JPH0732345B2 - デイジタル補間フイルタ回路 - Google Patents

デイジタル補間フイルタ回路

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JPH0732345B2
JPH0732345B2 JP20153385A JP20153385A JPH0732345B2 JP H0732345 B2 JPH0732345 B2 JP H0732345B2 JP 20153385 A JP20153385 A JP 20153385A JP 20153385 A JP20153385 A JP 20153385A JP H0732345 B2 JPH0732345 B2 JP H0732345B2
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繁男 西田
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明はデイジタル補間フイルタ回路、更に詳しく言え
ば、低速サンプリングされた2つのデータ間を離散的に
補間し、高速サンプリングデータに変換する回路、特に
シリアル演算処理に適したデイジタル補間フイルタ回路
に関する。
〔発明の背景〕
以下、補間フイルタの原理を説明する。入力信号のサン
プリング周期をT、補間回数をN、時刻tにおける入力
サンプリング信号をx(t)、出力信号をy(t)とす
る。補間フイルタは前回のサンプリング値x(t−T)
と今回のサンプリング値x(t)との差δ(=x(t)
−x(t−T))をN等分し、x(t−T)に ずつ加算することにより、T時間後にはy(t+T)=
x(t)となるように動作する。つまり、時間[t,t+
T]における補間フイルタ回路の出力yは(1)式とな
る。
(1)式の実現回路としては、パラレル演算を用いたア
・ボイスバンド・コーデック・ウィズ・ディジタル・フ
ィルタリングA Voiceband Codec with Digital Filteri
ng(IEEE,トランズアクシヨンズ・オン・コミユニケー
シヨンズ(TRNSACTION ON COMMUNICATIONS)Vol.COM−2
9,No.6,JUNE,1981,P824)がある。一般的にLSI化を考慮
すると、ハード規模(減加算器数,配線面積)の点で、
シリアル演算方式が有利であるが、逆に、従来の単純な
シリアル演算方式に対しては、以下の欠点を改善する必
要がある。
(1)補間フイルタ回路の演算語長をMビツトとする
と、必要なクロツク周波数は、 となるため、高速クロツクの供給及び動作が必要とな
る。
(2)上記条件を満すことができない場合、下位ビツト
の切捨て演算を行う必要があり、したがつて、 となるデータに対しては補間レベルΔが0にまるめら
れ、精度劣化を生じてしまう。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、シリアル演算方式を用いた場合でも主
ループの演算語長を増加させず、入力データのレベル変
化量が小さい場合でも補間精度の劣化がなく、かつ、低
速クロツクで動作可能なデイジタル補間フイルタ回路を
提供することにある。
〔発明の概要〕
本発明は切り捨てられるべきビツトを主ループとは別に
演算し、そのキヤリー成分のみを主ループに加算するこ
とにより補間精度の向上を実現する。更に、主ループを
いくつかの副ループに分解し、独立に演算し、キヤリー
成分のみを各ループ間で順次加算することにより、低速
クロツク動作を実現する。
〔発明の実施例〕
以下、本発明の一実施例を第1図に示す。説明を簡単に
するために、補間回路N=4、演算語長M=8とする。
第1図において、1−1,1−2は入力信号x(t),出
力信号y(t)、2−1〜2−3はシフトレジスタ(ク
ロツク信号φzの立上りエツジで動作する)、3−1〜
3−6はいずれもクロツク信号(以下それぞれφ〜φ
で表わす。)、4−1〜4−3はセレクタ回路、5−
1はラツチ回路、6−1はフリツプフロツプ回路、7−
1は減算器、8−1〜8−3は加算器である。4−1,5
−1,6−1の各回路の入出力の関係を各々、第2図,第
3図,第4図に示す。第1図の動作を用いて説明する。
時刻tにおいて、φ=“H"より8ビツト(第5図にお
いて、 とする)の入力信号x(t)と加算器8−2の出力信号
y″(t)=x(t−T)の差信号δが減算器7−1
で検出され、セレクタ回路4−1のA入力を介してシフ
トレジスタ2−1に格納される。次に期間 はφ=“L"となるので、シフトレジスタ2−1の内
容、つまりδはセレクタ回路4−1のB入力を介して
シフトレジスタ2−1に再格納される。つまり、δ
保持される。一方、ラツチ回路5−1の入力をシフトレ
ジスタ2−1の6段目の出力(LSB側3ビツト目)とす
ると、φだけ“H"となるので、ラツチ回路5−1の出力Δは等価
的に となる。この結果、加算器8−1の出力y′は ずつ更新される。一方、δのLSB側2ビツトはφ
“H",φ=“L"の期間にセレクタ回路4−2,4−3を介
してシフトレジスタ2−3に格納される。次に、この2
ビツトは、φ=φ=“L"の期間、加算器8−3で演
算され、セレクタ回路4−2,4−3を介してシフトレジ
スタ2−3に格納される。このとき、加算器8−3の出
力キヤリー(Carry)はフリツプフロツプ6−1でタイ
ミング調整された後、φ=“L"の期間だけΔ′とし
て、加算器8−2でy′に加算される。
いま、x(t)=2,y″(t)=x(t−T)=0とす
ると、δ=2となり、これをLSB側から8ビツト表示す
ると(01000000)となる。このとき、ラツチ回路5−1
の出力 (00000000)となる。一方、レジスタ回路2−3の内容
は、第5図の各区間〜の各最終時刻において、各々
(01),(00),(01),(00)となり、 におけるΔ′は各々の0,1,0,1となる。
この結果、従来技術では、このΔ′を発生しないため、
上記入力条件では、 となり入力信号x(t)=2を再生できない。かつ、本
発明では、Δ′により、y″は期間〜で各々、(00
000000),(100000000)(100000000),(01000000
0)となり、 を正確に実現することができる。
次にクロツク信号φが(2)式を満足できない場合で
も、シリアル演算可能な手法を第6図,第7図に示す。
説明の都合上、 ((2)式において、M=8,N=4)とする。
ここで、説明の都合上、セレクタ回路4−1〜4−4,レ
ジスタ2−1〜2−3,加算器8−1〜8−3フリツプフ
ロツプ回路6−1で構成される回路部を下位ループ,セ
レクタ回路4−5,レジスタ2−4,2−5,ラツチ回路5−
1,加算器8−4,8−5,AND回路9−1で構成される部分を
上位ループと称する。
時刻tにおける入力信号x(t)とセレクタ回路4−6
で合成される補間信号y″(t)=x(t−T)は減算
器7−1で誤差δに変換され、そのうちLSB側4ビツト
はセレクタ回路4−1を介してレジスタ2−1に、MSB
側4ビツトはセレクタ回路4−5を介してレジスタ2−
4に各々、格納される。まず、下位ループにおいては、
レジスタ2−1のLSB側2ビツトは、加算器8−3,セレ
クタ回路4−2,4−3,レジスタ2−3,フリツプフロツプ
回路6−1で構成されるキヤリー発生回路に入力され
る。このキヤリー発生回路の基本動作は第1図のそれと
同じなので説明は少略する。さて、レジスタ2−1のMS
B側2ビツト、及び、レジスタ2−4のLSB側2ビツトは
セレクタ回路4−4により のLSB側4ビツト(Δ)に変換されたのち、加算器8
−1で補間フイルタ出力信号のうちのLSB側4ビツト(y
L)と加算され、更に加算器8−2でキヤリー発生部の
出力Δ′と加算することにより、新たな補間信号のLS
B側4ビツト(y″)を形成すると同時上位ループに
キヤリーを送出する。
一方、上位ループではレジスタ2−4のMSB側は2ビツ
トはラツチ回路5−1により のMSB側4ビツトに変換され、加算器8−4で補間フイ
ルタ出力信号のMSB側4ビツト(yM)に加算されたの
ち、加算器8−5でφ=“H"のときのみAND回路9−
1を介して入力される下位ループからのキヤリー出力Δ
′と加算され、新たな補間信号y″を形成する。
以上説明したように、本実施例では、入力データを下位
ループと上位ループで分割演算し、キヤリーを上位に転
送することにより、低速高精度演算を可能にする。尚、
前述の説明は都合上、従来クロツクの としたが、多ループに分割することにより、更に低速の
φで動作させることが可能である。
〔発明の効果〕
本発明によれば、分割されたデータを独立に演算し、キ
ヤリーのみを転送することにより、ビツト切捨てによる
補間精度の劣化を防止できるばかりでなく、低速クロツ
クでもシリアル演算が可能となるため、ハード規模の削
減が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の構成ブロツク図、第2図〜
第4図は第1図に示す回路素子の入出関係を示す図、第
5図は第1図の動作を説明するタイミング図、第6図は
本発明の他の実施例の構成ブロツク図、第7図は第6図
の動作を説明するタイミング図である。 1……補間フイルタの入出力信号、2……シフトレジス
タ回路、3……クロツク信号、4……セレクタ回路、5
……ラツチ回路、6……フリツプフロツプ回路、7……
減算器、8……加算器、9……AND回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】サンプリング周波数f、サンプリング周期
    Tでサンプリングされた入力ディジタル信号をN倍のサ
    ンプリング周波数Nf、1/N倍のサンプリング周期T/N(N
    は整数)の出力サンプリング信号に変換するディジタル
    補間フィルタ回路において、 前回と今回の入力サンプリング信号の差δを得る手段
    (7−1,3−1)と、上記差δをN等分した値δ/Nを得
    る手段(2−1,5−1)と、T/N時間ごとに前回の入力サ
    ンプリング信号に上記値δ/Nを加算する手段(5−1,8
    −1,2−2)とを有する主演算部と、 δ/N以下の信号成分を順次加算しキャリー成分を発生す
    る手段(4−2,4−3,2−3,8−3)と、上記キャリー成
    分をタイミング調整を行った後出力する手段(6−1)
    とを有するキャリー成分発生部と、 上記主演算部の演算結果に上記キャリー成分発生部から
    出力されたキャリー成分を加算する手段(8−2)とか
    らなることを特徴とするディジタル補間フィルタ回路。
JP20153385A 1985-09-13 1985-09-13 デイジタル補間フイルタ回路 Expired - Fee Related JPH0732345B2 (ja)

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