差分データは、上記DCT回路32,量
子化回路33及び可変長符号化回路34によりフレーム
間の差分を示す上記フレーム間画像データとされ上記出
力端子35を介して出力される。
【0032】この場合、上記量子化回路33は、量子化
した上記DCT回路32からの差分データを逆量子化回
路36に供給する。上記逆量子化回路36は、上記量子
化回路33で用いられた量子化係数とは逆の逆量子化係
数により上記差分データを逆量子化し、これを逆DCT
回路37に供給する。上記逆DCT回路37は、上記逆
量子化された差分データに逆DCT処理を施し、これを
加算器38に供給する。
【0033】上記加算器38には、以下に説明する動き
補償回路39(フレームメモリ)により動き補償処理さ
れた前フレームの画像データが供給されている。上記加
算器38は、上記前フレームの画像データと、上記逆D
CT処理された差分データとを加算処理することによ
り、前フレームの画像データを形成し、これを動き補償
回路39及び動き検出回路40に供給する。
【0034】上記動き検出回路40は、上記加算器38
からの前フレームの画像データと現在フレームの画像デ
ータとを、例えば所定のブロック単位で比較して動きベ
クトルを検出し、これを上記動き補償回路39に供給す
る。上記動き補償回路39は、上記動き検出回路40か
らの動きベクトルに応じて上記前フレームの画像データ
に動き補償処理を施し、これを上記加算器38及び減算
器31に供給する。
【0035】これにより、上述のように上記減算器31
において、前フレームの画像データと現在フレームの画
像データとの差分が検出され、上記フレーム間画像デー
タが形成される。このフレーム間画像データは、上記差
分を示すものであるため、上記フレーム内画像データに
基づいて復号化される。
【0036】上記各圧縮符号化部は、このようにして画
像データを圧縮符号化するが、それぞれ圧縮符号化によ
り通常形成される1フィールドの画像データに対して、
当該画像伝送装置に設けられているエンコーダの数分の
1に該画像データを圧縮符号化するように、圧縮率が固
定制御されている。
【0037】すなわち、例えば当該画像伝送装置に8つ
の1/Nエンコーダが設けられていたとすると、この各
1/Nエンコーダは、外部から供給される画像データ
を、通常の圧縮符号化により形成される1フィールドの
画像データに対して、1/8のデータ長となるように圧
縮符号化を行い、これを259M変換部(図示せず)に
供給する。
【0038】なお、上記勧告259Mでは、10ビット
の画像データを最下位ビット(LSB)から最上位ビッ
ト(MSB)の順に伝送するようになっている。このた
め、上記圧縮符号化された画像データには、所定の単位
(ワード)毎に該ワード同期をとるための“3FF00
0000”(HEX)のワード同期データ(シリアル同
期データ)が付加されて出力される。
【0039】また、伝送エラーの回線監視能力を付加す
るために、図5に示ように上記画像データの水平ブラン
キング期間、及び(又は)、垂直ブランキング期間に誤
り訂正符号(CRCC:Cyclic Redundancy Check Cod
e)が付加されて出力される。
【0040】上記259M変換部は、上記固定的に圧縮
符号化された画像データを、上記勧告259Mに応じた
シリアルデータに変換するものであり、図3に示すよう
なスクランブル部と、NRZI変換部(図示せず)とで
構成されている。
【0041】上記圧縮符号化された画像データは、ま
ず、上記図3に示すスクランブル部に供給される。上記
スクランブル部は、上記画像データを勧告259Mに従
って10ビット毎にスクランブル処理するようになって
いる。上記図3において、上記画像データは、入力端子
91及び加算器(排他的論理回路)92を介して計9段
設けられているDタイプフリップフロップ93に供給さ
れる。上記各Dタイプフリップフロップ93は、クロッ
クが供給される毎に画像データを次段のDタイプフリッ
プフロップ93に転送する。
【0042】上記第5段目のDタイプフリップフロップ
93からの出力(D5)と、第9段目のDタイプフリッ
プフロップ93からの出力(D9)とは、加算器94で
加算処理されて上記加算器92に帰還され、該加算器9
2において、上記入力端子91を介して供給される画像
データと加算処理され上記1段目のDタイプフリップフ
ロップ93に供給される。
【0043】具体的には、図4に示すように、例えば上
記入力端子91を介して供給される画像データのデータ
列に対する上記加算器92からは、入力画像データ(S
0),5段目のDタイプフリップフロップ93の出力
(D5),9段目のDタイプフリップフロップ93の出
力(D9)の図中網目を施して示す“1”の数が偶数の
場合“0”が出力され、該“1”の数が奇数の場合
“1”が出力される。
【0044】上記スクランブル部は、このような動作を
繰り返し行うことにより、上記画像データをスクランブ
ル処理し、これを出力端子95を介してNRZI変換部
に供給する。
【0045】上記NRZI変換部は、上記スクランブル
処理された画像データに対し“1”が供給される毎に極
性を反転するNRZI変換処理を施し、これをパラレル
/シリアル変換回路14に供給する。
【0046】このように各1/Nエンコーダ11〜Nで
圧縮符号化及びスクランブルNRZI変換され、通常の
1フィールドの画像データのデータ長の1/Nに圧縮さ
れた各画像データが上記パラレル/シリアル変換回路1
4に供給されると、該パラレル/シリアル変換回路14
は、図6に示すように上記各1/Nに圧縮処理された画
像データをパケット化して1フィールド分のデータ長の
伝送データを形成して出力する。
【0047】この伝送データは、例えばデータラインを
介して受信部2のシリアル/パラレル変換回路15にシ
リアル伝送される。
【0048】当該画像伝送装置は、複数の画像データを
各1/Nエンコーダ11〜Nで、例えば1フィールドの
データ長の1/Nのデータ長に固定的に圧縮符号化処理
し、該圧縮符号化処理されたN個の画像データを集めて
1フィールドのデータ長の伝送データとなるようにパケ
ット化してシリアル伝送するようにしているため、複数
の画像データを一度に1本のケーブルで伝送することが
でき、ケーブル量の削減及び該ケーブル量の削減を通じ
て当該画像伝送装置のローコスト化を図ることができ
る。
【0049】また、上記圧縮符号化された画像データ
は、スクランブルNRZI変換処理して伝送するように
しているため、極性管理を省略することができるうえ、
上記シリアル伝送する画像データを伝送或いは分配のと
きに、積極的に正極性/逆極性(正出力/反転出力)を
同時に行うことにより、当該画像伝送装置を複数設けデ
ータラインの本数が増えたときに、該各データラインの
画像データが他のデータラインの画像データに干渉す
る、いわゆる不要輻射を打ち消すことができる。
【0050】上記シリアル/パラレル変換回路15は、
上記シリアル伝送される1フィールドにパケット化され
た画像データに逆NRZI変換処理及びデスクランブル
処理を施すとともに、上記誤り訂正符号に基づいて誤り
訂正処理を施して該画像データを再生する。
【0051】また、上記シリアル/パラレル変換回路1
5は、30ビットの長さからなる検出器を有しており、
この検出器により、3FFという10ビット分“1”が
続くデータの後に“000000”(HEX)、すなわ
ち、“0”が20ビット分続く上記ワード同期データを
検出し、ワード同期をとる。
【0052】さらに、上記シリアル/パラレル変換回路
15は、上記再生された画像データの垂直ブランキング
期間或いは水平ブランキング期間を検出することによ
り、上記シリアル化された画像データを、1/Nのデー
タ長の各画像データ毎にパラレル化し、これらを各1/
Nデコーダ16〜Mに供給する。
【0053】上記各1/Nデコーダ23〜Mは、それぞ
れ図7に示すような構成を有しており、上記パラレル化
(分配)された画像データは、入力端子50を介して可
変調復号化器51に供給される。
【0054】上記可変調復号化器51は、上記可変調符
号化回路34で施された可変調符号化処理とは逆の可変
調復号化処理を上記画像データに施し、これを逆量子化
回路52に供給する。
【0055】上記逆量子化回路52は、その画像データ
が量子化された量子化係数に対応する逆量子化係数を用
いて上記画像データを逆量子化処理し、これを逆DCT
回路53に供給する。上記逆DCT回路53は、上記逆
量子化処理の施された画像データに逆DCT処理を施
し、これを加算器54に供給する。上記加算器54に
は、動き補償回路55からの動き補償された前フレーム
の画像データが供給されている。上記加算器54は、上
記動き補償された前フレームの画像データと、上記逆D
CT回路53から供給される現在の画像データとを加算
処理することにより、上記1/Nに圧縮符号化処理され
た画像データをN倍に伸長復号化処理し、これを出力端
子56を介して図示しないモニタ装置等に供給する。
【0056】これにより、上記1/Nに圧縮符号化され
た画像データに応じた画像を上記モニタ装置に表示する
ことができる。
【0057】次に、本発明の第2の実施例に係る画像伝
送装置の説明をする。上述の第1の実施例に係る画像伝
送装置では、上記各1/Nエンコーダ11〜Nにおい
て、各画像データを1/Nに固定的に圧縮符号化するこ
ととしたが、この第2の実施例に係る画像伝送装置で
は、その画像に応じて各エンコーダの圧縮率を可変制御
するようにした。
【0058】すなわち、この第2の実施例に係る画像伝
送装置は、図8に示すように、圧縮符号化手段として、
圧縮率が可変可能な第1〜第Nのデータ長可変エンコー
ダ64〜67を有しており、また、上記各データ長可変
エンコーダ64〜67の圧縮率を可変制御する圧縮率可
変制御手段として、符号化切り換え制御回路68を有し
ている。
【0059】このような第2の実施例に係る画像伝送装
置において、各画像データは、入力端子60〜63を介
して各データ長可変エンコーダ64〜67に供給され
る。上記各データ長可変エンコーダ64〜67は、それ
ぞれ各画像データに対して圧縮符号化処理を施し、これ
を符号化切り換え制御回路68に供給する。
【0060】上記符号化切り換え制御回路68は、上記
各データ長可変エンコーダ64〜67により圧縮符号化
された画像データのデータ長を検出し、その画像データ
に応じて圧縮率を可変制御するように上記各データ長可
変エンコーダ64〜67の圧縮率を可変制御する。な
お、この際、上記符号化切り換え制御回路68は、上記
各データ長可変エンコーダ64〜67をパケット化した
際に1フィールドのデータ長となるように、各データ長
可変エンコーダ64〜67の圧縮率を可変制御する。
【0061】このように可変的に圧縮符号化された各画
像データは、それぞれパラレル/シリアル変換回路69
に供給される。
【0062】上記パラレル/シリアル変換回路14は、
図9に示すように上記圧縮符号化された各画像データを
パケット化することにより1フィールドのデータ長の伝
送データを形成し、これをシリアル/パラレル変換回路
70にシリアル伝送する。
【0063】上記シリアル/パラレル変換回路70は、
上記各画像データの垂直ブランキング期間或いは水平ブ
ランキング期間を検出することにより、シリアル化され
た画像データをパラレル化し、これらを各デコーダ72
〜75に供給する。
【0064】上記各デコーダ72〜75は、その画像デ
ータが圧縮符号化された量子化係数等に基づいて、該各
画像データをそれぞれ伸長復号化処理し、これを出力端
子76〜79を介して例えば図示しないモニタ装置等に
供給する。
【0065】これにより、上記可変的に圧縮符号化され
た画像データに応じた画像を上記モニタ装置に表示する
ことができる。
【0066】この第2の実施例に係る画像伝送装置で
は、圧縮率を可変制御することができるため、画像に応
じた圧縮符号化を行うことができ、上述の第1の実施例
に係る画像伝送装置と同じ効果を得ることができるう
え、再生画像の画質向上を図ることができる。
【0067】なお、上述の実施例の説明では、上記パラ
レル/シリアル変換回路14において、固定的に或いは
可変的に圧縮符号化した各画像データを、1フィールド
のデータ長にパケット化してシリアル伝送することとし
たが、これは、例えば1フレームのデータ長にパケット
化してシリアル伝送する等のように、パケット化するデ
ータ長は任意に可変可能である。
【0068】また、本発明に係る技術的思想は、圧縮符
号化した複数の画像データをパケット化した際に1伝送
単位を形成するように、該画像データを圧縮符号化しパ
ケット化してシリアル伝送することにある。このため、
伝送ルールは、上記SMPTEの勧告259Mに限定さ
れることはなく、他の伝送ルールに基づいてシリアル伝
送するようにしてもよく、その他、上述の本発明に係る
技術的思想を逸脱しない範囲であれば種々の変更が可能
であることは勿論である。
【0069】
【発明の効果】本発明に係る画像伝送装置は、1単位の
伝送データ長に応じて、各圧縮符号化手段で画像データ
を圧縮符号化し、パラレル/シリアル変換手段で、各圧
縮符号化手段からの画像データをパケット化して伝送す
ることにより、複数の画像データを1本の伝送ケーブル
を介してまとめて伝送することができる。このため、必
要な伝送ケーブルの本数を、最低限の一本に削減するこ
とができ、ローコスト化に大きく貢献することができ
る。
【0070】また、別に圧縮率可変制御手段を設け、上
記圧縮符号化された各画像データをパケット化した際に
1伝送単位を越えないように、上記各圧縮符号化手段の
圧縮率をそれぞれ可変制御することにより、上述と同じ
効果を得ることができるうえ、使用態様等に応じて該圧
縮率を適宣変更することができ、再生画像の画質向上を
図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係る画像伝送装置のブ
ロック図である。
【図2】上記第1の実施例に係る画像伝送装置に設けら
れている1/Nエンコーダの圧縮符号化部のブロック図
である。
【図3】上記第1の実施例に係る画像伝送装置に設けら
れている1/Nエンコーダのスクランブル部のブロック
図である。
【図4】上記スクランブル部の具体的な動作を説明する
ための該スクランブル部の模式図である。
【図5】上記1/Nエンコーダにより圧縮符号化された
画像データに付加される誤り訂正符号を説明するための
図である。
【図6】上記各1/Nエンコーダにより圧縮符号化され
た各画像データを1フィールドのデータ長にパケット化
してシリアル伝送する様子を示す図である。
【図7】上記圧縮符号化された各画像データを伸長復号
化するN倍デコーダのブロック図である。
【図8】本発明の第2の実施例に係る各エンコーダの圧
縮率が可変可能な画像伝送装置のブロック図である。
【図9】上記第2の実施例に係る画像伝送装置により圧
縮率を可変制御することにより圧縮符号化された各画像
データを1フィールドのデータ長にパケットした様子を
示す図である。
【符号の説明】
1 伝送部 2 受信部 11〜N 第1〜第Nの1/Nエンコーダ 14 パラレル/シリアル変換回路 15 シリアル/パラレル変換回路 16〜M 第1〜第Mの1/Mエンコーダ 19〜22 画像データの入力端子 23〜26 画像データの出力端子 31 減算器 32 ディスクリート・コサイン・変換回路 33 量子化回路 34 可変調符号化回路 36 逆量子回路 37 逆ディスクリート・コサイン・変換回路 38 加算器 39 動き補償回路 40 動き検出回路 51 可変調復号化回路 52 逆量子化回路 53 逆ディスクリート・コサイン・変換回路 54 加算器 55 動き補償回路 60〜63 画像データの入力端子 64〜67 第1〜第Nのデータ長可変エンコーダ 68 符号化切り換え制御回路 69 パラレル/シリアル変換回路 70 シリアル/パラレル変換回路 72〜75 第1〜第Mのデコーダ 76〜79 画像データの出力端子

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部から供給される複数の画像データを
    それぞれ所定のデータ長に圧縮符号化して出力する複数
    の圧縮符号化手段と、 上記各圧縮符号化手段からそれぞれ供給される上記各画
    像データを、所定の1伝送単位毎にパケット化してシリ
    アル伝送するパラレル/シリアル変換手段と、 上記パラレル/シリアル変換手段からのパケット化され
    た画像データを、上記圧縮符号化された各画像データ毎
    にパラレル化して出力するシリアル/パラレル変換手段
    と、 上記シリアル/パラレル変換手段によりパラレル化され
    た各画像データを伸長復号化して再生する伸長復号化手
    段とを有し、 上記各圧縮符号化手段は、該各圧縮符号化手段で圧縮符
    号化された全画像データをパケット化した際に、上記所
    定の1伝送単位の画像データが形成されるように、各画
    像データをそれぞれ所定のデータ長に圧縮符号化するこ
    とを特徴とする画像伝送装置。
  2. 【請求項2】 上記圧縮符号化された各画像データをパ
    ケット化した際に上記1伝送単位を越えないように、上
    記各圧縮符号化手段の圧縮率をそれぞれ可変制御する圧
    縮率可変制御手段とを有することを特徴とする請求項1
    記載の画像伝送装置。
  3. 【請求項3】 上記パラレル/シリアル変換手段は、パ
    ケット化してシリアル伝送する画像データが1フィール
    ドのデータ長となるように、上記圧縮符号化された各画
    像データをパケット化することを特徴とする請求項1又
    は請求項2記載の画像伝送装置。
  4. 【請求項4】 上記パラレル/シリアル変換手段は、パ
    ケット化してシリアル伝送する画像データが1フレーム
    のデータ長となるように、上記圧縮符号化された各画像
    データをパケット化することを特徴とする請求項1又は
    請求項2記載の画像伝送装置。
JP14110894A 1994-05-31 1994-05-31 画像伝送装置 Pending JPH07327227A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14110894A JPH07327227A (ja) 1994-05-31 1994-05-31 画像伝送装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14110894A JPH07327227A (ja) 1994-05-31 1994-05-31 画像伝送装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07327227A true JPH07327227A (ja) 1995-12-12

Family

ID=15284365

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14110894A Pending JPH07327227A (ja) 1994-05-31 1994-05-31 画像伝送装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07327227A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6658060B2 (en) 1997-06-20 2003-12-02 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Digital data transmission apparatus and method for multiplexing different rate digital data within active video periods of a television signal
JP2010516162A (ja) * 2007-01-29 2010-05-13 サムスン エレクトロニクス カンパニー リミテッド 直列通信システムにおける直列データの送受信方法及び装置とこのための直列通信システム
JP2012231350A (ja) * 2011-04-27 2012-11-22 Hitachi Consumer Electronics Co Ltd 画像受信装置及び画像受信方法
JP2014096627A (ja) * 2012-11-07 2014-05-22 Murata Mfg Co Ltd フロントエンドデバイス
JP2016105612A (ja) * 2016-01-06 2016-06-09 日立マクセル株式会社 画像伝送装置および伝送方法
JP2018026823A (ja) * 2017-08-28 2018-02-15 マクセル株式会社 画像受信装置
US10136127B2 (en) 2011-11-25 2018-11-20 Maxell Ltd. Image transmission device, image transmission method, image reception device, and image reception method

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6658060B2 (en) 1997-06-20 2003-12-02 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Digital data transmission apparatus and method for multiplexing different rate digital data within active video periods of a television signal
US6865228B2 (en) 1997-06-20 2005-03-08 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Digital data transmission apparatus and method for multiplexing multiplexing multi-channel video data within active video periods
JP2010516162A (ja) * 2007-01-29 2010-05-13 サムスン エレクトロニクス カンパニー リミテッド 直列通信システムにおける直列データの送受信方法及び装置とこのための直列通信システム
JP2012231350A (ja) * 2011-04-27 2012-11-22 Hitachi Consumer Electronics Co Ltd 画像受信装置及び画像受信方法
US10136127B2 (en) 2011-11-25 2018-11-20 Maxell Ltd. Image transmission device, image transmission method, image reception device, and image reception method
US10805648B2 (en) 2011-11-25 2020-10-13 Maxell, Ltd. Image transmission device, image transmission method, image reception device, and image reception method
US11109076B2 (en) 2011-11-25 2021-08-31 Maxell, Ltd. Image transmission device, image transmission method, image reception device, and image reception method
JP2014096627A (ja) * 2012-11-07 2014-05-22 Murata Mfg Co Ltd フロントエンドデバイス
JP2016105612A (ja) * 2016-01-06 2016-06-09 日立マクセル株式会社 画像伝送装置および伝送方法
JP2018026823A (ja) * 2017-08-28 2018-02-15 マクセル株式会社 画像受信装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100252108B1 (ko) Mpeg 압축부호화 및 복호화기를 채용한 디지털 기록 재생장치 및 그 방법
RU2128405C1 (ru) Устройство кодирования видеосигнала, представляющего изображения, приемник телевизионного сигнала, включающего данные заголовков и полезные данные в виде сжатых видеоданных
JP3083471B2 (ja) デジタル信号を部分的に再圧縮するための方法及び装置
US5473380A (en) Picture signal transmitting method and apparatus
US20050094726A1 (en) System for encoding video data and system for decoding video data
KR950035446A (ko) 비디오 데이타를 가지는 비트 스트림의 트랜스코딩 방법 및 장치
JPH10136386A (ja) 符号化ビデオ信号処理方式
JP2004112808A (ja) 微細単位伸縮型符号化/復号化装置及びその方法
JP2000059790A (ja) 動画像符号列変換装置及びその方法
JP2000511722A (ja) 信号のビットレートの変更に関する改良
JPH07327227A (ja) 画像伝送装置
JP2005167962A (ja) 符号化信号分離装置、符号化信号合成装置および符号化信号分離合成システム
WO1994009594A1 (en) Encoder and decoder
JP4755691B2 (ja) 高画質圧縮映像伝送システム
JP3166501B2 (ja) 画像再圧縮方法及び画像再圧縮装置
JP2820630B2 (ja) 画像復号装置
KR100533025B1 (ko) 동영상 데이터의 분할장치 및 방법
JPH0823539A (ja) 高能率符号化におけるトランスコーダ装置
JP2004350162A (ja) 画像符号化装置
JPH06276481A (ja) 画像信号符号化及び復号化方法、並びに記録媒体
JP4010270B2 (ja) 画像符号化伝送装置
JP3653745B2 (ja) 符号化装置及び方法並びに符号化復号化装置及び方法
KR100258956B1 (ko) 다수 채널신호를 동시에 수신하기 위한 디지털 수신기와 그 처리방법
JP3139791B2 (ja) 動画像パケット通信方式
KR100205214B1 (ko) 압축 비디오 데이터의 디코딩 장치 및 방법

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040413