JPH07325125A - 半導体試験方法およびこれを実施する装置 - Google Patents

半導体試験方法およびこれを実施する装置

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JPH07325125A
JPH07325125A JP6118140A JP11814094A JPH07325125A JP H07325125 A JPH07325125 A JP H07325125A JP 6118140 A JP6118140 A JP 6118140A JP 11814094 A JP11814094 A JP 11814094A JP H07325125 A JPH07325125 A JP H07325125A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 相異なるクロック周波数により動作する回路
部が混在する半導体装置を共通するクロック周波数によ
り同時に試験する半導体試験方法および装置。 【構成】 被試験半導体装置DUTにテストデータを印
加し、被試験半導体装置DUTから読み出される試験結
果と期待値データとを論理比較する半導体試験装置にお
いて、所定テストサイクル目毎にダミーのパターンが記
憶される期待値パターンメモリ部1012 を有するパタ
ーン発生器2を具備し、被試験半導体装置DUTにテス
トデータを印加するテストデータ印加部Pin nを具備
し、ダミーのパターンに応答してオープン処理データを
出力して論理比較動作を停止する回路を有する試験結果
入力比較部Pin (n+1)を具備する半導体試験方法およ
び装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、半導体試験方法およ
びこれを実施する装置に関し、特に、相異なるクロック
周波数により動作する回路部が混在する半導体装置の試
験方法およびこの方法を実施する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】通信用半導体装置の如く、1個の半導体
装置内に相異なるクロック周波数により動作する回路部
が混在する半導体装置がある。これを図4を参照して説
明するに、1は通信用半導体装置全体を示しており、1
1は送信回路部、12は受信回路部である。13は制御
回路部であり、送信回路部11と受信回路部12の間の
調整をする回路部である。14はBUSインターフェイ
ス回路部である。送信回路部11および受信回路部12
より成る右方の通信側回路部側には入出力端子I/O
1 、入力端子I1 、出力端子O1 および送受信クロック
端子CLK1 を具備する一方、左方のシステム側には入
出力端子I/O2 、入力端子I2 、出力端子O2 および
システムクロック端子CLK2 を具備する。ここで、こ
の送受信クロックCLK1 のクロック周波数とインター
フェイス回路部14のシステムクロックCLK2 のクロ
ック周波数とは相違している。一例を示すと、通信側の
フレームフォーマットは48bit/250psである
ものと規定されているところから、192kHz/bi
tである。そして、通信側においては3値表現をすると
共にシステム側は2値表現をするものとされているとこ
ろから、システム側は256kHz/bitである。シ
ステム側および通信側の動作タイミングチャートを図4
(a)に示す。システム側のクロック周波数と通信側の
クロック周波数の比はここに示される如く4:3であ
る。
【0003】以上の通信用半導体装置1の試験は下記の
如く実施することができる。ここで、通信用半導体装置
の試験を説明するに先だって、半導体試験装置の従来例
の基本構成を簡単に説明しておく。図5において、1は
半導体試験装置のタイミング発生器、2はパターン発生
器、3は波形整形器であり、そしてDUTは被試験半導
体装置を示す。4は論理比較器であり、被試験半導体装
置DUTの試験結果とパターン発生器2から出力される
期待値データとを比較する。パターン発生器2はタイミ
ング発生器1が発生する基準クロックに従って被試験半
導体装置DUTに供給するアドレス信号、テストデー
タ、制御信号を出力する。これらの信号は、波形整形器
3に与えられ、ここにおいて試験に必要な波形に整形さ
れてから被試験半導体装置DUTに印加される。被試験
半導体装置DUTについて、制御信号によりテストデー
タの書き込み、読みだし制御が行なわれる。被試験半導
体装置DUTから読み出されたテストデータは論理比較
器4に与えられ、ここにおいてパターン発生器2から出
力される期待値データと読みだした試験データとが比較
され、その一致、不一致により被試験半導体装置DUT
の良否(パス、フェイル)を判定する。
【0004】以上の如き半導体試験装置を使用して通信
用半導体装置を試験する場合、通信側の送受信クロック
端子CLK1 にクロック周波数CLK1 のクロックパル
スを印加して送信回路部11および受信回路部12を動
作させると共に入出力端子I/O1 或は入力端子I1
データを供給し、入出力端子I/O1 或は出力端子O 1
から出力される出力波形を試験することにより、送信回
路部11および受信回路部12の動作と制御回路部13
の動作の正否を判定することができる。
【0005】通信側の試験が終了した後、同様に、シス
テム側のシステムクロック端子CLK2 にクロック周波
数CLK2 のクロックパルスを印加してBUSインター
フェイス回路部14を動作させると共に入出力端子I/
2 或は入力端子I2 にデータを供給し、入出力端子I
/O2 或は出力端子O2 から出力される出力波形を試験
することにより、BUSインターフェイス回路部14の
動作と制御回路部13の動作の正否を判定することがで
きる。
【0006】上述した通り、通信側の試験が終了した
後、この試験とは別個に独立してシステム側の試験を実
施することにより、通信用半導体装置1全体の試験が終
了したものとすることができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】以上の試験は通信側の
試験とシステム側の試験とを別個に独立して時間的にず
らして実施している。この様に試験を別個に実施するの
は、図4(a)の動作タイミングチャートから明らかな
如く、システム側のクロック周波数と通信側のクロック
周波数の比が4:3という様に相違しているからであ
る。図4(a)に示される通信側の動作タイミングチャ
ートのテストサイクルは3個のクロックパルスにより構
成される一方、システム側の動作タイミングチャートの
テストサイクルは4個のクロックパルスにより構成され
るところから、共通するクロックパルスを使用して通信
側およびシステム側の双方についてデータの供給とその
応答の読みだしとを実施することはできない。この様
に、相異なるクロック周波数により動作する回路部が混
在する半導体装置の各回路部を別個に時間をずらして試
験することは、半導体試験装置の構造を複雑過大にする
と共に試験時間も長期化して試験効率上も不都合であ
る。
【0008】この発明は、相異なるクロック周波数によ
り動作する回路部が混在する半導体装置に共通するクロ
ック周波数のクロックパルスを供給し、これらの回路部
を同時に試験する構成を採用して上述の問題を解消した
半導体試験方法およびこれを実施する装置を提供するも
のである。
【0009】
【課題を解決するための手段】所定テストサイクル目毎
にダミーのパターンを挿入し、ダミーのパターンに応答
してオープン処理データを出力し、このデータに基づい
て論理比較器の動作を停止する半導体試験方法を構成し
た。そして、被試験半導体装置DUTにテストデータを
印加し、被試験半導体装置DUTから読み出される試験
結果と期待値データとを論理比較する半導体試験装置に
おいて、所定テストサイクル目毎にダミーのパターンが
記憶される期待値パターンメモリ部1012 を有するパ
ターン発生器2を具備し、被試験半導体装置DUTにテ
ストデータを印加するテストデータ印加部Pin nを具
備し、ダミーのパターンに応答してオープン処理データ
を出力して論理比較動作を停止する回路を有する試験結
果入力比較部Pin (n+1)を具備する半導体試験装置を
構成した。
【0010】また、被試験半導体装置DUTにテストデ
ータを印加し、被試験半導体装置DUTから読み出され
る試験結果と期待値データとを論理比較する半導体試験
装置において、パターンが記憶されるパターンメモリ部
1011 および所定テストサイクル目毎にダミーのパタ
ーンが記憶される期待値パターンメモリ部1012 より
成るパターンメモリ部101と、タイミングセットが記
憶されコントロールデータメモリ部102とを有するパ
ターン発生器2を具備し、パターンメモリ部1011
ら読みだされるパターンおよびコントロールデータメモ
リ部102から読みだされるタイミングセットによりア
クセスされる波形メモリ200およびタイミングメモリ
201を有するテストデータ印加部Pin nを具備し、
期待値パターンメモリ部1012 から読みだされる期待
値パターンおよびコントロールデータメモリ部102か
ら読みだされるタイミングセットによりアクセスされる
期待値波形メモリ300およびタイミングメモリ301
と、ダミーのパターンに応答してオープン処理データを
出力し、このデータに基づいて論理比較動作を停止する
回路とを有する試験結果入力比較部を具備する半導体試
験装置を構成した。
【0011】
【実施例】この発明の実施例を図1および図2を参照し
て説明する。図1において、DUTは試験されるべき被
測定半導体である。Pin 1は図4(b)におけるシステ
ム側の入力端I2 であり、Pin 2は通信側の出力端O1
であるものとする。2はパターン発生器である。101
はパターンメモリ部であり、そのパターンメモリ部10
1 には1、0より成るパターンが記憶されると共に期
待値パターンメモリ部1012 にはH、L、およびXよ
り成るパターンが記憶されている。ここで、パターンH
およびLは半導体試験装置のユーザが装置使用に際して
適宜に選択きおくするパターンであるのに対して、Xは
自動的に挿入されてユーザが意識することのないダミー
のパターンである。102はコントロールデータメモリ
部であり、これにはT1およびT2より成るタイミング
セットが記憶されている。そして、このパターン発生器
2は、テストサイクル1ないし12に対応するパターン
1、0、およびH、L、Xをパターンメモリ部101か
ら読みだして出力すると共に、タイミングセットT1或
はT2をコントロールデータメモリ部102から読みだ
して出力し、これらを順次に後で説明されるPin n
およびPin (n+1)側に印加する。
【0012】次に、Pin n側について説明する。テス
トデータを被測定半導体DUTに印加する側であるテス
トデータ印加部Pin nは、被測定半導体DUTに対し
てパターン1或は0に従って波形を印加する動作を継続
する。200は波形メモリである。この波形メモリ20
0は、パターン発生器2から送り込まれるタイミングセ
ットがT1、パターンが1である場合、SET側出力に
1を出力し、RESET側出力に0を出力する。そし
て、パターン発生器2から送り込まれるタイミングセッ
トがT1、パターンが0である場合、SET側出力に0
を出力し、RESET側出力に1を出力する。同様に、
タイミングセットがT2、パターンが1である場合、S
ET側出力に1を出力し、RESET側出力に0を出力
するものである。
【0013】202はインターリーブ回路である。この
インターリーブ回路202は、波形メモリ200から出
力されるSET出力およびRESET出力を取り込んで
出力する。201はタイミングメモリ、203は可変遅
延回路である。このタイミングメモリ201はパターン
発生器2から送り込まれるタイミングセットがT1、パ
ターンが1である場合、ORゲート207およびAND
ゲート208を介して可変遅延回路203に入力される
SET出力およびRESET出力を遅延時間t1 だけ遅
延せしめる制御データを出力する。パターン発生器2か
ら送り込まれるタイミングセットがT1、パターンが0
である場合、遅延時間t2 だけ遅延せしめる制御データ
を出力する。同様に、タイミングセットがT2、パター
ンが1である場合、遅延時間t1 だけ遅延せしめる制御
データを出力する。
【0014】204はその一方の入力端にインターリー
ブ回路202からSET出力が供給されるANDゲート
であり、204’はその一方の入力端にインターリーブ
回路202からRESET出力が供給されるANDゲー
トである。ANDゲート204およびANDゲート20
4’の他方の入力端には、可変遅延回路203により遅
延せしめられたタイミングエッジが入力される。205
はR−Sフリップフロップ、206はドライバである。
ここで、例えば、タイミングセットがT1、パターンが
1であるとき、タイミングメモリ201は遅延時間t1
を出力し、可変遅延回路203はこの遅延時間t1 に基
づいて制御され、図2におけるt1 の遅延を付加された
タイミングエッジを出力する。従って、ANDゲート2
04およびANDゲート204’の一方の入力端に供給
されたSET入力およびRESET入力は、この遅延せ
しめられたタイミングエッジに同期してR−Sフリップ
フロップ205のSET入力端子およびRESET入力
端子に供給される。R−Sフリップフロップ205の出
力はドライバ206を介して被試験半導体装置DUTを
駆動する。
【0015】Pin (n+1)側について説明する。被測定
半導体DUTから試験結果を入力される側である試験結
果入力比較部Pin (n+1)側は、被測定半導体DUTの
出力波形を所定のタイミングによりストロービングし、
この結果と期待値との間の比較を継続する。300は波
形メモリである。この波形メモリ300は、パターン発
生器2から送り込まれるタイミングセットがT1、パタ
ーンがHである場合、期待値H比較側出力に1を出力
し、期待値L比較側出力に0を出力する。そして、パタ
ーン発生器2から送り込まれるタイミングセットがT
1、パターンがLである場合、期待値H比較側出力に0
を出力し、期待値L比較側出力に1を出力する。同様に
して、タイミングセットがT2、パターンがHである場
合、期待値H比較側出力に1を出力し、期待値L比較側
出力に0を出力する。そして、タイミングセットがT
1、パターンがXである場合は、期待値H比較側出力に
0を出力し、期待値L比較側出力にも0を出力する。
【0016】302はインターリーブ回路であり、波形
メモリ300から出力される期待値であるH比較側出力
およびL比較側出力を取り込んで出力する。301はタ
イミングメモリ、303は可変遅延回路である。このタ
イミングメモリ301は、パターン発生器2から送り込
まれるタイミングセットがT1、パターンがHである場
合、ORゲート307およびANDゲート308を介し
て波形メモリ300から可変遅延回路303に入力され
るH比較側出力或はL比較側出力を遅延時間t3 だけ遅
延せしめる制御データを出力する。パターン発生器2か
ら送り込まれるタイミングセットがT1、パターンがL
である場合、可変遅延回路303に入力されるH比較側
出力或はL比較側出力を遅延時間t4 だけ遅延せしめる
制御データを出力する。同様に、タイミングセットがT
2、パターンがHである場合、遅延時間t5 だけ遅延せ
しめる制御データを出力する。そして、タイミングセッ
トがT1、パターンがXである場合は、遅延時間t6
け遅延せしめる制御データを出力する。これらの制御デ
ータは可変遅延回路303に印加され、波形メモリ30
0から可変遅延回路303に供給されるH比較側出力或
はL比較側出力を遅延せしめてこれをストローブ信号S
TRBとする。
【0017】304はE・ORゲートより成るH比較回
路であり、304’はE・ORゲートより成るL比較回
路である。305はインターリーブ回路、306はコン
パレータである。被測定半導体DUTのPin 2から出力
される試験結果の出力波形は、可変遅延回路303から
出力される遅延時間tを付加された所定のタイミングに
よりストロービングされ、コンパレータ306を介して
インターリーブ回路305に取り込まれる。インターリ
ーブ回路305に取り込まれた被測定半導体DUTのPi
n 2から出力される試験結果の出力波形は、遅延回路30
9’を介して印加されるテストサイクルにより読みださ
れ、遅延回路309を介してANDゲート311に印加
されるパルスに同期して、H比較回路304およびL比
較回路304’の一方の入力端に印加される。これに対
して、インターリーブ回路305と共通する遅延回路3
09’を介して印加されるテストサイクルに応答して波
形メモリ300からインターリーブ回路302に読みこ
まれた期待値Hおよび期待値Lは、遅延回路309を介
してANDゲート311に印加されるパルスに同期し
て、H比較回路304およびL比較回路304’の他方
の入力端に印加される。ここで、H比較回路304およ
びL比較回路304’において、被測定半導体DUTの
試験結果の出力波形と期待値の比較が行なわれ、H比較
結果およびL比較結果が得られることとなる。そして、
インターリーブ回路305の読みだし側Rには、遅延回
路309’’およびANDゲート312を介してORゲ
ート307の出力が接続している。
【0018】ここで、タイミングセットがT1であって
パターンがダミーのパターンのXである場合は、波形メ
モリ300に記憶される期待値Hおよび期待値Lは上述
した通り何れも0とされている。この状態をオープン処
理と称する。従って、ORゲート307を介して波形メ
モリ300からANDゲート308の一方の入力端に印
加される入力は0であり、可変遅延回路303の出力は
消失してストローブ信号STRBは停止することとな
る。一方、この波形メモリ300の0出力はORゲート
307を介してANDゲート311の一方の入力端にも
印加される。これによりインターリーブ回路305は図
2における第4、第8および第12テストサイクルにお
いて停止した状態となっている。そして、インターリー
ブ回路302に入力される期待値であるH比較およびL
比較データは第4、第8および第12テストサイクルに
おいて出力されるが、波形メモリ300の0出力は更に
遅延回路309を介してANDゲート310、ANDゲ
ート310’およびANDゲート311の三者にも印加
されてこれらのゲートはブロックされるので、結局E・
ORゲートより成るH比較回路304およびE・ORゲ
ートより成るL比較回路304’に対する出力はすべて
0となる。即ち、H比較回路304およびL比較回路3
04’の比較結果は双方共に常にパスと判定されること
になる。この判定を強制的パス判定と称する。
【0019】以下、強制的パス判定について説明する。
図5に示される如く、半導体試験装置全体はシステムク
ロックに同期して動作している。このタイミングチャー
トを図3に示す。図3において、波形整形器の出力とD
UTの出力とは非同期となっているが、判定結果の取り
込みはシステムクロックに同期させる必要がある。ここ
で、パス/フェイルを判定する際にソフトウエアによる
処理方法を採用することができるが、これによる処理は
低速度であるので、フェイルの場合にフェイルをリアル
タイムにラッチする構成を採用している。詳細な説明は
省略するが、この構成を採用する場合、ダミーサイクル
にフェイルが存在してはならないので、この仮想のダミ
ーサイクルは上述の通りの強制的パス判定とする必要が
ある。
【0020】そして、ストローブ信号STRBを第4テ
ストサイクルにおいて停止することについてであるが、
この様にすることにより、Pin n側は4テストサイク
ルであるのに対して、Pin (n+1)側はこれも4テスト
サイクルではあるが実質上は3テストサイクルであるも
のとすることができる。即ち、第4テストサイクルにお
いて遅延時間t6 にストローブ信号STRBが発生する
と、図2においては第4テストサイクル中に遅延時間t
5 のところおよび遅延時間t6 のところの2箇所にスト
ローブ信号STRBが発生し、半導体試験装置は試験測
定不可能の状態になる。ここで、図2により図示説明さ
れた通り、ストローブ信号STRBを第1テストサイク
ルについて遅延時間t3 だけ遅延せしめて発生させ、第
2テストサイクルについて遅延時間t 4だけ遅延せしめ
て発生させ、そして第3テストサイクルについて遅延時
間t5 だけ遅延せしめて発生させる様に設定すると共
に、第4テストサイクルにおいてはストローブ信号ST
RBを発生させないこととすることにより、Pin n
は4テストサイクルの動作であるのに対して、Pin
(n+1)側は実質上3テストサイクルの動作であるものと
することができる。
【0021】結局、図1におけるインターリーブ回路3
05のR側およびW側の双方のクロックは、ANDゲー
ト312およびANDゲート309’’がORゲート3
07の0出力によりブロックすることにより停止するの
で、図2における第4テストサイクル、第8テストサイ
クルおよび第12テストサイクルはインターリーブ動作
において存在しないに等しい動作とすることができる。
【0022】図1による図示説明は、半導体試験装置を
半導体装置DUTの独立の入出力端子に接続して試験す
る例についてのものであるが、Pin n側およびPin
(n+ 1)側を1組具備し、これをPin 1およびPin 2
のそれぞれに接続して同様の試験をすることができる。
【0023】
【発明の効果】以上の通りであって、この発明は、相異
なるクロック周波数により動作する回路部が混在する半
導体装置に共通するクロック周波数のクロックパルスを
供給してこれらの回路部を同時に試験することができ
る。その結果、クロック周波数が異なる回路部を別個に
試験する試験効率上の不都合が解消されると共に、半導
体試験装置の構造を簡略化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例を説明する図。
【図2】図1の動作タイミングチャート。
【図3】半導体試験装置の動作タイミングチャート。
【図4】従来例を説明する図。
【図5】半導体試験装置を説明する図。
【符号の説明】
101 パターンメモリ部 1011 パターンメモリ部 1012 期待値パターンメモリ部 102 コントロールデータメモリ部 2 パターン発生器 200 波形メモリ 201 タイミングメモリ 300 期待値波形メモリ 301 タイミングメモリ DUT 被試験半導体装置 Pin n テストデータ印加部 Pin (n+1) 試験結果入力比較部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定テストサイクル目毎にダミーのパタ
    ーンを挿入し、ダミーのパターンに応答してオープン処
    理データを出力し、このデータに基づいて論理比較器の
    動作を停止することを特徴とする半導体試験方法。
  2. 【請求項2】 被試験半導体装置にテストデータを印加
    し、被試験半導体装置から読み出される試験結果と期待
    値データとを論理比較する半導体試験装置において、所
    定テストサイクル目毎にダミーのパターンが記憶される
    期待値パターンメモリ部を有するパターン発生器を具備
    し、被試験半導体装置にテストデータを印加するテスト
    データ印加部を具備し、ダミーのパターンに応答してオ
    ープン処理データを出力して論理比較動作を停止する回
    路を有する試験結果入力比較部を具備することを特徴と
    する半導体試験装置。
  3. 【請求項3】 被試験半導体装置にテストデータを印加
    し、被試験半導体装置から読み出される試験結果と期待
    値データとを論理比較する半導体試験装置において、パ
    ターンが記憶されるパターンメモリ部および所定テスト
    サイクル目毎にダミーのパターンが記憶される期待値パ
    ターンメモリ部より成るパターンメモリ部と、タイミン
    グセットが記憶されコントロールデータメモリ部とを有
    するパターン発生器を具備し、パターンメモリ部から読
    みだされるパターンおよびコントロールデータメモリ部
    から読みだされるタイミングセットによりアクセスされ
    る波形メモリおよびタイミングメモリを有するテストデ
    ータ印加部を具備し、期待値パターンメモリ部から読み
    だされる期待値パターンおよびコントロールデータメモ
    リ部から読みだされるタイミングセットによりアクセス
    される期待値波形メモリおよびタイミングメモリと、ダ
    ミーのパターンに応答してオープン処理データを出力
    し、このデータに基づいて論理比較動作を停止する回路
    とを有する試験結果入力比較部を具備することを特徴と
    する半導体試験装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002156414A (ja) * 2000-11-16 2002-05-31 Advantest Corp タイミング校正機能を具備した半導体デバイス試験装置
KR100487535B1 (ko) * 2002-08-14 2005-05-03 삼성전자주식회사 다른 종류의 반도체 장치들을 동시에 테스트하는 시스템

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