JPH07324683A - オイルポンプ - Google Patents
オイルポンプInfo
- Publication number
- JPH07324683A JPH07324683A JP11921494A JP11921494A JPH07324683A JP H07324683 A JPH07324683 A JP H07324683A JP 11921494 A JP11921494 A JP 11921494A JP 11921494 A JP11921494 A JP 11921494A JP H07324683 A JPH07324683 A JP H07324683A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- oil pump
- rotor
- teeth
- width
- flat surface
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04C—ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04C2/00—Rotary-piston machines or pumps
- F04C2/08—Rotary-piston machines or pumps of intermeshing-engagement type, i.e. with engagement of co-operating members similar to that of toothed gearing
- F04C2/10—Rotary-piston machines or pumps of intermeshing-engagement type, i.e. with engagement of co-operating members similar to that of toothed gearing of internal-axis type with the outer member having more teeth or tooth-equivalents, e.g. rollers, than the inner member
- F04C2/102—Rotary-piston machines or pumps of intermeshing-engagement type, i.e. with engagement of co-operating members similar to that of toothed gearing of internal-axis type with the outer member having more teeth or tooth-equivalents, e.g. rollers, than the inner member the two members rotating simultaneously around their respective axes
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Rotary Pumps (AREA)
- Details And Applications Of Rotary Liquid Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 二面幅を介して駆動軸に嵌合される奇数歯の
外歯を具えたロータを有するオイルポンプにおいて、そ
の嵌合部の平坦面形状を変えることなく、しかも外歯に
亀裂等が生じるのを抑制できるオイルポンプを提供す
る。 【構成】 二面幅の平坦面を介して駆動軸に嵌合される
奇数歯の外歯（１Ａ）を具えたロータ（１）を有するオ
イルポンプにおいて、平坦面駆動側縁部（６Ａ）と歯底
最低部（１Ｂ）間の肉厚を軸心対称位置で等しくなるよ
うにした。
外歯を具えたロータを有するオイルポンプにおいて、そ
の嵌合部の平坦面形状を変えることなく、しかも外歯に
亀裂等が生じるのを抑制できるオイルポンプを提供す
る。 【構成】 二面幅の平坦面を介して駆動軸に嵌合される
奇数歯の外歯（１Ａ）を具えたロータ（１）を有するオ
イルポンプにおいて、平坦面駆動側縁部（６Ａ）と歯底
最低部（１Ｂ）間の肉厚を軸心対称位置で等しくなるよ
うにした。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、オイルポンプに関し、
特に、内燃機関のクランク軸若しくはクランク軸によっ
て駆動される駆動軸に装着された外歯歯車と、これに一
部の歯が噛合する内歯歯車とによって構成され、歯型間
に形成されるボリューム室を介してオイルの送給がなさ
れる内接型のオイルポンプおよび外歯同士が互いに噛合
い、歯型間に形成されるボリューム室を介してオイルが
送給される外接型のオイルポンプに関する。
特に、内燃機関のクランク軸若しくはクランク軸によっ
て駆動される駆動軸に装着された外歯歯車と、これに一
部の歯が噛合する内歯歯車とによって構成され、歯型間
に形成されるボリューム室を介してオイルの送給がなさ
れる内接型のオイルポンプおよび外歯同士が互いに噛合
い、歯型間に形成されるボリューム室を介してオイルが
送給される外接型のオイルポンプに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種のオイルポンプにおいて
は、駆動軸となるクランク軸若しくはカム軸に外歯歯車
を装着するにあたり、軸と外歯歯車との間の相対的な滑
りを防止するために、スプライン嵌合やキー止め、ある
いは一面幅または二面幅を介してトルクの伝達が行われ
るようにしている。これらの結合構造にはそれぞれ特色
があるが、特に一面幅または二面幅の形成による結合方
式は外歯歯車および駆動軸の双方に切欠きが形成されな
いため、駆動力伝達方式として好ましいものである。
は、駆動軸となるクランク軸若しくはカム軸に外歯歯車
を装着するにあたり、軸と外歯歯車との間の相対的な滑
りを防止するために、スプライン嵌合やキー止め、ある
いは一面幅または二面幅を介してトルクの伝達が行われ
るようにしている。これらの結合構造にはそれぞれ特色
があるが、特に一面幅または二面幅の形成による結合方
式は外歯歯車および駆動軸の双方に切欠きが形成されな
いため、駆動力伝達方式として好ましいものである。
【０００３】しかし、かかる一面幅または二面幅による
駆動力伝達方式にあっても被伝達側に形成される平坦面
のリーディング側エッジ、すなわち、駆動軸の回転方向
側の縁部と対応する部分にその駆動力が集中する。その
ために、かかる縁部が丁度外歯歯車の肉厚が薄くなる歯
底にかかる位置に形成された場合、この部分に亀裂等が
生じ易いという問題があった。
駆動力伝達方式にあっても被伝達側に形成される平坦面
のリーディング側エッジ、すなわち、駆動軸の回転方向
側の縁部と対応する部分にその駆動力が集中する。その
ために、かかる縁部が丁度外歯歯車の肉厚が薄くなる歯
底にかかる位置に形成された場合、この部分に亀裂等が
生じ易いという問題があった。
【０００４】このような問題の解決を図るものとして、
特公昭５６−２４２４５号に開示されている自動車用オ
イルポンプではクランク軸に一面幅あるいは二面幅とし
て形成される平坦面の駆動側の縁部を、外歯歯車の１つ
の歯の歯先と歯車中心とを結ぶ線上に位置させるという
技術が提案されている。
特公昭５６−２４２４５号に開示されている自動車用オ
イルポンプではクランク軸に一面幅あるいは二面幅とし
て形成される平坦面の駆動側の縁部を、外歯歯車の１つ
の歯の歯先と歯車中心とを結ぶ線上に位置させるという
技術が提案されている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では、外歯歯車の歯数が奇数でしかも二面幅による
駆動力伝達方式とする場合に問題がある。なぜならば、
二面幅の平坦面を歯車中心線対称位置に形成した場合、
歯数が奇数であると一方の平坦面における駆動側縁部を
歯先面と歯車中心とを結ぶ線上に位置させた場合、他方
の平坦面における駆動側縁部が歯底面と歯車中心とを結
ぶ線上に位置する結果となる。
来例では、外歯歯車の歯数が奇数でしかも二面幅による
駆動力伝達方式とする場合に問題がある。なぜならば、
二面幅の平坦面を歯車中心線対称位置に形成した場合、
歯数が奇数であると一方の平坦面における駆動側縁部を
歯先面と歯車中心とを結ぶ線上に位置させた場合、他方
の平坦面における駆動側縁部が歯底面と歯車中心とを結
ぶ線上に位置する結果となる。
【０００６】そこで、上記従来例では歯数が奇数でしか
も二面幅による駆動力伝達方式とする場合は、互いに平
行に形成される平坦面への歯車中心からの距離を異なら
せることにより二面幅形成平坦面のそれぞれの駆動側縁
部を歯先面と歯車中心とを結ぶ線上に位置させるように
している。
も二面幅による駆動力伝達方式とする場合は、互いに平
行に形成される平坦面への歯車中心からの距離を異なら
せることにより二面幅形成平坦面のそれぞれの駆動側縁
部を歯先面と歯車中心とを結ぶ線上に位置させるように
している。
【０００７】そのために、駆動軸の嵌合部としては歯車
中心から異なる距離に平行する平坦面が二面幅として形
成されることになり、嵌合部の駆動軸が薄く形成される
分だけ強度が低下する。
中心から異なる距離に平行する平坦面が二面幅として形
成されることになり、嵌合部の駆動軸が薄く形成される
分だけ強度が低下する。
【０００８】本発明の目的は、上述したような従来の問
題点に着目し、その解決を図るべく、駆動軸に形成され
る嵌合のための二面幅の平坦面形状や寸法を格別に変え
ることがなく、従って、駆動軸の強度を低下させること
なくしかも平坦面の駆動側縁部に対応する外歯歯車の歯
底薄肉部に亀裂等が発生するのを防止できるオイルポン
プを提供することにある。
題点に着目し、その解決を図るべく、駆動軸に形成され
る嵌合のための二面幅の平坦面形状や寸法を格別に変え
ることがなく、従って、駆動軸の強度を低下させること
なくしかも平坦面の駆動側縁部に対応する外歯歯車の歯
底薄肉部に亀裂等が発生するのを防止できるオイルポン
プを提供することにある。
【０００９】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、本発明は、二面幅として形成された平坦面を介し
て駆動軸に嵌合され、外歯の歯数が奇数であるロータを
有するオイルポンプにおいて、前記平坦面の駆動側縁部
と該駆動縁部に対応する外歯の歯底最低部間の肉厚を駆
動軸軸心対称位置で等しくなるようにしたことを特徴と
するものである。
めに、本発明は、二面幅として形成された平坦面を介し
て駆動軸に嵌合され、外歯の歯数が奇数であるロータを
有するオイルポンプにおいて、前記平坦面の駆動側縁部
と該駆動縁部に対応する外歯の歯底最低部間の肉厚を駆
動軸軸心対称位置で等しくなるようにしたことを特徴と
するものである。
【００１０】
【作用】本発明によれば、駆動軸によって外歯を具えた
ロータが駆動され、この外歯を具えたロータによって回
転されるロータとの間でオイルが吸入側から吐出側に導
かれるように機能するが、駆動軸の嵌合のための二面幅
の寸法を変えることなく、対称位置にある２ケ所の駆動
側縁部と対応する外歯の歯底最低部間の肉厚が等しくな
るようにしたので、奇数歯の歯数を有するロータで必ず
発生する上記肉厚の不均等がなくなり、外歯をそなえた
ロータの歯底に発生する最大応力をほぼ等しく保つこと
ができる。このことにより駆動軸の嵌合部形状をかえる
ことなく、その強度の確保および実使用域でのロータの
強度を確保することができる。
ロータが駆動され、この外歯を具えたロータによって回
転されるロータとの間でオイルが吸入側から吐出側に導
かれるように機能するが、駆動軸の嵌合のための二面幅
の寸法を変えることなく、対称位置にある２ケ所の駆動
側縁部と対応する外歯の歯底最低部間の肉厚が等しくな
るようにしたので、奇数歯の歯数を有するロータで必ず
発生する上記肉厚の不均等がなくなり、外歯をそなえた
ロータの歯底に発生する最大応力をほぼ等しく保つこと
ができる。このことにより駆動軸の嵌合部形状をかえる
ことなく、その強度の確保および実使用域でのロータの
強度を確保することができる。
【００１１】
【実施例】以下に、図面に基づいて本発明の実施例を具
体的に説明する。
体的に説明する。
【００１２】図１は本発明の内接トロコイド型ロータリ
ポンプへの適用例を示す。図１の（Ａ）で、１は外歯歯
車に対応するインナロータ、２はインナロータ１の外歯
１Ａのその内歯２Ａが噛み合い部３で噛合するアウタロ
ータ（内歯歯車に対応する）、また、４は閉じ込み部、
５は二面幅６を介してインナロータ１に嵌合されるクラ
ンク軸である。なお、本例ではインナロータ１における
歯数が９枚という奇数であって、アウタロータ２の方に
はインナロータ１の歯数より１枚多い内歯２Ａが設けら
れていて、外歯１Ａと内歯２Ａとの間に形成されるボリ
ューム室７が噛み合い部３の位置からインナロータ１お
よびアウタロータ２の回転に伴い増大し、閉じ込み部４
近傍で最大となるように構成されている。
ポンプへの適用例を示す。図１の（Ａ）で、１は外歯歯
車に対応するインナロータ、２はインナロータ１の外歯
１Ａのその内歯２Ａが噛み合い部３で噛合するアウタロ
ータ（内歯歯車に対応する）、また、４は閉じ込み部、
５は二面幅６を介してインナロータ１に嵌合されるクラ
ンク軸である。なお、本例ではインナロータ１における
歯数が９枚という奇数であって、アウタロータ２の方に
はインナロータ１の歯数より１枚多い内歯２Ａが設けら
れていて、外歯１Ａと内歯２Ａとの間に形成されるボリ
ューム室７が噛み合い部３の位置からインナロータ１お
よびアウタロータ２の回転に伴い増大し、閉じ込み部４
近傍で最大となるように構成されている。
【００１３】図１の（Ｂ）において、８はこのようなイ
ンナロータ１およびアウタロータ２を収容するポンプハ
ウジング、９は外部に露出されるポンプハウジング８の
クランク軸５周りに設けたオイルシール、１０はカバー
プレート、１１はオイルをボリューム室７に導く吸入ポ
ート、１２はボリューム室７からのオイルが吐出される
吐出ポートである。
ンナロータ１およびアウタロータ２を収容するポンプハ
ウジング、９は外部に露出されるポンプハウジング８の
クランク軸５周りに設けたオイルシール、１０はカバー
プレート、１１はオイルをボリューム室７に導く吸入ポ
ート、１２はボリューム室７からのオイルが吐出される
吐出ポートである。
【００１４】このように構成したオイルポンプではロー
タ１および２の図１（Ａ）に矢印Ｒで示す方向の回転に
より閉じ込み部４の直前まで吸入ポート１１を介してボ
リューム室６にオイルの吸入が行われ、閉じ込み部４の
直後から噛み合い部３に至るまでの間の吐出ポート１２
を介してボリューム室６からのインク吐出が行われる。
タ１および２の図１（Ａ）に矢印Ｒで示す方向の回転に
より閉じ込み部４の直前まで吸入ポート１１を介してボ
リューム室６にオイルの吸入が行われ、閉じ込み部４の
直後から噛み合い部３に至るまでの間の吐出ポート１２
を介してボリューム室６からのインク吐出が行われる。
【００１５】しかして、かかるポンプの駆動時にインナ
ロータ１にはクランク軸５から二面幅６を介して駆動力
の伝達が行われるが、この場合、二面幅６の６Ａで示す
リーディングエッジ（駆動側縁部）からインナロータ１
に対して伝達される駆動力が集中する。そこで、本例で
はクランク軸５に二面幅６を介して嵌合されるインナロ
ータ１側の嵌合孔１３を形成するにあたり、二面幅６の
駆動側縁部６Ａ、歯底最低部１Ｂとの間の寸法Ｔが等し
くなるように、インナロータ１とクランク軸５との相対
的嵌合位置を設定する。
ロータ１にはクランク軸５から二面幅６を介して駆動力
の伝達が行われるが、この場合、二面幅６の６Ａで示す
リーディングエッジ（駆動側縁部）からインナロータ１
に対して伝達される駆動力が集中する。そこで、本例で
はクランク軸５に二面幅６を介して嵌合されるインナロ
ータ１側の嵌合孔１３を形成するにあたり、二面幅６の
駆動側縁部６Ａ、歯底最低部１Ｂとの間の寸法Ｔが等し
くなるように、インナロータ１とクランク軸５との相対
的嵌合位置を設定する。
【００１６】このように構成することで、インナロータ
１の半径方向の肉厚が最も薄くなる歯底最低部１Ｂと二
面幅６の駆動側縁部６Ａとのインナロータ半径方向の位
置をずらすことが可能であるのみならずインナロータ１
の歯数が奇数であるにかかわらず、クランク軸５に形成
する二面幅６の形状を変える必要がなくなり、クランク
軸５およびインナロータ１側双方の強度を弱めずに済
む。
１の半径方向の肉厚が最も薄くなる歯底最低部１Ｂと二
面幅６の駆動側縁部６Ａとのインナロータ半径方向の位
置をずらすことが可能であるのみならずインナロータ１
の歯数が奇数であるにかかわらず、クランク軸５に形成
する二面幅６の形状を変える必要がなくなり、クランク
軸５およびインナロータ１側双方の強度を弱めずに済
む。
【００１７】以上に述べた実施例では内接トロコイド型
ロータリポンプへの適用例について述べたが、本発明の
適用はこのような内接トロコイド型のオイルポンプに限
られるものではなく、歯型の形状は勿論のこと、外歯歯
車と内歯歯車との間に三日月型のクレセント部材が介装
される形態の内接歯車ポンプにも適用できるものであ
る。
ロータリポンプへの適用例について述べたが、本発明の
適用はこのような内接トロコイド型のオイルポンプに限
られるものではなく、歯型の形状は勿論のこと、外歯歯
車と内歯歯車との間に三日月型のクレセント部材が介装
される形態の内接歯車ポンプにも適用できるものであ
る。
【００１８】また、吸入ポートや吐出ポートあるいはこ
れらに関わって設けられるオイル通路等の構成はどのよ
うな形態のものであってもクランク軸またはクランク軸
によって駆動される軸に奇数の外歯を具えた外歯歯車ま
たはロータが二面幅を介して嵌合される内接型オイルポ
ンプに本発明は広く適用できる。
れらに関わって設けられるオイル通路等の構成はどのよ
うな形態のものであってもクランク軸またはクランク軸
によって駆動される軸に奇数の外歯を具えた外歯歯車ま
たはロータが二面幅を介して嵌合される内接型オイルポ
ンプに本発明は広く適用できる。
【００１９】さらに、外歯同士が互いに噛合い、歯型間
に形成されるボリューム室を介してオイルが送給される
外接型のオイルポンプに本発明を適用することができ
る。
に形成されるボリューム室を介してオイルが送給される
外接型のオイルポンプに本発明を適用することができ
る。
【００２０】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明によれ
ば、平坦面の駆動側縁部と該駆動縁部に対応する外歯の
歯底最低部間の肉厚を駆動軸軸心対称位置で等しくなる
ようにしたので、駆動軸に嵌合される外歯歯車またはイ
ンナロータの嵌合孔の寸法および二面幅の寸法・形状を
変えることなく外歯歯車またはインナロータの駆動端縁
部に対する最少歯数肉厚部を等しくすることができ、こ
れによって駆動軸側および外歯歯車またはインナロータ
側の嵌合部形状を変更することなく、さらに駆動軸の強
度向上および実使用域でのインナロータ強度を確保する
ことができる。
ば、平坦面の駆動側縁部と該駆動縁部に対応する外歯の
歯底最低部間の肉厚を駆動軸軸心対称位置で等しくなる
ようにしたので、駆動軸に嵌合される外歯歯車またはイ
ンナロータの嵌合孔の寸法および二面幅の寸法・形状を
変えることなく外歯歯車またはインナロータの駆動端縁
部に対する最少歯数肉厚部を等しくすることができ、こ
れによって駆動軸側および外歯歯車またはインナロータ
側の嵌合部形状を変更することなく、さらに駆動軸の強
度向上および実使用域でのインナロータ強度を確保する
ことができる。
【図１】本発明オイルポンプの構成をロータの正面図
（Ａ）および（Ａ）のＡ−Ａ線に沿ったポンプの断面図
（Ｂ）によって示す説明図である。
（Ａ）および（Ａ）のＡ−Ａ線に沿ったポンプの断面図
（Ｂ）によって示す説明図である。
１ インナロータ １Ａ 外歯 １Ｂ 歯底最低部 ２ アウタロータ ２Ａ 内歯 ３ 噛み合い部 ４ 閉じ込み部 ５ クランク軸 ６ 二面幅 ６Ａ 駆動側縁部 ７ ボリューム室 ８ ポンプハウジング １０ カバープレート １１ 吸入ポート １２ 吐出ポート １３ 嵌合孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鳥居 昭 神奈川県厚木市恩名1370番地 株式会社ユ ニシアジェックス内
Claims (6)
- 【請求項１】 二面幅として形成された平坦面を介して
駆動軸に嵌合され、外歯の歯数が奇数であるロータを有
するオイルポンプにおいて、 前記平坦面の駆動側縁部と該駆動縁部に対応する外歯の
歯底最低部間の肉厚を駆動軸軸心対称位置で等しくなる
ようにしたことを特徴とするオイルポンプ。 - 【請求項２】 前記外歯を具えたロータに内歯を具えた
ロータが外接することを特徴とする請求項１に記載のオ
イルポンプ。 - 【請求項３】 前記外歯を具えたロータに外歯を具えた
ロータが外接することを特徴とする請求項１に記載のオ
イルポンプ。 - 【請求項４】 前記外歯および前記内歯がトロコイド型
であることを特徴とする請求項２に記載のオイルポン
プ。 - 【請求項５】 前記外歯がギア型であることを特徴とす
る請求項３に記載のオイルポンプ。 - 【請求項６】 前記駆動軸はエンジンのクランク軸であ
ることを特徴とする請求項１ないし５のいずれかの項に
記載のオイルポンプ。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11921494A JPH07324683A (ja) | 1994-05-31 | 1994-05-31 | オイルポンプ |
| KR1019950008605A KR0163455B1 (ko) | 1994-05-31 | 1995-04-13 | 오일 펌프 |
| CN95106095A CN1045120C (zh) | 1994-05-31 | 1995-05-31 | 油泵 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11921494A JPH07324683A (ja) | 1994-05-31 | 1994-05-31 | オイルポンプ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07324683A true JPH07324683A (ja) | 1995-12-12 |
Family
ID=14755774
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11921494A Pending JPH07324683A (ja) | 1994-05-31 | 1994-05-31 | オイルポンプ |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07324683A (ja) |
| KR (1) | KR0163455B1 (ja) |
| CN (1) | CN1045120C (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4224378B2 (ja) * | 2003-11-04 | 2009-02-12 | 株式会社日立製作所 | オイルポンプ |
| JP4685700B2 (ja) | 2006-05-09 | 2011-05-18 | ヤンマー株式会社 | トロコイドポンプ |
| CN108916628B (zh) * | 2018-07-10 | 2019-12-31 | 浙江平柴泵业有限公司 | 一种高效机油泵 |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5870014A (ja) * | 1981-10-22 | 1983-04-26 | Sumitomo Electric Ind Ltd | オイルポンプ |
| JPH0756268B2 (ja) * | 1987-07-27 | 1995-06-14 | 株式会社ユニシアジェックス | オイルポンプ |
| US5226798A (en) * | 1989-11-17 | 1993-07-13 | Eisenmann Siegfried A | Gear ring pump for internal-combustion engines and automatic transmissions |
| DE3938346C1 (ja) * | 1989-11-17 | 1991-04-25 | Siegfried A. Dipl.-Ing. 7960 Aulendorf De Eisenmann |
-
1994
- 1994-05-31 JP JP11921494A patent/JPH07324683A/ja active Pending
-
1995
- 1995-04-13 KR KR1019950008605A patent/KR0163455B1/ko not_active IP Right Cessation
- 1995-05-31 CN CN95106095A patent/CN1045120C/zh not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| KR0163455B1 (ko) | 1998-12-15 |
| CN1113540A (zh) | 1995-12-20 |
| CN1045120C (zh) | 1999-09-15 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| EP1927752B1 (en) | Oil pump rotor | |
| EP2123914B9 (en) | Oil pump rotor | |
| JPH0756268B2 (ja) | オイルポンプ | |
| GB2085969A (en) | Rotary positive-displacement pumps | |
| JPH07324683A (ja) | オイルポンプ | |
| EP1340914B1 (en) | Internal gear oil pump | |
| JPS61223282A (ja) | オイルポンプ装置 | |
| JP4875500B2 (ja) | タンデム型トロコイドポンプ及びその組立方法 | |
| US7819645B2 (en) | Internal gear pump | |
| JP4485770B2 (ja) | オイルポンプロータ | |
| EP0107824A1 (en) | Internal gear pump | |
| JP2003322088A (ja) | オイルポンプロータ | |
| JP2805769B2 (ja) | オイルポンプ | |
| JP3809288B2 (ja) | オイルポンプ | |
| JP4032935B2 (ja) | ギヤポンプ | |
| JPH03107590A (ja) | ギヤ装置 | |
| JPH0681774A (ja) | オイルポンプ | |
| JPS61223281A (ja) | オイルポンプ装置 | |
| JPS63195390A (ja) | トロコイド式ギヤ−ポンプ | |
| JP3853939B2 (ja) | トロコイドポンプ | |
| JPH041353Y2 (ja) | ||
| JPH06117379A (ja) | 内接式歯車ポンプ | |
| JPH0248716Y2 (ja) | ||
| JP2003322089A (ja) | オイルポンプロータ | |
| JP2004027908A (ja) | オイルポンプ |