JPH0732511A - 衝撃吸収性の靴の成形法 - Google Patents

衝撃吸収性の靴の成形法

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JPH0732511A
JPH0732511A JP5200990A JP20099093A JPH0732511A JP H0732511 A JPH0732511 A JP H0732511A JP 5200990 A JP5200990 A JP 5200990A JP 20099093 A JP20099093 A JP 20099093A JP H0732511 A JPH0732511 A JP H0732511A
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capsule
molding
mold
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outsole
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JP5200990A
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Katsumitsu Saruwatari
猿渡勝光
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Asahi Tsusho Co Ltd
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Asahi Corp
Asahi Tsusho Co Ltd
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  • Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】射出成形法によって衝撃吸収材を靴底中に同時
に注入成形する。 【構成】アウトソ−ル(10)とカプセルの下蓋(12
1)を射出成形するとともにカプセルの上蓋(122)
を射出成形する。カプセルの下蓋(121)とカプセル
の上蓋(122)とを重合し、重合部の外周部にシ−ル
部(124)を射出してカプセル(12)を組立て形成
する。そしてカプセルの中空部(120)に液状乃至ゲ
ル状の衝撃吸収材(123)を注入する。次にカプセル
(12)の周囲にミッドソ−ル(13)を射出成形する
とともに、ミッドソ−ル(13)を介して、靴底(1)
と胛被(5)を接着する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、衝撃吸収性の靴の成
形法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、実公昭63−43925号によっ
て、対向する二枚のシ−トを部分的に接着して多数の独
立した充填室を形成し、この充填室内にシリコンゲル物
質を充填して、上記充填室を膨らませて成る衝撃吸収体
を、上面に収容凹部を設けた靴底の収容凹部内に嵌め込
んだ靴の胛部に接着した衝撃吸収性の靴が提案されてい
る。しかしながら、予め衝撃吸収体を準備したり、靴底
上面に収容凹部を設けたり、この収容凹部に衝撃吸収体
を嵌め込んだり、靴底を胛部に接着させたりしなければ
ならず、靴の製造工程が煩雑となりコスト高になる欠点
があった。
【0003】
【発明の解決しようとする課題】この発明は、射出成形
法によって衝撃吸収材を靴底中に同時に注入成形しよう
とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】以下この発明の実施状態
を示す図面によって説明すれば、この発明は、上面にア
ウトソ−ル成形部(K1)を有するボトムモ−ルド
(B)と、下面にカプセルの下蓋成形部(K2)を有す
る第1ダミ−モ−ルド(D1)と、下面にカプセルの上
蓋成形部(K3)とシ−ル成形部(K4)を有する第2ダ
ミ−モ−ルド(D2)とを下から順に重合して配置し、
アウトソ−ル(10)とカプセルの下蓋(121)をゴ
ム状弾性体で一体に射出成形すると共に、カプセルの上
蓋(122)をゴム状弾性体で射出成形する工程と、第
1ダミ−モ−ルド(D1)を抜き取り、アウトソ−ル
(10)と一体なカプセルの下蓋(121)とカプセル
の上蓋(122)とを重合し、重合部の外周部にシ−ル
部(124)を射出してカプセル(12)を組立て形成
する工程と、カプセルの中空部(120)に液状乃至ゲ
ル状の衝撃吸収材(123)を射出注入する工程と、第
2ダミ−モ−ルド(D2)を抜き取り、アウトソ−ル
(10)と衝撃吸収材(123)を充填したカプセル
(12)とからなる靴底(1)を上面に有するボトムモ
−ルド(B)と、サイドモ−ルド(S)と胛被(5)を
装着したラスト(L)とを組み合わせ、クッション性の
ミッドソ−ル(13)を射出成形するとともに、ミッド
ソ−ル(13)を介して靴底(1)を胛被(5)に接着
させる工程とからなることを特徴とする衝撃吸収性の靴
の成形法を発明の要旨とするものである。
【0005】この発明においてボトムモ−ルド(B)
は、油圧シリンダ−等によって上下方向に昇降するボト
ムプレ−ト(図示していない)上に固定され、ボトムプ
レ−トと共に上下動自在に構成されており、そしてボト
ムモ−ルド(B)には、アウトソ−ル成形部(K1)並
びにアウトソ−ル成形部(K1)に開口するゲ−ト
(G1)を通してカプセルの下蓋成形部(K2)に連通す
る射出道(T1)が形成されている。
【0006】この発明において、第1ダミ−モ−ルド
(D1)の下面には踵部または踏付部等において、カプ
セルの下蓋成形部(K2)が形成されている。そして第
1ダミ−モ−ルド(D1)の上面に、第2ダミ−モ−ル
ド(D2)に設けられている衝撃吸収材射出注入ゲ−ト
(G5)に対向して突起(1221’)を設けておけ
ば、カプセルの上蓋成形時に上蓋(122)に、衝撃吸
収材射出注入ゲ−ト(G5)に対応して射出注入口(1
221)を簡単に成形でき便利である。
【0007】この発明において第2ダミ−モ−ルド(D
2)の下面には、カプセルの上蓋成形部(K3)が形成さ
れており、その上蓋成形部(K3)に隣接してシ−ル成
形部(K4)が形成されている。そしてこの第2ダミ−
モ−ルド(D2)には、上蓋成形部(K3)に開口するゲ
−ト(G3)に連通して射出道(T3)が、シ−ル成形部
(K4)に開口するゲ−ト(G4)に連通して射出道(T
4)が、カプセルの上蓋(121)に開口するゲ−ト
(G5)に連通して射出道(T5)がそれぞれ形成されて
いる。
【0008】ラスト(L)には、胛部(5)が常法によ
って吊り込み装着され、このラストはサイドモ−ルド
(S)と組合せられている。そして胛被(5)の底部に
はインソ−ル14が予め取り付けられている。
【0009】この発明によって衝撃吸収性の靴を成形す
るには、上記各モ−ルドを図1に示すように重ね合わせ
る。そして射出道(T1)(T2)から塩化ビニル樹脂、
EVA、熱可塑性のゴム、液状ポリウレタン等のゴム状
弾性材からなるアウトソ−ルならびにカプセルの上蓋成
形材を射出して、アウトソ−ル(10)とアウトソ−ル
(10)と一体なカプセルの下蓋(121)とカプセル
の上蓋(122)を成形する。次にボトムモ−ルドBを
降下させて第1ダミ−モ−ルド(D1)を抜き取り、再
びボトムモ−ルドBを上昇させてこれを第2ダミ−モ−
ルド(D2)と組み合わせて、アウトソ−ル(10)と
一体なカプセルの下蓋(121)とカプセルの上蓋(1
22)を合わせる。そして射出道(T4)よりゲ−ト
(G4)を介してシ−ル成形部(K4)にシ−ル成形材を
射出してシ−ル部(124)を成形する。次に図3に示
すように射出道(T5)から液状シリコン、液状ポリウ
レタン、液状のゴム等の液状弾性体または塩化ビニルプ
ラスチゾル等のプラスチゾルからなる衝撃吸収材を、中
空部(120)に射出道(T5)を通してゲ−ト(G5
と射出口(1221)を介してカプセルの中空部(12
0)に射出し、必要によりこれを部分架橋またはゲル化
する。このようにして衝撃吸収材をカプセルの中空部
(120)に充填した後、再びボトムモ−ルドBを降下
させて第2ダミ−モ−ルド(D2)を抜き取り、必要に
よりカプセルの射出口(1221)をシ−ルして、上面
にアウトソ−ル(10)と衝撃吸収材(123)を充填
したカプセル(12)を有する靴底1を載置したボトム
モ−ルド(13)を再び上昇させて、これをサイドモ−
ルド(S)と胛部(5)と中底(14)を装着したラス
ト(L)を組み合わせ、射出道(T6)からアウトソ−
ル(10)よりも軟質な充実または発泡性配合のゴム状
弾性材からなるミッドソ−ル成形材を射出して、ミッド
ソ−ル(13)を射出成形すると共に、胛被(5)と中
底(14)の下面にミッドソ−ル(13)を介して靴底
(1)を接着させる。尚、図面中14は中底を示す。
【0010】
【発明の作用効果】この発明の衝撃吸収性の靴の成形法
において、衝撃吸収体を予め準備したり、これを靴底中
に埋め込んだりする必要がなく、靴の成形工程で靴底中
に衝撃吸収材を充填した靴底を射出成形で成形できるの
で、大量生産が可能でコストの安い衝撃吸収性の靴を提
供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】アウトソ−ルとカプセルの成形工程を示す説明
図である。
【図2】カプセルのシ−ル工程を示す説明図である。
【図3】衝撃吸収材の射出工程を示す説明図である。
【図4】ミッドソ−ル成形工程を示す説明図である。
【符号の説明】
1.靴底 10…アウトソ−
ル 12.カプセル 120…中空部 121…下蓋 122…上蓋 123.衝撃吸収材 124…カプセル
のシ−ル部 13.ミッドソ−ル 5.胛被 K.アウトソ−ル成形部 K2.カプセル下
蓋成形部 K3.カプセル上蓋成形部 K4.シ−ル成形
部 B.ボトムモ−ルド D1.第1ダミ−モ−ルド D2.第2ダミ−
モ−ルド S.サイドモ−ルド L.ラスト
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // B29L 31:50

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上面にアウトソ−ル成形部(K1)を有す
    るボトムモ−ルド(B)と、下面にカプセルの下蓋成形
    部(K2)を有する第1ダミ−モ−ルド(D1)と、下面
    にカプセルの上蓋成形部(K3)とシ−ル成形部(K4
    を有する第2ダミ−モ−ルド(D2)とを下から順に重
    合して配置し、アウトソ−ル(10)とカプセルの下蓋
    (121)をゴム状弾性体で一体に射出成形すると共
    に、カプセルの上蓋(122)をゴム状弾性体で射出成
    形する工程と、第1ダミ−モ−ルド(D1)を抜き取
    り、アウトソ−ル(10)と一体なカプセルの下蓋(1
    21)とカプセルの上蓋(122)とを重合し、重合部
    の外周部にシ−ル部(124)を射出してカプセル(1
    2)を組立て形成する工程と、カプセルの中空部(12
    0)に液状乃至ゲル状の衝撃吸収材(123)を射出注
    入する工程と、第2ダミ−モ−ルド(D2)を抜き取
    り、アウトソ−ル(10)と衝撃吸収材(123)を充
    填したカプセル(12)とからなる靴底(1)を上面に
    有するボトムモ−ルド(B)と、サイドモ−ルド(S)
    と胛被(5)を装着したラスト(L)とを組み合わせ、
    クッション性のミッドソ−ル(13)を射出成形すると
    ともに、ミッドソ−ル(13)を介して靴底(1)を胛
    被(5)に接着させる工程とからなることを特徴とする
    衝撃吸収性の靴の成形法。
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