JPH0664546B2 - 検査システムの動作方法 - Google Patents

検査システムの動作方法

Info

Publication number
JPH0664546B2
JPH0664546B2 JP2103254A JP10325490A JPH0664546B2 JP H0664546 B2 JPH0664546 B2 JP H0664546B2 JP 2103254 A JP2103254 A JP 2103254A JP 10325490 A JP10325490 A JP 10325490A JP H0664546 B2 JPH0664546 B2 JP H0664546B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
test
clock
cycle
logic
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2103254A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02300826A (ja
Inventor
ジエームズ・ルイース・コール
ブライアン・ジエームズ・ビンセント
Original Assignee
インターナシヨナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーシヨン
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by インターナシヨナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーシヨン filed Critical インターナシヨナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーシヨン
Publication of JPH02300826A publication Critical patent/JPH02300826A/ja
Publication of JPH0664546B2 publication Critical patent/JPH0664546B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R31/00Arrangements for testing electric properties; Arrangements for locating electric faults; Arrangements for electrical testing characterised by what is being tested not provided for elsewhere
    • G01R31/28Testing of electronic circuits, e.g. by signal tracer
    • G01R31/317Testing of digital circuits
    • G01R31/3181Functional testing
    • G01R31/3185Reconfiguring for testing, e.g. LSSD, partitioning
    • G01R31/318533Reconfiguring for testing, e.g. LSSD, partitioning using scanning techniques, e.g. LSSD, Boundary Scan, JTAG
    • G01R31/318552Clock circuits details
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R31/00Arrangements for testing electric properties; Arrangements for locating electric faults; Arrangements for electrical testing characterised by what is being tested not provided for elsewhere
    • G01R31/28Testing of electronic circuits, e.g. by signal tracer
    • G01R31/317Testing of digital circuits
    • G01R31/3181Functional testing
    • G01R31/3185Reconfiguring for testing, e.g. LSSD, partitioning
    • G01R31/318533Reconfiguring for testing, e.g. LSSD, partitioning using scanning techniques, e.g. LSSD, Boundary Scan, JTAG
    • G01R31/318577AC testing, e.g. current testing, burn-in
    • G01R31/31858Delay testing

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Tests Of Electronic Circuits (AREA)
  • Test And Diagnosis Of Digital Computers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 A.産業上の利用分野 本発明は一般に論理回路の検査の分野に関し、具体的に
は検査中の論理回路の伝播遅延の指示を行なうことに関
する。
B.従来の技術 現在の集積回路論理チップが複雑になりその密度が増大
するにつれて、論理回路の動作を確実かつ効率的に検査
する必要がより切実になってきている。こうした1つの
検査方法は、いわゆる「レベル感知走査設計」(LSS
D)検査である。要約すると、LSSD検査では、シフ
ト・レジスタ・ラッチ(SRL)の連鎖を検査中の内部
論理回路の入出力端に接続する。検査データをSRLの
1つの連鎖(入力連鎖)に順次印加する。入力シフト・
レジスタが一杯になると、データは検査中の論理回路中
に伝播して、SRLの第2の連鎖(出力連鎖)に書き込
まれる。次いで、獲得したデータを順次走査して期待さ
れるデータと比較する。LSSD検査は、獲得したデー
タが期待されるデータに一致しないとき、論理回路が適
切に機能していないことを示す。この一般形式の機能性
検査は、「固有障害」検査と呼ばれる。というのは、こ
の検査は、検査中の論理回路中に永続的(または固有)
エラーが存在するかどうかを決定するからである。
しかし、検査中の論理回路の機能性を確認するととも
に、論理回路中の伝播遅延を検査することも望ましい。
すなわち、固有障害検査で、論理回路が望ましい機能を
達成することを確認した場合でさえ、その回路は、それ
が指定時間内に論理信号を生成できない場合、その性能
仕様を満たしていない。伝播遅延を決定し伝播遅延障害
を検出する検査は、「性能」検査または過渡障害検査と
呼ばれている。
固有障害検査と性能検査とを行なう論理回路検査方法を
開示した参照文献がいくつかある。こうしたシステムで
は、論理回路中で臨界経路を定義する。検査信号は設定
された時間内にこの臨界経路中を伝播しなければならな
い。すなわち、固有障害検査の結果は、上記に記載され
たように期待されるデータを獲得されたデータと比較す
ることにより与えられる。性能検査の結果は、信号が臨
界経路中を時間内に伝播しない場合、それらは受け取ら
れず、性能障害を示すという形で与えられる。コモニツ
キ(Komonytsky)の論文「技術の統合が完全なシステム自
己検査をもたらす(Synthesis of Techniques Creates C
omplete System Self-Test)」、Electronics、1983
年3月10日、pp.110−115、及び米国特許出
願第062310号明細書を参照のこと。
しかし、こうした技術は、複数のタイミング・セットを
用いずにテスタで実施することは不可能である。こうし
た問題を、第2図と第3図を参照して以下に説明する。
これらの図は、それぞれLSSD固有障害検査を実行で
きる検査システムを使って実行された従来の固有障害検
査の、概念化されたLSSD構成図とサイクル・タイミ
ングを示している。
第2図に示すように、SRL連鎖10は、SRLマスタ
・ラッチL1とスレーブ・ラッチL2の2つの対12、
14から構成される。第1のSRL対12のL1ラッチ
は、論理入力として第1のクロック信号A/C、第2の
制御信号SG(「スキャン・ゲート」)、第3のデータ
信号SI0(「スキャン・イン」)及び第4のデータ信
号DI0を受け取る。第1のSRL12のL2ラッチ
は、論理入力としてL1出力(図示せず)及びクロック
信号Bを受け取る。第1のL2ラッチの出力は、第2の
SRL対14のL1ラッチのSI1データ入力である。
データ信号DI1はデータ信号DI0とは異なることに
注意されたい。第2のSRL対の残りの要素は、上記の
第1のSRL対の要素と同じである。出力SRL連鎖2
0では、L1ラッチへのDI0とDI1入力は、検査中
の論理回路の出力から取り出されることに注意されたい
(「組合せ論理回路(LUT)」と記した枠)。出力S
RLの残りの要素は、同じ入力を受け取り、上記の入力
SRLとほぼ同じ機能を実施する。
動作に際しては、SG信号が走査(または直列)モード
を選択するとき、走査入力SI0またはSI1のデータ
は、A/CクロックがパルスするときにL1ラッチが獲
得する(「パルスする」とは、クロックを活動状態にす
る立上りまたは立下りを意味する。第3図の波形図で
は、A/Cクロックは立上り時に「パルスする」)。S
G信号が並列モードを選択するとき、データ入力DI0
またはDI1のデータは、A/Cクロックがパルスする
ときにL1ラッチが獲得する。すなわち、SGクロック
の状態によって、どちらの入力からL1ラッチがデータ
を獲得するかが決まる。
L2ラッチでは、データがBクロックをパルスすること
によりL1から獲得される。データは一般にL2スレー
ブ・ラッチからLUTで直接利用可能である。L2ラッ
チの出力はまた、SI1入力として各SRL連鎖の第2
のL1にも送られることに注意されたい。すなわち、S
Gが直列モードでありA/Cクロックがパルスすると
き、L1ラッチは、直前のL2ラッチから供給されるデ
ータを獲得する。SGが並列モードでA/Cクロックが
パルスするとき、前のL2の出力は無視され、L1はD
I0、DI1入力に供給されるデータを獲得する。
次に、入出力SRL連鎖の従来の動作を、第3図の波形
図を参照してより詳細に説明する。サイクルC1−C8
は、検査信号を生成するテスタのマシン(またはタイミ
ング)サイクルである。各マシン・サイクルでは、検査
パターンの新しい検査ベクトルまたは検査パターンが検
査中の装置に導入される。こうしたマシン・サイクル
は、デバイスの固有速度に比べ通常非常に長い。テスタ
・マシン・サイクルは、検査中のデバイス中の遅延の長
さの50倍以上となることがある。最初の数マシン・サ
イクル(C1、C2)中に、SG信号が、SRLが直列
モードであることを示す。こうしたサイクル中に、検査
データがSRL対12のL1ラッチのSI0入力端に一
時に1ビットずつ供給される。サイクルC1で、最初の
検査ビットが第1のSRL対12によりラッチされる
(すなわち、A/CクロックがパルスしてL1に検査ビ
ットをラッチさせ、次にBクロックがパルスしてL2に
検査ビットをラッチさせる)。サイクルC2で、(SR
L対12のL2ラッチからのSI1入力端で利用でき
る)最初の検査ビットが、第2のSRL対14によりラ
ッチされ、第2の検査ビットが最初のSRL対12によ
りラッチされる。すなわち、サイクルC2の終りまで
に、最初の検査ビットが第2のSRL対14のL2出力
端に供給され、第2の検査ビットが最初のSRL対12
のL2出力端に供給される。
この特定の例では、サイクルC2の終りまでに、検査デ
ータの順次走査が終了する。実際には、第2入力SRL
内に図に示す2つのSRL対よりも多くのL1−L2ラ
ッチ対があることがある。しかし、この動作説明は、第
2図に示した2つのL1−L2対が入力SRL連鎖の最
後の2つのSRLを構成するこうした実施例でも同様に
あてはまる。同様に、実際には、検査中のデバイスの論
理回路にデータを供給するL1、L2ラッチ対のこうし
た連鎖がいくつかあることもある。こうしたL1とL2
はすべて、本明細書に記載したのと同じ方式で同時に制
御される。
サイクルC3で、SGクロックが変化して、直列モード
から並列モードに切り替える。SGクロックが処理前に
完全に伝播されるように、他のクロック信号はこのサイ
クル中に状態を変えないことに注意されたい。
サイクルC4で、A/Cクロックがパルスするとき、S
RLのDI0、DI1入力端に提示されたデータを、L
1が獲得する。出力SRL連鎖20中で、LUTからの
論理データ(またはデータ・ビット)が、それぞれ第3
及び第4のSRL対22、24の入力DI0及びDI1
で利用可能となる。SGは並列モードなので、SIデー
タ入力端で利用可能などんなデータもL1は獲得しな
い。サイクルC5で、Bクロックがパルスして、L2ラ
ッチにL1ラッチからのデータを獲得させる。並列モー
ドで出力SRLを動作させるためのA/Cクロック及び
Bクロックの活動化は、別々のサイクルC4、C5で行
なわれることに注意されたい。これは、「フラッシュ」
状態(すなわち、ラッチなしのデータの通過)を生成す
るクロック・オーバラップが起こらないようにするため
である。
次に、サイクルC6中に、SG信号入力は直列モードを
選択し、SRLの動作モードが並列から直列にもどる。
サイクルC7で、検査中のデバイスの1次出力ピン上の
データ・ビットが獲得される。サイクルC8から始め
て、検査ビットが入力SRL連鎖10に印加されたのと
同様にして、出力SRL連鎖20からデータ・ビットが
走査される。すなわち、A/CクロックがサイクルC8
でパルスするとき、、第3のSRL対22のL2ラッチ
からのデータ・ビットが、SI1入力を介して第4のS
RL対24のL1によりラッチされる。Bクロックがパ
ルスするとき、テスタによる走査のため、そのデータ・
ビットが第4のSRL対24のL2によりラッチされ
る。同時に、第3のSRL対22のL2は、以前L1−
L2対からのデータ・ビット(がある場合、それ)をラ
ッチしている。
上記の通常の固有障害検査サイクルでは、性能検査及び
過渡障害検査の助けとならない広い時間ウィンドウが提
示される。第3図に示すように、最終的ビット検査パタ
ーンは、サイクルC2のBクロックが活動化するとすぐ
に論理回路中を伝播し始める。有効な結果を提供するに
は、データは、A/CクロックがサイクルC4で非活動
状態になるときまでに出力SRLのL1ラッチに到達し
なければならない。第3図に「TP」として示したこの
割り振られた伝播遅延(以後「検査ウィンドウ」と呼
ぶ)はやっかいであるとは見えないが、実際には、各テ
スタ・サイクルは最高50×検査マシン・サイクルにな
り得る。例を挙げると、クロック・パルスが幅20ナノ
秒の場合、検査ウィンドウTPは1マイクロ秒以上にな
り得る。時間の大半は安定待ち時間として使用される。
実際上の問題として、チップ処理技術に応じて、大半の
論理回路は、伝播遅延がマシン・サイクルよりずっと短
くなるように設計されている。すなわち、従来の固有障
害LSSDクロッキング・パターンを用いて、性能/過
渡障害検査を実行することはできない。
C.発明が解決しようとする課題 性能検査の必要性は、製造プロセスで2つの異なる場合
に発生する。性能検査が必要になる最初の場合は初期設
計検査である。すなわち、初期製造部品が利用可能にな
ったとき、論理設計及び製造プロセスで性能仕様を満た
すチップを作成できることを確認するために性能検査が
必要となる。性能検査が必要となる第2の場合は、大量
生産スクリーニングである。すなわち、大量生産中に、
(a)特定のチップが性能仕様を満たす(すなわち、性
能に関する欠陥がない)かどうか、及び(b)製造プロ
セスで仕様通りの製品が提供されているかどうかを決定
するためにチップを分析する。
したがって、検査システム全体の複雑さや費用を余り増
加させずに、固有障害検査及び過渡障害検査を行なうこ
とができる走査検査が、当分野では求められている。
D.課題を解決するための手段 したがって、本発明の目的は、固有障害検査と過渡障害
検査の両方を実行できる走査検査を提供することにあ
る。
本発明の目的には、検査システム全体の複雑さまたは費
用を増加させずに、固有障害走査検査と過渡障害走査検
査の両方を提供することも含まれる。
本発明の上記及びその他の目的は、各テスタ・サイクル
中でA/Cクロックの前にBクロックを活動化すること
により実現される。すなわち、1サイクルで、自然に発
生するB−A/Cクロックが最小の検査ウィンドウTP
をもたらすので、クロックの周期性を特定のサイクルで
変更する必要はない。すなわち、現在の固有障害LSS
D検査を行なえる走査検査機器で、複雑さまたは費用を
増加させずに、固有障害検査と過渡障害検査の両方を行
なうことができる。
E.実施例 第1図に示すように、本発明では、A/CクロックとB
クロックが生成されるすべてのマシン・サイクルで、A
/Cクロックの前にBクロックが発生する。すなわち、
Bクロックがそのサイクルで前に発生し、A/Cクロッ
クがそのサイクルで後に発生する。これは、第3図に示
す従来のクロック列の周期性とは反対である。さらに、
BクロックとA/Cクロックは、サイクル内の正確に同
じ場所で発生するので、テスタに対して1つのタイミン
グ・セットだけですむ。
次に、第1図のクロック列を利用した第2図の走査検査
システムの動作について説明する。サイクルC1とC2
では、データは入力SRL連鎖10中に順次シフトされ
る。第1図のSG信号は第2図のSG信号と厳密に同じ
波形をもつことに注意されたい。すなわち、サイクルC
1とC2では、SG信号は直列モードである。C1でB
クロックがパルスすると、L2への入力端に供給される
どんな検査ビットもラッチされる。説明を容易にするた
めに、この時点でL2入力端に検査ビットがないと仮定
する(実際には、従来の長さの入力SRL連鎖では、こ
うした検査ビットが利用可能である)。サイクルC1で
A/Cクロックがパルスすると、最初の検査ビットがS
I0入力端で利用可能となり、最初のSRL対12のL
1によりラッチされる。次にサイクルC2で、Bクロッ
クがパルスして、最初の検査ビットを対12のL2によ
ってラッチさせる。サイクルC2でA/Cクロックがパ
ルスすると、最初の検査ビットが第2のSRL対14の
L1によって獲得され、したがって対応するL2ラッチ
で利用可能となる。同時に、第2の検査ビットが最初の
SRL対12のL1により獲得され、同様に、この検査
ビットもその対応するL2ラッチで利用可能となる。
上記に示したように、各サイクルでA/Cクロックの前
にBクロックをパルスさせることの効果として、単一テ
スタ・サイクルで、あるSRL対から次のSRL対に検
査ビットが転送される。第3図に示す従来の固有障害検
査シーケンスでは、1つのL1−L2対から次の対への
検査ビットの転送は、複数のテスタ・サイクルにまたが
って行なわれる。
この相違の意味は、第3図(従来の固有障害検査)と第
1図(本発明)のC2サイクルの終りでの検査ビットの
相対位置を比較するとわかる。第3図では、C2サイク
ルの終りに、完全な検査ビット・パターンがL2入力S
RLにより獲得され、検査ビットは検査中の論理回路中
を伝播し始める。第1図では、C2サイクルの終りに、
完全な検査ビット・パターンがL2ラッチにより獲得さ
れず、L2ラッチへの入力端で利用可能である。すなわ
ち、本発明では、完全な検査ビット・パターンは、C2
サイクルの終りに検査の論理回路中を伝播し始めない。
すなわち、SGクロックが活動化してL1ラッチの動作
を直列モードから並列モードに変更する中間サイクルC
3の間、検査ビットはL1入力SRL内に「保持」され
る。一方、第3図のプロセスでは、検査ビット・パター
ンは、C3サイクルの間中検査中の論理回路中を伝播す
ることができ、検査ウィンドウTPの広いギャップを引
き起こす。
第1図を参照すると、サイクルC4で、Bクロックがパ
ルスして、完全な検査ビット・パターンをSRL対1
2、14のL2ラッチにラッチし、検査ビットが検査中
の論理回路中を伝播し始める。サイクルC4の後半で、
A/Cクロックがパルスする。SG信号はサイクルC4
中並列モードにあるので、出力SRLのL1ラッチは入
力D10とD11で論理回路から利用可能なデータを獲
得する。すなわち、A/CクロックがサイクルC4で非
活動化する時までに、すべてのデータ・ビットがL1に
よって完全にラッチされて、有効にならなければならな
い。C5サイクルで、Bクロックがパルスして、L1検
査データ・ビットをL2に書き込み、サイクルC6(S
Gクロックが非活動化して、L1動作を並列モードから
直列モードに変更する間)の後、A/CクロックがC7
でパルスして、出力SRLから検査データ・ビットを順
次シフトするプロセスを開始する。
第3図と第1図を参照すると、本発明の意味は、検査ウ
ィンドウTPを比較することによってわかる。本発明で
は(第1図)、A/Cクロックの前にBクロックを発生
させることにより、データが入力SRLのL2ラッチで
利用可能になる前に、サイクルC3でシステムを直列モ
ードから並列モードに切り替えることができる。言い換
えれば、データはすべて1サイクル内(C4サイクル)
で、入力L2ラッチにより獲得され、検査中の論理回路
中を伝播し、出力L1ラッチにより獲得される。すなわ
ち、A/Cクロックの前にBを利用することにより、従
来技術のように複数のマシン・サイクルにまたがるので
はなく、1マシン・サイクル内で検査ビットがあるL1
−L2対から他の対に転送され、したがって入力シフト
・レジスタ・ラッチのすべてのL2ラッチの出力端でデ
ータを利用可能にする最後のBクロックを開始する前
に、直列/並列モードを切り替えることができる。
中間サイクルがないので、本発明は、一緒に追加された
2つのクロックと同じほど狭い検査ウィンドウを提供す
る。たとえば、パルス幅を20ナノ秒とし、クロック・
パルスの端部間の遅延をゼロと仮定すると、本発明は、
固有障害検査から1マイクロ秒より大きいTPではな
く、40ナノ秒の検査ウィンドウTP(すなわち、A/
CパルスとBパルスの組み合わせた幅)を生成する。ク
ロック・パルス端部間の時間の長さを増加させること
(すなわち、Bクロックの立下りとA/Cクロックの立
上りの間に若干の遅延を導入すること)、クロックのパ
ルス幅を減少させること、あるいは検査中の論理回路の
性能仕様に合致するように検査ウィンドウTPを最適化
することが容易なはずである。
A/Cの前にBを発生させるようにクロッキングを変更
することに加えて、検査結果を提供するために2つのパ
ルスを追加した。第3図と第1図のサイクルC4を比較
すると、第3図にないBパルスが第1図で発生する。サ
イクルC7では、第3図にないA/Cパルスが第1図で
発生する。これらのパルスは、A/Cクロックの前のB
クロック発生を補償するために、第1図に追加したもの
である。サイクルC4では、論理回路を刺激するため入
力SRLのロードを完了するのにBクロックが必要であ
る。サイクルC7では、各出力SRLから獲得されたデ
ータの直列走査が、期待されたデータと正確に時間的に
整合されるように、A/Cクロックが追加される。
F.発明の効果 すなわち、本発明は、検査機器に複雑さまたはコストを
導入することなく、極めて柔軟で正確な性能検査及び過
渡障害検査を提供する。従来の検査機器は、異なるサイ
クルにおいてクロックの周期性を変更することはできな
い。すなわち、各クロックの立上り及び立下り(端部)
のタイミングが、A/CクロックとBクロックが生成さ
れるすべてのサイクルで同じでなければならない。本明
細書に記載したようにすべてのサイクルでクロック信号
の周期性を変更することにより、唯一の特定のサイクル
でだけのA、B周期性の変更を行なえばすむため、コス
ト及び複雑さを増加させずに狭い検査ウィンドウが定義
される。実際に、本発明は、通常固有障害検査を実行で
きるどんな検査機器ででも利用できる。
本発明の特徴は、過渡障害検査と固有障害検査の両方が
一時に実行できることである。すなわち、出力検査デー
タがエラーを示すとき、そのエラーは固有障害または過
渡障害によるものである。エラーが固有障害かそれとも
過渡障害かを知りたい場合、従来の固有障害検査(Bの
前のA/C)と本発明の過渡障害検査(A/Cの前の
B)を別々にテスタで実行することもできる。論理回路
が固有障害検査に合格したが、過渡障害検査に失格した
場合、信号伝播の問題がある。論理回路が両方の検査に
失格した場合は、固有障害が指示される。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明のクロック信号の波形図である。 第2図は、従来技術の代表的な走査検査システムの概略
図である。 第3図は、第1図に示したクロック信号の代表的な波形
図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭56−29742(JP,A) 特開 昭63−169581(JP,A) 特開 昭53−3143(JP,A)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】検査データを受け取る第1部分及び受け取
    った検査データを検査中の論理回路に送る第2部分を有
    する第1手段と、検査中の論理回路からデータを受け取
    る第1部分及びそのデータを分析器に送る第2部分を有
    する第2手段と、前記第1及び第2手段の第1部分を使
    用可能にする第1クロック信号を生成する第1信号源
    と、前記第1及び第2手段の第2部分を使用可能にする
    第2クロック信号を生成する第2信号源とを含む、論理
    ネットワークを検査するための複数のタイミング・サイ
    クルで動作する検査システムにおいて、 全ての検査データが第1手段によって受け取られるま
    で、複数のタイミング・サイクルの間、第2クロック信
    号を、次いで第1クロック信号を順に繰り返してストロ
    ーブすることにより、前記第1手段に順次検査データを
    書き込むステップ、 単一タイミング・サイクルの間に、第2クロック信号を
    ストローブすることにより、検査中の論理ネットワーク
    に第1手段の第2部分から検査データを並列に送り、次
    いで第1クロック信号をストローブすることにより、検
    査中の論理ネットワークから対応する論理データを受け
    取るステップ、及び 全ての論理データが受け取られるまで、複数のタイミン
    グ・サイクルの間、第2クロック信号を、次いで第1ク
    ロック信号を順に繰り返してストローブすることによ
    り、第2手段から前記論理データを読みだすステップ、 を含む検査システムの動作方法。
  2. 【請求項2】検査データを論理回路に提供するための複
    数のメンバを含む入力ラッチ連鎖と、論理回路から比較
    機構に対応する論理データを供給するための複数のメン
    バを含む出力ラッチ連鎖とを含む、複数のタイミング・
    サイクルの間に論理回路に対する一連の走査テストを実
    行するための装置において、検査データが論理回路中を
    伝播され、対応する論理データが1つのタイミング・サ
    イクルで出力ラッチ連鎖によってラッチされるように、
    データが走査検査シーケンスを通じて単一タイミング・
    サイクル内に前記ラッチ連鎖のメンバ間で転送されるこ
    とを特徴とする検査システムの動作方法。
  3. 【請求項3】複数のL1−L2ラッチ対を含む入力SR
    L連鎖と、複数のL1−L2ラッチ対を含む出力SRL
    連鎖とを含み、L1がA/Cクロックによって使用可能
    にされ、L2ラッチがBクロックによって使用可能にさ
    れる、複数のマシン・サイクル中に論理回路に対する一
    連のLSSD検査を実行するための装置において、両方
    のクロックがトリガされるすべてのサイクルでA/Cク
    ロックの前にBクロックをトリガして、過渡障害検査の
    ための検査伝播ウィンドウを定義することを特徴とする
    検査システムの動作方法。
JP2103254A 1989-04-28 1990-04-20 検査システムの動作方法 Expired - Lifetime JPH0664546B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US345758 1989-04-28
US07/345,758 US5018144A (en) 1989-04-28 1989-04-28 Logic performance verification and transition fault detection

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02300826A JPH02300826A (ja) 1990-12-13
JPH0664546B2 true JPH0664546B2 (ja) 1994-08-22

Family

ID=23356365

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2103254A Expired - Lifetime JPH0664546B2 (ja) 1989-04-28 1990-04-20 検査システムの動作方法

Country Status (5)

Country Link
US (1) US5018144A (ja)
EP (1) EP0394611B1 (ja)
JP (1) JPH0664546B2 (ja)
CA (1) CA1310695C (ja)
DE (1) DE69021116T2 (ja)

Families Citing this family (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2553292B2 (ja) * 1991-12-20 1996-11-13 インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレイション 論理回路テスト装置及び方法
US6604118B2 (en) 1998-07-31 2003-08-05 Network Appliance, Inc. File system image transfer
US7174352B2 (en) 1993-06-03 2007-02-06 Network Appliance, Inc. File system image transfer
US5568380A (en) * 1993-08-30 1996-10-22 International Business Machines Corporation Shadow register file for instruction rollback
JP2590738Y2 (ja) * 1993-09-21 1999-02-17 株式会社アドバンテスト 半導体試験装置用波形整形回路
US5428624A (en) * 1993-10-12 1995-06-27 Storage Technology Corporation Fault injection using boundary scan
US5495598A (en) * 1993-12-23 1996-02-27 Unisys Corporation Stuck fault detection for branch instruction condition signals
US5546408A (en) * 1994-06-09 1996-08-13 International Business Machines Corporation Hierarchical pattern faults for describing logic circuit failure mechanisms
US5526514A (en) * 1994-06-21 1996-06-11 Pradhan; Dhiraj Method for circuit verification and multi-level circuit optimization based on structural implications
US5640402A (en) * 1995-12-08 1997-06-17 International Business Machines Corporation Fast flush load of LSSD SRL chains
US5875346A (en) * 1996-09-13 1999-02-23 International Business Machines Corporation System for restoring register data in a pipelined data processing system using latch feedback assemblies
US6457130B2 (en) 1998-03-03 2002-09-24 Network Appliance, Inc. File access control in a multi-protocol file server
US6317844B1 (en) 1998-03-10 2001-11-13 Network Appliance, Inc. File server storage arrangement
US6178534B1 (en) 1998-05-11 2001-01-23 International Business Machines Corporation System and method for using LBIST to find critical paths in functional logic
US6260164B1 (en) 1998-07-31 2001-07-10 International Business Machines Corporation SRAM that can be clocked on either clock phase
US6195775B1 (en) 1998-09-02 2001-02-27 International Business Machines Corporation Boundary scan latch configuration for generalized scan designs
US6343984B1 (en) 1998-11-30 2002-02-05 Network Appliance, Inc. Laminar flow duct cooling system
US6457015B1 (en) 1999-05-07 2002-09-24 Network Appliance, Inc. Adaptive and generalized status monitor
US6694454B1 (en) 2000-06-30 2004-02-17 International Business Machines Corporation Stuck and transient fault diagnostic system
US6738921B2 (en) * 2001-03-20 2004-05-18 International Business Machines Corporation Clock controller for AC self-test timing analysis of logic system
US6877123B2 (en) * 2001-12-19 2005-04-05 Freescale Semiconductors, Inc. Scan clock circuit and method therefor
US6976189B1 (en) 2002-03-22 2005-12-13 Network Appliance, Inc. Persistent context-based behavior injection or testing of a computing system

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4063080A (en) * 1976-06-30 1977-12-13 International Business Machines Corporation Method of propagation delay testing a level sensitive array logic system
US4063078A (en) * 1976-06-30 1977-12-13 International Business Machines Corporation Clock generation network for level sensitive logic system
US4293919A (en) * 1979-08-13 1981-10-06 International Business Machines Corporation Level sensitive scan design (LSSD) system
DE3029883A1 (de) * 1980-08-07 1982-03-11 Ibm Deutschland Gmbh, 7000 Stuttgart Schieberegister fuer pruef- und test-zwecke
US4477902A (en) * 1982-06-18 1984-10-16 Ibm Corporation Testing method for assuring AC performance of high performance random logic designs using low speed tester
US4513418A (en) * 1982-11-08 1985-04-23 International Business Machines Corporation Simultaneous self-testing system
US4697279A (en) * 1985-11-04 1987-09-29 Hughes Aircraft Company Test/master/slave triple latch flip-flop
US4672307A (en) * 1985-12-20 1987-06-09 University Of Southern California Simplified delay testing for LSI circuit faults
US4698830A (en) * 1986-04-10 1987-10-06 International Business Machines Corporation Shift register latch arrangement for enhanced testability in differential cascode voltage switch circuit
JPS63169581A (ja) * 1987-01-07 1988-07-13 Mitsubishi Electric Corp スキヤンデザイン回路
JPS649380A (en) * 1987-06-15 1989-01-12 Ibm Delay test for integrated circuit

Also Published As

Publication number Publication date
CA1310695C (en) 1992-11-24
DE69021116T2 (de) 1996-02-29
JPH02300826A (ja) 1990-12-13
EP0394611A2 (en) 1990-10-31
US5018144A (en) 1991-05-21
DE69021116D1 (de) 1995-08-31
EP0394611B1 (en) 1995-07-26
EP0394611A3 (en) 1992-01-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0664546B2 (ja) 検査システムの動作方法
KR100335683B1 (ko) 속도 관련 결함을 테스트하기 위해 멀티플렉서 스캔플립플롭을 이용하는 방법 및 장치
US6918074B2 (en) At speed testing asynchronous signals
US5606567A (en) Delay testing of high-performance digital components by a slow-speed tester
US5349587A (en) Multiple clock rate test apparatus for testing digital systems
JP2553292B2 (ja) 論理回路テスト装置及び方法
US6671847B1 (en) I/O device testing method and apparatus
US7240266B2 (en) Clock control circuit for test that facilitates an at speed structural test
RU2374679C2 (ru) Микрокомпьютер и способ его тестирования
US5783960A (en) Integrated circuit device with improved clock signal control
EP1875255A2 (en) High-speed level sensitive scan design test scheme with pipelined test clocks
EP0097781B1 (en) Testing method for high speed logic designs using low speed tester
EP0319187A2 (en) Scan data path coupling
US6032278A (en) Method and apparatus for performing scan testing
US8375265B1 (en) Delay fault testing using distributed clock dividers
JP4846128B2 (ja) 半導体装置およびそのテスト方法
US7240263B2 (en) Apparatus for performing stuck fault testings within an integrated circuit
US6976199B2 (en) AC LSSD/LBIST test coverage enhancement
US6427218B2 (en) Method of generating test pattern for semiconductor integrated circuit and method of testing the same
KR100452335B1 (ko) 고속동작 테스트가 가능한 반도체 메모리장치의 데이터확장회로 및 그 방법
JPH0440113A (ja) フリップフロップ回路及び半導体集積回路
US6745356B1 (en) Scannable state element architecture for digital circuits
US7234088B2 (en) Method and apparatus for generating signal transitions used for testing an electronic device
US20080082880A1 (en) Method of testing high-speed ic with low-speed ic tester
US6748563B1 (en) Method and apparatus for testing path delays in a high-speed boundary scan implementation