JPH10136386A - 符号化ビデオ信号処理方式 - Google Patents

符号化ビデオ信号処理方式

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JPH10136386A
JPH10136386A JP9277393A JP27739397A JPH10136386A JP H10136386 A JPH10136386 A JP H10136386A JP 9277393 A JP9277393 A JP 9277393A JP 27739397 A JP27739397 A JP 27739397A JP H10136386 A JPH10136386 A JP H10136386A
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JP
Japan
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image
signal
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Application number
JP9277393A
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English (en)
Inventor
James Hedley Wilkinson
ヘドリー ウィルキンソン ジェームズ
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Sony Europe BV United Kingdom Branch
Original Assignee
Sony United Kingdom Ltd
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N19/00Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals
    • H04N19/40Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using video transcoding, i.e. partial or full decoding of a coded input stream followed by re-encoding of the decoded output stream
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B27/00Editing; Indexing; Addressing; Timing or synchronising; Monitoring; Measuring tape travel
    • G11B27/02Editing, e.g. varying the order of information signals recorded on, or reproduced from, record carriers
    • G11B27/031Electronic editing of digitised analogue information signals, e.g. audio or video signals
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/76Television signal recording
    • H04N5/91Television signal processing therefor
    • H04N5/92Transformation of the television signal for recording, e.g. modulation, frequency changing; Inverse transformation for playback
    • H04N5/926Transformation of the television signal for recording, e.g. modulation, frequency changing; Inverse transformation for playback by pulse code modulation
    • H04N5/9261Transformation of the television signal for recording, e.g. modulation, frequency changing; Inverse transformation for playback by pulse code modulation involving data reduction
    • H04N5/9262Transformation of the television signal for recording, e.g. modulation, frequency changing; Inverse transformation for playback by pulse code modulation involving data reduction using predictive coding

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
  • Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 信号を繰返し符号化し復号するとき、再構成
エラーを減少できる符号化器及び復号器を提供する。 【解決手段】 時間領域ビデオフレームSiをフレーム
再配列器40を経て動きベクトル推定器41、DCT変
換器43、量子化器44に供給し、量子化/変換された
現フレームST iqを作る。減算器42が変換/量子化
された予測フレームST pqをST iqより減じ、イン
ター符号化信号Δを作る。予測フレームST pqとイン
ター符号化信号Δとの和を逆量子化(46)/逆変換
(47)し、これを動き補償器49に加え時間領域予測
信号Spを作る。これを変換(50)/量子化(51)
してST pqを作る。量子化器44と51は同じ量子化
レベルQvに制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、符号化されたビデ
オ信号の処理に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ISO/IEC13818―2に定めら
れたMPEG2規格に従ってデジタル的に符号化された
信号は、公知である。MPEG2に従って符号化された
信号は、Iフレーム並びにP及び(又は)Bフレームよ
り成る。Iフレーム即ちイントラ(内)符号化フレーム
は、該フレームの復号に必要な全情報が該フレーム内に
保存されているフレームである。P及びBフレームは、
インター(間)符号化フレームであって2フレーム間の
動き補償差を含む。実際には、その差は、或るフレーム
と、1又は2の他のフレームから予測されたフレームと
の差である。その差は、結局1又は2のIフレームを基
準とする。Pフレームは、Iフレームか又はPフレーム
かも知れないただ1つの先行する基準フレームから予測
されたものである。Bフレームは、最も近い先行するI
又はPフレーム及び最も近い後続のI又はPフレームか
ら双方向に補間されたものである。これら符号化された
フレームは、画像グループ即ちGOPに編成される。G
OPは、少なくとも1つのIフレームを含み、1以上の
B及び(又は)Pフレームを含むことがある。
【0003】図10は従来例を示すもので、図10のA
は代表的なMPEG2信号符号化器を示すブロック図で
ある。かような符号化器の動作は周知であるから、本明
細書では簡単な説明にとどめる。図10のAの圧縮(符
号化)装置は、フレーム再配列器80、動きベクトル推
定器81、動き補償器89、減算器82、加算器88、
DCT変換ユニット83、量子化器84、エントロピ符
号化器85、逆量子化器86及び逆DCT変換ユニット
87を具える。
【0004】MPEGでは知られているように、変換さ
れたデータのブロックは編成されてマクロブロックにな
り、マクロブロックは集められてスライスとなり、スラ
イスが集められて画像となる。画像には、上述の如く
I,P及びBの3種類がある。フレーム再配列器80
は、入力ビデオデータを受け、連続するGOPに作用し
て、GOP内の各画像が依存している画像のあとで圧縮
されるように画像を並べ変える。例えば、B画像(双方
向に予測された画像)が次のI又はP画像に依存する場
合、B画像が該I又はP画像のあとで圧縮されるように
並べ換える。
【0005】例えは、GOPが最初に次の4つのフレー
ム(表示される順序に)I0 1 2 3 ‥‥を含む場
合、ただし、P画像が基準としてI画像を用い、2つの
B画像が基準として前後のI及びP画像を用いるとき、
フレーム再配列器80は、I0 3 1 2 ‥‥の順序
で圧縮されるようにGOPを並べ換える。これらの画像
は、該I0 3 1 2 ‥‥の順序で復号されるように
復号器に送られる。
【0006】I画像は、画像内符号化されたもの、即ち
他の画像に基かないで符号化されたものである。したが
って、GOP内のI画像は、フレーム再配列器80から
DCT変換ユニット83、量子化器84及びエントロピ
符号化器85に送られ、当該I画像を表す出力圧縮デー
タが発生される。
【0007】この圧縮されたI画像データはまた、量子
化器84から、逆量子化器86及び逆DCT変換ユニッ
ト87より成る圧縮解除(復号)回路に送られる。これ
により、復号器内に存在するI画像が再構成され、動き
予測器89に送られる。
【0008】該GOP内の圧縮されるべき次の画像は、
これは一般にI画像を基準とするP画像であるが、フレ
ーム再配列器80から動きベクトル推定器81に送ら
れ、I及びP画像間の映像の動きを示す動きベクトルが
そこで発生される。動き補償器89は、動きベクトルと
I画像の復号されたものとを用いて、P画像を予測した
ものを発生する。このP画像を予測したものは減算器8
2で実際の画像から減算され、これら2フレーム間の差
は、DCT変換ユニット83、量子化器84及び符号化
器85に送られて圧縮される。前と同様に、符号化(圧
縮)された差データは、量子化器84から出力され次い
で復号回路86,87によって復号され、差データが再
発生される。
【0009】加算器88は、上記の差データをI画像の
前回復号されたものに加算してP画像を復号したものを
発生し、これらは動き補償器89の中に記憶され、次の
画像の圧縮に使用される。この過程が続き、他の画像を
基準として用いた各画像は、入力画像と、基準画像の前
回圧縮され復号されたものから動きを予測して作った入
力画像を予測したものとの間の差データを符号化するこ
とにより、事実上圧縮される。復号回路86,87によ
って導出された予測画像を用いることにより、最後に表
示される画像において再構成エラーが低減される。これ
は、差データがこの場合、入力画像と入力画像を再構成
するため差データに加算される、復号回路で得られる画
像データとの間の「エラー」に外ならないからである。
【0010】I,B,Pという画像の種類を識別する情
報及び量子化レベルや動きベクトルに関する情報は、例
えばマクロブロックに付いている見出し内のシンタクス
(構文)データとして伝えられる。対応する復号器を図
10のBに示す。これより、予測された画像Spを時間
領域において復号された差データΔに加算し、復号され
た画像Siを生成していることが直ぐ分かる。
【0011】同じビデオ信号を1度以上MPEG2符号
化して復号する場合、及びデータレート(量子化レベ
ル)が世代間で変化する場合、再構成される信号におけ
るエラー(即ち、原ビデオ信号と、符号化及び復号の1
以上の世代のあとで生成される信号との差)は、各世代
と共に増加する。
【0012】このような数世代にわたる符号化、復号及
び再符号化、再復号は、例えば、各世代で異なる符号化
データレートを用いる編集システムで行われることがあ
る。かような符号化信号は、フレームを精確に編集する
ため時間領域で復号され、そして再符号化される。かか
る復号及び再符号化の繰返しは、他の状況においても行
われる可能性がある。
【0013】1996年10月9日出願の英国特許出願
9621067:9は、イントラ(内)符号化フレーム
と、量子化レベル及び動きベクトルが夫々付随するイン
ター(間)符号化フレームとより成るデジタル符号化信
号の処理方法を提案している。その方法は、インター符
号化フレームを夫々の量子化レベルを不変に保持しなが
らイントラ符号化フレームに変換するステップを含む。
夫々の量子化レベルを不変に保持することにより、イン
トラ符号化フレームの再構成エラーが復号及び再符号化
の多世代にわたって極めて小さくなることが、これまで
に判明した。これを図8に示す。同図において、線Yo
及びCoは、Iフレームに関する輝度及び色度の再構成
エラーを表す。多世代にわたってエラーが若干増加する
が、それは小さい。この図は、I及びBの2フレームG
OPを符号化し復号するコーデック「A」の次に、単一
フレームのGOP(Iフレームのみ)を符号化し復号す
るコーデック「B」を使用した場合の結果を示す。図8
の結果は、A,Bコーデックを連続して、即ちA,B,
A,B,A‥‥のように縦続(カスケード)接続した場
合の状況を示す。図8において、線Y1 及びC1 は、B
フレームに関するエラーを表す。Y1 ,C1 で示す如
く、エラーは、Bコーデックを使用するとき増加する
が、次のコーデック「A」の第3世代で第1世代の結果
に近く回復する。
【0014】図8は、再構成エラーを雑音対信号比(d
B)として表すので、減少するS/N比は増加する再構
成エラーを表す。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、信号を繰返
し符号化し復号するとき、再構成エラーを減少できる信
号符号化器及び復号器を提供しようとするものである。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明は、一面におい
て、一連の画像を含む入力ビデオ信号からインター符号
化画像及びイントラ符号化画像を生成するビデオ信号符
号化方法及び装置であって、各インター符号化画像が a)上記入力信号の変換され量子化された画像と、 b)上記入力信号から別個に変換され量子化されて導出
された対応する予測画像との間の差を作ることによって
生成され、上記入力信号の変換された画像と上記の変換
された予測画像とに施される量子化が同じである上記方
法及び装置を提供する。
【0017】本発明は、他面において、上記一面におけ
る方法に従って符号化されたビデオ信号を復号する方法
及び装置であって、各インター符号化画像が a)上記変換され量子化されたインター符号化画像と、 b)別個に変換され量子化された予測画像との和を作
り、その和を逆量子化及び逆変換してその復号画像を生
成することによって復号され、上記変換された予測画像
の量子化及び上記和の逆量子化に適用される量子化が、
上記インター符号化画像の量子化と類似か又は同じであ
る上記方法及び装置を提供する。
【0018】本発明はまた、別の面において、上記の一
面における方法に従い信号を符号化して符号化された信
号を生成するステップと、該符号化された信号を伝送チ
ャンネル、記憶デバイス又は利用手段に加え、該符号化
された信号をそれから受けるステップと、その受けた符
号化信号を上記他面における方法に従い復号して復号さ
れた画像信号を生成するステップとを含む入力ビデオ信
号処理方法又は装置を提供する。
【0019】入力ビデオ信号は、そのビットレートが伝
送チャンネル、記憶デバイス又は利用手段のビットレー
トに適合するように符号化され、それから受信するとき
に復号される。量子化レベルは、符号化の際に変更して
所望のビットレートを達成するか又は一定に保持しても
よい。上述した各面における発明は、別個に変換され量
子化され、その変換領域にあり同じ量子化を受けた実効
的なI画像からインター符号化画像を作ることにより、
再構成エラーを低減するものである。
【0020】本発明は、更に他の面において、少なくと
も幾つかのインター符号化画像に変換し、再びイントラ
符号化画像に戻すビデオ信号処理方法であって、上記変
換され再変換される画像の量子化レベルを一定に維持す
る上記の方法を提供する。
【0021】本発明は、更に別の面において、I画像を
P及び(又は)B画像に変換し再びIに戻すとき、量子
化レベルを一定に維持することにより、再構成エラーを
減らすものである。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明を具
体的に説明する。図1は、第1ビデオサーバから第2ビ
デオサーバにチャンネルを介して符号化画像データを転
送するシステムに本発明を適用した例を示す概略ブロッ
ク図である。図1のシステムは、デジタル符号化画像デ
ータを第1ビデオサーバ1から第2ビデオサーバ2へチ
ャンネル3を介して転送するものである。チャンネル3
は、信号伝送チャンネル及び(又は)ビデオテープ記録
再生器の如き信号記憶デバイスであり、或いはコンピュ
ータの如き他の利用手段であってもよい。
【0023】本例では、ビデオサーバ1及び2は、Iフ
レームとして符号化されたビデオのみを記憶する。こう
すると、例えば、符号化されたビデオのフレームを精確
に編集することができる。チャンネル3の帯域幅、即ち
データレートは小さすぎて、正規のビデオフレームレー
トでIフレームをサーバ1からサーバ2に転送すること
ができない。
【0024】本システムはまた、Iフレームを時間領域
に、即ちデジタル・ベースバンドに復号するI復号器
4、該フレームをチャンネル3に適合するビットレート
で再び符号化する本発明による予測符号化器5、該フレ
ームを再び時間領域に復号する予測復号器6、及び元の
Iフレームを再構成して第2サーバ2に記憶させるI符
号化器7を具える。
【0025】I復号器4の例を図2に示す。該復号器
は、第1サーバ1からIフレームを受ける入力端20、
エントロピ復号器21、逆量子化器22、逆DCT変換
器23及び出力端24を含み、該出力端にデジタル・ベ
ースバンド・ビデオ信号を供給する。図3の対応するI
符号化器7は、デジタル・ベースバンド信号を受ける入
力端34、DCT変換器33、量子化器32、エントロ
ピ符号化器31及びIフレームが生成される出力端30
を含む。これら復号器4及び符号化器7の動作は、従来
と同様であるので説明を省略する。
【0026】図4は、本発明による予測符号化器を示
す。この符号化器は、MPEG2とは一致しないが、そ
の動作の多くはMPEG2符号化器と同じか又は類似で
あって、MPEG符号器により復号できる符号化信号を
生成する。予測符号化器は、復号器4から復号されたI
フレームを受ける入力端24、該フレームを並べ換える
フレーム再配列器40、動きベクトル推定器41、DC
T変換器43、量子化器44、減算器42及びエントロ
ピ符号化器45を有する。減算器42は、変換され量子
化された現在のフレームST iqと変換され量子化され
た予測フレームST pqとの差Δ=(ST iq−ST
q)を作り、エントロピ符号化器45は、その差Δをエ
ントロピ符号化して所望の符号化出力信号を生成する。
予測フレームST pqは、該フレームST pqを差フレ
ームΔに加える加算器48、逆量子化器46及び逆DC
T変換器47を含む復号回路並びに動きベクトル補償器
49、DCT変換器50及び量子化器51によって生成
される。本発明のこの例では、量子化器44及び51
は、同じQV 値に合せて量子化を行う。
【0027】時間領域において差フレームΔを作る図1
0のMPEG2符号化器とは異なり、図4の符号化器は
差フレームΔを変換領域において作る点に注目された
い。また、逆量子化器及び逆DCT変換器が変換された
差フレームΔに対して作用する図10のMPEG2符号
化器と異なり、図4の符号化器では、逆量子化器46及
び逆DCT変換器47が変換された現フレームST iq
に対して作用する点にも注目されたい。
【0028】動作時、入力端24で受けた復号信号Si
を、1つのIフレームと1以上のP及び(又は)Bフレ
ームとより成るGOPに再配列する。そのフレーム、G
OPの長さ、GOP内のP及びBフレームの数に適用す
る量子化値QV は、チャンネル3に適合するビットレー
トを達成するように選ぶ。そのビットレートを該チャン
ネルのビットレートより小さく選び、公知のビット調整
技法を用いて追加のビットをビットストリームの中に挿
入し、ビットレートをチャンネル3に適合させるように
してもよい。このビット調整は、エントロピ符号化器4
5のあとの従来のデータ・パッカー451で行われる。
【0029】量子化値QV 及び動きベクトルMV は、M
PEG2符号化信号と同様に符号化ビットストリーム内
に含まれるシンクタス・データの中に含まれる。図5の
対応する復号器は、予測符号化器5からチャンネル3を
経て符号化信号を受ける入力端51、エントロピ復号器
55、加算器52、逆量子化器54、逆DCT変換器5
3、動きベクトル補償器59、DCT変換器60、量子
化器61及び復号信号Siが生成される出力端34を有
する。
【0030】動作時、入力信号Δは、エントロピ復号さ
れたのち加算器52で変換され量子化された予測信号S
T pqに加算され、変換され量子化された信号ST iq
を生成する。この信号は、逆量子化器54で逆量子化さ
れ、逆DCT変換器53で逆変換され、所望の出力信号
である時間領域復号信号Siを生成する。予測信号ST
pqは、動きベクトルMV を動き補償器59で復号信号
Siに適用し、DCT変換(60)し、その結果を量子
化(61)することによって生成する。量子化器61及
び逆量子化器54に適用される量子化値QV は同じであ
り、この値Qは符号化器で変換された差信号Δに適用
され、シンタクス・データとして復号器に送られる。
【0031】予測信号Spが時間領域信号であって逆量
子化された時間領域差信号Δに加算される図10のBの
MPEG2復号器と異なり、図5の復号器では、差信号
Δ及び予測信号Spqが共に変換領域にあり、その
変換領域で一緒に加算されている。各要素43,44,
45及び47内の信号はイントラ(内)フレーム符号化
されているので、確実に良好な縦続接続の結果を得るた
めに重要な鍵となるのは、この点である。即ち、図5の
復号器では、逆量子化器54は、変換されたイントラ符
号化フレームST iqに作用し、図10のBのMPEG
2復号器の場合のように変換された差信号Δに作用して
いない。
【0032】図4及び5の符号化器及び復号器を用いる
図1のシステムは、2つのモードで動作する。第1のモ
ードでは、最初のIフレームの量子化レベルは、符号化
及び復号を通じて一定に維持される。この場合は図6に
示す如く、最初Iフレームとして符号化されたフレーム
を表す線Y0 及びC0 は、数世代にわたり時間領域に復
号し再びIに符号化する場合、ただし、1世代が、例え
ばIを時間領域に復号しIに再符号化する1周期である
とき、再構成エラーの増加は極めて小さい(〜0dB)
ことを示す。線Y1 及びC1 は、同じモードの場合、B
フレームを数世代にわたって同様に復号し再符号化する
とき、再構成エラー変化はIフレームと殆ど同じである
ことを示す。
【0033】第2モードでは、符号化器5(図1)によ
り生成される信号の量子化レベルを変える(サーバ1か
ら供給される最初のIフレームの量子化レベルに比べ
て)。例えば、上記チャンネルに適合するビットレート
を生成するように変える。図7は、I及びBフレームを
数世代にわたり復号して再符号化し、各世代で量子化レ
ベルを交替させるとき、再構成エラーは、B及びIフレ
ームについて殆ど同じであり世代数と共にエラーが増加
するものの1つおき(奇数番)の世代がその間(偶数
番)の世代よりエラーが減少する傾向にあることを示
す。
【0034】図7と図8とを比べると、従来のMPEG
の符号化及び復号の場合より上記エラーがずっと少ない
ことが分かる。図9を用いて図6,7及び8の結果の基
本原理を次に述べる。図9は、Iフレームの復号と符号
化の繰返しを、簡単のため動きベクトルの処理を省略し
て模式的に示すものである。図9において、I及びεは
変換されたデータを表し、I′及びε′は復号されたデ
ータを表す。次の説明は図9〜図1について行うが、図
9は、一般的に符号化と復号の数世代を要約して説明す
るものである。
【0035】図4及び5の実施形態では、量子化される
フレームはIフレームであることを承知されたい。予測
フレームST pqは、符号化器において繰返し符号化、
復号及び再符号化を受けるIフレームである。ST i信
号(これもIフレームである。)に変換される最初のI
フレームは、サーバ1からサーバ2に送られるに従い、
繰返し符号化、復号及び再符号化を受ける。
【0036】符号化の第1段階では、例えばサーバ1に
Iフレームを記憶させる前のビデオ処理に対応して、I
フレームの各ピクセルは量子化処理を受けるが、この処
理は±ε/2までの量子化エラーを引起こす。図9で
は、これを初めの2世代につきε1 及びε2 として示
す。第1世代は、例えば、符号化してサーバ1に記憶さ
せるイントラ・フレームを生成し、図1の復号器4でこ
れを復号することに対応している。第2世代は、例え
ば、図1の符号化器5で符号化し、復号器6で復号する
ことに対応する。動き予測値が世代間で変わらず、DC
T変換及び逆DCT変換が十分に精確でほぼ完全な再構
成が確保される限り、第2世代の量子化器に入力される
エラーは、第1世代で引起こされたエラー(ε1 )と同
じである。第2世代の量子化器は、新しい一連のエラー
ε2 を引起こす。世代2の量子化器の出力は、原ソース
Iに別々のエラー成分ε1 及びε2 を加えたものとして
表される。エラーを別々の成分にしておく理由は、第3
世代で明らかになる。第3世代は、例えば、図1の符号
化器7及び後続の表示のための復号に対応する。第3世
代の終わりに出力される信号は、第1世代へソースとし
て供給されたものと殆ど同一である。したがって、変換
及び動きベクトル補償処理に十分な精度が与えられるな
らば、第3世代の量子化器への入力は、第1世代の変換
されたIフレームに第1及び第2世代で引起こされたエ
ラーを加えたものとなるであろう。ところで、成分
(I′+ε1 ′)は量子化器の出力に状態の変化を強制
するために少なくとも±ε/2の付加信号を必要とする
丸められた数である。
【0037】図6において、量子化レベルを動作の第1
モードで数世代にわたって一定に保持するので、第2世
代の量子化器により引起こされるエラーε2 はゼロであ
る。というのは、量子化されるレベルI+ε1 が丁度第
2世代量子化器のレベルになるからである(即ち、ε2
=ε3 =0)。同様に、第3世代量子化器により引起こ
されるどんなエラーも打消される。よって、第1世代の
損失のあとは、完全な再構成が保証される。
【0038】図7において、量子化値は、予測符号化器
5(図1)又は量子化における変化に対応して、チャン
ネル3のビットレートに適合するように第2世代で変更
される。したがって、第2世代の量子化器は新しい一連
のエラーε2 を引起こし、量子化された信号はI+ε1
+ε2 となり、再構成された信号I′+ε1 ′+ε2
は減少した雑音対信号比を示す。第3世代では、復号器
6における復号及び符号化器7におけるIへの再符号化
に対応して、量子化は第1世代の量子化と同じに調整さ
れる。第3世代への入力信号は、I′+ε1 ′+ε2
である。第3世代で第1世代と同じ量子化レベルで信号
を量子化するならば、第3世代からの再構成信号はI′
+ε1 ′+ε2 ′+ε3 ′となるように思われるかも知
れない。しかし、ε3 ′=ε1 ′でありI′+ε1 ′は
量子化される値であるから、ε3′はゼロである。した
がって、第3量子化器からの出力はI/q1 +ε1 /q
1+ε2 /q1 となる。
【0039】I/q1 +ε1 /q1 は整数値である。多
くの場合、ε2 <ε1 であるのでε2 /q1 はゼロであ
る。したがって、第3コーデックからの出力信号は、第
1コーデックの出力に、ε2 がε1 を越える場合、小さ
な付加的エラーε2 を加えたものに等しい。この効果は
第3世代におけるS/N比の回復であるが、入力信号
I′と第1及び第2コーデックの量子化器間の関係とに
応じて第1世代で僅かな損失がある。
【0040】本発明では、差データΔを変換され量子化
されたデータを減算して(ST iq−ST pq)生成す
るが、これらのデータは別々に同じ量子化を受けたもの
である。従来のMPEG符号化器では、差データを、入
力及び予測データを減算し(Si−Sp)それから変換
し量子化して(Si−Sp)T qを作ることにより生成
している。ST iq−ST pqを作ると、(Si−S
q)T qを作る場合に比べ僅かにエントロピを増加させ
る。
【0041】本発明の応用例を更に図11及び12に示
す。例として、夫々Iフレーム及びBフレームより成る
2画像のGOPを有する2つの符号化されたビデオ・ビ
ットストリームC及びDを考える。このようなビットス
トリームは、SONY SX(商標)ビデオレコーダに
使用されている。例えば、境界T1(図12)における
単純なカットにより、1フレームの精度で上記ビットス
トリームを編集してビットストリームEを生成したいと
仮定する。その場合、少なくともBフレーム12Dは先
行するそれの基準フレームから離れる。更に、編集され
たビットストリームは、もはやI―B GOPの連続シ
ーケンスでなくなり、カット個所T1で隣接するBフレ
ームが出来る。
【0042】本発明のこのような応用例を示す図11に
おいて、例えばカメラ111により生成されたデジタル
・ビットストリームを、図4に示した如き本発明による
符号化器112を用いて符号化し、2のI―B GOP
を有する符号化ビットストリームを生成する。このビッ
トストリームを例えばSX VTR 113における如
く記録するか、さもなければ伝送もしくは利用してか
ら、編集のため編集器115に送る。図12に示した如
く2つのビットストリームC及びDを編集するために、
各ビットストリームC及びDを図5に示した如き復号器
114を用いてベースバンドに復号し、ベースバンド
(即ち、未符号化デジタルビデオ)で編集を行なう。そ
れから、編集されたベースバンド・ビデオを図4に示し
た如き符号化116を用いて再符号化し、I―B GO
Pの正確なシーケンスを有する図12に示す如きビット
ストリームFを生成する。
【0043】本発明のこの好適な応用例に従えば、最初
に符号化されたフレームの量子化レベルが復号及び再符
号化の間じゅう一定に維持される。また、最初にBとし
て符号化されたフレームは、それらに付随した動きベク
トルを有する。それらの動きベクトルは、少なくとも最
初にBとして符号化され、あとで再びBとして符号化さ
れるフレームにも(コンシールメント・ベクトルとし
て)保持される。この好適な例は、上述した第1モード
に相当する。この好適な例によれば、IからB及びBか
らIへの変換を伴うI及びBフレームの復号及び再符号
化において、殆ど損失をなくすことができる。
【0044】図11及び12は編集の場合を示したが、
かような復号及び再符号化は、あとで復号及び再符号化
を伴うネットワークを通じての送信の場合の復号及び再
符号化のような他の状況においても、行われることがあ
る。本発明の応用例を2のI―B GOPについて説明
したが、これは、2に等しいか又は2より大きいどんな
長さのGOPにも適用でき、また、そのGOPにP及び
(又は)Bフレームが含まれていてもよい。どんなI,
P及び(又は)Bフレームでも、異なるI,P及び(又
は)Bフレームに殆ど無損失で復号して再符号化するこ
とができる。
【0045】また、ビットストリームCをベースバンド
に復号したが、原則としてIフレームに復号することが
でき、そうすると、やはりフレームの精確な編集が可能
になる。第1モードにおける如く量子化レベルを一定に
維持するのがよいが、上述した第2モードにおける如
く、量子化レベルを符号化の世代間で変更してもよい。
ただし、数世代にわたると次第に劣化する。
【0046】これまで本発明にDCT変換を使用した例
を述べてきたが、本発明の原理は、業界で周知のウェー
ブレット変換、サブバンド変換及びピラミッド変換の如
き他の変換にも同様に適用できるものである。
【0047】図4の符号化器は、MPEG2規格と一致
しないが、MPEG復号器により復号できる符号化信号
を生成する。ただし、MPEG復号器では、本発明によ
って提供される縦続接続作用による再構成エラーの減少
という利益は得られない。
【0048】本発明においてフレームに施される量子化
は、線形でも非線形でもよい。本発明をフレームに関し
て説明してきたが、本発明はフィールドにも適用でき
る。本明細書及び特許請求の範囲において、「画像」と
いう用語は、フィールド及びフレームを総称したもので
ある。インター符号化画像を生成する際、動きベクトル
がこれに付随する。これらの動きベクトルは、「コンシ
ールメント」ベクトルとしてビットストリーム内のシン
タクス・データの形で伝えられ、あとで復号及び符号化
を行う場合の再計算が回避される。また、あとのインタ
ー・フレーム符号化の精度を向上させる。
【0049】
【発明の効果】本発明の効果については、既に繰返し述
べたので、重複記載を省略する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を用いたシステムの例を示す概略ブロッ
ク図である。
【図2】図1のシステムのIフレーム復号器4を示す概
略ブロック図である。
【図3】図1のシステムのIフレーム符号化器7を示す
概略ブロック図である。
【図4】図1のシステム予測符号化器5を示す概略ブロ
ック図である。
【図5】図1のシステムの予測復号器6を示す概略ブロ
ック図である。
【図6】「花畑」として知られる画像シーケンスに第1
の条件下で本発明の符号化器/復号器を用いた場合の再
構成エラーを示す線図である。
【図7】「花畑」として知られる画像シーケンスに第2
の条件下で本発明の符号化器/復号器を用いた場合の再
構成エラーを示す線図である。
【図8】「花畑」として知られる画像シーケンスにMP
EG符号化/復号を施した場合の再構成エラーを示す線
図である。
【図9】図6,7及び8の結果を説明するための模式図
である。
【図10】従来技術を示すもので、Aは公知のMPEG
2符号化器を、Bはそれに対応する復号器を示す概略ブ
ロック図である。
【図11】本発明の他の応用例を示すブロック図であ
る。
【図12】図11の例の動作を説明するための模式波形
図である。
【符号の説明】
Si…入力信号、43…変換ユニット、44…量子化
器、46…逆量子化手段、47…逆変換手段、49…予
測画像生成手段(動き補償器)、50…予測画像変換手
段、51…変換された予測画像を量子化する手段、42
…減算器、45…エントロピ符号化器、48…加算器、
115…編集手段

Claims (34)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一連の画像を含む入力ビデオ信号からイ
    ンター符号化画像及びイントラ符号化画像を生成するビ
    デオ信号符号化方法であって、各インター符号化画像が a)上記入力信号の変換され量子化された画像と、 b)上記入力信号から別個に変換され量子化されて導出
    された対応する予測画像との間の差を作ることによって
    生成され、 上記入力信号の変換された画像と上記の変換された予測
    画像とに施される量子化が同じである上記の方法。
  2. 【請求項2】 上記予測画像は、少なくとも部分的に、
    上記の第1に掲げた上記入力信号の変換され量子化され
    た画像に先行する変換され量子化された画像から生成さ
    れ、上記の先行する画像は、逆量子化され逆変換される
    請求項1の方法。
  3. 【請求項3】 上記予測画像は双方向に補間された画像
    である請求項2の方法。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか1つの方法に従
    って符号化されたビデオ信号を復号する方法であって、
    各インター符号化画像が a)上記変換され量子化されたインター符号化画像と、 b)別個に変換され量子化された予測画像との和を作
    り、その和を逆量子化及び逆変換してその復号画像を生
    成することによって生成され、 上記の変換された予測画像の量子化と上記和の逆量子化
    とに適用される量子化が同じである上記の方法。
  5. 【請求項5】 上記予測画像は、少なくとも部分的に、
    上記の最初に掲げた和に先行する逆量子化され逆変換さ
    れた和から生成される請求項4の方法。
  6. 【請求項6】 上記予測画像は双方向に補間された画像
    である請求項5の方法。
  7. 【請求項7】 上記画像が離散コサイン変換を用いて変
    換される請求項1〜6のいずれか1項の方法。
  8. 【請求項8】 上記画像がウェーブレット変換、サブバ
    ンド変換又はピラミッド変換を用いて変換される請求項
    1〜6のいずれか1項の方法。
  9. 【請求項9】 請求項1〜3、7又は8のいずれか1項
    の方法に従って上記入力ビデオ信号を符号化し、符号化
    された信号を生成するステップと、この符号化された信
    号を伝送チャンネル、記憶デバイス又は利用手段に加
    え、その符号化された信号をそれから受取るステップ
    と、その受取った符号化信号を請求項4〜6、7又は8
    のいずれか1項の方法に従って復号し、復号された画像
    信号を生成するステップとを含む入力ビデオ信号処理方
    法。
  10. 【請求項10】 上記入力ビデオ信号は、変換され量子
    化されたイントラ符号化信号の逆量子化及び逆変換によ
    って生成される請求項9の方法。
  11. 【請求項11】 上記復号された画像信号は、変換され
    量子化されたイントラ符号化画像信号として再符号化さ
    れる請求項9又は10の方法。
  12. 【請求項12】 復号され符号化される符号化信号の量
    子化レベルが一定に維持される請求項10又は11の方
    法。
  13. 【請求項13】 請求項1〜3、7又は8のいずれか1
    項の方法に従い上記入力ビデオ信号を符号化して、符号
    化された信号を生成するステップと、 上記符号化された信号を選択的に伝送チャンネル、記憶
    デバイス又は利用手段に加え、該信号をそれから受取る
    ステップと、 上記符号化された信号を請求項4〜6、7又は8のいず
    れか1項の方法に従い復号して、復号された信号を生成
    するステップと、 上記復号された信号を処理するステップと、 上記処理された復号信号を請求項1〜3、7又は8のい
    ずれか1項の方法に従って再符号化するステップとを含
    む入力ビデオ信号処理方法。
  14. 【請求項14】 上記復号された信号の処理には編集が
    含まれる請求項13の方法。
  15. 【請求項15】 復号され再符号化される上記符号化さ
    れた信号の量子化レベルは一定に維持される請求項13
    又は14の方法。
  16. 【請求項16】 少なくとも幾つかのイントラ符号化画
    像をインター符号化画像に変換し、それから再びイント
    ラ符号化画像に戻すビデオ信号処理方法であって、これ
    らの変換され再変換される画像の量子化レベルを一定に
    維持する上記の方法。
  17. 【請求項17】 上記イントラ符号化画像を請求項1〜
    3のいずれか1項の方法に従ってインター符号化画像に
    変換し、この変換された画像を請求項4〜6のいずれか
    1項の方法に従ってイントラ符号化画像に再変換する請
    求項16の方法。
  18. 【請求項18】 一連の画像を含む入力信号からインタ
    ー符号化画像を生成するビデオ信号符号化装置であっ
    て、 上記入力信号の画像を変換し量子化する手段と、 上記入力信号から別個に変換され量子化され予測された
    画像を導出する手段と、 上記変換され量子化され予測された画像と、上記入力信
    号の変換され量子化された画像との間の差を作ることに
    より、インター符号化画像を生成する手段とを含み、 上記入力信号の変換された各画像と上記の変換され予測
    された対応する画像とに施される量子化が同じである上
    記の装置。
  19. 【請求項19】 上記入力信号の画像を変換する変換ユ
    ニットと、 上記変換された画像を量子化する量子化器と、 上記変換され量子化された入力画像を逆量子化する手段
    と、 上記逆量子化された画像を逆変換する手段と、 上記逆変換され逆量子化された画像から予測画像を生成
    する手段と、 上記予測画像を変換する手段と、 上記変換された予測画像を量子化する手段と、 上記変換され量子化された入力画像と、上記変換され量
    子化された予測画像との間の差を作る減算器と、 上記差を符号化するエントロピ符号化器とを含む請求項
    18の装置。
  20. 【請求項20】 更に、上記変換され量子化された予測
    画像を上記差に加算して、上記入力画像を再構成する加
    算器を含み、上記逆量子化手段は上記再構成された入力
    画像を逆量子化する請求項19の装置。
  21. 【請求項21】 上記の予測画像生成手段は動き補償器
    を含む請求項19又は20の装置。
  22. 【請求項22】 上記変換手段は離散コサイン変換を行
    う請求項18〜21のいずれか1項の装置。
  23. 【請求項23】 上記変換手段は、ウェーブレット変
    換、サブバンド変換又はピラミッド変換を行う請求項1
    8〜21のいずれか1項の装置。
  24. 【請求項24】 請求項18〜23のいずれか1項の装
    置によって符号化されたビデオ信号を復号する装置であ
    って、 上記装置が受ける変換され量子化されインター符号化さ
    れた画像と、別個に変換され量子化された対応する予測
    画像との和を作る手段と、 上記和を逆量子化し逆変換して復号された画像を生成す
    る手段と、 上記和を作る手段に加えるための量子化され変換された
    予測画像を生成する手段とを含み、 上記各予測画像とこれに対応する和とに施される量子化
    が同じである上記の装置。
  25. 【請求項25】 上記予測画像を生成する手段は、上記
    復号された画像を受けるように結合された動き補償器を
    含む請求項24の装置。
  26. 【請求項26】 入力ビデオ信号を処理するシステムで
    あって、 符号化画像を生成する、請求項18〜23のいずれか1
    項の符号化装置と、 上記符号化画像を受けるように結合された伝送チャンネ
    ル、記憶デバイス又は利用手段と、 上記伝送チャンネル、記憶デバイス又は利用手段から上
    記符号化画像を受けるように結合され、該符号化画像を
    復号して復号された画像の信号を生成する、請求項24
    又は25の復号装置とを含む上記のシステム。
  27. 【請求項27】 更に、逆量子化及び逆変換によりイン
    トラ符号化画像を復号して上記入力ビデオ信号を生成す
    る手段を含む請求項26のシステム。
  28. 【請求項28】 更に、変換及び量子化により上記復号
    された画像の信号をイントラ符号化画像として再符号化
    する手段を含む請求項27のシステム。
  29. 【請求項29】 イントラ符号化画像として復号され再
    符号化されるインター符号化画像の量子化が一定に維持
    される請求項27又は28のシステム。
  30. 【請求項30】 請求項18〜23のいずれか1項によ
    り入力ビデオ信号を符号化して符号化された信号を生成
    する手段と、 上記符号化された信号を選択的に加え、これをそれから
    取り戻す伝送チャンネル、記憶デバイス又は利用手段
    と、 上記符号化された信号を請求項24又は25の装置によ
    り復号して、復号信号を生成する手段と、 上記復号信号を処理する手段と、 上記処理された復号信号を請求項18〜23のいずれか
    1項により再符号化する手段とを含む入力ビデオ信号処
    理装置。
  31. 【請求項31】 上記復号信号を処理する手段は編集手
    段を含む請求項30の装置。
  32. 【請求項32】 復号され再符号化される符号化信号の
    量子化レベルを一定に維持する請求項30又は31の装
    置。
  33. 【請求項33】 少なくともイントラ符号化画像を含む
    ビデオ信号を処理する装置であって、 少なくとも幾つかのイントラ符号化画像をインター符号
    化画像に変換する手段と、 上記インター符号化画像をイントラ符号化画像に戻すた
    めに再変換する手段とを含み、 インター符号化画像に変換され、またイントラ符号化画
    像に戻される上記イントラ符号化画像の量子化レベルが
    一定に維持される上記の装置。
  34. 【請求項34】 上記変換手段は請求項18〜23のい
    ずれか1項の符号化装置を含み、上記再変換手段は請求
    項24又は25の復号装置を含む請求項33の装置。
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